サクラ草の植え替え(2年生)
植えるのをずっと楽しみにしていた子どもたち。校長先生の話をよく聞いて、やり方をしっかり確認していました。苗をポットから取り出し、ペアで声を掛け合いながら優しく植える様子、鉢を置く場所をきれいに整えたり、道具の片づけをすすんで行ったりする様子も見られました。 明日から、水と愛情をたっぷりそそいで、サクラ草の成長を楽しみたいと思います。 10月23日(木)
電子図書館の利点は、子ども達が持っているタブレットを使って、同時に複数人で同じ本を読むことができるところにあります。朝読書の時間はもちろんですが、様々な教科での調べ学習の時など、読みたい本が重なる場合が多くあります。今までは順番に本を回したり、2人で一緒に見たりしていたことが、これで一気に解決します。また、タブレットを使って家庭でも利用できるので、積極的な活用から本好きの子ども達が増えていくことが期待できます。 今日は、3年2組で電子図書館の使い方の指導が行われていました。図書館から配布された使い方のプリントと、ログインIDとパスワードが印刷されたカードを使って、サイトを開いてみました。IDとパスワードは、タブレットで写真を撮って保存するように指導しています。(卒業まで、各自同じものを使用します)本の探し方は、題名が分からなくても、調べたいテーマやジャンルから絞り込むことができます。日常的に使い込むことで慣れてくるでしょう。明日、全家庭にsigfyで通知文を配布する予定です。ぜひ、各ご家庭でもお子さんと一緒に「ねりま電子図書館」を活用してみてください。(写真上) 4年生は、2学期の総合の学習で大根の栽培に挑戦しています。9月7日に、練馬大根と青首大根の種まきをしました。先月1回目の間引きを行い、今日は1組が2回目の間引き作業を行いました。 4年生の学年園は、校庭の西側にあります。夏休みの終わりに、主事さんに指導してもらいながら、先生たちが汗びっしょりになって畑を深く耕していました。さらに、たっぷりの堆肥をすき込み、万全の土づくりで臨みました。ビニールマルチもかけて種まきをしたので、苗は順調に成長してきました。特に練馬大根の葉っぱはかなり大きく育っています。 ビニールマルチの穴に2本植わっている苗を探し、どちらか1本を間引きます。両方とも生育がよいものが多く、どれを間引いたらよいか迷っていた子がいました。また、力を入れて引き抜くのも一苦労で、友達に手伝ってもらいながらやっと引き抜けた苗が多かったようです。 間引いた苗は、葉っぱは立派でもまだ根っこは細いままでした。これから太くなってくるのでしょう。間引き菜は、今日持ち帰るようです。みそ汁の具などで食べることができます。ぜひ、無駄にしないで味わってみてください。最後の収穫は、12月の上旬頃になるでしょうか。子ども達は、今からとても楽しみにしています。(写真中) 5校時に、1年2組の道徳の研究授業がありました。「かぼちゃのつる」という資料を使った、わがままな行動や自分勝手なふるまいをしない生活をしようとする態度を育てることを目的とした授業内容でした。道徳の内容項目の「節度・節制」にあたります。 お話は・・・わがままなかぼちゃが、自分の思うままにつるをどんどん伸ばしていきます。ハチやチョウたちが注意をしますが、かぼちゃは聞く耳をもちません。つるは道路を挟んだ隣のスイカの畑にまで伸びていき、スイカや小犬にも注意されますが、かぼちゃは構わずつるを伸ばし続けます。そして、道路をトラックが走って来て、かぼちゃはつるを切られて大泣きします。・・・という内容です。昔から1年生の道徳によく使われてきた資料です。 「節度、節制」の道徳の授業はどの学年にもありますが、どういう意味があるのでしょうか? 節度は「行き過ぎのない適当な程度」で、節制は「度を越さないように控えめにすること」です。どちらにも共通するのは、「やり過ぎない」ということです。 子どもにとって、「やり過ぎて失敗すること」は様々あるのではないでしょうか。テレビばかり見過ぎた。ゲームをやり過ぎた。お菓子ばかり食べすぎた。…大人でさえいつも「やり過ぎ」を反省する毎日です。 授業では、1年生の子ども達に取り組みやすい工夫がなされていました。資料提示は、教科書を開くのではなく、先生がパネルシアターで子ども達に提示しました。どんどんつるを伸ばしていくかぼちゃのわがままな様子が、黒板に分かりやすく表されていました。また、主発問では役割演技を子ども達に行わせることで、かぼちゃの気持ちを引き出すことができました。(写真下) 今回も、本校第16代校長の土屋先生からたくさんのご指導をいただき、多くの成果を得ることができました。 10月23日の給食
