5年生 武石移動教室3日目 その3
親元を離れて寝泊まりするという経験は、今の子ども達はあまりないのかもしれません。子どもながらに不安なこともあったことでしょう。そういう経験を積ませるうえでも、移動教室はとても貴重な場です。しかし、移動教室のいいところは、仲間がそんな不安を一掃してくれることです。きっと、帰ってきた今では、とても楽しい思い出がいっぱいの移動教室になっていることでしょう。 子ども達は疲れを感じさせず、解散式の最後までしっかり取り組んでいました。この3日間で、ちょっと大きくなったような気がします。その後の反省会で・・・学年の2人の担任は、「よし、また明日からがんばろう!」と意気込んでいました。12月の展覧会に向けて、さらに最高学年に向けて、学年の先生方を中心に、これからもしっかり指導していきます。 5年生 武石移動教室3日目 その2
すでに多くの学校が見学に訪れていました。さらに平日にもかかわらず、一般のお客さんも結構入っていました。館の人の説明を聞いた後、班ごとに約1時間の見学を楽しみました。特に1階は、恐竜の展示がメインになっている場所なだけに、子ども達はとても興味深く見学時間をたくさん使っていました。時間になってもまだ見きれていない感じでした。ぜひ休みの日に家族で出かけてゆっくり見学を楽しんでみてください。 近くの公園に移動し、ベルデから運んできたお弁当をみんなで食べました。これで移動教室の3日間の食事が全て終了となりました。食事については、1学期の6年生と同様に、5年生にも課題が残りました。偏食のために食べられるものが少なく、ほとんどおかずに手が付けられない子がみられました。また、野菜が食べられないという子が何人かいました。移動教室の3日間を過ごすと、いかに食事が大切であるかということが分かってきます。 バスは、予定より20〜30分遅れで学校に向かっています。 11月12日の給食
ヤンニョムチキン むぎごはん 塩カルビスープ 牛乳 一口メモ 甘辛味でご飯が進むヤンニョムチキンは韓国料理の一つです。ヤンニョムとは韓国語で「合わせ調味料」のことを指したり、「味付けする」といった意味をもちます。 給食室では、はちみつやしょうゆ・コチュジャンという甘いみそなどを合わせた調味料を作って、揚げたての鶏のから揚げを絡めて作りました。 5年生 武石移動教室3日目 その1
移動教室の最終日の朝は、やるべきことがたくさんあります。検温の後、布団の片づけとともにシーツや枕カバーを外してきれいにたたみます。昨日の夜、保健係の子ども達がお手本を見せていました。コツは、友達と2人組で行うことです。一部屋ずつ先生方が指導に入り、点検をしてあげていました。 朝食後には、その他にも荷物整理や部屋の掃除をします。今日の午後には、練馬区の他の学校がこの宿舎を使います。 6時半から体育館で朝会を行いました。今日の朝会では、「猛獣狩りに行こうよ」を行いました。昨日のじゃんけん列車といい、どこまでもレクリエーションの好きな5年生です。 朝食後、部屋の片づけと最終確認をしてから閉校式を行いました。3日間お世話になったベルデの職員の方々に、心をこめて感謝の気持ちを伝え、宿舎をあとにしました。 5年生 武石移動教室2日目 その5
ゲームは、最初に「バースデーチェーン」を行いました。黙ってお互いの誕生日を伝え合い、全員が誕生月日順に並んでいくというゲームです。惜しくも何か所か違ってしまったところがあったようです。続いて、ゼスチャー伝言ゲームをしました。なかなか思うようにゼスチャーが伝わらず、それがまたみんなの笑いを誘う内容でした。 次に、運動会で踊ったソーランを、みんなで元気いっぱいに踊りました。このすばらしいエネルギーこそが5年生の底力なのだなと感じます。今後、もっともっと全員が自分らしさを目いっぱい出していってほしいと願っています。 マイムマイムも踊ったところで、最後に担任の先生2人の演奏(ギターとフルート)に合わせて、歌をうたいました。子ども達は、自分の学年の先生方のサプライズに驚きながらも、とてもうれしそうにしていました。 給食試食会
