2月14日(金)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 2年生の各クラスでは、「空をつくる」(作・絵/村尾 亘)という絵本の読み聞かせがありました。主人公は、絵を描くことが好きなサルです。彼の住む動物たちの町は、昔のような緑豊かな風景が失われ、無機質な茶色い建物が立ち並ぶようになっていました。建物のおかげで青い空が見えなくなり、町の動物たちは悲しみに暮れていました。…そこで動物たちは集まり、話し合いました。「そうだ、空をつくろう!」絵描きのサルに頼んで、建物に空の絵を描いてもらうことを思いつきました。サルの描く空の絵は大人気です。動物たちは安心して、再び建物を建てられるようになりました。求められるままに空を描き続けるサル、そして増え続ける空色の建物。「ぼくたち、空をつくることなんて、してよかったのかな。」・・・本物の空が見えなくなった空を見上げてつぶやいたサルは、本当の空を求めて街を離れていきます。 擬人化された動物たちの世界は、現代の人間に向けての警告のように感じられます。「あぁ、そうだ。これが空だ。失って初めて、ぼくは気がついた。」という最後の言葉が印象的です。そして、イラストもとってもきれいな絵本でした。(写真上) 5年生は、図工の時間に「瞬間コレクション」という作品に挑戦しています。タブレットのカメラ機能を使い、遠近法の効果を生かしたり、身の回りにある物の興味深い瞬間を見つけて撮影し、作品にしていきます。 子ども達は、グループに分かれてどんな作品にするかを考えました。椅子やボール、ほうきなど、身近にある物をどのように利用するかをみんなで話し合い、撮影に向けて準備をしました。校内の廊下や階段に行き、どのように遠近感を利用しようかと試行錯誤して撮影に臨んでいました。 この「瞬間コレクション」は、スマートフォンのカメラ機能でも手軽に撮ることができます。YouTubeやインスタグラムなどのおもしろ写真や映像を見ている子も多いことでしょう。こういう造形遊び的なことは、意外に子ども達の方がアイデアが豊富に出てくるものです。手のひらに乗った人物や、網にとらえられたところ、ボールに押しつぶされそうになる人物など、トリックアートな名作ができていました。(写真中) 6年生は、家庭科の時間に「まかせてね 今日の食事」という学習をしています。食品の組み合わせや環境への影響なども考え、家族が喜ぶ1食分の献立を立てて、食事作りについて考える学習内容です。 献立を考える時は、主食、主菜、副菜、汁物の組み合わせとともに、栄養のバランスを整えることが大切です。様々な食品の栄養素や調理の仕方などをしっかり学習したうえで、家族が喜びそうな1食分の献立を考えていきます。そして、調理実習へと結び付けていく予定です。(写真下) ところで、本日15時30分に、sigfyで「ねりまの家族の健康を応援します」という資料を送信しました。光が丘保健相談所の栄養担当係が作成している資料で、年に数回発行しています。(同じものがこのホームページの「配布文書→光が丘保健相談所」から見ることができます。) 資料の第一面には、25日(火)の給食献立をもとにした、その日1日の献立例が紹介されています。朝食と夕食は、子どもも親も共通です。一方、昼食は、子ども達は給食(当日の献立が載っています。)を食べています。その隣に、「そのころ大人も」という枠組みで、お昼のメニュー例が書いてあります。なんと、「くるっと!一本海苔巻き」が提案されているではないですか。これには驚きました。恵方巻きのような極太の海苔巻きのイラストがあり、「おにぎりより簡単! ラップの上に焼きのり1枚を置き、ご飯の上に焼肉や豚カツ、レタスやナムル、ゆで野菜等をのせて、くるっと巻くだけで出来上がり!」と説明が書いてあります。さらに吹き出しには、「前日のおかずの残りや冷凍食品を活用して」と書いてあります。 保健相談所の栄養担当係の方の提案ですから、これは間違いありません。ご家庭で実践されたら、ぜひ感想をお寄せください。 あいさつ運動(4年生)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 元気いっぱいに大きな声であいさつができると、それに応えるように素敵なあいさつが返ってきます。朝から笑顔であいさつをし合う姿を見ていると、とても嬉しい気持ちになります。この活動を通して、あいさつの心地よさを少しでも多くの子供たちに感じて欲しいと思います。 2月中に残り2回のあいさつ運動があります。4年生の力で校内のあいさつをさらに盛り上げていきたいと思います。 2月14日の給食![]() ![]() ブロッコリーサラダ ココアケーキ 牛乳 一口メモ 今日は、バレンタインデーにちなんで、ココアとチョコを使ったケーキを作りました。 世界には、いろいろなバレンタインの習慣があります。フィンランドでは、友達の日とされています。友達同士で、メッセージカードやチューリップを贈り合うそうです。また、アメリカでは、男性が女性にカードや花束を贈ります。 日本では、バレンタインと言えばチョコレートです。今では、甘くておいしいチョコレートですが、元々はカカオ豆をすりつぶした飲み物で、神様の食べ物と言われるほど貴重なものでした。不老長寿の薬とされていたようで、それはそれは苦い味だったそうです。チョコレートが薬だったなんて、今では想像できないことですね。 