10日(月)〜14日(金)・・・サクラ草の鉢を持ち帰ります。育て方については、ホームページの「お知らせ→サクラ草の管理の仕方」をご覧ください。

3月11日(火)

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 昨日から、5,6年生が合同で卒業式の練習を行っています。今日は、1,2校時に練習があり、その様子を見に行きました。
 まず、入退場の練習を行っていました。旭町小では、毎年5年生が卒業生の入退場の音楽を担当しています。入場は「威風堂々」、退場は「蛍の光」の合奏です。
 「威風堂々」は、イギリスの作曲家であるエルガーが作った曲です。(正式には5曲あり、有名な第1番を一般的に「威風堂々」と呼んでいます。)全体は6〜7分の曲ですが、中間部分の旋律がとくに有名です。態度や雰囲気に威厳が満ちあふれて立派なさまのことを「威風堂々」と言いますが、その名前の通りに入場曲にふさわしい旋律です。卒業式の入場では、6年生が全員席に着くまで、何度かリピートして演奏します。(写真上)
 ちなみに…威風堂々は、テレビのCMでもよく使われています。某受験専門進学塾のCMでは、日本語の歌詞をつけて歌ったバージョンが「受験生応援シリーズ篇」として効果的に使われています。他にも、調味料会社や自動車会社のCMなど、エルガーが生きていたらびっくりするような使われ方をしています。
 卒業式の練習に話を戻します。続いて、呼びかけと歌の練習も行いました。「門出の言葉」では、6年生がステージ前のひな壇に移動し、全員の顔が見えるように立ちます。6年生の全員にセリフがある呼びかけの他に、歌も入ります。また、途中で5年生の呼びかけと歌も加わります。
 5,6年生で一緒に合わせたのは、今日が初めてのようでした。呼びかけはそこそこ声が出てきているなとは思いましたが、まだまだ伸ばしていく余地があります。(歌も同様です)少し時間をもらい、子ども達に話をしました。・・・私は、自分が小学校を卒業した時の呼びかけのセリフをはっきりと覚えています。「たくましく進もう」でした。自分では、こんなに短いセリフだから大丈夫…と安易に考えていました。ところが、練習のたびに先生にダメだしされて苦労することになりました。その後、「たくましい」とはどういうことかと自分なりに考え、辞書を引いて意味まで調べてみました。そういう努力もあり、声の大きさだけでなく、どのように自分の感情を入れて呼びかけをすべきかと、工夫をするようになったのです。・・・卒業生全員と5年生の呼びかけの代表児童に、この話が響いていたらよいのですが…。
 2年生は、生活科の時間に「あしたへつなぐ自分たんけん」という学習をしています。今まで、生まれた頃の様子から現在の自分の成長にかけて、写真や家の人へのインタビューをもとにまとめてきました。
 1組では、自分の現在の手形を写し取っていました。絵の具で手のひらを染めてから、画用紙に手形を押していきました。よく、生まれたばかりの赤ちゃんの手形や足形を残しておくことがあります。1年後や2年後には、この手形は小さく感じられるようになっているでしょうか。そして、大人になってこの手形を見た時に、今日のことを思い出すことでしょう。2年生は、もうすぐ自分の生い立ちの記録が完成するようです。(写真中)
 6年生は、算数の時間に「算数卒業旅行」という学習をしています。「中学校体験入学コース」や「国際コース」など、数学の学習に近い内容や世界の筆算の方法について紹介しているページもあります。
 さらに「和算コース」があり、江戸時代の人たちが考えた算数について紹介しているページもあります。実はこの和算は、頭の体操としてもとても面白いものです。2組の教室では、「油分け算」に挑戦していました。
 油分け算は、江戸時代にブームになった算術の問題の一つです。油を与えられた容器だけを使って等分するという、パズル的問題になっています。「1リットルの油を5dlずつ2人に分ける。7dlと3dlの升を使って、どのように分けたらよいか。」…という問題でした。(写真下)
 油を2つの升を使いながら移し替え、順序よく図に表していく方法が一番分かりやすいでしょうか。試行錯誤しながら、なんとか答えにたどり着くでしょう。一方で、グラフを使ってスマートに解く方法もあるようです。YouTubeなどでも紹介されているので、ぜひ調べてみてください。
 来週の月曜日、卒業前の6年生に向けて、私が授業を行います。その「宿題」として、この和算に似た問題を出す予定です。パズルの面白さを感じ取ってほしいなと思います。

3月11日の給食

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献立名           麦ご飯
              サワラのゆず味噌焼き
              ひじきサラダ
              米粉すいとん
              牛乳

一口メモ

 今日の給食のご飯は、白米に大麦を混ぜた「麦ご飯」です。よく見ると、茶色い線が入っている大麦の粒を見ることができます。
 給食で使用している大麦は、見た目や形を米とそっくりに加工した「米粒麦」を使っています。ご飯に混ぜても違和感がなく、食べやすいのが特徴です。
 ご飯に大麦を混ぜると、「食物繊維」をしっかりと摂ることができます。食物繊維は、お腹の中をきれいにしてくれる働きがあります。不足しがちな栄養素でもあるので、意識して食べたいものです。また、大麦を混ぜると、白米だけよりも歯ごたえがプラスされるので、よく噛んで食べることにもつながります。米粒麦は、スーパーでも売られているので、ぜひ探してみてください。

5年生「中学校見学」

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 5年生は、3月7日(金)、豊渓中学校へ学校見学に行きました。
 一年後には、卒業を迎える子供たちです。そう遠くはない未来を想像しながら、見学に臨みました。
 見学の内容は、「校内作品展」の鑑賞と授業見学でした。「校内作品展」では、中学生の完成度の高い作品に心を奪われていました。20分間の見学時間もあっという間でした。授業見学では、中学生の真剣に取り組む態度に「すごい!」と感想をこぼす児童もいました。
 最後に、音楽の授業見学をしました。3年生の合唱を聞かせていただき、大人に近い重厚感のある合唱に圧倒されていました。
 まだまだ想像のつかない児童も多かったようですが、自分の中学校での未来を思い描きながら、小学校生活も充実させていってもらいたいです。

