2月14日の給食シェパードパイ 冬野菜ポトフ 牛乳 一口メモ 「シェパードパイ」は、イギリスの家庭料理の一つです。 パイ生地の代わりにマッシュポテトを用いたパイ風料理です。牛肉や羊肉を使ったミートソースの上に、マッシュポテトをのせて焼きます。給食では、食べなれている豚肉を使って作りました。 シェパードとは、「羊飼い」のことを言います。 2月12日(土)何人かの発表を見ましたが、とてもすばらしい視点で発表していた子がいます。関東地方の各都道府県の伝統工芸品について調べた発表がありました。埼玉県(小川町の和紙)、群馬県(高崎だるま)、東京都(江戸切子)…など、各都道府県の代表的な伝統工芸品について調べたことを発表していました。(写真上) 練馬区で全児童へのタブレットの貸与が行われて、ちょうど1年が経とうとしています。タブレットを全員が持つことにより、多くのメリットが確かにありました。今回の4年生の授業で言うと、今まではパソコン室に行ってインターネットを使う必要がありました。しかし、パソコンは20台しかありませんでした。2人に1台となる場合がありました。また、調べた内容をプリントアウトして画用紙や模造紙にまとめるなど、紙と時間を使う場合が多く、大変でした。タブレットがあることにより、家庭に帰ってからも自分で調べたりまとめの続きができたりします。そして、作成したスライドは、教室の電子黒板に映して発表することができます。 一方で、課題もいろいろあります。インターネットで調べた内容を子ども達がきちんと理解したうえでスライドにまとめていかなければなりません。何でもインターネットからの引用では、本当の学習になっていない場合があります。ただ、これには経験が必要です。今後もタブレットを使って発表資料を作成する活動を、様々な学習場面で取り入れていくようにします。 2年生は、算数の時間に「図を使って 考えよう」という学習をしています。たし算やひき算の文章題をテープ図に表して考えさせ、式を立てていく学習です。 文章題は、いつの時代でも子ども達にとって難しい問題になっています。「よく問題文を読んで、お話の内容を考えましょう。」と言っても、子どもにとってはそれが難しいのです。 「みかんが15個あります。何個か買ってきたので、全部で32個になりました。買ってきたみかんは 何個ですか。」という問題文でした。「全部で」という言葉があるから、たし算をすればいいと考える子も出てきやすいものです。テープ図に表してみると、「32−15」で求まることが分かりました。(写真中) 全員が分かったかなと思って授業を進めると、今度は文章題をテープ図に表すことができないというつまづきが・・・子どもに教えるということは、実に難しいものです。 6年生が、体育館でビデオ撮りをしていました。来週水曜日に行われる「6年生を送る会」の出し物の撮影です。ステージ前のひな壇に学年全員が並び、全校児童に向けたメッセージを伝える場面をビデオに収めているところでした。(写真下) 本来6年生を送る会は、体育館に全校児童が集まって行われてくるのが当然のやり方でした。しかし、昨年に続いて今回も、動画を駆使した対応を行うことになりました。感染症対応で異学年の交流ができないという制限は、どの行事を考えるにあたっても厳しいものがあります。 6年生は、学年全体でのメッセージの他にも、グループごとに各学年向けの発表動画を用意しています。当日のビデオ配信を楽しみにしていたいと思います。 2月10日(木)しかし、今回の積雪量については、少し予報が外れたような気がします。旭町小付近では、朝から降っていた雨が7時頃から雪に変わり始めました。昼現在では、うっすらと白くなった程度です。大人にとってはありがたいことですが、大雪を期待していた子ども達にとっては少し残念だったのではないでしょうか。雨になるか雪になるかというのは、上空と地上付近との温度によるので、予報がかなり難しいようです。(夕方には、積雪が見られるようになってきました。予報は概ね当たりましたね。) 4年生は、理科の時間に「もののあたたまり方」の学習をしています。