教育活動についての保護者アンケートへのご協力をよろしくお願いいたします。21日(日)までにご回答ください。

11月26日(水)

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 4年生は、外国語活動の時間に「アルファベットで文字遊びをしよう」という学習をしています。身の回りにある活字体の文字で表されているものに気づくとともに、活字体の小文字とその読み方に慣れ親しむことをめあてとした学習内容です。
 アルファベットについては、3年生の外国語活動で大文字について学習してきました。また、3年生の国語の時間には、ローマ字の学習をしてきています。(ローマ字については、4年生でも9月に少し学習しました。)しかし、ローマ字の学習で目にしてきたアルファベットの小文字は、母音となる「a、i、u、e、o」とカ行からワ行の「k、s、t、n、h、m、y、r、w」ぐらいです。
 アルファベットの小文字に注目してみると、身近なところにたくさん使われていることに気がつきます。授業では、外国語講師の辻先生とALTのレイア先生に指導していただき、様々なゲームを通じて楽しく学ぶことができました。3,4年生の外国語活動は、「話すこと」と「聞くこと」を中心に学習します。「書くこと」と「読むこと」に関しては、外国語が教科となる5年生からの内容です。しかし、先日行われた6年生の英語4技能検定(GTEC)でもそうでしたが、外国語が教科になると、「書くこと」が一番の課題になります。そのためにも、少しでも3,4年生のうちにアルファベットに慣れ親しんでおくことが重要です。(写真上)
 ところで、子ども達はもっと身近なところでアルファベットの小文字をよく目にしています。子ども達のタブレットのキーボードには、小文字が使われています。普段、大人が使っているパソコンのキーボードは、大文字で書かれています。子ども達のタブレット(GoogleのChromebook)は、なぜ小文字なのでしょうか?
 Chromebookは、より親しみやすく、ユーザーに対して使いやすいキーボードを作成したいと考えたようです。一般的なキーボードは大文字で表記されているものの、実際に文字を入力すると、表示されるのは小文字です。(大文字にしたいときにシフトキーなどの操作をする)そこで、入力される文字とキーを合わせるために小文字にしたということのようです。高学年になると、タブレットを頻繁に利用するようになります。外国語の習得のためにも、アルファベットの小文字に慣れ親しんでいけるように指導していきます。
 1年生は、国語の時間に「日づけと よう日」という学習をしています。身近な日付と曜日を表す言葉について、語彙を豊かにすることを目指した言葉の学習単元です。
 まず、「一日」から「十日」までの読み方を習いました。「ついたち」「ふつか」「みっか」「よっか」・・・これらは、月日を言う時の読み方です。「一日」は、日数を数える場合には「いちにち」という読み方もします。また、現在はあまり使われませんが、「いちじつ」という読み方もあります。改めて日本語は難しいなと思います。
 続けて「いつか」「むいか」「なのか」「ようか」「ここのか」「とおか」・・・1年生の子ども達の中に、月日の場合の読み方をきちんと知っている子がたくさんいたのでびっくりです。ただし、私も迷ったのが、ひらがなにした時の表記でした。「十日」は「とうか」なのか「とおか」か? またまた日本語は難しいなと思います。
 1組では、さらに「十一日」から「二十日」までの読み方を確認していきました。〇月「十四日」は、「じゅうよんにち」ではなく「じゅうよっか」です。学校での朝の放送で、日付の読み間違いが気になることがあります。放送委員会の高学年の子ども達でしょうか…「〇月17日(じゅうなのか)」や「〇月20日(にじゅうにち)」という放送があり、高学年でもそういう間違いがあるのかと思ってしまいます。つくづく日本語は難しいなと思います。(写真中)
 5校時に、1年2組の研究授業がありました。今日の授業は、練馬区小学校教育会の特別活動部による提案授業として行われました。日頃、どの先生方も、教育会の研究部に参加して様々な教科指導の研鑽に励んでいます。年に何度か、区で一斉研究日があり、いろいろな教科の研究会が行われています。今回は、特別活動部に入っている本校の教員が、自分のクラスを使って提案授業を行ったというわけです。
 「1−2マーケットをもりあげるくふうをきめよう」という議題で、学級会の授業を行いました。区内の学校から50名を超える先生方が集まるため、教室では入りきれません。そこで、椅子を持って視聴覚室に行き、学級会の授業を行うことにしました。
 いつもとは違う部屋で、さらに見知らぬ先生たちがたくさんいる中で…きっと子ども達は緊張するのでは、と思っていました。ところがところが、1年2組の子ども達は、いつも通りよりもさらにたくさんの子が手を挙げて、とても活発な学級会を行うことができました。子ども達の学びになるだけでなく、先生にとっても大きく成長できた授業になりました。(写真下)

本の探検ラリー(4年生)

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 本の探検ラリーが行われました。子ども達はジャンルごとに設定されたミッションの本を読み、クリアするたびにスタンプを集めていきました。
 普段本が苦手な子も様々な本を読み、スタンプを集めることができ、とても嬉しそうでした。活動の振り返りでは、「今まで自分では読もうと思わないような本を読むことができてよかった」、「たくさん本を読むことができて嬉しかった、もっとやりたかった」という感想が出ました。
 今後も様々なジャンルの本を読み、読書を通じて知識や教養などをたくさん吸収して欲しいと思います。

