11月9日(日)に、広場の祭典があります。教職員有志が合奏を披露します。(プログラム2番)・・・ご期待ください!!

9月25日(木)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 3年生は、社会科の時間に「練馬区の農家の仕事」についての学習をしています。教科書として使っている「わたしたちの練馬区」には、キャベツづくりをしている練馬区の農家の様子が紹介されています。種まきや苗づくりから、畑を耕して苗を植えつけ、収穫するまでの年間の管理について、詳しく学んでいきます。
 本来ならば、実際にキャベツづくりをしている農家を見学して学ぶのが一番の勉強になります。しかし、旭町小の近くには農家の畑がなく、見学することができません。そこで、先週は田柄2丁目で農家をされている吉田さんに来ていただき、直接お話を聞く機会をもちました。
 続いて今日は、栄養士さんに教室に来てもらい、練馬区産の野菜を給食に取り入れている様子について話を聞きました。給食の食材として、年間を通じて練馬区産の野菜を多く取り寄せています。吉田さんを始め、区内の農家や八百屋さんから、練馬区の畑で収穫された野菜がよく使われています。さらに、年間に何回か、区内の全校に一斉に練馬区産の野菜が配られる日があります。11月には、引っこ抜き大会で収穫された練馬大根が学校に届き、練馬スパゲティとして毎年おいしくいただいています。さらに、練馬区産のキャベツやニンジン、長ネギなどが配布される時もあり、給食の献立に工夫して使われています。練馬区の給食を食べている子ども達は、とても幸せな環境にいると思います。
 ところで、栄養士さんが3年生に話していたのは、「練馬区産の野菜を積極的に給食に取り入れている理由」についてでした。まず第一に、地場野菜は朝収穫したものがすぐに届くので、新鮮なものが食べられるという利点があります。先週聞いた吉田さんの話によると、早朝の暗いうちから野菜を収穫して、子ども達が登校する前の6時過ぎに給食室に届けているそうです。
 第二に、地場野菜を使うことで、子ども達が地域のことを知るきっかけになります。日々の給食を通じて、練馬区がキャベツや大根の生産が盛んであるということを子ども達は感じ取っています。
 そしてもう一つの理由は、旬の野菜を味わうことで、季節を感じる心を育むことです。国語や理科の学習で季節を感じさせる教材が時々ありますが、給食の役割も大きいものです。3年生は、メモを取りながら栄養士さんの話を聞いていました。学校給食を担っている栄養士さんが、様々なことを考えて毎日の献立を考え、地場野菜を活用していることがよく分かりました。(写真上)
 4年生は、社会科の時間に「水害からくらしを守る」という学習をしています。4年生の社会科の学習では、「わたしたちの東京都」という教材を教科書として使っています。そこには、練馬区で過去に発生した大きな水害の写真が載っています。1958年に、狩野川台風が練馬区に大きな被害を与えました。9月27日に神奈川県に上陸し、伊豆半島から関東地方全域で水害をもたらした台風でした。武蔵関の商店街が浸水している写真や、グランドハイツ(現在の光が丘です)が水没している写真が掲載されています。きっと旭町小近辺も、大変な被害に遭っていたのではないでしょうか。
 さらに、水害を防ぐための仕組みとして、教科書に様々な工夫が紹介されています。川幅を広げてコンクリートで覆う工事の様子や、大規模な地下調節池の仕組みが載っています。特に地下調節池のような洪水を未然に防ぐ仕組みは、近年都内のあちこちに造られるようになりました。2週間前に、突然のゲリラ豪雨のために下校時間を遅らせる出来事がありました。練馬区のみならず、都内のあちこちで急な洪水の被害がありました。しかし、地下調節池や下水工事のおかげで、昔のような浸水の被害は防ぐことが可能になってきています。(写真中)
 今日から、サクラ草の苗の植え替え作業が始まりました。昨年は猛暑のためにうまく苗が育たず、1か月遅れの10月下旬から始めていました。今年はそれを上回る猛暑になりましたが、サクラ草栽培のベテランは「ある対策」をして挑んできました。その結果、例年以上に苗を順調に育て上げることに成功しました。
 毎年、6年生から植え替えの指導をスタートさせています。3校時に2組、5校時に1組の子ども達に指導しました。6年生は、私が旭町小に着任した2年生の時からサクラ草を育てています。もう5回目の植え替えになるので、手順はよく分かっています。しかし、「植え替えのコツ」があり、いくつもの大切なポイントを伝えるようにしています。それは、苗を傷めないコツであったり、土をこぼさないようにするコツであったり…です。それを教える一番の指導方法が、「やって見せる」ということです。
 さすがは6年生、しっかりお手本を見て学んでいました。自分のサクラ草の鉢が終わると、進んで学校用のサクラ草の植え替えも手伝っていました。学校用というのは、卒業式や入学式に式場を飾るためのサクラ草の鉢です。5,6年生で手分けして植え替え、全部で140鉢ほどあります。植え替えた後は、しばらくの間は中庭で私が水やりの管理を行います。今日は9月25日です。ちょうど6か月後の3月25日は、卒業式当日です。その頃には、今日6年生が植え替えたサクラ草が、きれいな花をいっぱいに咲かせているはずです。(写真下)