3月10日(月) その2

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 3年生は、国語の時間に「モチモチの木」の学習に入りました。斎藤隆介 作、滝平二郎 切り絵の絵本として、とても有名な物語です。以前、全ての3年生の国語の教科書に掲載されている物語教材であるということを聞いたことがありました。それだけに、学校の先生たちにとっても、繰り返し指導してきた思い出深い物語教材です。私も若い頃ですが、学年の先生たちと研究授業に向けて、この物語の教材開発を行った覚えがあります。その頃から、このお話が大好きでした。
 1組では、全文の朗読を聞いた後、初発の感想を書いたり最初の場面の読みの練習をしたりしていました。この物語は、幼い豆太とやさしいじさまの心温まる関係が描かれています。物語の初めは「全く、豆太ほどおくびょうなやつはない。」という文章で始まります。5つにもなったんだから、夜中に一人でトイレに行けたっていい…とは書いてあるものの、時代背景からしてそれは酷なことです。昔のトイレは、もちろん今のような水洗ではなく、さらに家の外にありました。土間を降りて草履をはき、玄関の外にトイレがあるのが普通だったのです。大人でさえ怖いと思う人がいることでしょう。
 しかし、この物語の山場では、大好きなじさまのために豆太は勇気を振り絞って行動します。そして、勇敢な子どもにしか見えないという「モチモチの木に灯がともる」場面に遭遇します。・・・ページをめくると、一面にモチモチの木に灯がともった絵が現れるところは圧巻です。先月、おはなしコンチェルト たんぽぽの会のみなさんが、高学年の部でこの物語を取り上げていました。私もいつか小さな子ども達に、この物語の読み聞かせをしてみたいなと思っています。(写真上)
 中休みに、中庭の池に行ってみました。カエルが卵を産んだということを、今朝主事さんから聞いていたため、確かめに行ってみました。水面には、産んだばかりのまだきれいなヒキガエルの卵が確認できました。透明なゼリー状の紐の中に、オタマジャクシになるであろう黒い粒々がきれいに並んで見えていました。また、池の底の方には、緑色の藻がくっついた卵も見えました。これは、1週間前の土日(20度近くになった暖かな日でした)に産み付けられた卵と思われます。
 今年の啓蟄は、先週水曜日(5日)でした。やはりその前後になると、ちゃんと春を感じ取って生き物たちが動き出してくるようです。人間にはカレンダーがありますが、他の生き物たちにはそんなものはありません。しかし、それでもしっかり春を感じて動き出すことができるというのは驚きです。
 3年生や6年生の子ども達が集まってきました。怖がらずに、産みたてのヒキガエルの卵を触ることができた子が3人いました。ヌルヌルとしたやわらかい寒天のような手触りです。ヒキガエルのメスは、一度に何千粒と卵を一気に産みつけます。10日ほどでオタマジャクシになるそうなので、来週後半には池の中が賑やかになるでしょう。(写真中)
 親ガエルはどこへ?・・・ということで、棒を持ってきて池の水草を探ってみました。いましたいました…産卵が終わって疲れ切っていたのか、それともまだ冬眠からきちんと目覚めていないのか、まだ眠そうな動きでゆっくりと底の方にもぐっていきました。
 5校時に、1年2組でタブレットを使ったプログラミング学習を行っていました。「アルゴロジック」という、ゲーム感覚でプログラミングの基本となる考え方が習得できるサイトを使っての学習でした。アルゴロジックは、JEITA(一般社団法人電子情報技術産業協会)が開発したプログラミング体験ゲームです。(写真下)
 マス目状のステージにいるロボットの動きをプログラムしていくという、とてもシンプルなルールです。そして、タブレット上で矢印などのアイコンのブロックを移動させてプログラムを作るので、操作も簡単です。パズル感覚でどんどん取り組めそうです。・・・が、私もやってみて、意外と難しいことに気がつきました。
 単純にロボットを縦横に進ませるだけでなく、斜めやループ(繰り返す指令)を使う必要が出てくると、一気に難易度が上がってきます。この辺りは1年生には難しそうですが、関心のある子ならクリアしていくのかもしれません。
 やってみたい方は、「アルゴロジック」で検索すると、パソコンのブラウザですぐに使うことができます。初級編から少しずつやっていくことをお勧めします。いきなり上級編に挑戦すると、その難しさにすぐ諦めることになるでしょう。また、YouTubeで解説を見ることもできます。お試しあれ。

3月10日の給食

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献立名           きな粉揚げパン
              肉団子のスープ
              グリーンサラダ
              牛乳

一口メモ

 今日は、6年生のリクエスト給食で1位だった「きな粉揚げパン」の献立です。
 朝早くに、パン屋さんが焼いてくれたパンを届けてもらい、それを給食室で揚げています。揚げたての熱いうちでないときな粉がしっかりとくっつかないので、すぐにきな粉をまぶさなければなりません。しかし、揚げたてのパンはフワフワしているので、つぶさないようにていねいにきな粉をまぶす必要があります。大変な作業ですが、調理員さんたちががんばって作ってくれました。
 揚げパンは、今から60年ほど前に、大田区のパン屋さんが給食で余ったパンをおいしく食べるために考えたのが始まりと言われています。

