1月31日(月)6年生の社会科は、2学期で歴史の学習が終わり、3学期は国際社会に目を向けた内容を学んでいます。教科書では、日本とつながりの深い国として、「アメリカ合衆国」と「中国」、「ブラジル」、「サウジアラビア」を取り上げています。国土の広さも違えば、人口や人種、気候、食べ物など、日本と比べるとそれぞれ大きな違いがある国々です。調べていくときりがありませんが、様々な国についての情報から、日本の文化や習慣との違いを理解することを目的とした単元構成になっています。 6年生の子ども達にとって、中国という国をどのようにとらえているのでしょうか。ちょうど、冬季オリンピックがもうすぐ北京で開催されます。テレビ等でその様子を見ている子どもが多いのではないでしょうか。また、国土が広く、人口が多いということや、中華料理や漢字が日本に伝えられたということでもなじみのある国です。 授業では、日本との貿易のグラフを中心に学習を進めていました。日本と中国の貿易(輸出入)のグラフを前時に学習したアメリカ合衆国と比べると、日本が中国から輸入している額が圧倒的に多いことが分かります。日本の貿易相手国の第一位は、もう10年以上も前からアメリカに代わり中国になりました。社会科の学習は、他教科と違って、年々変わってくる内容があります。教科書には、中国の経済都市の代表として、上海の高層ビル群の写真が掲載されています。 5年2組で、「おおきに、ありがとう」という道徳の資料を使った授業が行われていました。道徳の内容項目の「伝統と文化の尊重」についての学習でした。 京都の和菓子屋に生まれた主人公の子が店番をしていると、ベトナムから来た留学生の女性が和菓子を買いにやってきました。その留学生から、「日本の和菓子はすばらしい。」と言われたことをきっかけに、大事な気持ちに気づいていきます。・・・ 教科書には、「べべたこ」という名前の和菓子が登場しています。「うさぎの形をしていて、白あんを使い、赤い目は食紅で色をつけている。」と書かれています。電子黒板には、うさぎの形をした和菓子が映し出されていました。しかし、これは和菓子の例として見せた写真です。実際は、練馬区内の有名な和菓子屋さんの「うさぎ饅頭」です。(写真中) 子ども達にとっては、和菓子よりも洋菓子の方が身近なお菓子と言えるのでしょうか。でも、大福やおだんご、どら焼きなど、日本ならではの伝統的なお菓子はたくさんあります。さらに授業では、和菓子のように大切にしたい日本の文化や習慣について考えていきました。 3校時に、3年1組の体育の授業観察がありました。今月3年生は、校庭で「折り返しベースボール」を行ってきました。旭町小では、ベースボール型の運動を中学年から高学年まで、様々にルールを工夫して実施しています。3年生では、初めてのベースボール型のゲーム領域となります。 野球は、技術面が難しいことと、ルールが複雑という難点があります。しかし、投げるボールを打つのではなく、ティーに乗せたボールを打つことや、決められたエリアにボールを持っていくとバッターアウトになるというルールで、誰でもすぐに試合が楽しめるようになっていました。 また、バッターの子は、打った後にバットを三角コーンの中にしまってから1塁方向に走る約束になっています。(写真下…写真の右下の横倒しになっているコーンに、バットを片づけてから走る)安全面に配慮するとともに、この時間が守備をしている子ども達がボールを追いかけるためのハンディキャップにもなっています。 ファインダー越しに子ども達の動きを追っていたら、すごいことに気がつきました。守りのチームの子ども達が、バッターが打つ時に全員腰を落として構えていたのです。さらに、打った瞬間に、全員が一斉にボールの方に走り出していました。 |
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