音楽会があります。子ども達の歌声と合奏をお楽しみください。30日(土)…保護者鑑賞日

2月4日(金)

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 1年生は、国語の時間に「たぬきの糸車」という物語教材の学習をしています。毎回、繰り返し音読をしっかり行い、お話の内容をきちんと把握できるように指導しています。
 いたずらものでありながら憎めないたぬきが、人のよいおかみさんに命を助けてもらったお礼に、糸車で糸を紡ぐというお話です。回したくてたまらなかった糸車を思う存分回して、さらにおかみさんにお礼ができて、喜々として帰って行くたぬきの姿が描かれています。この教材は、たぬきと同化して、おかみさんに対する気持ちを考えさせるのに適した物語です。また、民話の楽しさを味わわせる上での教材にもなっています。
 「たぬきの糸車」は、文章表現のおもしろさも味わえる内容になっています。「キーカラカラ キークルクル」という擬音語の繰り返しや、「くるりくるり」
などの擬態語が使われています。さらに、たぬきのしぐさのかわいらしさが、とてもユニークに描かれています。登場人物の行動を中心に、様子や気持ちをとらえさせるのに適した物語教材です。
 それだけに、しっかり音読ができるようにしなければなりません。教科書を持って、みんなで一斉に音読の練習をしていました。先生が一文読み、子ども達が繰り返していきます。(写真上)
 教室にクラスの子ども達の声が混ざって聞こえてきますが、担任の先生はちゃんと一人一人の音読を聞き分けています。教科書をしっかり目で追っているか、口をしっかり動かしているか(マスクで口元が隠れているので、これは難しい)など、子ども達の様子をよく観察しながら音読の指導をしています。
 ところで、この物語には、ためきの他に「おかみさん」が出てきます。昨日2組で、「この時のおかみさんの気持ちを考えましょう。」と先生が言った時、「おかみさんて何?」と質問した子がいました。確かに、そう聞かれると説明が難しいなと思いました。一般的には、おかみさんは漢字で「女将さん」と書き、旅館や料理屋の女主人を指す言葉です。この物語では、木こりの夫婦の妻を「おかみさん」としています。なぜ「おかみさん」という言い方を使ったのでしょう。
 「おかみさん」は、主婦に対する親しみを込めた言い方でもあります。逆に、「おかみさん」以外で木こりの妻のことを何て言ったら良いかと考えたら・・・ふさわしい言葉が浮かんできません。あまり深く考える必要はなかったようです。でも、1年生の子には、「大人の女の人だよ。」と教えてあげる必要はあります。
 3年生は、算数の時間に「三角形を調べよう」という学習をしています。いろいろな三角形の中から辺の長さに着目して分類し、二等辺三角形や正三角形の定義を学習しました。
 今日は、コンパスと定規を使って二等辺三角形を描く学習をしました。底辺を書いてから、コンパスを使って同じ長さの2つの辺を書く方法を習いました。コンパスは、2学期に初めて使い方を学習しています。その時は、きれいな円を描くのに苦労していました。今回は、二等辺三角形の頂点を見つけるためにコンパスを使います。だいぶ扱い方に慣れてきた様子がうかがえました。(写真中)
 4校時に、3年2組の授業観察がありました。社会科「練馬区のうつりかわり」から、交通の移り変わりについて学習していました。昔の谷原交差点の写真と現在の様子を比べると、道路の広さや車の数など、大きな違いが見られます。また、西武線の昔の電車と今の電車を比較すると、車両の長さに違いがあることが分かりました。前時に学習した練馬区の人口の変化と合わせて考え、昔と今では人口が急激に増えたことで、交通にも大きな変化があったことが分かってきました。(写真下)

2月4日の給食

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献立名           千草うどん
              れんこん豆腐ナゲット
              うぐいす餅
              牛乳


一口メモ

 今日は、「春が立つ」と書いて「立春(りっしゅん)」です。
 暦の上では春を迎えました。デザートには、うぐいす餅をつけました。ウグイスは、暖かくなると飛んできて、「ホー ホケキョ」と鳴く鳥のことです。実際のウグイスは、茶色がかった緑色をしています。
 給食では、だ円形に白玉をゆでて、うぐいす色のきな粉を使って作りました。春を感じられるデザートになっています。

展覧会(2年生)

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 図工が大好きな2年生は、とても意欲的に作品づくりに励みました。
 平面作品「○○くんと遊ぼう」、立体作品「行ってみたい ゆめのしま」、装飾「光と風のかたち」を展示しています。

 「○○くんと遊ぼう」は、友達にしたいものを決めて顔を描いたり、遊ぶ場所を考えたりして作品づくりに臨んでいました。どれも楽しそうな友達ばかりです。クレヨンや絵の具を使って、上手に色を塗りました。

 「行ってみたい ゆめのしま」は、紙皿と段ボールで土台を作り、紙粘土に色をつけて島を作りました。島の飾りや島の仲間達が、子ども達一人一人ちがっていて、個性あふれる作品となりました。

 「光と風のかたち」は、お花紙を水のりで重ねて貼りつけたものです。ひもでつながっていて、風で揺れたり、日の光が当たったりしてとてもきれいな作品に仕上がりました。


 2年生の子ども達にとって、初めての展覧会。いつも使っている体育館や廊下などに飾られたたくさんの作品を見て、目を輝かせていました。また、自分の作品が飾ってあるのを見るのも嬉しいようで、しばらく眺めている子ども達もいました。保護者の皆様にもぜひ、ご覧いただければと思います。

