音楽会があります。子ども達の歌声と合奏をお楽しみください。30日(土)…保護者鑑賞日

金融出前授業(6年生)

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 今日は、クラスごとに金融教育の出前授業を受けました。

 講師の方を2名お招きし、株式会社の仕組みや新商品を作るまでの過程を知ったり、実際に株式会社を友達と設立して新商品の開発をしたりする学習を行いました。

 前半は、会社がどんなことをしているのか、どうやって資金を集めるのかについて、映像を見ながら講義を受けました。1つの商品を売るにも、設備費、人件費、材料費、広告費など様々なお金が必要なことが分かりました。また、「株式」「株主」など、今まで子ども達が聞いたことはあっても、詳しくは分からない言葉についても教えていただき、「そうだったんだ!」と声が上がりました。

 後半は、4人1組で会社を設立し、お菓子の新商品をプレゼンする活動をしました。新商品の対象は、子どもなのか、大人なのか・・・、パッケージの形はどうするか・・・など、どの会社も社長役の子を中心に話し合いを進めていきました。
 最後には、他の友達に株主になってもらうために、会社ごとに考えた新商品について、プレゼンテーションをしました。「小学生の男子対象のお菓子を作りました!」「おまけにシールを付けました!」「誰でも食べられるように、アレルギーが多い食品は使っていません。」「環境に優しい素材で包みました!」など、様々な工夫が各会社から上がり、とても盛り上がりました。また、今度はお客さんとして各会社のアピールを聞いて、どこの会社なら出資してもいいか、考えながら学習していました。

 この機会が、子ども達の働く意欲や将来の生活につながっていってほしいと思います。

2月22日(火) その2

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 6年生は、国語の授業で「海の命」(物語教材)の学習をしています。4年生の「ごんぎつね」、5年生の「大造じいさんとガン」、そして6年生で学習する「海の命」は、動物と命をテーマにした物語です。子ども達の心に響くものがあります。しかし、その中で最も難しいのがこの「海の命」です。(写真上)
 父を死に追いやったクエを求めて、一人前の漁師になろうと与吉じいさに太一は弟子入りします。立派に成長した太一は、いつかついに海の中で瀬の主のクエに出会います。しかし太一は、もりを打つことをやめてしまいました。・・・物語の一番のクライマックスであるこの場面をどのように解釈したらよいかということは、6年生にとって、とても難しい問題です。
 教科書には、このように描写されています。『これが自分の追い求めてきたまぼろしの魚、村一番のもぐり漁師だった父を破った瀬の主なのかもしれない。(中略)「おとう、ここにおられたのですか。また会いに来ますから。」こう思うことによって、太一は瀬の主を殺さないで済んだのだ。大魚はこの海の命だと思えた。』・・・読めば読むほど謎が深まりますが、深海における神がかった世界観が漂う物語です。
 作者は、12年前に亡くなられた立松和平さんです。自然派思想と、人間らしさへの回帰を強く感じさせる立松和平さんらしい物語であると、改めて感じました。生前、立松和平さんは、夜のニュース番組にたびたび出演されていました。方言を丸出しにした独特なしゃべりに人気が集まりました。
 3年生は、理科の時間に「ものの重さ」の学習をしています。物の形や体積に着目して、重さを比較しながら物の性質を調べる学習です。今日は、1組が理科室で実験をしていました。「形を変えると、ものの重さはどうなるのだろうか?」という実験です。
 実験方法は、粘土やアルミホイルをいろいろな形に変えて、それぞれの重さを量って調べていきます。実験前の子ども達の予想では、「ものの形を変えても、重さは変わらない。」という子が多かったのですが、中には「少し重さが違うかも…」と考えた子もいたようです。
 実験では、電子はかりを使いました。結果は、粘土を丸くしても平らにしても、細長くしても、細かくちぎっても、全て同じ重さになります。しかし、グループによっては、実験しているうちに、だんだん軽くなっていく場合がありました。子ども達が何度も粘土を手にしているうちに、机や手に少しずつ粘土の成分がくっついていってしまったからです。また、精密機械のはかりの扱い方もていねいにしなければなりません。(写真中)
 綿を広げてはかりに置いた時と、ギュッと縮めた時とで、重さはどうなるでしょうか。また、体重計に乗る時に、両足で立つ場合と片足で立つ場合、しゃがんだ場合とでは、それぞれ体重はどう変わるでしょうか? 今回理科で実験をして確かめても、思い込みを崩すのは難しいものです。
 6年生に、「チャレンジ! おかしの株式会社」という金融教育の出前授業がありました。日本証券業協会から来た2名の講師に、各クラス2時間ずつ授業をしていただきました。
 会社経営を体験しながら、株式会社の仕組みやお金の流れを学習できるという内容の授業でした。会社がお金を集めて商品を開発していく過程を、小学生にも分かりやすく説明するとともに、グループワークを通じて楽しく学べるようになっていました。
 グループワークでは、4人組の班で会社名を決めたり新商品のお菓子を考えたりしていきます。子ども達にとって、お菓子はとても身近で関心のある商品です。ネーミングを考えたり、味や形に特徴のあるお菓子を考えたり、アレルギー対応や健康志向のお菓子にしたりと、次々と楽しいアイデアいっぱいのお菓子が開発されていきました。(写真下)
 実際にお菓子のパッケージモデルを作り、最後にはそれを持ってクラスの前でプレゼンをします。短い時間でしたが、企画力、表現力、、コミュニケーション力、そしてプレゼンテーション能力と、あらゆる力を磨くことにつながる体験ができました。日頃からこういう授業形態ができていくと、子ども達の「生きる力」につながるなと思いました。

