10月6日の給食野菜の味噌煮 かきたま汁 牛乳 一口メモ 野菜の味噌煮に入っているレンコンの穴は、何のために開いているのか知っていますか? これは、レンコンの根に空気を送るために開いている穴です。レンコンは、「根っこ」ではなく、「茎」の一部なのです。蓮(ハス)の、地下茎(根茎)が肥大した部分がレンコンです。漢字にすると「蓮根」と書きます。 レンコンが、おせちや精進料理によく使われる理由は、穴が開いていることで「見通しがきく」とたとえられ、縁起が良いとされているからです。 全校遠足「たてわり班」とは、1年生から6年生までが24のグループに分かれて、遊びや清掃を通して仲を深めていく活動です。また、他の学年の様子から、「来年は・・・」と次の学年になったときのあるべき姿を学ぶ場でもあります。 全校遠足のめあては、「たてわり班の友達と仲良くなろう」です。今年度は、旭町小で毎年取り組んでいるたてわり班での遊びや清掃がほとんどできていない中での遠足でした。そのため、前日のたてわり班会議では、遠足での並び方や約束の他にも、もう一度名前と顔を確認することにしました。 全校遠足でいちばん盛り上がったのは、「先生とじゃんけんバトル」です。これは、光が丘公園でグループごとに先生を探し、じゃんけんの勝負をします。勝つとポイントが入り、遠足後の全校朝会で、上位グループが発表されることになっています。 グループごとに誰がどの先生とじゃんけんをするか担当を決めて行いました。なかなか普段関わらない先生とも、じゃんけんを通して話をすることができ、子ども達は楽しめたようです。 また、遠足中の行動や、はじめの会とおわりの会の進行を6年生主体ですすめました。とまどいつつも、どの班もしっかりと6年生の話を聞いて行動できたようです。司会の6年生、そして感想を発表してくれた2年生の代表児童もとても立派でした。 全校遠足で深めた仲を、ぜひこれからのたてわり班活動に活かしていってほしいです。 10月5日(火)まず、全校児童が校庭にたてわり班ごとに整列し、はじめの会を行いました。校庭に全校児童が集合するのは、4月以来のことでしょうか。とても久し振りに感じられました。はじめの会も最後に行った終わりの会も、6年生がマイクを持って司会や代表の言葉を言っていました。6年生で話し合い、役割分担を決めたそうです。各行事では、このような児童の役割があるという点がとても大切です。ようやく学校行事が始まり、子ども達の楽しみが増えたとともに、責任感や達成感を味わわせることができるようになりました。 昨年同様に、今年もコロナ対応バージョンの全校遠足にしました。一斉に公園に行くのではなく、「校庭チャレンジ」に挑戦させながら時間差をつけて班ごとに出発しました。出発を待つ間の校庭チャレンジは、全部で8種目用意されていました。ボールを投げたり決められたコースを走ったりと、体を動かして挑戦する内容でした。 光が丘公園は、平日もたくさんの人が来ています。しかし、今日は他校の遠足と重なっていなかったようで、芝生広場を広々と利用することができました。(写真上)公園内の歩道を歩いていると、甘いいい香りが漂ってきました。先月中頃に咲いていたキンモクセイが、再び咲き始めていました。 公園に着いた班から順に、写真屋さんに記念写真を撮ってもらいました。全校遠足のために、3人の写真屋さんに入ってもらいました。スナップ写真も含めて、後日ネット販売があると思います。 広い公園内では、たてわり班ごとに「公園チャレンジ」に挑戦しました。生き物や匂いのするもの、あるいはきれいな石を見つけるというテーマが与えられ、自然の中で遊ぶ時間を過ごしました。また、「先生を見つけてじゃんけんバトル」の時間では、公園のあちこちにいる先生を探し回りました。1人の先生に対して、代表者1名がじゃんけんをすることができます。先生が負けたら、スタンプかシールをあげることになっていました。本部にいた私のところにも、たくさんの班の子ども達がやってきました。久し振りに子ども達と、気合いの入ったじゃんけん勝負を楽しみました。(写真中) 全ての班が学校に戻り、校庭で終わりの会をしました。今までは緊急事態宣言中のためにたてわり班活動を控えていましたが、全校遠足を通じて子ども同士の距離がぐっと縮まったように感じます。やはり子ども達には、教室だけでは得られないもの、学校行事を通じて得られるものが必要不可欠です。このまま徐々に、各行事が今まで通りにできるようになってほしいものです。 