試食会の前に、本校の栄養士から「学校給食の栄養面や衛生面、安心安全な給食について」の話がありました。(写真上) 続いて、練馬区保健所の管理栄養士さんからは「なにかと忙しい世代のおうちごはん」と題して講演をいただきました。健康の保持増進、生活習慣病の予防の観点から話があった後、令和5年度の練馬区民の野菜摂取推定量が127.9gと、平成23年と比較すると約半減していることが伝えられると、集まった保護者の皆さんからは驚く声があがりました。(写真中) また、レンジでできる簡単レシピを紹介いただき、実際にレンチンだけで作った焼きそばやパスタ、パンプリンなどを見せていただきました。どれも美味しそうで、しかも時短で完成という、まさに言うことなしのメニューでした。 いよいよ教室で給食の試食です。普段、子ども達が行っているように配膳するのも試食会の醍醐味です。配膳が終わりいよいよ実食です。喫食している笑顔が印象的でした。(写真下) 皆様、久しぶりの給食はいかがでしたか? 以下にアンケートの一部を紹介します。 ・野菜が足りていないことが分かり、普段の食事を考える良いきっかけになりました。 ・おだしの味がすごくきいていて、とってもおいしかったです。 ・給食で提供される食材の大きさや硬さを確認できたのがよかったです。思ったよりも小さく、かみ応えがありました。とてもおいしかったです。 ・電子レンジの料理がとても参考になりました。 ・予想以上に給食が温かくて感動しました。薄味でとても美味しかったです。 ・魚料理を自宅ではあまり出さないので、給食で出してもらえると嬉しいです。 ・辛くないというキムチチャーハンをぜひ食べてみたいです。 ・栄養士の先生のお話から、子ども達への優しいまなざしが感じられてうれしく思いました。 5年生 武石移動教室2日目 その4
資料館を見学した後、黒耀石のキーホルダー作りの体験を行いました。硬い黒耀石の周りを、道具を使いながら少しずつ削って作っていきました。仕上げに石を使って角をとり、紐で結んでキーホルダーが完成しました。自分で作ったオリジナルのキーホルダーに、どの子も大満足な様子でした。 11月11日の給食
ごまわかめごはん けんちん汁 牛乳 一口メモ 鮭のチャンチャン焼きは、北海道の郷土料理の一つです。鉄板の上でへらを「チャンチャン」と鳴らしながら作ったことが名前の由来となったと言われています。野菜の甘さ、みそのコクでご飯が進みます。 鮭のピンク色は、鮭が食べたエサのプランクトンがもつ「アスタキサンチン」という成分で、体に取り込まれるとビタミンAとなり、健康な肌や粘膜を作るのに役立ちます。 5年生 武石移動教室2日目 その3
次に、屋内でバーベキュー体験をしました。4人ずつのテーブルに、牛肉とたっぷりの野菜が盛られたお皿が並んでいました。係の人の話によると、この牧場で育った肉牛を加工してバーベキューに出しているそうです。それゆえ、命の大切さを感じるとともに、残さずに食べるようにと話がありました。 みんなで食べるバーベキューが楽しかったようで、みんな夢中になって肉や野菜を焼いていました。また、搾りたての牛乳も全員がいただき、その濃厚なおいしさを味わうことができました。 5年生 武石移動教室2日目 その2
最初に、乳しぼり体験を行いました。今日、旭町小の子ども達の相手をしてくれたのは、ホルスタイン種のスピノちゃんとジャージー種のガンコちゃんでした。毎日30〜40リットルの牛乳を出す牛たちは、出産を経験した母牛に限られています。つまり牛乳を出す牛たちは、無理やり人間の手で妊娠させられ、毎日牛乳を生産していることになります。(牧場の方から、「経済動物」という言葉も教えていただきました。) 本来なら、15〜20年ある牛の寿命ですが、この牛たちは6〜8年の寿命とのことでした。牛乳が出なくなった牛たちは、肉牛として処分されます。(ペット用のえさになります) 5年生 武石移動教室2日目 その1
やはり昨日の夜は、なかなか寝付けない子がいたようです。逆に朝早くに目が覚めてしまい、すでに布団やシーツをたたんでしまった部屋もありました。まだもう1泊するというのに…。 朝会は、体育館で行いました。今まで毎年のように様々な学年と移動教室に来ていますが、今回の5年生の朝会はとても変わった内容でした。たいてい、保健係が中心になって体操が行われますが、今年の5年生はマラソンを行いました。音楽をかけて、体育館をぐるぐると走りました。体が少し温まったところで、「じゃんけん列車」をしました。昨日のレクでもやっていましたが、じゃんけん列車の好きな学年です。 ベルデの朝食は、セルフ方式で行っています。栄養面を考えて、バランスよく野菜もとることという話を聞いてから、食堂に入りました。目にするものが全ておいしそうに見えてしまい、ついついたくさんとってしまう子もいたほどみんな元気です。 今日は、これから鷹山ファミリー牧場に向かいます。 5年生 武石移動教室1日目 その6