2月13日(木)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 今週は、各クラス1時間ずつ、音楽室で授業を行いました。普段は1年生の担任が音楽の授業をしています。今回は音楽専科の先生にも入ってもらい、大太鼓や小太鼓、トライアングルの指導を見てもらいました。いろいろな子どもにそれぞれの楽器を体験させ、その中から楽器の配置を考えていきます。(写真上) 「子犬のマーチ」は、かわいい子犬たちが楽しく歩く様子を描いた曲です。とても明るく親しみやすいメロディが特徴で、子ども達にもとても人気がある曲です。作曲者は不明ですが、英語では「Bee March(みつばちマーチ)」というタイトルが付いています。 3年生の各クラスに、そろばんの授業がありました。旭町小の近くでそろばん塾を開いている樋口先生から、2時間ずつそれぞれのクラスに指導していただきました。 そろばんの学習は、3年生で2時間指導することになっています。(4年生でも、1学期の終わりに2時間の指導があります。しかし、それ以外はもうそろばんの学習はありません。)今日は、そろばんの仕組みや簡単なたし算ひき算における珠の動かし方を習いました。今回初めてそろばんに触る子がほとんどです。この2時間の指導では、そろばんの仕組みを知って、少し使ってみるという程度しかできません。しかし、講師の樋口先生のてきぱきとした指導で、そろばんでの数の読み方や一珠・五珠の動かし方を楽しく習うことができました。(写真中) そろばん塾は、今もあちこちにあるようですが、習っている子は以前に比べてだいぶ少なくなっているのではないでしょうか。(今年の3年生でそろばん塾に行っている子は、学年で4人ほどでした。)そろばんを学習する意義は様々あります。頭の中にそろばんの珠をイメージすることができるようになると、暗算が得意になるというのが一番の魅力でしょうか。また、その他にも、集中力・記憶力・忍耐力・処理能力など、様々な力を身につけることができると言われています。昔から「読み・書き・そろばん」と言われてきただけあります。 そういう私も、子どもの頃にそろばん塾に通っていました。というか、通わされていました。2年生の3学期に、親に連れて行かれて習うことになったのです。やはり自分からすすんで取り組んだのとは違い、無理やり習わされても長続きはしないものです。・・・結局、2か月半ほどでやめることになりました。(やっとやめさせてもらった)でも、読み上げ算以外にも、そろばんのかけ算やわり算まで習うことができました。 先月の22日から、計10日間にわたって、6年生と会食会を行ってきました。毎年、卒業前の6年生を5〜6人ずつ応接室に呼び、一緒に給食を食べながら話をする「会食会」を行っています。今日は、その最終回でした。先日欠席していた子も入れて、6人と行いました。(写真下) 会食会では、いつも事前に担任の先生から指導しておいてもらっています。それは、「一人ずつ将来の夢について語ってもらいます。説明が不十分だと、校長先生の鋭いツッコミが入ります。」という指導です。(ただし、将来の夢というのは、「将来の職業でもいいし、中学校に行ってがんばりたいことでも可」としています。) お盆に給食を載せて、緊張の面持ちで応接室に入って来る様子を見るのも、楽しみの一つです。改まって面と向かって私と話をするということは、学校では滅多にないことですから、緊張するのも無理はありません。一方、余裕で部屋に入って来る子も多数います。そんな一人一人の個性に出会えるのも、会食会の楽しみと言えます。 最初は、給食の話題や授業のことなどを話し、ほどほどに場をほぐしてから本題に入ります。名前順で指名し、将来の夢について語らせます。今日の6人も、様々な職業を挙げて話していました。鉄道の運転士、歴史研究家、国家公務員(国土交通省か総務省)、さらには音楽をつくるアーティストのマネージャーまで、子ども達の夢は実に様々です。 そこから私のツッコミが始まり、ありとあらゆる角度から質問を投げかけます。子どもとのそんなやり取りが大好きです。中には戸惑ってしまう子もいますが、こちらの質問にしっかり返答してくる姿から、子ども達の成長が見えてきます。 ということで、私はずっとしゃべりっぱなしの30分間になります。子ども達を帰してから、やっと給食を食べることができます。 児童集会「2024年に流行ったもの集会」![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 大谷翔平選手、オリンピック(シンボルの五輪)、流行ったダンスや歌に、みんな「あー!○○だ!」と楽しそうに反応していました。 集会委員の児童は、今日のためにダンスの練習をしたり、五輪を表現するにはどうすればいいか考えたり、楽しく準備を進めてきました。当日までの準備も、見通しをもって計画的に取り組む力がついてきました。 2月13日の給食![]() ![]() お好みバーグ 野菜のごま酢和え 切り干し大根とわかめの味噌汁 牛乳 一口メモ 今日は、ハンバーグをアレンジして、名前の通りお好み焼きのようなハンバーグを作りました。 豚ひき肉に、みじん切りのキャベツと紅生姜が入っています。ソースは、ハチミツを入れて、お好み焼きソースのような甘めの味付けにしました。かつお節と青のりをトッピングして、見た目もお好み焼きのような仕上がりになっています。 