11月26日の給食

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献立名           マーボー豆腐丼
              ワンタンスープ
              牛乳

一口メモ

 スープに浮かぶワンタンは、中国料理の一つです。小麦粉を水で練って、薄く伸ばした皮を使っています。ワンタンの皮で具を包み、スープに入れたり揚げたりして料理に使います。人気メニューの「パリパリサラダ」の上にトッピングする時は、細く切って油で揚げています。
 ワンタンは、中国全土で食べられている料理です。ワンタンは、漢字で書くと「雲吞」です。スープの中を雲のようにふわふわと浮かぶ様子から、「雲」を「呑(む)」という字を当てるようになったそうです。

11月25日(火)

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 2年生は、算数の時間に「九九をつくろう」というかけ算の学習をしています。かけ算の単元は、今月の初めからスタートしています。続けてかけ算九九の学習に入り、5の段から始まって2の段、3の段、4の段、6の段と進めてきました。1組では、いよいよ7の段に入ったところです。
 かけ算九九の学習では、「〇の段の九九をつくろう」という時間と、「〇の段の九九を覚えよう」という時間の計2時間をかけてていねいに学習しています。でから、「7の段はこうなります。はい、みんなで唱えて覚えましょう。」という指導ではなく、まず7の段の九九の構成を考えるところから始めています。
 今まで学習してきたかけ算の仕組みから、九九の答えを見つける方法がいくつかあります。まず、同数累加の考え方があります。7の段は、答えが7ずつ増えていくので、「7×1=7」から順に7をたしていけば求まります。次に、交換法則を使う方法です。「7×2」は、2の段を習っているので「2×7=14」と答えが求まります。同様に考えれば、「7×6」まで求めることができます。
 もう一つの方法は、分配法則を用いる考え方です。7は3と4に分けられるため、3の段と4の段の九九表を合わせると、7の段をつくることができます。例えば・・・7×5は、「3×5=15」と「4×5=20」から、「15+20=35」となります。授業では、毎回このように九九の構成を考えるところから指導しています。九九を覚えることはもちろん欠かせませんが、かけ算の法則を使った九九のつくり方が理解できているかどうかも重要です。(写真上)
 20年ほど前に、東京都教育委員会が道徳の資料として作成した「東京都道徳教育郷土資料集」という冊子があります。現在は道徳の「教科書」を使って授業をすることが主になり、他の資料を使った授業はあまり見かけなくなりました。道徳の授業では、内容項目に適合したものであれば、教師が独自に資料として活用することが可能です。
 東京都の郷土資料集の中に、「練馬の名産品」として練馬大根の話が掲載されています。そして、それに合わせるように、練馬区独自で制作した道徳映像教材のDVDがあります。4年生は、先週ちょうど練馬大根の出前授業を行ったこともあり、道徳の時間にこの映像資料を使った授業を行っていました。
 DVDは、区内のある学校の子ども達が地域の人に練馬大根の栽培を指導してもらうところから始まります。そして、収穫した練馬大根をたくあん漬けにして味わい、昔から伝わる郷土の名産品のすばらしさに気づいていく…という内容です。(写真中)
 映像では、収穫した大根を干して、糠漬けにする場面が出てきます。本校も、大根を収穫するところまでは子ども達の手で行っているので、漬物にするところの指導ができる地域の方を募集したいところです。練馬大根は、漬物に適した大根であると昔から言われてきました。水分が少なく、皮が薄いこと、さらに色が真っ白で乾きやすいという特徴があります。青首大根と比べて干して食べるのに向いているので、練馬大根はたくあん漬けとして親しまれてきました。
 2月に、練馬大根のたくあん漬けが給食の食材として学校に届きます。栄養士さんが、工夫してその日の献立に利用してくれます。道徳の時間だけでなく、食を通じても郷土を愛する心を育んでいきます。今年はどんな献立になるのかなと、今から楽しみです。
 一昨日の日曜日は、「勤労感謝の日」でした。学校でも指導しなければならないことですが、勤労感謝の日の意味を各家庭でどのように教えているでしょうか?
 「働いている人に感謝をする日」…確かに、祝日に関する条文には、「勤労をたっとび、生産を祝い、国民互いに感謝しあう日」となっています。では、なぜ11月23日なのでしょう。勤労感謝の日は、もともとは新嘗祭(にいなめさい)という祝祭が由来です。新嘗祭は五穀豊穣を祝う日本古来の風習で、現在でも11月23日に天皇陛下が自ら新穀を供える宮中行事として続いています。
 さて、北校舎1階の給食室前に、栄養士さんが勤労感謝の日に合わせて掲示物を作成しました。勤労感謝の日の由来とともに、給食に関してどのような方々に感謝する必要があるか、ということについて分かりやすく示しています。「豚や牛、にわとりを育てている農家さん」「魚をつる漁師さん」「野菜を作る農家さん」「食べ物を売ってくれる業者さん」「おいしく料理してくれる調理員さん」「給食を考える栄養士さん」・・・その中心には、「たくさんの人たちのおかげで、おいしい給食ができます」と書かれています。(写真下)
 各家庭での食事も同様です。どんな人がかかわって毎日の夕食ができあがっているのか、お子さんと話し合ってみてください。学校だより12月号は、今週金曜日に配布します。巻頭言に、この「感謝の気持ち」にかかわる内容を書きました。ぜひお読みください。