野菜の中華スープ ぶどう 牛乳 一口メモ 今日は、夏の終わりから秋にかけての果物である巨峰がデザートになっています。粒が大きくて、ジューシーなのが特徴のぶどうです。一番たくさん生産しているのは、山梨県で、2番目が長野県です。今日は、その長野県でとれた巨峰を出しました。 紫色の皮にも、しっかり栄養があります。お腹の調子を整えてくれる食物繊維や、目の健康を維持するのに役立つアントシアニンという成分が多く含まれています。少し渋みもありますが、食べられそうな人はよく噛んで食べてみるとよいでしょう。 10月22日(水)
「場面の様子や登場人物の行動など、内容の大体を捉えること」や「場面の様子に着目して、登場人物の行動を具体的に想像すること」をめあてに学習を進めています。この物語には、多くの「」(かぎかっこ)が出てきます。体育の授業中の子ども達のセリフが生き生きと描かれているため、音読に力を入れて指導してきました。音読を繰り返すことで、くじらぐもに呼びかける読み方ができるようになってきました。(写真上) 「くじらぐも」の作者は、中川 李枝子(なかがわ りえこ)さんです。「いやいやえん」や「ぐりとぐら」シリーズなどで知られる、児童文学作家として有名な方です。また、「となりのトトロ」のオープニングテーマ「さんぽ」の作詞をしたことでも有名です。この「くじらぐも」は、教科書用に書き下ろした作品で、1971年から半世紀以上にわたって教科書に掲載されてきています。子ども達に対する「学校を大好きになってもらいたい」という作者の思いが込められたすばらしい物語です。 2年生は、算数の時間に「新しい計算を考えよう」という単元に入りました。1年生の時から、算数ではたし算やひき算の学習をしてきました。今回の2年生での「新しい計算」とは、かけ算の学習です。と言っても、いきなりかけ算九九を指導するのではありません。 かけ算で一番初めに学ぶべきことは、「九九の暗唱」ではなく、「かけ算の意味」を知り、理解することです。かけ算とは、「1つ分の数」×「いくつ分」=「ぜんぶの数」という考え方です。例えば、3×4=12というかけ算は、3つのおはじきのかたまりを4つ作り、合計が12になることを説明することから理解させていきます。今までのたし算を使えば、「3+3+3+3=12」となりますが、それを「3×4=12」とかけ算の式で表すことができることと結び付けて指導します。「×」の記号も書き順が教科書に示されています。(「バツ」の書き方とは書き順が違います)九九を指導するのは、もう少し後からになります。まずは、「1つ分の数」×「いくつ分」と書き表す意味をしっかり指導していきます。(写真中) 3年2組の国語の時間に、「馬の耳に念仏」という絵本の読み聞かせをしていました。おばけマンションの最上階まで、ラーメンの出前に行くことになった兄弟が、「百聞は一見に如かず」や「猫に小判」、「頭隠して尻隠さず」などのことわざを使った会話をしながら、大冒険をするという楽しい絵本です。子ども達にとってなじみのあることわざが出てきて、みんな前のめりで聞いていました。(写真下) 昨日から後期読書旬間が始まったから…ということもありますが、これは新しい単元の導入としての読み聞かせのようでした。3年生は、言語の学習単元として、「ことわざ・故事成語」について学習していきます。先生の読み聞かせを聞いた後、教科書に書かれている様々なことわざについて、国語辞典やタブレットを使って意味や使い方を調べていきました。 ところで、この絵本の作者(編集者)は齋藤 孝さんです。日本の教育学者で、いろいろなテレビ番組に出演されているので、ご存知の方が多いのではないでしょうか。「声に出して読みたい日本語」など、多数の著書を出されている方です。少し昔の話ですが・・・齋藤 孝さんの「段取り力 『うまくいく人』はここがちがう」という本を読んだことがあります。段取り力とは、物事を効率よく進めるために事前に準備し、手順を整える能力のことを言います。この本を読んで、特に教員には「段取り力」が必要であると感じました。45分の授業を進めるうえで、どのように時間配分をしていくか。運動会の練習期間をどのような段階を考えて指導していくか…。それら全てが「段取り力」です。先生方を指導する時に、「段取り力を高めていこう」という話をするようにしています。 10月22日の給食