今日は、給食の時間にお弁当を食べました。本来であれば、公園でたてわり班ごとに輪になってお弁当を食べるのですが…。低学年のお弁当の様子を見に行ってみました。いつもの給食と同様に、きちんと約束を守って黙々と食べている姿に、いじらしさを感じました。(写真下) 最後に・・・本日は、お弁当の用意をありがとうございました。学校に戻ってくるのであれば、給食でも良かったのでは? と思われたかもしれません。給食の食数は、基本は年度当初に決定します。昨年度末の計画では、いつも通りに公園でお弁当を食べられるということを想定して計画をしていました。また、年度途中で給食の変更をすることもある程度可能ですが、給食費の引き落としの関係で当初の予定通りとさせていただきました。今月は、23日(土)の体育発表会の日もお弁当となっています。(さらに2年生は、27日のいもほり遠足の日もお弁当持参です。)どうぞよろしくお願いいたします。 マーチングの練習(6年生)マーチングは旭町小学校の伝統として、毎年6年生が受け継いできました。一昨年までは、トランペットやユーフォニアムなどの金管楽器と鍵盤ハーモニカも入れていたのですが、昨年から新型コロナウイルス感染対策として吹奏楽器を除いた編成で演奏しています。 今年の演奏曲目は、「史上最大の作戦」「千本桜」「夜に駆ける」の3曲です。まだまだ練習は必要ですが、本番で思いっきり演技ができるように、演奏にも隊形移動にも一生懸命取り組んでいます。 子供たちの頑張りに期待しています。 10月4日(月)今日の授業では、今まで習った立体の体積の求め方を利用して、ランドセルのおよその容積を求める問題に取り組みました。容積は、入れ物の中に入る容量のことを言います。体積の求め方で、すでに学習済みです。3辺の内のりのかけ算で求まります。(写真上) まず、ランドセルの容積が、「およそ何の形になるか」という見立てを考えさせるところから始まりました。ランドセルを開けると、教科書やノートを入れる空間は、四角い箱状の直方体に近い形状をしています。・・・いきなり容積を考える前に、まず空間部分を「今まで習ったおおよその立体に見立てる」という見方ができなければなりません。 4年生の概数の学習でもそうですが、子どもは大人が思っている以上に大きさや形、数量をおおよそのものに見立てることが難しいものです。例えば、止まれの標識は、大人はおおよそ正三角形と見ることができますが、子どもは角が丸いのでそういう見方をしません。あるいは、カップラーメンの容器を大人は円柱に見立てることができますが、子どもは下がすぼまっているから違うと言い張ります。数学的な見方・考え方というのは、子どもの発達段階で大きく変わってくるものです。 3校時に、たてわり班活動がありました。緊急事態宣言中は異学年交流ができなかったため、久し振りに今年度のたてわり班の仲間が各教室に分かれて集まりました。本来は、9月の中旬にこの会議を行う予定でした。明日の全校遠足は、たてわり班で光が丘公園に行き、班長を中心に行動します。全校遠足の直前となりましたが、遠足への気持ちを高めるとともに、たてわり班の再確認を兼ねて実施することになりました。 それぞれの教室では、遠足の並び順を決めたり、担当の先生から明日の予定について詳しく説明を聞いたりする様子が見られました。出発前の校庭や、光が丘公園の芝生広場では、たてわり班で遊んだりポイントラリーに挑戦したりします。全ては班長を中心とした6年生の行動に託されています。いつもの年は、1学期にたてわり班で何度か遊んだり、たてわり清掃の経験を積んだりしたうえでの全校遠足です。そういう意味では、今年度の6年生にとって、いきなりの大役が回ってきました。明日の遠足を楽しみにしている下学年の子ども達を前に、ちょっぴり緊張気味な6年生でした。(写真中) 6校時に体育館で、6年生対象の「薬物乱用防止教室」が行われました。毎年全ての学校で、6年生への薬物に対する指導を位置づけることになっています。今年は、クリニックで精神保健福祉士をされている北條さんに授業をしていただきました。 薬物については、まだ小学生は知らないことばかりです。中・高校生になって、友達の誘いや繁華街での誘惑などから巻き込まれるケースが多くなります。小学生のうちから薬物依存の危険性や誘われた時の対処法を指導しておく必要があります。薬物の害については、6年生の保健の授業でも指導することになっています。また、中学校や高校でも同様の授業を受けることになり、繰り返し指導していく内容です。 