3月10日(月) その1

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 全校朝会は、校庭で行いました。11月下旬以降、全校朝会は体育館で行うことが続いてきました。3か月半振りに校庭での全校朝会になりました。やはり、広々とした校庭と青空の下で行う全校朝会が一番です。今日は、グローブを手にして「言葉のキャッチボール」という話をしました。
・・・今日は、キャッチボールについてのお話をします。キャッチボールは、2人で向かい合ってボールを投げたり捕ったりします。では、キャッチボールを長く続けるためには、どんなことに気をつけたらよいでしょうか? まず、ボールを受けとる側の人は、相手が投げた球をしっかりと受け止めなければなりません。さらに、投げる時には、相手の捕りやすい球を投げ返すことが重要です。「相手の捕りやすい球」というのは、相手がグローブを構えた胸の位置をねらって投げるとよいとされています。
 なぜキャッチボールのことを話したかというと、人と人との会話(お話をすること)も、キャッチボールに似ているということを伝えたかったからです。よく「言葉のキャッチボール」とか、「会話のキャッチボール」という言葉を使う時があります。人と会話をする時は、まず話し手の言葉をきちんと受け止めなければなりません。「相手の方を見てよく話を聞きなさい」と言われるのは、話を正しく聞かなければ、それに対して自分から話すことができないからです。キャッチボールで例えると、「ボールをちゃんと捕らなければ、ボールを投げることができない」というのと同じことです。「言葉のキャッチボール」では、まずは聞くことが重要です。
 次に、会話をする時に大事なこととして、相手が受け取りやすい言葉で伝えるということです。ボールが相手に届かない人はいませんか? 声が小さくて、相手に届かないということです。逆に、とんでもない方向にボールを投げてしまっている子はいませんか? 話の内容に合っていないことを話してくる子です。「言葉のキャッチボール」では、相手に届く声の大きさで、話の内容に沿った言葉を返すことが重要です。
 この他にも、「言葉のキャッチボール」が成り立たない場合があります。話し手はボールを投げたはずなのに、ボールを投げ返してこないという場合です。例えば、人から話しかけられたら、きちんと答えるようにします。そうしなければ、ボールを投げ返したことになりません。分からなかったら「分かりません」ということもボールを返したことになります。聞かれたことに対して黙っているのはよくないですよね。
 これは、あいさつや返事でも同じです。「おはようございます」と声をかけられたら、相手にきちんとあいさつを返していますか? 名前を呼ばれたら、すぐに返事をしていますか? あいさつも返事も、人と人とのキャッチボールで成り立っているのです。・・・(写真上)
 続いて、生活指導主任の先生から、校内の生活指導についての話がありました。春の陽がとても暖かく感じられました。(写真下)

3月7日(金)

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 今朝は、1年生から4年生の各教室で、絵本の読み聞かせがありました。毎月1回、読み聞かせボランティアの方々にご協力をいただいています。今年度最後の読み聞かせとなりました。一年間、大変お世話になりました。ありがとうございました。
 4年生の教室で、「月夜のみみずく」という絵本の読み聞かせが行われていました。もしかしたら、保護者の方で「あっ、あの物語だ!」と、懐かしく感じられた方がいらっしゃるかもしれません。この物語は、以前使われていた5年生の国語の教科書に掲載されていました。(平成4年〜平成22年頃です。)指導時期は、ちょうど3学期の今頃でした。教科書の最後の方に、音読教材として載っていたように記憶しています。
 月夜の晩に、みみずくを探しに父と娘で森に出かけて行くお話です。作者は、アメリカの児童文学作家であるジェイン・ヨーレンさんです。全体が「詩」で書かれているため、主人公の女の子の視点で話が進められていきます。日本語に訳したのは、工藤直子さんです。さすがは工藤さんです。この日本語訳がすばらしいから人気になった絵本です。(ショーエンヘールという人の絵もすばらしい!)
 お話の後半で、父親がみみずくに呼びかけるところがあります。「ほうー ほうー ほ・ほ・ほ ほうー」と森に向かって呼びかけます。すると、森の奥からみみずくが同じように応えます。そして、ついにみみずくの姿を間近で見ることになります。その表現のすばらしさは、今でもはっきりと記憶しています。「1分間かしら 3分間だったのかしら ああ、もう100分くらいに思えたわ」・・・みみずくと対面した時の驚きと感動が、全ての時間が止まったように表現されています。そして、森の静けさと雪の冷たい感触までが伝わってくる、すばらしい表現です。(写真上)
 私が担任をしていた時は、この教材を使って音読発表会をよく行っていました。グループで全文を分担し、クラスで発表会を開きました。子ども達の発表をカセットテープに録音して、クラス全員の思い出として残してあげました。
 5年生は、外国語の時間に「This is my town.」という学習をしています。英語を使って、自分の町のお気に入りの場所を伝え合うことをめあてにした学習単元です。
 まず子ども達は、自分の住んでいる地域や都内からお気に入りの場所を選び、タブレットを使ってスライド資料を作りました。今日は、1組でスピーチ発表会を行っていました。電子黒板に自分で作成した資料を映しながら、定型文に合わせて一人ずつ発表していきます。
 子ども達は、いろいろな場所を選んでその魅力を紹介していました。東京駅やスカイツリー、東京ドームなどが選ばれていました。どんな建物や場所であり、どのような特徴や魅力があるのかを、簡単な英文ではありましたがきちんと発表することができました。身近な地域から、光が丘公園のソメイヨシノの写真を使っていた子もいました。桜の花がきれいな広い公園であるということを発表していました。(写真中)
 今週から卒業式の練習が始まっています。昨日、5年生が会場設営を行い、体育用具を片付けたりパイプ椅子を並べたりしました。今日は、4校時に6年生の呼びかけと歌の練習がありました。卒業式の後半に「門出の言葉」があり、卒業生はステージ前のひな壇に移動します。門出の言葉は、呼びかけと歌で構成されていて、途中で5年生の呼びかけと歌も加わります。
 旭町小の卒業式では、毎年6年生が「最後のチャイム」という曲を歌っています。この曲が発表されたのは、2004年の全日本合唱教育研究会で、新曲として出版されたのが始まりでした。(作詞:山本 惠三子 作曲:若松 歓)その頃、私は旭町小で高学年の担任をしていました。音楽専科の先生が、初めてこの曲を卒業式に取り入れて6年生に指導していたのを思い出します。子ども達がこの歌をとっても気に入り、音楽室から帰って来ると、よく教室でも歌っていました。
 今週の練習では、卒業式での動きを一通りなぞった程度でした。歌も呼びかけも、まだまだ今後の指導が必要です。来週からは、5年生も参加して一緒に練習をする時間があります。心に残る立派な卒業式になるように、来週以降も指導に力を入れていきます。(写真下)