9月25日の給食

画像1 画像1
献立名           チキンライス
              きのこのキッシュ風
              押し麦のスープ
              牛乳

一口メモ

 キッシュとは、フランスの料理の一つです。タルトやパイなどの生地の上に、溶き卵と生クリームを流して焼いた料理を指します。今日の給食では、紙カップに流して焼いたので、「キッシュ風」という呼び方にしています。
 スープに入っている押し麦は、プチプチとした食感がおいしい大麦という穀物です。食物繊維が多く、お腹の調子を整える働きがあります。

9月24日(水)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 6年生は、社会科の時間に「室町文化と力をつける人々」という学習をしています。6年生は、1学期の後半から歴史の学習が始まり、今学期からは足利氏が京都に幕府を開いた室町時代に入っています。
 教科書には、金閣寺や銀閣寺の写真が載っています。今朝、豊渓中の生徒たちが地下鉄の駅の周辺に集まっている姿を見かけました。今日から2泊3日の修学旅行に行くようです。京都・奈良方面への修学旅行ということなので、金閣寺や銀閣寺も見学コースに入っているのかもしれません。
 また、教科書には、書院造の部屋の写真も掲載されています。書院造は、室町時代中頃から安土桃山時代にかけて、日本の武家屋敷に用いられた建築様式です。畳を敷き詰めた座敷や、各部屋を仕切って役割を持たせるなど、日本独自の家屋の特徴が確立されました。床の間や違い棚、帳台構などは、この書院造から始まっています。6年生は、3年生の時に、石神井公園のふるさと文化館に社会科見学に行っています。隣に併設されている旧内田家住居は、まさに書院造の建物でした。確か、床の間に上がって説明を受けたはずです。
 一方、資料集には、雪舟が描いた「水墨画」が載っています。6年生は、ちょうど今、図工の時間に「墨の達人」という墨汁を使った作品に取り組んでいるところです。また、資料集には「茶の湯」や「生け花」、「能・狂言」といった、日本の伝統文化の誕生についても詳しく説明が書いてあります。資料集を見るだけで、室町文化の多彩な様子がよく伝わってくるようになっています。(写真上)
 今週から運動会の特別時間割が始まりました。学年ごとに、校庭や体育館の使用割り当てを組み、計画的に運動会の練習を進めていきます。運動会の練習で、どの学年も一番練習時間を使うのは表現種目です。実は・・・先週から各学年とも体育館を使い、表現の取り組みに向けたオリエンテーションを行っていました。
 今日の1校時に、5年生の練習割り当てがありました。体育館で「旭町ソーラン」の練習に取り組んでいました。5年生は、先週木曜日に1回目の練習があり、担任の先生がすばらしいお手本となるソーランを子ども達の前で踊って見せました。力強く、しかもしなやかな動きの踊りを見た子ども達から、大きな拍手が沸き起こりました。それほど見事なお手本だったのです。5年生の子ども達は、先生のすばらしい踊りを見て、がぜんやる気でソーランに挑んでいくはずです。それほど教師のお手本というのは重要なものです。
 今日の練習では、その先生はマイクで指示を出す役でした。ステージ上では、ソーランの実行委員として3人の子がお手本として踊っていました。実行委員には、事前にみっちりと指導して教えてあったようです。力強さとしなやかさがどれだけ表現できるか…これからの練習に注目していきたいと思います。(写真中)
 一般的によく小・中学校で踊っているソーランは、「南中ソーラン」と呼ばれています。南中ソーランは、北海道の民舞である「ソーラン節」をロック調にアレンジした踊り方です。元々のソーラン節には、ニシン漁の漁師の動作が表現されています。網を引く様子や束ねた網を投げる動作、そして櫓こぎや帆を張る動作など、一つ一つに漁師の動きとしての意味が込められています。子ども達にソーランを指導する際は、そんな漁師たちの荒々しい海で働く姿を想像させながら教えていくことが大切です。
 今日は、教育指導課訪問がありました。練馬区の教育指導課から、統括指導主事と2名の指導主事が来校し、先生方の授業や子ども達の様子を見ていただきました。3,4校時は、全ての教室を回って授業観察がありました。1クラス6〜7分程度でしたが、教員の指導の様子を参観していただきました。また、午後からは、6年2組の道徳の研究授業がありました。毎回講師として来ていただいている土屋先生とともに、教育指導課の方々にも参観していただきました。
 道徳の授業は、「昼休みのコートで」という教材を使った「相互理解」について考えさせる内容でした。バスケットコートの使用を巡って、思いがすれ違う2人の姿を通して、相手と理解し合うために大切な気持ちを考えさせていくという授業でした。相手ときちんと話をしなければ、お互いの気持ちを分かり合うことはできません。登場人物の気持ちを追いながら、どの子も自分事としてよく考えている様子が伝わってくる授業でした。(写真下)

9月24日の給食

画像1 画像1
献立名           ご飯
              マーボーなす
              中華風コーンスープ
              牛乳

一口メモ

 「マーボーなす」は、日本で生まれた中華料理の一つです。マーボー豆腐が日本に伝わり、それを日本人の好みの味にアレンジして作られたものです。
 マーボーなすの原型となった料理はあるようですが、ひき肉など他の具材は使われていません。今日の給食では、ひき肉やニンジン、干ししいたけ、厚揚げ、ピーマン、ネギなど、たくさんの具が使われています。ご飯と合わせて、おいしく食べることができるようにしました。

