4月22日(火)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 教科書には、日本のプロ野球時代(日本ハム・ファイターズ)の投球フォームの写真が載っています。・・・大谷選手は、本格的に野球を始めた小学校3年生の頃から「プロ野球選手になりたい」と言い続けてきました。大谷選手が通っていた高校では、「目標達成シート」を活用していました。中心に夢や希望を書き、それをかなえるために何をすべきかを回りに具体的な行動として書き込んでいくものです。大谷選手は、当時の夢だった「ドラフト1位で、8球団から指名される」と目標シートの中心に書きました。そして、書き込んだことを一つ一つ確実に達成していったのです。・・・教科書には、大谷選手が実際に高校生の時に書いた目標達成シートの写真も載っています。大リーグに入った時によく話題になった、「ごみ拾い」や「審判への態度」も具体的な行動として書かれています。改めてすごい選手だなと感じさせられます。 授業では、「目標達成シート」を見て気付いたことを交流した後に、夢や目標を実現するのに大切なことについて話し合いました。さらに、自分の「目標達成シート」を書いてみることで、夢や目標の達成を目指して努力しようという気持ちをふくらませていきました。(写真上) 1年2組の教室では、図工の時間に「はさみの使い方」の学習をしていました。はさみは、保育園や幼稚園の頃からよく使ってきた道具です。小学校では、道具箱の中に入れておき、のりとともに日常的によく使います。点線が印刷されたプリントを配り、その線に沿ってはさみで切る練習をしました。直線の次はくねくねと曲がった曲線を切る練習もしました。(写真中) はさみの切り方の基本は2つあります。ひとつ目は、刃先を使わずに、刃の奥から刃先の手前までを使って切ることです。音で表現すると、「チョッキン」ではなく、「チョキチョキ」と切ることです。また、はさみの切り方のもうひとつは、紙を動かすことです。はさみはなるべく同じ位置で、紙の方を動かして切っていきます。しかし、この2つ、1年生にはまだ難しいかもしれません。次第にきれいに切るコツがつかめるようになってくるでしょう。 ところで、左利きの子は、専用のはさみを使うようにしているでしょうか? 今はちゃんと左利き用のはさみが売られています。右利きの私には理解が難しいのですが、左利きの人には普通のはさみ(右利き用のもの)は全く使いづらいと言います。図工室では、ちょうど3年生がはさみを使って授業をしていました。専科の授業では、図工室にあるはさみを全員に使わせています。左利き用のはさみもちゃんと用意してありました。 さらに先生が言うには、カッターナイフも左利きの子ども用に用意しているとのことでした。カッターの刃を逆向きにつけることで、左利きの子が使いやすくなるそうです。実は、私の2番目の子どもも左利きです。すでに成人していますが、子どもの頃に様々な道具で苦労したと聞いたことがあります。その一つに給食の「おたま」を挙げていました。他の道具も、昔は右利き用のものがほとんどで、左利きの子どものことはほとんど考えられていませんでした。 2年生は、算数の時間に「たし算のひっ算」の学習をしています。1組では、繰り上がりのある「35+29」の筆算の仕方を学習していました。 2桁+2桁の筆算については、先週まで繰り上がりのない場合まで習いました。1の位から順に計算するということは、学習済みです。同じように計算すると、「5+9=14」となります。具体物(ブロック)で考えると、10の束が1つできるということが分かります。この10は、次の十の位同士のたし算に合わせることが大切になります。そこで、筆算の「35」の「3」の上に「1」をメモして計算するようにします。この繰り上がりの補助数字「1」は、どこに書いても間違いではありませんが、十の位の上に書くのが一番分かりやすいようです。(もちろん、補助数字は書かなくても良いのですが、計算ミスをなくすために書かせるように指導します。) 先生が電子黒板に筆算の仕方を動画で映し、まとめをしていました。これは、子ども達の教科書についているQRコード(16ページ下)を開くと見ることができます。(写真下) 4月22日の給食![]() ![]() シシャモの磯辺揚げ 大根とツナのサラダ 呉汁 牛乳 一口メモ シシャモは、カルシウムが多くふくまれている食材なので、育ち盛りの子ども達にはしっかり食べてもらいたい食材の一つです。給食では、月に1回ぐらいの頻度でシシャモを出しています。子ども達に楽しんで食べてもらえるように、味付けや調理法を変えて出すようにしています。 クイズです。シシャモは、1尾で牛乳何本分のカルシウムを摂ることができるでしょうか? (1) 牛乳1/2本 (2) 牛乳1本 (3) 牛乳2本 答えは、(2)の牛乳1本分です。