シシャモの青のり焼き 小松菜のおひたし さつま汁 牛乳 一口メモ シシャモは頭からしっぽまで食べられる小魚の一つで、カルシウムやビタミンDをたくさん摂ることができる食品です。 カルシウムは、小学生から中学生くらいまでの年齢のうちに骨に貯められ、骨が強くなります。ビタミンDには、骨にカルシウムが取り込まれるのを助ける働きがあります。カルシウムを骨に貯めることができるのは、今の時期だけです。ですから、未来の自分の健康をつくるために、ぜひよく噛んで食べてほしいと思います。 地域未来塾
今年度も地域未来塾を開始しました。
地域の方々にご協力いただき、10月〜2月にかけて10回実施します。分からない問題について質問をしたり、丸付けをしてもらったりしながら学習を進めていきます。 昨日は「こんな問題簡単だよ!」「もう2枚目おわった〜」「丸付けお願いします」「ねぇねぇ副校長先生、あっという間に3枚全部終わったんだ!」と口々に言いながら、しかも集中するときは黙って静かに学習に取り組んでいました。 今後も地域の方々の力をいただきながら、子ども達にとって学習理解が深まる有意義な時間にしていきます。
10月21日(火)
今日は、この単元の最初の学習として、文章題を1つの式に表す課題から取り組みました。問題文は、「500円玉を出して140円のお茶と210円のゼリーを買って、おつりを150円もらいました。」というお話です。「500−140−210=150」と表すこともできますが、2つの品物の代金は「140+210=350」です。それを式に組み入れるなら、「500−(140+210)=150」と表すことができます。(写真上) ( )…「かっこ」を使った式は、2年生の「計算のくふう」という単元で学習済みです。4年生の今回の学習では、計算式の中で( )がある場合は、その中の計算がまず優先されるということを習熟していきます。さらに、四則計算の中では、かけ算やわり算がたし算・ひき算よりも優先されるということも学習していきます。 子どもの頃、算数のこの四則計算のきまりの学習で、クラスで合い言葉を作ったことを思い出しました。「1にかっこ、2に積・商、3は順に左から」という言葉です。担任の先生が、「何かいい覚え方はないかな?」と話して、クラスのみんなで考えた計算順序の合い言葉でした。何十年経っても覚えているということは、いかに子ども達をわくわくさせ、みんなの心をとらえた指導であったかが感じ取れます。 運動会が終わり、5年生の武石移動教室が3週間後に近づいてきました。すでに5年生は、初めての移動教室に向けて様々な準備を進めています。1校時に、3回目となる係活動の時間がありました。2泊3日の移動教室は、現地に行った3日間が楽しければよいというものではありません。一人一人が集団行動を行うための責任ある係の一員となり、そのための計画と準備をしっかり行うことが欠かせません。テーマを決めた調べ学習も含めて事前の準備をすることは、子ども達にとって大事な活動です。そして、そういう事前準備と学習が、一層移動教室を楽しくすることにつながります。 子ども達の係の内容は、その年の学年によって様々です。また、移動教室の全体計画によっても変わってきます。今回の5年生の移動教室では、7つの係に分かれて活動しているようでした。班長、副班長、生活係、食事係、バスレク係、キャンドルファイヤー係、体育館レク係に分かれて、活動内容や役割分担などについて話し合っていました。(写真中) 今回、移動教室で泊まる宿舎(ベルデ武石)は、長野県上田市の美ヶ原高原のふもとにある練馬区の施設です。標高1000mの場所なので、5年生が行く11月10日〜12日は、かなり気温が低いことが予想されます。ということで、外のキャンプファイヤーではなく、体育館でキャンドルファイヤーを行うようです。 5年生の廊下には、移動教室までの予定が貼ってあります。今後も、係活動やキャンドルファイヤーの練習、健康カードの記入と、やるべき活動がたくさんあります。 急激に気温が低くなり、秋本番が一気にやってきた感じです。中庭に出ると、甘いいい香りが辺りを包み込んでいます。キンモクセイの香りです。今年は猛暑の影響でしょうか、例年よりも3週間も遅く香り始めました。光が丘公園には、とてつもなく大きなキンモクセイの木があります。今日の夕方、自転車で通った時、たっぷりとその香りを吸い込んできました。誰もがその木の下で、大きく深呼吸したくなるほど幸せな気分になれる場所です。 今日は、2校時から4校時にかけて、2年生1クラスと1年生2クラスのサクラ草の植え替え作業を指導しました。毎年、低学年の植え替え作業を指導するのを楽しみにしています。