1月18日(火)まず、日本の伝統的な遊びについて描かれた絵を見て、どんな遊びなのか、知っていることや自分たちの経験したことを話し合います。そこから日本に伝わる遊びのよさについて考えさせていき、日本や郷土への愛着を深め、親しみをもって生活しようとする心情を育てていきます。 伝統的な遊びとして、お手玉やあやとり、福笑い、メンコ、竹とんぼ、ヨーヨーなどの絵が提示されていました。ちょうど生活科の昔遊びの学習でも体験しているところなので、子ども達にはなじみのあるものばかりでした。(写真上) 授業の後半は、みんなでカルタをして遊びました。使ったのは、昔ながらの「いろはかるた」です。江戸時代後期に始まったといわれるカルタの一種です。いろは四七文字に「京」の字を加えた四八字を頭にして、様々なことわざの内容が絵になっています。「い」は、「犬も歩けば棒に当たる」、「ろ」は、「論より証拠」、「は」は、「花より団子」です。確かに、昔はカルタ遊びを通じてことわざを覚えたものでした。 先日は、6年生の「ナップザック」作りについてお伝えしましたが、今日は5年生の家庭科作品の紹介です。5年生は、2学期から「トートバッグ」の製作に取り組んできました。1学期から家庭科の学習が始まり、裁縫道具の使い方を練習してきました。また、2学期からはミシンの使い方を覚え、それらを応用してトートバッグ作りをしています。 今日は、まずバッグの袋の口の部分を、ミシンでぐるっと一周縫うことに挑戦していました。布を3つ折りにしてアイロンがけをしてからミシンをかけます。真っすぐにそろえてミシンをかけていくのが難しそうでした。 さらにそれが出来上がった子から、持ち手となるテープを取り付けました。テープは、丈夫に取り付けるために、下向きにして縫ってからテープを上向きにして、さらにもう一度縫います。この部分にもミシンを使うため、子ども達には更なる集中力が必要になりました。黙々と取り組む姿が見られました。(写真中) 展覧会が再来週に迫ってきました。それまでに何とか…と、先生達にも少しずつ緊張感が表れてきたようです。展覧会の会場では、ぜひ持ち手のテープの縫い目にも注目してご覧ください。 3年生は、社会科の時間に昔の道具について調べています。2組では、タブレットPCを使っていろいろな昔の道具類を検索して調べていました。 昔のテレビについて調べていた子がいました。昭和30年代頃までは、今のようなカラーではなく、白黒テレビでした。また、現在のような薄い画面ではなく、ブラウン管方式の箱型のテレビでした。そして、チャンネルはダイヤル式です。 洗濯機を調べていた子がいました。洗濯機は、時代によって様々ですが、昭和の後半は二槽式の洗濯機が一般的でした。洗濯槽と脱水槽が別々になっているのが二槽式洗濯機です。その後、全自動洗濯機に変わっていきました。しかし、意外に現在でも二槽式は根強い人気で、査定額が高くつくそうです。 昔のミシンを調べていた子がいました。電動になる前の「足踏みミシン」です。(写真下)私が子どもの頃、自分の家にもありました。とてつもなく大きくて重くて、現在なら置き場に困ることでしょう。足でペダルをパタパタと踏むとベルトが回り、ミシンの針が上下する仕組みです。面白そうで動かしてみたくなりますが、子どもが触ると叱られたものです。 たてわり班遊び(5年生)
1月18日(火)中休みにたてわり班遊びが行われました。今回から6年生に代わり、5年生がリーダーを務めました。
リーダーとして、はじめて望むたてわり遊びということもあり、遊びを企画する際には、「1年生から6年生までの全員が楽しめる内容にしたい」と意気込み、みんなを楽しませようと一生懸命遊びを考えていました。当日の段取りをシミュレーションしながらワクワクした様子で話し合っていました。 当日は少し緊張している様子も見られましたが、みんなをまとめ、たてわり班遊びをやり遂げることができました。 反省では、「もう少し大きな声で説明ができたらよかった」、「準備を早くし、遊ぶ時間を長くとれるようにしたい」など、次のたてわり班遊びに向けて頑張ろうとする姿勢が見られ、感心しました。 1月18日の給食3色サラダ マカロニ豆乳シチュー 牛乳 一口メモ 今日のシチューには、マッシュルームが入っています。マッシュルームは、世界中で最も多く食べられているきのこです。 明治時代にヨーロッパから伝わり、日本での人工栽培が始まりました。マッシュルームには、白や茶色などいろいろな品種があります。 