ハンバーグは、アレンジ次第でいろいろな楽しみ方ができる料理です。トマトソースや和風ソースなど、ソースを変えてみたり、具材にキャベツやチーズを入れたり、卵を包んだりする工夫もできます。 また、食べ方もいろいろアレンジすることができます。パンに挟んでハンバーガー風にしたり、目玉焼きと一緒にご飯にのせて、ロコモコ風にしたりすることもできます。 2月12日(水)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() まず、12×3と12×30の答えを比較させ、「何十」でかける場合の計算について考えていきます。そこから、かける数が10倍になると答えも10倍になることに気づかせていきます。さらに、12×23の計算では、かける数の23を20と3に分けて計算して考えます。そうすることで、何十の計算を生かした筆算の仕方が生まれてきます。 筆算の良さは、全て九九とたし算で答えが出るところにあります。九九とたし算ができれば大丈夫…と考えがちですが、位取りの位置や繰り上がりのメモを誤ると計算ミスになります。繰り返し練習問題に取り組ませ、筆算が正確にできるように指導していきます。(写真上) 5年2組の教室で、電磁石のセットを使った実験が行われていました。先週は、100回巻きのコイル作りに苦戦していましたが、なんとか全員の電磁石が完成したようです。 今日行っていたのは、電磁石の強さの違いについて、条件を変えながら調べる実験でした。「100回巻きと200回巻きの電磁石の強さの違い」と「電池1個と電池2個(直列つなぎ)での電磁石の強さの違い」についての2つの実験を行いました。5年生では、「条件制御」と呼ばれる理科の考え方を重点的に指導するようになっています。条件制御とは、複数ある条件の中から自分が調べたい条件だけを変えて、残りは固定して実験をする方法です。実験結果から、変えた条件が影響しているかどうかを調べていきます。 電池1個と2個との違いを調べる実験では、回路の途中に簡易検流計を入れるように配線しました。電流の強さの違いを電磁石の強さと関係付け、具体的な数値で示すことができるようにしています。子ども達は、電磁石にくっついた釘の本数で強弱を判断していました。毎年思うことですが・・・実験セットに入っている釘がやや重いため、それほど大きな違いが出にくいのが難点です。(写真中) 「ホチキスの針のような軽いものをたくさん用意して、何個くっついたかを比べる方法」あるいは、「方位磁針を使い、針が動き始めるまでの電磁石との距離の違いで比べる」という方法で実験することもできます。 2年生は、音楽の時間に「いろいろな たいこの音を楽しもう」という学習をしています。お祭りや地方伝来の太鼓の音色を聞き比べる鑑賞教材の学習です。さらに2年生は、3学期に入って「なべなべそこぬけ」の曲に合わせて、和太鼓やしめ太鼓に触れてきました。伝統的な和楽器に親しみをもたせるとともに、様々な太鼓が各地にあるということを学んでいきます。 教科書には、まず「津軽じょっぱり太鼓」が載っています。青森県弘前市で製作されている大きな太鼓です。津軽の夏を彩る祭りである「ねぷた祭り」に欠かせない太鼓として有名です。重低音の大太鼓の響きもすごいですが、映像で見るとさらにそのすさまじさが伝わってきます。人の背丈の何倍もある大太鼓を、たくさんの人でたたいています。そのバチの長さも相当なものです。さらに太鼓の上に乗ってたたく人の姿も…。直接お祭りの会場で見ることができたら、どんなにすばらしいことでしょう。(写真下) 他にも、岩手県盛岡市の「さんさ踊り」で使われているさんさ太鼓の映像も見ました。さんさ踊りは、4日間にわたって3万人以上の参加者が県内外から押し寄せ、盛岡の中心部を熱く盛り上げる祭りです。笛の音と太鼓のリズムに合わせて全身を使って踊ります。太鼓は、直径50cm、重さ約7kgを身に付けて一緒に踊ります。その規模から、「日本一の太鼓パレード」とも呼ばれています。 昔から日本では、お祭りやお祝い事には太鼓が欠かせない楽器になっています。この辺りでは、「旭太鼓」が有名です。11月の広場の祭典では、毎年参加して会場を盛り上げ、人々を楽しませています。 2月12日の給食![]() ![]() 四川味噌豆腐 中華風コーンスープ 牛乳 一口メモ 2月の給食目標は、「給食のルールを守ろう」です。給食をおいしく、楽しく、気持ちよく食べるために、子ども達に守らせたいルールがあります。 (1) 給食の前には、しっかりと手洗いをしていますか? (2) 食べ物や作ってくれた人に感謝の気持ちを込めて、食事のあいさつをしていますか? (3) 食器の置き方や箸の持ち方は正しくできていますか? (4) 姿勢よく、よく噛んで食べていますか? (5) 協力して準備や片付けができていますか? 給食を楽しくおいしく食べることはとても大切ですが、同時に食事のマナーもしっかりと身につけていけるように指導していきます。 2月10日(月) その2![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 2組で取り組んでいたのは、「みかんが15個あります。何個か買ってきたので、全部で32個になりました。買ってきたみかんは何個ですか。」という問題文でした。今まで1年生の頃から、「全部で」という言葉が出てきたら「たし算」というイメージがありました。