2月3日(木) その2

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 4年生は、理科の時間に「もののあたたまり方」の学習をしています。ものがどのように温まっていくのか、そして金属や水、空気の温まり方の違いについて学習をしていく単元です。
 1,2校時に1組が、5,6校時に2組が、それぞれ理科室で金属の温まり方についての実験をしていました。金属板や金属棒を使い、実験用コンロの火を当ててどのように温まっていくのかを調べました。温まり方を目で見て分かるために、ろうを塗る方法を使いました。板や棒の表面にろうそくをまんべんなくこすりつけて、ろうを塗りつけます。スタンドで固定し、カセットコンロの火を当てて実験をしていました。(写真上)
 点火すると、すぐにろうがとけ始めました。そして、コンロの火が当たったところから先にとけ始め、じわじわと周りに広がっていく様子が分かりました。ろうを塗るというのは、この学習で昔から使われている実験方法です。熱伝導を視覚化するということでは、安価で分かりやすい方法であるといえます。教科書には、鍋に火をつけた場合のサーモグラフィーカメラで撮った写真が載っています。いつか未来の理科室にも、こういうハイテク機器が導入される日が来るのかもしれません。
 2年1組の教室で、展覧会の鑑賞を終えた感想をもとに、絵日記を書いていました。他学年の工作や高学年のトートバッグやナップザックなど、印象に残った作品を絵に描いて仕上げていました。(写真中)
 今日、展覧会を鑑賞した1年生から3年生の子ども達は、きっと「もう一度見に行きたいな」と思っていることでしょう。明日の放課後か土曜日の午後、家の人と一緒に展覧会に来ることができます。可能であれば、ぜひお子さんと一緒に展覧会に来て、会場を案内させてあげてください。
 今日は、2月3日の「節分」です。豆まきをする家庭が多いのではないでしょうか。
 1年2組の教室に、大きな鬼の絵が黒板に貼ってありました。「これはきっとやるな…」と思って待っていたところ、帰りの会が終わったところで豆まきタイムになりました。
 豆の代わりに投げたのは、新聞紙を丸めて作った玉です。一人1個ずつ玉を持ち、自分の心にいる鬼を思い浮かべながら投げていました。(写真下)
 1年前、コロナ禍が収まるようにと願って豆をまいたのですが…。今年もしっかり豆まきをしたいと思います。

展覧会(3年生)

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 創造力を膨らませることが大好きな3年生は、展覧会の作品出展に向けて様々な思いで造形活動に取り組んできました。
 本番当日、3年生の作品…平面作品「布の変身」では、布の柔らかみを生かしながら動物や人、食べ物、電車等を作りました。背景との調和にも工夫した作品になりました。立体作品「ペットボトルペット」では、細部にまでこだわった作品となりました。装飾作品「空中水族館」「イラスト階段」では、体育館全体を水族館にしたいという気持ちや、階段を上っている人が思わず見入ってしまう階段にしたいという気持ちで作ることができました。
 他の学年の作品を鑑賞する時間では、真剣に作品の良さを見つけながらメモをしていました。上級生の作品にも下級生の作品にも「思わずワクワクしてしまいそうな作品でした。「一人一人の個性がでている作品でした。」「細かいところにまでこだわったところがすごかった。」等、思い思いに感想を書いていました。
 今回の展覧会が、今後の自分の創造力を鍛える上で良い経験になったと思われます。2年後、子供たちが5年生になった時に、またどのような作品ができるか楽しみです。

展覧会(1年生)

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 1年生は、平面作品「おしゃれなカラス」と立体作品「おめんでへんしん」を展示しています。
 「おしゃれなカラス」は、まず黒いかたまりに目とくちばしを付けました。そのあと、クレヨンで羽を描きました。大きさ、色など自由に作り、飾りつけを行い、おしゃれなカラスができました。カラスの周りにも絵の具とスポンジで色をつけ、完成しました。
 「おめんでへんしん」は、お面の土台に絵の具で色を付けた紙粘土をはり付けて作りました。思い思いのかわいい顔、ちょっとこわい顔、いろいろな表情のお面が並びました。

 今日、展覧会を鑑賞しました。体育館へ行く途中の廊下や階段にも、たくさんの作品が飾られ、わくわくドキドキ。そして、いつもの体育館が美術館のようになっているのを見て、歓声が上がりました。
 全員で一緒にまわった後、自由に鑑賞する時間をとりました。自分のお兄ちゃんやお姉ちゃんの作品を見つけて嬉しそうに報告してくれる子、知っているお兄さんお姉さんの作品を見つけて見入っている子、どの子もとても楽しんでいる様子でした。図工の作品はもちろん、5、6年生の家庭科作品も見て、高学年になったらこんな作品を作りたいなと話している子もいました。