骨を丈夫にするには、カルシウムをしっかり摂るとともに、外で元気に体を動かすことも大切です。 音楽(マーチングに向けて) 6年生![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() マーチングは、6年生にとっても初めて手にする楽器が多いので、楽器を決めるまでに時間がかかります。大太鼓も小太鼓も床に置いた状態で演奏するのと、キャリングホルダーを使って肩から下げた状態で演奏するのとでは、体にかかる負担が大きく違います。大太鼓は人気の楽器で希望者も多いのですが、実際に持ってみると、その重さに耐えられなくてあきらめる児童も出てきてしまいます。そういう意味では、どの楽器も見た目以上に大変な思いをしながら、毎年6年生が楽器の練習に取り組んでいます。 今年の6年生は、まだいろいろな楽器を試している最中で、自分に合う楽器を探しているところです。その反面、なんとしてもこの楽器がやりたいという強い気持ちをもって取り組んでいる児童もいます。グロッケンや大太鼓などの楽器でも、「家で練習してきました」と言って、あっと言う間にマスターしてしまっているのには本当に驚かされます。子供のやる気ほどすごいものはありません。 今年度はどのようなメンバー構成になるのか、これから厳しいオーディションをせざるを得ない楽器もありますが、見守っていきたいと思います。 図工「しんぶんす」(2年生)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 「しんぶんす」とは、新聞でつくる自分たちの居心地のいい巣です。新聞をふかふかにしたり、壁をつくったり、天井や窓をつくったり・・・。材料や場所と関わりながら楽しく活動しました。 ふり返りタイムでは、友達と一緒につくることがとても楽しかったという感想がありました。アイデアを出し合ったり、いろいろな巣に遊びに行ったりする活動を通して、友達のよさを発見することができたようです。ポストをつくったり、紙面のイラストを切り抜いて巣の壁に飾るなど、ユニークなアイデアも生まれました。 4月21日(月) その2![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() また、「車のいろは空のいろ」は、シリーズ本として何冊が出ています。心やさしいタクシー運転手の松井さんと、不思議なお客さんたちとの出会いが温かく描かれている名作です。 その中でも、「白いぼうし」は最も印象に残るファンタジー作品になっています。物語は、「これは、レモンのにおいですか。」というお客の紳士のセリフで始まります。運転手の松井さんは、レモンではなく夏みかんであることを伝えます。夏みかんの挿絵が効果的に描かれていて、こんなに香りを感じられる物語はありません。 松井さんにとって大切な夏みかんでしたが、車道に落ちていた「白いぼうし」の中に置いていくことにしました。男の子が苦労して捕まえたであろうモンシロチョウを、帽子を拾いあげた時に逃がしてしまったからです。こういうところにも、松井さんの優しさを感じとることができます。 物語がファンタジーになるのはそこからです。松井さんがタクシーに戻ると、女の子が後ろのシートに座っていました。・・・さあ、この後の展開を読んで、子ども達はこの女の子の正体に気がついたでしょうか。女の子が行き先を菜の花横丁と言ったこと、虫取り網を持った男の子を見つけるとタクシーを早く出すように頼んだこと、団地前の野原で女の子はいなくなったこと、そしてチョウチョの「よかったね。」「よかったよ。」という声が聞こえてきたこと…。繰り返し音読をすることから、ファンタジーのからくりが分かってくるのかもしれません。(写真上) 3年生は、算数の時間に「九九を見直そう」というかけ算の学習をしています。今日は、「0のかけ算」についての学習をしていました。じゃんけんゲームでの点数と勝った回数から、それぞれの得点を計算することを基に考えさせていきました。 2点が5回で「2×5=10(点)」です。では、3点が0回だったらどうでしょう? 3点が1つもないということは、0点ということです。よって、「3×0=0」となります。次に、0点が4回あったらどういうことになるでしょう? 0点は、いくつあっても0点にしかなりません。よって、「0×4=0」となります。これらのことから、「どんな数に0をかけても、また0にどんな数をかけても、答えは0になる。」ということが分かりました。(0×0も0です。) 0の考え方は、計算上では簡単ですが、その意味を確かめ証明させるのは難しいものです。(写真中) 1年1組で、道徳の授業がありました。教科書の初めにある「どうとくが はじまるよ」というページを使って、「道徳の授業とはどういう時間なのか」について指導していました。