令和7年度の年間行事予定をアップしました。(お知らせ→令和7年度年間行事予定)

調理実習(6年生)

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 6年生の最後の調理実習は、おかずを作る学習でした。

 子ども達は、5年生の時にお茶を入れたり、お米を炊いたり味噌汁を作ったりしてきました。6年生になってからは、朝食の献立を考えて作る学習を1学期に行いました。

 今回は、小学校生活のまとめとなる最後の調理実習でした。栄養バランスがよくなるように、献立を考えておかずを各班で2品作りました。卵を使ったものや揚げ焼きでボリュームのあるものなど、美味しそうなおかずがたくさん出来上がりました。

 友達と協力する力を生かして、楽しく調理することができました。しかし、時間がかかってしまった班が多かったことが反省点です。
 ぜひ各家庭でも様々なおかずを調理する力をつけさせ、家族みんなで食べる機会を作ってほしいと思います。

児童集会「思い出狩り集会」

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 今年度最後の児童集会は「思い出狩り集会」でした。
 「猛獣狩りに行こうよ」の「1年間の思い出」バージョンです。全校児童で、お題の文字数に合わせてグループを作って集まるというシンプルな内容ですが、とても盛り上がりました。
♪思い出狩りに行こうよ(思い出狩りに行こうよ)
♪記憶だってあるし(記憶だってあるし)
♪写真だってもってるもん(写真だってもってるもん)
とみんなで歌い、「や・す・み・じ・か・ん」(6文字)、「た・て・わ・り・は・ん・きゅ・う・しょ・く」(10文字)など、1年間の思い出を振り返りながらグループを作りました。
 最後の2問は、集会委員がジェスチャーで表現している「ある思い出」は何か想像し、その文字数で集まるという形で行いました。「書き初め」「運動会」をサイレントで表現しましたが、伝わっている子、違うものを想像していた子がいて、一層盛り上がったようです。

 集会委員は、全校児童の前に出て発表する経験をこの1年間でたくさん積み重ねてきました。一人一人、本当に大きく成長しました。この経験を生かして、これからの学校生活でも、堂々と発表したり、みんなを楽しませたりして活躍してほしいと思います。

3月13日(木)

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 2年生は、国語の時間に「楽しかったよ、2年生」という学習をしています。この一年間の学校生活を振り返り、みんなに伝えたいことを決めて発表会をするという「話すこと・聞くこと」の学習単元です。
 今日は、1組も2組も、発表原稿作りに向けて準備を進めていました。一年間の行事や学習したことを振り返り、自分で発表したいテーマはすでに決めてありました。次に、そのテーマでどんなことがあったりどんなことを思ったりしたか、あるいは家族や友達が話したことなどを思い出し、発表内容をふくらませていきます。2年生は、それらの「発表メモ」を集めるために、付箋を使っていました。これはいいアイデアだなと思いました。運動会の50m走について発表をする場合でも、練習した時のことや本番の日のスタート前、走っている時、ゴールした時、家に帰って褒めてもらったことなど、発表で伝えたいことがたくさん浮かんできます。
 次に、付箋に書いたメモを順序よく並び替え、発表の組み立てを考えていきました。ワークシートに「はじめ・中・終わり」の枠があり、どんなことを発表していったらよいか、おおよその流れを書いていきます。そして、先生のチェックが終わった子から、いよいよ発表原稿作りに取り掛かりました。(写真上)
 発表会をするのは来週になるでしょうか。話す時の姿勢や声の大きさに気をつけて、どの子も張り切って発表をがんばることでしょう。
 4年生は、社会科の時間に「世界とつながる大田区」という学習をしています。教科書では、国際交流を生かしたまちづくりとして、国際空港のある大田区を事例として扱っています。羽田空港は、東京の空の玄関口として多くの外国人が行き来する場所です。また、大田区が世界の3つの都市と友好・姉妹都市交流をしていることについても学びました。
 子ども達が使っている教科書「わたしたちの東京都」は、練馬区で編集されたものです。そのため、大田区に続いて「練馬区の国際交流」についても紹介されています。練馬区では、毎年、海外派遣として中学生がオーストラリアのイプスウィッチ市と交流をしています。区立中学の各校の代表生徒が派遣され、7月下旬にイプスウィッチ市を訪れています。また、その他にも、練馬区で行っている外国人と日本人がお互いの文化を知り、理解を深めるための様々な取り組みについても教科書に書かれています。確かに最近は、練馬区でも外国から来た多くの人たちが移り住むようになってきています。(写真中)
 中学生の海外派遣は、昔の学校では行われていませんでした。私が中学生の時は、日本の国内での交流が行われていた程度でした。子どもの頃は、新潟県の上越市に住んでいました。上越市は、静岡県の清水市と姉妹都市の関係にあります。毎年中学2年生が交歓会を開き、お互いの学校を訪れていました。私も交歓生の一人として、11月頃に清水市を訪れたことがあります。太平洋側のよく晴れた気候、そして乾燥した空気にびっくりしました。さらに、言葉の違い(イントネーションが違う)にも驚きました。
 逆に清水市からは、1月に交歓生が上越市にやって来ました。雪を見るのが初めてだったようで、降り積もった雪の中に飛び込んだり、水筒の中に雪をつめて持ち帰る様子にびっくりしたものです。
 一方、6年生の社会科も、国際協力についての学習をしています。「地球規模の課題の解決と国際協力」という学習では、パキスタンやアフガニスタンで医療活動に従事した中村哲さんのことが取り上げられています。(写真下)
 中村哲さんは、戦乱と干ばつに苦しむアフガニスタンで、36年間にわたり人道支援を続けました。医師という立場を超えて、井戸の掘削や用水路の建設にも取り組んで、多くの命を救いました。しかし、残念なことに、今から7年前に何者かに銃撃されて亡くなってしまいました。
 世界の平和や環境を守るために、他にも多くの日本人が活躍しています。今まで6年生は、1学期に政治のしくみについて学び、続いて日本の歴史を学習してきました。そして、3学期に入ってからは、「世界の中の日本」について勉強してきたところです。これからの日本の未来を担っているという意識をもち、正しい知識や考え方をさらに身につけていってほしいと思います。