マーチング始動 6年生

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 1学期から練習を続けてきたマーチングですが、いよいよ体育館での学年練習が始まりました。
 マーチングは演奏だけではなく、全体の動きも覚えていかなくてはなりません。演奏だけでも大変なのに、楽器を持って動きながら演奏するというのは結構大変なことです。
 動きの練習は始めたばかりなので、まだプリントを見ながらですが、図形を読み解きながら難しい動きを理解して動いている6年生の子供たちには感心してしまいます。
 今年度の曲目は、「史上最大の作戦」「奇跡」(女子十二楽坊)「ケセラセラ」です。来週からは校庭に出て、本番に向けてさらに練習を積み重ねていきます。子供たちの頑張りに期待しています。

図工(おしゃれなカラス) 1年生

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 展覧会の作品づくりが始まりました。
 今日は、墨汁に浸した雑巾を画用紙の上に落として、おしゃれなカラスの頭と胴体の部分を作りました。また、クレヨンを使って羽の色を塗りました。
 初めての作業に子ども達は緊張しながらも、わくわくして取り組んでいました。雑巾を丸めて落とした子は、小ぶりな丸いカラスになり、広げて落とした子は大きな体のカラスになりました。飛び散る墨汁も作品の一部になるため、どのカラスも個性があふれています。
 この後は、手足を描いたり、クレヨンで描いた羽をつけたりして完成を目指します。どのようなカラスたちができるのかとても楽しみです。

9月22日(月) その2

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 5年生は、国語の時間に「たずねびと」という物語文の学習をしています。物語文を読むことから、人物像や物語の全体像を具体的に想像したり、表現の効果を考えたりする力を育てていきます。
 この物語は、5年前に学習指導要領が新しくなったことにともない、新たに5年生の国語の教科書に取り入れられました。広島県出身の朽木 祥(くつき しょう)さんが、教科書用に書き下ろした物語です。これまでの戦争関連の物語は、戦争当事者の視点で書かれたものが多く見られました。しかし、この「たずねびと」は、「今を生きる子ども達」の視点で描かれているところに特徴があります。
 物語の冒頭は、「すごく不思議なポスターだった。」という一文から始まっています。謎を解いていくミステリーのような始まりで、読者を一気に物語に引き込む効果を生んでいます。さらに、物語の全てが主人公である楠木 綾(くすのき あや)の視点で描かれていきます。そのことによって、読者自身も主人公と一緒にストーリーに入り込んでいけるようになっています。
 普通に読んだだけでは平和の大切さを伝える物語という感想で終わってしまいやすいものです。しかし、国語の授業として視点を決めて深く読み取ることで、物語文の価値は何倍にも膨らんでいきます。また、今年は戦後80年という記念の年でもあったことから、戦争関連の物語の重要性にも注目させていく必要があります。(写真上)
 3年生は、国語の時間に「ローマ字」の学習をしています。日常生活のいたるところで目にするローマ字に着目させ、ローマ字で書かれた簡単な言葉を読んだり書いたりする力を身に付けていく単元です。
 単元全体は4時間扱いで、ローマ字表の見方から始まり、書き表し方のきまり(伸ばす音や詰まる音などの表記の仕方)やローマ字入力についても学んでいきます。4時間では身につかない部分も多いので、ローマ字の練習用ワークを使いながら継続的に指導していきます。
 ところで、今まで小学校では、ローマ字を「訓令式」で指導してきました。ローマ字には、ヘボン式と訓令式があります。ヘボン式は、海外の人が日本語に近い発音をするために作られました。一方の訓令式は、日本人が日本語の並び方に近くなるよう作られたローマ字です。例えば、「ち」を「chi」、「し」を「shi」と表記するのがヘボン式で、「ti」、「si」と表記するのが訓令式です。
 日常的によく使われているのがヘボン式であるのに対して、小学校で指導するのが訓令式であることに疑問の声が以前からありました。それがこの夏、ローマ字の表記について、文化審議会から正式な答申が出されました。従来の「訓令式」から英語の発音に即した「ヘボン式」を基本とするルールに改めるように、文科省に通達したのです。約70年に渡る小学校でのローマ字指導における大改革と言えそうです。来年度以降は、順次ヘボン式に変更して指導することになるのではないでしょうか。(写真中)
 6年生は、算数の時間に「データの特ちょうを調べて判断しよう」という学習をしています。この単元は、現在の学習指導要領の改訂によって新しく追加された内容になっています。得られたデータの傾向を調べるために、代表値やドットプロット、度数分布表、ヒストグラムなどについて理解するとともに、その力を伸ばしていく学習内容です。
 今日は、度数分布表をヒストグラムに表し、グラフの読み方や書き方について考えさせていきました。ヒストグラムというのは、ある特定のデータを区間ごとに区切り、各区間の個数や数値のばらつきを棒グラフに似た形の図で表現するグラフのことを言います。ヒストグラムを作成することで、数値で集めた度数分布表を視覚的に分かりやすく表現することができます。
 ヒストグラムを利用することで、プレゼンや会議などで資料の内容を相手に伝えやすくすることができます。子ども達の将来の仕事のために、今から統計の基礎を学ばせておこうということなのでしょう。時代に合わせて算数の指導内容が変わってきていることを感じます。(写真下)