2月22日の給食

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献立名           ガーリックフランス
              さつまいもサラダ
              ほうれん草の豆乳スープ
              牛乳


一口メモ

 さつまいもには、食物繊維やビタミン類が多く含まれています。皮膚の健康維持に役立つビタミンCや、細胞の老化を防ぐビタミンEなど、肌の健康に欠かせない栄養を含んでいます。また、熱や力のもとになる炭水化物が多く含まれていて、お米と同じ「黄色の食品」に分類されます。
 さつまいもは、栄養分の少ないやせた土地でもよく育つ、とても強い植物です。

2月22日(火) その1

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 全校朝会をZoomで実施しました。今日の話は、「三寒四温」についてです。
・・・今年の冬は、いつもの年よりも気温が低い日が多いようです。2月も残りあと1週間となりましたが、北風の冷たい日がまだ多い気がします。しかし、日なたに立っていると、日差しの強さが先月までとは違ってきたなと感じます。少しずつですが、春に近づいていることが感じられます。
 暖かで過ごしやすい春は、急にはやってきません。どの季節もそうですが、特に冬から春に向かうこの時期は、寒い日があったり暖かい日があったりということを繰り返しながら、徐々に「春」を感じるようになるものです。そんな「少しずつ春に近づいていく」というこの時期の様子を表す言葉として、「三寒四温」があります。「3日寒い日が続くと4日暖かい日が続き、それを繰り返しながら、少しずつ少しずつ春に近づいていきますよ」という状況を表した言葉です。
 この「三寒四温」は、私達の学校生活での様々な取り組みや、みなさんの日々の成長の様子にも当てはまる言葉であると思います。学校では様々な学習をしていますが、なんでもすぐに「分かるようになった」、「できるようになった」ということばかりではありません。むしろ逆に、「難しくてわからない」とか、「なかなかうまくできない」といったことの方が多いはずです。失敗を何度も繰り返しながら、次第に分かるようになったりできるようになったりしていくのです。
 展覧会の作品を作るために、カッターやのこぎり、金づちや電動糸のこを使った時のことを思い出してみてください。あるいは、5,6年生は、家庭科作品としてミシンを使いました。それぞれの道具を初めて使った時は、すぐに上手に扱うことができなかったのではないでしょうか。真っすぐに切れなかったり、何度も曲がってしまったりして苦労したはずです。でも、何度か経験していくうちに、上手にそれらの道具が使えるようになってきました。5年生は、卒業式の入退場の音楽を担当するために、合奏の練習に取り組んでいます。合奏の練習では、1小節…2小節…と楽譜を見ながら練習を繰り返し、少しずつ上達していくものです。また、先週は、中休みにリズムなわとびがありました。体育の時間にも、なわとびのいろいろな技に挑戦している子がたくさんいます。なわとびも何度も失敗しながら少しずつできるようになっていきます。国語や算数の学習でも同じです。漢字練習や計算練習では、丸つけをした時に間違いが見つかり、それらを一つ一つ直しながらできるようになっていくものです。
 「失敗は成功のもと」という言葉もあります。「三寒四温」は、そういうことも意味している言葉です。何事も、失敗を繰り返しながら徐々にできるようになっていくということを心得て、日々の学習に取り組むことが大切です。つまり、一度や二度の失敗でくじけたりあきらめたりしてはいけないということです。
 早いもので、3学期の学校生活も残すところあと1か月余りとなりました。冬休みが終わり、3学期が始まってすぐに目標を立てました。その目標に向かい、どれだけがんばることができているでしょうか。各教室の後ろに、3学期の目標が掲示されています。「進んで意見を発表する」という目標や、「あいさつをしっかり行う」という目標が見られます。どの目標も、毎日努力しなければ身についていきません。「3学期の学校生活は、まだ1か月ある」と思うのではなく、「もう1か月しかない」と思って、毎日をしっかり過ごしていくようにしましょう。・・・
 朝会後、表彰を行いました。児童生徒表彰として、練馬区より彰状をもらった子への表彰です。バイオリンのコンクールで優秀な成績を収め、表彰されました。(写真上下)

2月21日(月)