3月13日の給食

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献立名           ご飯
              白身魚のマヨコーン焼き
              五目きんぴら
              打ち豆汁
              牛乳

一口メモ

 五目きんぴらは、定番の家庭料理の一つです。今日の五目きんぴらには、ごぼうやれんこん、にんじん、こんにゃく、豚肉の5種類の具材が入っています。「五目」とは、「5種類」という意味もありますが、「いろいろな食材を使った料理」という意味もあります。
 「きんぴら」という名前は、昔話の「金太郎」としても知られている坂田金時の息子の「金平(きんぺい)」に由来するそうです。ごぼうのしっかりとした食感や歯ごたえ、さらに唐辛子のピリッとした辛さを、坂田金平の強さや勇ましさに例えたのでしょう。そのような理由から、ごぼうを使った料理を「きんぴらごぼう」と呼ぶようになりました。

3月12日(水)

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 6年生は、国語の時間に「人間は他の生物と何がちがうのか」という学習をしています。国語で学ぶ最後の単元として「卒業するみなさんへ」という学習があり、詩や説明文などが並んでいます。新しい教科書になり、新教材として登場したのが「人間は他の生物と何がちがうのか」という説明文です。
 全体は、5ページほどの文章で構成されています。最初に、ツチハンミョウという昆虫の不思議な生態が紹介されています。そして、その昆虫と人間とを対比し、その違いを学ぶことで私たち人間について考えてみようという内容になっています。昆虫の世界は様々な「不思議」に満ちていますが、ツチハンミョウはずば抜けて特異な生態をもっています。教科書には、「1匹のメスが穴を掘り、数千個もの卵を産みます。」と書いてありますが、調べてみると4000個の卵を産むそうです。やがて体長1ミリにも満たない小さな幼虫が生まれ、寄生先となるハチの巣にたどりつくために、いろいろな虫にとりついていく様子が説明されていきます。まず、コハナバチにしがみついて花へ、次にヒメハナバチにしがみついてその巣へと…。驚くことに、ヒメハナバチの巣までたどり着けるのは、産み付けられた4000個のうちのわずか1匹か2匹であると言います。
 なぜこんな生き物の過酷な生態が起こるのか…「ツチハンミョウにとっては、個体の命よりも、種を保存することの方が重要なのです。」と書かれています。そして、一方の人間は「種の保存よりも個体の命を最重要に考えています。」とも書かれています。一昨日、中庭の池にヒキガエルの卵が産みつけられた話題をお伝えしましたが、ツチハンミョウと一緒です。無数のオタマジャクシになったとしても、親ガエルにまでなれるのは、そのうちの1〜2匹程度でしょう。そのほとんどは、水中や陸上、あるいは空を飛ぶ天敵に食べられてしまうのです。
 教科書の説明文に話を戻すと、筆者は進化の過程で人間が言葉を獲得したため、命を大切にするようになったと論述しています。そして、言葉の力を磨いていきましょうと締めくくっています。
 この文章を書いたのは、生物学者の福岡伸一さんです。よく、NHKの番組に出演されているのを見かけます。六本木ヒルズで、「手塚治虫『火の鳥』展」が始まったそうですが、そのプロデュースを手掛けた人でもあります。さらに、もうすぐ始まる大阪・関西万博の8人のプロデューサーの1人としても活躍されています。(写真上)
 4年生は、算数の時間に『考える力をのばそう「共通部分に注目して」』という学習をしています。この「考える力をのばそう」という単元は、各学年の算数の教科書に2〜3回ずつ出てきています。今まで習ってきた算数での各単元の知識を使い、思考力を養う目的として設定されている単元です。
 今回の「共通部部に注目して」という問題では、2つの量の共通部分に着目するとともに、図に表すと分かりやすいということを学ばせていくところがポイントとなっています。問題文は…「小プールと大プールがあります。ももかさんは、小プールを1回と、大プールを2回泳ぎ、全部で63m泳ぎました。かいとさんは、小プールを1回と、大プールを4回泳ぎ、全部で113m泳ぎました。小プールと大プールの長さは、それぞれ何mですか。」と、かなりの長文問題です。教科書には、大小それぞれのプールで泳いでいる絵はあるものの、何から手をつけてよいか分からない子が多いことでしょう。
 そこで、まず2人の泳いだ距離を示す線分図を書いてみます。そして、「共通部分に注目して」を使います。共通部分とは、2人とも「小プールを1回と、大プールを2回泳いでいる」ことが線分図から分かります。となると、2人の泳いだ距離の差は、大プール2回分の長さということが分かってきます。
 昨日、6年生が算数卒業旅行で「和算」の問題に挑戦していることをお伝えしました。4年生の今日の問題も、頭の体操的なところがあります。要は、問題文をいかに図に表すことができるか、というところがカギとなります。算数では、計算する力も大切ですが、このような応用力をつけることがさらに重要です。(写真中)
 1年1組で、「ちいさなふとん」という資料を使った道徳の授業がありました。「生命の尊さ」について学習する資料で、「自分の成長に気づき、自分やその周りに生きている人たちを大切に思う心情を育む」ことをねらいとした授業でした。
 主人公のよしこは、産まれてきた弟を見て、そのかわいらしさから新たな家族の大切さや愛情を感じます。さらに、弟が寝ているふとんに自分が寝ていたことを知り、自分も弟と同じように小さかったことや、大きくなった今ではそのふとんに寝られなくなったことなどから、自分の成長に気づくという話です。
 授業の導入では、実際に「小さな布団」を子ども達に見せていました。まず子ども達は、一斉に「かわいい〜」と言っていました。よく見ると、中央にハートの模様があったからです。「この布団は誰が使っていたと思う?」と先生が聞くと、「昔の人」や「赤ちゃん」と答えた子がほとんどでした。「正解は、先生の赤ちゃんが使っていた布団です。」と教えると、「えぇ〜っ」という声が・・・。あわてて先生は、「先生の赤ちゃんと言っても、ずっと昔のことだからね。」と話してあげました。(写真下)
 この授業だけに使える布団ですが、子ども達への大切な教材として、家から持ってきていつも活用しているようです。実は・・・我々教員は、こういう指導上の「財産」をたくさん持っています。写真資料や手作りのワークシート、珍しいおもちゃや人形など、先生によっていろいろです。「あの授業で使えそうだ!」と思ったら、宝物のようにとっておこうとするものです。学校の先生は、経験を積むほどこういう財産がどんどん増えていきます。先生同士で、「こんなもの持っているよ」と情報交換をするのも楽しいものです。