新鮮なものは、生でも食べられるのが特徴です。生のマッシュルームは香りが豊かで、コリコリとした食感が楽しめます。加熱することで壊れてしまう栄養もあるため、生で食べる方がムダなく栄養が摂れます。 1月17日(月)「いか」の上に「す」をつけると「すいか」になり、間に「る」を入れると「いるか」になります。さらに、下に「だ」を増やすと「いかだ」という言葉ができます。教科書には、それぞれの絵がヒントとして描かれているので、子ども達はすぐに分かったようです。さらに応用して二文字を増やしたり、濁点( ゛ )をつけたりして変身させていくと、子ども達はいろいろな言葉を見つけていきます。 ところで、「いかだ」は1年生にはなじみのない単語なのでしょうか。「知らない」という子が何人かいました。確かに、本物のいかだに乗ったことがある子はいないでしょうし、なかなか見る機会もありません。テレビや本の中で見たことがある程度でしょうか。子ども達は、日々たくさんの語彙を獲得していきます。テレビや本、マンガなどから得る言葉も大切ですが、様々な経験や親子の会話を増やすことによって言葉を獲得させていくことも重要です。 6年生は、国語の時間に「メディアと人間社会」という説明文の学習をしています。昨年改定になった教科書から新しく入った教材で、作者は池上彰さんです。教科書には、ご本人の写真も載っています。(写真中) 池上さんについては、テレビにも多く出演されている方なので、子ども達もよく知っているでしょう。元NHK記者からスタートし、現在はフリージャーナリストとして活躍中です。NHKにいた時は、週刊子どもニュースという番組の初代お父さん役を長らく務めていたことでも有名です。 NHKを退社後もテレビの各局からの出演依頼が多いのは、その分かりやすい解説の仕方にあるのではないでしょうか。そして、なんでも実によく知っていると感心するほどの情報量をもっている方です。その池上さんが書いた説明的な文章なので、小学生にも受け取りやすいということで教科書に採択されたのでしょう。 6年生の国語の授業では、文章全体の構成を考えながら読み、各段落の要旨をとらえることを中心に学習を進めていきます。全体は、「始め・中・終わり」に分けられ、「中」にあたる段落では、歴史的な順序に合わせたメディアの登場について説明しています。「文字を使った伝達」から始まり、「電波」、「映像」、「インターネット」と、段落ごとに各メディアについて紹介しています。そして最後の段落では、「人間の欲求を意識してメディアとつき合うことの大切さ」を筆者の主張としてまとめています。いかにもメディアで活躍されている池上さんらしい文章だなと感じました。 5,6校時に、体育館で4年生の「染め物出前授業」が行われました。4年生は、社会科の学習で東京都の伝統工芸について学習しています。新宿区の神田川沿いや妙正寺川沿いには、染め物の工房がたくさんあります。昔は川の水を使って染めた布を洗っていたことから、川沿いに染め物職人が集まったと言われています。 東京に残っている染め物の一つに、「東京染小紋」があります。江戸時代から続く伝統を守り、今も伝統工芸士の手によって、一つ一つ手作業で文様が染められています。 今日は、東京都の染色工業協同組合に所属されている金田さんから、4年生に出前授業をしていただきました。実際に、東京染小紋の反物を見せてもらいました。間近で見ると、とても細かな文様が染められていることに驚きます。さらに、その文様を絹の織物に染めるための型紙も見せてもらいました。柿渋で染めた専用の和紙が使われ、とても細かな文様が彫られていました。型紙を作る職人さんの技術も相まって東京染小紋ができていることが分かりました。 また、腰や目に負担のかかる作業であることから、技術以外に体力的な負担のかかる伝統工芸であることも分かりました。代々伝統を守っている金田さんの技術が、今後も日本の伝統工芸として続いていってほしいと思いました。(写真下) 東京染小紋 出前授業(4年生)新宿区の神田川沿いに、染物屋さんがたくさん並んでいます。今ではかなり少なくなったそうですが、50年前までは伝統的な技法で染め物を営んでいる染め物屋は東京都に500軒あったそうです。 染小紋は漢字のごとく「小さな文様」を意味しています。細かい文様では、一辺が3cmの正方形の中に千個の点が入るものもあるそうです。貴重な型紙を、実際に触って見せていただきました。また、出来上がった反物を見たり、触ったりすることもできました。 