11月25日の給食

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献立名           ご飯
              イワシのメンチカツ
              ハムとひじきのサラダ
              キャベツの洋風味噌汁
              牛乳

一口メモ

 イワシはとても傷みやすいことから、漢字で書くと「鰯」(魚へんに弱い)と書きます。しかし、栄養価はとても高く、血液を健康に保つ「DHA」や「EPA」という栄養素が含まれています。
 これらの栄養素は、魚の脂に多く含まれていることが分かっています。そして、特に背中の青い「青魚」と呼ばれる魚に多く含まれているそうです。
 いつもは小骨が気になる子にとって食べやすいようにと、今日はメンチカツにしてみました。

あいさつ運動(6年生)

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 11月はふれあい月間です。この期間に合わせて、11月の毎週金曜日に6年生であいさつ運動を行っています。

 「どうしたら全校児童があいさつを返してくれるようになるのか」「あいさつ運動を全校で盛り上げたい!」という思いから、オリジナルのあいさつ運動グッズを作製しました。たすき、旗、ポスター等様々で、6年生のやる気アップはもちろんのこと、下級生もグッズが気になりあいさつを返してくれるようになりました。また、あいさつ運動を行った日のお昼の放送では、振り返りとして点数を発表しています。

 今度の金曜日が最終日です。このままの調子で、全校のあいさつが活発になるように、頑張っていきます。

11月21日(金)

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 4年生は、国語の時間に「未来につなぐ工芸品」という学習をしています。4年生で習う説明文の学習でのキーワードは、「要約」です。中心となる語や文を見つけて、要約する力を育てることを目的に学習を進めていきます。文章全体の内容や構造をつかみ、もとの文の表現をそのまま生かしたり自分の言葉を用いたりして、文の内容を短くまとめられるように指導していきます。
 この説明文では、「工芸品を未来の日本に残したい」という筆者の考えが述べられています。そして、工芸品の「奈良墨」と「南部鉄器」を例に挙げ、「過去、現在と続いてきた日本の文化や芸術を未来につないでくれること」と「環境を未来につないでくれること」という2つの理由について説明しています。
 さらに説明文の読み取りの後に、「工芸品のみりょくを伝えよう」という書く活動の単元が続きます。工芸品の良さについて調べ、理由や例とともにリーフレットにまとめて、友達に知らせるという言語活動を行います。リーフレットへのまとめによって、限られた紙面内で読み手に対してわかりやすく伝えることができます。また、自分の考えや理由・事例を明確にして書くことに適したまとめになります。
 工芸品の良さをリーフレットで伝えるには、まずは紹介する工芸品のすばらしさを知ることが重要です。そこで2組では、タブレットや光が丘図書館の団体貸し出しの本を使って、興味をもった工芸品について詳しく調べていくことにしました。
 日本の伝統工芸品は、全国にたくさんあります。東京都だけでも、大島紬(おおしまつむぎ)や多摩織、江戸切子など、伝統工芸品が42品目も指定されています。子ども達は、他の都道府県の工芸品に目を向け、信楽焼の狸や木彫りの熊などについて調べていました。(写真上)
 4年生は、3学期の社会科でも日本の伝統工芸品についての学習があります。「染め物のさかんな新宿区」という単元があり、東京染小紋についての学習をします。それに合わせて、2月に出前授業を行う予定です。
 1年生は、算数の時間に「ひきざん」の学習をしています。今月の初めは、繰り上がりのあるたし算の学習を行っていました。今回のひき算は、11〜18の数から1位数をひくという繰り下がりのあるひき算の学習です。
 「どんぐりが13こあります。9こつかいました。どんぐりは、なんこのこっていますか。」・・・問題文からひき算であることが分かり、式は「13−9」となります。しかし、ひき算は今まで、1位数−1位数しか習っていません。そこで、まずは算数ブロックを使って考えさせていきました。
 13個のブロックは、10のまとまりと3個のバラに分かれて置いてあります。では、13個のブロックから9個を取り除くには、子ども達はどのように操作するでしょうか。まず、10のまとまりから9個を取り除き、残った1個にバラの3個を合わせて4個とする方法があります。これは、「減加法」と言われ、13を10と3に分け、「10−9=1」と一度ひき算をしてから、「1+3=4」と残りをたす方法です。引き算とたし算をして求める方法から「減加法」と名付けています。2年生で筆算になった時も、繰り下げてきた10から1位数を引き、その後バラをたすという考えが使われるため、まずは減加法を指導するのが一般的です。(写真中)
 繰り下がりのひき算には、もう一つ別の考え方があります。お分かりでしょうか? 「16−7」だったら、自分はどうやって計算するかな…と考えてみてください。
 6年生は、理科の時間に「てこのはたらきとしくみ」という学習をしています。加える力の位置や大きさに着目して、てこのはたらきの関係を多面的に調べながら、規則性を見つけていく学習です。今まで、実験用てこを使いながら、支点と力点、作用点の関係をまとめてきました。
 今日は、てこの仕組みが使われている身近な道具について調べていました。学校にある様々な道具を各グループに用意し、それぞれのどの部分が支点、力点、作用点になっているのかを考えさせていきました。用意してあった道具は、「上皿てんびん、ホチキス、ピンセット、糸切りばさみ、せんぬき、ペンチ、クリップ、穴あけパンチ、るつぼばさみ」の9点です。
 栓抜きは、缶切りとともに、家庭で使われなくなった「てこを応用した道具」の一つです。ジュースやビールを瓶で購入する機会がなくなり、栓抜きは見たこともないという子がほとんどです。また、理科室の道具では、上皿てんびんも現在は全く使われていません。電子てんびんで簡単に重さを量ることができるようになりました。
 ピンセットは、親指で押す両側が力点で、支点が金属の折り目の部分、作用点はピンセットの先になります。ピンセットや糸切りばさみは、てこを逆に利用した道具です。大きな力で小さな力が伝えられる仕組みになっています。(写真下)