ぞうきん作り(6年生)

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 卒業まで残り8日となりました。

 6年生は、卒業制作としてぞうきんをミシンで縫い、各クラスに配布することにしました。これは、たてわり清掃で旭町小学校をきれいにするために使ってほしいと、子ども達から出た案を採用しての取り組みです。

 各ご家庭から古いフェイスタオルを持ち寄って、ぞうきんにします。ミシンの使い方は、2学期に学習したはずですが、糸のかけ方が曖昧で苦戦している子もいました。しかし、友達と教え合って丈夫なぞうきんを作ることができました。

 できあがったぞうきんは、来週各クラスに配布する予定です。年度末の大掃除でたくさん使って、さらにきれいな旭町小学校になっていけたらうれしいです。

3月12日の給食

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献立名           シシジューシー
              人参シリシリ
              アーサ汁
              サーターアンダギー
              牛乳

一口メモ

 今日の給食は、沖縄県の郷土料理の献立です。
 独自の食文化が根付いている沖縄には、他の都道府県では見かけない郷土料理がたくさんあります。今日は、そんな沖縄県の郷土料理を献立にしてみました。
 「シシジューシー」の「シシ」は豚肉、「ジューシー」は炊き込みご飯という意味です。今日の給食では、角切りの豚肉と細切りの昆布、人参を入れています。柔らかくなるまで調味料で煮込んだ豚肉がとてもおいしく仕上がっています。
 「人参シリシリ」の「シリシリ」は、せん切りという意味です。すりおろす時の「すりすり」という音から「シリシリ」となったとも言われています。沖縄県の人は、このシリシリを作るための「シリシリ器」が家にあるそうです。
 「アーサ汁」は、「あおさ」という海苔がたっぷり入った味噌汁です。

ロングたてわり班遊び

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 今年度最後のたてわり班遊びを実施しました。
 今回は、4校時を使ってのロングのたてわり班遊びです。体育館は卒業式用の椅子が並べてあって使用できないため、視聴覚室を使う班が一班で、残りの班は全部校庭で遊びました。
 子供たちは、鬼ごっこが大好きです。同じ鬼ごっこでも、いろいろなパターンがあって、ドロケイ、増やしおに、三色おに、氷おに、レンチンと、バラエティ豊かです。逃げるのはもちろん、鬼になりたい子もたくさんいて、低学年でも高学年でも、飽きることなく校庭中を思いっきり走り回って楽しんでいました。
 その場で遊べる遊びでも、田んぼの田、ドンチケタ、だるまさんがころんだ、爆弾ゲーム・・・、ボールを使った遊びでは、ドッジボール、アメリカンドッジ、王様ドッジ、ボールリレー・・・、しっぽとりでも、宝しっぽとり、しっぽをとどけろ・・・と様々です。
 たてわり班の友達とたっぷりと楽しい時間を過ごすことができました。

3月11日(火)