子供たちは「色はどうやって作っていますか」「一番、人気のある文様はなんですか」など、意欲的に質問をして学びを深めていました。 1月17日の給食献立名 ご飯 手作りふりかけ 野菜の甘味噌和え 肉じゃが 牛乳 一口メモ ふりかけには、ちりめんじゃこや鰹節、青のりが入っています。 ちりめんじゃこは、シラスを食塩水で煮た後、天日などで干した食品です。大きくなるとイワシになる魚です。小さいため、骨まで丸ごと食べることができます。 骨を強くするカルシウムや、骨にカルシウムが取り込まれやすくなるためのビタミンDをたくさんとることができる食材です。 1年 書き初め冬休みに練習してきた子ども達は、見違えるほど上手になっていました。 「お正月に、おぞうにをたべました。からだがぽかぽかしました。」という文章を書きました。硬筆は、一文字でも間違えると清書にならないのでとても大変です。 し〜んと静まりかえった教室で、緊張しながらの書き初めでした。一文字一文字丁寧に書いている姿に成長を感じました。 どの作品も力作です。24日からの校内書き初め展をどうぞお楽しみに。 1月14日(金)3,4校時に、1組が理科室で実験をしていました。空き缶やコップ、はさみ、アルミホイル、割りばしなど、身近なものを集めて、棒磁石に引きつけられるかどうかを一つずつ調べていきました。 磁石は、日常的によく使われているものであるため、子ども達にとっては身近な学習材です。ランドセルや筆箱、黒板に留める磁石など、「引きつけられる」という感覚にはなじみがあるでしょう。しかし、磁石の力は目に見えないものであるところに、不思議さや難しさがあります。また、2学期末に学習した、電気を通すものと通さないものの結果と混乱しやすいという難しさもあります。 理科室には、空き缶が2種類ずつ用意してありました。コーヒーの空き缶には磁石が引きつけられますが、ジュースの缶には反応しません。(写真上)子ども達は、缶の手触りや重さ、そして「スチール」と「アルミ」の材質表示から「磁石は鉄製のものを引きつける」ことに気づいていきます。はさみも、材質の違いで磁石につくものとつかないものがあります。そして、釘やクリップは磁石についても、10円玉(銅)やアルミホイルは磁石につかないことから、結論が次第に明らかになっていきます。 ちなみに、現在の日本の硬貨で磁石につくものはありません。ただし、昔の50円玉(今より少し大きめ)は、磁石につきました。 6年生は、家庭科の時間にナップザックの製作に取り組んでいます。1学期に希望するデザインの布を選び、製作キットを購入しました。途中で様々な家庭科の単元を学習したり、調理実習も行いながら、ナップザックの製作はずっと続いてきました。3学期に入り、展覧会(2月初め)が近づいてきたこともあり、いよいよ最後の仕上げの段階に入っています。 1,2校時に1組、5,6校時に2組が家庭科室で授業を行っていました。ミシン縫いで苦戦していた子や、最後の紐を通すのに苦労していた子がいたようですが、クラスの半数近くは完成したようです。展覧会に向けて、学年の先生方も少し気が楽になったようでした。(写真中) 4年生は、理科の時間に「季節と生物(冬)」の学習をしています。春から夏、秋と、四季を追いながら動物や虫、植物の生態の様子を観察してきました。冬は、秋まで盛んに見ることができた虫の姿が見られなくなりました。でも、鳥は寒い最中でも見かけます。植物の様子はどうでしょうか。 実際に校庭に出て、今まで観察してきた草木や樹木に目を向けてみました。校庭の西側にあるヘチマやツルレイシの畑は、すっかり枯れてしまっています。また、年間を通して観察してきた桜の木は、秋に葉を全て落とし、枝のみが残っています。 2組の子ども達が、三角すべり台のてっぺんに上がり、桜の枝先を触りながら観察していました。(写真下)直接手に取って調べてみると、細い枝の先の先まで、ぴっしりと芽がついていることが分かります。さらにその芽をよく見ると、2種類あることが分かりました。やや丸みのあるのが「花芽」で、成長すると花になるつぼみの赤ちゃんにあたる芽です。また、少しとがった形をしているのが「葉芽」で、将来は葉っぱや枝が伸びてくる芽です。 2月、3月と期間を置いて観察すると、気温の上昇とともに芽がふくらんでくる様子が分かるはずです。こんなに北風が冷たく吹いていても、桜の木はじっと春の開花と葉を茂らせる時を待っているのですね。 1月14日の給食わかめスープ デコポン 牛乳 一口メモ デコポンは、ヘタのところがポコッと出たかわいらしい形をしています。