11月21日の給食

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献立名           中華丼
              春雨サラダ
              マーラーカオ
              牛乳

一口メモ

 「マーラーカオ」は、中華料理の一つです。
 マーラーとは「マレーシア」を意味し、カオは「ケーキやカステラなどの蒸して作ったお菓子」を意味する中国語です。ですから、マレーシアから中国に伝わり広まった「マレーシア風の蒸しケーキ」という意味になります。
 きび砂糖で作っているので、ほんのり茶色い仕上がりになっています。今日の給食室では、温めた牛乳と油と砂糖を混ぜ合わせ、さらに米粉を混ぜて作りました。重たい生地を一つ一つカップに入れて、ていねいに作ってあります。

練馬大根出前授業(4年生)

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 講師に渡戸秀行さんをお招きし、練馬大根の歴史や江戸東京野菜についてお話をしていただきました。
 練馬大根は、江戸時代から育てられている江戸東京野菜の一つです。歴史を知り、様々な江戸東京野菜に対する興味を高めることができました。また、給食で提供されている練馬大根スパゲッティーは、子ども達の大人気メニューです。ずっと継承されてきた美味しい練馬大根を育ててくださっている農家の方達に感謝の気持ちをもつことができました。
 これから行う練馬大根の収穫が、今からとても楽しみです。

11月20日(木)

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 1,2校時に、4年生に練馬大根の出前授業がありました。練馬区の平和台で「ファーム渡戸」を営む渡戸秀行さんに講師としてお越しいただきました。練馬区の農業と伝統野菜について、そして練馬大根やキャベツの話をしていただきました。
 練馬は、江戸時代の頃から農業が盛んであったといいます。その頃の農作物は、江戸の市場や徳川家に納めるための野菜が作られていました。その後、明治時代の中頃から練馬大根が広く知られるようになりました。練馬大根は、漬物などにして兵隊の保存食として使われるようになったそうです。大正時代をピークに練馬大根が盛んに作られていたものの、連作障害のために衰退してしまいます。そこで、大根に代わるものを…ということで作られるようになったのが、キャベツでした。一時は、キャベツの6個に1個が東京産と言われるほどの勢いでした。しかし、輸送が盛んになった嬬恋や千葉のキャベツに押されて、都市農業の経営が難しくなってきました。そこで注目され始めたのが、江戸東京野菜の栽培でした。
 渡戸さんは、練馬区内の農業者の中でも、江戸東京野菜の第一人者です。平成の初期の頃から、伝統的な江戸東京野菜の栽培が見直され始めると、渡戸さんは進んで自身の畑で育てるようになりました。「蒔かぬ種は生えぬ」という精神で、研究を重ねてこられたようです。
 現在広く売られている野菜の多くは、品種改良されたいわゆる「雑種」です。それに対して伝統野菜は、親から子・子から孫へと代々同じ形質が受け継がれている種の「固定種」です。雑種に比べて病気に弱かったり、大きさがまちまちであったりと、作り方に難しさがあります。しかし、それぞれの土地で育てられてきた地名がついていて、風土に合った味と人気が特徴なのが伝統野菜の強みです。
 渡戸さんの畑では、11種類もの伝統野菜が育てられているそうです。練馬大根はもちろん、馬込半白キュウリ、亀戸大根、滝野川ごぼうなどなど…。中でも一番おいしいのは、「ミカワシマナ(三河島菜)」という江戸東京野菜だそうです。もちろん、練馬大根も大人気の伝統野菜です。光が丘公園で先日行われた「全国都市農業フェスティバル」では、渡戸さんも出演し、タレントの宮川大輔さんにその魅力を語りました。練馬スパゲティを試食してもらい、「うまい!!」と言ってもらえるかと思ったら・・・あの番組以外では叫んではいけないと言われたそうです。(写真上)
 3年生は、国語の時間に「すがたをかえる大豆」という説明文の学習をしています。内容は、大豆やその加工食品について書かれていて、子ども達にとってとても身近な題材になっています。ただ、大豆の加工食品は見ただけでは原料が大豆とは分からないものが多いので、初めて知って驚く内容もあります。また、自分の食生活や日本の食文化を見つめ直すことにもつながるので、食育という観点からも貴重な説明文になっています。
 全体は、大豆をおいしく食べるための工夫を5つの例で説明する典型的な解説型の文章構成になっています。「初め」、「中」、「終わり」の説明文全体の組み立てを読み取った後、「中」の段落が並列関係にあることを読み取っていきます。
 ここまでは説明文の読み取りで、「読む」力の学習です。しかし、それに続けて「書く」内容についても学習します。「食べ物のひみつを教えます」という単元が続き、自分自身が人に伝えたいと思う食べ物について調べてから、それを説明する文章を書くという取り組みも行います。(写真中)
 5年生は、家庭科の時間に「物を生かして住みやすく」という学習をしています。この単元では、身の回りの整理・整頓や清掃を通して、快適な住まい方や環境に配慮した生活について学んでいきます。
 2組では、まず教科書の写真(乱雑で全く整理整頓されていない写真)を見て、どんなことが困るかという視点でワークシートに意見を書かせていきました。必要なものがすぐに取り出せない、足の踏み場がなくて危険、物がなくなりそう、友達を呼ぶことができない、イライラする…子どもなりに、きちんと片付けていない部屋は、物的にも心的にも大きな影響があることが想像できました。(写真下)
 そこで、これから家庭科として学習していくのは、整理整頓の仕方や掃除の仕方についてです。特に掃除の仕方についての学習では、汚れに合った掃除の仕方や、掃除の手順について学んでいきます。

