展覧会(4年生)「ふしぎな乗り物」は、どこかに旅ができたり、面白い生活ができたりする乗り物を考え、色や形も個性あふれるものを描いた平面作品です。形もそれぞれで、犬や猫のようなかわいい動物の形をしているものもあれば、ロケットに似た、だけどちょっと違うようなものもあります。一人一人のアイディアあふれる作品を、是非ご覧ください。 「楽しいツリーハウス」は、実際の木を用いて、段ボールや各自が持ち寄った材料、リサイクルできそうなものなどを生かした立体作品です。子供によっては屋根裏部屋を作ったり、温泉を置いてみたり・・・。自分だけの楽しいツリーハウスを考えています。ツリーハウスに入るまでの行き方も、子供たち一人一人が想像しながら、はしごを用意したり、釘を打ち込んでジャンプしながら登ったりなど工夫が見られました。細かいところまでのぞいてみてください。 「星のかざり」は、1階廊下にアルミホイルの玉を色とりどりに飾り付けたキラキラとした装飾です。宇宙のような廊下を通って、体育館へと向かいます。 また、2月4日4校時に、4年生は展覧会を実際に鑑賞しに行きました。 考え作る学習だけではなく、」「ほかの友達や学年の作品を見る」という学習も、子供たちの力を養えるものです。 廊下からいろいろな学年の作品を見るたびに、子供たちの楽しそうな声が聞こえてきました。 ほかの学年の作品を見て鑑賞カードを書いた時には、「一人一人違う作品になっていて、それぞれの個性が見えてとても良かった。」と書く子もいました。 一人でじっくりと見て、友達と作品に対する様々な思いや考えを伝え合っていて、充実した時間になりました。 展覧会(6年生)「お気に入りの場所」は、校庭で思い入れのある場所を選び、スケッチをした後、絵の具で色を塗りました。休み時間のたびにサッカーをしたサッカーゴールや、友達とおしゃべりをした藤棚のベンチなど、6年間の思い出を振り返りながら描きました。自作の額縁にも注目してください。 「小さな行灯」は、電動のこぎりで模様を付けた4枚の木版を、組み合わせて作りました。中にライトを入れ、上にも木を組んだ蓋をのせました。暗がりで透けるライトの光が壁や天井に映り、幻想的な雰囲気になります。 「携帯びょうぶ」は、ダンボールに好みの布を貼って、持ち運べる小さなびょうぶを作り、自然をテーマにして絵を描きました。布によって和風や洋風の屏風が出来上がりました。 「ナップザック」は、それぞれ使う場面を考えながら、手縫いやミシンで作成しました。ミシンの操作にも慣れ、糸通しや下糸出しも上手になりました。 「段ボール箱の街」では、段ボール箱に絵の具を塗り、街を表現しました。カラフルで不思議な街並みができました。 今日の1校時は、作品鑑賞の時間でした。6年生は、同じ登校班やたてわり班の下級生の作品を見つけ、見入っていました。また、「これも作ってみたかった」などの声も聞こえてきました。他の学年の作品はもちろんのこと、自分の作品が飾られているのを嬉しそうに見つめている様子もありました。特に、小さな行灯は、真っ暗な舞台の上で光る48個の行灯に感動する声が上がりました。 6年生にとっては、小学校最後の展覧会でした。作品の制作や鑑賞を通して、改めて造形活動の喜びを味わうことができたと思います。保護者の皆様にもぜひ、ご覧いただければと思っております。 2月4日(金)いたずらものでありながら憎めないたぬきが、人のよいおかみさんに命を助けてもらったお礼に、糸車で糸を紡ぐというお話です。回したくてたまらなかった糸車を思う存分回して、さらにおかみさんにお礼ができて、喜々として帰って行くたぬきの姿が描かれています。この教材は、たぬきと同化して、おかみさんに対する気持ちを考えさせるのに適した物語です。また、民話の楽しさを味わわせる上での教材にもなっています。 「たぬきの糸車」は、文章表現のおもしろさも味わえる内容になっています。「キーカラカラ キークルクル」という擬音語の繰り返しや、「くるりくるり」 などの擬態語が使われています。