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 今朝も、北風が冷たく感じられる朝になりました。1校時に、1年2組の子ども達が中庭に出て、生活科「きせつとなかよし ふゆ」の学習をしていました。1月は、毎日のように池に氷が張っていました。しかし、今月の中旬を過ぎると、氷が張る日が少なくなってきました。
 今朝は、池全体ではなく、淵の方に薄く氷が張っていたようです。他にも、霜柱で浮き上がった地面を掘り返して、凍った土の中の様子を観察していた子もいました。池の中には、秋までたくさん泳いでいたメダカの姿が一切見られません。生き物たちはどこへ行ってしまったのだろうと、池の中をのぞき込んでいた子もいました。(写真上)
 二十四節気では、先週の土曜日(19日)が「雨水」でした。「陽気がよくなり、雪や氷が溶けて水になってきて、雪が雨に変わる頃」が「雨水」です。北陸地方では、まだ大雪が続いていますし、東京でも氷が張る日があるくらいですから、今年はかなり寒い冬になりました。しかし、天気予報を見ると、今週末からようやく暖かな日が期待できそうです。来週土曜日の3月5日には、冬ごもりしていた虫が土の中から出てくるとされる「啓蟄」を迎えます。
 2年生は、今月の図工の時間に「カッターナイフ名人」という学習をしています。図工でカッターナイフを扱うのは、2年生が初めての経験となります。そこでまず、カッターナイフの安全な使い方を知り、紙を切り抜いたり切り起こしたりしながら、基本的な技能に慣れるための学習をしました。
 カッターナイフは、はさみで切るのとは違い、鋭角な切り口や滑らかな曲線を切り出すことができます。また、はさみが入らない部分でも、カッターナイフであれば容易に切り込みを入れることができて便利です。さらに何よりも、紙をきれいに切る快さが味わえることこそカッターナイフの持ち味と言えるでしょう。
 先生から十分な安全指導がなされてから、全員に1本ずつカッターナイフが渡されました。(もちろん、カッターマットを敷いたうえで行います。)まず、カッターナイフの持ち方が大切です。小さな部分を切る時には鉛筆のように持ち、大きなものや長い部分を切る時には上から押さえるように持つことが基本となります。さらに、カッターナイフの刃が紙に接する角度が重要なポイントです。しかし、これは自分でやりながらコツをつかんでいかなければ身につきません。「どうしたらどうなる」ということは、何度も経験しながら上達していくものです。なかなか思うように切れなくて苦戦していた子も見られましたが、少しずつカッターナイフの切り口の美しさが分かってきたようでした。(写真中)
 1年生は、算数の時間に「たしざんと ひきざん」の学習をしています。「5+3=8」・・・「あれれ、もうとっくに習ったはずでは?」と思われるかもしれませんが、ちょっと違いがあるのです。
 今日学習していたのは、次のような問題文でした。「5人が一輪車に乗っています。一輪車は、あと3台あります。一輪車は、全部で何台ありますか。」(1年生の教科書では、もちろん全てひらがな表記です。)今までのたし算の問題であったら、「一輪車が5台あります。新しく3台買いました。全部で何台ありますか。」でした。つまり、たし算の時には、単位が同じもの同士を合わせるのが「たし算」であるとしてきました。
 この単元では、「異種の数量を同種の数量に置き換えると、たし算・ひき算ができる」ということを学習します。「5人が一輪車に乗っています。」は、問題文には書いてないものの、「一輪車が5台あります。」ということと同じです。だから「5+3=8」というたし算になります。
 先日、2年生の「図をつかって考えよう」という算数の学習についてお伝えしました。1年生も、この単元では図に表して考えさせていきます。(写真下)教科書には、あの手この手でいろいろな問題のパターンが出てくるから大変です。次の問題文は、「椅子が6個あります。9人で椅子取りゲームをします。椅子に座れない人は何人ですか。」です。6個と9人…たし算? ひき算? と、文章だけではなかなか理解が難しく、また図に表すのも難しそうです。そして、教える先生も大変そうです。

2月21日の給食

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献立名           ご飯
              カジキの煮つけ
              野菜の甘味噌和え
              七菜汁
              牛乳


一口メモ

 毎月19日は、「食育の日」です。
 今日の魚のメカジキは、冬に旬を迎える魚の一つです。日本では、宮城県で多く水揚げされている魚です。カジキは回遊魚で、世界中の海を泳ぎ回っています。そのため、世界中の国で食べられている、大人気の魚です。
 身が柔らかく、くせがないので、どんな料理にも合います。淡泊な味わいのメカジキは、焼く、煮る、炒める、揚げると、いろいろな調理法で味わえます。今日は、ご飯に合う味付けで、しっとりと煮魚にしました。

リズムなわとび週間

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今週は、リズムなわとび週間でした。
中休みに3学年ずつ日替わりで校庭に出て、なわとびを使った運動に取り組みました。

「リズムなわとび」とは、音楽に合わせて、リズムよく縄を跳んだり、縄を使っていろいろな動きをしたりします。今年度は、「King Gnu」の「BOY」という音楽に合わせて、例年よりも跳ぶ時間を短くして取り組みました。低学年でもできる簡単な技を多く設定していますが、まえとびやかけ足とびでは、どの学年もリズムよく跳ぶことができました。

指導していて印象に残ったのは、「自由とび」の場面です。音楽のサビは、自分の好きな跳び方で跳ぶ時間に設定しました。低学年は、習った跳び方を見てほしそうに一生懸命に取り組んでいました。中には、あやとびや交差とびをリズムよく跳んだり、二重とびに挑戦したりしている子もいました。低学年は、なわとび旬間以降、休み時間にもたくさん練習している姿をよく見かけたので、繰り返し練習していた成果が出て、こちらも嬉しくなりました。中・高学年も、自分で取り組む技を決め、しっかりと体を動かしていました。なかなか難しい技に挑戦している子もいました。

期間も短く、分散型で行ったので、数回しか実施できませんでしたが、各学年の体育でも取り組むことができました。昨年度は準備もしていましたが、直前で中止にしたので、実施できてよかったです。

2月18日(金)