3月7日の給食

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献立名           ご飯
              擬製豆腐
              白菜のピリ辛漬け
              石狩汁
              牛乳

一口メモ

 擬製豆腐の材料は、鶏のひき肉とにんじん、たけのこ、インゲンのみじん切りに、つぶした豆腐と卵です。それらを合わせて、カップに入れてオーブンで焼いて作っています。
 擬製豆腐の名前の由来には、いろいろな説があります。昔のお坊さんは、卵のような動物性の食材を食べることが禁じられていました。そのため、豆腐の中に密かに卵を入れて、分からないようにカムフラージュして作ったので「擬製豆腐」と呼ばれるようになったという説があります。
 また、つぶして形を崩した豆腐に、卵や野菜などの材料を混ぜて、もう一度豆腐のような形に作り直しています。そこで、本物をまねて作るという意味で「擬製豆腐」となったという説もあります。

3月6日(木)

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 6年生は、3学期の総合の学習として、「未来に向かって」という学習をしてきました。先月行った「キャリア教育出前授業」(卒業生2人による授業)もこの学習の一環です。将来の自分の姿を想像し、様々な職業調べを行う中から、就いてみたい仕事を見つけていきました。今日は、それぞれのクラスで、スライドにまとめた資料を使って発表会を行っていました。
 6年生とは、3学期の初めに行った会食会を通じて、全員から将来の夢を聞いてきました。その時はまだはっきりとした職業としての夢がもてていなかった子たちも、今回はきちんと発表をしていました。キャラクターデザイナー、プロゲーマー、メイクアップアーティスト…次々といろいろな職業名が登場していました。どんな仕事をする職業か、その仕事に就くまでにどのようなことを学ぶ必要があるのか、さらには平均年収まで調べて発表していました。
 気象予報士について発表していた子がいました。気象予報士は、国家資格の一つなので、まず試験に合格しなければなりません。合格率が数パーセントという難関のようです。また、資格を取ったとしても、天気予報を伝えるお姉さんや気象庁に入ることができるというのとはまた別問題です。
 でも、ぜひ自分の夢を実現させてほしいなと思います。というのは、私も気象については、昔からとても興味のある分野だったからです。地学の気象に関する学習が大好きでした。大学は教育学部でしたが、気象研究室に所属していました。だから、会食会の時に「わたし、天気図が大好きなんです。」と話していたこの子の気持ちがよく理解できるのです。(写真上)
 給食室前の掲示板に、「1年間の食生活をふりかえろう」という資料が貼ってあります。栄養士さんが作った掲示物です。いわゆる「Yes/No チャート」と呼ばれているもので、「はい」か「いいえ」の回答をたどり、最終的な結論に導かれていくようになっています。さっそく子ども達が集まってきて、質問に答えながらマス目を追っていました。(写真中)
 では、私がたどった質問項目を紹介していきます。まずスタートの問いは、「毎日決まった時間に起きて朝ご飯を食べられた」→これは「はい」です。5時に起きて朝食を毎日食べています。(ちなみに、朝は必ずパンとコーヒー派です。)→「1日3食決まった時間に食事ができた」→これは「いいえ」です。夕食が遅くなる時があります。→「食事のあいさつができた」→もちろん「はい」です。→「食事の時、テレビやスマホを見ながら食べることが多い」→これは残念ながら「はい」です。テレビをつけています。→「塩分をあまり考えないで食べることが多い」→これは「いいえ」です。給食と同様に、塩分はいつも控えめにしています。→「栄養バランスを考えて食べることができた」→自信をもって「はい」です。学校と家の栄養士さん?のおかげです。→「いろいろな人に感謝して食べることができた」→これも自信をもって「はい」です。・・・ということで、「この調子! 食べることを楽しみ、できることをもっと増やしていけるといいですね。」というところにたどり着きました。
 5校時に、1年1組で音楽の授業がありました。1年生の教科書にも鑑賞教材が掲載されています。今日は、ビゼー作曲の「カルメン前奏曲」をみんなで聴いていました。教科書には、シンバルを持ったお姉さんの写真が載っています。そして「シンバルの音に合わせて、手を打ちながら聴こう」「曲全体を、音の強さに気をつけながら聴こう」「この曲のおもしろいところを、友だちにお話ししよう」と書かれています。シンバルは、高学年が合奏している時に見たことがある楽器です。また、教科書のQRコードを開くと、シンバルの音を聞くことができます。
 教室では、何度かカルメン前奏曲を流して子ども達に聴かせていました。いきなり勇ましい闘牛士のテーマで始まる音楽なので、1年生にも分かりやすい曲です。また、テレビ番組やCMなどでもよく使われている曲なので、知っている子が多かったようです。両手を振り上げて、指揮をしていた子もいました。(写真下)
 この曲は、フランスの作曲家ビゼーが作ったオペラ「カルメン」の第1幕の前奏曲です。カルメンは、幕間の休憩を含めて3時間以上かかるオペラです。その最初に演奏される曲ですが、正式には前奏曲の前半部分を聞いていることになります。この前奏曲の後半は、突然暗い曲調に変わります。このオペラは、「悲劇」です。第4幕で、カルメンは闘牛場の外で、かつての恋人ホセに殺されてしまいます。その背後で闘牛士の華やかな曲が重なり、悲劇を一層高める効果を生んでいます。
 実は・・・2週間ほど前、二期会が上演したカルメンの舞台を観に行きました。このオペラを観るのは3回目でしたが、歌手も演出もすばらしい舞台でした。