さらに、たぬきのしぐさのかわいらしさが、とてもユニークに描かれています。登場人物の行動を中心に、様子や気持ちをとらえさせるのに適した物語教材です。 それだけに、しっかり音読ができるようにしなければなりません。教科書を持って、みんなで一斉に音読の練習をしていました。先生が一文読み、子ども達が繰り返していきます。(写真上) 教室にクラスの子ども達の声が混ざって聞こえてきますが、担任の先生はちゃんと一人一人の音読を聞き分けています。教科書をしっかり目で追っているか、口をしっかり動かしているか(マスクで口元が隠れているので、これは難しい)など、子ども達の様子をよく観察しながら音読の指導をしています。 ところで、この物語には、ためきの他に「おかみさん」が出てきます。昨日2組で、「この時のおかみさんの気持ちを考えましょう。」と先生が言った時、「おかみさんて何?」と質問した子がいました。確かに、そう聞かれると説明が難しいなと思いました。一般的には、おかみさんは漢字で「女将さん」と書き、旅館や料理屋の女主人を指す言葉です。この物語では、木こりの夫婦の妻を「おかみさん」としています。なぜ「おかみさん」という言い方を使ったのでしょう。 「おかみさん」は、主婦に対する親しみを込めた言い方でもあります。逆に、「おかみさん」以外で木こりの妻のことを何て言ったら良いかと考えたら・・・ふさわしい言葉が浮かんできません。あまり深く考える必要はなかったようです。でも、1年生の子には、「大人の女の人だよ。」と教えてあげる必要はあります。 3年生は、算数の時間に「三角形を調べよう」という学習をしています。いろいろな三角形の中から辺の長さに着目して分類し、二等辺三角形や正三角形の定義を学習しました。 今日は、コンパスと定規を使って二等辺三角形を描く学習をしました。底辺を書いてから、コンパスを使って同じ長さの2つの辺を書く方法を習いました。コンパスは、2学期に初めて使い方を学習しています。その時は、きれいな円を描くのに苦労していました。今回は、二等辺三角形の頂点を見つけるためにコンパスを使います。だいぶ扱い方に慣れてきた様子がうかがえました。(写真中) 4校時に、3年2組の授業観察がありました。社会科「練馬区のうつりかわり」から、交通の移り変わりについて学習していました。昔の谷原交差点の写真と現在の様子を比べると、道路の広さや車の数など、大きな違いが見られます。また、西武線の昔の電車と今の電車を比較すると、車両の長さに違いがあることが分かりました。前時に学習した練馬区の人口の変化と合わせて考え、昔と今では人口が急激に増えたことで、交通にも大きな変化があったことが分かってきました。(写真下) 2月4日の給食れんこん豆腐ナゲット うぐいす餅 牛乳 一口メモ 今日は、「春が立つ」と書いて「立春(りっしゅん)」です。 暦の上では春を迎えました。デザートには、うぐいす餅をつけました。ウグイスは、暖かくなると飛んできて、「ホー ホケキョ」と鳴く鳥のことです。実際のウグイスは、茶色がかった緑色をしています。 給食では、だ円形に白玉をゆでて、うぐいす色のきな粉を使って作りました。春を感じられるデザートになっています。 展覧会(2年生)平面作品「○○くんと遊ぼう」、立体作品「行ってみたい ゆめのしま」、装飾「光と風のかたち」を展示しています。 「○○くんと遊ぼう」は、友達にしたいものを決めて顔を描いたり、遊ぶ場所を考えたりして作品づくりに臨んでいました。どれも楽しそうな友達ばかりです。クレヨンや絵の具を使って、上手に色を塗りました。 「行ってみたい ゆめのしま」は、紙皿と段ボールで土台を作り、紙粘土に色をつけて島を作りました。島の飾りや島の仲間達が、子ども達一人一人ちがっていて、個性あふれる作品となりました。 「光と風のかたち」は、お花紙を水のりで重ねて貼りつけたものです。ひもでつながっていて、風で揺れたり、日の光が当たったりしてとてもきれいな作品に仕上がりました。 