 小学校生活初めての展覧会。作品づくりから鑑賞まで、充実したよい経験になりました。保護者の皆様もぜひ足をお運びいただき、ご鑑賞ください。

2月3日(木) その1

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 今日から展覧会が始まりました。体育館が、すばらしい美術館に大変身して子ども達を迎えました。
 平面作品や立体作品、そして家庭科の作品と、台やパネルを並べて、体育館に全校児童の作品がところ狭しと並びました。また、各学年の装飾作品が、児童玄関から北校舎の廊下、階段と、体育館に行く途中を彩っています。さらに、体育館の上の空間も使い、装飾作品が会場を華やかに飾りました。(写真上)
 今日は、1〜3年生の鑑賞日でした。1,2年生にとっては、初めての展覧会です。担任の先生に連れられて体育館に入ると、思わず「うわぁ〜」という声が上がりました。どこを見ていいのか、迷ってしまうほどです。一通り会場内をクラスでまとまって歩いてから、自由に見学する時間になりました。友達と一緒に、じっくりと見たいところに移動して行きました。
 子ども達は、まず自分の作品を見つけに行きます。ちゃんと自分の作品があったことにホッとし、みんなと一緒に飾られていることに安心し、我ながらよくできたなとニッコリ笑顔になっていました。また、自分の兄弟の作品や、知っている子の作品を探していた子がいました。自慢げに自分の兄弟の作品をアピールしていました。
 展覧会では、鑑賞することも大切な学習です。事前指導をしっかり行い、鑑賞カードを探検ボードに挟んで体育館に行きました。カードには、心に残った作品のことなどを記録していました。(写真中)
 どの学年の子ども達も、最も関心をもって鑑賞していたのが、6年生の「小さな行灯」でした。体育館のステージ上に展示してあります。光と影を楽しむ作品なので、幕を下ろした暗い中で見てもらうようになっています。
 6年生の行灯は、電ノコで4つの面を様々な形にくり抜いて作ってあります。その中には、LEDライトが入っていて、暗闇の中できれいな色を放ちます。さらにライトの色は、しばらくすると次々と色が変わっていく仕組みです。行灯には、上に様々にデザインされた蓋が作られていて、その隙間を通った光がステージ上のカーテンに映るという演出になっています。保護者の鑑賞時間には、懐中電灯を用意していますので、作品の名札を読む時にお使いください。(写真下)

2月3日の給食

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献立名           節分ご飯
              じゃがいものそぼろ煮
              イワシのつみれ汁
              牛乳


一口メモ

 2月3日の「節分」には、豆まきをします。「立春」の前の日が「節分」です。
 「福は内、鬼は外」のかけ声は、家に幸せを呼び寄せ、よくないものを追い払うと言われています。ご飯に大豆を入れて炊き込んだ「節分ご飯」を献立に入れました。
 また、玄関には鬼の嫌いな「焼いたイワシのおかしら」をヒイラギに刺して、魔除けとして飾ります。給食では、イワシのつみれを使った汁ものを献立にしました。

2月2日(水)

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 4年生は、総合的な学習の時間に「都道府県博士になろう」という学習をしています。自分で調べてみたい地方を決め、その地方に含まれる都道府県についてテーマを決めて調べていきます。
 1組では、タブレットを使って様々な情報を集めていました。インターネットの検索機能を使い、食べ物や特産品、名所などが次々と画面に現れてきました。
 今回の学習では、タブレットでGoogleスライドにまとめ、発表資料を作成していく予定です。Googleスライドは、プレゼン資料作成アプリとして、すでに5,6年生が様々に利用してきています。4年生にとっては今回が初挑戦ですが、使い方に慣れておくことも高学年に向けた準備になります。
 今日の午前中は、ちょうどICT支援員さんが勤務する日になっていました。1組の教室に入り、担任の先生と一緒に子ども達にアプリの使い方を指導していました。ICT支援員さんは、練馬区から全ての小中学校に配置されています。月に6日間(午前と午後、それぞれの勤務日が3日間ずつあります。)学校に来て、タブレットを使っている教室を回ったり、先生方へのICT関連の支援を行ったりしています。(写真上)
 2校時に、4年2組の授業観察がありました。算数の「小数のわり算」の授業が行われていました。4年生では、整数÷整数や小数÷整数で答えが小数になる場合を学習することになっています。
 今日は、整数÷整数(6÷4)で割り進みをする場合の筆算(商を小数点以下まで立てて割り切れるまで行う)について学習していました。「6リットルの飲み物を4人で等分する」という問題から、一人分が何リットルになるのかをグループで考えさせていきました。
 旭町小では、どのクラスにもホワイトボードが用意してあります。グループでの話し合いの際にいつも使われています。話し合いでは、まず各自の考えを発表し合い、グループの意見としてまとめていくことになります。その小さな集団の中で、必ずリーダーとなる子が生まれて話し合いが進みます。また、考え方がまとまらない子にとっては、友達の考えから理解が進む場にもなっています。(写真中)
 2年2組の教室で、「空色の自転車」という資料を使った道徳の授業が行われていました。道徳の内容項目の「生命尊重」について考える授業でした。
 交通事故にあって、意識不明の重体になっていたかんた君のところに、先生や友達が次々とお見舞いに来ます。家族の支えもあり、やっと意識が回復して松葉づえをつきながらリハビリに励むようになりました。・・・授業では、リハビリをがんばる主人公の気持ちを中心に考えさせました。家族や友達が心配してくれていることから、自分だけの命ではないことに気がついていきました。(写真下)
 道徳の授業では、年間を通じてどの学年もたくさんの内容項目を指導しています。その中で最も指導が難しいのが、「生命尊重」にかかわる内容です。2年生のこの資料では、主人公の命に対し、周りの多くの人たちが心配をするとともに、回復を喜んでくれていました。そういう中から「自他の生命を尊重する心」へと結び付けて指導しています。

2月2日の給食

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献立名           カレーピラフ
              お絵描きハンバーグ
              小松菜とコーンのソテー
              ジュリエンヌスープ
              牛乳