11月20日の給食

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献立名           ハッシュドビーンズライス
              コールスローサラダ
              牛乳

一口メモ

 「コールスロー」とは、せん切りキャベツのサラダのことです。
 今日は、給食室で20kgのキャベツと3kgのにんじん、3kgの小松菜をせん切りにしました。毎日納品された野菜は、汚れを落とすために3回水槽を変えて洗い、虫や土、汚れがないかを細かくチェックしています。その後、人の手で切ったり機械を使ったりしながら、食べやすい大きさにしていきます。
 寒くなってきましたが、野菜を洗うのはもちろん冷たい水です。月曜日は勤労感謝の日です。給食調理員のみなさんに感謝して、今日もおいしくいただけるように指導します。

3年1組 道徳 研究授業

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11月19日(水)の5時間目に、3年1組で道徳の研究授業を行いました。

約束やきまりを守ることが苦手な主人公が、きまりのない国へ行き、自己中心的な行動をする人たちを目の当たりにします。順番に並ばず列に勝手に入ろうとする人、信号を無視して車を運転する人。それらを見て、主人公はきまりのある元の国に戻りたいと考え直します。

子ども達は、自分の経験と照らし合わせて、きまりについて理解していても、なかなか守ることのできない主人公の気持ちに共感しながら読み進めていました。

最初に、主人公が「きまりのない国ってないのかな。」と言った時の気持ちを考えた際には、「きまりって何の意味があるのかな。」「きまりがなかったら自由に遊べるのに。」等、主人公の気持ちになって考えていました。

次に、主人公が自分勝手な行動をする人々の姿を見て、元の国に戻りたいと言った時の気持ちの変化をグループで考えました。「きまりがないと安全な生活ができない。」「きまりがないと楽しくない。」「きまりがあると平和に安心して過ごせる。」等、きまりがあることで、みんなが安心して快適な暮らしができることに気付きました。

授業の最後には、きまりのない国から戻ってきた主人公に、どんな言葉をかけるか考え、手紙を書きました。「きまりがあった方が安心安全だから、自分のためにもなるよ。」「いつも廊下を走っていたけど、きまりがあるとすっきりすると思うからこれからがんばります。」「わたしも授業中ふざけてしまうことがありました。自分勝手だとみんなに迷惑をかけるから、きまりを守ります。」等、一人一人がたくさんのことを手紙に書くことができました。

なぜ、きまりが必要なのか、経験をもとに書いたり、きまりのよさを分かりやすく説明したりして、これからきまりを守ろうという気持ちを高めることができました。

友達との学び合いを通して得た様々な気付きや考えを、これからの生活に生かしていけるように指導、支援を重ねていきます。

11月19日(水)