音楽朝会

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 今年度最後の音楽朝会を行った。
 毎年この時期に歌わせている歌がある。中山真理作詞・作曲の「Smile Again」という曲だ。♪自分がとてつもなく ちっぽけにみえるときがあるよ 自分だけがわるのものみたいに おもえるときがあるよね〜 あしたになって そらがはれたら自分をすきになって また歩きはじめようよ〜♪ と歌うこの曲は、子供が歌っても、大人が歌っても、低学年が歌っても、高学年が歌っても、それぞれに感じることがたくさんあって、何回歌っても飽きない歌だ。子供たちが、何かの時に思い出して口ずさんでくれるといいなと思っている。
 最後に「校歌」も歌った。まど・みちお作詞の本校の校歌も名曲である。体育館中に響き渡った子供たちの歌声は、素直で明るくて未来につながる素晴らしい歌声であった。旭町小学校の子供たちはすごいと、しみじみと感じられた音楽朝会であった。

3月6日の給食

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献立名           味噌ラーメン
              華風大根
              UFOゼリー
              牛乳

一口メモ

 今日は、6年生のリクエストメニューで2位だった味噌ラーメンの献立です。ラーメンは野菜不足になりがちですが、給食の味噌ラーメンは野菜がたっぷりとれるようになっています。
 給食の味噌ラーメンは、煮干しと鶏ガラでスープを作っています。また、味の決め手である味噌は、スープにただ味噌を溶かすのではなく、「練り味噌」を作って調理しています。練り味噌は、ニンニクやショウガ、ネギをごま油で香ばしく炒めて、赤味噌や白味噌を加えてからさらに炒めて作ります。こうすることで、香ばしさやコクが加わります。子ども達においしく食べてもらえるように、調理員さんたちが手をかけて作ってくれました。

3年生 アカオアルミ工場見学

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 3月5日(水)の3・4時間目に、総合的な学習の時間「地いきのすてきを発しんしよう」という学習に関連して、アカオアルミ工場見学に行きました。この学習では、旭町小学校の周りにある施設について調べ、タブレットのスライドで情報をまとめて発表会を行います。
 アカオアルミ工場は、練馬区の他の小学校から、バスに乗って社会科見学に訪れているほど有名な工場です。様々なアルミ製品のもとになる材料を製造しています。
 まず、最初に大きな溶鉱炉の前でお話を伺いました。昭和31年から、旭町で工場を営んでいらっしゃるそうです。目の前の溶鉱炉(最高温度1000度)でアルミニウムを溶かした後、形を整えているのだと教えていただきました。溶鉱炉の扉が開くと、10m以上離れていても、熱い空気が子ども達のところに届き、歓声が上がりました。
 次に、アルミニウムの形をどのように変えていくのか、工場の中の作業を見学させていただきました。スラグという大きな塊に形を整えられたアルミニウムが、工場の敷地内にたくさん並べられていました。
 さらに、工場内では、大きな機械を使って塊だったアルミニウムを薄く伸ばしていく工程が見られました。この薄く伸ばしたアルミニウムを大小様々な大きさの円形に型抜きをしたり、円形に型抜きしたものにさらに熱を加えて加工しやすくしたりする工程があることを学びました。少し前までは、1円玉のもとになる円形の材料を作っていたのもアカオアルミ工場だったのだそうです。今でも、やかんやスプレー缶、口紅のケースなど、様々な材料が製造されています。お土産に、アイスクリームを食べるアルミ製のスプーンをいただきました。
 子ども達は「すごい工場があるって、分かった!おうちで早くお話したい。」「アルミを溶かしたり、形を作ったりして、私たちの使う道具を作っているんだと分かった。」と嬉しそうに感想を言っていました。旭町小学校の校区の魅力に、改めて気付くことができた一日になりました。

3月5日(水)