一口メモ

 明日から展覧会が始まります。そこで、給食でもアートを取り入れました。
 いつもより平たく作ったハンバーグとソテーをお皿に一緒に盛り付け、ケチャップでお皿に絵を描くという献立です。
 友達と話をすることができない分、いつもと少し違った形で給食を楽しめるようにしました。

※子ども達は、お絵描きを楽しみながら給食を食べていました。

2月1日(火) その2

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 1校時に、6年1組の授業観察がありました。昨日の2組の授業と同じく、社会科の「日本とつながりの深い国々」の単元で、中国について調べていく学習でした。同じ学習内容でも、指導する先生によって授業展開の仕方が違ってきます。中国との貿易について、2種類のグラフから子ども達に考えさせていきました。
 日本の輸入品の中で、中国が占める割合を示すグラフがありました。輸入している野菜の50%は、中国からであるということが分かりました。また、衣類では、輸入品のうちの62%が中国製ということでした。子ども達が自分たちの着ているトレーナーなどのタグを調べてみると、確かに何人か「made in China」と書いてありました。そういう私もスーツの内ポケットについているタグを調べてみたら「made in China」でした。
 授業観察では、たいてい教室の後ろに立って授業の様子を見ることが多いです。今日は受験のためか、空いている席が多かったので、教室の真ん中の座席に座ってみました。子どもの目線になると、黒板や担任の先生がどのように見えているのかがよく分かりました。その後、横にいる子や斜め後ろの子ども達が、ノートに文字を書いている姿をしばらく見ていて気がつきました。短い鉛筆を持って書いている子が多かったのです。
 教室の前の方にも行き、全員の手元や筆箱の中を見せてもらいました。やはり、短い鉛筆を使っている子が何人かいました。短くなると持ちにくくなるので、鉛筆キャップをうまく使って書いている子も見られました。(写真上)
 さらに目に留まったのは、鉛筆の1本ずつにきちんと名前が書いてあったことです。ある男の子の鉛筆は、上の方をカッターで削り、そこに名前がフルネームで書いてありました。(聞いてみたら、自分で名前を書いたそうです。)低学年の頃は、家の人が鉛筆に名前を書いてくれていたはずです。6年生になっても、自分できちんとその習慣を続けているのはすばらしいことです。
 持ち物の一つずつに名前を書くというのは、物を大切にしている証拠です。また、短くなった鉛筆を使っていることにも、物を大切にする気持ちが表れています。物を大切にする人は、人を大事にできる人です。とてもうれしい気持ちになりました。
 先週から展覧会の会場づくりが始まっています。いよいよ展覧会があさってに迫ってきました。毎日、先生方が作品を展示する作業が、夜遅くまで体育館で続けられています。
 今日は、各学年の立体作品の搬入日になっていました。時間を分けて、子ども達が自分の作品を手に体育館にやってきました。1年生の立体作品は、「おめんでへんしん」です。教室に保管していた作品と、ていねいに書いた名札を持って、2組の子が体育館に入ってきました。
 一歩入った途端、いつも運動をしている体育館とは風景が変わっていたので、みんな目を丸くしてびっくりしていました。1年生の展示場所は、入り口を入ってすぐ右側です。台の上に自分の作ったお面と名札をそっと置きました。(写真中)
 目の前には、平面作品として描いた「おしゃれなカラス」の絵が飾ってありました。自分の作品を見つけて、とてもうれしそうでした。遠くには、たくさんの学年の作品が展示してありましたが、「当日までのお楽しみ」ということで、静かに教室に戻っていきました。
 今日の放課後、どの学年も先生達の手で立体作品を並べ替えます。よく、展覧会の感想用紙に「名前順で展示してあると探しやすいのですが…」と書かれる場合があります。本校のみならず、多分どの学校でもそのような展示の仕方はしません。子ども達の作品を様々に並び替えながら、どうしたらより作品が引き立つかを考えながら展示していきます。学校は、一人の利便性を優先するのではなく、常に全体のことを考えています。
 4校時に、音楽室の授業観察に行きました。4年2組が「ソーラン節」の合奏を練習する授業を見ました。
 先週、4年生が音楽の時間に全国のお祭りの映像を見て、日本の独特なリズムや和楽器の様子を学習していることをお伝えしました。その学習を基に、4年生ではクラスごとに「ソーラン節」の合奏に取り組んでいます。
 締太鼓や長胴太鼓はもちろんですが、その他にも鉄琴や木琴、キーボード、大太鼓、ピアノなど、いろいろな楽器で合奏を楽しめるように工夫されていました。練習を繰り返すたびに全員の音とリズムが一つになっていき、子ども達の充実した様子が伝わってきました。(写真下)
 本来ならば、リコーダーや鍵盤ハーモニカを入れたいところですが、3学期からまた控えています。

2月1日の給食

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献立名           ご飯
              イカのチリソース
              ツナとキャベツの中華炒め
              わかたまスープ
              牛乳


一口メモ

 2月の給食の月目標は、「給食のルールを守ろう」です。
 各クラスで「黙食」はすでに身についてきました。では、水が冷たくなってきていますが、食事の前にしっかり手を洗っているでしょうか? また、ハンカチを使って手をきちんと拭いているでしょうか?
 その他にも、各クラスで給食時のきまりがあります。今年度の給食も残り30回ほどになりました。ルールを守り、給食を味わって食べられるように指導していきます。