2年生の子ども達にとって、初めての展覧会。いつも使っている体育館や廊下などに飾られたたくさんの作品を見て、目を輝かせていました。また、自分の作品が飾ってあるのを見るのも嬉しいようで、しばらく眺めている子ども達もいました。保護者の皆様にもぜひ、ご覧いただければと思います。 2月3日(木) その21,2校時に1組が、5,6校時に2組が、それぞれ理科室で金属の温まり方についての実験をしていました。金属板や金属棒を使い、実験用コンロの火を当ててどのように温まっていくのかを調べました。温まり方を目で見て分かるために、ろうを塗る方法を使いました。板や棒の表面にろうそくをまんべんなくこすりつけて、ろうを塗りつけます。スタンドで固定し、カセットコンロの火を当てて実験をしていました。(写真上) 点火すると、すぐにろうがとけ始めました。そして、コンロの火が当たったところから先にとけ始め、じわじわと周りに広がっていく様子が分かりました。ろうを塗るというのは、この学習で昔から使われている実験方法です。熱伝導を視覚化するということでは、安価で分かりやすい方法であるといえます。教科書には、鍋に火をつけた場合のサーモグラフィーカメラで撮った写真が載っています。いつか未来の理科室にも、こういうハイテク機器が導入される日が来るのかもしれません。 2年1組の教室で、展覧会の鑑賞を終えた感想をもとに、絵日記を書いていました。他学年の工作や高学年のトートバッグやナップザックなど、印象に残った作品を絵に描いて仕上げていました。(写真中) 今日、展覧会を鑑賞した1年生から3年生の子ども達は、きっと「もう一度見に行きたいな」と思っていることでしょう。明日の放課後か土曜日の午後、家の人と一緒に展覧会に来ることができます。可能であれば、ぜひお子さんと一緒に展覧会に来て、会場を案内させてあげてください。 今日は、2月3日の「節分」です。豆まきをする家庭が多いのではないでしょうか。 1年2組の教室に、大きな鬼の絵が黒板に貼ってありました。「これはきっとやるな…」と思って待っていたところ、帰りの会が終わったところで豆まきタイムになりました。 豆の代わりに投げたのは、新聞紙を丸めて作った玉です。一人1個ずつ玉を持ち、自分の心にいる鬼を思い浮かべながら投げていました。(写真下) 1年前、コロナ禍が収まるようにと願って豆をまいたのですが…。今年もしっかり豆まきをしたいと思います。 展覧会(3年生)本番当日、3年生の作品…平面作品「布の変身」では、布の柔らかみを生かしながら動物や人、食べ物、電車等を作りました。背景との調和にも工夫した作品になりました。立体作品「ペットボトルペット」では、細部にまでこだわった作品となりました。装飾作品「空中水族館」「イラスト階段」では、体育館全体を水族館にしたいという気持ちや、階段を上っている人が思わず見入ってしまう階段にしたいという気持ちで作ることができました。 他の学年の作品を鑑賞する時間では、真剣に作品の良さを見つけながらメモをしていました。上級生の作品にも下級生の作品にも「思わずワクワクしてしまいそうな作品でした。「一人一人の個性がでている作品でした。」「細かいところにまでこだわったところがすごかった。」等、思い思いに感想を書いていました。 今回の展覧会が、今後の自分の創造力を鍛える上で良い経験になったと思われます。2年後、子供たちが5年生になった時に、またどのような作品ができるか楽しみです。 展覧会(1年生)「おしゃれなカラス」は、まず黒いかたまりに目とくちばしを付けました。そのあと、クレヨンで羽を描きました。大きさ、色など自由に作り、飾りつけを行い、おしゃれなカラスができました。カラスの周りにも絵の具とスポンジで色をつけ、完成しました。 「おめんでへんしん」は、お面の土台に絵の具で色を付けた紙粘土をはり付けて作りました。思い思いのかわいい顔、ちょっとこわい顔、いろいろな表情のお面が並びました。 今日、展覧会を鑑賞しました。