皮が薄くて食べやすく、ミカンの仲間の柑橘類の中でも甘みが強いのが特徴です。 免疫力を高めるはたらきのあるビタミンCが多く含まれています。そのため、風邪をひきやすい寒い時期におすすめの果物の一つです。 1月13日(木)1組の教室では、自分が生まれた年のおもな出来事を調べていました。6年生の子ども達が生まれたのは、2009年(平成21年)の4月から2010年(平成22年)の3月までです。今から12年前・・・どんなことがあったと思いますか? 子ども達は、タブレットPCを使って検索しながら調べていました。国内でのトップニュースは、8月の衆議院選挙で政権交代があったことでした。あれから12年か…という思いがします。そして、2位のニュースは、「新型インフルエンザが全国で猛威をふるう」でした。コロナ禍で苦労している現在ですが、昔も同じような感染症パンデミックがありました。豚由来のインフルエンザで、世界的に流行した感染症でした。「タミフル」という薬の名前が広まったのもこの頃でした。 それ以外のニュースとして、7月22日の皆既日食ブームがあります。(写真上)日本では46年振りとなる皆既日食が見られるということで、だいぶ前から日本中の人達がワクワクしていました。当時、私は副校長をしていましたが、「直接太陽を見ないように指導すること」という連絡が役所から届いたことを覚えています。 太陽を観測するための専用サングラスが、国内で飛ぶように売れました。しかし、当日の天候が悪く、東京ではほとんど見ることができませんでした。皆既日食ツアーとして、奄美列島まで出かけて行った人たちがいましたが、実際に見ることができたのはいくつかの島だけでした。 6年生の総合の学習に対して、2年生の生活科でも同じような学習が行われています。「あしたへつなぐ 自分たんけん」という学習で、自分の成長を振り返り、これまで支えてくれた方々に感謝の気持ちをもつという内容です。 1組では、自分が0歳の頃や1〜2歳の頃の様子について調べる計画を立てさせていました。調べ方は、もちろん自分の家の人に話を聞く(インタビューする)ことになります。自分が小さかった頃のどんなことを聞いてこようかなと、隣りの子と話し合いをしていました。(写真中) 家の人は、いろいろ話してあげることがありそうですね。写真や母子手帳を見せてあげながら話をすると分かりやすいかもしれません。また、病気やけがをして心配したことなども語ってあげましょう。子ども達は、インタビューした内容をもとに自分の成長をまとめていきます。 昨日の2年生に続き、6年生も音楽の時間に鑑賞の授業が行われています。6年生は、和楽器の音色を味わう鑑賞教材として、宮城道雄が作曲した「春の海」を聴いていました。(写真下)授業では、尺八の特殊な奏法についてのDVDも子ども達に見せていました。吹き方や穴をふさぐ指の動かし方に様々なやり方があることが分かりました。 「春の海」は、お正月の音楽として、誰もが耳にしたことがある曲です。というか、必ずお正月のテレビ番組やCMなどで、箏が奏でる「チャン チャラリラリラリン♪」が聞こえてきます。この曲は、宮城道雄が35歳の時に作曲した、箏と尺八の二重奏です。作曲されたのは、100年近く前の昭和4年です。西洋音楽が入ってきたばかりの当時の日本にとっては、とても前衛的な曲だったはずです。 その後、和楽器を西洋音楽に融合させて作曲した日本の音楽家が次々と現れます。代表的な作曲家に武満徹が挙げられます。代表作の「ノヴェンバー・ステップス」は、琵琶と尺八とオーケストラのための音楽作品で、世界に武満の名前を知らしめました。 あいさつ運動
1月11日(火)から13日(木)の3日間に渡り、代表委員会を中心にあいさつ運動が行われました。
12日(水)は、豊渓中学校の生徒にも参加してもらいました。中学生がきちんとあいさつをしている姿を目の当たりにし、子供たちはあいさつに対する意識をより高めることができました。 最終日には、しっかりと目を見ておじぎをする児童や、はっきりとした声であいさつをしている児童がとても目立ちました。 代表委員会では、あいさつ運動を通して、自分達の活動が全校児童のあいさつに対する意識を少しでも変えることができたことに喜びを感じていました。明るく元気のよいあいさつがたくさん飛び交う素敵な3日間になりました。 今後も、引き続きあいさつ指導に力を入れていきます。 たこあげ(1年生)クレヨンを使って自分で絵を描いたたこが空をとんでいる様子を見て、「本当にとんだ!」