また、問題文から、みかんが増えてくる場面であるととらえる子も多いことでしょう。 そこで、図に書いて考えさせるとともに、分からない数を「□」としてテープ図に表すやり方を指導します。全体の数と部分の数を意識させ、□がひき算で求まることを理解させていきました。小学校の算数における数量関係の基礎となる学習です。問題文をよく読みながら、図に表せるように指導していきます。(写真上) 10月〜11月に植え替えをしたサクラ草に、少しずつ花がつき始めてきました。今年は猛暑の影響で、苗の夏越しが非常に厳しく、植え替え時期が1か月も遅くなりました。そのため、例年よりも開花が遅くなっています。 それでも、寒さには強いサクラ草です。4〜6年生の鉢は、図書室の外に並べて管理してきました。先月から太陽の通り道が少しずつ変わり、陽の当たる時間が長くなってきました。サクラ草は、花芽ができればそれほど直射日光は必要ありません。明るい日陰で十分です。(むしろこれからの日光は強過ぎて、葉が焼けてしまいます。) 中休みが終わったところで6年生の子ども達を集めて、これからの管理について指導しました。黄色や茶色くなった葉をかき取り、南校舎側の日陰になる場所に移動させました。また、今後も毎日水やりをたっぷり行うことが欠かせません。今後は、5年生や4年生にも鉢の移動を考えていく予定です。(写真中) 4校時に、6年2組の授業観察がありました。国語の「海の命」という物語教材の授業でした。この物語のクライマックス場面について、子ども達と深く考え合う授業内容でした。「太一は、なぜクエを殺さなかったのか?」という問いは、この物語の主題を考える上でとても重要です。しかし、大人でもその解釈がとても難しいものです。 実際、2組の子ども達は、物語に書かれている言葉をヒントに、様々な考え方で発表していました。太一の父親の「海のめぐみ」と言っていた言葉や、与吉じいさの「千匹に一匹でいい…」という言葉から、だんだんと「海の命」とのつながりが見えてきました。 以前、太一の父親は、瀬の主を相手にモリを打とうとしています。それは、漁として行った行為でした。一方の太一には、父の仇打ちとしてモリを構え、復讐的な思いが存在していました。そこで父親や与吉じいさの言葉がよぎり、考えを変えた…ととらえるべきなのでしょう。 私には、以前から信じている考え方があります。瀬の主であるクエを万物の神ととらえ、海の生き物(海で暮らす人間も含めて)の全ての支配者に感じられたため、太一はクエを殺さなかった…ととらえることはできないでしょうか。(写真下) 2月10日の給食![]() ![]() ぶりの照り焼き わかめサラダ どさんこ汁 牛乳 一口メモ 今日のどさんこ汁は、北海道を代表する食材のにんじんやじゃがいも、玉ねぎ、コーン、バター、豚肉を使った汁物です。北海道は、トウモロコシやにんじん、じゃがいも、玉ねぎの日本一の生産地です。また、豚や牛、羊などの畜産も盛んです。 「どさんこ」とは、北海道の小型の馬や、北海道で生まれた人を指します。また、北海道で作られたものを「どさんこ」と呼ぶ場合もあります。 どさんこ汁は、普通の味噌汁のようにも見えますが、バターが入っているのが特徴です。そのため、味がまろやかでコクがあり、冷めにくいこともあり、寒い時期にぴったりの体が温まる汁物と言えます。 2月10日(月) その1![]() ![]() ![]() ![]() ・・・先週の土曜日は、今年度最後の学校公開日でした。そして、道徳授業地区公開講座として、全ての教室で道徳の授業公開を行いました。今日は、道徳の授業に関するお話をします。 道徳の授業では、毎回いろいろな内容について資料をもとに考えていきます。友だちと仲よくすることの大切さや、夢に向かってがんばることの大切さ、さらには日本の文化や世界の国々について理解することの大切さについても学びます。たくさんある道徳の学習の中でも、「命の大切さ」を扱った道徳の資料は、とても重要な学習です。 先週行われた道徳の授業から、命の大切さについての学習内容をいくつか紹介します。 2年1組で、「空色の自転車」という学習をしました。自転車に乗っていたかんた君が交通事故にあいました。何時間もかかる手術が終わっても、かんた君の意識は戻りませんでした。お父さんとお母さんは、かんた君が目を覚ますように、いろいろなお世話をしました。さらに、先生や友達が次々とお見舞いにやって来ました。家族の支えもあり、やっと意識が回復した時、みんなは涙を流して喜びました。やがてかんた君は、松葉づえをつきながらリハビリに励むようになりました。「また自転車に乗れるようになるかなあ。また、あの空色の自転車に乗りたいなあ。」というかんた君のセリフでお話が終わります。 授業では、「足を動かす訓練をしながら、かんた君はどんなことを考えていたでしょう」ということについて、みんなで考えました。命は、自分だけのものではありません。かんた君は、大きな事故を通して、周りのたくさんの人が自分の命を気にしてくれたことに気がつきました。みなさんも、病気やけがをした時に、多くの人が心配してくれたという経験があることでしょう。そんな命の大切さを知ることができた授業でした。 次に、先週火曜日に、3年2組で行われた道徳の研究授業でのお話です。「ヌチヌグスージ」という資料を使った授業がありました。「ヌチヌグスージ」とは、沖縄で行われている「命の祭り」のことです。先祖の墓の前で、感謝の気持ちを歌や踊りで伝える行事です。