2月1日(火) その1

 Zoomで全校朝会を行いました。「展覧会、そしてふれあい月間に向けて」という内容で話をしました。
・・・いよいよあさって、2月3日の木曜日から、展覧会が始まります。1年生から6年生まで、全校児童が図工の時間に作った絵や工作、さらに5,6年生は家庭科の作品が展示されます。図工の作品は一人2点ずつ、高学年の家庭科の作品は1点ずつ出品されるので、合計すると体育館の中に約900点の作品が並ぶ予定です。また、その他にも、児童玄関から階段や廊下を使って、装飾作品も展示されます。
 今回の展覧会のスローガンは、「みんなが主役 きらめく個性」です。展覧会は、作品を完成させて終わりではありません。自分の作品とともに、友達の作品、あるいは他のクラスや他の学年の作品を見て心で感じ取ることが重要です。どの作品にも、「どんな形にしようかな」とか、「ここをこうしてみようかな」という一人一人の思いが込められて製作されています。その思いや工夫を感じ取りながら、一つ一つの作品をじっくりと鑑賞することが大切です。
 展覧会では、友達の作品はもちろんですが、自分の作品も大切にするようにしてください。「自分の作品を大切にする」というのは、作品を持ち運ぶ時に気をつけるということだけではありません。展覧会が終わって家に持ち帰ってからも、心をこめて作った作品を大切にするようにしたいものです。
 校長先生が小学校3年生の時に展覧会がありました。今でもはっきりと覚えていることがあるので、紹介します。展覧会に出品した工作は、画用紙と割りばしを使って作った「ぼく・わたしの住みたい家」という作品でした。展覧会が終わり、全員が自分の作った家の作品を持ち帰った次の日のことでした。担任の先生が、少し厳しい顔になり、クラス全体に話をされました。
 「昨日、みなさんはどのようにして展覧会の作品を持ち帰りましたか。大きな作品だったので、持ち帰るのが大変だったと思います。残念なことに、帰り道に作品を振り回して乱暴に扱っている子がいました。心をこめて作った作品だったはずです。今日、Nさんの日記には、このようなことが書いてありました。『私は、展覧会の作品を持ち帰って、2階のところにもう一つ窓を作りました。そうしたらもっとすばらしい家ができました。今度は色も塗って、自分の部屋に飾っておきたいと思います。』」当時、Nさんは、普段はあまり目立たないおとなしい子でした。でも、その時は、とても立派な子だなと感心したことを今でもはっきりと覚えています。
 展覧会は、今週の木曜日から土曜日まで3日間開催されます。土曜日で展覧会が終わってしまっても、みなさん一人一人の作品は、いつまでも輝き続けます。たくさんの時間をかけて工夫し、苦労した分だけ、心に残るものになるはずです。
 さて、今日から2月に入りました。展覧会の始まるあさって、2月3日は「節分」です。そして、翌日の4日は「立春」と言って、暦の上では春になります。昔から、季節の変わり目に悪いことが起きたり、病気や災害が起きたりしやすいと考えられていました。そこで、節分に豆まきをするようになりました。世の中の悪い出来事や病気を「鬼」と見立てて豆をまきます。鬼は、人の心の中にも住みつくと言われています。自分自身の心の中に、どんな鬼がいますか? 忘れ物が多い鬼、言葉づかいが悪い鬼、あいさつの声が小さい鬼、友達に優しくできない鬼、チャイムが鳴っているのに遊びをやめない鬼、うわばきをきちんとそろえない鬼・・・いろいろな鬼がいるのではないでしょうか。豆まきをすることも大切ですが、自分で自分を変えていこうとする気持ちが重要です。
 最後に、ふれあい月間についてのお話をします。練馬区では、毎年6月と11月、そして2月をふれあい月間に位置付けています。11月のふれあい月間には、全員がいじめ防止シンボルマークを考え、校内に掲示しました。練馬区の他の学校も、そして全国の様々な小学校でも同じような取り組みをしています。しかし、それでもいじめがなくならないのはなぜでしょうか。「いじめは心の病気である。」とも言われています。まさに、心に鬼が住みついてしまったのかもしれません。しかし、周りの子ども達が「自分は絶対に一緒になっていじめはしない。」とか、「これはいけないことだから先生に伝えてやめさせよう。」という気持ちをもてば、大きないじめになる前にやめさせることができます。一人一人の正義感と勇気が大切です。みんなでいじめのない、楽しい学校生活が送れるように努力していきましょう。・・・

1月31日(月)