9月22日の給食

画像1 画像1
献立名           レンズ豆入りドライカレー
              カリカリポテトのサラダ
              ぶどうゼリー
              牛乳

一口メモ

 カレー粉は、ターメリックやコリアンダー、クミンなどのスパイスからできています。スパイスには、血の流れを良くして体を温めたり、香りで食欲を増したりする働きがあります。
 暑い時期が長く続いたこともあり、疲れている子ども達が多いかもしれません。しっかり食べて体力を回復させ、体調を整えていけるようにしましょう。

9月22日(月) その1

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 ようやく朝晩の気温が下がり、秋の気配が感じられるようになってきました。全校朝会は、久しぶりに校庭で行いました。外で全校朝会を行うのは、6月23日以来の約3か月ぶりのことでした。今日は、「人のふんどしで相撲をとる」という話をしました。
・・・現在、大相撲九月場所が両国国技館で行われています。ここに相撲のイラストを用意してきました。今日は、相撲の話をしたいのではなく、相撲にまつわることわざについての話をするために用意してきました。
 「人のふんどしで相撲をとる」ということわざがあります。相撲で言う「ふんどし」とは、お相撲さんがつけている「まわし」のことです。「人のふんどしで相撲をとる」というのは、「他の人の物を利用して、自分のやりたいことをする」という意味で、あまり良い意味のことわざではありません。つまり、自分の物を使わずに人の物を借りて物事をやり、平気でいる人のことを例えたことわざなのです。
 大人の社会では、人のアイデアをあたかも自分が考えたように利用する人に対して、「人のふんどしで相撲をとるようなことはするな」と言うように使います。みなさんの学校生活では、人の道具を使う場合で考えると分かりやすいかもしれません。例えば、しょっちゅう教科書を忘れてきて、いつも隣の子に見せてもらったり、先生の教科書を借りたりしている子はいないでしょうか? 音楽や図工の授業でも、忘れ物が多い子はいつも人から借りて学習することになります。まさに、「人のふんどしで相撲をとる」ということですね。では、教科書や学習道具を忘れた子に貸してあげている友達は、いい気持がするでしょうか? 忘れたら人から借りればいいと平気な態度では、周りの友達がだんだん離れていってしまいます。
 毎週、月曜日の朝、うわばきを忘れてたくさんの子が職員室に借りに来ています。特に気になるのは、いつも同じ子がよくうわばきを借りに来ることです。自分のうわばきでなく、貸し出し用のうわばきをはいていて、いやだなあという感覚にならないのかなと、不思議でなりません。もう一つ、職員室に借りに来るもので多いのが、タブレットです。あるいは、充電してこなかったので充電器を借りに来る子もいます。何でも忘れたら借りればいいと考えるのは大間違いです。人のふんどしで相撲をとってはいけません。
 今日は、忘れ物をしないようにしようということで、「人のふんどしで相撲をとる」ということわざを紹介しました。忘れ物をしてしまうのは仕方のないことですが、繰り返し繰り返し忘れ物ばかりしているようではいけませんね。そして、さらに気になることがあります。それは、忘れ物をして人の物を借りておきながら、きちんと返さない人がいるということです。2学期になって学校のうわばきを借りた人は、その週のうちにきちんと返しに来たでしょうか? 貸し出し用のタブレットや充電器を借りた人は、授業が終わったらすぐに返しに来たでしょうか?
 「忘れたら人から借りればいいや」という考えや、「借りた物をすぐに返さなくても平気」と考えるような人には育ってもらいたくありません。・・・(写真上・中)
 続いて、バトミントンの大会で活躍した5年生への表彰を行いました。賞状を渡してから、バトミントンの将来の夢についてインタビューをしました。すばらしい希望をもって日々練習をがんばっていることが伝わってきました。(写真下)