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 4年生は、国語の時間に「スワンレイクのほとりで」という学習をしています。4年生の物語教材は、1,2学期に「白いぼうし」や「一つの花」、そして「ごんぎつね」がありました。今回の「スワンレイクのほとりで」は、今年度新しく改訂された教科書に新規に採用された物語です。
 この物語の作者は、小説家でもあり、詩人やエッセイストでもある小手鞠るい(こでまり るい)さんです。中心人物の女の子「歌」が、夏休みに経験した海外でのできごとを振り返ることを通して、前向きな気持ちへと変化していく爽やかな物語です。1組では、まず先生による全文の範読から授業を始めていました。(写真上)
 改めてこの物語を読んでみて、4年生の国語教材として扱われるようになった理由が見えてきました。まず、物語全体が主人公「歌」の視点(一人称視点)で描かれているということです。子ども達は、こういう描き方をした物語に出会うのは初めてかもしれません。また、物語全体の構造にも特徴があります。最初に現在の歌の様子が描かれてから、次に夏休みのアメリカでの出来事(過去)の回想へと移り、再び現在の姿へと戻って物語が終わっています。つまり、現在→過去→現在という構造になっています。
 さらに、「多様性」がテーマにある物語であるという点にも注目しなければなりません。様々な文化や言葉の違い、そして車椅子に乗った人物が登場する物語である点です。いろいろな教科書の挿絵に、肌の色や目の色が違う人物、さらには障害をもった人のイラストが入るようになりました。それと同様に、多様性がテーマになっている教材であるからこそ、この物語が採用されたのではないかと考えました。
 6年生は、理科の時間に「水溶液の性質とはたらき」という学習をしています。1,2校時に、2組が理科室で実験をしていました。先週は、水溶液が金属を溶かすかどうかの実験を行いました。塩酸にアルミニウムや鉄を入れて反応を調べました。(結果、あわを出して溶けました。)
 今日の実験では、アルミニウムや鉄が溶けた塩酸を蒸発皿にとって熱することで、溶けた金属がどうなっているのかを調べました。それぞれの金属が溶けている塩酸を少量ずつ蒸発皿に入れて、カセットコンロで熱します。5年生の時に、食塩水から食塩を取り出したのと同じ方法です。アルミニウムや鉄が出てくるでしょうか?
 実験の結果、クリーム色や黄色っぽい色の粉が出てくることが分かりました。溶かす前の金属は、銀色に輝いていました。では、これはアルミニウムや鉄とは違うものなのでしょうか? さらに次の実験では、出てきた粉はアルミニウムや鉄の性質があるかどうかを調べていきます。6年生の理科の中でも、最もおもしろいのがこの水溶液の単元です。順序立てて論理的によく考えながら、そして正しく実験ができるように指導していきます。(写真中)
 3,4校時に、3年生がアカオアルミの工場見学に行ってきました。アカオアルミは、旭町小の学区内にある大規模な工場です。小雨が降っていましたが、自分たちが住んでいる地域にある工場の中を見ることができ、とても貴重な社会科見学になりました。
 全体を6つのグループに分け、それぞれに説明する方がついて案内をしていただきました。工場での作業は、まず海外から運ばれてきたアルミの地金を溶解するところから始まります。溶解炉が開くと、まぶしいほどの炎に驚きました。遠く離れていても、顔にしっかり熱気が伝わってきました。
 次に、溶かされたアルミを「スラブ」という大きな塊にします。この重さ1トンのスラブが、工場の外に大量に置かれていました。その後、レーンを何度も行ったり来たりしながらアルミを伸ばして薄くしていく工程を見学しました。工場内は、ものすごい音と油の匂いがしました。これぞ工場見学です。
 さらに、大きなトイレットペーパーのように巻かれたアルミ板を、様々に加工していく工程を見学しました。プレスラインでは、クッキーの型を抜くように、アルミ板から同じ形のアルミ片が打ち抜かれていました。全国各地の会社から注文を受け、厚さや大きさ・形に合った製品を製造しているそうです。(写真下)
 きっと3年生の子ども達は、家に帰って「アイスを食べたい」と言っているのではないでしょうか? 工場見学のお土産として、アカオアルミで作られたアイス用スプーンをいただきました。熱伝導の高いアルミ製なので、新幹線で売られているような固いアイスでも、とても食べやすくなるスプーンです。

3月5日の給食

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献立名           コーンピラフ
              タラのハーブパン粉焼き
              ABCトマトスープ
              いちご
              牛乳

一口メモ

 今日の「タラのハーブパン粉焼き」は、タラの切り身の上に4種類のハーブを混ぜたパン粉をのせて、オーブンで焼いて作りました。カリカリとしたパン粉がとてもおいしく仕上がっています。
 タラと呼ばれている魚は、何種類かあります。今日使っているのは、スケトウダラです。スケトウダラの卵は、おなじみの明太子に加工されています。また、すり身の原料にもよく使われる魚です。マダラとよく似ていますが、マダラの方が大きい魚です。また、マダラにはひげがありますが、スケトウダラにはひげがありません。
 タラは、餌となるエビやカニをよく食べます。そのためお腹がぷっくり膨らんでいるので、「たらふく食う」の語源になったとも言われています。身は高タンパクで、ヘルシーな食材です。

3月4日(火)