薬物への入口は、人からの誘いです。はっきり、きっぱり断る勇気が必要です。そのために大切なことをいくつか教えていただきました。その一つに、「日頃から、楽しいものや大事なものをたくさんつくっておくこと」と話されていました。大切なものや大事な人を失いたくないという気持ちを高めておくことが、間違った道に行かない抑制力になるということです。 薬物乱用防止教室(6年生)具体的には、1回だけでも乱用になること、乱用することによって脳を傷つけてしまうこと、自分だけの問題では済まなくなることを教わりました。そして、乱用の誘いから逃れるためには、響きのよい言葉にだまされないことや、断る勇気を持つことが大切であると学びました。これからも、自分自身を大切にする心をもって生活していこうと改めて考えることができました。 10月4日の給食春雨スープ くだもの(柿) 牛乳 一口メモ 秋には、様々な果物がおいしくなります。10月最初の給食では、秋の代表的な果物である「柿」をデザートにしました。 9月の終わりから11月頃までが旬の柿は、「柿が色づくと医者が青くなる」と言われるほど栄養価の高い果物です。ビタミンCやカロテン、食物繊維が豊富に含まれています。免疫力の向上や美肌効果、腸内環境の改善など、健康成分が凝縮されています。 9月30日(木)すでに9cmのビニールポットにしっかりと根を張り、植え替え適期となったサクラ草の苗がたくさんできました。苗を1つ手に取り、まずはサクラ草についての紹介をしました。5月の連休明けに小さな種をまいたこと。その種は、昨年育てたサクラ草から採ったこと。暑さに弱く、夏休み前から小さなビニールポットに植え替えたこと。夏休み中に一回り大きいビニールポットに植え替え、ここまで大きくなったこと。今日植え替えると、12月頃から4月の初めまで花が楽しめること。花は、赤・ピンク・白があること。・・・ そして、次に植え替えのコツを伝授しました。実際にやって見せながら教えていくのですが、苗を植え付けるだけでもいろいろなポイントがあるものです。土をこぼさないための土入れの使い方。苗の高さをちょうどよく植えるコツ。葉に土をかけないように植える方法。・・・6年生は、うなずきながらよく話を聞いていました。 ただ、話を聞くのと自身で実際に植え替えをするのとでは、ずいぶん違ってくるものです。初めて苗の植え替えを経験した子もいたのではないでしょうか。5,6年生は、自分用の鉢以外に学校用の鉢の植え替えもします。学校用は、卒業式や入学式の会場を飾るために育てていきます。3月25日の卒業式に、体育館のステージにずらりと並んだサクラ草の花を見て、今日の植え替えのことを懐かしく思い出すことでしょう。(写真上) 今日から、2学期の授業観察が始まりました。授業観察は、毎学期1回ずつ行っています。校長と副校長が先生方の授業を見て指導助言をし、指導力向上を図るためのものです。2校時に、1年2組の算数の授業を見に行きました。 1年生の算数では、「3つのかずのけいさん」の学習をしています。3つの数の加減計算の場面を1つの式に表して、計算が確実にできるようにする単元です。前時までは、3つの数のたし算について勉強しました。今日は、「9−1−3」のような3つの数の引き算について考えました。「バスにネコが9匹乗っています。1匹降りました。次にまた3匹降りました。」(バスに残っているのは何匹でしょう。)問題文を式にすると、「9−1=8、8−3=5」(5匹)でも良いのですが、「9−1−3=5」と1つの式に表すことができることを知ります。さらに、左から順に引き算をして答えを求めていくことを学びました。 授業では、全員に算数ブロックを操作させながら、引き算を2回行うお話であることをしっかり意識させていました。また、担任の先生の発問に、元気よく「ハイ!」と手を挙げる様子が生き生きと感じられました。(写真中)来週の土曜日は、学校公開を行う予定です。分散しての公開となるため、1家庭1名で1時間の授業しか参観できませんが、ぜひ子ども達の学習の様子をご覧ください。(分散のグループ分けは、本日配布した学年だよりをご覧ください。当日の時間割等については、4日(月)にプリントを配ります。) 3年生は、1学期の総合的な学習の時間に、カイコを育ててきました。2学期は、そのカイコの繭から糸を取り出す学習をしています。今日は、1組の子ども達が家庭科室に行って糸取りの作業をしていました。 繭から糸を取るには、まず鍋で繭を煮ることから始めます。