5月20日(金)の献立今日のグラタンには初夏が旬のアスパラが入っています。ツナ・コーン・玉ねぎ・アスパラを具に、豆乳を使って作りました。 ミネストローネは、トマトを使ったイタリアの野菜スープのことです。イタリアでは田舎の家庭料理としてよく食べられています。ミネストローネはイタリア語で『具だくさん』や『ごちゃ混ぜ』という意味で、名前の通りいろいろな野菜やパスタ、米などが材料として使われます。よく煮ることで野菜がやわらかくなり、うまみがスープにとけだしておいしくなります。 5月19日(木)の献立今日の果物はデコポンです。デコポンは清見オレンジとポンカンをかけ合わせて作られた柑橘類です。デコポンは「不知火」という柑橘類の中で、糖度13度以上、酸度1度以下の高品質のものだけにしか使えない名称です。頭の部分がこぶ(デコ)のように出っ張っていることと、親のポンカンの「ポン」を合わせてこの名前がつけられました。基準の通り、中身は甘く酸味が少ないのが特徴です。カロテンやビタミンC、クエン酸などが多くふくまれています。 5月18日(水)の献立杏仁豆腐は中国で作られたデザートです。本来は薬膳料理のひとつで、ぜんそくや咳の治療薬であるアンズの種の中の杏仁というところを粉末にし、苦みをなくすために甘くして作った料理のことをいいます。日本では完全にデザートとして食べられていて、実際には杏仁を使っておらず、杏仁と似た香りのアーモンドエッセンスが使われることが多くなっています。給食ではアレルギーの生徒もいるためアーモンドエッセンスは使っていません。今日は小さなカップの中にみかんとパインを入れたカップ杏仁にしました。 5月17日(火)の献立今日は群馬県の郷土料理です。 豆腐めしはご飯に炒めた豆腐や具材を混ぜて作ります。ホルモン揚げは群馬県のB級グルメです。肉のホルモンを使うのではなく「ちくわ」に衣をつけて揚げて甘辛いソースをからめたものです。縦にちくわを切った様子が腸(ホルモン)の断面と似ているので名付けられたそうです。おきりこみは平たい太い麺の入った汁で、「おっきりこみ」や「にぼうとう」とも呼ばれます。給食では配膳しやすいようにほうとう麺を短く切って作りました。 5月16日(月)の献立マリアナソースはトマトソースの一種で、ピザやパスタなどのイタリア料理によく使われます。名前の由来は、イタリアの都市、ナポリの船乗りがよく食べていたことから、イタリア語で「船乗りの」という意味の「マリナーラ」がなまって「マリアナ」になったといわれています。 今日はかじきという魚を使って作りました。かじきはたんぱく質とビタミンDが豊富なので、スポーツをする人や成長期の人などにおすすめの魚です。食べてみると鶏肉のような食感でおいしいですよ。 5月13日(金)の献立今年度は月1回「米と味噌の日」として様々な品種の米と様々な種類のみそを食べる日を作っています。 第2弾は宮城県産「ひとめぼれ」と仙台みそです。 ひとめぼれ:宮城県で一番作っているお米。粘り・つや・うま味・香りなどのバランスが良く、オールマイティ。優しい味わいで魚料理など和食によく合う。 仙台みそ:仙台市を中心とした宮城県内で作られているみそ。大豆の比率が高く塩分濃度が他の味噌より高めで味が濃い。料理好きだった伊達政宗が作らせたものだと言われている。 5月12日(木)の献立今日のデザートはよもぎ団子です。よもぎは野原や河原の土手などに生える春の植物で、3月〜5月の今が旬です。日本では古くから万能薬として使われてきました。食べたり飲んだりするだけでなく、よもぎを乾燥させたものをおふろに入れたり、お灸に使われたりします。食物繊維はほうれん草の約3倍も含まれます。 よもぎ団子は白玉粉、上新粉で作る団子によもぎを混ぜて作ります。今日はきなこをまぶしました。 5月11日(水)の献立山菜ごはんにはわらびとぜんまいの2種類の山菜が入っています。山菜は春から夏の初めにかけてとれる季節の食材です。野菜と同じようにビタミンやミネラル、食物繊維をたくさんふくんでいます。ぜんまいやわらびは若い芽を食べるので、植物が生長するためのパワーがつまっています。 山菜には苦みやあくがありますが、この成分の多くは体を健康に保ってくれる大切な成分です。 5月10日(火)の献立スープに使っている青大豆は大豆の仲間で、成長しても緑色をしている豆のことです。普通の大豆より油分が少なく糖分が多いので、甘みが強く感じられます。日本では秋田や山形などで栽培されていますが、流通量が少ないので普通のスーパーなどではほとんど見かけることはありません。青大豆と枝豆、見た目は似ていますが、枝豆は大豆になる前の未熟な豆を収穫したものなので、青大豆を未熟な状態で収穫したものが枝豆と呼ばれます。収穫時期によって名前が変わるのはおもしろいですね。 5月9日(月)の献立今日のハンバーグには塩麹が入っています。塩麹とは麹に塩と水(または酒)を加えて発酵させた日本の調味料です。食品のデンプンやタンパク質を分解してうまみや甘みを引き出してくれたり、肉を漬けると柔らかくしてくれたりする効果があります。ビタミン類も豊富にふくまれていて、代謝を助け疲労回復効果も期待できます。今日はハンバーグに豚肉・鶏肉・豆腐・塩麹を使ったのでやわらかく仕上がりました。 5月6日(金)の献立中華風コーンスープは、卵の入ったコーンスープで、別名『スーミータン』ともいいます。漢字で「粟米湯」(あわ・こめ・ゆ)と書き、中国語で「粟米(スーミー)」はとうもろこし、「湯(タン)」はスープという意味があります。クリームコーンを使い、全体にとろみをつけて溶き卵を流し入れます。とろとろとした食感です。 麻婆豆腐は調味料に赤味噌、甜麺醤、豆板醤、オイスターソース、ラー油などを入れて作ります。今日はご飯にかけて麻婆豆腐丼として食べました。 5月2日(月)の献立今日は新茶の季節である5月の旬の献立です。 今日のデザートには抹茶を使っています。立春から数えて88日目のことを「八十八夜」といいますが、茶摘みがよく行われるのがこの時期で、毎年5月の初め頃になります。今年は今日、5月2日です。抹茶は別名「挽き茶」ともいい、緑茶を茶臼で挽いて粉にしたお茶のことをいいます。通常緑茶を飲む場合は茶葉を捨ててしまいますが、抹茶はすりつぶした茶葉をお湯に溶かして飲むので茶葉の栄養も丸ごととることができます。 |
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