練馬区で採用している道徳の教科書には、どの学年にも最初にこういうページがあります。 「どうとくでは、なにをかんがえるのかな」と書かれていて、「じぶんのこと」「あいてのこと」「みんなのこと」「いのち、しぜんなど」の4つに分けてイラストが描かれています。道徳で指導する「内容項目」のくくりになります。次のページには、「どうとくは、こころについて かんがえるじかん。」「いろいろなこころを みつけよう。」と書いてあり、様々な表情のイラストが載っています。 1組では、イラストに描かれている男の子の表情を見て、どんな気持ちなのかをみんなで想像してみました。目をつむって口を開けている表情は、「うれしそう」と答えた子もいましたが、「痛そう」や「酸っぱいのかな」と答えた子もいました。こういうことを通じても、いかに一人一人の感じ方が違うのかということが分かります。つまり、道徳の時間は一人ずつ違った考え方や感じ方があり、それでよいということです。(写真下) 1年生の道徳の授業は、しばらくは教科書の絵を見ながら話し合う形で進めていきます。お話を読んで気持ちを考え、自分の生活と比べさせていくのは、1学期の中頃からになります。 4月21日の給食![]() ![]() 棒ぎょうざ 中華風サラダ 五目スープ 牛乳 一口メモ ぎょうざは、中国料理の一つです。中国では縁起のよい料理とされていて、お正月にも食べているそうです。 よく目にするぎょうざは、三日月型をしています。これは、中国で使われていたお金が三日月の形だったことからきているそうです。お正月に食べるものなので、福を呼び込む縁起のよい形で作られるようになりました。 今日は、食べやすく、一つでもボリュームたっぷりの「棒ぎょうざ」を作りました。豚ひき肉や野菜などをよくこねて、ぎょうざの中身を作ります。それを大きな四角いぎょうざの皮で包み、油を塗ってからオーブンで蒸し焼きにして作りました。焼く時に皮に油を塗っておくと、ジューシーでしっとりと、おいしく仕上がります。 4月21日(月) その1![]() ![]() ・・・今日は、「生活リズム」についてのお話をします。「生活リズム」という言葉は、いろいろなところで聞いたことがあるのではないでしょうか? 新しい学年で新しい生活がスタートし、2週間が経ちました。学校生活には、きまった時間に何をして、次に何をするという「きまり事」があります。そういう学校でのきまり事全体を含めて「生活リズム」と呼んでいます。 例えば1年生のみなさんは、朝、教室に入ってきたら、まずランドセルの中身を出して校帽をしまいます。そして、後ろのロッカーにランドセルを置きに行きます。次に、名札をつけてから連絡帳や提出物を先生に出し、自分の席に着きます。朝の会が始まるまでは、本を読んだりお絵描きをしたりします。…というように、毎朝の生活リズムがあります。入学して最初のうちは、6年生のお兄さん・お姉さん達に手助けをしてもらっていました。しかし、2週間ほど経った今では、ほとんど一人でできるようになってきました。生活リズムが身についてくると、次に何をしたらよいという見通しが立つとともに、安心感が生まれます。 2年生以上のみなさんも、新たな学校生活のリズムがこの2週間でしっかりと身についてきたでしょうか? 授業と休み時間、授業と給食の時間、あるいは掃除の時間と、学校での生活には時間で区切られたリズムが様々にあります。きちんとそれらの時間のけじめをつけることが「生活リズム」と言えます。休み時間は、トイレや水飲みを済ませておくための時間です。授業中によくトイレに行く子はいませんか? 「休み時間に済ませておけばよかった。」と後から思うのは、生活リズムができていない表れです。 生活リズムは、学校だけのことではありません。家庭での生活にも、きまった時間にやるべきことがあり、言われなくても自分でできなければならないことがたくさんあるでしょう。例えば、学校に遅れないように登校してくるためには、朝何時に起きて顔を洗い、着替えをして朝食を食べて、歯みがきやトイレを済ませ、何分に家を出て…という生活リズムが欠かせません。 さらにその朝の生活リズムのためには、夜何時に寝なければならないという生活リズムが存在します。さらにさらにさかのぼっていくと、学校から帰ってから何時までに宿題を済ませ、明日の準備をしなければならないという生活リズムも必要になってきます。 こう考えてみると、1日24時間の全ての時間に「生活リズム」がなければ、学校生活が成り立たなということが分かります。よく、「早寝・早起き・朝ご飯」が大切であると言われます。きまった時刻に早めに布団に入り、きまった時刻に早起きし、きちんと朝ご飯を食べる生活をすることが「生活リズム」をつくっていくことになります。毎日心がけていきたいですね。