22年間、担任の経験がありますが、残念なことに1,2年生は一度も指導したことがありません。サクラ草の植え替えで全学年の指導ができるのは、校長としての特権です。 しかし、毎年低学年(特に1年生)への指導には苦労します。上学年のように、一気に植え替えの仕方を説明するのでは伝わりません。何段階にも細かく分けて説明し、一つ一つ確実に全員ができるまでゆっくり指導していくことが欠かせません。また、難しい言葉も使えず、なるべく具体的にやって見せながら進めていかなければなりません。日頃の低学年の先生方の苦労がよく分かります。 でも、なんてかわいいのでしょう。ビニールポットをひっくり返して、友達に手伝ってもらいながら苗を植え付けた子ども達の表情は、「できた!」という輝きに満ちています。 1年生は、今年もチューリップの球根と一緒に植え付けました。多くの学校では、球根だけをアサガオの鉢に植え付けています。地上に何もない状態で3月まで過ごし、毎日水やりをさせるのは何とも味気ないものです。サクラ草の苗が一緒に植えてあれば、毎日の水やりは楽しいものです。(写真下) サクラ草は、12月ぐらいから咲き始める予定です。色は白かピンクか赤があり、花色の濃さや花びらの形状は、微妙に一株ずつ違いがあります。明日からまた、1,2年生がせっせと水やりをする姿が見られます。 サクラ草の植え替え(1年生)
校長先生がサクラ草の植え替えの「プロ」だと知った子ども達は、食い入るように植え替えのポイントを聞き、校長先生の手つきを見てお手本にしていました。友達に「こうするんだよ。」と教え合っている子や、返事が立派だと褒められている子もいて、生き生きと作業をしていました。 最後に、「水やり」と「愛情」を毎日あげることを約束して授業が終わりました。どんなお花が咲くのかを楽しみにしながら、明日から毎日お世話をしていきます。 10月21日の給食
キャロットドレッシングサラダ チリンドロン 牛乳 一口メモ にんじんのオレンジ色は、カロテンという栄養素です。カロテンは、油との相性が抜群です。今日のドレッシングのように、油と合わせたり油を使って炒めたりすることで、油に溶け出して体に取り込まれやすくなります。 カロテンは、体に取り込まれるとビタミンAとなり、目や肌、特に鼻やのどの粘膜を健康に保つために働きます。 10月18日(土) 午後の部より
教室でお弁当を食べた後の午後の部は、6年生のマーチングから始まりました。旭町小の伝統となっているマーチングを引き継ぎ、すばらしい演奏を披露しました。たくさんの拍手から、参観されていた全ての方々が、旭町小のこのマーチングを毎年楽しみにされていることが感じられました。(写真上) 続く応援合戦の後は、団体競技が続きました。3,4年生の「ななめ大玉ころがし」、5,6年生の「騎馬戦 旭町最終決戦 見のがせん!」(写真中)、そして1,2年生のかわいらしい「チェッコリ玉入れ」が行われました。午前の部最後の大玉送りもそうでしたが、練習の時とは違った結果に、先生たちも大盛り上がりでした。本番での子ども達の力は、想像を絶するものがあります。 競技の最後は、中高学年リレーが行われました。リレーの選手たちも、休み時間を中心に何度もバトンパスの練習をしてきました。力強い走りで会場を沸かせました。リレー選手としての緊張感もなんのその…すばらしい活躍と接戦でした。(写真下) 閉会式では、最初に得点発表がありました。今年は赤組が優勝しましたが、どちらも最後までよくがんばった運動会でした。児童代表の言葉を6年生が担当し、立派に運動会を締めくくりました。 運動会を通じて、子ども達がとても輝いて見えました。保護者の皆様の温かいご声援と励ましに、改めて感謝を申し上げます。また、多くの方々に片付け作業を手伝っていただけましたことにも、深くお礼を申し上げます。どうもありがとうございました。 10月18日(土) 午前の部より
午前の部は、各学年の徒競走と表現種目、全校競技が行われました。低学年は50m、中学年は80m、高学年は100mを全力で走り抜きました。 表現種目では、1年生のかわいらしいダンスから高学年のたくましい踊りまで、それぞれの学年の特色を生かした演技が見られました。 写真は、1年生の50m走と5年生の「旭町ソーラン」、全校競技の「大玉送り」です。1年生は、小学校初めての運動会で、50mを全力で駆け抜けました。5年生の伝統のソーランは、とてもかっこよかったです。そして、全校競技の大玉送り・・・白が2勝して勝利を収めました。 午後の部もよろしくお願いいたします。 10月18日(土) 本日の運動会について