初めて沖縄にやってきた「コウちゃん」は、島の人たちが墓の前で行っているお祭りを見て驚きます。その様子を見ていた島のおばあちゃんから、命はお父さんとお母さんから受け継いだものであることを聞きます。そしてさらには、その前のおじいちゃんやおばあちゃんから受け継いだものであること、さらに数えきれないほどのご先祖様がいて、そのうち1人でも欠けたら今の自分は存在しないという話を聞きます。最後にコウちゃんは、たくさんのご先祖様に届くように「命をありがとう!」と叫びます。 3年生のこの学習では、自分の命は遠い昔から受け継がれてきているものであり、ずっと続いている大切なものであるということに気づきました。そんな命の大切さを知ることができた授業でした。 最後に、5年生の道徳の授業を紹介します。「最後のコンサート」という、NHK交響楽団の首席チェロ奏者として活躍した徳永兼一郎さんの実話をもとに、授業が行われました。がんで亡くなる直前まで演奏を続ける徳永さんの姿が紹介されています。自分の体が思うように動かなくなっても、ホスピスでのコンサートを目標にして練習に取り組みました。お世話になっているみんなに喜んでもらいたいという思いで練習を再開しました。 授業では、最後に実際にホスピスで行われた演奏会の映像をみんなで見ました。死を目前にし、「精一杯生きる」とはどういうことかを考えさせられる授業でした。 今日は、命の大切さについて考える道徳の授業について紹介しました。この他にも道徳の教科書には、命の大切さに関する資料がいろいろ載っています。道徳の授業を通して改めて命について真剣に考えたならば、決して軽々しく命を揶揄する言葉…つまり「死ね」とか「殺すぞ」などという言葉は言えないはずです。・・・ 続いて、生活指導主任の先生から、不審者に気をつけるための大切な話がありました。先週、メール配信で不審者情報をお伝えしました。すぐに練馬区から警備員が配置され、登下校の時間帯に見回りを強化してもらっています。子ども達には、遅くまで公園で遊んでいることがないように指導をしました。 2月8日(土)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 今回は道徳授業地区公開講座として、1校時に1〜3年生、2校時に4〜6年生の道徳の授業を公開しました。東京都では、各学校で必ず道徳の授業公開を実施することとされています。保護者の皆様に道徳教育についての関心をもっていただくためです。道徳教育は、もちろん道徳の授業も大切ですが、教育活動全般で実施されてその成果が表れます。学校では、各教科や休み時間、給食や掃除の時間も道徳教育の場ととらえて指導しています。ですから、子ども達が地域や家庭で過ごしている時も、同様に道徳教育が重要であるわけです。 2年2組では、「ありがとうの絵」という資料を使い、「感謝」について考えさせる授業が行われていました。お父さんに、「ありがとうって思う時の絵を描いてごらん」と言われただいごくんは、雨の中で友達の傘に入れてもらっている絵を描きました。一方、お父さんが描いたありがとうの絵は、おじいちゃんに叱られている時の絵でした。・・・「ありがとう」という場面を具体的に考えた時、子ども達は「人から何かをしてもらった時」や「物をもらった時」と答えます。他人から何かをしてもらい、自分がうれしい気持ちになった時が、「ありがとう」であるととらえています。 しかし、この資料を通じて考えていくうちに、人から注意をされた時も、その相手の気持ちを考えると「ありがとう」であるということに気づきます。また、子ども達は、普段からクラスの友だちや先生、地域の方々や家の人たちから様々なことを指導されて育ってきています。自分を良くするために注意してくれたことへの「ありがとう」であると、学び取っていきました。(写真上) 5年生では、「最後のコンサート」という資料を使った「生命尊重」の授業が行われていました。NHK交響楽団の首席チェロ奏者として活躍した徳永兼一郎氏の実話をもとにした資料です。がんで亡くなる直前まで演奏を続ける徳永氏の姿が紹介されています。自分の体が思うように動かなくなっても、ホスピスでのコンサートを目標にして練習に取り組みました。お世話になっているみんなに喜んでもらいたいという思いでの練習再開でした。死を目前にし、「精一杯生きる」とはどういうことかを子ども達に考えさせていく内容になっています。 授業の導入では、音声のみでチェロの演奏を聴かせていました。そして授業の終わりでは、実際の演奏会での映像を子ども達に見せていました。末期がんで下半身が不自由になり、それでも車椅子でホスピスでのコンサートに臨む姿は、それだけで心を打つものがあります。演奏していた曲は、カタロニア民謡の「鳥の歌」でした。(写真中) 3校時に、体育館で6年生のキャリア教育出前授業が行われました。22年前に旭町小を卒業した2人を講師に迎え、先輩から学ぶキャリア教育の授業でした。講師の近藤ご夫妻は、私がかつて旭町小で5,6年生の担任をしていた時に、隣のクラスに在籍していた「子」です。昨年度、奥様がダンス教室の先生をしていることから、クラブ活動の指導に来てもらったことがきっかけになりました。 ご主人は弁護士をしています。弁護士の仕事についてや、学校でどんなことを学んでおくとよいかということを子ども達に話していただきました。