・・・ 中里郷土の森 出前授業(4年生)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 旭町小学校の中庭には様々な生きものがいます。中庭にはダンゴムシやゴミムシ、ビオトープにはオタマジャクシやメダカなどが生息しています。子供たちは隈なく中庭にいる生きものを探し、見つけた生きものの名前を講師の先生に聞いていました。今まで名前が分からなかった虫の名前を知ることができたり、虫の巣を見付けたりすることができました。 はじめは生きものに近寄ろうとしなかった子も、授業の終わりには触ろうとしていました。貴重な体験をさせていただけて本当によかったです。 4年生は、一年間を通して、生きものや植物の様子を観察していきます。今日学んだことをこれからの理科の学習に生かしていきます。 4月18日(金) その2![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() しかし、正確には学力調査は昨日でしたが、学習状況調査の実施は今日です。昨年度から、タブレットを使って回答するようになりました。今年の児童質問調査は、71項目あります。各設問とも、選択肢から選んでタップするだけなので、それほど時間はかかりません。(写真上) 内容は・・・「朝食を食べているか」「同じ時刻に寝ているか、起きているか」という生活習慣に関する内容や、「自分には良いところがあると思うか」「将来の夢や希望をもっているか」というような自己肯定感を聞く質問もありました。また、ICTの利用状況や読書の状況、さらには家にある本の環境に関する質問もありました。 昨年の質問項目との違いがいくつかありました。その一つに、「あなたの家では主に何語で話していますか」(選択肢は、日本語とその他の言語のどちらか)という項目が入っていました。最近の学校状況を考えての設問なのでしょう。なお、昨日の学力調査の問題と解答、そして児童質問調査は、すでにインターネット上で公開されています。 2年生は、国語の時間に「ふきのとう」という学習をしています。作者は、詩人で童話作家、さらには翻訳家としても有名な 工藤 直子 さんです。この「ふきのとう」は、リズム感のある詩の形式で書かれています。長い冬が終わり、待ちわびていた春を迎える喜びを、ふきのとうや竹の葉っぱ、雪、お日様、春風たちの会話を通してユーモラスに表現しています。 2年生では、音読を中心とした教材として扱います。何度も何度も繰り返し音読することで、言葉のリズムや響きのおもしろさを味わわせていきます。きっと各家庭でも、音読の宿題を毎日聞いてあげているのではないでしょうか。ちなみに、工藤 直子さんがこの「ふきのとう」を朗読されている姿を見ることができます。教科書29ページのQRコードから動画が見られます。(写真中) ふきのとうは、本来ならば2月末から3月にかけて見られるフキの花芽です。花が開く前のつぼみの状態が収穫適期で、独特の苦味が春の到来を感じさせます。私の家では、3月に刻んで味噌汁に入れて味わいました。近くの土手で摘むことができます。ちなみに、土手では菜花をたくさん摘むことができ、今でも毎日味わっています。 5,6校時に、4年生の各クラスに「中里郷土の森 出前授業」がありました。中里郷土の森は、大泉町にある施設です。100年以上昔から茂る屋敷林を生かして、自然いっぱいの公園になっています。そこにある「森の学習棟」では、練馬区の生き物や自然に関する情報を学ぶことができます。 今日は、その中里郷土の森から自然解説員さんに来ていただき、学校の中庭を使って自然観察会を行いました。説明を聞いた後、ワークシートとケースを手に、観察が始まりました。最初は池の中ばかりに目が行っていた子ども達も、次第に中庭のあちこちでいろいろな生き物を見つけるようになりました。 テントウムシからゴミムシ、カメムシ、ハサミムシなど、葉の裏や石の下からたくさんの生き物を探すことができました。トカゲを見つけた子が声を上げると、みんな群がるように集まって観察していました。(写真下) 普段何気なく見ている中庭も、見方を少し変えるだけでいろいろな生き物を見つけることができます。身近に生き物が感じられるようになり、子ども達の関心・意欲がさらに高まりました。 4月18日(金) その1![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 1年生の体育の授業は、校庭や体育館を使って行っています。2校時は、1組が校庭、2組が体育館に分かれて体育の授業を行っていました。集合整列や、遊具を使った体づくりの遊びを取り入れながら、様々な運動に取り組んでいます。 体育館には、「肋木(ろくぼく)」があります。低学年では、登ったり下りたりする運動としてよく使われています。