先週は、金属のあたたまり方の実験の様子をお伝えしましたが、今日は1組が水のあたたまり方の実験をしていました。子ども達の予想では、「熱源付近であたたまった水が、次第に周りに移動して行くのではないか」という意見が多かったようです。 実験方法は、水の入ったビーカーに、濃く溶いた絵の具を底の方にスポイトで入れ、カセットコンロで温めるというやり方です。1組では、金色の絵の具を使い、先生が各班を回ってスポイトで入れていきました。最初から絵の具が水に混ざらないようにするために、先生が行っていたようです。慎重に実験をセットする様子を子ども達が見て、次第に緊張感が高まっていきました。(写真上) この後、ビーカーをカセット式コンロの上に置き、底の角の部分に火があたるようにして点火しました。火があたっているところから、じわじわもやもやと絵の具が上に行き、水面から横に移動して・・・と、対流して温まっていく様子が見られるはずでした。しかし、絵の具ではなかなかうまく結果が見えなかったようです。次に、紅茶の茶葉を入れて実験をして、対流する様子が確認できました。 昨年度から教科書が改訂され、絵の具を使う実験になりました。その前の教科書では、おがくずを使っていました。(そのまた昔は、味噌を使ったこともあります。)絵の具では難しいので、きっと近々、この実験方法は見直されるのではないかと思います。 2年生は、生活科の時間に「あしたへつなぐ 自分たんけん」という学習をしています。今まで、生まれた時の様子を調べたり、現在までの成長の記録をカードにまとめてきました。 今日は、2組で現在の自分の手形をとって、記録ファイルに残すという活動をしていました。自分の手のひらに絵の具をぬり、画用紙にしっかり手形がつくように押しました。カードの裏には、参考として生まれたばかりの赤ちゃんの手形と足形が印刷されていました。先生に聞いてみると、他の先生の知り合いの方から手に入れた資料とのことでした。生まれた時の手足の大きさがこんなに小さいものかと実感しながら、現在の自分の手形を記念に残しました。(写真中) 5校時に、1年2組の研究授業がありました。旭町小では、今年度、外国語及び外国語活動の校内研究に取り組んでいます。1学期から各学年1回ずつの研究授業を通して検証をしてきました。今回は、今年度最後の研究授業でした。 「すきなたべものをつたえあおう」という活動をメインに、様々な英語の活動を取り入れた授業でした。授業の開始から、子ども達が自然に英語に親しみ、楽しく学ぶ様子が見られました。やはり、低年齢のうちから英語に親しみ、環境を整備してあげることが大切であると感じました。ALTのダニア先生にも、今回の授業のために張り切って指導に加わっていただきました。(写真下) 今年度の研究授業はこれで終了しましたが、これから研究の成果をまとめ、次年度へとつなげていきます。 2月10日の給食ひっつみ 牛乳 一口メモ 「ひっつみ」とは、岩手県の郷土料理の一つです。 小麦粉をこねた生地を引っ張りながらつまみ、鍋に入れていきます。この動作のことを岩手県の方言で「ひっつむ」と言い、そこから「ひっつみ」と言われるようになりました。 「ひっつみ」は、地域によっては「とってなげ」、「はっと」、「きりばっと」とも呼ばれます。なめらかで喉越しの良いひっつみは、寒い冬の身も心もあたためてくれる郷土料理です。 2月9日(水)1年2組では、子ども達がどのような動物の赤ちゃんについて興味があるのかを、タブレットを使って調査していました。Google フォームを使うと、アンケート形式で一人一人が選んだ動物をすぐに集計することができます。(写真上) 担任の先生が用意した選択肢は、「ゾウ、ゴリラ、パンダ、イルカ、ハムスター、カバ、ペンギン、キリン、コアラ」の10種類でした。集計の結果、ハムスターが圧倒的に多く選ばれていました。1年生の子ども達にとって、それだけ身近な動物なのでしょうか。あるいは、飼ってみたい動物だからなのかもしれません。 この学習場面だけを見ると、「わざわざタブレットを使わなくても…」と思われるかもしれません。練馬区で、タブレットが全児童・生徒に貸与されて、もうすぐ1年が経とうとしています。