「気持ちいい。」と喜んでいました。 学校では大人数のため、天高くあげることができません。ぜひ、たこをあげてもよい公園に行って、高くたこをあげて楽しんでいただけたらと思います。 2年 書き初め「きれいなはつ日の出を見ました。新しい一年がはじまります。」という文章を清書します。文章はとても短く簡単そうに見えますが、意外と難しいのが硬筆です。 マスからはみ出さないように、字の形とバランスを見て丁寧に書く様子が見られました。力を込めて書くので、途中で「しょしゃたいそう」をしながら、体をほぐして書きます。子ども達がお手本をじっくり見ながら、時間をかけて書いた作品は、どれもすばらしいものばかりです。再来週からの校内書き初め展が楽しみです。 3年生からは、いよいよ毛筆での学習が始まります。1・2年生で学習したことを生かして、毛筆での学習に取り組んでほしいと思います。 書き初め会(6年生)6年生の課題の言葉は「将来の夢」です。「止め」、「はね」、「はらい」の筆づかいや、漢字と平仮名の大きさの違い、余白の取り方など、これまで学習してきたことの総まとめににあたる言葉でした。 それぞれが、自分のめあてをもって取り組みました。書き上げた作品とお手本をじっくり見比べてから、次に生かそうとしている姿が見られ、一人一人が小学校生活最後の書き初めという意識をもって、真剣に取り組んでいることが伝わってきました。 達成感に溢れている顔の子もいる一方で、自分の字に納得がいかないまま終えることになった子もいたようです。「字を書く」ということは、中学校、その先…と、これからの生活でも続いていきます。小学校で学んだ姿勢や技術をこれからも大切にしていってほしいと思います。 体育朝会まず、「まえとび」「かけあしとび」「かたあしとび」「ぐーぱーとび」などの易しい技を、運動委員の5・6年生のお手本を見てからとびました。同じ「まえとび」でも、高学年になるにつれ、腰の横で手首を使い、上手に回せるようになります。また、足の裏を全部つき、足を思い切りあげてとぶのではなく、軽くひざを曲げ、つま先の辺りを意識してリズムよくとんでいました。 次に、運動委員の5・6年生に、「あやとび」「こうさとび」「二重とび」をやって見せてもらいました。1・2年生から「すごーい!」という驚きの声、3・4年生からは「ぼくもできるよ!」と早くやって見せたい気持ちが伝わるような声が聞こえてきました。 最後は、今日紹介された技の中から1つ選び、1分間自由に取り組みました。寒い中、熱心にとぶ子ども達の姿がたくさん見られました。 また、なわとびの結び方と持ち方の確認もしました。1年生も上手に結んでいました。なわとびは、振り回して友達にぶつかると危ないので、結んだ輪の中に手を入れ、持ち手の部分を手で握って持ち歩きます。中休みの後も、体育朝会で学んだ持ち方で、上手に校舎内へ戻ることができていました。 体育朝会やなわとび旬間に、素直で熱心に取り組む旭町小の子ども達を嬉しく思いました。 1月13日の給食ブリの照り焼き 紅白なます いものこ汁 牛乳 一口メモ ブリは、冬が旬の魚です。体の大きさによって呼び方が変わるので、「出世魚」と呼ばれています。そのため、進級や入学などの門出をお祝いする時に食べられることがあります。 地域によって呼び方に差はありますが、私たちがすむ関東地方では、60センチメートルまでのものを「イナダ」、80センチメートルまでを「ワラサ」、80センチメートル以上になると「ブリ」と呼んでいます。 クラブ見学・体験やってみたいな、楽しそうだなと興味をもったクラブに行き、実際の活動の様子を見学したり、体験したりして意欲的に活動していました。 4年生 書き初め大会3年生のときよりも、筆の持ち方が上手になり、半紙に対してどのように身体を向き合わせればよいか、姿勢を素早くを整えられるようになりました。 4年生の課題の言葉は「明るい心」です。これまでの練習から考えためあてを尋ねると、「結びをはみださないようにしたい」、「文字と文字の間を空けすぎないようする」など、意気込みが感じられる立派な発表ばかりでした。 2時間じっくりと取り組み、自分の作品を厳しい眼差しで見つめる子もいれば、うまく書けたことを喜んで笑顔の子もいました。どちらの姿にも、高学年に向かう成長が感じられました。校内が、書き初め大会の作品でいっぱいになるのが楽しみです。 なわとび旬間なわとび旬間では、なわとび運動に取り組むだけでなく、検定も行っています。