先月配布した「運動会のご案内」の裏面に会場図が載っています。トラックの周囲は全て立見席となります。 入場行進は、8時50分から行います。開会式の様子から、ぜひ子ども達の姿をご覧ください。たくさんの声援をよろしくお願いいたします。 10月17日(金)
万国旗は一昨日、そして昨日の放課後には教職員でテントを設置しました。校庭は、もうすっかり運動会当日の様相になっています。体操着ではありませんでしたが、子ども達はいよいよ本番直前という雰囲気を感じ取り、しっかり練習に取り組んでいました。 応援の練習は、開会式後のエール交換と午後の部の応援合戦の両方を行いました。応援団長は6年生が務め、校庭に響き渡るほどの大声でがんばります。また、副団長は5年生が行います。開会式での優勝杯・準優勝杯返還は、副団長の役割になっています。応援団は、その他に旗手と太鼓の役割も決めてあります。今年の応援団も、4年生以上のクラスから多くの立候補者の中から決めたそうです。 多くの学校では、運動会が体育発表会的なものに替わり、応援団のない学校行事になっています。自分たちで創意工夫してみんなを盛り上げるのが応援団の役割です。そういう立場で活躍する子ども達の姿こそ、学校行事として外せないものであると私は思います。(写真上) 閉会式の練習は、今回初めて行いました。閉会式の最初に、得点発表があります。得点係の子ども達が朝礼台のところに集まり、赤組と白組の得点を発表します。 運動会を盛り上げるうえで、3桁の得点をどのように発表するかがとても重要なポイントになります。今日は、練習のために「100対101」の場合で行いました。百の位→十の位→一の位の順に発表していました。では、「230対190」だったらどうでしょう? この場合は、一の位から順に発表した方が盛り上がります。さらに「315対320」だったら・・・十の位を最後にします。というように、得点係の担当教員はそういうところも計算に入れているのです。(写真中) ちなみにこの写真は、三角すべり台の上から撮りました。当日は、遊具類は全て使用禁止・立ち入り禁止です。 2校時から4校時は、低→中→高学年の順にリハーサルを行いました。ダンスのリハーサルでは、ペア学年でお互いの踊りを見せ合い、緊張感を高めて最後の仕上げにしていました。 表現の他に、団体競技の練習を行った学年がありました。低学年の団体競技は、「チェッコリ玉入れ」です。今日は、道具を用意せずに、競技中の動きの確認をしていました。1回戦目は1年生が行い、2回戦目は2年生、3回戦は全員で行います。旭町小では、コロナ禍明けの2年前からチェッコリ玉入れを行い、大変な好評を得ています。 このチェッコリ玉入れは、今では全国の多くの小学校における玉入れ競技の定番となりつつあります。私の記憶では、20年以上前から運動会の玉入れに「チェッコリ」の曲がかかっていました。チェッコリ玉入れは、歌の部分はダンスをし、間奏に入るところで笛が鳴り、子ども達が一斉に玉入れをします。また歌が始まると、元の場所に戻ってダンス・・・と繰り返します。この「ハイブリッド式玉入れ」は、低学年の子ども達が踊るかわいらしさと、ちゃんとルールを守って元の位置に戻って来る律儀なしぐさが魅力となっています。 チェッコリの原曲は、アフリカのガーナ民謡であるとされています。そしてこの曲を使った玉入れは、1980年代にすでに埼玉県で始まっていたのではないかとされています。明日の運動会では、ぜひ低学年の子ども達のかわいらしい踊りにご注目ください。(写真下) 10月17日の給食
コーン入りキャベツサラダ 牛乳 一口メモ 明日は、いよいよ運動会です。全校児童の練習の成果が出し切れることを願って、給食室からも応援しています。そこで、運動会応援メニューとして、勝負に「勝つ」とかけて「チキンカツカレー」を作りました。 カレーのスパイスで食欲がわき、ご飯がすすみます。チキンカツをのせるために、今日の野菜はみじん切りにしています。給食が明日の運動会をがんばるパワーになることを願っています。 10月16日(木)