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 先日、6年生を送る会がありました。6年生は、他学年の子ども達から卒業を祝ってもらうとともに、感謝の気持ちをたくさんもらいました。1年生から5年生が出し物をがんばる姿を見て、感謝される側の喜びをたっぷりと味わうことができました。教室では逆に、自分の家族に対して感謝の気持ちを伝える側に立つ学習をしています。
 6年生は、総合的な学習の時間に、「自分を見つめて」という学習をしています。3学期に入り、今まで12年間成長してきた自分自身を振り返るとともに、家の人から小さかった頃の様子などをインタビューして調べてきました。
 この学習のまとめとして、今まで支えてくれた家族に対して、感謝の気持ちを手紙に表すことになりました。2組では、その手紙の下書きを考えさせていました。担任の先生から、手紙の見本を4通り示してもらいました。(1)自分の家族の好きなところベスト3としてまとめる方法 (2)12歳の節目として、12個のありがとうにしてまとめる方法 (3)家族への手紙文としてまとめる方法 (4)家族への感謝状としてまとめる方法 の4つの中から選んで書きます。
 いずれにしても、自分の家族一人一人を思い浮かべながら、感謝の気持ちを素直に表現することができるかが重要です。来月、自分の親に渡すことになるのでしょう。きっと、このような手紙が書けるようになったこと自体を喜んでもらえるのではないかなと思います。(写真上)
 以前は、3月に入ると「卒業感謝の会」がよく行われていました。6年生とその保護者、そして教職員が体育館に集まって行う催しです。6年生が合奏や歌、呼びかけ等を行い、今まで育ててくれた家の人や教職員に感謝の気持ちを伝える会でした。(そのまた昔は、「謝恩会」と称して、飲食付きで実施されたものです。)
 本校では、昨年度から感謝の会を実施しないことにしています。(同様に、4年生の1/2成人式も…)授業時数の確保等のこともありますが、教職員に感謝の気持ちを表す目的でありながら、6年の担任が大変な思いをして指導することになるからです。私の前任校でも、何年か前に廃止しました。全区的に、今はもう行わない行事になりつつあります。PTAの卒対委員の負担軽減ということもあります。
 1年生は、今週から音楽室を使って授業をしています。学年合奏の「こいぬのマーチ」の練習が始まりました。学年合奏の目的は、4月の入学式での歓迎の出し物で行うためです。昨日、新1年生の保護者会(入学説明会)がありました。4月6日の10時から入学式があるということを連絡しました。入学式が終わったところで、体育館に新2年生が入ってきて、合奏や呼びかけをして1年生の入学をお祝いする予定です。ただし、その頃の感染状況によっては、実施できないかもしれません。その場合は、日を改めて披露する場を考えたいと思います。
 今日は、1組が音楽室に行って、いろいろな楽器に挑戦していました。楽器は、鍵盤ハーモニカの代わりにミニキーボードを使います。それ以外の楽器として、ピアノ、鉄琴、木琴、キーボード、大太鼓、小太鼓などを予定しています。自分の希望する楽器を練習し、音楽専科や学年の先生に指導してもらっているところです。(写真中)
 ところでこの曲、元々は外国から入ってきた曲だったそうです。英語では、この曲を「Bee March」といい、直訳で「みつばちマーチ」となるはずでした。それが日本に入ってきて、「よちよち子犬 クンクンクン、クンクンクン・・・」と歌詞がつけられ、「子犬のマーチ」として有名になっています。
 一方、1年2組では、近隣の幼稚園や保育園の年長さんに向けた手紙を書いていました。いつもはこの時期に、近くの区立保育園や私立幼稚園と1年生とが交流会を開いています。入学を前に、学校生活を楽しみにしている年長さんを招いて、学校の様子を紹介したり、一緒に遊んだりしていました。
 コロナ禍になり、そのような交流活動も難しくなりました。きっと各園の年長さんたちは、自分の家に用意してあるランドセルを背負う日を、今か今かと楽しみにしていることでしょう。
 お兄さんお姉さんらしく見てもらえるように、1年生の子ども達は、とてもていねいな字で手紙を書きました。「きゅうしょくはおいしいよ。にゅうがくをたのしみにしていてね。…」1年生も、もうすぐ2年生になる準備をする頃になりました。(写真下)

2月18日の給食

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献立名           パエリア
              白身魚のムニエルバジルソース
              ミネストローネ
              牛乳


一口メモ

 パエリアは、スペインの料理です。世界的に人気のあるスペイン料理の1つで、本場バレンシア地方では、パエリアの祭りがあるほどです。
 本場では、肉や魚と米を炒めて、サフランという黄色いスパイスを加えて一緒に炊きます。今日の給食でも、サフランを使ってご飯と一緒に炊いた後、具を混ぜました。たくさんの具材から出ただしが、ご飯にしみていて、美味しい味がついています。

安全マップづくり(3年生)

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 この学習は、大人から教えられるだけでなく、自分自身で事故や犯罪の危険を予測する能力「危機管理意識」を身に付けることを目的としています。
 事前学習では、通学路が同じ児童が少人数のグループとなり、映像教材を活用させながら「危険な場所」「特に注意する場所」等の事例を通して安全について学びました。また、タブレットを活用しGoogle マップで、通学路の確認をし、校外学習に向けての見通しをもつことができました。
 その後、実際に校外に出て、調べたことや考えたことをより深めました。グループで行いましたが、児童一人一人が歩き慣れた通学路に対して「万が一」という意識をもちながら調べることができました。
 感想の中には、「これから外で活動する時は、学習したことを生かせそうです。」「こんなにたくさん危険だと思われる場所があるとは、気付かなかったです。お家でも家族に知らせようと思います。」等がありました。次回からは、調べたことを拡大した地図に書き込み、発表を通してさらに、意識を深めていきます。
 今回の校外学習には、児童の安全面の配慮から、多くの保護者の方が付き添いのお手伝いを引き受けてくださいました。実りのある学習ができたことに、改めてお礼申し上げます。

2月17日(木)