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 昨日から、5,6年生が合同で卒業式の練習を行っています。今日は、1,2校時に練習があり、その様子を見に行きました。
 まず、入退場の練習を行っていました。旭町小では、毎年5年生が卒業生の入退場の音楽を担当しています。入場は「威風堂々」、退場は「蛍の光」の合奏です。
 「威風堂々」は、イギリスの作曲家であるエルガーが作った曲です。(正式には5曲あり、有名な第1番を一般的に「威風堂々」と呼んでいます。)全体は6〜7分の曲ですが、中間部分の旋律がとくに有名です。態度や雰囲気に威厳が満ちあふれて立派なさまのことを「威風堂々」と言いますが、その名前の通りに入場曲にふさわしい旋律です。卒業式の入場では、6年生が全員席に着くまで、何度かリピートして演奏します。(写真上)
 ちなみに…威風堂々は、テレビのCMでもよく使われています。某受験専門進学塾のCMでは、日本語の歌詞をつけて歌ったバージョンが「受験生応援シリーズ篇」として効果的に使われています。他にも、調味料会社や自動車会社のCMなど、エルガーが生きていたらびっくりするような使われ方をしています。
 卒業式の練習に話を戻します。続いて、呼びかけと歌の練習も行いました。「門出の言葉」では、6年生がステージ前のひな壇に移動し、全員の顔が見えるように立ちます。6年生の全員にセリフがある呼びかけの他に、歌も入ります。また、途中で5年生の呼びかけと歌も加わります。
 5,6年生で一緒に合わせたのは、今日が初めてのようでした。呼びかけはそこそこ声が出てきているなとは思いましたが、まだまだ伸ばしていく余地があります。(歌も同様です)少し時間をもらい、子ども達に話をしました。・・・私は、自分が小学校を卒業した時の呼びかけのセリフをはっきりと覚えています。「たくましく進もう」でした。自分では、こんなに短いセリフだから大丈夫…と安易に考えていました。ところが、練習のたびに先生にダメだしされて苦労することになりました。その後、「たくましい」とはどういうことかと自分なりに考え、辞書を引いて意味まで調べてみました。そういう努力もあり、声の大きさだけでなく、どのように自分の感情を入れて呼びかけをすべきかと、工夫をするようになったのです。・・・卒業生全員と5年生の呼びかけの代表児童に、この話が響いていたらよいのですが…。
 2年生は、生活科の時間に「あしたへつなぐ自分たんけん」という学習をしています。今まで、生まれた頃の様子から現在の自分の成長にかけて、写真や家の人へのインタビューをもとにまとめてきました。
 1組では、自分の現在の手形を写し取っていました。絵の具で手のひらを染めてから、画用紙に手形を押していきました。よく、生まれたばかりの赤ちゃんの手形や足形を残しておくことがあります。1年後や2年後には、この手形は小さく感じられるようになっているでしょうか。そして、大人になってこの手形を見た時に、今日のことを思い出すことでしょう。2年生は、もうすぐ自分の生い立ちの記録が完成するようです。(写真中)
 6年生は、算数の時間に「算数卒業旅行」という学習をしています。「中学校体験入学コース」や「国際コース」など、数学の学習に近い内容や世界の筆算の方法について紹介しているページもあります。
 さらに「和算コース」があり、江戸時代の人たちが考えた算数について紹介しているページもあります。実はこの和算は、頭の体操としてもとても面白いものです。2組の教室では、「油分け算」に挑戦していました。
 油分け算は、江戸時代にブームになった算術の問題の一つです。油を与えられた容器だけを使って等分するという、パズル的問題になっています。「1リットルの油を5dlずつ2人に分ける。7dlと3dlの升を使って、どのように分けたらよいか。」…という問題でした。(写真下)
 油を2つの升を使いながら移し替え、順序よく図に表していく方法が一番分かりやすいでしょうか。試行錯誤しながら、なんとか答えにたどり着くでしょう。一方で、グラフを使ってスマートに解く方法もあるようです。YouTubeなどでも紹介されているので、ぜひ調べてみてください。
 来週の月曜日、卒業前の6年生に向けて、私が授業を行います。その「宿題」として、この和算に似た問題を出す予定です。パズルの面白さを感じ取ってほしいなと思います。

3月11日の給食

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献立名           麦ご飯
              サワラのゆず味噌焼き
              ひじきサラダ
              米粉すいとん
              牛乳

一口メモ

 今日の給食のご飯は、白米に大麦を混ぜた「麦ご飯」です。よく見ると、茶色い線が入っている大麦の粒を見ることができます。
 給食で使用している大麦は、見た目や形を米とそっくりに加工した「米粒麦」を使っています。ご飯に混ぜても違和感がなく、食べやすいのが特徴です。
 ご飯に大麦を混ぜると、「食物繊維」をしっかりと摂ることができます。食物繊維は、お腹の中をきれいにしてくれる働きがあります。不足しがちな栄養素でもあるので、意識して食べたいものです。また、大麦を混ぜると、白米だけよりも歯ごたえがプラスされるので、よく噛んで食べることにもつながります。米粒麦は、スーパーでも売られているので、ぜひ探してみてください。

5年生「中学校見学」

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 5年生は、3月7日(金)、豊渓中学校へ学校見学に行きました。
 一年後には、卒業を迎える子供たちです。そう遠くはない未来を想像しながら、見学に臨みました。
 見学の内容は、「校内作品展」の鑑賞と授業見学でした。「校内作品展」では、中学生の完成度の高い作品に心を奪われていました。20分間の見学時間もあっという間でした。授業見学では、中学生の真剣に取り組む態度に「すごい!」と感想をこぼす児童もいました。
 最後に、音楽の授業見学をしました。3年生の合唱を聞かせていただき、大人に近い重厚感のある合唱に圧倒されていました。
 まだまだ想像のつかない児童も多かったようですが、自分の中学校での未来を思い描きながら、小学校生活も充実させていってもらいたいです。