しばらくすると、繭の中にお湯がしみ込み、糸がほぐれやすくなってきます。次に、紙コップに繭を移し、歯ブラシでこするようにすると、糸がほぐれて出てきます。ごくごく細い糸ですが、よく見ると糸口が見つかります。割りばしと工作用紙で作った糸車に付けて引っ張っていくと、面白いように長い糸を巻き取ることができます。(写真下) 繭玉1個から取れる糸の長さは、1000m前後あると言われています。子ども達は、即席の糸車に巻き付いた光沢のあるシルクの輝きに驚いていたようです。改めて、カイコの体から出された糸の不思議さを感じ取ることができました。 サクラ草の植え替え(6年生)初めての取り組みに、子ども達は興味津々の様子でした。 まずは、自分の分の植え替えをしました。赤玉土、培養土、肥料。もう一度培養土を入れて、苗を置き、さらに培養土を入れます。校長先生に合格をもらったら、鉢の下から水が流れるまでジョウロで水をあげます。 友達と助け合いながら、手際よく作業する様子に、見ていて嬉しく思いました。 また、6年生は自分の鉢だけでなく、学校用の鉢にも植え替えをしました。高学年の役割をしっかり果たしていました。 子ども達の植えたサクラ草が、きれいに咲きみだれる日が待ち遠しいです。 9月30日の給食鮭の焼きづけ 野菜の甘味噌和え のっぺい汁 牛乳 一口メモ 鮭の身は、淡いピンク色をしています。これは、鮭の体にエサの赤い色がたまり、ピンク色になるからです。 これは、「アスタキサンチン」という成分で、体に取り込まれる時にビタミンAという成分に変わります。ビタミンAは、肌やのど、鼻などの粘膜を健康に保つはたらきがあります。 9月29日(水)旭町小学校では、さっそく来週火曜日(10月5日)に全校遠足を予定しています。6年生の班長を中心に、1〜6年生で構成されるたてわり班ごとに光が丘公園に向かいます。すでにプリントでお伝えしているように、時間差をつけて出発させたり、学校に戻ってきてお弁当を食べたりと、感染症対策バージョンで計画を立てました。 一番の課題になっていたのが、肝心かなめのたてわり班活動の時間が今まで取れなかったことです。緊急事態宣言期間が長く続き、たてわり班は1学期にほんの数回集まったきりでした。本来であれば、9月中旬にたてわり班会議を行い、遠足に向けた準備をする予定でした。そこで、ぎりぎりの前日にはなりますが、来週月曜日にたてわり班会議の時間を設けることにしました。(10月4日の3校時) たてわり班会議では、6年生が中心になり、自分の班の子ども達に遠足の内容を説明しなければなりません。光が丘公園でのポイントラリーについてなど、低学年の子ども達にも分かりやすく説明する必要があります。6年1組では、担任の先生がそのための事前指導を行っていました。(写真上) 6年生次第で、たてわり班活動がうまくいくかどうかが決まります。いよいよ、6年生が最高学年としての重責を担う時がやってきました。同時に、その責任をしっかり果たすことから、最高学年にしか味わえない喜びを感じ取ってほしいと思います。 6年2組では、「手品師」という資料を使った道徳の授業が行われていました。 この資料は、よく道徳の研究授業でもとりあげられるほど定番中の定番です。・・・大劇場のステージに立つことを夢見て、日々腕をみがいていた手品師が、ある日しょんぼりしている男の子に出会います。手品を見せてやることにより、その男の子は元気を取り戻し、次の日も手品を見せることを約束しました。その夜、大劇場に出るチャンスがあることを知らされた手品師は、そのステージに立ちたい気持ちを捨て切れずに悩みます。そして次の日、たった一人の小さなお客さまを前にして、次々とすばらしい手品を演じるのでした・・・。手品師の心の葛藤を示しながら、最終的には少年との約束を守った「誠実な」手品師の姿が道徳的に描かれています。 この教材は、道徳の内容「主として自分自身に関すること」における「正直、誠実」を主題としたものです。その「ねらい」は、「大舞台での活躍よりも、幼い子どもと交わした約束を守ることを選んだ手品師の姿を通して、『誠実に生きる』とはどういうことかを考えさせ、自分の心に誠実に向き合い誇りをもって生きようとする判断力や心情を育てる」(指導書より)とされています。 道徳の授業では、資料提示の仕方が大切です。読み物資料では、基本は先生が子ども達に読み聞かせます。ていねいに、そして感情を込めて子ども達の心に響くように読む技術が必要になります。