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 1校時に、1年生の各教室でタブレットを使った国語の授業がありました。1組では、「しらせたいな、見せたいな」の学習におけるタブレットの活用が行われていました。この学習では、生活科見学で見たり触れ合ったりしてきた動物について、文章に書き表す取り組みをしています。モルモットやヤギ、ヒツジなど、当日かかわった動物の記憶は、もう何日も経つと薄れてくるものです。そこで、先生が撮ったそれらの動物の写真をタブレットを通じて見られるようにしています。手足の様子や体の色、手触りなど、タブレットを通じて様子を思い出し、短冊にメモを書くことができました。もう少しで作文全体が完成しそうです。
 2組では、先日お伝えした「じどう車くらべ」の説明文の学習にタブレットを使っていました。この単元では、教科書で学習したことを生かして、自分の自動車図鑑を作る学習に発展させていきます。今日は、タブレットを使って他のいろいろな自動車のしくみについて調べていました。宅配トラックや献血バス、ポンプ車、ブルドーザーなど、目的によって様々な自動車があることが分かりました。それらの中から調べたいものを選び、カードにその自動車の仕事とつくりを書いていきました。(写真上)
 1年生は、学校の充電保管庫でタブレットを管理していますが、他の学年同様に授業でよく活用しています。ところで、新しいタブレットですが・・・本校には、1月の下旬に全校児童分が届くことになりました。その後、校内で配布するための作業をしたり、現在のタブレットを回収したりしてから渡すことになります。ということは、2月に入ってから新しいタブレットに切り替わる予定です。
 4年生は、理科の時間に「物の体積と温度」という学習をしています。空気や水、金属の体積の変化に着目して、それらの温度変化との関係について調べていく単元です。空気も水も金属も、温めると体積が増えるということでは共通しています。しかし、体積の増え方は物質によって大きな違いがあります。4年生にとっては、今までの理科に比べて様々な実験器具を使う内容になります。理科室でそれらの実験器具を正しく使いながら、正確に調べていくことが求められる学習です。
 2組が理科室で実験をしていました。「水を温めたり冷やしたりすると、体積が変わるのだろうか」という実験でした。ゴム栓をつけたガラス管を、水を満たした試験管に差し込みます。その試験管をお湯につけたり氷水につけたりして、ガラス管の水面の位置の変化を調べていきました。(写真中)
 結果、お湯につけると水面が上がり、体積が増えるということが分かりました。(冷やすと体積が少なくなる)しかし、ここで大事なことは、空気の時に比べて変化が小さいということです。鍋に水を入れて沸かすと体積が増えているはずですが、それは目に見えて大きく変わる量ではありません。しかし、同じ液体のアルコールは体積の変化が大きく、はっきりと分かります。とっくりに日本酒を入れて温めると、あふれるほど増えるのが分かります。
 ところで、通常の物体は冷やすと体積が減り、温めると体積が増えます。熱をもつと分子の運動が活発になり、分子同士の隙間が増えます。その分、体積が増えるというわけです。しかし、水は非常に特殊な性質をもった物質です。水をどんどん冷やしていくと体積は減りますが、4度より下がると体積が少しずつ増え、0度になって凍る時に一気に大きくなります。さらにそこから温度を下げると、また体積が減っていきます。
 5校時に、3年1組で道徳の研究授業がありました。「きまりのない国」という資料を使った「規則の尊重」についての授業でした。今回も、本校の歴代校長の土屋先生にお越しいただき、全ての先生方で道徳の授業研究に取り組みました。
 きまりは、社会や集団に積極的に参加していくためのものであり、それがあるからみんなで楽しく円滑に生活することができます。この資料は、マンガ形式で進められていきます。きまりを守るのが苦手なけんたが、妖精に「きまりのない国」に連れて行ってもらうところから始まります。しかし、「きまりのない国」の無秩序な遊園地では、順番に並ぶというきまりがないため、結局遊ぶことができずにつまらない思いをします。また、「きまりのない国」なので、交通ルールもなく、危険な目に遭ってしまいます。このような経験から、けんたはきまりの大切さに気付き、きまりのある国に戻りたいと思うようになります。
 資料提示では、マンガの1コマずつをスライドで映しながら、効果音も入れて提示していました。その工夫もあり、子ども達が資料の世界に入り込み、内容をしっかり把握することに結びつきました。(写真下)

11月19日の給食

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献立名           アサリ入りかみかみうどん
              カツオとごぼうの甘辛揚げ
              牛乳

一口メモ

 かみかみ給食の3日目は、麺類の献立です。麺類は、ついよく噛まずに飲み込んでしまうことが多いです。しかし、具だくさんの汁にすることで、噛む回数を増やすことができます。
 カツオとごぼうの甘辛揚げは、今回が新メニューとなります。ごぼうや枝豆もカリッと揚げることで、噛む回数を増やすことができます。

11月18日(火)