3月10日(月) その2

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 3年生は、国語の時間に「モチモチの木」の学習に入りました。斎藤隆介 作、滝平二郎 切り絵の絵本として、とても有名な物語です。以前、全ての3年生の国語の教科書に掲載されている物語教材であるということを聞いたことがありました。それだけに、学校の先生たちにとっても、繰り返し指導してきた思い出深い物語教材です。私も若い頃ですが、学年の先生たちと研究授業に向けて、この物語の教材開発を行った覚えがあります。その頃から、このお話が大好きでした。
 1組では、全文の朗読を聞いた後、初発の感想を書いたり最初の場面の読みの練習をしたりしていました。この物語は、幼い豆太とやさしいじさまの心温まる関係が描かれています。物語の初めは「全く、豆太ほどおくびょうなやつはない。」という文章で始まります。5つにもなったんだから、夜中に一人でトイレに行けたっていい…とは書いてあるものの、時代背景からしてそれは酷なことです。昔のトイレは、もちろん今のような水洗ではなく、さらに家の外にありました。土間を降りて草履をはき、玄関の外にトイレがあるのが普通だったのです。大人でさえ怖いと思う人がいることでしょう。
 しかし、この物語の山場では、大好きなじさまのために豆太は勇気を振り絞って行動します。そして、勇敢な子どもにしか見えないという「モチモチの木に灯がともる」場面に遭遇します。・・・ページをめくると、一面にモチモチの木に灯がともった絵が現れるところは圧巻です。先月、おはなしコンチェルト たんぽぽの会のみなさんが、高学年の部でこの物語を取り上げていました。私もいつか小さな子ども達に、この物語の読み聞かせをしてみたいなと思っています。(写真上)
 中休みに、中庭の池に行ってみました。カエルが卵を産んだということを、今朝主事さんから聞いていたため、確かめに行ってみました。水面には、産んだばかりのまだきれいなヒキガエルの卵が確認できました。透明なゼリー状の紐の中に、オタマジャクシになるであろう黒い粒々がきれいに並んで見えていました。また、池の底の方には、緑色の藻がくっついた卵も見えました。これは、1週間前の土日(20度近くになった暖かな日でした)に産み付けられた卵と思われます。
 今年の啓蟄は、先週水曜日(5日)でした。やはりその前後になると、ちゃんと春を感じ取って生き物たちが動き出してくるようです。人間にはカレンダーがありますが、他の生き物たちにはそんなものはありません。しかし、それでもしっかり春を感じて動き出すことができるというのは驚きです。
 3年生や6年生の子ども達が集まってきました。怖がらずに、産みたてのヒキガエルの卵を触ることができた子が3人いました。ヌルヌルとしたやわらかい寒天のような手触りです。ヒキガエルのメスは、一度に何千粒と卵を一気に産みつけます。10日ほどでオタマジャクシになるそうなので、来週後半には池の中が賑やかになるでしょう。(写真中)
 親ガエルはどこへ?・・・ということで、棒を持ってきて池の水草を探ってみました。いましたいました…産卵が終わって疲れ切っていたのか、それともまだ冬眠からきちんと目覚めていないのか、まだ眠そうな動きでゆっくりと底の方にもぐっていきました。
 5校時に、1年2組でタブレットを使ったプログラミング学習を行っていました。「アルゴロジック」という、ゲーム感覚でプログラミングの基本となる考え方が習得できるサイトを使っての学習でした。アルゴロジックは、JEITA(一般社団法人電子情報技術産業協会)が開発したプログラミング体験ゲームです。(写真下)
 マス目状のステージにいるロボットの動きをプログラムしていくという、とてもシンプルなルールです。そして、タブレット上で矢印などのアイコンのブロックを移動させてプログラムを作るので、操作も簡単です。パズル感覚でどんどん取り組めそうです。・・・が、私もやってみて、意外と難しいことに気がつきました。
 単純にロボットを縦横に進ませるだけでなく、斜めやループ(繰り返す指令)を使う必要が出てくると、一気に難易度が上がってきます。この辺りは1年生には難しそうですが、関心のある子ならクリアしていくのかもしれません。
 やってみたい方は、「アルゴロジック」で検索すると、パソコンのブラウザですぐに使うことができます。初級編から少しずつやっていくことをお勧めします。いきなり上級編に挑戦すると、その難しさにすぐ諦めることになるでしょう。また、YouTubeで解説を見ることもできます。お試しあれ。

3月10日の給食

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献立名           きな粉揚げパン
              肉団子のスープ
              グリーンサラダ
              牛乳

一口メモ

 今日は、6年生のリクエスト給食で1位だった「きな粉揚げパン」の献立です。
 朝早くに、パン屋さんが焼いてくれたパンを届けてもらい、それを給食室で揚げています。揚げたての熱いうちでないときな粉がしっかりとくっつかないので、すぐにきな粉をまぶさなければなりません。しかし、揚げたてのパンはフワフワしているので、つぶさないようにていねいにきな粉をまぶす必要があります。大変な作業ですが、調理員さんたちががんばって作ってくれました。
 揚げパンは、今から60年ほど前に、大田区のパン屋さんが給食で余ったパンをおいしく食べるために考えたのが始まりと言われています。