体育館へ行く途中の廊下や階段にも、たくさんの作品が飾られ、わくわくドキドキ。そして、いつもの体育館が美術館のようになっているのを見て、歓声が上がりました。 全員で一緒にまわった後、自由に鑑賞する時間をとりました。自分のお兄ちゃんやお姉ちゃんの作品を見つけて嬉しそうに報告してくれる子、知っているお兄さんお姉さんの作品を見つけて見入っている子、どの子もとても楽しんでいる様子でした。図工の作品はもちろん、5、6年生の家庭科作品も見て、高学年になったらこんな作品を作りたいなと話している子もいました。 小学校生活初めての展覧会。作品づくりから鑑賞まで、充実したよい経験になりました。保護者の皆様もぜひ足をお運びいただき、ご鑑賞ください。 2月3日(木) その1平面作品や立体作品、そして家庭科の作品と、台やパネルを並べて、体育館に全校児童の作品がところ狭しと並びました。また、各学年の装飾作品が、児童玄関から北校舎の廊下、階段と、体育館に行く途中を彩っています。さらに、体育館の上の空間も使い、装飾作品が会場を華やかに飾りました。(写真上) 今日は、1〜3年生の鑑賞日でした。1,2年生にとっては、初めての展覧会です。担任の先生に連れられて体育館に入ると、思わず「うわぁ〜」という声が上がりました。どこを見ていいのか、迷ってしまうほどです。一通り会場内をクラスでまとまって歩いてから、自由に見学する時間になりました。友達と一緒に、じっくりと見たいところに移動して行きました。 子ども達は、まず自分の作品を見つけに行きます。ちゃんと自分の作品があったことにホッとし、みんなと一緒に飾られていることに安心し、我ながらよくできたなとニッコリ笑顔になっていました。また、自分の兄弟の作品や、知っている子の作品を探していた子がいました。自慢げに自分の兄弟の作品をアピールしていました。 展覧会では、鑑賞することも大切な学習です。事前指導をしっかり行い、鑑賞カードを探検ボードに挟んで体育館に行きました。カードには、心に残った作品のことなどを記録していました。(写真中) どの学年の子ども達も、最も関心をもって鑑賞していたのが、6年生の「小さな行灯」でした。体育館のステージ上に展示してあります。光と影を楽しむ作品なので、幕を下ろした暗い中で見てもらうようになっています。 6年生の行灯は、電ノコで4つの面を様々な形にくり抜いて作ってあります。その中には、LEDライトが入っていて、暗闇の中できれいな色を放ちます。さらにライトの色は、しばらくすると次々と色が変わっていく仕組みです。行灯には、上に様々にデザインされた蓋が作られていて、その隙間を通った光がステージ上のカーテンに映るという演出になっています。保護者の鑑賞時間には、懐中電灯を用意していますので、作品の名札を読む時にお使いください。(写真下) 2月3日の給食じゃがいものそぼろ煮 イワシのつみれ汁 牛乳 一口メモ 2月3日の「節分」には、豆まきをします。「立春」の前の日が「節分」です。 「福は内、鬼は外」のかけ声は、家に幸せを呼び寄せ、よくないものを追い払うと言われています。ご飯に大豆を入れて炊き込んだ「節分ご飯」を献立に入れました。 また、玄関には鬼の嫌いな「焼いたイワシのおかしら」をヒイラギに刺して、魔除けとして飾ります。給食では、イワシのつみれを使った汁ものを献立にしました。 2月2日(水)1組では、タブレットを使って様々な情報を集めていました。インターネットの検索機能を使い、食べ物や特産品、名所などが次々と画面に現れてきました。 今回の学習では、タブレットでGoogleスライドにまとめ、発表資料を作成していく予定です。Googleスライドは、プレゼン資料作成アプリとして、すでに5,6年生が様々に利用してきています。4年生にとっては今回が初挑戦ですが、使い方に慣れておくことも高学年に向けた準備になります。 今日の午前中は、ちょうどICT支援員さんが勤務する日になっていました。1組の教室に入り、担任の先生と一緒に子ども達にアプリの使い方を指導していました。