(今年の1年生は、1学期の後半から貸与されました。)今年度は、タブレットの使い方を様々に試す期間とされています。どのような学習場面で、どのように利用できるのかを、試行錯誤しながらいろいろな場面で活用しています。ですから、子ども達が使い方に慣れるためであったり、教員が活用の仕方を研修していく機会として利用する場合もあります。 6年1組で、「スイッチ」という資料を使った道徳の授業が行われていました。「自由を実現させる心」が主題となった資料でした。 もうすぐ中学生になる女の子が家でだらだら過ごしていると、必ずお母さんがお説教をしてきます。いろいろ言われるたびに、「家にいるときくらい、自由にさせてほしい。」という思いを抱いていました。そんな時、学校の芸術鑑賞会でさまざまなチームのダンスパフォーマンスを見ることになりました。いろいろな年齢や性別の人、障がいのある人が、いっしょになって力いっぱい踊る姿に心を打たれ、気持ちが変わっていきます。・・・ 旭町小の6年生も、大人の支援をわずらわしく感じてしまうところなど、この主人公に共感する部分が多いことでしょう。自我が芽生えてくる頃には、だれでも経験があることです。「自由」とは、「好き勝手をしていいこと」ととらえてしまいがちです。道徳の授業では、この資料を通じて自由の意味を考え、自律的で責任のある行動を取ろうとする心を育んでいきます。 資料の後半に、「自分で自分の生き方を決めることができる自由」という言葉が出てきます。6年生の子ども達は、どこまでこの言葉を自分のものにすることができたでしょうか。(写真中) 3年1組が、音楽の時間に「メヌエット(ビゼー作曲)」の鑑賞をしていました。ハープの伴奏にフルートの美しいメロディが奏でられる印象的な曲です。旭町小の子ども達は、全員がこの曲を知っています。というのは、朝の放送で毎日流れている曲だからです。給食の時の音楽として、お昼に使用している学校もあります。 3年生の音楽の教科書では、「楽器の音色や曲の流れをとらえてきこう」というめあてで、メヌエットを鑑賞曲に取り上げています。最初のフルートの旋律を聴いて、子ども達は、「うつくしい」、「やさしい」、「ゆったりとした感じ」「おだやか」…という言葉で表現していました。しかし、曲の途中でオーケストラの様々な楽器が加わり始め、強奏が入る部分もあります。子ども達は、指先や体を揺らしながら音楽鑑賞に浸っていました。(写真下) ビゼーは、若くして生涯を閉じた天才作曲家でした。(36歳)メロディーメーカーと称されるほど、次々と美しいメロディーを作曲しています。この「メヌエット」は、「アルルの女」の第2組曲の3曲目に演奏される曲です。もともと「アルルの女」は、劇に付けた音楽として作曲されました。ちなみに、「アルルの女」のストーリーは、どろどろの嫉妬と悲劇の内容です。とてもあんな美しいメロディーとは合わない内容ですが、実はこのメヌエットだけ「美しいパースの娘」というオペラから引用されています。ビゼーの死後、友人が第2組曲をまとめ、世に広めました。 2月9日の給食とり肉の北京ダック風 中華サラダ 味噌ワンタンスープ 牛乳 一口メモ 先週金曜日から、冬季オリンピックが中国の北京で始まりました。 給食では、それに合わせた新メニューを開発しました。とり肉を照り焼きにした「とり肉の北京ダック風」です。テンメンジャンという中国料理で使われる甘味噌と、中国のお酒の紹興酒で味付けをしています。 北京ダックは、アヒルを丸ごと炉で焼く中華料理で、北京料理の代表料理のひとつとなっています。その味付けの仕方を、とりの照り焼きに応用しました。 展覧会(5年生)
2月8日(火)の1校時は、展覧会の作品鑑賞でした。他の学年の作品を見ていると、「うわ!すごっ!」思わず声を出してしまう子が何人もいました。また、自分の知っている人がどんな作品を作るのか興味津々な様子で、細かいところまでじっくりと作品を見ていました。