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 1校時に、6年2組の授業観察がありました。社会科の「日本とつながりの深い国々」の学習から、中国の貿易の特徴について考えさせる授業でした。(写真上)
 6年生の社会科は、2学期で歴史の学習が終わり、3学期は国際社会に目を向けた内容を学んでいます。教科書では、日本とつながりの深い国として、「アメリカ合衆国」と「中国」、「ブラジル」、「サウジアラビア」を取り上げています。国土の広さも違えば、人口や人種、気候、食べ物など、日本と比べるとそれぞれ大きな違いがある国々です。調べていくときりがありませんが、様々な国についての情報から、日本の文化や習慣との違いを理解することを目的とした単元構成になっています。
 6年生の子ども達にとって、中国という国をどのようにとらえているのでしょうか。ちょうど、冬季オリンピックがもうすぐ北京で開催されます。テレビ等でその様子を見ている子どもが多いのではないでしょうか。また、国土が広く、人口が多いということや、中華料理や漢字が日本に伝えられたということでもなじみのある国です。
 授業では、日本との貿易のグラフを中心に学習を進めていました。日本と中国の貿易(輸出入)のグラフを前時に学習したアメリカ合衆国と比べると、日本が中国から輸入している額が圧倒的に多いことが分かります。日本の貿易相手国の第一位は、もう10年以上も前からアメリカに代わり中国になりました。社会科の学習は、他教科と違って、年々変わってくる内容があります。教科書には、中国の経済都市の代表として、上海の高層ビル群の写真が掲載されています。
 5年2組で、「おおきに、ありがとう」という道徳の資料を使った授業が行われていました。道徳の内容項目の「伝統と文化の尊重」についての学習でした。
 京都の和菓子屋に生まれた主人公の子が店番をしていると、ベトナムから来た留学生の女性が和菓子を買いにやってきました。その留学生から、「日本の和菓子はすばらしい。」と言われたことをきっかけに、大事な気持ちに気づいていきます。・・・
 教科書には、「べべたこ」という名前の和菓子が登場しています。「うさぎの形をしていて、白あんを使い、赤い目は食紅で色をつけている。」と書かれています。電子黒板には、うさぎの形をした和菓子が映し出されていました。しかし、これは和菓子の例として見せた写真です。実際は、練馬区内の有名な和菓子屋さんの「うさぎ饅頭」です。(写真中)
 子ども達にとっては、和菓子よりも洋菓子の方が身近なお菓子と言えるのでしょうか。でも、大福やおだんご、どら焼きなど、日本ならではの伝統的なお菓子はたくさんあります。さらに授業では、和菓子のように大切にしたい日本の文化や習慣について考えていきました。
 3校時に、3年1組の体育の授業観察がありました。今月3年生は、校庭で「折り返しベースボール」を行ってきました。旭町小では、ベースボール型の運動を中学年から高学年まで、様々にルールを工夫して実施しています。3年生では、初めてのベースボール型のゲーム領域となります。
 野球は、技術面が難しいことと、ルールが複雑という難点があります。しかし、投げるボールを打つのではなく、ティーに乗せたボールを打つことや、決められたエリアにボールを持っていくとバッターアウトになるというルールで、誰でもすぐに試合が楽しめるようになっていました。
 また、バッターの子は、打った後にバットを三角コーンの中にしまってから1塁方向に走る約束になっています。(写真下…写真の右下の横倒しになっているコーンに、バットを片づけてから走る)安全面に配慮するとともに、この時間が守備をしている子ども達がボールを追いかけるためのハンディキャップにもなっています。
 ファインダー越しに子ども達の動きを追っていたら、すごいことに気がつきました。守りのチームの子ども達が、バッターが打つ時に全員腰を落として構えていたのです。さらに、打った瞬間に、全員が一斉にボールの方に走り出していました。

1月31日の給食

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献立名           きつねご飯
              野菜の味噌煮
              沢煮椀
              牛乳


一口メモ

 沢煮椀とは、千切り野菜と豚肉の入った汁物のことです。
 「沢」という漢字には、「たくさんの」という意味があります。猟師が山に入る際、日持ちする塩漬けの肉や肉の脂身を持っていき、山菜といっしょに具沢山の汁を作ったことが始まりという説もあります。
 今日の沢煮椀には、たけのこなど、歯ごたえの良い野菜も入っています。食感を楽しみながら味わえるようにしました。

1月28日(金)