その中でも、弁護士は人の気持ちを理解してあげることが大切であり、そのためにいろいろな経験をしておくことの重要性を語っていたのが印象的でした。スポーツや勉強をがんばることとともに、友だちとけんかをしたり仲直りしたりすることさえも大切であると話していました。また、小さい頃から弾いてきたピアノの特技を生かして、音楽クリエーターの仕事も行っているというから驚きです。 一方の奥様は、子どもの頃から様々なダンスに打ち込んできた経験から話をしていました。クラシックバレエから始まり、ヒップホップやチアリーディングまで、多くの経験が現在の基盤になっています。さらに、社会人として会社勤めをしながらダンスを両立させ、現在の仕事に就くまでに至りました。まさに自分の特技を生かした人生を歩んできています。 2人とも、自分の道を自ら切り開いてきました。しかし、それは容易な道のりではなかったはずです。たくさん迷って、挑戦して、悔しい思いをしたということも語っていました。卒業生2人の姿を見て、6年生が大きな夢に向かって進んでいく未来が、とても楽しみになりました。(写真下) 最後に、ご主人のピアノ演奏に合わせて、奥様が創作ダンスを踊りました。高学年の担任は、卒業を前に大変な毎日が続くものです。幸せいっぱいの2人の姿を見て、22年前の苦労がスッと消えていくような気がしました。 キャリア教育出前授業(6年生)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 講師は、旭町小学校の卒業生である近藤ご夫妻です。旭町小学校を卒業した後、それぞれの道に進み、弁護士とダンス教室の先生をしておられます。 出前授業では、それぞれの職業を目指したきっかけや夢をかなえるためにどのような努力をされたのかなど、詳しくお話ししていただきました。お二人とも好きなことをきっかけに今の職業を目指されたそうですが、その過程で悩んだり諦めてしまおうかと思ったりしたこともあったそうです。 子ども達は、自分の先輩方の活躍を知り、たくさん質問をしている様子が見られました。さらに、弁護士バッジや六法全書、ダンスの衣装などを実際に見せてもらうことができました。 また、授業の最後には、ピアノの生演奏に合わせてダンスを披露していただきました。美しいピアノの音色と優雅なダンスに、子ども達は目を輝かせていました。 2年生 生活科(つくってためして)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 2年生は、「こうやってやるんだよ。」「こうするといいよ。」などと優しく声掛けをし、コツを伝えながら工夫して教えていました。1年生も2年生の説明をよく聞いて、楽しみながら上手におもちゃを作ることができました。完成したおもちゃで遊ぶときも、遊び方を工夫して様々な技を生み出したり、友達と合わせ技に挑戦したりして楽しみました。 振り返りの感想では、「たくさんおもちゃを作れて楽しかった。」「優しく教えてくれたからよく分かった。」「去年は教えてもらう側だったけど、今年は上手に教えられてよかった。」など、達成感に満ちた言葉が多く出てきました。 2年生がお兄さん・お姉さんとして活躍する姿が見られ、また1年生も楽しそうに過ごすことができ、とても温かい時間になりました。 2月7日(金) その2![]() ![]() ![]() ![]() 今日は、ロボロボ(教科書に出てくる黄色いロボット)が書いた1年生への手紙を読み、相手や場に応じた表現について考える学習を行いました。ロボロボは、こんなお知らせの張り紙を作りました。「1年生へ 『お楽しみ交流会』に出るにあたり、各自が写真をとれるよう、タブレット端末を持参すること。多様なゲームを用意したから、楽しみに待っていろよ。」・・・その後、これを見た1年生が、困ったり嫌な気持ちになったりしているということが分かりました。どの言葉をどのように直したらよいか、ということについて考えてさせていきました。(写真上) まず、相手が知っている言葉を使う必要があります。1年生に難しそうな言葉はないか、そしてそれをどう書き換えたらよいかを考えると・・・「持参する」→「持ってくる」や「多様」→「いろいろな」というように書き換える必要があります。次に、文末表現に気をつけることも大切です。「〜すること。」や「待っていろよ。」は、あまりにもぶっきらぼうな表現です。 授業では、グループで話し合い、ロボロボくんが作った手紙を書き直す作業に取り組みました。言葉の使い分けは、大人になっても難しいところがあります。それだけに、この単元を通してしっかりと理解させていくことが重要です。 4年生は、理科の時間に「水のすがたと温度」という学習をしています。以前、水を沸騰させた時の温度変化と、水(お湯)の様子を調べる実験についてお伝えしました。今日は、水を冷やして氷になる時の温度変化や、その様子について調べる実験を行っていました。 大きなビーカーに氷と食塩を入れ、冷却するための装置を用意しました。そこに水の入った試験管を入れて、氷になるまでの温度を1分おきに測っていきました。棒温度計はスタンドに吊るし、試験管の水の温度を測るのに使います。 スタートして、すぐに急激に温度が下がりました。(2〜3分で0度になりました。)しかし、その後もずっと0度のまま変化が見られませんでした。試験管の中の水もそのままです。ところが、10分ほど経つと、試験管の中の水が氷になったことに気がつきました。