9月19日(金)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 朝読書の時間に、1年生から4年生の教室で、図書ボランティアの保護者の方々による読み聞かせがありました。2学期も楽しい絵本の世界を子ども達に広げていくために、毎月1回活動していただきます。
 1年生の教室では、「だるまちゃんとかみなりちゃん」の絵本の読み聞かせがありました。雨の日、だるまちゃんが外に遊びにいくと、空から浮き輪とかみなりちゃんが落ちてきました。だるまちゃんは、木に引っかかった浮き輪を取ってあげようとして傘を投げると、傘もいっしょに引っかかり・・・と、とても楽しいお話です。
 この絵本は、加古 里子(かこ さとし)さん作の「だるまちゃん」シリーズの1冊です。このシリーズは、もう50年以上も前に出版されて以来、長く親しまれてきました。だるまちゃんグッズが販売されるほど、今も人気の絵本です。
 一方、2年生の教室では、「パンどろぼうとほっかほっカー」という絵本が紹介されていました。この本も、「パンどろぼう」のシリーズ本になっています。絶望的にパンを作るのが下手な人間のおじさんと、世界中のパンを盗み食いして舌が異常に肥えているパンどろぼうとのタッグによって繰り広げられるシリーズです。イラストレーターで、「しろくま」シリーズでも有名な柴田 ケイコさん作の絵本です。こちらも「パンどろぼうグッズ」なるものがたくさん出ていて、その人気の高さが分かります。絵本を選ぶ時の手段として、シリーズ本を探すのがまずお薦めです。読者の強い要望があって、シリーズ化されていく場合が多いです。(写真上)
 5年生は、図工の時間に「芸術家の心にふれて」という作品に取り掛かり始めました。まず、アートカードから自分が気に入った作品を一つ選びます。アートカードには、世界中の有名な画家の絵や、彫刻の写真などがプリントされています。その芸術作品から感じ取ったイメージをもとに発想を広げて、自分の作品に取り入れていくという活動をします。
 ムンクの「叫び」やロダンの「手」など、子ども達がよく知っている作品もあれば、色彩がきれいな絵や抽象的な絵画などもあります。一人一人違う作品を選ぶので、子ども達が感じ取るイメージはさらに多種多様になります。
 しばらくじっとアートカードを眺めてから、はさみで気に入った部分を切り取ったり、絵を描き加えたりしていきました。有名な芸術家の作品をもとに、子ども自身が芸術家になっていく気分が味わえるでしょう。今後の過程がとても楽しみになりました。(写真中)
 6年生は、理科の時間に「大地のつくり」という学習をしています。まず、自分達が住んでいる地面の下の様子について考えていきました。がけや海岸沿い、あるいは山が削られた場所では、地面の下が縞模様の地層でできている様子を見ることができます。1学期に行った岩井移動教室では、大房岬(たいぶさ みさき)でのフォトテーリングで、とても雄大な地層を見ることができました。(ポイントを探すことに夢中だったため、子ども達は覚えているかどうか…)しかし、東京ではなかなかそういう場所に行くことができません。
 そこで、6年生の理科の授業では、ボーリング資料から学校の地面の下の様子を考えるようにしています。学校などの大きな建物を建設する際には、地面を掘ってボーリング調査を行います。地面の何か所かを筒状に深く掘り、どのような地層になっているのかを調べます。旭町小の鉄筋校舎は、北校舎の方が古く、昭和40年に建てられました。その前年(昭和39年…今から約60年前)のボーリング調査の資料が理科室に残されています。
 ボーリング資料は、地下20mまで掘り、どの辺りにどんな地層があるのかを図で示してあります。また、それぞれの地層のサンプルが薬ビンに入っていて、様子を観察することができます。地面の近くから数メートルは関東ローム層で、火山性の赤土になっていました。さらにその下には、粘土質や砂でできた層が続いていることが分かりました。地面の下の様子はなかなか見ることができませんが、自分たちのいる地下には、様々な地層が存在することが分かりました。(写真下)

9月19日の給食

画像1 画像1
献立名           ベーコンポテトパン
              ツナドレサラダ
              ミネストローネ
              牛乳

一口メモ

 ミネストローネは、イタリア料理の一つです。
 「ごちゃまぜ」という意味の言葉がもとになっていて、その名の通りに具沢山なスープです。
 日本では、今日の給食のように、トマトのスープという印象が強いかもしれません。たっぷりの野菜を使い、時間をかけてじっくりと煮て作られています。野菜のおいしさが味わえるスープです。

9月18日(木)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 1年生は、算数の時間に「10より おおきい かず」という学習をしています。20までの数の構成を理解した後、「かずのせん」についての学習があります。数直線について知るとともに、数直線で数が表せることや、20までの数についての大小や系列を理解させることをねらいとした学習です。
 教科書に「数直線」という用語が出てくるのは、3年生からです。低学年では「かずのせん」という言い方で教えます。数直線は、算数の学習においてとても重要なものです。数量関係を可視化して考えるためには、数直線が欠かせません。
数直線は、数のイメージをとらえるための1つのモデルとなり、数の大小や順序、系列などを直観的にとらえさせることができる良さがあります。
 教科書には、2ページに渡って3匹の動物のすごろくの様子と数の線が示されています。1組では、すごろくと数の線の似ているところと違うところについて考えさせていきました。どちらも20までの数字が順に書いてあります。そして、それぞれの動物がいる場所の数字も一緒です。しかし、数の線が等間隔になっているのに対して、すごろくは数と数の間が広かったり狭かったりしています。また、左から右に行くほど数か大きくなっているのも共通点です。数直線の大切な原則について、1年生なりに気がついていたようでした。(写真上)
 3年生は、国語の時間に「漢字の組み立て」という学習をしています。まず、漢字が、へんやつくりなどから構成されていることについて学習します。そして、同じ部首の漢字を集めたりする学習活動を通して、部首とその漢字が表す意味との関係について考えさせていきます。
 2組では、「自分で考えたオリジナル漢字を作ろう」というテーマで学習のまとめを行っていました。部首や漢字を組み合わせて独自の漢字を作り、どのように読ませるのかも考えます。先生がいくつか例示していたのは・・・くにがまえの中に「水」と書いて「プール」、「明」の下に「心」で「たのしい」、「赤」に「頁(おおがい)」をくっつけて「はずかしい」、そして極めつけは、たけかんむりに「光」と書いて「かぐや姫」でした。子ども達の中から出てきたのは、くさかんむりに「土」と書いて「ざっそう」というオリジナル漢字でした。私も一つ考えました。「走(そうにょう)」に上に「全」で下に「力」と書いて、「かけっこ」・・・どうでしょう。(写真中)
 2年生は、算数の時間に「ひっ算のしかたを考えよう」という学習をしています。たし算とひき算の筆算は、1学期に初めて学習しました。2位数同士のたし算とひき算で、繰り上がりや繰り下がりのある計算についても学習済みです。しかし、その繰り上がり・繰り下がりは、一の位のみの場合でした。今回の学習では、3位数(百の位)までの数の筆算になり、十と百の2つの位にかけて繰り上がり・繰り下がりのある内容を学習します。
 1組では、「102−65」や「103−45」のような、2つ上の位から繰り下がってくる筆算の仕方(波及的繰り下がり)について学習していました。「一の位同士のひき算で、ひけないから十の位から借りてくる。十の位が0なので、借りてこれないから百の位から借りてくる。」というように、順に繰り下がるようにしていきます。さらに、繰り下げることで十と百の位の数字が変わるので、斜線を引いて数字を上にメモすることも大切です。何度か繰り返しながら、この筆算方法を習熟していきました。(写真下)
 2学期に入り、3年生はかけ算の筆算を、そして4年生はわり算の筆算を学習しています。どの学年も、繰り返し問題を解くことで、正確に速く計算ができるように継続指導していきます。2年生は、1か月後にはいよいよ「かけ算」の学習が控えています。学習内容をしっかり積み上げていくことが重要です。