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 2年生は、算数の時間に「分けた大きさのあらわし方をしらべよう」という学習をしています。「分けたおおきさ」=「分数」です。分数は、2年生で最初にその基礎を習います。今日は、「同じ大きさに2つに分けた1つ分を『二分の一』と言い、『1/2』と書き表すこと」を学習していました。(写真上)
 正方形の折り紙を配り、同じ大きさになるように2つに切り分けます。正方形を半分に折るには、長方形に折るやり方と三角形に折るやり方、さらに台形の形で切り分ける方法もあります。どれも「1/2」の大きさであることを学習しました。
 今回2年生で学習しているのは、今後学習していく分数の基礎の基礎です。1/2の他は、4つに分けた1つ分の1/4しか習いません。今後、3年生では分数の簡単な加法を、4年生では帯分数や仮分数を、5年生では異分母分数の加減や約分・通分について、そして6年生では分数×分数や分数÷分数の計算などを学習していきます。
 4年生は、理科の時間に「もののあたたまり方」の学習をしています。先々週から、金属の温まり方や水の温まり方の実験の様子をお伝えしてきました。今回は、いよいよ最後となる「空気の温まり方」についての実験です。
 水と同様に、空気も透明な物質です。どのようにしたら、空気の温まり方を目で確かめることができるでしょうか。教科書では、ビーカーに線香の煙を入れ、底の方をインスタントカイロで温めるという方法が示されています。今日は、1組がまずその方法を使って実験をしてみました。(写真中)
 線香の煙を充満させるところまではうまくいったのですが、カイロで温めた後の空気の動き(煙の粒の動き)は見えにくかったようでした。一つには、カイロが十分に熱くなっていないということがあり得ます。また、私がいくつかの班にやってあげたのですが、ビーカーの横からライトの光を当てると煙の動きが見やすくなります。
 昨年度、練馬区の理科部員から、示温シートを使った方法を教えてもらったことがありました。今後、もう少し分かりやすい実験方法を、教科書会社側が検討する余地がありそうです。
 6年生の音楽の授業で、全盲のピアニストの辻井伸行さんについて学習をしていました。辻井伸行さんについては、6年生の音楽の教科書の表紙をめくるとすぐに、2ページにわたって紹介されています。今日の授業では、辻井さんが幼少期だった頃のピアノの練習の様子や、その才能を見い出した多くの人との出会いについてのビデオを子ども達に見せていました。(写真下)
 辻井さんは、2009年にヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールで、日本人として初優勝して以来、国際的に活躍しているピアニストです。しかし、その才能が開花するまでには、多くの人の支えと出会いがありました。辻井さんは、原因不明の病で視力を失うという障害をもって生まれてきました。ショパンの「英雄ポロネーズ」を聴くたびに、足をバタバタさせて喜びを表現した様子を見て、母親は音楽の才能を見い出したそうです。点字で書かれた楽譜を読みながらピアノを練習する様子も映し出されていました。いくら音楽の才能があったからとはいえ、その努力は想像を絶するものだったはずです。
 7歳で、全日本盲学生音楽コンクールで1位になった時の演奏風景も、画面に映し出されていました。弾いていた曲は、グリーグの曲とシベリウスの「もみの木」でした。わずか7歳の子がシベリウスのこの曲を弾いているとは…と、びっくりしました。
 「もみの木」は、シベリウスの「樹の組曲」と呼ばれるピアノの小品集の5曲目です。私がこの曲を知ったのは、10年ほど前のことでした。こんな素晴らしい曲をシベリウスが書いていたのか…と、感激しました。みなさんも、ぜひネット等で探して聴いてみてください。
 辻井伸行さんは、今もこの曲がよっぽどお気に入りのようで、アンコールでよく弾く1曲となっています。

2月17日の給食

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献立名           ひじきじゃこふりかけご飯
              厚焼き玉子
              白菜の和え物
              じゃがいもの味噌汁
              牛乳


一口メモ

 白菜は、冬が旬の野菜です。汁ものに入っていたり、鍋の具材として使われたりすることが多い野菜です。白菜は、中国北部が原産の野菜で、アブラナ科の一種です。
 今日の給食のように、和え物や生でサラダにしてもおいしく食べることができます。ビタミンCが多く含まれていて、ストレスから体を守る働きをし、風邪予防や免疫力を高める効果が期待できます。他にも、カリウムやカルシウム、食物繊維が多く含まれています。

6年生を送る会

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 本日3校時に、6年生を送る会をZoomで実施しました。
 通常は、体育館に1年生から6年生までの児童が全員集まって、お礼の言葉を伝えたり、出し物の中で感謝の気持ちを表したりしています。また、手作りのプレゼントを用意して直接6年生一人一人に手渡したり、全校で一緒に歌を歌ったり、全校ゲームをしたりして楽しいひと時を過ごすのですが、昨年度からそれができていません。
 その代わりに、感謝の気持ちやお礼の出し物を学年ごとに動画で撮影して、各教室で視聴する形を取っています。
 昨年もこの動画の完成度に驚きましたが、今年度も子供たちの思いのこもった素敵な動画ばかりでとても見応えがありました。
 ただ、この動画の撮影に向けて、学年によってはかなりの苦労がありました。ちょうど受験や感染状況が悪くなっていく時期と重なっていたこともあって、欠席児童が多かったり、クラスによっては学級閉鎖が実施されたりして、なかなか撮影のタイミングが見つかりませんでした。ようやく本番直前になって、短時間で何とか仕上げた学年もありました。
 それでも、画面の中の6年生からも、それ以外の学年の児童からも、一生懸命さやユーモアや思いが伝わってきて、とても輝いて見えました。何回見ても飽きない動画なのですが、保護者の皆様にお見せできないのが残念です。

2月16日(水)