アイスキャンディーのように棒温度計に氷がつきました。さらにその後が重要です。0度のままだった温度計の目盛りが下がり始め、どんどんマイナスの温度を示すようになりました。(写真下) 水は、冷やされて0度になると凍り始め、全て氷になるまで0度のままの状態でいます。そして、全て氷になると、さらに温度が下がっていくということが分かりました。水を沸騰させた時は、100度よりも温度が上がりませんでした。逆に水を凍らせた時は、0度からさらに温度が下がるという違いがあります。 また、水が氷になると、体積が少し増えるということも分かりました。プールの注水栓は、冬前に水抜きをしてあります。鉄の管ではありますが、水が入った状態で凍ってしまうと、体積の膨張で注水栓が隆起するという事故が発生するからです。 2月7日(金) その1![]() ![]() ![]() ![]() 4年生にとっては、初めてのあいさつ運動です。みんなよりちょっと早く登校してきたのもうれしかったのでしょう。全校児童が登校してくるのを、門の近くで今か今かと待ち構えていました。今日担当した子ども達も、とても気持ちのよい声で、元気よくあいさつを投げかけていました。 児童玄関を入ると、すでに明日の学校公開のための受付が用意してありました。そしてその隣には、連合書写展と連合図工展に出品された児童の作品が掲示してあります。登校してきた子ども達が、さっそく友達の作品に見入っていました。(写真上) 以前通知しましたが、例年会場として使われている区立美術館の改築工事により、今年は展示会場に変更がありました。書写展は練馬区立産業プラザ、図工展は石神井公園区民交流センターで行われました。どちらの作品展にも行ってきましたが、会場のスペースの関係で各校からの作品が少なく、少し寂しい印象を受けました。 連合書写展も図工展も、出品した子は限られていましたが、学校で選出した人数は例年通りたくさんいます。(校内書き初め展では、金色の印をつけて掲示していました。)表彰する時は、学校で選出した全ての子ども達に賞状(出品証)を渡す予定です。 さらに明日の受付の横には、5年生の図工作品「立ち上がれ! マイライン」を展示しています。1本のアルミ線からできることを試しながらイメージを広げ、おもしろい形を追求した作品です。また、低学年の廊下には、図工の絵画作品を掲示しました。学校での授業公開は、9月の第二土曜以来となります。授業はもちろんですが、各階の廊下等に掲示・展示されている作品にもご注目ください。 1校時に、6年生の算数の授業がありました。現在6年生は、6年間の総復習となる「算数のしあげ」という学習をしています。今日は、「割合」に関する学習内容の復習問題に取り組みました。 割合は、基準量を1とみた時に、比較量がどれだけにあたるかを表した数です。1年前の5年生の時に学習しましたが、この考え方は小学生にはとても難しい部分です。「割合=比べられる量÷基にする量」と、何度も繰り返し学習してきましたが、問題文からどれが比べられる量で、どれが基にする量なのかがさっぱりわからないという子が多かったのが1年前でした。中学校の「数学」になる前に、もう一度しっかり割合の意味を復習し、理解しておくことが大切です。いよいよ「算数のしあげ」も終わりに差しかかっています。(写真下) 2月7日の給食![]() ![]() 冬野菜のポトフ オレンジ 牛乳 一口メモ カレーライスを始め、カレーパンやカレーうどんなど、カレー料理は大人にも子どもにもとても人気があります。 今日は、カレーパンを給食で作るようにアレンジし、揚げるのではなく、オーブンで焼いた「焼きカレーパン」を作りました。 最初に、豚のひき肉とにんじん、玉ねぎなどで中の具材となるカレーを作りました。その後、柏型のパンにカレーを挟んで、オーブンで焼いて仕上げています。限られた時間の中で具を作ってパンに挟まなければならないので、大変な作業でした。調理員さんたちががんばって作ってくれました。 2月6日(木)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() その体育朝会は、登校後すぐに校庭に集合して行いました。体つくり運動として、バランスや柔軟性を高める運動や、全身を使った「体ジャンケン」を行いました。元気よく動いたことで、体も心も少し温かくなったようでした。それでもまだ寒がっている様子が見られましたが、日本海側で大雪になっていることを考えると、こうして晴天の下で運動ができるのは大きな幸せです。 体育朝会が終わって校内に入る前に、1年生の先生がクラスの子ども達を中庭に連れてきました。池に氷が張っていたので、それを見せるためです。毎年この時期に、池に氷が張る日が見られるようになります。今日は、いつもより分厚い氷が張っていました。「そぅ〜とさわってごらん」と先生が声をかけると、恐る恐る池に近づき、手を差し伸べていました。(写真上) 「冷た〜い」「カチカチ」…氷の感触にみんなびっくりしていました。でも、1年生の子ども達の中には、なんで凍ってしまったのかがよく分からない子もいたようです。それだけ今まで、水が凍るほどの寒さを経験してこなかったのでしょうか。やはり東京の冬は暖かい方だと思います。私の住んでいる埼玉では、辺り一面霜が降りて真っ白ですし、外の水道はお昼ごろまで凍っていて水が出せません。 2月になり、中庭に太陽の光がたっぷり届くようになりました。