1月25日(火) その3![]() ![]() ![]() ![]() 今日はまず1校時に、5年2組の理科の授業を見に行きました。「ふりこの動き」の実験をする場面の授業でした。振り子の振幅にかかる時間を「おもりの重さ」や「振り子の糸の長さ」、「振幅の角度」の条件を変えながら調べていく学習です。 以前、1組がおもりの重さを変えて実験しているところをホームページでお伝えしました。今日の2組の実験は、「振り子の振幅の角度を変えると往復する時間はどうなるか」という実験でした。今までの実験では、「おもりの重さを変えても振り子の往復の時間は変わらないこと」と「振り子の長さによって往復の時間が変わること」が明らかになっていました。今回は、振り子の振れ幅の角度が小さい場合と大きい場合とでどう違ってくるのかを実験することになりました。(写真上) 子ども達の予想では、振れ幅を変えても往復にかかる時間は変わらないという考えが多かったようです。中には、振り子が移動(おもりの部分が動く)する距離が違ってくるから、往復の時間が変わるのではないかという予想もありました。 実験の結果は、振れ幅を変えても振り子の往復の時間は変わりません。・・・結局、振り子の振幅の時間を左右するのは、「振り子の長さ」のみであるということが分かりました。 昔は、どこの家庭にも柱時計がありました。時計の進み方が早かったり遅かったりした場合は、時計の下についている振り子のおもりを調節ねじで上下させたものです。おもりの位置を変えることで、振り子の長さを変える(振幅の速さを変える)ということを行っていたのです。 2校時は、2年1組の授業観察に行きました。算数の「1000より大きい数をしらべよう」という単元の授業でした。この単元では、10000までの数の読み方や表し方、さらには数の大小や順序について理解させ、数を用いる能力をいっそう高めることをねらいとしています。今日の授業は、単元の最後の方の学習でした。 まず、数の線から3800の場所を探す問題から始まりました。「数直線」という言葉は3年生で習います。低学年では、「数の線」という言い方をします。また、今日の学習では、3800をいろいろな見方で表す方法を考えさせました。「3800は、3000と800を合わせた数」とか、「3800は、100を38個集めた数」…などです。子ども達は、友だちが思いつかない意見を発表しようと、いろいろな数の表し方を進んで考えていました。(写真下) |
|