9月18日の給食

画像1 画像1
献立名           ご飯
              鶏肉のネギ塩焼き
              五目きんぴら
              実だくさん味噌汁
              牛乳

一口メモ

 「きんぴら」とは、砂糖としょう油を使って味付けした炒め物のことを言います。
 きんぴらという名前の由来には、よく知られている「金太郎」の昔話が関係しているそうです。江戸時代に「金平(きんぴら)」という主人公が出てくる人形劇があり、それが「金太郎の子ども」という設定になっていました。金平がとても力強かったため、歯ごたえがあるごぼうを炒めたものが「きんぴら」と呼ばれるようになったそうです。

体育朝会(ラジオ体操)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 運動会に向けて、今日は集合・整列の練習とラジオ体操をしました。運動委員が前に立ってお手本を示しながら、ポイントを確認しました。

 長く親しまれてきたなじみ深いラジオ体操ですが、実は一つ一つの動きに意図があります。今日はその動作の目的を紹介しながら体操をしました。ポイントをおさえて取り組むことで、体操が終わったころには全身が心地よく伸び、緊張が取れてリラックスできたことが感じられます。

 練習の成果を出し切るため、伸ばす部位を意識しながら、これからもラジオ体操に取り組んでほしいと思います。

農家の仕事出前授業(3年生)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 9月17日の3,4校時に、練馬区の農家の吉田さんと春日町JAの方から、練馬区の農家の仕事や農業について話していただきました。
 3年生は、2学期に入ってから社会科で農家の仕事について学んでいて、授業では特にキャベツについて取り上げて学習を進めています。今回は、その授業の一環でお越しいただきました。
 吉田さんには、2年生の時の芋掘りでもお世話になっていて、子どもたちも畑の様子を思い浮かべながら話を聞いていました。実際の作物の種を見せてもらい、吉田さんがどのような野菜を育てているのかを教えていただきました。また、授業で調べたキャベツの育て方や収穫、出荷の方法などについて、実際にどのようにしているのか、さらに栽培の工夫についてもお話いただきました。たくさんの作物の話や農家の方ならではの苦労や工夫をたくさん教えていただきました。
 農協の方からは、練馬区全体の農業について教えていただきました。練馬区で収穫量の多い野菜と果物についての最新情報や、練馬区の農地面積と農家の件数、そして都市型農業の特徴とそれにあった野菜の品目に至るまで、クイズを交えながら楽しく学ぶことができました。
 子どもたちは、話を聞きながら一生懸命メモを取っていました。最後に、育てるのが難しい野菜の品目や大変な工程についての質問をしていました。
 今回学んだことも踏まえて、さらに実りある学習にしていきます。

6年生「アルバム用写真撮影」

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 本日、6年生の卒業アルバム用の写真撮影を行いました。
 小学校生活の集大成となる大切な一冊に残す写真ということで、子供たちは少し緊張した面持ちも見せながらも、カメラの前では笑顔いっぱいに応えていました。友達と肩を並べたり、学級ごとに整列したりする場面では、これまでの思い出が自然とよみがえり、温かな雰囲気に包まれていました。カメラマンさんの「いい笑顔ですね!」という声に合わせて、子供たちの表情も一層輝きを増し、成長した姿がしっかりと収められていました。
 6年生も、あともう少しで折り返し地点です。一日一日がかけがえのない時間となってきました。アルバムの写真には、6年間の努力や友情、楽しい学校生活の数々が凝縮されています。完成したアルバムを手にする日を子供たちも楽しみにしていることでしょう。