今日は2組の子ども達が、どの高さまで登ることができるのか挑戦していました。高学年ではあまり使われていませんが、懸垂をしたりぶら下がりのがまん比べをしたりと、使い方によってはかなり力(筋肉)をつけることができます。(写真上) 算数の時間では、1〜5までの数を数えたり、数字の書き方を習ったりしています。まず、数える時の数字の読み方についてです。「4」は、「よん」とも読みますが、1から順に数える時には「し」と読ませます。(いち、に、さん、し、ご…)しかし、カウントダウンする時は、「よん」となります。(ご、よん、さん、に、いち)また、ものの数を数える時は「よん」を使います。(4本、4個)さらに、「よ」と読む場合もあります。(4人)日本語の複雑さを感じます。 一方、数字の書き順は、教科書にもきちんと載っています。間違えて覚えてきていた子はいないでしょうか? 「4」の書き方、そして特に「5」の書き順が間違えやすいので要注意です。1組では、空中に指で空書きしながら確認していました。(写真中) 1年生が中庭にやって来て、生きものの観察を行いました。中庭に入ったのは、今日が初めてのようでした。中庭に行くと、いろいろな草花や虫、生きものに出会うことができます。私にとっても、旭町小で一番大好きな場所が中庭です。 子ども達の一番の楽しみは、中庭の池(ビオトープ)をのぞくことです。池に落ちないようにという先生の注意を聞いてから、順番に池の近くにしゃがんで中の様子を観察しました。今の時期は、小さなオタマジャクシが池を真っ黒に染めるほどわんさかといます。そして、水面をスイスイとメダカがたくさん泳いでいます。小さなエビ(ヌマエビ)を見つけた子もいました。他にも、ヤゴがたくさんいますし、先日委員会の子ども達が放流したカメもいます。(まだ慣れていないせいか、水草の中にもぐったままでした。)また、様々な鳥がやって来るのも中庭です。さらに、ネコも時々やって来ます。 これから生活科の学習で、中庭に来る時がたくさんあります。いろいろな生きものに触れ合う機会を増やしていきたいと思います。(写真下) 4月18日の給食![]() ![]() 鶏の唐揚げ 千草和え すまし汁 牛乳 一口メモ 今日は、旭町小学校に入学してきた1年生をお祝いするとともに、2〜6年生の進級をお祝いする献立になっています。赤飯と、子ども達の大人気のから揚げでお祝いすることにしました。 日本でお祝い事がある時には、赤飯を食べる習慣があります。お米を「あずき」や「ささげ」という赤色の豆を煮た汁に浸してから作るので、赤色のご飯が出来上がります。赤いものを食べると、悪いことを追い払う力がつくと昔から伝えられてきました。この新年度、子ども達が元気に過ごせるようにと願いを込めて作りました。 図工「サクラ草」(4年生)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() サクラ草は毎年全校で育てており、子どもたちにとって大変親しみ深い植物です。お気に入りのサクラ草を選び、図工室まで運びました。 描画材は鉛筆、色鉛筆、絵の具、クレヨン、パステルなど、既習の道具から自由に選びました。組み合わせて使うこともできます。画用紙も好きな色を選び、それぞれが自分がすてきだと思う構図や描き方を工夫しました。描きながら、友達同士で鑑賞している姿も見られました。 のびのびと、個性豊かですてきなサクラ草の作品が完成しました。 4月17日(木)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 遠くに旅に出たいと考えていたりすの「ルウ」が、「ノノン」というりすと行動を共にすることで、近くにこれまで見たことのない景色があることを知るという物語です。物語の扉ページには、巣の中でルウがすばらしい景色の写真を見ている場面の絵があります。その写真は、風が強い日に飛ばされてきたものでした。青く透き通った海や雪をかぶった白一色の山々、そして黄金に輝く砂漠を写した写真です。「いつか絶対、写真の景色を見に行きたい。」とルウは決意します。 ルウは、友達のノノンと出会います。すてきな匂いに誘われて、ノノンは茂みの奥を進んでいきます。一緒についていくと、突然鮮やかな青い色がルウの目に飛び込んできました。見渡す限りの花畑は、写真で見た青い海にそっくりでした。 音読しながらページを開くと、本文の上下にネモフィラの花畑の絵が広がっています。ルウと同様、読み手も「わぁ!」と思うようなすてきな挿絵にびっくりします。(写真上) 挿絵を担当したのは、かめおか あきこ さんです。絵だけでなく、数々の絵本を制作したりもされている方です。絵本や物語は、絵がとても重要です。今後も、3年生の物語教材として長く掲載されていくといいなと思います。 ちょうど今の時期、様々な公園で青いネモフィラが満開になっています。