昨日の放課後、教職員で校庭に万国旗を張りました。万国旗があるだけで、「いよいよ運動会」という雰囲気が一気に出てくるものです。しかしその万国旗も、雨に濡れた洗濯物のようになっています。明日から天気が回復する予報なので、今日一日は「中休み」として、パワーを充電する日にしていきます。 2年生は、国語の時間に「お手紙」という物語教材の学習をしています。お話全体のほとんどが会話文で構成されているので、単元の終わりに音読劇を行うようになっています。 この物語は、アーノルド・ローベルの「がまくんとかえるくん」シリーズの「ふたりはともだち」の中に含まれているお話の一つです。この絵本では、仲良しのがまくんとかえるくんが、2人の間で繰り広げられる様々なエピソードが会話形式で描かれています。相手を思う気持ちがとっても優しくて、そしておかしくて、でもちょっぴり切ないところがあるのが魅力です。 この「お手紙」は、仲良しのがまくんとかえるくんの対照的な性格がよく表れた内容になっています。親友とは、性格がお互いに違う方が気が合うものと言われますが、この物語を読むと納得できます。さらに、1通の手紙を通して友情がさらに深まっていく様子が感じられ、とても温かな気持ちにさせられる内容です。2年生の国語の教科書に50年以上前から採用されているほど、たくさんの子ども達の心を豊かにしてきました。 このお話を読んで誰もが考えるのは、「なんでかたつむりくんに手紙を託したのか」ということです。動きがゆっくりなのは分かっていたはずなのに…。(結局、届くまでに4日もかかりました)また、かえるくんががまくんに自分が手紙を書いたことをしゃべってしまうのも笑えます。さらに、原文がどのような感じで書かれているのか分かりませんが、日本語訳がとてもよかったのではないかと思います。真面目なセリフが登場人物のかわいらしさとユーモアを演出しているように感じます。(写真上) 5年生は、理科の時間に「台風と天気の変化」という学習をしています。単元の前半は、「台風の動きと天気の変化」について学びました。1学期には、天気は西から東に移り変わるということを学習済みです。台風もそのようになるのだろうか? という疑問から、衛星写真やウェブサイトの台風の進路を調べていきました。台風の場合は、日本付近で偏西風の影響を受けてコースが大きく変わることや、台風の規模によっては進路が不規則になる場合があることが分かりました。 単元の後半では、「わたしたちのくらしと災害」についても学習することになっています。2組では、台風によってどのような災害が起きるのか、様々な資料をもとに考えていました。今年は、今のところ東京に直接的な台風の被害は起きていません。しかし、それは本土でのこと…同じ東京都の伊豆諸島は、先日の2つの台風の直撃で大きな被害を受けたばかりです。テレビのニュースなどでその被害状況を目にした子は多かったはずです。さらに教科書には、台風による災害から生命を守るためにできることについて詳しく書いてあります。(写真中) 理科の時間に災害の学習? と思うような内容が、いたるところに入ってきています。5年生では、次の「流れる水のはたらき」の単元にも、洪水による災害について学習することになっています。また、4年生の社会科では、現在ちようど水害についての学習をしているところです。このように、理科や社会科を中心に、災害教育の内容が盛り込まれるようになりました。 給食室前の掲示板に、以前栄養士さんが作った「目の愛護デー」に関する資料が貼ってあります。目の健康に良いとされる食品が、クイズ形式で紹介されています。1年生の子ども達が、クイズを楽しみながら資料に見入っていました。 掲示板に貼られた資料には、目に良い栄養素として「ビタミンA」についての説明があります。ビタミンAの主要な成分であるレチノールには、目や皮膚の粘膜を健康に保ったり、抵抗力を強めたりする働きがあるそうです。そこで、ビタミンAを多く含む野菜として、ブロッコリーやにんじん、かぼちゃ、ホウレンソウ、トマト、スイカが正解として選べるようになっています。(写真下) 一昔前に比べて、教員の仕事もパソコンを使う時間が非常に多くなってきました。それ以外にも、スマートフォンなど、画面を見ている時間が極端に増えてきています。子ども達を取り巻く環境も同様です。今後、ますますメガネが必要な人の割合が、大人も子どもも増加していくことでしょう。せめて目に良い食品をしっかり摂って、美しいものが美しく見える目を養っていきたいと思います。 10月16日の給食
蒸し鶏のチリソース 中華風サラダ 五目スープ 牛乳 一口メモ 給食では、鶏肉を使う場合は、時間が経ってもパサパサしにくい鶏モモ肉を使うことが多いです。 モモ肉は、ニワトリの足の付け根の部分にあたります。たくさん動かす部分なので、うま味が強いです。また、皮の部分に脂が多く、しっとりとして食べやすいのが特徴です。 今日の給食では、蒸しているので余分な脂は落としつつも、しっとりとしておいしく仕上がりました。 10月15日(水)