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 4年生は、国語の時間に「ウナギのなぞを追って」という説明文の学習をしています。内容はとてもおもしろいのですが、かなり専門的な語句が出てきたり、理科や社会の知識が必要でもあり、4年生には難しい説明文です。「うなぎは、新月の頃に合わせて、一斉にたまごを産んでいるようなのです。」というところでは、月の満ち欠けとの関係が説明されています。(理科に関する部分)また、海流に乗って稚魚が日本に到達することや、地図上の方位を使って流れてくる方向が説明されています。(社会科に関する部分)
 「ウナギのなぞを追って」を書いたのは、海洋生物学者の塚本勝巳さんです。その内容は、大人が読んでも大変興味深いものになっています。川や湖に生息しているウナギについて、その生態は長年にわたり謎とされてきました。「どうも海に行って卵を産んでいるようだ。」ということぐらいしか分かっておらず、海の中のどこで卵を産み、どのようにして川に戻って来るのかということは、なかなか研究が及んでいませんでした。
 この説明文を読んでまず驚くのが、日本中のウナギが二千キロメートルも離れたマリアナ諸島の海底で産卵をしているということです。(説明文では、この場所を突き止めるまでの苦労を、段落ごとに順を追って説明しています。)なぜわざわざそんなに遠いところまで卵を産みにいかなければならないのでしょうか? さらにびっくりするのが、広い海の中でごく小さなウナギの稚魚を探した調査の様子です。プランクトンネットを使って海水の中から数ミリメートルの稚魚を探していくのは、気の遠くなるような作業だったことでしょう。それだけに、1.6ミリメートルの卵をやっと見つけた時の喜びは、計り知れないものがあったはずです。調査を始めてから36年の年月が経っていたというので、これにも驚きます。(写真上)
 6年生は、国語の授業で「人を引きつける表現」という言葉の学習を行っています。教科書には、「月」の歌の歌詞が例に書かれています。「でたでた つきが」…「出た」が先で「月」が後になっていることで、月が「出た」ということが強調されています。また、「でた」や「まるい」を繰り返し使う効果や、「盆のような」という比喩が使われていることも引きつける表現であると説明しています。
 そこで2組では、教科書で今まで習った物語や詩などから、心が引かれる表現を見つけてノートに書き出す学習をしていました。そして、その表現の工夫が、どのような効果があり、自分はどう感じたかを発表し合っていました。(写真中)
 子ども達は、宮沢賢治の「やまなし」の物語から表現の工夫を多く見つけていました。確かに、それだけ印象に残る表現が満載の物語でした。先日、芥川賞と直木賞の選考結果が発表されました。作家は、一人一人表現の工夫の仕方が独特です。表現のおもしろさに触れるのも、文学を読む楽しさの一つに含まれているように感じます。
 4校時に、1年1組の授業観察がありました。道徳の教科書にある「ちいさなふとん」という資料を使った授業でした。・・・主人公のよしこは、産まれてきた弟を見て、そのかわいらしさから新たな家族の大切さや愛情を感じます。さらに、弟が寝ているふとんに自分が寝ていたことを知り、自分も弟と同じように小さかったことや、大きくなった今ではそのふとんに寝られなくなったことなどから、自分の成長に気づくという話です。
 担任の先生が、実際に赤ちゃんが使うふとんを持ってきて、クラスの子ども達に見せていました。(写真下)自分の家の子どもが小さかった頃のふとんを家から持ってきたそうです。(2〜3年前のものでもないのに、よく今まで保管してあったと感心しました。)
 道徳の内容項目の「生命の尊さ」にあたる授業で、「自分の成長に気づき、自分やその周りに生きている人たちを大切に思う心情を育む」ことをねらいとしています。授業の後段では、「自分が大きく成長したなと思うこと」をワークシートに書かせて発表し合いました。1年生なりに、たくさんの成長を見つけることができました。1年生の子ども達にとっては、体の成長もあれば、心の成長もあります。そしてそれらは、家族の支えや愛情によって促されてきたものです。日々成長している子ども達ですが、自分を見つめ直すとともに、家族の思いを感じ取る時間となりました。

1月28日の給食

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献立名           ご飯
              クジラの竜田揚げ
              白菜の煮びたし
              かぶの和風汁
              牛乳


一口メモ

 全国学校給食週間の最終日は、クジラの肉を使った竜田揚げを献立にしました。
 クジラの肉は、昭和の時代の給食を代表する食材の一つです。日本では、クジラを獲って肉を食べるのはもちろん、骨やひげまで使って様々なものが作られていました。クジラを捕獲し、余すところなく大切に利用されてきたという歴史があります。
 クジラは、タンパク質が多く脂質が少ない肉です。また、血液中の赤血球を合成するための鉄分が多く含まれています。

1月27日(木)

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 2校時に、4年1組の授業観察がありました。理科「もののあたたまり方」の単元の最初の授業場面でした。
 単元全体では、金属や水、そして空気のあたたまり方について、実験を通じて調べていきます。今日は、まず教科書の中華鍋で料理をしている写真から、金属のあたたまり方に目を向けさせていました。
 また、NHKの理科教材の動画から、肉や野菜を焼いているところを子ども達に見せました。鉄板を使ってバーベキューをしている場面で、野菜と肉が焼きあがっていく様子が映し出されました。(写真上)同じ温度で焼いていれば、野菜の方が焦げてしまう気がしますが、鉄板の左側の野菜も右側の肉も、ちょうどよい焼き加減です。鉄板をどかしてみると・・・コンロの火は、肉を焼いていた鉄板の右側にだけあたっていました。では、どうして鉄板の左側で野菜を焼くことができたのでしょう。さらに、サーモカメラで写してみると、鉄板の左右で温度が違っていることが分かりました。
 子ども達からは、「コンロの火が鉄板を熱したところから熱が広がっていったのではないか」という予想が多く出ました。日常生活の経験から理由を考えた子がいました。湯飲みを手で触ると、お茶が入っているところはもちろん熱いのですが、湯飲みの上の方も温かくなっています。また、フライパンを使っていて、持ち手のところも温かくなっているということは、多くの子が経験しています。熱が移動する(伝導する)ということについて、次回から理科室で実験をしていきます。
 今日の4年生の音楽の授業では、日本のお祭りの音楽を鑑賞していました。
4年生の音楽の教科書に、「日本のお祭りをたずねて」というページがあります。2ページに渡り、日本各地の有名なお祭りの写真が紹介されています。4年生の音楽では、日本や世界の国々に伝わる音楽を聴き比べて、表現を工夫する学習を行うことになっています。
 先週までのソーラン節の学習に続いて、今日は日本の各地のお祭りの様子を動画で鑑賞しました。京都の祇園祭りに続いて、博多の祇園山笠の様子が電子黒板に映し出されました。博多どんたくとともに、博多を代表するお祭りです。(写真中)
 他にも、様々な日本各地のお祭りを鑑賞しながら、聞こえてきた音に注目させていきます。太鼓や鐘、三味線など、日本独特の音とリズムを聴くことができます。
 さて、音楽の時間になぜお祭りか・・・これは、音楽の起源に関係があります。人類の歴史にとって、音楽ははるか昔、人間が言葉を話すよりも前に音楽が存在したのではないかとも言われています。そして大切なのは、音楽は祭りや踊り、儀式、祈りの手段として世界的に発展してきたということです。(バロック時代も、教会音楽として栄えた歴史があります。)
 5校時に算数教室に行き、3年生の授業観察をしました。今日から新しい単元の「倍の計算」に入りました。基準量や数量の関係を図(テープ図)に表して、計算方法を考えせていきます。数量関係は、どの学年の算数でも扱いますが、ゆくゆくは高学年で「単位量あたりの大きさ」や「割合」につながるとても大切な学習です。
 今日の問題文は、「先生のあた(親指と中指を広げた長さ)は、15cmあります。机の横の長さは、先生のあたの4倍でした。机の横の長さは、何cmですか。」でした。計算(15×4のかけ算になる)は分かっていても、テープ図がうまく書けない子が何人かいました。次回は基準量と基になる量から何倍かを求める問題になるので、図を書くことができないと、どういう計算をしたらよいかが難しくなってきます。
 教科書の最後の方に、「ふりかえり」のページがついています。実は・・・3年生のこの学習の基になる「倍と分数」という学習は、2年生で学習済みでした。2本のテープを比べて、2つ分を「2倍」、半分を「2分の1」ということを、1年前に学習しています。算数の学習は、どの単元も6年間の系統性があって成り立っています。(写真下)