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 6年生は、家庭科の時間に「まかせてね 今日の食事」という学習をしています。今日は、2組が1,2校時に調理実習を行っていました。いよいよ小学校で最後の調理実習となりました。(1組は、来週木曜日に行う予定です。)
 子ども達は、5年生の家庭科の学習で、5大栄養素と3つの食品群、さらに「ゆでる」、「いためる」の簡単な調理について学習してきました。また、6年生の1学期の家庭科では、朝食の役割と栄養についても学習してきています。そこで今回は、1食分の献立を立てて、実際に主菜となる料理を作る学習に取り組みました。
 先週まで、グループごとに調理の計画を立ててきました。献立を決めるためにタブレットで料理を検索したり、レシピを調べたりもしてきたようです。材料は、グループで手分けをして持ち寄りました。さあ、栄養バランスを考えて、どんな料理を作ることができたでしょうか?
 何度か家庭科室を訪れてみて、びっくりしました。子ども達の手際がとてもよかったからです。5年生の時から行ってきた家庭科の学習が定着しているなと、感心しました。料理は、グループごとに2品ずつ作っていました。「しょう油の大根ステーキ(チーズがけ)」「ソーセージと枝豆のバターしょう油焼き」「玉ねぎのジャーマン風」「ニラもやし炒め」「ナスとツナの和風炒め」「ポテトグラタン」「目玉焼きとベーコン炒め」・・・などがありました。旬の時期とずれているものもあり、「用意するのが大変だったのでは?」と思われる食材もありました。(写真上)
 いろいろな調理の中で、「おっ」と思うものがありました。「ちくわのマヨネーズ炒め」です。ちくわを斜めに切り、油を引いたフライパンで炒めます。味付けはマヨネーズを使い、焼き目がついたら完成です。作っているグループの子に聞いたら、自分の家でよく作っている料理だそうです。
 以前、あるグルメ番組で「そうめんに合う一品」を特集していました。そこでも「ちくわ炒め」が紹介されていました。ちくわをしょう油で炒めてから、マヨネーズをつけて食べる様子が放送されていたように思います。きっとこのグループの料理も、夏のそうめんにぴったりな一品かもしれません。
 1年生の各教室で育てていたヒアシンスが咲き始めました。2学期の後半から水耕栽培用のヒアシンスを用意して、後ろのロッカーの上に置いて管理してきました。11月から12月頃までは、白い根っこが水の中にどんどん伸びてきていました。水耕栽培の良さは、球根の下の根っこが見えるところにあります。
 3学期に入ってから、球根の頂上から花芽が顔を見せ始めました。そして、先週の暖かさに一気に目覚めたようで、たくさんの星型の花をつけるようになりました。花色によって咲く時期がずれるようで、今は赤やピンクの花が咲いています。白や紫もあるようですが、この後に咲いてくるのでしょう。ヒアシンスの花には、特有の香りがあります。「グリーンノート」と呼ばれる青葉の香りを思わせる爽やかな香りが特徴となっています。1組の子ども達に、「いい香りがするよ」と教えてあげたら、みんな顔を近づけて確認していました。(写真中)
 もちろん、ヒアシンスは花壇に植えてもきれいな花を咲かせます。しかし、室内で咲かせた方が早く花を見ることができるとともに、香りを楽しむことができます。また、室内のインテリアとしても素敵に飾ることができます。同じように、チューリップやスイセンも水耕栽培をすることができそうですが、特にチューリップは難しいようです。球根の中に花を咲かせる栄養がたっぷりあるという点では、ヒアシンスが一番適しているのでしょう。
 ところで、1年生の子ども達が育てているチューリップは、サクラ草の隣で花芽を伸ばし始めています。きっと植木鉢の中では、ヒアシンスのようにたくさんの根っこが伸びているはずです。今週末から植木鉢を持ち帰ってもらいますが、1年生はサクラ草とともにチューリップの花も一緒に楽しむことができます。今月の下旬には、チューリップとサクラ草が同時に咲くことでしょう。お楽しみに・・・。
 4年生は、先月の図工の時間に、「ビー玉めいろ リターンズ」という作品を制作してきました。今日は、その作品を使って、みんなでビー玉迷路を楽しむ活動を行いました。
 ビー玉迷路は、友達と一緒に作る共同作品として取りかかってきました。とても大きな「板段ボール」を基本とし、そこに段ボールを切って仕切りを作ったり、トンネルや落とし穴を作ったりしました。他にもストローや画用紙などの材料を利用して、楽しい仕掛けのある迷路に仕上がりました。
 あまりの大きさに、とても一人では動かせません。3〜4人で持ち上げ、ビー玉がうまく転がって行くように、板段ボールを傾けます。仲間の意思と息がぴったりそろわないと、ビー玉は行ったり来たりを繰り返します。(だから「リターンズ」なのでしょうか?)いろいろなグループの迷路で遊びながら、自分たちにないたくさんの工夫を発見していました。(写真下)

3月4日の給食

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献立名           ご飯
              鶏肉のにんにく味噌焼き
              キャベツのじゃこ炒め
              塩豚汁
              牛乳

一口メモ

 今月の給食のめあては、「1年間の給食の反省をしよう」です。給食の準備をスムーズに行ったり、きまりを守って当番の仕事を行ったりすることができたか、振り返りをしていきます。また、好き嫌いをしないで食べることができたかどうかについても振り返らせます。
 今年度の給食は、残り13回となりました。できることは継続し、できなかったところは来年度に向けて見直しをしていくようにします。
 給食室では、全校児童が残した給食の残量を量り、毎日記録しています。4月から比べてみると、残食の量は減ってきています。完食できた日が多くなってきました。きっと、食べられる量が増えるとともに、体も大きくなったことでしょう。この1年間で、体も心も大きく成長したはずです。

3月3日(月) その2

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 全校朝会が終わってから、6年生は体育館に残り、いよいよ卒業式の練習に取りかかりました。卒業式は、卒業証書が授与されるだけでなく、中学校進学への新たな希望と決意をもたせる場でもあります。さらに、6年生にとっては、この6年間の成長を振り返り、自身の成長を支えていただいた方々に感謝の気持ちを表現する式でもあります。まずは、卒業式の意義について、学年の先生から指導がありました。
 これから何回か練習を積み重ねていきますが、今日最初に練習したのは、「座り方と立つ姿勢」さらに「お辞儀の仕方」でした。子ども達はパイプ椅子に座るのですが、座り方もいろいろです。卒業式全体は長いので、いつも緊張して背筋を伸ばした座り方で…というわけにはいきませんが、だらっとした座り方は厳禁です。背中を背もたれにつけながらも、きちんと前を見て話を聞く姿勢と、すぐに起立ができる座り方でなければなりません。次第に姿勢が崩れてくる子は、きっと普段の授業中でも椅子の座り方が良くないのではないかと思います。
 式中は、何度かその場に起立し、「礼」をする時があります。あるいは、証書授与の際には、何か所かでお辞儀をすることになります。このお辞儀の仕方も、最初のうちは子どもによって様々です。それほど深々と頭を下げなくてもよいのですが、上半身を傾けて視線を足元に向けることがポイントになります。そして、「1,2,3」のタイミングで行うことです。「1は、気をつけの姿勢で止まる」、「2で上半身を傾けて、しっかり止まる」、「3で、体を起こす」と指導します。しかし、「2のきちんと止まる」ことを今まで意識してこなかった子がほとんどのようでした。正しいお辞儀の仕方を繰り返し指導していきます。この他にも、お辞儀をする時の手の位置や足(かかとをそろえる)、目線など、多くの指導ポイントがあります。(写真上)
 今日は、この後に証書授与の方法についても指導していました。壇上で名前を呼ばれて返事をするところや、校長から証書を受け取るところ、来賓や職員へのお辞儀、そして歩き方と、簡単そうで難しい所作の連続です。
 この他にも、「門出の言葉」として、呼びかけと歌の練習に時間をかけていくことになります。6年生にとって、小学校最後の難関に向かって練習を続けていきます。(4校時には、5年生も卒業式に向けた練習をスタートしていました。5年生は、入退場の音楽の練習も重要になります。)
 今日から3月の学校生活に入りました。どの学年にとっても、一年間のまとめの時期です。学習もそうですが、自身の生活を振り返り、次年度への希望をもたせていきます。そのために利用するのが、「キャリアパスポート」です。学期末に書いた振り返りカードや、大きな行事ごとに書き記した振り返りカードをまとめてファイルに綴じていきます。
 1年2組では、今まで様々な取り組みのたびに記録してきた振り返りカードを全員に返却し、一年間の自分の成長を見つめさせていました。その中には、「4月に初めて鉛筆を持って書いた自分の名前」がありました。今日はそのカードの左側の枠内に、「今の自分の字」として名前を書かせました。4月に書いた自分の字と比較することで、成長した自身の姿を感じ取らせるためです。(写真中)
 今日は、3年1組でも一年間の振り返りカードの指導をしていました。今後は家庭に持ち帰り、家の人に見てもらってから、3月の中旬までに回収することになっています。(6年生は、中学校に持っていく。)このキャリアパスポートは、全国で5年前から始まった取り組みです。中学はもちろん、高校を卒業するまで学年・学校を引き継いで使用していくことになります。
 3年生は、社会科の時間に「練馬区のうつりかわり」という学習をしています。今まで、道具の移り変わりや区の人口の移り変わり、さらには交通や土地の使われ方の変遷についても調べてきました。1組では、今まで調べたことを「移り変わり年表」に書き表わし、そこから分かったことをまとめていきました。(写真下)
 練馬区の人口は、10年前からすでに70万人を超えいます。特に人口の増加が顕著だったのは、約70年前〜50年前頃でした。それに合わせて、鉄道や道路が整備され、土地の使われ方も大きく変化してきていることが分かります。
 旭町小の近くでは、光が丘団地の建設が大きな転換期であったと言えます。戦後は米軍家族住宅として、グラントハイツと呼ばれた場所でした。それが1973年(昭和48年)に全面返還されて光が丘という地名になり、光が丘団地と光が丘公園が造成されました。人口増加とともに学校が一気に増え始めたのもこの頃からです。
 3年生の社会科では、この単元の最後には、今後の練馬区の未来についても考えさせていきます。子ども達が社会人となって活躍する未来は、どんな世の中になっているのでしょうか?