また、開会式の最後は、「ゴーゴーゴー」の歌を音楽委員会の伴奏で歌います。昨年までは「運動会の歌」という旭町小独自の歌を入れていました。しかし今年からは、歌の盛り上がりと午後の応援合戦のことも考え、「ゴーゴーゴー」の歌でそろえることにしました。 次に、応援合戦の練習をしました。応援合戦は、午後の部のマーチングの後に全校で行います。太鼓の合図で応援団が入場し、赤組も白組も気合の入った応援を繰り広げます。ここでの「ゴーゴーゴー」の歌は、CDの伴奏で歌います。応援団は、歌に合わせて振り付けがあり、見せ場となっています。きっと、開会式での「ゴーゴーゴー」よりもさらに盛り上がる歌になるでしょう。 今日は最後に、全校競技「大玉送り」の練習をしました。午前の部の最後の見せ場が大玉送りです。高学年の係児童(赤白それぞれ4名ずつ)がスタートとともに大玉を転がして、先頭に並ぶ1年生のところにもっていきます。1,2年生は2列になって並んでいるので、大玉はその間を転がしていきます。続く3年生以上は、4列で並んでいます。係の児童が大玉を持ち上げ、頭上で大玉を送るようにしていきます。4〜5年生の辺りがちょうどカーブになっているため、大玉が落ちやすいところです。大玉が落ちてしまった場合は、その地点からやり直します。これを2周して、大玉が元の位置に置かれた状態でゴールとなります。2回戦行って勝敗を決めます。(1勝1敗なら引き分け) 今日の大玉送りは引き分けでした。本番まで、もう練習は行いません。焦れば焦るほど大玉はよく落下します。当日はどうなることでしょう。(写真上) 6年生は、算数の時間に「円の面積の求め方を考えよう」という学習をしています。円の面積=半径×半径×円周率(3.14)と覚えてしまえば簡単です。しかし、小学校ではそういう教え方はしません。どのようにしてこの公式ができたのか、ということを考えさせることが重要です。それが算数の難しさでもあり、楽しさにも通じるところです。 まず、円の面積を求めるために、今まで習った面積を求めることができる図形に置き換えられないか…ということを考えさせていきます。面積を求めることができる図形には、正方形や長方形、並行四辺形、台形といった四角形の他に、三角形があります。そこで、円を細かく扇形に等分していき、並び替えて長方形を作る活動を取り入れます。長方形の面積=縦×横・・・を使い、数式を整理して「半径×半径×円周率」を導き出します。この学習を「楽しい!」と思えたら、もうすぐ始まる中学の数学がおもしろく感じられることでしょう。 今日は1組の教室で、複合図形の面積の求め方についての学習をしていました。正方形から1/4の扇形の面積を引き、それを2倍した面積を正方形から引く…という何段階にも面積を複雑に求めていくことが必要になる問題です。さらには計算の力も欠かせません。(写真中) 1年生の各クラスに外国語の授業がありました。ALTのレイア先生と外国語講師の先生に授業をしていただきました。今日は、「動物の名前を英語で言おう」というめあてで学習をしました。 いろいろな動物の絵が描かれているカードとともに英語での言い方を教えてもらい、一緒に発音しながら覚えていきました。ゴリラやライオン、パンダも出てきましたが・・・「gorilla」は日本語では「ゴリラ」ですが、英語の発音は少し違います。「lion(ライオン)」や「panda(パンダ)」も同様です。1年生ながらに発音の違いに気をつけてALTの先生のまねをしていました。(写真下) 2学期からALTの先生が各クラスを回り、子ども達と一緒に給食を食べてもらっています。今日は、先ほどの授業があった1年2組との給食交流の日でした。子ども達のグループに入り、英語を交えたおしゃべりをしながら会食を楽しんでいました。担任の先生に聞いたら、9月に行った1回目の給食交流は、子ども達がとても緊張していたそうです。今回はすでに子ども達もALTの先生に慣れ、楽しく会食ができたと話していました。 10月15日の給食
小松菜と生揚げのごま炒め うち豆汁 牛乳 一口メモ 「うち豆」とは、大豆を水に浸して柔らかくした後に、木づちというハンマーのような道具で打ち、平らにして乾燥させたものです。 うち豆は、福井県などの北陸地方に伝わる伝統的な保存食です。つぶすことですぐにふやかすことができ、調理時間が早くなります。 昔から米づくりが盛んな地域では、田んぼのそばで大豆を一緒に栽培していました。日本人にとって貴重なたんぱく源だった大豆を使い、保存するために便利な知恵が詰まった食べ物と言えます。 10月14日(火)
