3月3日(月) その2![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() これから何回か練習を積み重ねていきますが、今日最初に練習したのは、「座り方と立つ姿勢」さらに「お辞儀の仕方」でした。子ども達はパイプ椅子に座るのですが、座り方もいろいろです。卒業式全体は長いので、いつも緊張して背筋を伸ばした座り方で…というわけにはいきませんが、だらっとした座り方は厳禁です。背中を背もたれにつけながらも、きちんと前を見て話を聞く姿勢と、すぐに起立ができる座り方でなければなりません。次第に姿勢が崩れてくる子は、きっと普段の授業中でも椅子の座り方が良くないのではないかと思います。 式中は、何度かその場に起立し、「礼」をする時があります。あるいは、証書授与の際には、何か所かでお辞儀をすることになります。このお辞儀の仕方も、最初のうちは子どもによって様々です。それほど深々と頭を下げなくてもよいのですが、上半身を傾けて視線を足元に向けることがポイントになります。そして、「1,2,3」のタイミングで行うことです。「1は、気をつけの姿勢で止まる」、「2で上半身を傾けて、しっかり止まる」、「3で、体を起こす」と指導します。しかし、「2のきちんと止まる」ことを今まで意識してこなかった子がほとんどのようでした。正しいお辞儀の仕方を繰り返し指導していきます。この他にも、お辞儀をする時の手の位置や足(かかとをそろえる)、目線など、多くの指導ポイントがあります。(写真上) 今日は、この後に証書授与の方法についても指導していました。壇上で名前を呼ばれて返事をするところや、校長から証書を受け取るところ、来賓や職員へのお辞儀、そして歩き方と、簡単そうで難しい所作の連続です。 この他にも、「門出の言葉」として、呼びかけと歌の練習に時間をかけていくことになります。6年生にとって、小学校最後の難関に向かって練習を続けていきます。(4校時には、5年生も卒業式に向けた練習をスタートしていました。5年生は、入退場の音楽の練習も重要になります。) 今日から3月の学校生活に入りました。どの学年にとっても、一年間のまとめの時期です。学習もそうですが、自身の生活を振り返り、次年度への希望をもたせていきます。そのために利用するのが、「キャリアパスポート」です。学期末に書いた振り返りカードや、大きな行事ごとに書き記した振り返りカードをまとめてファイルに綴じていきます。 1年2組では、今まで様々な取り組みのたびに記録してきた振り返りカードを全員に返却し、一年間の自分の成長を見つめさせていました。その中には、「4月に初めて鉛筆を持って書いた自分の名前」がありました。今日はそのカードの左側の枠内に、「今の自分の字」として名前を書かせました。4月に書いた自分の字と比較することで、成長した自身の姿を感じ取らせるためです。(写真中) 今日は、3年1組でも一年間の振り返りカードの指導をしていました。今後は家庭に持ち帰り、家の人に見てもらってから、3月の中旬までに回収することになっています。(6年生は、中学校に持っていく。)このキャリアパスポートは、全国で5年前から始まった取り組みです。中学はもちろん、高校を卒業するまで学年・学校を引き継いで使用していくことになります。 3年生は、社会科の時間に「練馬区のうつりかわり」という学習をしています。今まで、道具の移り変わりや区の人口の移り変わり、さらには交通や土地の使われ方の変遷についても調べてきました。1組では、今まで調べたことを「移り変わり年表」に書き表わし、そこから分かったことをまとめていきました。(写真下) 練馬区の人口は、10年前からすでに70万人を超えいます。特に人口の増加が顕著だったのは、約70年前〜50年前頃でした。それに合わせて、鉄道や道路が整備され、土地の使われ方も大きく変化してきていることが分かります。 旭町小の近くでは、光が丘団地の建設が大きな転換期であったと言えます。戦後は米軍家族住宅として、グラントハイツと呼ばれた場所でした。