3月3日の給食

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献立名           鮭のちらし寿司
              菜の花のごま和え
              野菜と豆腐のすまし汁
              フローズン白桃
              牛乳

一口メモ

 今日は、「ひな祭りの献立」になっています。3月3日は、女の子の健やかな成長と幸せを願ってお祝いする「ひな祭り」の日です。ひな祭りでは、ひな人形や桃の花を飾り、ちらし寿司やハマグリのすまし汁などをいただく風習があります。
 ハマグリは、対になっている貝殻がピッタリと合わないと閉じることができません。そのため、「将来良い相手と出会って、幸せになれますように」という願いから、ひな祭りに食べられるようになりました。
 今日の給食は、ひな祭りにちなんで、鮭のフレークや卵、インゲン、にんじんを使って色鮮やかな鮭のちらし寿司を作りました。また、かわいらしい花びら状のかまぼこが入ったすまし汁と、フローズン白桃を添えました。
 給食を食べて、ひな祭りのお祝いができるようにしました。

3月3日(月) その1

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 久し振りに傘を使う日になりました。今朝も体育館で全校朝会を行いました。「物を大切にする心」というテーマで話をしました。
・・・小学校の時に、とても大切にしていたものがありました。ランドセルです。そのランドセルは、小学校に入学する前の年に、遠くに住んでいた親戚のおじさんから贈ってもらったものでした。
 ランドセルは、小学校に通う6年間、毎日使うものです。「6年生になって卒業するまで、大切に使おう」と、そこまで1年生の時に思っていたかどうかは分かりませんが、とにかくいつも大切にしていました。クラスの友だちがランドセルを無造作に扱っているところを見かけるたびに、自分では「とても信じられない」といった感覚になりました。それくらい親戚のおじさんからもらったランドセルは、自分にとって宝物のような存在だったのです。
 6年生になり、一緒に学校から帰る友達のランドセルは、長年使ってぺしゃんこであったり、しわしわになったりしていました。でも、自分のランドセルはまだピカピカで、いつも自慢げに背負っていました。そんなある日、友達との学校の帰り道でのことです。手に持っていた手さげ袋が、道路横の空き地に入ってしまいました。空き地には、道路との境目に有刺鉄線(トゲトゲのついた針金)が張ってありました。手さげを取りにいかなければと、ランドセルを背負っていたのに、そのまま有刺鉄線をくぐって中に入ってしまったのです。「あぁ〜あ…」と思いました。ランドセルが針金のトゲに引っかかって、10センチ以上もある長い傷ができてしまいました。その後、家に帰ってからも、ずっとランドセルにできた傷が悔やまれてなりませんでした。6年前、「誠くんへのお祝いだよ」と贈ってくれた親戚のおじさんの顔が浮かんできました。
 でも、それからは、自分が使う道具の一つ一つを、ランドセルの時のように大事にしようと思うようになりました。自転車やグローブ、高校生になった時に買ってもらった腕時計など、人よりも何倍も大切にしてきました。
 みなさんも、自分の物を大切にしていますか? よく、靴のかかとを踏みつぶしてはいている人を見かけると、「この人は物を大切にしていない人だな」と感じます。給食が終わって、食器やスプーン、フォークの返し方を見ていても分かります。物を大切にする人は、思いやりのある人です。そして、物を大切にする人は、人にも優しくできる人です。・・・
 続いて、表彰を行いました。まず、練馬区の児童表彰に該当する子ども達の表彰を行いました。スポーツやコンクール等で、優秀な成績を修めた功績を称える表彰です。(写真上)
 次に、練馬区連合図工展に出品した子ども達の表彰を行いました。今年度制作した図工作品の中から、1月の区展に出品することになった子ども達の表彰です。(写真下)

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