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 3校時に、「6年生を送る会」がありました。体育館に全校児童が集まることができず、今年もあらかじめ各学年が撮っておいたビデオを使い、クラスごとに動画視聴する方法にしました。(会の最初に行う校長の話だけ、Zoomでつなぎました。)
 6年生を送る会は、どこの学校でも3学期の全校行事としてとても大切にしている催しです。最高学年の6年生に対する感謝の気持ちを高めるとともに、それぞれの学年の成長を認め合う場にもなる行事です。さらに、一年間の最後を飾る全校行事でもあります。それでありながら、体育館に参集せずに終わってしまうのは、とても残念でなりませんでした。
 昨日、6年生が劇団四季のミュージカルを動画で視聴しましたが、実際に劇場で見て聴く観劇とは別物でした。6年生を送る会も同様に思います。体育館に全校児童が集まり、ステージ前のひな壇に座る6年生に対して出し物を生で見せていく・・・今まで当たり前に行っていたことができないもどかしさを感じてしまいました。
 1年生は、生活科の学習で昔遊びを行っています。今日は、1組でこま回しとあやとりに挑戦していました。こま回しは、3学期に入ってから何度か練習してきたので、だいぶ上手になってきました。こま回しでは、まず紐のかけ方が最初の難関でしたが、今では一人ですいすいと巻き付けることができる子がほとんどです。
 一方のあやとりは、毛糸を使って行っていました。あやとりも昔遊びの一つとして扱われています。クラスの子ども達に聞いてみると、学校の生活科で行ったのが初めてで、今までやったことがなかったという子がずいぶんいました。私が小学生の頃は、クラスであやとりが流行っていました。女の子だけでなく、男の子も夢中になってやったものです。「さかずき」や「豆電球」の作り方は、手に毛糸をかければ今でもできます。東京タワーやはしごを作ったりと、難しい技ができる子がクラスで一目置かれる存在になったものでした。また、ひもを長くして、二人で取り合う「二人あやとり」も楽しいものです。(写真上)
 折り紙もそうですが、手先を使う遊びは、日本の伝承遊びとしていつまでも残していきたいものです。あやとりの技を覚えるために、タブレットで繰り返し動画を見ながら練習していた子がいました。あやとりにもICTが役立つようになりました。
 6年1組で、卒業文集の清書が行われていました。2学期に何度も下書きをして作文を完成させ、冬休みに一度持ち帰って家の人にも内容を確認してもらいました。いよいよその原稿を見ながら、ペンで清書用紙に書き写していきました。(写真中)
 2学期は、パソコンにデータを打ち込んで作文の下書きをしていましたが、清書は手書きで行います。やはり、一生の記念になる文集は、12歳の頃の自分の文字を残しておくべきものです。各自家から持ってきたペンを使い、一文字一文字慎重に書き進めていました。試験会場のように、とても静かな教室内でした。
 5年生は、社会科の時間に「くらしと産業を変える情報通信技術」の学習をしています。今まで5年生は、社会科の時間を通じて、日本の様々な産業について学んできました。3学期は、それらの産業を発展させるために、情報通信技術がどのように関わっているのかを詳しく学習しています。
 1組では、「コンビニの商品が、なぜ品切れにならないのか」ということについて考えさせていました。そして、NHKの動画資料を基に、コンビニでの商品管理の様子を調べました。(写真下)
 コンビニだけでなく、スーパーマーケットやドラッグストアなど、多くの店舗では、POSシステムが採用されています。「いつ・どの商品が・どんな価格で・どこでいくつ売れたか」という動向を管理できるのがPOSシステムです。お店ごとにポイントカードが大抵あります。ポイント還元があるために、誰もがよく利用しています。しかし、このポイントカードが優れているのは、客側にとってのポイント還元以上に、店側にとっての利点が大きいところにあります。カードを使うたびに、顧客の情報や商品管理が全てリアルタイムでデータ化され、結局は店の売り上げアップにつながっているのです。恐るべし、情報化社会です。

2月16日の給食

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献立名           麻婆豆腐丼
              春雨スープ
              みかん
              牛乳


一口メモ

 麻婆豆腐が日本にやってきたのは、陳健民という料理人が日本でお店を開いたことがきっかけだそうです。
 中国と同じ味付けでは、日本人の口に合わないと考え、辛さを調節した麻婆豆腐を考案しました。それをお店で出すと、美味しいと評判になり、日本で愛される料理になったそうです。
 丼物は、よく噛まずに飲み込みがちになりやすいので、よく噛んで食べるように指導しています。

劇団四季 こころの劇場(6年生)

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 今日は、「こころの劇場」で、劇団四季のミュージカル『はじまりの樹の神話〜こそあど森の物語〜』を鑑賞しました。こころの劇場は、全国の子どもたちに、演劇の感動を届けるという趣旨のプロジェクトです。このコロナ禍で、動画配信という形にはなってしまいましたが、今日は6年生全員揃って鑑賞することができました。
 ミュージカルには、なかなか馴染みがなかった子がほとんどでしたが、ファミリー向けの親しみやすい内容で、あっという間の2時間だったようです。力強い歌声や、ダンス、語りかけるような表情、場面の移り変わりの表現の仕方など、見どころ満載でした。そして、本編の前後には、劇場の紹介や、この作品ができるまでの流れ、一つの作品を創るのに関わる様々な職業の紹介もあり、ミュージカルの世界の奥深さに触れることができました。
 鑑賞後には、ミュージカル中の歌を口ずさんだり、他に見てみたい作品について友達と話したりしていました。子どもたちの心に残る素敵な時間を過ごすことができました。