(写真中) 4校時に、3年1組で外国語活動の研究授業がありました。教室には、講師の先生と研究担当の先生方のみが入り、授業を見ました。当初は5校時に研究授業を予定していました。しかし、午前授業期間中になったため、ビデオ収録をして午後の研究会に使うことにしました。(写真下) 授業は、「What do you like ?」という単元で、いろいろな場面で好きなものをたずねたり答えたりする表現を学ぶ学習でした。後半は、3年生の先生方が製作したビデオ教材も活用され、子ども達の興味を高めていました。 3年生の外国語活動は、週1時間指導しています。本校の今年度の研究テーマは、「すすんでコミュニケーションを図ろうとする児童の育成」です。午後は、分科会ごとに収録した授業の様子を見て協議をしました。講師の先生からもたくさんの示唆をいただきました。今後も、楽しく学び、自信をもって外国語の表現活動ができる子どもの育成に努めていきます。 9月29日の給食じゃこ入りサラダ カップケーキ(プレーン・ココア) ※ セレクト給食 牛乳 一口メモ サラダに入っていちりめんじゃこは、シラスを干したものです。 シラスは、大きくなると、先週の給食に出たイワシになります。カルシウムをたくさんとることができます。 今日は、セレクト給食の日でした。カップケーキが、プレーンとココア味とに分かれ、各自があらかじめ希望した方を食べました。 写真上・・・プレーン味 写真中・・・ココア味 写真下・・・給食風景(4年2組) 9月28日(火) その21年生の子ども達は、一声かけるとすぐに外に出て、熱心に水やりをしています。そして、いろいろな発見もします。今日は、大きなイモムシがついているのを見つけた子がいました。アサガオのつるに、焦げ茶色のいかにも食欲旺盛そうな立派なイモムシがついていました。集まってきた子たちが、さらにすごい光景に出会いました。その隣の子の鉢には、イモムシが3〜4匹もいたのです。(写真上) このイモムシは、エビガラスズメという蛾の幼虫です。(写真上の右上に拡大写真あり)スズメガの仲間なので、とても大きな蛾の種類になります。サツマイモを育てたことがある方は、きっとこの幼虫に葉を食べられた経験があるのではないでしょうか。一晩でサツマイモの葉をバリバリと食べてしまいます。サツマイモの葉に大きな穴が開いていたら、その裏にたいていこの幼虫が潜んでいます。 では、なぜアサガオにこの幼虫がついていたのか・・・実は、アサガオもサツマイモも、「ヒルガオ科サツマイモ属」という仲間であり、植物学上とても近い種類です。サツマイモの花を見たことがありますか? アサガオとそっくりのピンクの花を咲かせます。近い仲間であることを利用して、サツマイモから伸びてきた芽をカットし、そこにアサガオの茎を接ぎ木することができます。花が咲くと、下はサツマイモで上がアサガオという奇妙な鉢植えを作ることが可能です。・・・1年生のアサガオについていたイモムシくんは、その後先生が取り除いてくれていました。 今日一日、写真屋さんが入り、6年生の卒業アルバムの写真撮影がありました。授業風景の撮影をしてもらいました。音楽や図工の専科の授業に加え、1組は社会科、2組は国語の授業の様子を撮影してもらっています。(写真中) 授業中はマスク姿なので、どこまで子ども達の表情を写真に残すことができたか分かりません。たくさん撮ったうちの何枚かが、卒業アルバムに使われます。大人になってアルバムをめくった時に、「あの頃は、コロナ禍でたいへんだったな…」と思い返すことでしょう。 せっかくなので、給食中の写真も撮ってもらいました。給食中は、マスクを外しています。黙食しながらも、カメラを向けられるとニコニコ顔で撮ってもらっていました。 ところで、2組の国語の学習では、宮沢賢治の名作「やまなし」の学習をしていました。難解な作品でありながら、この不思議な世界は心のどこかに残るものがあります。以前から、6年生の物語教材として扱われてきました。子ども達も、一回読んだただけでは意味が分からないなりに何かを感じ取っているのは、名作の力と言うべきです。 今日の授業では、心をひかれた表現を探して伝え合う学習をしていました。5月と12月の場面を比較したり、題名について考えさせるなど、いろいろな学習展開ができる教材です。さらに、「イーハトーヴの夢」から、宮沢賢治の生き方についても学んでいきます。 4年生の国語の授業では、いよいよ「ごんぎつね」の最終場面にさしかかっていました。