ひたち海浜公園のネモフィラは特に有名ですが、森林公園でも一面の青い海に出会えます。ネモフィラ畑の青色を見たら、きっとルウの気持ちと同じ様になることでしょう。 ところで、物語文は、まず何よりも「読むこと」が重要です。それも、繰り返し音読をすることが欠かせません。音読カードが毎日の宿題になっている学年が多いと思います。ぜひ、家庭で繰り返し音読をする習慣をつけさせてください。 4月の半ばを過ぎ、ゴールデンウイークが気になる頃となってきました。2年前、旭町保育園から寄贈していただいた兜飾りを主事さんに出してもらいました。児童昇降口を入り、北校舎1階の給食室前のスペースに飾りました。とても大きく、立派な兜飾りです。 1年生の子ども達が集まって来て、大きな兜飾りや五月人形を目を丸くして見入っていました。男の子のいる家庭では、よく端午の節句の時期になると、兜や鎧などを携えた五月人形が飾られます。五月人形は、男子の誕生を祝うとともに、無事に成長し、強く逞しく、そして賢い大人になるようにとの願いが込められています。兜は、武将にとって最も大切な頭の部分を保護するものであることから、男の子の健やかな成長を祈るお守りとして飾られるようになりました。旭町小の子ども達も、健康にすくすくと成長してほしいと思います。(写真中) 今日は、小学校6年生と中学校3年生全員を対象にした文科省の全国学力テスト(全国学力・学習状況調査)の日でした。6年生の教室では、1校時に国語、2校時に算数、3校時に理科のテストが45分ずつ行われていました。(理科は、3年に一度行うことになっています。) 出題範囲は、前年度の5年生までの学習内容です。しかし、知識を問うような問題はほとんどなく、学習してきたことを使って解くという解決型の設問ばかりです。つまり、学習した知識や技能が本当に生かせるかという力が問われる試験でした。 試験問題は、すぐに公開されると思いますので、ぜひ一度目を通すとともに解いてみてください。5年生が終わったばかりの6年生に、こんな難しい問題が出題されているとは…と感じられることでしょう。 そういう私も、全ての問題に挑戦してみました。どの教科もとても難しいと感じられたのは、まずよく読んで問題の意味を理解しなければならないということです。特に国語は文章量がとても多く、ページをさかのぼって考えなければなりません。算数は、昨年は比較的簡単な内容でしたが、今年は複雑さが増していました。様々な表やグラフから考えさせたり、単位量あたりの大きさの考え方を活用したりと、難しい内容でした。理科は、実験してきた内容だけでなく、科学的な思考・判断力が問われる設問になっていました。 終わってから子ども達に聞いてみると、3教科とも簡単だったという子もいれば、難しかったという子もいました。3年に一度行われている理科が難しかったという子が多かったようです。その理科ですが・・・どう考えても「?」という問題が1つありました。こういう場なので詳しくはお伝えできませんが、問題内容と解答が公開されたら、ちょっと話題になるのではないかと思います。(写真下) 4月17日の給食![]() ![]() 青のりビーンズポテト いちごゼリー 牛乳 一口メモ 「青のりビーンズポテト」は、カリカリに揚げた大豆とじゃがいもに、青のりと塩をまぶして作りました。豆が苦手という子がいるかもしませんが、カリカリの大豆はスナック感覚で手が止まらないおいしさになっています。 普段からよく噛んで食べる習慣をつけているでしょうか? ひと口は30回ほど噛むと良いと言われています。しかし、最近は柔らかい食べ物が多いこともあり、10回から20回噛むのが平均であるとされています。 よく噛んで食べることは、虫歯の予防になったり消化に良かったりと、体に良いことがたくさんあります。さらに、記憶力がアップし、頭が良くなるという効果もあります。 飼育・栽培委員会![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 旭町小には鯉や亀、金魚などたくさんの生き物がいます。特に亀は、これまで玄関の小さい池にいましたが、鯉が増えたので、今日から中庭の広い池に移すことにしました。 2人の児童が代表して亀をそっと持ち上げ、優しく池に入れていました。最初は戸惑った様子の亀も、しばらくするとゆっくり動き始め、時々水面から顔をのぞかせてくれました。そのたびに児童から「かわいい!」「こっち見てるよ!」とうれしそうな声が上がりました。その後も池の中をスイスイ気持ちよさそうに泳いでいました。新しい生活の場として、気持ちよく過ごしてほしいです。 これから1年間、みんなで協力しながら、生きものの世話や草花の水やりを毎日忘れずに行い、それぞれの命を大切に育てていきたいです。 