ICT支援員さんは、練馬区から全ての小中学校に配置されています。月に6日間(午前と午後、それぞれの勤務日が3日間ずつあります。)学校に来て、タブレットを使っている教室を回ったり、先生方へのICT関連の支援を行ったりしています。(写真上) 2校時に、4年2組の授業観察がありました。算数の「小数のわり算」の授業が行われていました。4年生では、整数÷整数や小数÷整数で答えが小数になる場合を学習することになっています。 今日は、整数÷整数(6÷4)で割り進みをする場合の筆算(商を小数点以下まで立てて割り切れるまで行う)について学習していました。「6リットルの飲み物を4人で等分する」という問題から、一人分が何リットルになるのかをグループで考えさせていきました。 旭町小では、どのクラスにもホワイトボードが用意してあります。グループでの話し合いの際にいつも使われています。話し合いでは、まず各自の考えを発表し合い、グループの意見としてまとめていくことになります。その小さな集団の中で、必ずリーダーとなる子が生まれて話し合いが進みます。また、考え方がまとまらない子にとっては、友達の考えから理解が進む場にもなっています。(写真中) 2年2組の教室で、「空色の自転車」という資料を使った道徳の授業が行われていました。道徳の内容項目の「生命尊重」について考える授業でした。 交通事故にあって、意識不明の重体になっていたかんた君のところに、先生や友達が次々とお見舞いに来ます。家族の支えもあり、やっと意識が回復して松葉づえをつきながらリハビリに励むようになりました。・・・授業では、リハビリをがんばる主人公の気持ちを中心に考えさせました。家族や友達が心配してくれていることから、自分だけの命ではないことに気がついていきました。(写真下) 道徳の授業では、年間を通じてどの学年もたくさんの内容項目を指導しています。その中で最も指導が難しいのが、「生命尊重」にかかわる内容です。2年生のこの資料では、主人公の命に対し、周りの多くの人たちが心配をするとともに、回復を喜んでくれていました。そういう中から「自他の生命を尊重する心」へと結び付けて指導しています。 2月2日の給食お絵描きハンバーグ 小松菜とコーンのソテー ジュリエンヌスープ 牛乳 一口メモ 明日から展覧会が始まります。そこで、給食でもアートを取り入れました。 いつもより平たく作ったハンバーグとソテーをお皿に一緒に盛り付け、ケチャップでお皿に絵を描くという献立です。 友達と話をすることができない分、いつもと少し違った形で給食を楽しめるようにしました。 ※子ども達は、お絵描きを楽しみながら給食を食べていました。 2月1日(火) その2日本の輸入品の中で、中国が占める割合を示すグラフがありました。輸入している野菜の50%は、中国からであるということが分かりました。また、衣類では、輸入品のうちの62%が中国製ということでした。子ども達が自分たちの着ているトレーナーなどのタグを調べてみると、確かに何人か「made in China」と書いてありました。そういう私もスーツの内ポケットについているタグを調べてみたら「made in China」でした。 授業観察では、たいてい教室の後ろに立って授業の様子を見ることが多いです。今日は受験のためか、空いている席が多かったので、教室の真ん中の座席に座ってみました。子どもの目線になると、黒板や担任の先生がどのように見えているのかがよく分かりました。その後、横にいる子や斜め後ろの子ども達が、ノートに文字を書いている姿をしばらく見ていて気がつきました。短い鉛筆を持って書いている子が多かったのです。 教室の前の方にも行き、全員の手元や筆箱の中を見せてもらいました。やはり、短い鉛筆を使っている子が何人かいました。短くなると持ちにくくなるので、鉛筆キャップをうまく使って書いている子も見られました。(写真上) さらに目に留まったのは、鉛筆の1本ずつにきちんと名前が書いてあったことです。