7時からは、体育館でレクリエーションを行いました。係の子ども達が準備や司会を全て行い、大活躍でした。体育館レクの内容は、「猛獣狩りに行こうよ」「じゃんけん列車」「ドンチケタ」「リレー」の4種目でした。リレーは、風船を空中でドリブルしたり、スプーンにピンポン玉をのせて走ったりと、みんな夢中になって競い合う姿が見られました。 大興奮で部屋に戻ってきて、就寝準備や検温が始まりました。果たして、移動教室最初の夜はぐっすり眠ることができるでしょうか? けがや発熱等がなく、みんな元気です。 5年生 武石移動教室1日目 その5
そのような中、ベルデの職員の方々が温かく出迎えてくださいました。これから3日間お世話になるみなさんに、しっかりあいさつをして開校式を行いました。 開校式の後は、学年の集合写真を撮りました。宿舎の東側は、広々とした芝生広場が続いています。学年全員で整列し、1日目の記念として写真に全員が収まりました。ちょっと寒そうな表情の子がいたかもしれませんが、みんなで「ヤッホー」と叫びながらシャッターを押してもらいました。 部屋に入ると、暖房の効いた室内と広々とした畳の空間に、子ども達の心が一気に緩みました。さっそくカードゲームをするなど、自由時間を楽しむ様子が見られました。 5年生 武石移動教室1日目 その4
ここは、江戸時代の力士として名を馳せた雷電為右衛門のふるさととして、さらに信州のくるみの産地として有名なところです。くるみの入ったクッキーやお饅頭を購入した子が多かったようです。また、子ども達にとってはキーホルダーなどのかわいらしいグッズが人気だったようで、売り場を旭町小の子ども達が独占してしまうほどでした。 お土産は、エコバッグに入れて大切に持ち帰ります。 5年生 武石移動教室1日目 その3
グループで食べたい品種を選び、1個収穫します。水洗いしてから、農園の方にりんご専用のスライサーで切ってもらい、一切れずつを味わいました。どの品種も、もぎたてのりんごはとてもみずみずしく、特別においしく感じられました。それでも、品種によって味や香りの違いは子ども達にもしっかり感じられたようで、自分のお気に入りのりんごを見つけて喜んで伝えてきました。 シナノゴールドとシナノスイート、秋映は、「信州りんご三兄弟」と呼ばれているほど有名です。どれも甘味と酸味のバランスがよく、大きいこともあって食べ応えがありました。サンふじは、11〜12月に収穫してから冷蔵がきくため、翌年の春まで味わうことができるそうです。また、アルプス乙女は、真っ赤な小さなりんごです。りんご飴に使われるそうです。確かに甘酸っぱさが引き立つ味でした。 一人で何切れも食べた子がいました。自分たちで収穫したりんごをたくさん味わえて、大満足な様子でした。 11月10日の給食
ナン キャッロトドレッシングサラダ りんご 牛乳 一口メモ 今日のカレーには、3種類の豆が入っています。ごつごつしているのがひよこ豆、平らなのがレンズ豆、刻まれているのが大豆です。ひよこ豆はよく見ると、くちばしのようにとがった部分があり、ひよこの形に似ています。別名栗豆とも呼ばれていて、ほくほくした食感がおいしいです。 豆類には食物繊維やビタミンB1、カルシウムなどが多く含まれていて、体の調子を整えてくれます。 5年生 武石移動教室1日目 その2
また、松井農園では、りんご狩りの他に、ブルーベリー狩りや釣り堀、バーべーキューなどのレジャーも楽しめます。 りんごの味比べの前に、ベルデから届いたお弁当をみんなで食べました。 5年生 武石移動教室1日目 その1
バスの出発が登校時刻と重なりそうで心配しましたが、すみやかに学校を出ることができました。たくさんの保護者の方々や先生方に見送られ、元気に出発しました。 1号車は、さっそくにぎやかなバスレクが始まっています。 ロングたてわり班遊び
いつもは中休みの時間だけを使ってのたてわり班遊びですが、今回は授業時間を使ってたっぷりと遊ぶことができました。遊びの内容を考えて準備をするのは6年生です。回数を重ねるうちに6年生もだいぶ慣れてきて、遊びの幅もずいぶん広がってきました。 今回は、じゃんけん列車、たんぼの田、ドッジボール、ドロケイ、だるまさんが転んだ、ハンカチ落とし、氷おになどに加えて、オリジナルリレーや王様ドッジ、かわりおに、ボール送りリレー、しっぽとり、ボッチャなどで遊ぶ班もあって、あちらこちらから子供たちの歓声が上がり、楽しそうに校庭を走り回る姿もたくさん見られました。 さらに、体育館では2つの班がコラボして、しっぽとりを盛大に行っていました。これも大盛り上がりで、しっぽを取る方も取られまいと逃げ回る方も真剣勝負で白熱していました。遊んだ後は、どの班の子供たちも満足そうな表情で教室に戻って給食の準備に取り掛かっていました。下の学年の子の面倒を見ながら、上手に遊びを進めていた6年生はさすがです。 11月7日(金)