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 5年生は、国語の時間に「固有種が教えてくれること」という説明文の学習をしています。「固有種」とは、特定の国や地域にのみ生息する生物種のことを言います。この説明文全体では、南西諸島の奄美大島と徳之島にしかいない「アマミノクロウサギ」を例にして論じています。
 また、この説明文では、ところどころに「資料」として、図やグラフ、写真等が効果的に使われています。5年生は、今までいろいろな説明文を学習してきましたが、今回はかなり理科的・社会科的な内容になっています。そのため、文章と図表との対応を読み取ったり、それらの資料の効果を考えたりすることも要旨をまとめるポイントになります。
 この説明文は、はじめ・中・終わりの三部構造で分かりやすく書かれています。さらに、序論の内容が結論部に含まれる「双括型」の説明文となっていることも分かりやすさにつながっています。そして、筆者の主張である「固有種が住む日本の環境をできる限り残していかなければならない」ということを伝えるために、日本の固有種の多さとその理由や、日本の固有種の現状を取り上げて説明しています。(写真上)
 ところで、最近、毎日のようにテレビを賑わせているクマのことが、この説明文にチラッと出てきています。日本にいるクマの種類は、ヒグマとツキノワグマの2種類です。そして、ヒグマは北海道のみ生息し、ツキノワグマは本州と四国に生息しているクマです。教科書P152〜153に、日本列島の成り立ちの資料が載っています。それを見ると、かつての日本列島が大陸とつながっていたことが分かります。そして、北海道が大陸と離れたのは、比較的新しい時代であったことも分かります。そのために、ヒグマは北海道だけにしか見られないというわけです。
 この文章を著した今泉 忠明さんは、「ざんねんな いきもの事典」を監修した人でもあります。生き物のおもしろ情報を進化の不思議と重ねて書いた本で、大変話題になりました。地球上にはすごい能力をもつ生き物がたくさんいますが、一方で、思わず「どうしてそうなった!?」とつっこみたくなる残念な生き物も存在します。ぜひ一度、手に取ってみてください。
 5年生は、算数の時間に「比べ方を考えよう(単位量あたりの大きさ)」という学習をしています。5年生の算数の学習で一番の山場となるとても大切な単元です。
 先週までは、その前の単元「ならした大きさを考えよう」という「平均」を求める学習をしてきました。今度は、混み具合を比べる学習です。体育館に30人いる場合と教室に30人いる場合では、教室の方が混み合っています。校庭に全校児童がいる場合と校庭に30人がいる場合では、全校児童がいる場合の方が混んでいます。では、体育館に30人いる場合と校庭に全校児童がいる場合とでは、どちらが混み合っているでしょうか? こういう場合には、単位量あたりの人数を求めて比較する必要が出てきます。
 この単元では、続いて「人口密度」についての学習をします。同じ面積(1平方キロメートル)あたりの人数を算出して比べるのが人口密度の考え方です。さらにその次には「速さ」についても学習します。速さは、「時速〇km」のように、単位量あたりに進む道のりで表されることからこの学習に含まれています。
 さらに、「比べ方を考えよう」という単元は、3学期にもまた学習することになっています。3学期は、「割合」や「百分率」の学習を中心に学んでいきます。割合は、2つの量を比べる時に用いられるもので、ある量をもとにして、他方の量がその何倍にあたるかを表した数です。どちらの単元も、5年生の算数における最も大切な学習です。しっかり理解していく必要があります。(写真中)
 4年生は、音楽の時間に「アラ・ホーンパイプ」という鑑賞教材の学習をしています。この曲は、ヘンデルが作曲した「水上の音楽」の中の有名な曲です。「かけ合いや重なりのおもしろさを味わおう」という学習での鑑賞曲になっています。
 曲は、いきなり元気でハツラツとした主旋律が弦楽器で奏でられて始まります。続いて、バロック音楽には欠かせないトランペットが輝かしい高音を高らかに響かせます。すると、そのトランペットに誘われるかのように今度はホルンが呼応します。どちらの楽器も、4年生の子ども達にとっては初めて聴く金管楽器の音色です。トランペットとホルンの音色の違いを聞き取りながら、音楽全体の響きを楽しんでいました。(写真下)
 ヘンデルは、同じバロック音楽の代表格のバッハとほぼ同じ時代を生きています。ドイツで同じ年に生まれている(それも1か月違い!)という、今で考えたら奇跡のような出来事です。しかし、ドイツで活躍したバッハに対し、ヘンデルはイタリアからイギリスへと渡り、生涯の多くをイギリスで活躍しました。そのイギリスで、国王の舟遊びのために作曲したのが「水上の音楽」でした。

11月18日の給食

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献立名           サツマイモご飯
              お好みバーグ
              白玉団子汁
              牛乳

一口メモ

 かみかみ給食の2日目は、ご飯が主食の献立です。秋らしく、サツマイモご飯を献立に組み入れました。
 おかずには、イカやエビなど、よく噛む食材の入るお好み焼きを組み合わせようとしたようですが、栄養価の関係で難しいところがあります。そこで、お好み焼きをイメージしたハンバーグの「お好みバーグ」に変更しました。
 白玉団子汁に入っている小松菜には、カルシウムや鉄が多く含まれています。