※著作権の関係で、上映中の画面を撮ることができませんでした。

2月15日(火) その2

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 2校時から4校時にかけて、6年生が劇団四季の「こころの劇場」を動画配信版で視聴していました。2年前まで、この「こころの劇場」は、毎年6年生が練馬文化センターに招待されて観劇をしていました。(練馬文化センターで行われるようになる前は、日生劇場まで出かけて見に行ったものでした。)
 しかし、コロナ禍になったため、生の舞台を小学生に見せることができなくなり、今年度は動画配信版で各校で視聴するという形をとることになりました。今回の演目は、劇団四季のファミリーミュージカル「はじまりの樹の神話〜こそあどの森の物語〜」でした。練馬区の全校での上映期間が今週中と決められているのと、視聴するのは6年生のみ、教員の人数も決められていました。
 時々、6年生の廊下を通りましたが、教室内を暗くして、みんな静かに見入っていました。できれば生の舞台を見せてあげたかったのですが、今年度は劇団四季のご厚意で、オンラインで見ることができたのがせめてもの救いでした。
 1年生は、図工の時間に「1年間を振り返ろう」という絵に取り組んでいます。1年生としての1年間を振り返り、学習や行事で心に残った場面を絵に表現します。描き始める前に、4月に入学してからどのような学校生活であったかを、まず全員で振り返ってみました。
 1学期にアサガオを育てたり、2学期に全校遠足に行ったりもしましたが、1年生の子ども達にとっては遥か昔の出来事のようです。どちらかというと、昔遊びを楽しんだり、なわとびをがんばったという最近の出来事を選んで絵にしていた子が多く見られました。今回はまずクレヨンで描き、次回に背景を絵の具で仕上げる計画のようです。(写真上)
 2年1組で、「ありがとうの絵」という資料を使った道徳の授業が行われていました。「感謝する心」について考える道徳の授業です。
 資料では、友達から給食で嫌いなピーマンを残したことを注意され、もやもやした気持ちを抱えた主人公のだいごの姿がまず描かれています。家に帰ってお父さんにそのことを話したところ、「ありがとうって思う時の絵を描いてごらん。」と言われます。友達が傘の中に入れてくれた時のことを描いただいごに対して、お父さんはおじいちゃんに怒られた時の絵を描きました。叱られたことを「ありがとう」と思っているお父さんに驚き、その意味を考えていきます。・・・
 感謝の気持ちを育むというのは、とても難しいものです。とかく「〜をしてくれた」や「〜をもらった」ということばかりに感謝の気持ちが行きやすいものです。資料を通じて感謝の気持ちの視点を変え、家族など日頃お世話になっている人々の善意に気付かせ、感謝しようとする心情を育てていきます。(写真中)
 3年生は、理科の時間に「ものの重さ」の学習をしています。今日、1組が実験をしていたのは、「同じ体積でも、物の種類が違うと、重さは違うのだろうか」というテーマでした。理科室には、同じ体積で材質の違う球が用意してあります。それぞれ、木やゴム、プラスチック、鉄、アルミニウムでできています。見た目で予想を立てたり、実際に両手に持って重さを比べたりしてみます。そして最後に、電子てんびんで重さを量ってみます。(写真下)
 3年生の子ども達は、物に重さがあるということは分かっていても、体積との関係についてはまだあいまいな理解の段階です。例えば、「鉄1kgと綿1kgでは、どちらが重いでしょう。」という問いに、多くの子は「鉄の方が重い」と答えるものです。重さを手で体感させながら、物の重さを実感させていきます。
 理科と算数は、学習に重なる部分が出てきます。しかし、今回3年生の理科で「体積」という言葉が出てきているにもかかわらず、算数の時間に体積を扱うのは5年生からです。それまでは「かさ」という言い方を使っています。昔から解決しない疑問です。

2月15日の給食

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献立名           ご飯
              サバの甘酢ソース
              煮びたし
              なめこのみぞれ汁
              牛乳


一口メモ

 サバは、昔から日本人に大衆魚として愛されてきた魚です。そして、冬に旬を迎える魚の一つでもあります。
 サバの脂分は、大部分が不飽和脂肪酸です。血中のコレステロール値を下げる効果があるため、血や血管を健康にする働きがあります。旬の時期には脂ものっていて、栄養価もおいしさもアップします。

2月15日(火) その1

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 全校朝会をZoomで行いました。今日は、「適切な返事ができる子に」という話をしました。
・・・みなさんは、自分の名前を呼ばれてすぐに「はい!」と返事をしていますか? 返事をきちんとするということは、あいさつとともに人と人とのコミュニケ―ションを図るうえで、とても重要なことです。
 名前を呼んだのに返事がなかったら、どう思われるでしょうか? 病院の待合室で、あるいはレストランの入口で名前を書いて待っている時のことを考えてみましょう。名前を呼ばれても返事をしなかったら、その人はそこにいないとみなされて順番を飛ばされてしまいます。これは、返事が小さくて相手に聞こえなかったとしても同じことです。まず、返事をする時は、相手に聞こえる声ではっきりとすることが大切です。
 学校で返事をするのは、多くの場合が先生から名前を呼ばれた時にします。朝の健康観察で名前を呼ばれます。また、授業中に手を挙げて、指名された時に名前を呼ばれるでしょう。その時に、どんな「はい」という返事が言えているでしょうか。返事は、短くはっきりと「はい!」と言うものです。「は〜い」という長い返事や「はい…」という暗い返事が返ってきたら、先生はどう感じていると思いますか? きっと、「今日は元気がないのかな。どこか具合が悪いのかな。」と思われたり、授業中の返事であれば、「この子は自信がないんだな。」と感じられたりすることになります。返事一つで、全てのことが相手に伝わってしまうのです。
 「はい」という返事は、約束をする時にも使う言葉です。教科書を忘れてきたとします。先生のところに行き、忘れ物をしたことを伝えました。先生は、「次回から気をつけましょう。」とか「連絡帳をよく見て用意をしてきましょう。」と注意をします。その時に、「はい」と素直な返事ができているかが大切です。先生から注意をされることは他にもいろいろありますよね。廊下を走って注意されるとか、休み時間が終わってから遅れて教室にもどり注意されるなど、ルールを守っていない時に先生方は注意をします。どの先生方も、注意した子がどれだけ反省をしているか、その子の返事の仕方で判断をしています。先ほど「素直な返事ができているかが大切です。」と言いました。注意されて「はい」と言うのは、「もうしません。気をつけます。」という約束の返事です。「は〜い」とか「はいはい…」という返事をした場合に、それが反省の気持ちを伝えることになるでしょうか。
 その他にも、「はい」と言う返事は、気持ちを入れる時にも使います。「これから1時間目の授業を始めます」と日直が言った後、全員で「はい!」と返事をするようにしているクラスが多いです。その時の全員の「はい!」は、「さあ、勉強をがんばるぞ!」という返事です。
 返事は、たった2つの言葉、「は」と「い」だけで成り立っています。返事の仕方一つで、自分の気持ちが相手に伝わります。あるいは、相手が自分を判断することになります。いつもその場に応じた、適切な返事ができる子に育ってほしいと思います・・・
 続いて、連合書き初め展の表彰をしました。1月下旬から2週間にわたり、校内書き初め展がありました。各学年から数点ずつ優秀作品を選出し、区の連合書き初め展の表彰を各学校で実施することになっています。旭町小学校からは、全校で22名の児童が選ばれました。(校内書き初め展で、金紙が貼ってあった作品です。)
 Zoomで行ったため、副校長先生が名前を呼び、各教室で返事をして起立させることにしました。また、代表児童として6年生に賞状を渡しました。(写真上下)
 Zoomは、会議室に置いてあるパソコンから各教室に配信しています。(写真下の右下に写っているパソコン)