さて、5年生は図工の作品と合わせて、家庭科作品「エコバッグ」の出展もありました。初めてミシンを使って作品を仕上げました。慣れないミシンの操作に苦戦しながらも、アイロンプリントでワンポイントを付けて、工夫を施していました。 平面作品の「ふしぎな木」では、一人一人が木の特徴を考えて、世界に一つだけの木を作り上げました。木の表皮を表現するのに、画用紙をねじって貼り付けるなど、細部までこだわった作品に驚かされました。また、特徴が面白くユーモアに溢れるものばかりで、子供たちの想像力に感心しました。 立体作品「組み立てろ立体パズル」は、一枚の板を自由な形に切り、それを組み立てました。組み立ててみると、おもしろい形が次々に完成しました。体育館への作品運びでは、立体パズルが崩れないようにとても慎重に運んでいました。一生懸命頑張って作った作品であることが子供たちの姿からよく伝わってきました。 装飾作品「自分コピー」は、自分の形に段ボールを切り取りました。表情やポーズからも個性が溢れていて、そっくりに仕上がった作品にみんな大喜びしていました。 どの作品も個性が溢れる作品で、展覧会を無事に行うことができて本当に良かったです。 2月8日(火) その24年2組では、教室に届いた2年2組から届いた鑑賞カードを見て、2年生の作品に対するメッセージを全員で心を込めて書きました。2年生が作った立体作品の「行ってみたい 夢の島」についての感想を書いていた子がたくさん見られました。 クラス全員の感想カードを模造紙に貼り、ペア学年へのプレゼントとします。きっと、2年2組の子ども達も喜んでくれることでしょう。定規で模造紙の間隔を測りながら、きれいに糊付けしていきました。(写真上) コロナ禍でなければ、このペア学年を生かした展覧会の鑑賞ができます。2年2組と4年2組の子ども達が同じ時間に会場に行き、2人組でお互いの作品の紹介をし合います。また、他の学年の作品を鑑賞しながら感想を伝え合ったりもします。あるいは、たてわり班で会場を回るというのも楽しそうです。 2年後にはコロナ禍が収束し、子ども同士の交流がたっぷりとできる展覧会となるように願っています。 展覧会の写真掲示物を作成しました。A4版で13枚にわたる見ごたえのある掲示物になりました。学年ごとの装飾作品から、平面・立体作品、さらには児童鑑賞・保護者鑑賞の様子などを載せました。いつもの2階の階段前の掲示板に貼ってあります。さっそく休み時間に、いろいろな学年の子ども達が見に来ました。自分の作品や友達が写っている様子を見て喜んでいました。(写真下) 学校にお越しの際は、ぜひご覧ください。…と言っても、今週土曜日の学校公開は中止となりました。(区で一斉に公開中止となっています。)あとは、保護者会の時になるでしょうか。今のところ、参集型で保護者会を行う予定です。 2月8日(火) その1児童鑑賞日に欠席していた子や、学級閉鎖で鑑賞時間を取ることができなかった5年生の子ども達が体育館にやってきました。展示されていた全校児童の作品は、最後の最後までその輝きを見せていました。展覧会は、2年に一度の開催です。5年生にとっては、小学校最後の行事となりました。(写真上) 2校時から、作品の搬出作業が始まりました。今日は、作品を持ち帰るための大きな袋や手提げを用意してきた子が多かったようです。立体作品を大事に大事に、そっと手提げに入れていました。(写真中) 家に持ち帰った作品は、体育館に展示されていた時とは違った見え方をすることでしょう。子ども達が学校に集まることで伸びていくように、図工の作品もたくさん並ぶことで一層光り輝くものです。 各ご家庭では、子どもの作品をどのように保管されているでしょうか? いろいろな作品をいつまでも取っておくのは大変なので、処分してしまう家庭も多いことでしょう。それは致し方のないことですが、可能であれば、写真やビデオに残しておくことをお勧めします。現在の子どもの姿とともに、苦労して作った作品がずっと記録として残ります。 6年生が、今回の展覧会で最も注目を浴びた「小さな行灯」を搬出していました。(写真下)LEDのライトが中に入り、幕を下ろして真っ暗になったステージ上で一つ一つの作品がきれいな光を放っていました。1年生から5年生まで、全ての学年があこがれた作品でした。 