単元の前半では、四捨五入についての学習をしました。「およそいくつ」という概数の考え方は、小学生の発達段階とともに身についてくるものです。四捨五入には様々な場合に応じた表現の仕方があります。「四捨五入して、〇の位までの概数にする」という言い方や、「四捨五入して、上から〇桁の概数にしなさい」という場合があります。単に、4以下を切り捨てて5以上を繰り上げるというだけでなく、どの位を四捨五入の対象にするかの判断が大切になります。 さらに単元の後半では、目的に応じて和や差の概数を利用した計算の仕方を学びます。今日、4年生の各クラスで行っていたのは、その最後の授業場面でした。子ども会の39人で遠足に行く場合の電車代やバス代を見積もる問題について考えていました。 まず、電車代が1人620円だった場合、全員の交通費がいくらになるかを考えました。こういう場合は、上から1桁の概数で計算すると便利です。620円を600円、39人を40人として計算すると、暗算で24000円が求まります。次に、バス代が1台38220円だった場合の1人当たりの交通費を考えました。これも概数で見積もり、40000÷40=1000円と簡単に求めることができます。 算数は、実生活で活用していけることが何よりも大切です。普段の生活の中で、おおよその考え方と見積もりがいつでもできるようにしていきたいものです。(写真上) 3年生は、国語の時間に「ちいちゃんのかげおくり」という物語文の学習をしています。戦争関連の物語教材は各学年にありますが、中でも一番悲しいのがこの物語です。「ちいちゃんのかげおくり」は、「車のいろは空のいろ」(4年生で「白いぼうし」を学習します)を書いた あまん きみこ さんの作品です。「白いぼうし」のファンタジー作品とは全く別物の、とても悲しい内容になっています。 ちいちゃん一家は、空襲に遭います。焼け出されたちいちゃんは一人ぼっちになり、空腹に絶えながら生きながらえようとする姿が描かれていきます。しかし、その幼い命も、やがて暗い防空壕の中で息絶えていきます。幸せだった時の家族4人のかげおくりが、天国に向かうちいちゃんの姿と重なる最期の場面は、特に胸に深く残るシーンになっています。 この物語には、戦争を激しく否定するような表現は一切ありません。それでいながら、戦争の悲惨さを知らない現代の子ども達に、戦争がどんなものかを教えてくれる物語です。平和の尊さとともに、家族のいる幸せを伝えてくれます。3年生の心にしっかり残るように指導していきます。(写真中) 2年生の生活科の学習には、「えがおのひみつたんけんたい」という大きな単元があります。地域の人々との関わりを通して、人と関わることの楽しさや地域に愛着をもつことをねらいとして学習を進めてきました。1学期には、「まち探検」を通して、自分たちの地域や社会との関わりを深めてきました。来月にもまた「まち探検」を行い、地域で様々な仕事をしている人にインタビーをするなどの活動をしていく予定です。 教科書には、2ページに渡って「きらきら えがお 見つけたよ」という資料があり、様々な職業が写真で紹介されています。野菜農家や看護師、漁師、サッカー選手、宇宙飛行士…と、様々な分野の仕事で笑顔輝く人たちの写真が載っています。2年生の子ども達は、これ以外にもいろいろな職業に興味をもつ頃です。そこで、自分で調べてみたい職業を選び、本を使ってどのような仕事をするのかを調べてみました。 この学習のために、様々な職業について紹介している本を、光が丘図書館の団体貸し出しとして借りています。パン屋さんや美容師、ペットサロン、さらには海上保安庁の仕事まで、どの子も興味をもって調べたことをカードにまとめていました。(写真下) 10月14日の給食
甘酢あんかけ卵焼き もやしと春雨の和えもの 中華風スープ 牛乳 一口メモ 「実りの秋」というように、秋にはおいしいものがたくさん収穫されます。毎日食べているお米もその一つです。 お米は、5月に田植えをした後、収穫までに八十八もの手間がかかると言われています。このことから、昔から「米一粒に八十八の神様がいる」とされるほど、農家の方々が心を込めて大切に育てられてきています。おいしいご飯が食べられることへの感謝の気持ちを込めて、毎日のお米をいただくようにしたいものです。 給食に使っているお米も、11月頃には新米に切り替わる予定です。楽しみにしていてください。 |
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