そして、陽の光の強さを感じるようになってきました。1年生をびっくりさせた池の氷も、中休みの頃にはすっかり融けてしまっていました。 4年生は、総合の学習の時間に「都道府県博士になろう」という学習をしています。自分で関心のある都道府県を選び、観光地や特産品などを調べてクイズ形式でまとめていきます。タブレットを使って調べるとともに、スライドを工夫してクイズにまとめていく予定です。 1組の様子を見に行きました。北海道や静岡県、秋田県、沖縄県など、日本全国様々な都道府県を一人一人が選んでいました。どうしてその都道府県にしたのかを聞いてみると、「親戚が住んでいるから」や「旅行で行ったことがあるから」という理由がほとんどでした。 新潟県について調べている子が3人いました。タブレットの画面を見せてもらうと、「笹だんご」の写真が・・・新潟県を代表するお土産のナンバー1です。笹だんごは、緑色の餅の中にあんこ(粒あんです!)が入っています。それを笹でくるんであり、さらにひもで縛って売られています。緑色なのは、ヨモギが練り込まれているからで、このヨモギと笹の香りがおいしさを引き立てます。大学生の頃、帰省するたびに笹だんごをお土産として買い求め、友達に配って喜ばれました。 さらに4年生の子が調べていたのは、「タレカツ丼」でした。これは、新潟県の中でも新潟市に近いあたりで有名なようです。最近は、よくテレビでも取り上げられています。私は富山県寄りの上越市出身なので、このカツ丼についてはよく知りません。揚げたての薄めのトンカツを甘辛醤油ダレにくぐらせて、ご飯にのせただけのシンプルなもののようです。(写真中) 5年生は、理科の時間に「電流がうみ出す力」という学習をしています。電磁石の性質について学習する単元です。実験教材として「電流のはたらき C型」という基本実験セットを全員に購入しました。乾電池2個をつなげて、電磁石の性質を調べる実験ができる教材です。箱には、「魚つり、クレーンゲームもできるよ」と書いてあります。子ども達のワクワク感が倍増します。 しかし、まずは説明書を見ながら実験セットを一つ一つ作っていくところからやらなければなりません。(これが、実はとても重要なのです!)ビニル導線を決まった長さに切り分け、端から数センチ分のビニルをむいていきます。電池ボックスを作り、スイッチ金具を取り付け、そして最大の難関は100回巻きのコイルを作ることでした。 2組の教室に行くと、先生にヘルプを求める子の声があちこちから聞こえてきました。エナメル線を筒状のプラスチックに100回巻いていくのですが、束ねてあったエナメル線がこんがらがって大変なことになっていました。これは、この実験セットを買うと毎年必ず出くわす出来事です。私も担任していた頃、からまったエナメル線をほどく作業を夜遅くまでやることになりました。 教材を作っている会社も、そういう学校の困り感はよく知っているようです。束ねてあるエナメル線を単1電池に巻き付けて使うようにさせる方法が出始め、からまる子が少なくなりました。200回巻きの電磁石は、最初から巻いてあるものがセットにはいています。中には、100回巻きも最初から巻かれている簡単コースの実験セットも売られています。しかし、それはいけません。子ども達に100回巻きを苦労して作らせるところに意義があるのですから。 悪戦苦闘して作った100回巻きの電磁石を使って、次回の理科の時間からいよいよ楽しい実験の始まりです。(写真下・・・とてもきれいに作った子の電磁石です。) 体育朝会![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() まずはバランス感覚を養うために10秒間、目を瞑って片足立ちをしました。意外にも目を瞑ることでバランスをとることが難しくなり、フラフラして両足を地面に着けてしまう子が多かったです。10秒間バランスを崩さなかった子供たちからは、「やったー!」「できたよー!」という声が聞こえてきました。 次に、柔軟性を高める運動に取り組みました。足を肩幅に広げ、つま先を交互にタッチしました。10秒間でたくさんタッチすることができていました。 最後に体ジャンケンを行いました。体を大きく使い、「グー、チョキ、パー」と表現してジャンケンをします。ジャンケンに勝った子は「イェーイ!」と声を出して喜んでいました。楽しく運動することができたようです。 今日やった運動は、どれもその場でできる運動なので、是非様々な場所でも取り組んでみて欲しいです。 2月6日の給食![]() ![]() じゃこふりかけ 筑前煮 野菜のごま酢和え 牛乳 一口メモ クイズです。筑前煮は、別の名前でも呼ばれています。それは、次のうちのどれでしょうか? (1) がめ煮 (2) まめ煮 (3) しめ煮 答えは、(1)の「がめ煮」です。筑前煮は、福岡県の郷土料理です。福岡県の北部は、「筑前の国」と呼ばれていたためこの名前がつきました。 鶏肉や野菜などのいろいろな材料を使う煮物の料理です。方言で「寄せ集める」という意味の「かめくりこむ」から「がめ煮」という呼び名もあります。 筑前煮は、具だくさんで栄養バランスのよい料理です。今日は、鶏肉やにんじん、たけのこ、こんにゃく、里芋、干ししいたけ、ごぼう、さつま揚げ、いんげんの9種類の具材を使っています。 |
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