6年生の家庭では、今日から家の片隅で静かに光り輝く小さな行灯を楽しめそうです。 2月8日の給食里芋の味噌グラタン スコッチブロス りんごゼリー 牛乳 一口メモ 「スコッチブロス」は、イギリスのスコットランド地方に伝わる料理です。肉や野菜、麦を入れて、コトコト煮た具沢山でシンプルなスープです。 スコッチとは、「スコットランド産の」という意味になります。また、ブロスと名の付いているものは、「とろみのない澄んだスープ」のことを表しています。つまり、スコッチブロスとは、「スコットランド産の澄んだスープ」ということを意味しています。 体が芯から温まる、イタリアのミネストローネにも似た素朴な味わいです。 2月5日(土) その2今日の午後は、親子で展覧会を見に来る家庭がたくさんありました。家の人の手を引いて、自分の作品のところまで案内をしている子の姿がありました。たくさん褒めてもらい、とてもうれしそうな笑顔が見られました。作品と一緒に写真撮影をしている家庭も多く、今回の作品を一生の思い出として残すことができそうです。 どの学年も、展覧会のために多くの時間を費やして作品づくりに取り組んできました。子どもの発想の豊かさや、創意工夫のすばらしさがたくさん見られた展覧会になりました。多くの作品には、家庭から持ち寄った材料が使われていました。ご協力に感謝申し上げます。 2月5日(土) その1赤ちゃんの頃の写真から保育園・幼稚園の頃の写真のページを見せてもらいました。(写真上)2年生の子ども達からすると、ずっと昔の出来事のように感じているようです。1年生の頃のページでは、入学式の日に教室の席に座っている写真を貼った子がいました。また、正門前の看板をバックに撮った写真を載せた子もいました。それらの写真の表情からは、期待と不安を背負って入学してきた様子が感じられます。 用意したファイルに、たくさんの思い出やこれからの自分の希望を書き、そろそろ完成します。すばらしい記念のアルバムが出来上がりそうです。 展覧会と同時に、校内書き初め展も今日で終了となります。いろいろな学年の子ども達が校内を回り、隣りのクラスや他学年の作品を見に行っていました。 今日は、2年1組の子ども達が、担任の先生に連れられて書き初めの鑑賞をしていました。4月から3年生になると、書写の時間に毛筆を習うことになります。大きな半紙に伸び伸びと書かれた作品を見上げながら、筆を持つのが今から楽しみな様子でした。(写真中) 6年生は、理科の時間にMESH(メッシュ)という教材を使ったプログラミング学習に取り組んでいます。昨年度から始まった新学習指導要領の柱の一つに、プログラミング教育があります。これは、プログラミングのための新たな教科ができたのではなく、各教科での学習の中に指導が含まれています。プログラミング的な思考を育むことがほとんどなので、教科書のこの部分に含まれているのかなというものがほとんどです。 その中でも、必修化されているものの一つが、6年生の理科「私たちの生活と電気」にあります。1月から学習してきたこの単元では、「電気は,つくりだしたり蓄えたりすることができること」や「電気は、光、音、熱、運動などに変換することができること」を学んできました。そこで、生活に役立つ電気の使い方を考える発展的な学習場面において、プログラミング的な思考を取り入れて学習をしていきます。 MESHは、ソニー株式会社が開発した、さまざまな機能をもった小さな「電子タグ」です。USBメモリを一回り大きくしたような形状で、パソコン上のアプリでプログラミングをすることができます。画面上に並んだアイコンを動かしてプログラムを作り、そのまま実物の電気回路に結果が反映されます。 今日は、いろいろなセンサーのうち、明るさセンサーを使ってプログラミングを行いました。「暗くなったら電気がつく、明るくなったら電気が消える」というプログラミングは、日常の様々なところの電化製品や街灯などに使われています。子ども達は、パソコンの画面上でプログラムを組み、実際にLEDが点灯・消灯するかを確かめていました。