今年は、なわとび検定カードも新しくなり、2年生以上の学年も少し新鮮な気持ちで取り組んでいる様子が見られました。 今日は天気がよく、沢山の子ども達がなわとびに取り組んでいました。 「先生!あやとび20回やります!見てください!!」 「二重跳びできるから見てください!」 子ども達のいきいきとした姿に、こちらも嬉しくなりました。 明日の体育朝会でも、なわとびに取り組む予定です。運動委員会の子ども達がお手本を見せてくれる予定なので、ぜひ高学年の安定した跳び方から、下級生が学ぶ機会になればいいなと思います。 1月12日(水)1校時に、2組の教室では凧作りに取り組んでいました。1年生は、生活科の教材として凧を組み立てるセットを購入しました。凧の本体は、不織布製で、絵を描くことができるようになっています。先週の土曜日に、凧に自分の好きな絵を描くところを授業公開しました。今日はその続きとして、しっぽを取り付け、タコ糸を結んで完成です。 糸を結ぼうとしている場面で教室に入ったところ、子ども達の顔つきが少々険しい様子でした。タコ糸を本体に結び付けるのに、どの子も苦戦していたのです。(写真上) 説明書には、凧の本体についている輪っかに、タコ糸の端を2回片結びして留める図が示されていました。2本のひもを結ぶという経験があったとしても、輪っかに糸を結ぶというのは、子どもにとっては全く違う操作になります。2人組で作るようにさせていたので、近くの子が教えてあげたりしながら、徐々に出来上がっていきました。こういう試行錯誤も生活科の勉強の一つになるのだなと思いました。 今日は、ちょうど北風の吹く陽気だったため、凧揚げ日和になりました。2校時は、自分たちで作った凧を持って校庭に出て、試しに揚げてみました。タコ糸を結ぶのに苦労していた顔はどこへやら…楽しそうに凧揚げを楽しんでいました。 2年生は、音楽の時間に「そりすべり」の曲を聴いていました。(写真中)鑑賞教材を使った学習も、音楽の授業での大切な学びの一つです。「そりすべり」は、アメリカの作曲家であるルロイ・アンダーソンが作った曲です。誰でも冒頭の旋律を聴いただけで、「ああ、あの曲」とすぐに分かるのではないでしょうか。特に、クリスマスの時期にところどころで使われる曲です。 「そりすべり」というと、日本では子ども達が雪遊びとして滑っているイメージがあります。原題は「Sleigh Ride」で、それを日本語で「そりすべり」と訳しているところに違和感が生じています。この場合の「そり」というのは、雪道の上を馬が引っ張る乗り物を意味しています。 それはともかく…2年生の鑑賞教材として扱われているのは、「いろいろな音や旋律の移り変わりを楽しむ」学習としてです。ウッドブロックで「カッポ、カッポ」という馬のひづめの音を表したり、鈴を使って「シャンシャン…」という音が入っていたりします。さらに、馬を勢いづけるためのムチの音も聞こえてきます。オーケストラでは、ムチはよく使われる楽器です。(マーラーの交響曲やムソルグスキーの展覧会の絵(ラベル編)などが有名)2枚の長い板を合わせて「パチン」という音を出す、立派な楽器です。さらに、最後の馬のいななきの音は、トランペットの特殊な奏法で行われています。 昼休み中に、避難訓練がありました。3学期は、予告なしで訓練を実施します。「地震速報に続いて大きな地震が発生、さらに火災が発生」という想定での訓練でした。緊急放送が流れるやいなや、校庭で遊んでいた子ども達が中央に集まってきました。予告はありませんでしたが、事前指導がしっかりできていた証拠です。(写真下)校舎内にいた子ども達も、その後近くの先生に誘導されて校庭に集合しました。 来週月曜日の1月17日には、阪神淡路大震災から27年目を迎えます。あの日のことは、今でもはっきりと覚えています。6年生の担任をしていた時のことでした。朝、学校に来たら、職員室のテレビがつけられていて、すごい光景が飛び込んできました。ビルが倒壊し、高速道路が将棋倒しのように崩壊している様子、火災のすさまじさ…首都直下型地震の恐ろしさを感じました。その後、各学校の耐震工事が急ピッチで進められていくことになりました。 きっと来週の月曜日を迎えるにあたり、ニュース等で昔の映像が流れると思います。当時の様子を子ども達に話してあげてください。といっても、保護者の皆さんにとっては、27年前ははっきりとした記憶のない頃でしょうか。 |
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