教科書では、1年生に楽しい本を教えてあげるために、グループでおすすめの一冊を決める例が載っています。自分たちの好きな本を選んで発表するのではなく、「1年生のために」や「グループで一冊」という条件で話し合いを進めていく必要があります。 2組では、3〜4人のグループになり、どんな本を紹介するかという話し合いをしていました。あるグループでは、「やさいのがっこう ピーマンくんゆめをみる」という絵本を選んでいました。「やさいのがっこう」というシリーズ本の中の一冊で、野菜の子ども達が、おいしい野菜になるために通う「やさいのがっこう」がかわいらしい絵で描かれています。この本は、題名の通りにピーマンくんが主人公になっています。「赤や黄色のピーマンになりたい」と思って、ピーマンくんががんばろうとするお話です。ピーマンが苦手という子が多いはずです。きっと1年生の子ども達の関心をひくこと間違いなしです。 他のグループでは、「とのさま1ねんせい」という絵本を選んでいました。この絵本は、まずちょんまげをした殿様がなんともユーモラスに描かれています。・・・殿様が1年生になりました。でも、遊ぶのは好きでも、勉強するのが大っ嫌いな殿様です。家来たちが、あの手この手で殿様をなんとか説得しようとします。・・・入学前や入学したばかりの子ども達への読み聞かせによく選ばれている絵本です。紹介してあげたら、1年生は大いに喜ぶことでしょう。今後、自分たちが選んだ絵本の紹介の仕方を練習し、実際に1年生の教室に行って発表するようにします。(写真上) 4年1組で、「スーパーモンスターカード」という道徳の授業が行われていました。正しいことを行うために大切なことは何かを考えさせる、道徳の内容項目の「善悪の判断」にあたる資料です。 万引きをほのめかす大地を止められずに、ぼくは悩んでいました。そんな時に、大地が万引きをしようとするところに出くわし、なんとか万引きを止めることができました。しかし、その後どう接すればいいのかと悩むところで話は終わります。友達の間違った考えを指摘できなかった場面と、友達が過ちを犯す前に止めた場面から、正しいと思うことを行うことの難しさや大切さに気付かせていく資料になっています。さらに、その友達に対してどのような態度を取るべきか考えさせることで、正しいと思うことを行うために大切なことについて様々に考えさせていきます。 4年生の子ども達は、成長とともに判断力が高まってきています。しかし、正しいと分かっていても実行できなかったり、よくないことと知りながら周りに流されたりしてしまうことも多いはずです。そんな人間のもつ弱さを踏まえながら、正しいことを行う勇気について考えを深めていけるように展開していきます。万引きという深刻な内容だっただけに、みんなしんとして先生の範読に耳を傾けていました。(写真中) 3年生は、算数の時間に「まるい形を調べよう(円と球)」という学習をしています。円の半径や直径、中心について学習を進め、いよいよ今日からコンパスの使い方を学び始めました。どの子も、初めて使うコンパスに興味津々のようでした。 今年の3年生は、学校で一括してコンパスを購入するようにしました。家庭にあるコンパスの中には、3年生には扱いが難しいタイプのものが時々あります。また、全員が同じコンパスを手にすることで、指導しやすいということもあります。学校で購入したのは、小さな鉛筆がついているタイプのコンパスです。くっきりとした見やすい円が描けるのが鉛筆タイプです。また、芯が太く折れにくいため、小学生でも使いやすいのが特徴です。 教科書にはQRコードがついていて、動画でコンパスの使い方を見ることができます。半径の長さに開き、針側をノートに刺し、つまみ部分を持って円を描いていきます。では・・・ということで子ども達が挑戦すると、なかなかきれいな円が描けません。初めて扱う道具は、みんなこういうものです。 コンパスを使うには、二つの動作を同時に行う必要があります。針を刺し続ける下に押す力と、鉛筆の部分を回転させる力が合わさって、初めてきれいな円を描くことができます。つまり、コンパスを回転させると同時に、鉛筆も下に押しつける必要があります。 さらに、きれいな円を描くには、コンパス全体をちょっと倒した状態にして、斜めに力をかけながら回すのがコツです。初めは、どうしてももう片方の手でコンパスの足を持ってしまう子が多いものです。針が中心の位置からずれたり、線が曲がったりということにつながります。何事も、繰り返し何度も練習を積み重ねていくことが欠かせません。失敗しながらコツがつかめてくるはずです。(写真下) |
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