9月17日(水)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 1年1組の子ども達が、生活科の学習で育てているアサガオの観察をしていました。5月に小さな種をまいて、4か月が経ちます。6月の終わり頃から花が咲き始め、本格的な夏を迎えました。そして、1学期の終わりに各家庭に持ち帰り、夏休み中も毎日水やりをして大切に育ててきました。猛暑が続く中でのアサガオの管理は大変だったことでしょう。9月に入り、再びアサガオの鉢が教室の外に並びました。残暑厳しい中で花の大きさは小さくなったものの、今もまだ元気にたくさんの花が咲いています。
 観察は、花の後の様子に注目してカードに記録させていきました。花がしぼんだ後、緑色や茶色い実がふくらんできます。すでに夏休み中にたくさんの種を採ることができた子がいたようです。もうすぐ涼しくなれば、アサガオはまた元気を取り戻し、続けてきれいな花が見られそうです。
 来月に入ると、伸びたつるを収穫して、すてきなリースを作るために利用していきます。(写真上)
 5年生は、理科の時間に「花から実へ」という学習をしています。花粉がめしべの先につくと、めしべのもとが実になり、実の中に種子ができるという受粉の仕組みについて学んでいきます。今日は、1組の子ども達が理科室に行き、アサガオとヘチマの花粉を顕微鏡で観察していました。花粉を顕微鏡で観察する時は、セロハンテープを使うと便利です。おしべの先にセロハンテープの粘着面を軽くつけるだけで、顕微鏡観察用の花粉プレパラートができます。5年生にとっては、顕微鏡を使う初めての授業でした。顕微鏡の操作の仕方についても一緒に学んでいきました。
 花粉を顕微鏡で見ると、植物によって様々な形をしていることが分かります。ヘチマの花粉がコーヒー豆のような楕円形であるのに対して、アサガオの花粉は丸い形をしています。さらにアサガオの花粉は、周りにとげのような突起物がついていることが分かります。子ども達が顕微鏡で見ると、黒くて丸いシルエットに、たくさんのトゲトゲがついているように見えました。
 さらに理科室には、大変優れた顕微鏡があります。デジタル顕微鏡と呼ばれているもので、顕微鏡で見える映像を理科室のモニターに大きく映し出すことができます。顕微鏡では黒いシルエットにしか見えなかったアサガオの花粉が、表面の様子まで立体的に見ることができます。水中の微生物のボルボックスのような美しさです。ウニのような突起とともに、たくさんのくぼみがある様子が見て取れました。(写真中…画面の中央にある2つの丸いものがアサガオの花粉)
 3,4校時に、3年生の「農家の仕事出前授業」がありました。昨年に引き続き、練馬区田柄2丁目で農家をされている吉田 茂雄さんに話をしていただきました。
 吉田さんの畑では、キャベツはもちろんのこと、大根やニンジン、トウモロコシ、ブロッコリー・・・と、30種類以上の野菜を作っています。最初にいろいろな野菜の種を見せてもらい、大きさや形が様々であることが分かりました。中には、種がコーティング剤で覆われているものがありました。まきやすく、さらに発芽率がよくなるように工夫されている種であると話されていました。そして、種をまく時は、種の3倍の深さにするとよいということも教えていただきました。
 3年生は、社会科の時間に練馬区のキャベツ農家の学習をしているところです。吉田さんの畑では、キャベツの出荷量はそれほどないと話されていましたが、600〜700株を年間2回も生産しているそうです。吉田さんの畑の野菜は、主に学校給食に納品されています。練馬区では、8校の学校に様々な野菜を届けています。(もちろん、旭町小の給食食材にも使われています。)その他に、スーパーや農協の直売所、そして最近はネット販売もしているとか・・・「エコファーム 吉田」で検索すると、インスタグラムなどで情報を得ることができます。
 吉田さんの畑の野菜がおいしいと評判なのは、土づくりに秘密があります。大量の堆肥を毎年すき込み、ふわふわの土で野菜を育てています。馬小屋で使われた敷き藁や馬糞を取り寄せ、腐葉土やもみ殻などと一緒に発酵させて堆肥をつくるそうです。さらに農薬をなるべく少なくする工夫もされていて、まさに「エコファーム」です。(写真下)
 続いて4校時は、春日町のJAから2名の方に来ていただき、練馬区の農業についての説明を聞きました。練馬区は、昔から練馬大根の栽培が盛んでしたが、現在の生産量は、キャベツ、ブロッコリー、大根の順になっているそうです。また、練馬区の果物として、ブルーベリー栽培が盛んであるという話は有名です。ところが最近は、柿の栽培が上回っているそうです。
 旭町小の周りは、畑らしい畑を見ることができません。しかし、練馬区には光が丘公園の3倍の広さにあたる畑があるそうです。子ども達の興味関心が深まる出前授業になりました。

9月17日の給食

画像1 画像1
献立名           ご飯
              きびなごのごまフライ
              ひじきサラダ
              白菜と油揚げの味噌汁
              牛乳

一口メモ

 今日の「きびなごのごまフライ」は、新しいメニューです。
 きびなごは、頭からしっぽまで丸ごと食べられる小さな魚です。きびなごには、子ども達の骨や歯を丈夫にするカルシウムがたくさん入っています。さらに、そのカルシウムを体に吸収させるのを手伝ってくれる「ビタミンD」という栄養素も多く含まれています。小魚を丸ごと食べることで、骨にいい栄養素を効率的に体に取り入れることができます。
 かたいところがあるかもしれませんが、よく噛んで食べるように指導します。初めてのメニューの感想を聞くのを楽しみにしています。