3月10日(月) その1

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 全校朝会は、校庭で行いました。11月下旬以降、全校朝会は体育館で行うことが続いてきました。3か月半振りに校庭での全校朝会になりました。やはり、広々とした校庭と青空の下で行う全校朝会が一番です。今日は、グローブを手にして「言葉のキャッチボール」という話をしました。
・・・今日は、キャッチボールについてのお話をします。キャッチボールは、2人で向かい合ってボールを投げたり捕ったりします。では、キャッチボールを長く続けるためには、どんなことに気をつけたらよいでしょうか? まず、ボールを受けとる側の人は、相手が投げた球をしっかりと受け止めなければなりません。さらに、投げる時には、相手の捕りやすい球を投げ返すことが重要です。「相手の捕りやすい球」というのは、相手がグローブを構えた胸の位置をねらって投げるとよいとされています。
 なぜキャッチボールのことを話したかというと、人と人との会話(お話をすること)も、キャッチボールに似ているということを伝えたかったからです。よく「言葉のキャッチボール」とか、「会話のキャッチボール」という言葉を使う時があります。人と会話をする時は、まず話し手の言葉をきちんと受け止めなければなりません。「相手の方を見てよく話を聞きなさい」と言われるのは、話を正しく聞かなければ、それに対して自分から話すことができないからです。キャッチボールで例えると、「ボールをちゃんと捕らなければ、ボールを投げることができない」というのと同じことです。「言葉のキャッチボール」では、まずは聞くことが重要です。
 次に、会話をする時に大事なこととして、相手が受け取りやすい言葉で伝えるということです。ボールが相手に届かない人はいませんか? 声が小さくて、相手に届かないということです。逆に、とんでもない方向にボールを投げてしまっている子はいませんか? 話の内容に合っていないことを話してくる子です。「言葉のキャッチボール」では、相手に届く声の大きさで、話の内容に沿った言葉を返すことが重要です。
 この他にも、「言葉のキャッチボール」が成り立たない場合があります。話し手はボールを投げたはずなのに、ボールを投げ返してこないという場合です。例えば、人から話しかけられたら、きちんと答えるようにします。そうしなければ、ボールを投げ返したことになりません。分からなかったら「分かりません」ということもボールを返したことになります。聞かれたことに対して黙っているのはよくないですよね。
 これは、あいさつや返事でも同じです。「おはようございます」と声をかけられたら、相手にきちんとあいさつを返していますか? 名前を呼ばれたら、すぐに返事をしていますか? あいさつも返事も、人と人とのキャッチボールで成り立っているのです。・・・(写真上)
 続いて、生活指導主任の先生から、校内の生活指導についての話がありました。春の陽がとても暖かく感じられました。(写真下)

3月7日(金)

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 今朝は、1年生から4年生の各教室で、絵本の読み聞かせがありました。毎月1回、読み聞かせボランティアの方々にご協力をいただいています。今年度最後の読み聞かせとなりました。一年間、大変お世話になりました。ありがとうございました。
 4年生の教室で、「月夜のみみずく」という絵本の読み聞かせが行われていました。もしかしたら、保護者の方で「あっ、あの物語だ!」と、懐かしく感じられた方がいらっしゃるかもしれません。この物語は、以前使われていた5年生の国語の教科書に掲載されていました。(平成4年〜平成22年頃です。)指導時期は、ちょうど3学期の今頃でした。教科書の最後の方に、音読教材として載っていたように記憶しています。
 月夜の晩に、みみずくを探しに父と娘で森に出かけて行くお話です。作者は、アメリカの児童文学作家であるジェイン・ヨーレンさんです。全体が「詩」で書かれているため、主人公の女の子の視点で話が進められていきます。日本語に訳したのは、工藤直子さんです。さすがは工藤さんです。この日本語訳がすばらしいから人気になった絵本です。(ショーエンヘールという人の絵もすばらしい!)
 お話の後半で、父親がみみずくに呼びかけるところがあります。「ほうー ほうー ほ・ほ・ほ ほうー」と森に向かって呼びかけます。すると、森の奥からみみずくが同じように応えます。そして、ついにみみずくの姿を間近で見ることになります。その表現のすばらしさは、今でもはっきりと記憶しています。「1分間かしら 3分間だったのかしら ああ、もう100分くらいに思えたわ」・・・みみずくと対面した時の驚きと感動が、全ての時間が止まったように表現されています。そして、森の静けさと雪の冷たい感触までが伝わってくる、すばらしい表現です。(写真上)
 私が担任をしていた時は、この教材を使って音読発表会をよく行っていました。グループで全文を分担し、クラスで発表会を開きました。子ども達の発表をカセットテープに録音して、クラス全員の思い出として残してあげました。
 5年生は、外国語の時間に「This is my town.」という学習をしています。英語を使って、自分の町のお気に入りの場所を伝え合うことをめあてにした学習単元です。
 まず子ども達は、自分の住んでいる地域や都内からお気に入りの場所を選び、タブレットを使ってスライド資料を作りました。今日は、1組でスピーチ発表会を行っていました。電子黒板に自分で作成した資料を映しながら、定型文に合わせて一人ずつ発表していきます。
 子ども達は、いろいろな場所を選んでその魅力を紹介していました。東京駅やスカイツリー、東京ドームなどが選ばれていました。どんな建物や場所であり、どのような特徴や魅力があるのかを、簡単な英文ではありましたがきちんと発表することができました。身近な地域から、光が丘公園のソメイヨシノの写真を使っていた子もいました。桜の花がきれいな広い公園であるということを発表していました。(写真中)
 今週から卒業式の練習が始まっています。昨日、5年生が会場設営を行い、体育用具を片付けたりパイプ椅子を並べたりしました。今日は、4校時に6年生の呼びかけと歌の練習がありました。卒業式の後半に「門出の言葉」があり、卒業生はステージ前のひな壇に移動します。門出の言葉は、呼びかけと歌で構成されていて、途中で5年生の呼びかけと歌も加わります。
 旭町小の卒業式では、毎年6年生が「最後のチャイム」という曲を歌っています。この曲が発表されたのは、2004年の全日本合唱教育研究会で、新曲として出版されたのが始まりでした。(作詞:山本 惠三子 作曲:若松 歓)その頃、私は旭町小で高学年の担任をしていました。音楽専科の先生が、初めてこの曲を卒業式に取り入れて6年生に指導していたのを思い出します。子ども達がこの歌をとっても気に入り、音楽室から帰って来ると、よく教室でも歌っていました。
 今週の練習では、卒業式での動きを一通りなぞった程度でした。歌も呼びかけも、まだまだ今後の指導が必要です。来週からは、5年生も参加して一緒に練習をする時間があります。心に残る立派な卒業式になるように、来週以降も指導に力を入れていきます。(写真下)