交通安全教室(1年生)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() お話を聞いた後は、実際に道路を歩いての練習です。車が出てきそうなポイントに気付いて、左右を確認し、ピンと手を伸ばして歩く姿がとても立派でした。学校に帰ってきたら、「無事帰ってきた〜。」「ただいま。」と満足気な様子でした。 最後に、お巡りさんと以下の3つの約束をしました。「道路で遊ばない。」「道路に飛び出さない。」「青信号でも止まる。」この約束や、今日学んだことを生かして、安全に登下校できることを願っています。 見守りにご協力くださった保護者の皆様、どうもありがとうございました。 4月16日(水)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 今まで1年生の時には、1位数+1位数の繰り上がりがある場合のたし算まで学習してきました。2年生となり、今回のたし算は、2位数+2位数と数字が大きくなりました。そこで、そのための計算方法として「筆算」を初めて学習します。 2組では、「35+12」の計算の仕方について考えていました。算数ブロックや数え棒を使うと、十の位同士のたし算(30の束と10の束をたして40)と、一の位同士のたし算(5+2=7)を合わせたものになることが分かります。そこから筆算の仕組みについて指導します。一の位から順に計算することや、定規を使ってきれいに線を引くことも指導していました。(写真上) 今後は、繰り上がりのある筆算についての学習も行います。また、ひき算の筆算を学習するのも2年生の1学期です。一方、かけ算やわり算にも筆算があり、3年生以上の学年で順次指導していきます。筆算を使って計算をすることで、速く正確に答えを求めることができます。また、どこで計算ミスをしたのかが分かるのも筆算の良さと言えます。 1年生の教室では、今日からひらがなの学習が始まりました。1年生の国語の授業では、しばらくは「話すこと」や「聞くこと」、「読むこと」が中心になります。それと並行して、ひらがなの練習を行う「書くこと」についても学習していきます。ひらがなは練習してきたから…という子が多いかもしれません。しかし、「とめ・はね・はらい」を意識した字形や、正しい書き順でひらがなが書けるようなることが重要です。1日に一文字ずつ練習していくことになるかもしれませんが、ていねいに指導していきます。 ところで、五十音あるひらがなのうち、最初に学習するのはどの文字からでしょう? 「あいうえお…」の順ではありません。(特に「あ」は、最後の方に習う文字です。)「く」や「つ」、「し」、「へ」のような一画でできているひらがなを初めに学習します。そして、少しずつ画数が多いひらがなや、折り返しや丸く結ぶ曲線の入るひらがなへと広げていきます。 練習プリントで「つ」を習っても、「つくし」や「つくえ」のように、まだ習っていないひらがなまで次々と出てきます。(鉛筆でなぞるようになっているので大丈夫です。)少しずついろいろなひらがなを書かせることで、自然に覚えていけるようになっています。(写真中) 3年生は、算数の時間に「九九を見直そう」という学習をしています。少人数に分けた3つの教室で学習を進めています。2年生の2学期後半に、かけ算九九について学習をしてきました。3年生では、まずその九九の仕組みから、かけ算についてのきまりを見つけていきます。 かけ算では、交換法則が使えます。例えば、7×4と4×7の答えは一緒になります。昨日と今日は、かけ算の分配法則について学習していました。(授業では「交換法則」や「分配法則」という用語は使いません。)9×7の答えを求めるために、かけられる数の「9」を「5と4」に分けてみます。すると、5×7と4×7の答えをたしたものが9×7の答えと等しくなることが分かります。これは、「9」を「2と7」や「3と6」に分けても同様に成り立つ計算のきまりであることが分かります。さらに、かける数の「7」を分けて計算してもこのきまりが成り立つことについても学習しました。(写真下) この分配法則について学習すると、さらに大きな数のかけ算について計算することが可能になります。「10×4」は、10の段の九九がありません。でも、10を3と7に分けて…「3×4=12、7×4=28、12+28=40」と答えを求めることができます。 算数の基本は、習ったことを使って新しい問題を解くというところにあります。どの学年の算数の問題も、このような系統性をきちんと考えて作られています。 4月16日の給食![]() ![]() 鮭のマヨ味噌焼き けんちん汁 牛乳 一口メモ 今日は、とれたてのたけのこを使用し、もち米と鶏肉、にんじんを一緒に炊き込んだ「たけのこご飯」を作りました。旬の味が楽しめる献立になっています。 