2月14日(月)

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 1年生は、算数の時間に「なんじなんぷん」の学習をしています。時計を使って、時刻を読めるようにする学習です。
 時計の学習は、1年生としては2回目になります。最初は、9月に「なんじ なんじはん」という学習がありました。時計の長い針が12のところにある場合の「何時」という言い方と、6のところに長い針がある「○時半」という言い方を習いました。今回は、さらに細かな時刻を読めるようにしていきます。
 2学期に「○時半」を学習したので、「○時30分」は読めています。そこで、数字が書いてあるところに長い針が来た場合の読み方を考えさせ、「5分、10分、15分、20分、25分・・・」と理解させます。最初は、10分あるいは5分刻みで時間の読み方に慣れさせていきます。後は、短い針の読み方です。学校では、ダイヤルを回して動かす時計を全員に持たせて学習しています。長い針と短い針の動き方に着目させ、長針が1周すると短針が次の数字のところに移動する仕組みに気づかせます。(写真上)
 今回の時刻の学習も、算数の単元として計画されている指導時数は、わずか2時間程度となっています。今まで時計の読み方を知らなかった子が、それですぐに時計を読むことができるとは限りません。日常生活の中で、意図的に教えていくようにしてあげることが大切です。
 5年生は、理科の時間に「電磁石の性質」の学習をしています。実験セットを購入し、電磁石についての様々な性質を一つずつ実験で確かめていきます。
 2組では、実験セットの中身を取り出し、電磁石となる「コイル」を製作するところから始めていました。あらかじめ200回巻きのコイルは実験セットの中に入っていますが、100回巻きのコイルは自分で導線を巻き付けるところから行わなければなりません。いろいろな会社から出されている実験セットの中には、たまに初めから全て完成しているコイルが用意されているものがあります。しかし、自分でコイルを巻くという経験をさせる方が手作り感もあり、また興味・関心をもたせるうえでも必要なことです。
 私も高学年の担任をしている時に、このコイル作りの指導で苦労した覚えがあります。当時は、電磁石の学習は6年生の理科の内容でした。当時、最初は喜んで取り組んでいた子ども達でしたが、巻き付けているうちに何回巻いたかを忘れてしまい、何度もやり直しになる子がいて大変でした。また、巻き直そうとしたもののからまってしまい、放課後にぐしゃぐしゃになったエナメル線と格闘して、翌日までにほどいてあげたこともありました。説明書を見ながら、子ども自らが、ああでもないこうでもないと格闘する時間が、また良い勉強になっているものです。(写真中)
 4年生は、理科の時間に「もののあたたまり方」の学習をしています。金属の温まり方についての実験に続き、水の温まり方についての学習をしています。(ちなみに、金属は熱せられたところから順に温まるということが分かりました。)
 先日は、1組が濃く溶いた絵の具を使い、ビーカーの水の温まり方について実験をしていた様子をお伝えしました。今日は、2組が試験官の中の水の温まり方の実験を行っていました。試験管に水を入れ、カセット式コンロで熱します。試験官を斜めにして、底の部分を熱した場合と上の方を熱した場合について確かめました。
 試験管の中の水の温まり方を調べるために、示温テープを貼ったガラス棒を使います。示温テープは、温度が上がると色が変わる仕組みになっています。テープの黄色い色が50度を超えると赤くなることから、試験管内の水の温まり方がよく分かります。試験管の下から温めた班と中央部分から熱した班とに分かれて実験を行いましたが、どちらも試験管内の上の方が気に熱くなることが分かりました。(写真中)
 水は金属とは違い、熱せられて温まった水が上の方に行き、次第に全体が温まっていくということが分かりました。「お風呂のお湯は上の方が熱いのに、下の方がまだ冷たかったりする時があるよね。」と、以前は話をしたものでしたが、最近の風呂釜はそういうことがないようにできているようです。理科的な経験を積ませる上では、残念なことです。

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