2組では、改心したごんが、兵十に火縄銃で撃たれてしまう衝撃的なシーンについて学習していました。(写真下) この結末は、何ともいたたまれない悲しさに満ちあふれています。罪を償おうとして殺されてしまったごんと、きっとこの後、兵十はいつまでも撃ち殺したことを悔やみ続けるであろうというせつなさ・・・新見南吉は、よくもこのような物語を書いたものです。 『「ごん、お前だったのか。いつも栗をくれたのは」ごんは、ぐったりと目をつぶったまま、うなづきました。兵十は、火縄銃をばたりと、とりおとしました。青いけむりが、まだ筒口から細く出ていました。』この最後の数行の描写だけで、何時間も授業ができるほどです。「青いけむり」や「まだ筒口から細く出ていました」という情景描写が何を表しているのかを考えると、いろいろな思いが尽きません。 卒業アルバム写真撮影(6年生)今日は、クラスごとに教室や特別教室での授業の様子や、休み時間、給食の様子を撮影してもらいました。 撮影に向けて、今日はそれぞれお気に入りの服装で登校してきたので、朝からいつもとは違った緊張感がありました。しかし、それもすぐに慣れたようで、カメラマンさんに自ら声をかけている様子も見られました。 来月からは、個人写真やクラスの集合写真、委員会・クラブの撮影も始まります。ひとつひとつの活動が、小学校生活のよい思い出になるように、一日一日を大切にして過ごしていきたいと思います。 9月28日の給食コロッケ ほうれん草のごま和え 豆腐とわかめの味噌汁 牛乳 一口メモ ほうれん草は、色の濃い緑黄色野菜の一つです。 貧血を予防する鉄分や葉酸、ビタミンCやビタミンB6など、栄養素がたっぷり含まれています。そのため、総合栄養野菜と呼ばれるほど栄養豊富な野菜で有名です。 9月28日(火) その1「勉強は何のためにするのか」というテーマで話をしました。各家庭でも、子どもからの素朴な疑問として、「なんで勉強しなきゃいけないの?」とか、「勉強は何のためにあるの?」と聞かれることがあるのではないでしょうか。そこで、「いいから黙って勉強しなさい。」とか、「そういうヘリクツを言わない大人になるために勉強するんだよ。」などど言わずに、きちんと語ってあげたいものです。 2階の掲示板に、Zoomの画面で使った言葉を貼りました。休み時間に見に来た子ども達に聞いてみると、「ためになる話しでした…」と言っていました。以下、朝会の話の内容です。 ・・・今週で9月の学校生活が終わります。緊急事態宣言が続く中、2学期の学校生活が始まり、感染症対策を守って旭町小の子ども達はよくがんばっています。練馬区では、10月から、通常通りの授業に戻すことになりました。ですから、来週からは、5校時や6校時まで授業を行うことになります。 ところで、みなさんは、4月の始業式に校長先生が話した内容を覚えているでしょうか。「学校は、勉強をするところです。」というお話をしました。そして、「学校ではいろいろな勉強があり、自分の力を精一杯出してがんばることが大切です。」と伝えました。1年生のみなさんにも、4月の最初に行った入学式で、同じ様なお話をしました。 国語も算数も、一つの学習が終わると、ワークテストがあります。みなさんは、そのようなテストの一つ一つに真剣に向かい、全力で取り組もうとしていますか? 分からないからとか、考えるのがめんどうだからということで、途中でテストをあきらめてしまったり、いいかげんな気持ちで受けていたりする子はいないでしょうか。テストだけではありません。黒板の文字をノートに書き写したり、自分で解き方を考えたり、グループで意見を出し合ったりすることも大切な勉強です。そして、毎日の宿題も同様です。それら一つ一つに、精一杯取り組んでいるでしょうか? そこで考えておきたいのが、何のためにテストがあり、そして何のために日頃の勉強があるのかということです。テストは、学習したことがどれだけ身についたか、そしてまだ十分に理解していないところはどこかということを知るために行っています。つまり、自分自身の理解度を知り、次の学習につなげていくためにテストをしています。人のためや家の人のためにテストをしているのではありません。 では、勉強は何のためにするのでしょう? 勉強は、自分のためでもあり、広く考えると人のため、社会のために行っていると言えます。勉強をがんばることで、がまん強さやねばり強さが身につきます。人の話をしっかり聞いたり人の気持ちを考えて行動したりする力もつきます。また、たくさんの知識を身につけたり、技能を高めていったりすることは、将来の社会をよりよくしていくことにつながります。