たけのこは、真空パックのものが一年中売られていますが、生のたけのこが食べられるのは今だけです。たけのこの成長はとても早く、1日に10cm以上伸びます。そして、土から顔を出すと、10日ほどで竹になります。竹になってしまうと食べられないので、たけのこが収穫できるのはとても短い期間ということになります。 また、真っすぐにすくすくと育つことから、こどもの日のお祝い料理にも使われています。 4月15日(火)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() レイア先生は、フィリピンの出身です。最初の授業でもあるので、授業の前半はレイア先生の自己紹介を兼ねて、フィリピンの話をしていただきました。まず、フィリピンと言えば、バナナが特産品です。日本のスーパーでも、よくフィリピン産のバナナが売られています。しかし、フィリピンでは青バナナが主に見られ、料理に使われているそうです。 また、「アドボ」という豚肉を使った料理の写真を紹介していただきました。アドボは、フィリピンの代表的な家庭料理の一つで、酢を主体とした調味液に漬け込んだ豚肉を調理するようです。ご飯と一緒に盛り付けて食べるのが一般的で、豚肉の煮物と思えば、日本人にとっても食べやすい料理のような気がします。(写真上) 他にも、まるこど1頭の豚を丸焼きにした写真も見せていただきました。お祝い事などの時に出される料理のようです。子ども達は「エ〜ッ」という反応をしていました。しかし、日本のお刺身の舟盛りなどは、逆に外国の人から見たら「エ〜ッ」なのでしょう。 レイア先生は、ハンバーガーが好きで、お菓子などのクッキングが特技のようです。これから学んでいく外国語の授業が楽しみになってきました。 1年1組の教室では、「なんていおうかな」という国語の授業が行われていました。教科書には、2ページにわたって学校生活のいろいろな場面の絵が載っています。それらの絵を見ながら、「どういう時に、どんな言葉を言うとよいのか」を考え、みんなで話し合いをしていきます。 まず、先生や友達とあいさつを交わしている絵がありました。ランドセルを背負っているので、朝の教室の絵のようです。先生に「おはようございます」とあいさつをしたり、友達に「おはよう」とあいさつを交わすのは、多くの子ども達がすぐに気づいたようでした。しかし他の絵の中には、「職員室に用事があって入る場合」や「具合が悪くて保健室に入る場合」の絵もあります。これらは難易度の高い問題です。(写真中) また、教科書の下の方には、子ども同士が会話をする場面の絵がいくつか載っています。「遊びに入れて」「いいよ」とか、「けがをしたの? 大丈夫?」という場面はすぐに分かりそうですが、大人も考えてしまうような絵がいくつかあります。きっと答えはなく、自由に「なんていおうかな」と考えさせることが目的なのでしょう。(12ページ下のバケツを持っている絵は、私も考えさせられました。) 5年生は、社会科の時間に「世界の中の日本の国土」という学習をしています。世界地図や地球儀を活用して、世界の大陸と主な海洋、主な国の名称と位置について知ることを目的とした単元です。2組では、地球儀の仕組みについて学習した後、実際に地球儀を使って日本と外国との距離を調べていました。 地球儀を使っておおよその距離を測る方法は、教科書の12ページに載っています。まず、地球の赤道一周分の長さを紙テープで測り取ります。その長さを4回折って広げると、16等分の折り目ができます。地球一周は4万kmなので、折り目1つが2500kmを示す物差しになります。これを使って、日本と様々な国との距離を求めていくようにします。(写真下) 同じように、地球儀から方位を読み取る方法も教科書に紹介されています。「日本から見て、真東の方向にある国はどこか?」という問題は、地球儀を使って調べると意外な国が東の方角にあることが分かります。教科書にはQRコードがついているので、動画でその方法を確認することもできます。 4月15日の給食![]() ![]() ポパイソテー ミネストローネ 牛乳 一口メモ 今月の給食目標は、「正しい給食の仕方を身につけよう」です。給食当番の時の身支度については、各教室で指導しています。当番の子は、帽子にきちんと髪の毛を入れ、マスクをさせています。手は石鹸でよく洗い、きれいに流すようにします。また、当番で体調が悪い場合は、先生に相談するようにもさせています。 さらに、給食当番以外の子は、机を整えて手洗いを済ませて、静かに自分の席で待つようにします。 みんなで協力して、できるだけ短時間で給食の準備ができるように指導しています。ゆっくりと給食を食べたり、片付けも落ち着いて行うことができるようにしていきます。 |
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