それが1973年(昭和48年)に全面返還されて光が丘という地名になり、光が丘団地と光が丘公園が造成されました。人口増加とともに学校が一気に増え始めたのもこの頃からです。 3年生の社会科では、この単元の最後には、今後の練馬区の未来についても考えさせていきます。子ども達が社会人となって活躍する未来は、どんな世の中になっているのでしょうか? 3月3日の給食![]() ![]() 菜の花のごま和え 野菜と豆腐のすまし汁 フローズン白桃 牛乳 一口メモ 今日は、「ひな祭りの献立」になっています。3月3日は、女の子の健やかな成長と幸せを願ってお祝いする「ひな祭り」の日です。ひな祭りでは、ひな人形や桃の花を飾り、ちらし寿司やハマグリのすまし汁などをいただく風習があります。 ハマグリは、対になっている貝殻がピッタリと合わないと閉じることができません。そのため、「将来良い相手と出会って、幸せになれますように」という願いから、ひな祭りに食べられるようになりました。 今日の給食は、ひな祭りにちなんで、鮭のフレークや卵、インゲン、にんじんを使って色鮮やかな鮭のちらし寿司を作りました。また、かわいらしい花びら状のかまぼこが入ったすまし汁と、フローズン白桃を添えました。 給食を食べて、ひな祭りのお祝いができるようにしました。 3月3日(月) その1![]() ![]() ![]() ![]() ・・・小学校の時に、とても大切にしていたものがありました。ランドセルです。そのランドセルは、小学校に入学する前の年に、遠くに住んでいた親戚のおじさんから贈ってもらったものでした。 ランドセルは、小学校に通う6年間、毎日使うものです。「6年生になって卒業するまで、大切に使おう」と、そこまで1年生の時に思っていたかどうかは分かりませんが、とにかくいつも大切にしていました。クラスの友だちがランドセルを無造作に扱っているところを見かけるたびに、自分では「とても信じられない」といった感覚になりました。それくらい親戚のおじさんからもらったランドセルは、自分にとって宝物のような存在だったのです。 6年生になり、一緒に学校から帰る友達のランドセルは、長年使ってぺしゃんこであったり、しわしわになったりしていました。でも、自分のランドセルはまだピカピカで、いつも自慢げに背負っていました。そんなある日、友達との学校の帰り道でのことです。手に持っていた手さげ袋が、道路横の空き地に入ってしまいました。空き地には、道路との境目に有刺鉄線(トゲトゲのついた針金)が張ってありました。手さげを取りにいかなければと、ランドセルを背負っていたのに、そのまま有刺鉄線をくぐって中に入ってしまったのです。「あぁ〜あ…」と思いました。ランドセルが針金のトゲに引っかかって、10センチ以上もある長い傷ができてしまいました。その後、家に帰ってからも、ずっとランドセルにできた傷が悔やまれてなりませんでした。6年前、「誠くんへのお祝いだよ」と贈ってくれた親戚のおじさんの顔が浮かんできました。 でも、それからは、自分が使う道具の一つ一つを、ランドセルの時のように大事にしようと思うようになりました。自転車やグローブ、高校生になった時に買ってもらった腕時計など、人よりも何倍も大切にしてきました。 みなさんも、自分の物を大切にしていますか? よく、靴のかかとを踏みつぶしてはいている人を見かけると、「この人は物を大切にしていない人だな」と感じます。給食が終わって、食器やスプーン、フォークの返し方を見ていても分かります。物を大切にする人は、思いやりのある人です。そして、物を大切にする人は、人にも優しくできる人です。・・・ 続いて、表彰を行いました。まず、練馬区の児童表彰に該当する子ども達の表彰を行いました。スポーツやコンクール等で、優秀な成績を修めた功績を称える表彰です。(写真上) 次に、練馬区連合図工展に出品した子ども達の表彰を行いました。今年度制作した図工作品の中から、1月の区展に出品することになった子ども達の表彰です。(写真下) |
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