3月7日の給食

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献立名           ご飯
              擬製豆腐
              白菜のピリ辛漬け
              石狩汁
              牛乳

一口メモ

 擬製豆腐の材料は、鶏のひき肉とにんじん、たけのこ、インゲンのみじん切りに、つぶした豆腐と卵です。それらを合わせて、カップに入れてオーブンで焼いて作っています。
 擬製豆腐の名前の由来には、いろいろな説があります。昔のお坊さんは、卵のような動物性の食材を食べることが禁じられていました。そのため、豆腐の中に密かに卵を入れて、分からないようにカムフラージュして作ったので「擬製豆腐」と呼ばれるようになったという説があります。
 また、つぶして形を崩した豆腐に、卵や野菜などの材料を混ぜて、もう一度豆腐のような形に作り直しています。そこで、本物をまねて作るという意味で「擬製豆腐」となったという説もあります。

3月6日(木)

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 6年生は、3学期の総合の学習として、「未来に向かって」という学習をしてきました。先月行った「キャリア教育出前授業」(卒業生2人による授業)もこの学習の一環です。将来の自分の姿を想像し、様々な職業調べを行う中から、就いてみたい仕事を見つけていきました。今日は、それぞれのクラスで、スライドにまとめた資料を使って発表会を行っていました。
 6年生とは、3学期の初めに行った会食会を通じて、全員から将来の夢を聞いてきました。その時はまだはっきりとした職業としての夢がもてていなかった子たちも、今回はきちんと発表をしていました。キャラクターデザイナー、プロゲーマー、メイクアップアーティスト…次々といろいろな職業名が登場していました。どんな仕事をする職業か、その仕事に就くまでにどのようなことを学ぶ必要があるのか、さらには平均年収まで調べて発表していました。
 気象予報士について発表していた子がいました。気象予報士は、国家資格の一つなので、まず試験に合格しなければなりません。合格率が数パーセントという難関のようです。また、資格を取ったとしても、天気予報を伝えるお姉さんや気象庁に入ることができるというのとはまた別問題です。
 でも、ぜひ自分の夢を実現させてほしいなと思います。というのは、私も気象については、昔からとても興味のある分野だったからです。地学の気象に関する学習が大好きでした。大学は教育学部でしたが、気象研究室に所属していました。だから、会食会の時に「わたし、天気図が大好きなんです。」と話していたこの子の気持ちがよく理解できるのです。(写真上)
 給食室前の掲示板に、「1年間の食生活をふりかえろう」という資料が貼ってあります。栄養士さんが作った掲示物です。いわゆる「Yes/No チャート」と呼ばれているもので、「はい」か「いいえ」の回答をたどり、最終的な結論に導かれていくようになっています。さっそく子ども達が集まってきて、質問に答えながらマス目を追っていました。(写真中)
 では、私がたどった質問項目を紹介していきます。まずスタートの問いは、「毎日決まった時間に起きて朝ご飯を食べられた」→これは「はい」です。5時に起きて朝食を毎日食べています。(ちなみに、朝は必ずパンとコーヒー派です。)→「1日3食決まった時間に食事ができた」→これは「いいえ」です。夕食が遅くなる時があります。→「食事のあいさつができた」→もちろん「はい」です。→「食事の時、テレビやスマホを見ながら食べることが多い」→これは残念ながら「はい」です。テレビをつけています。→「塩分をあまり考えないで食べることが多い」→これは「いいえ」です。給食と同様に、塩分はいつも控えめにしています。→「栄養バランスを考えて食べることができた」→自信をもって「はい」です。学校と家の栄養士さん?のおかげです。→「いろいろな人に感謝して食べることができた」→これも自信をもって「はい」です。・・・ということで、「この調子! 食べることを楽しみ、できることをもっと増やしていけるといいですね。」というところにたどり着きました。
 5校時に、1年1組で音楽の授業がありました。1年生の教科書にも鑑賞教材が掲載されています。今日は、ビゼー作曲の「カルメン前奏曲」をみんなで聴いていました。教科書には、シンバルを持ったお姉さんの写真が載っています。そして「シンバルの音に合わせて、手を打ちながら聴こう」「曲全体を、音の強さに気をつけながら聴こう」「この曲のおもしろいところを、友だちにお話ししよう」と書かれています。シンバルは、高学年が合奏している時に見たことがある楽器です。また、教科書のQRコードを開くと、シンバルの音を聞くことができます。
 教室では、何度かカルメン前奏曲を流して子ども達に聴かせていました。いきなり勇ましい闘牛士のテーマで始まる音楽なので、1年生にも分かりやすい曲です。また、テレビ番組やCMなどでもよく使われている曲なので、知っている子が多かったようです。両手を振り上げて、指揮をしていた子もいました。(写真下)
 この曲は、フランスの作曲家ビゼーが作ったオペラ「カルメン」の第1幕の前奏曲です。カルメンは、幕間の休憩を含めて3時間以上かかるオペラです。その最初に演奏される曲ですが、正式には前奏曲の前半部分を聞いていることになります。この前奏曲の後半は、突然暗い曲調に変わります。このオペラは、「悲劇」です。第4幕で、カルメンは闘牛場の外で、かつての恋人ホセに殺されてしまいます。その背後で闘牛士の華やかな曲が重なり、悲劇を一層高める効果を生んでいます。
 実は・・・2週間ほど前、二期会が上演したカルメンの舞台を観に行きました。このオペラを観るのは3回目でしたが、歌手も演出もすばらしい舞台でした。