ある男の子の鉛筆は、上の方をカッターで削り、そこに名前がフルネームで書いてありました。(聞いてみたら、自分で名前を書いたそうです。)低学年の頃は、家の人が鉛筆に名前を書いてくれていたはずです。6年生になっても、自分できちんとその習慣を続けているのはすばらしいことです。 持ち物の一つずつに名前を書くというのは、物を大切にしている証拠です。また、短くなった鉛筆を使っていることにも、物を大切にする気持ちが表れています。物を大切にする人は、人を大事にできる人です。とてもうれしい気持ちになりました。 先週から展覧会の会場づくりが始まっています。いよいよ展覧会があさってに迫ってきました。毎日、先生方が作品を展示する作業が、夜遅くまで体育館で続けられています。 今日は、各学年の立体作品の搬入日になっていました。時間を分けて、子ども達が自分の作品を手に体育館にやってきました。1年生の立体作品は、「おめんでへんしん」です。教室に保管していた作品と、ていねいに書いた名札を持って、2組の子が体育館に入ってきました。 一歩入った途端、いつも運動をしている体育館とは風景が変わっていたので、みんな目を丸くしてびっくりしていました。1年生の展示場所は、入り口を入ってすぐ右側です。台の上に自分の作ったお面と名札をそっと置きました。(写真中) 目の前には、平面作品として描いた「おしゃれなカラス」の絵が飾ってありました。自分の作品を見つけて、とてもうれしそうでした。遠くには、たくさんの学年の作品が展示してありましたが、「当日までのお楽しみ」ということで、静かに教室に戻っていきました。 今日の放課後、どの学年も先生達の手で立体作品を並べ替えます。よく、展覧会の感想用紙に「名前順で展示してあると探しやすいのですが…」と書かれる場合があります。本校のみならず、多分どの学校でもそのような展示の仕方はしません。子ども達の作品を様々に並び替えながら、どうしたらより作品が引き立つかを考えながら展示していきます。学校は、一人の利便性を優先するのではなく、常に全体のことを考えています。 4校時に、音楽室の授業観察に行きました。4年2組が「ソーラン節」の合奏を練習する授業を見ました。 先週、4年生が音楽の時間に全国のお祭りの映像を見て、日本の独特なリズムや和楽器の様子を学習していることをお伝えしました。その学習を基に、4年生ではクラスごとに「ソーラン節」の合奏に取り組んでいます。 締太鼓や長胴太鼓はもちろんですが、その他にも鉄琴や木琴、キーボード、大太鼓、ピアノなど、いろいろな楽器で合奏を楽しめるように工夫されていました。練習を繰り返すたびに全員の音とリズムが一つになっていき、子ども達の充実した様子が伝わってきました。(写真下) 本来ならば、リコーダーや鍵盤ハーモニカを入れたいところですが、3学期からまた控えています。 2月1日の給食イカのチリソース ツナとキャベツの中華炒め わかたまスープ 牛乳 一口メモ 2月の給食の月目標は、「給食のルールを守ろう」です。 各クラスで「黙食」はすでに身についてきました。では、水が冷たくなってきていますが、食事の前にしっかり手を洗っているでしょうか? また、ハンカチを使って手をきちんと拭いているでしょうか? その他にも、各クラスで給食時のきまりがあります。今年度の給食も残り30回ほどになりました。ルールを守り、給食を味わって食べられるように指導していきます。 2月1日(火) その1
Zoomで全校朝会を行いました。「展覧会、そしてふれあい月間に向けて」という内容で話をしました。