(写真下) 糸車体験(1年生)感想には、「最初はコツが分からなかったけれど、しばらく糸車をまわしていたら、コツがわかってきました。」「たぬきにコツを教えてもらいたいと思った。」「糸車からキーカラカラという音がしてすてきだった。もう一度やってみたいな。」「難しいのにたぬきができていたから、すごいなと思いました。」「たぬきがどれくらい練習したか分かりました。」などと書かれていました。体験を楽しんでいることや、体験を通して物語への理解を深めていることが分かりました。 お家でも、「たぬきの糸車」の音読の宿題にご協力いただき、ありがとうございます。セリフをおかみさんやたぬきになりきって読んだり、糸車の音を工夫して読んだりしています。次の物語文の学習「ずうっと、ずっと、大すきだよ」でも、物語を楽しむ気持ちを忘れずに取り組んでほしいです。 展覧会(4年生)「ふしぎな乗り物」は、どこかに旅ができたり、面白い生活ができたりする乗り物を考え、色や形も個性あふれるものを描いた平面作品です。形もそれぞれで、犬や猫のようなかわいい動物の形をしているものもあれば、ロケットに似た、だけどちょっと違うようなものもあります。一人一人のアイディアあふれる作品を、是非ご覧ください。 「楽しいツリーハウス」は、実際の木を用いて、段ボールや各自が持ち寄った材料、リサイクルできそうなものなどを生かした立体作品です。子供によっては屋根裏部屋を作ったり、温泉を置いてみたり・・・。自分だけの楽しいツリーハウスを考えています。ツリーハウスに入るまでの行き方も、子供たち一人一人が想像しながら、はしごを用意したり、釘を打ち込んでジャンプしながら登ったりなど工夫が見られました。細かいところまでのぞいてみてください。 「星のかざり」は、1階廊下にアルミホイルの玉を色とりどりに飾り付けたキラキラとした装飾です。宇宙のような廊下を通って、体育館へと向かいます。 また、2月4日4校時に、4年生は展覧会を実際に鑑賞しに行きました。 考え作る学習だけではなく、」「ほかの友達や学年の作品を見る」という学習も、子供たちの力を養えるものです。 廊下からいろいろな学年の作品を見るたびに、子供たちの楽しそうな声が聞こえてきました。 ほかの学年の作品を見て鑑賞カードを書いた時には、「一人一人違う作品になっていて、それぞれの個性が見えてとても良かった。」と書く子もいました。 一人でじっくりと見て、友達と作品に対する様々な思いや考えを伝え合っていて、充実した時間になりました。 展覧会(6年生)「お気に入りの場所」は、校庭で思い入れのある場所を選び、スケッチをした後、絵の具で色を塗りました。休み時間のたびにサッカーをしたサッカーゴールや、友達とおしゃべりをした藤棚のベンチなど、6年間の思い出を振り返りながら描きました。自作の額縁にも注目してください。 「小さな行灯」は、電動のこぎりで模様を付けた4枚の木版を、組み合わせて作りました。中にライトを入れ、上にも木を組んだ蓋をのせました。暗がりで透けるライトの光が壁や天井に映り、幻想的な雰囲気になります。 「携帯びょうぶ」は、ダンボールに好みの布を貼って、持ち運べる小さなびょうぶを作り、自然をテーマにして絵を描きました。布によって和風や洋風の屏風が出来上がりました。 「ナップザック」は、それぞれ使う場面を考えながら、手縫いやミシンで作成しました。ミシンの操作にも慣れ、糸通しや下糸出しも上手になりました。 「段ボール箱の街」では、段ボール箱に絵の具を塗り、街を表現しました。カラフルで不思議な街並みができました。 今日の1校時は、作品鑑賞の時間でした。6年生は、同じ登校班やたてわり班の下級生の作品を見つけ、見入っていました。また、「これも作ってみたかった」などの声も聞こえてきました。他の学年の作品はもちろんのこと、自分の作品が飾られているのを嬉しそうに見つめている様子もありました。特に、小さな行灯は、真っ暗な舞台の上で光る48個の行灯に感動する声が上がりました。 6年生にとっては、小学校最後の展覧会でした。作品の制作や鑑賞を通して、改めて造形活動の喜びを味わうことができたと思います。保護者の皆様にもぜひ、ご覧いただければと思っております。 