米作りに挑戦しよう! 発表会(5年生)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 お米について調べたことを班で協力して発表しました。
 お米の歴史、種類、道具、害虫、様々な国のコメ料理などを、スライドにまとめて伝えたり、ペープサートを使った劇をしたり、クイズを出したり、工夫して表現しました。

9月16日(火)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 1年生は、国語の時間に「かたかなを みつけよう」という学習をしています。片仮名を読んだり書いたりするとともに、片仮名の長音や拗音、促音などの表記についても理解し、使えるようにしていきます。1年生の子ども達にとっては、日常生活の中ですでに多くの片仮名に触れてきています。しかし、正式に学習として扱うのはこの単元が初めてとなります。片仮名の学習用ワークブックも購入してあるので、書き方や正しい書き順を含めて、少しずつ身に付けられるようにしていきます。
 まず、教科書に書かれている文章の中から片仮名を見つけて、鉛筆で印をつけさせていきました。「コップ」や「ジャム」「スープ」「ゼリー」など、7つの片仮名を見つけて丸で囲みました。次に、先生が読み方を確認するために、黒板に片仮名とひらがなを並べて表記していきました。「こっぷ」「じゃむ」「すうぷ」「ぜりぃ」・・・片仮名の長音は、ひらがなにするのがとても難しいことが分かります。「スプーン」は「すぷうん」となるのでしょうか。1年生の先生は、1学期の間は黒板に全てひらがなで書かなければならなかったので、とても大変だったはずです。そう考えると、日本語における片仮名の役割は重要であると改めて思います。
 2組では、片仮名を見て、ひらがなと似ていることに気がついた子がいました。「セ」と「せ」、「ヤ」と「や」など、いくつかあります。また、片仮名同士が似ているものもあります。代表的なのは、「シ」と「ツ」、「ソ」と「ン」でしょうか。1年生はこれから正しい書き方を習いますが、点の向きや払う方向をしっかり学んでおくことが大切です。意外なことに、大人でも片仮名の書き方を間違えている人がいます。(写真上)
 「シ」と「ツ」は、まず2つの点の並ぶ向きに違いがあります。縦に並ぶのが「シ」で、横に並ぶのが「ツ」です。さらに、払う方向が違います。(それぞれ、ひらがなの「し」と「つ」を重ねて書くと覚えやすいです。)また、「ソ」と「ン」は、払う方向だけの違いととらえられやすいのですが、始筆をそろえる位置にも違いがあります。筆の入りを横方向にそろえるのが「ソ」で、縦方向でそろえるのが「ン」です。
 4年生は、理科の時間に「自然のなかの水のすがた」という学習をしています。まず、「水は水面や地面などから蒸発し、水蒸気になって空気中に含まれていくこと」について実験で確かめました。2つのビーカーを用意し、共に同じ量の水を入れます。そして、片方はラップで蓋をし、もう片方はそのままの状態で数日置いておきます。ラップで蓋をした方は、ビーカーの内部やラップに水滴がつくものの、水はそのままです。一方、蓋をしなかったビーカーの水は、最初の位置より減っています。このことから、水が蒸発して空気中に出ていったということが分かります。
 1組では、次の実験として、空気中にある水について調べる実験を行っていました。ビーカーに氷水を入れて、どのような変化が起こるのかを実験しました。すぐにビーカーの周り(外側)に水滴がつき始めました。これは、子ども達にとって、日常生活の中でよく目にしている現象のはずです。冷蔵庫から出した冷たい飲み物の周りに水滴がついたり、寒い日の朝に窓ガラスの外側が水滴でくもったりする現象です。目に見えない姿に変わった水を「水蒸気」と言うのに対して、目に見える水に戻ることを「結露」と言うことを指導します。(写真中)
 3年生は、図工の時間に「つみ木の王様 つみキング」という学習をしています。3年生の子ども達にとって、初めてのこぎりを扱う授業でした。小学校の図工では、様々な刃物を使って作品づくりに取り掛かります。1年生はハサミ、2年生はカッター、そして3年生はのこぎりというように、発達段階に合わせた新しい道具の使い方を学習します。
 のこぎりを使って角材をたくさん切ることで、のこぎりの使い方に慣れることも大切な学習の一つです。図工室の椅子を横にして台にし、角材は片足でしっかり押さえます。また、切る時には「当て木」を使い、切る位置がずれないように指導していました。新しい道具も、子ども達に正しい使い方をきちんと教えることで、すぐに上達していくものです。のこぎりの角度や力の入れ方を試しながら、上手に切るコツをつかんでいきました。(写真下)

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
学校行事
9/25 児童集会
たてわり班遊び
9/30 委員会
10/1 都民の日(閉庁日)

お知らせ

学校だより

保健だより

相談室だより

給食だより

献立表

証明書

学校経営方針

学力向上を図るための全体計画

きまり・週時程

あさひっこ友の会

北地区区民館

南地区区民館

光が丘保健相談所

相談窓口

タブレット関連

第六地区委員会

sigfy関連

SNSルール

カラフルーム