音楽朝会

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 今年度最後の音楽朝会を行った。
 毎年この時期に歌わせている歌がある。中山真理作詞・作曲の「Smile Again」という曲だ。♪自分がとてつもなく ちっぽけにみえるときがあるよ 自分だけがわるのものみたいに おもえるときがあるよね〜 あしたになって そらがはれたら自分をすきになって また歩きはじめようよ〜♪ と歌うこの曲は、子供が歌っても、大人が歌っても、低学年が歌っても、高学年が歌っても、それぞれに感じることがたくさんあって、何回歌っても飽きない歌だ。子供たちが、何かの時に思い出して口ずさんでくれるといいなと思っている。
 最後に「校歌」も歌った。まど・みちお作詞の本校の校歌も名曲である。体育館中に響き渡った子供たちの歌声は、素直で明るくて未来につながる素晴らしい歌声であった。旭町小学校の子供たちはすごいと、しみじみと感じられた音楽朝会であった。

3月6日の給食

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献立名           味噌ラーメン
              華風大根
              UFOゼリー
              牛乳

一口メモ

 今日は、6年生のリクエストメニューで2位だった味噌ラーメンの献立です。ラーメンは野菜不足になりがちですが、給食の味噌ラーメンは野菜がたっぷりとれるようになっています。
 給食の味噌ラーメンは、煮干しと鶏ガラでスープを作っています。また、味の決め手である味噌は、スープにただ味噌を溶かすのではなく、「練り味噌」を作って調理しています。練り味噌は、ニンニクやショウガ、ネギをごま油で香ばしく炒めて、赤味噌や白味噌を加えてからさらに炒めて作ります。こうすることで、香ばしさやコクが加わります。子ども達においしく食べてもらえるように、調理員さんたちが手をかけて作ってくれました。

3年生 アカオアルミ工場見学

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 3月5日(水)の3・4時間目に、総合的な学習の時間「地いきのすてきを発しんしよう」という学習に関連して、アカオアルミ工場見学に行きました。この学習では、旭町小学校の周りにある施設について調べ、タブレットのスライドで情報をまとめて発表会を行います。
 アカオアルミ工場は、練馬区の他の小学校から、バスに乗って社会科見学に訪れているほど有名な工場です。様々なアルミ製品のもとになる材料を製造しています。
 まず、最初に大きな溶鉱炉の前でお話を伺いました。昭和31年から、旭町で工場を営んでいらっしゃるそうです。目の前の溶鉱炉(最高温度1000度)でアルミニウムを溶かした後、形を整えているのだと教えていただきました。溶鉱炉の扉が開くと、10m以上離れていても、熱い空気が子ども達のところに届き、歓声が上がりました。
 次に、アルミニウムの形をどのように変えていくのか、工場の中の作業を見学させていただきました。スラグという大きな塊に形を整えられたアルミニウムが、工場の敷地内にたくさん並べられていました。
 さらに、工場内では、大きな機械を使って塊だったアルミニウムを薄く伸ばしていく工程が見られました。この薄く伸ばしたアルミニウムを大小様々な大きさの円形に型抜きをしたり、円形に型抜きしたものにさらに熱を加えて加工しやすくしたりする工程があることを学びました。少し前までは、1円玉のもとになる円形の材料を作っていたのもアカオアルミ工場だったのだそうです。今でも、やかんやスプレー缶、口紅のケースなど、様々な材料が製造されています。お土産に、アイスクリームを食べるアルミ製のスプーンをいただきました。
 子ども達は「すごい工場があるって、分かった!おうちで早くお話したい。」「アルミを溶かしたり、形を作ったりして、私たちの使う道具を作っているんだと分かった。」と嬉しそうに感想を言っていました。旭町小学校の校区の魅力に、改めて気付くことができた一日になりました。

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