今、世の中にある便利なものは、全て昔の人々が一生懸命勉強して作り上げてきたものです。さらによりよい未来にしていくためには、みなさんの日々の勉強やがんばりが必要なのです。 勉強はいやだ、めんどうくさいと、全ての小学生が努力しなくなったとしたら、きっと未来の世の中は進歩・発展しなくなり、悪い世の中になってしまうでしょう。それだけ毎日の学習への取り組みは重要なことなのです。 「勉強ができる・できない」よりも、「勉強ができるようになろうとする心構え」が重要です。さあ、さわやかな秋の季節に入ってきました。運動にも、読書にも、そして勉強にも良い季節です。がんばっていきましょう。・・・ 9月27日(月)様々な花のつくりを調べる中でも、アサガオは比較的花が大きく、また中のつくりが分かりやすくなっています。5年生が使用している教科書では、昔からこの単元でアサガオを取り上げてきています。しかし、アサガオは、受粉の仕組みについては特別な花です。通常の植物では、おしべの花粉がめしべの先(柱頭)につくために、虫や風によって運ばれるとされています。ところがアサガオは、開花する時に自らの力で受粉するという仕組みがあります。 アサガオの花は、朝早くに花びらを開きます。ねじれている花びらが回転しながら開く時に、おしべが押し出されてめしべに自動的に花粉がつく仕組みになっているのです。1組では、資料動画を使って、その様子を子ども達に見せていました。(写真上) 実際に、教科書にも実験が載っています。アサガオのつぼみの状態の時にカッターで花の脇を切り、ピンセットでおしべを取り去ります。比較するために2つ用意します。一方は、花が開いてからめしべに花粉をつけます。もう一方は、花が開いてもそのまま花粉をつけないようにします。ただし、どちらも実験中は他の花の花粉が入り込まないように、ビニール袋をかぶせておく必要があります。・・・数日後、花がしぼんだ後に実ができるかどうかを調べます。 この実験は、小学生にはとても難しいため、ツルレイシやヘチマの花を使った実験も教科書では紹介されています。4年生が育てているツルレイシやヘチマは、お花とめ花が別々に咲く植物です。め花がつぼみの段階からビニールでおおい、開花後、花粉をつけるものとつけないもので比較していきます。 5年生のこの単元を指導するためには、5月にアサガオの種をまいておくことから準備が始まります。そこまで担任の先生が気を回しておくのはとても難しいことです。来年度から4年間かけて、高学年の教科担任制が本格化することになります。今のところ、理科も教科担任制の指導教科に含まれています。専門性と準備が必要な教科だけに、多くの小学校の教員は教科担任制の実現を待ち望んでいることでしょう。 隣の5年2組では、社会科の水産業の学習から、栽培漁業についての勉強をしていました。「栽培漁業」とは、育てる漁業のことを言いますが、魚の養殖とは違います。親魚から卵をとり、稚魚をある程度育ててから海に放流して水産資源を守る漁業のことです。映像資料を使い、瀬戸内海で行われているサワラの栽培漁業について学習していました。(写真中) かつては瀬戸内海でたくさんとれていたサワラでしたが、年々漁獲量が減り、栽培漁業を行うことにしたそうです。結果、近年では、徐々にとれる魚の量が戻ってきています。サワラは、たくさんの卵から稚魚がかえっても、自然の状態ではそのほとんどが食べられてしまうなどして、生き残るのは十万匹に一匹の割合だそうです。人間が魚をとる前に、厳しい生存競争があるということも分かりました。 ところで、サワラを漢字で書くと「鰆」となり、春が旬の魚です。給食でも時々西京焼きなどの焼き魚として出てくることがあります。傷みが早いので、加工されて流通する魚のようです。 4年生は、理科の時間に「雨水のゆくえ」という学習をしています。昨年度から始まった新学習指導要領に、4年生として初めて入ってきた学習内容です。(水が蒸発したり、空気中の水蒸気が結露として水になることについては、今までも学習していました。しかし、水の流れ方や地面へのしみこみ方については、今回の教科書から新しく学習することになっています。) 1組では、土の粒の大きさと雨水のしみこみ方についての実験をしていました。校庭と砂場の土を比較しながら実験をしました。見た目や手触りでは、砂場の土の方が粒が大きく、ざらざらしていることが分かりました。