1月27日の給食

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献立名           ナン
              ドライカレー
              キャベツサラダ
              牛乳


一口メモ

 全国学校給食週間も後半になりました。
 リクエスト給食の上位に入ってくるカレーを、今月はナンと合うようにドライカレーにしました。
 カレーには、たくさんのスパイスが入っています。スパイスには、体を温める効果があります。1年で一番寒い時期にぴったりの料理の一つです。

1月26日(水)

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 1校時に、5年1組の授業観察がありました。国語の「想像力のスイッチを入れよう」という説明文の学習でした。
 どの学年も、各学期に1単元ずつ説明文を扱います。今回の5年生の説明文では、「事実と意見の関係をおさえて読み、考えたことを伝え合おう」という単元目標になっていました。
 授業を見ていて難しいなと感じたのが、まず説明文から内容をしっかり理解しなければならないところです。高学年になると、扱われている説明文が長文になり、内容も複雑になってきます。繰り返し読んで、作者の意図することを理解できる力が必要です。また、説明文の要点を自分の言葉で表現する活動も、とても難易度の高い学習です。授業の後半では、グループで意見交流をしていましたが、作者の主張に基づいた自分なりの考えが言えなければなりません。
 他の教科もとても大切な学習ですが、国語の授業が全ての基本になっているということを強く感じます。様々な文章に読み慣れること…よく読書が大切であると言われますが、学年相応の文章を読んで理解する力をつけていくことが重要です。
 来年度の4月に、6年生の全国学力・学習状況調査が予定されています。毎年、国語の読み取りの問題に子ども達は苦戦します。長文を読み、自分の意見を書いたりする問題は、普段のワークテストにはない回答の仕方です。今日のような授業の積み上げも大切になってきます。
 ところで、この説明文の作者は下村健一さんです。ニュースキャスターやジャーナリストとして活躍されている方です。メディアの発信する情報について扱ったこの説明文は、下村さんならではの書き方になっていると思いました。(写真上)
 2校時は、1年2組に教育アドバイザー訪問がありました。初任者研修の一環として、各学期に1回ずつ行われています。練馬区の教育指導課からアドバイザーの先生に来ていただき、授業観察と教員への指導をしていただきました。
 1年生は、算数の時間に「おおきいかず」の学習をしています。2学期までは、40くらいまでの数を扱っていましたが、今回は120程度まで大きな数について学習します。また、昨日の2年生の算数でもお伝えした「数の線」が、今日も1年生で使われていました。数の大小や系列について、数直線を使って説明できるようにする学習です。先生の指示を聞き、どの子もしっかり学習に取り組む様子が見られました。(写真中)
 教室の後ろには、冬休みの課題となっていた「家族にこにこ大作戦」のカードが掲示してありました。生活科の学習として、休み中に自分ができるお手伝いを行うことが宿題として出されていました。大掃除や窓ふきの掃除をがんばった子が何人かいました。また、カレー作りやお雑煮、お節料理と、家の人と料理を作るお手伝いに挑戦した子もたくさんいたようです。カードの下に、「お家の人からメッセージをもらおう」という欄がありました。細かな文字で書かれた、温かなメッセージがたくさん見られました。子ども達への励ましの言葉は、とても大切な評価であり愛情です。ありがとうございました。
 2年2組では、今日から算数の新しい単元「長い長さを はかってあらわそう」に入りました。今まで2年生は、ものさしを使って30cmまでの長さの測り方について学習してきました。今度は、それよりもさらに長いものを測定する学習です。1mという単位や、1m=100cmということについて学習していきます。
 今日は、単元の導入として、昔の長さの単位である「あた」、「つか」、「ひろ」についての学習をしました。「あた」は、親指と中指を広げた長さです。「つか」は、手で握りこぶしを作った指4本分の長さです。どちらも、ものさしで測ることができます。
 一方、「ひろ」は、両手を横にいっぱい広げた指先から指先までの長さを言います。ものさしでは測り取れません。そこで、紙テープで「ひろ」にあたる長さを測り取り、ものさしを使って長さを調べました。(写真下)
 30cmでは到底足りないので、何度もテープに印をつけながら苦労して長さを調べていきます。・・・今日の学習は、もっと長いものを測る道具や単位の必要性を感じさせるために行っています。次回から、1mのものさしが登場します。

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