2月4日(金)いたずらものでありながら憎めないたぬきが、人のよいおかみさんに命を助けてもらったお礼に、糸車で糸を紡ぐというお話です。回したくてたまらなかった糸車を思う存分回して、さらにおかみさんにお礼ができて、喜々として帰って行くたぬきの姿が描かれています。この教材は、たぬきと同化して、おかみさんに対する気持ちを考えさせるのに適した物語です。また、民話の楽しさを味わわせる上での教材にもなっています。 「たぬきの糸車」は、文章表現のおもしろさも味わえる内容になっています。「キーカラカラ キークルクル」という擬音語の繰り返しや、「くるりくるり」 などの擬態語が使われています。さらに、たぬきのしぐさのかわいらしさが、とてもユニークに描かれています。登場人物の行動を中心に、様子や気持ちをとらえさせるのに適した物語教材です。 それだけに、しっかり音読ができるようにしなければなりません。教科書を持って、みんなで一斉に音読の練習をしていました。先生が一文読み、子ども達が繰り返していきます。(写真上) 教室にクラスの子ども達の声が混ざって聞こえてきますが、担任の先生はちゃんと一人一人の音読を聞き分けています。教科書をしっかり目で追っているか、口をしっかり動かしているか(マスクで口元が隠れているので、これは難しい)など、子ども達の様子をよく観察しながら音読の指導をしています。 ところで、この物語には、ためきの他に「おかみさん」が出てきます。昨日2組で、「この時のおかみさんの気持ちを考えましょう。」と先生が言った時、「おかみさんて何?」と質問した子がいました。確かに、そう聞かれると説明が難しいなと思いました。一般的には、おかみさんは漢字で「女将さん」と書き、旅館や料理屋の女主人を指す言葉です。この物語では、木こりの夫婦の妻を「おかみさん」としています。なぜ「おかみさん」という言い方を使ったのでしょう。 「おかみさん」は、主婦に対する親しみを込めた言い方でもあります。逆に、「おかみさん」以外で木こりの妻のことを何て言ったら良いかと考えたら・・・ふさわしい言葉が浮かんできません。あまり深く考える必要はなかったようです。でも、1年生の子には、「大人の女の人だよ。」と教えてあげる必要はあります。 3年生は、算数の時間に「三角形を調べよう」という学習をしています。いろいろな三角形の中から辺の長さに着目して分類し、二等辺三角形や正三角形の定義を学習しました。 今日は、コンパスと定規を使って二等辺三角形を描く学習をしました。底辺を書いてから、コンパスを使って同じ長さの2つの辺を書く方法を習いました。コンパスは、2学期に初めて使い方を学習しています。その時は、きれいな円を描くのに苦労していました。今回は、二等辺三角形の頂点を見つけるためにコンパスを使います。だいぶ扱い方に慣れてきた様子がうかがえました。(写真中) 4校時に、3年2組の授業観察がありました。社会科「練馬区のうつりかわり」から、交通の移り変わりについて学習していました。昔の谷原交差点の写真と現在の様子を比べると、道路の広さや車の数など、大きな違いが見られます。また、西武線の昔の電車と今の電車を比較すると、車両の長さに違いがあることが分かりました。前時に学習した練馬区の人口の変化と合わせて考え、昔と今では人口が急激に増えたことで、交通にも大きな変化があったことが分かってきました。(写真下) 2月4日の給食れんこん豆腐ナゲット うぐいす餅 牛乳 一口メモ 今日は、「春が立つ」と書いて「立春(りっしゅん)」です。 暦の上では春を迎えました。デザートには、うぐいす餅をつけました。ウグイスは、暖かくなると飛んできて、「ホー ホケキョ」と鳴く鳥のことです。実際のウグイスは、茶色がかった緑色をしています。 給食では、だ円形に白玉をゆでて、うぐいす色のきな粉を使って作りました。春を感じられるデザートになっています。 展覧会(2年生)平面作品「○○くんと遊ぼう」、立体作品「行ってみたい ゆめのしま」、装飾「光と風のかたち」を展示しています。 「○○くんと遊ぼう」は、友達にしたいものを決めて顔を描いたり、遊ぶ場所を考えたりして作品づくりに臨んでいました。