次に、穴を開けたプラスチックのコップにティッシュペーパーをひき、それぞれの土を入れて実験の準備をしました。同じ量の水を注いで、しみこみ方を比べてみました。(写真下) 砂場の土は、水がすぐに透過してきましたが、校庭の土は水が濁ったまま落ちてきませんでした。5年生の「流れる水のはたらき」や6年生の「大地のつくりと変化」につながる地質分野の学習単元となっています。 9月27日の給食パンプキンオムレツ オニオンスープ 牛乳 一口メモ かぼちゃは夏野菜ですが、暗く涼しいところで保管すれば、冬まで食べられる保存食となります。また、2〜3か月間おいておくことで追熟が進み、でんぷんが糖質に変わって、甘みや栄養価が増すという特徴があります かぼちゃには、風邪を予防するはたらきのあるビタミンCや、肌や粘膜を健康に保つカロテンが多く含まれています。 9月24日(金)この説明文では、いろいろな動物に対応する獣医さんが描かれています。登場する動物は、「いのしし」、「にほんざる」、「ワラビー」、「ペンギン」です。今日は、1組でワラビーの治療について、いつ、どんな仕事をしたかに分けて読み取っていきました。(写真上) ちなみに教科書では、歯茎の腫れが見つかったワラビーの治療に行ったことが書かれています。歯茎の治療はとても痛くて暴れる時があるので、3人の飼育員さんに押さえてもらって治療したことが書かれていました。 今日も青空が広がり、夏のような暑さになりました。2校時に1年2組の子ども達が校庭に出て、生活科の学習として竹とんぼを飛ばしていました。生活科では、昔から伝わる手作りのおもちゃで遊ぶ学習があります。学校に、全員分の竹とんぼが用意してあったので、広い校庭に出て、全員が思う存分楽しむことができました。(写真中) しかし、竹とんぼを楽しむには、まずよく飛ばすことができなければなりません。1年生では、初めて竹とんぼを手にしたという子が多かったようです。一生懸命上に投げ上げるように飛ばそうとしていた子も見られました。何度も挑戦して、少しずつ飛ばすコツがつかめてきたようでした。 竹とんぼは、真上に向けずにやや斜め前に向けて構えます。両手で軸を挟んでから、片方の手を固定したまま、もう片方の手のひらをこするように前に押し出します。両手を動かしてしまうので、なかなか飛ばなかったり飛ぶ方向が定まらなかったりしていたようでした。うまく飛ばしていた子は、校舎の2階あたりまで高く舞い上がっていました。 3年生は、総合の学習の時間に、年間を通じて自分で決めた樹木の観察をしています。1組の子ども達が、中庭に出てきて1学期の様子からどのように樹木が変化してきたのかを調べていました。 子どもの目は、すぐになんでも見つけてしまうものです。ひょっこり現れたカエルを見つけて、たくさんの子が集まってきていました。結構大きなカエルで、ヒキガエルの種類のようでした。中庭の親分のようで、どっしりとした風格が漂っています。(写真下…左下にカエルが写っています) 夏休み中に、中庭でサクラ草の植え替え作業をしていた時に、小さなカエルがたくさんいることには気が付いていました。しかし、こんなに大きなカエルがいたことにはびっくりです。 写真に写っている、3年生の子ども達とカエルとの間にあるのが、サクラ草の苗です。2回の植え替えをして、ビニールポット苗がたくさんできつつあります。来週の木曜日には、6年生が全校のトップバッターとして植え替え作業をする予定です。(さらに10月から、5年生、4年生・・・と、順に全校児童が植え替え作業をします。) カエルは、夕方から夜にかけて、虫をつかまえて食料にしています。サクラ草を育てている人間側からすると、とてもたのもしい存在です。サクラ草には、ヨトウガという蛾が卵を産み付けに集まってきます。幼虫は、大きくなると一晩で葉っぱを全部食べてしまうほど食欲旺盛です。しかも、昼間は土の中に隠れているので、見つけにくい害虫です。今晩から、このヒキガエル君にサクラ草の見回りを任せようと思います。ヨトウガを見つけたら、ぜひすばやい動きでとらえてほしいものです。 9月24日の給食いわしの辛味焼き ひじきの炒り煮 きのこ汁 牛乳 一口メモ きのこは、食物繊維が多い食べ物の一つです。お腹の調子を整えるはたらきがあります。 また、食べ物をエネルギーに変えるのを助けるビタミンB群や、カルシウムの吸収を助けて骨を丈夫にするビタミンDが多い食べ物でもあります。 |
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