2月12日(土)何人かの発表を見ましたが、とてもすばらしい視点で発表していた子がいます。関東地方の各都道府県の伝統工芸品について調べた発表がありました。埼玉県(小川町の和紙)、群馬県(高崎だるま)、東京都(江戸切子)…など、各都道府県の代表的な伝統工芸品について調べたことを発表していました。(写真上) 練馬区で全児童へのタブレットの貸与が行われて、ちょうど1年が経とうとしています。タブレットを全員が持つことにより、多くのメリットが確かにありました。今回の4年生の授業で言うと、今まではパソコン室に行ってインターネットを使う必要がありました。しかし、パソコンは20台しかありませんでした。2人に1台となる場合がありました。また、調べた内容をプリントアウトして画用紙や模造紙にまとめるなど、紙と時間を使う場合が多く、大変でした。タブレットがあることにより、家庭に帰ってからも自分で調べたりまとめの続きができたりします。そして、作成したスライドは、教室の電子黒板に映して発表することができます。 一方で、課題もいろいろあります。インターネットで調べた内容を子ども達がきちんと理解したうえでスライドにまとめていかなければなりません。何でもインターネットからの引用では、本当の学習になっていない場合があります。ただ、これには経験が必要です。今後もタブレットを使って発表資料を作成する活動を、様々な学習場面で取り入れていくようにします。 2年生は、算数の時間に「図を使って 考えよう」という学習をしています。たし算やひき算の文章題をテープ図に表して考えさせ、式を立てていく学習です。 文章題は、いつの時代でも子ども達にとって難しい問題になっています。「よく問題文を読んで、お話の内容を考えましょう。」と言っても、子どもにとってはそれが難しいのです。 「みかんが15個あります。何個か買ってきたので、全部で32個になりました。買ってきたみかんは 何個ですか。」という問題文でした。「全部で」という言葉があるから、たし算をすればいいと考える子も出てきやすいものです。テープ図に表してみると、「32−15」で求まることが分かりました。(写真中) 全員が分かったかなと思って授業を進めると、今度は文章題をテープ図に表すことができないというつまづきが・・・子どもに教えるということは、実に難しいものです。 6年生が、体育館でビデオ撮りをしていました。来週水曜日に行われる「6年生を送る会」の出し物の撮影です。ステージ前のひな壇に学年全員が並び、全校児童に向けたメッセージを伝える場面をビデオに収めているところでした。(写真下) 本来6年生を送る会は、体育館に全校児童が集まって行われてくるのが当然のやり方でした。しかし、昨年に続いて今回も、動画を駆使した対応を行うことになりました。感染症対応で異学年の交流ができないという制限は、どの行事を考えるにあたっても厳しいものがあります。 6年生は、学年全体でのメッセージの他にも、グループごとに各学年向けの発表動画を用意しています。当日のビデオ配信を楽しみにしていたいと思います。 |
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