どれも楽しそうな友達ばかりです。クレヨンや絵の具を使って、上手に色を塗りました。 「行ってみたい ゆめのしま」は、紙皿と段ボールで土台を作り、紙粘土に色をつけて島を作りました。島の飾りや島の仲間達が、子ども達一人一人ちがっていて、個性あふれる作品となりました。 「光と風のかたち」は、お花紙を水のりで重ねて貼りつけたものです。ひもでつながっていて、風で揺れたり、日の光が当たったりしてとてもきれいな作品に仕上がりました。 2年生の子ども達にとって、初めての展覧会。いつも使っている体育館や廊下などに飾られたたくさんの作品を見て、目を輝かせていました。また、自分の作品が飾ってあるのを見るのも嬉しいようで、しばらく眺めている子ども達もいました。保護者の皆様にもぜひ、ご覧いただければと思います。 2月3日(木) その21,2校時に1組が、5,6校時に2組が、それぞれ理科室で金属の温まり方についての実験をしていました。金属板や金属棒を使い、実験用コンロの火を当ててどのように温まっていくのかを調べました。温まり方を目で見て分かるために、ろうを塗る方法を使いました。板や棒の表面にろうそくをまんべんなくこすりつけて、ろうを塗りつけます。スタンドで固定し、カセットコンロの火を当てて実験をしていました。(写真上) 点火すると、すぐにろうがとけ始めました。そして、コンロの火が当たったところから先にとけ始め、じわじわと周りに広がっていく様子が分かりました。ろうを塗るというのは、この学習で昔から使われている実験方法です。熱伝導を視覚化するということでは、安価で分かりやすい方法であるといえます。教科書には、鍋に火をつけた場合のサーモグラフィーカメラで撮った写真が載っています。いつか未来の理科室にも、こういうハイテク機器が導入される日が来るのかもしれません。 2年1組の教室で、展覧会の鑑賞を終えた感想をもとに、絵日記を書いていました。他学年の工作や高学年のトートバッグやナップザックなど、印象に残った作品を絵に描いて仕上げていました。(写真中) 今日、展覧会を鑑賞した1年生から3年生の子ども達は、きっと「もう一度見に行きたいな」と思っていることでしょう。明日の放課後か土曜日の午後、家の人と一緒に展覧会に来ることができます。可能であれば、ぜひお子さんと一緒に展覧会に来て、会場を案内させてあげてください。 今日は、2月3日の「節分」です。豆まきをする家庭が多いのではないでしょうか。 1年2組の教室に、大きな鬼の絵が黒板に貼ってありました。「これはきっとやるな…」と思って待っていたところ、帰りの会が終わったところで豆まきタイムになりました。 豆の代わりに投げたのは、新聞紙を丸めて作った玉です。一人1個ずつ玉を持ち、自分の心にいる鬼を思い浮かべながら投げていました。(写真下) 1年前、コロナ禍が収まるようにと願って豆をまいたのですが…。今年もしっかり豆まきをしたいと思います。 展覧会(3年生)本番当日、3年生の作品…平面作品「布の変身」では、布の柔らかみを生かしながら動物や人、食べ物、電車等を作りました。背景との調和にも工夫した作品になりました。立体作品「ペットボトルペット」では、細部にまでこだわった作品となりました。装飾作品「空中水族館」「イラスト階段」では、体育館全体を水族館にしたいという気持ちや、階段を上っている人が思わず見入ってしまう階段にしたいという気持ちで作ることができました。 他の学年の作品を鑑賞する時間では、真剣に作品の良さを見つけながらメモをしていました。上級生の作品にも下級生の作品にも「思わずワクワクしてしまいそうな作品でした。「一人一人の個性がでている作品でした。」「細かいところにまでこだわったところがすごかった。」等、思い思いに感想を書いていました。 今回の展覧会が、今後の自分の創造力を鍛える上で良い経験になったと思われます。2年後、子供たちが5年生になった時に、またどのような作品ができるか楽しみです。 |
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