・・・いよいよあさって、2月3日の木曜日から、展覧会が始まります。1年生から6年生まで、全校児童が図工の時間に作った絵や工作、さらに5,6年生は家庭科の作品が展示されます。図工の作品は一人2点ずつ、高学年の家庭科の作品は1点ずつ出品されるので、合計すると体育館の中に約900点の作品が並ぶ予定です。また、その他にも、児童玄関から階段や廊下を使って、装飾作品も展示されます。 今回の展覧会のスローガンは、「みんなが主役 きらめく個性」です。展覧会は、作品を完成させて終わりではありません。自分の作品とともに、友達の作品、あるいは他のクラスや他の学年の作品を見て心で感じ取ることが重要です。どの作品にも、「どんな形にしようかな」とか、「ここをこうしてみようかな」という一人一人の思いが込められて製作されています。その思いや工夫を感じ取りながら、一つ一つの作品をじっくりと鑑賞することが大切です。 展覧会では、友達の作品はもちろんですが、自分の作品も大切にするようにしてください。「自分の作品を大切にする」というのは、作品を持ち運ぶ時に気をつけるということだけではありません。展覧会が終わって家に持ち帰ってからも、心をこめて作った作品を大切にするようにしたいものです。 校長先生が小学校3年生の時に展覧会がありました。今でもはっきりと覚えていることがあるので、紹介します。展覧会に出品した工作は、画用紙と割りばしを使って作った「ぼく・わたしの住みたい家」という作品でした。展覧会が終わり、全員が自分の作った家の作品を持ち帰った次の日のことでした。担任の先生が、少し厳しい顔になり、クラス全体に話をされました。 「昨日、みなさんはどのようにして展覧会の作品を持ち帰りましたか。大きな作品だったので、持ち帰るのが大変だったと思います。残念なことに、帰り道に作品を振り回して乱暴に扱っている子がいました。心をこめて作った作品だったはずです。今日、Nさんの日記には、このようなことが書いてありました。『私は、展覧会の作品を持ち帰って、2階のところにもう一つ窓を作りました。そうしたらもっとすばらしい家ができました。今度は色も塗って、自分の部屋に飾っておきたいと思います。』」当時、Nさんは、普段はあまり目立たないおとなしい子でした。でも、その時は、とても立派な子だなと感心したことを今でもはっきりと覚えています。 展覧会は、今週の木曜日から土曜日まで3日間開催されます。土曜日で展覧会が終わってしまっても、みなさん一人一人の作品は、いつまでも輝き続けます。たくさんの時間をかけて工夫し、苦労した分だけ、心に残るものになるはずです。 さて、今日から2月に入りました。展覧会の始まるあさって、2月3日は「節分」です。そして、翌日の4日は「立春」と言って、暦の上では春になります。昔から、季節の変わり目に悪いことが起きたり、病気や災害が起きたりしやすいと考えられていました。そこで、節分に豆まきをするようになりました。世の中の悪い出来事や病気を「鬼」と見立てて豆をまきます。鬼は、人の心の中にも住みつくと言われています。自分自身の心の中に、どんな鬼がいますか? 忘れ物が多い鬼、言葉づかいが悪い鬼、あいさつの声が小さい鬼、友達に優しくできない鬼、チャイムが鳴っているのに遊びをやめない鬼、うわばきをきちんとそろえない鬼・・・いろいろな鬼がいるのではないでしょうか。豆まきをすることも大切ですが、自分で自分を変えていこうとする気持ちが重要です。 最後に、ふれあい月間についてのお話をします。練馬区では、毎年6月と11月、そして2月をふれあい月間に位置付けています。11月のふれあい月間には、全員がいじめ防止シンボルマークを考え、校内に掲示しました。練馬区の他の学校も、そして全国の様々な小学校でも同じような取り組みをしています。しかし、それでもいじめがなくならないのはなぜでしょうか。「いじめは心の病気である。」とも言われています。まさに、心に鬼が住みついてしまったのかもしれません。しかし、周りの子ども達が「自分は絶対に一緒になっていじめはしない。」とか、「これはいけないことだから先生に伝えてやめさせよう。」という気持ちをもてば、大きないじめになる前にやめさせることができます。一人一人の正義感と勇気が大切です。みんなでいじめのない、楽しい学校生活が送れるように努力していきましょう。・・・ |
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