11月17日(月) その2

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 1年生は、国語の時間に「じどう車くらべ」という説明文の学習をしています。1学期は「つぼみ」という説明文を学習し、9月には「うみのかくれんぼ」という説明文の学習がありました。説明文の学習の3回目となる今回は、子ども達にとって関心の高い自動車についての内容になっています。いろいろな自動車について、どんな仕事をしていて、そのためにどんなつくりになっているかを説明している文章です。
 教科書では、「バスや乗用車」、「トラック」、「クレーン車」の順に説明しています。今回の説明文では、「問い」に対して3つの「答え」が列挙されている作りになっています。それぞれの自動車がどんな仕事をしているか(役割)と、そのためのにどんなつくりになっているかを、子ども達に分かりやすい文章で書いてあります。(写真上)
 今回の学習は、説明文の読み取りだけでなく、自分で興味をもった自動車について調べて図鑑を作る活動も含まれています。今後は、消防車や救急車、ミキサー車など、本をもとにその車のはたらきやつくりを調べて、自分で説明文を書いていきます。クラス全員の作品が集まると、すばらしい自動車図鑑が完成するというわけです。
 5年生は、1学期から総合の学習で育ててきた稲の「脱穀ともみすり」の作業を行っていました。5月に学校の田んぼとバケツを使って田植えを行い、稲の栽培に挑戦してきました。先月の終わりに稲刈りをし、しばらく4階の廊下に干していました。いよいよ収穫した稲からお米にする段階です。
 もちろん全て手作業で行います。脱穀は、稲穂から種もみを取り除く作業です。割りばしを使って種もみを集めていた子もいましたが、それほど多くないので手作業でも十分です。続いて、種もみから玄米を取り出す「もみすり」の作業です。この学習のために、旭町小ではかわいらしいすり鉢が人数分用意してあります。種もみを入れてから、野球ボールで強く押していくと、もみ殻と玄米に分けることができます。と言っても、結構大変な作業です。なかなか玄米が出てこなくて、苦労していました。実は・・・ただでさえ種もみから玄米にするのには手間がかかるのですが、今年の稲穂にはしっかり実がつまったものが少なく、玄米が少ないという状況でした。(夏休み明けから、いつもの年は田んぼに毎朝スズメがたくさん来るのに…と思っていました。)それでも、何粒かやっとの思いで玄米が確認できると、とてもうれしそうにしていました。(写真中)
 ちょうど昨日の夕方、「秋の新米をみんなで収穫しよう」というテレビ番組がありました。保育園児と一緒にタレントが稲刈りをしていました。もみすりの作業では、「千歯こき」や「足踏み脱穀機」を使っていました。さらにその中からごみを取り除くために、風の力を利用した「とうみ」を使う様子も紹介されていました。そして、5年生と同じ「もみすり」の段階では・・・すり鉢でする方法が一瞬出てきましたが、「これは大変だよね」ということで、「もみすり機」と「精米機」という文明の利器が登場しました。5年生にとって今回は、精米するまでの大変さとともに、米づくりの難しさや農家の苦労が少しでも分かればよいのではないかと思います。
 6年生の音楽の時間に、1年生で音楽の講師をしている先生が授業を行っていました。現在、教職大学院で勉強されている先生で、いつも意欲的に授業をしてくださっています。大学院での研究と本人の強い希望で、6年生の各クラスに2時間ずつ授業をしてもらう運びになりました。
 今回は、小学校の鑑賞教材について自身の考えた指導法を試みたいとのことで、授業が行われていました。取り上げた楽曲は、ビゼー作曲のメヌエット(組曲「アルルの女」より)です。この曲は、3年生の鑑賞教材となっていて、「楽器の音色や曲の流れをとらえてきこう」という学習材として使われています。全体はABAという構造でできていて、Aはハープの伴奏に乗ってフルートが美しく上向していくメロディが印象的です。続くBでは、オーケストラによる力強い響きになります。そして、またAのハープとフルートの清涼感ある旋律が戻ってきます。
 実はこの曲、旭町小の「朝の音楽」として毎日使われていて、だれもがなじみのあるメロディーになっています。「曲想が大きく変わるところで、手を挙げましょう」という先生の投げかけに、Bのフルオーケストラの強奏でほとんどの子が手を挙げていました。(写真下)
 授業の後半では、最初のAと再び登場するAとの違いに注目させていました。「これはおもしろい!」と思いました。よくよく比べて聴いてみると、後半のAでは、ハープとフルートの他に、アルト・サクソフォーンのオブリガートが加わっていることに気がつきます。耳をそばだてて聴いていた子ども達も「ああぁ…」と気がつき、単なる繰り返しではない奥の深い音楽に関心がもてたようでした。

クリーン運動

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 本校では、地域や学校環境を美しく保つことを目的に、全校児童による「クリーン運動」を毎年実施しています。
 子どもたちは学年ごとに分かれ、校庭や周辺の歩道、公園などを協力して清掃します。ゴミを拾うだけでなく、分別や環境への配慮も学ぶことができる活動です。この取り組みを通じて、子どもたちは地域への感謝の気持ちや責任感、仲間と協力する力を身に付けています。また、活動後には自分たちの手で整えた学校や地域が美しくなる達成感を味わい、環境を大切にする意識を育むことができます。
 今後も本校では、地域と一体となった清掃活動を通して、子どもたちの豊かな心と健やかな成長を支えていきます。ご協力いただきました保護者の皆様、ありがとうございました。

「考えよう、わたしたちのまちのユニバーサルデザイン」出前授業(4年生)

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 4年生は、総合的な学習の時間「考えよう、わたしたちの町のユニバーサルデザイン」で、すべての人にとって暮らしやすい社会を作ることについて学習をしています。子ども達が捉える「すべての人」という考え方を深めるために、講師をお迎えしてお話を聞いたり体験をしたりすることを中心に学びを深めているところです。
 10月29日(水)は、聴導犬出前授業を行いました。講師に松本江理さんをお迎えして、聴覚障害をもつ生活や聴導犬についてお話を聞きました。松本さんは、進行性感音性難聴により23歳で完全に失聴されたこともあり、子ども達にはご自身の声でお話をしてくださいました。「聞こえないけれど、話すことを練習しています。本当は手話が一番話しやすいけれど一生懸命話しました。」、そう仰ったことが子ども達の心に強く残ったようです。子ども達が書いたお礼のお手紙には、たくさん学びが深まったことについて感謝の気持ちを言葉にしていました。また、玄関ランプがついたら松本さんに知らせること、アラームが鳴っても松本さんが起きなければ目を覚ますまで起こすことをゲームのような楽しい気持ちで行っていると知ることができました。聴導犬チャンプくんのかわいらしいお仕事っぷりを見て、感動したことも書かれていました。
 11月17日(月)は原口淳先生と練馬手をつなぐ親の会の方を講師にお招きして、出前授業を行いました。原口先生からは、視覚障害をもつ暮らしについてや改めてユニバーサルデザインとは何かについてのお話をうかがいました。ご自身が視覚障害をもちながらも、白杖を使って飛行機に乗ったり電車に乗ったりして兵庫県からみんなに授業をするために来てくれたことを聞き、子ども達は驚いていたようでした。「相手の気持ちを決めつけないで想像して考えてみる、たずねてみることからユニバーサルデザインは始まります。」と教えていただきました。「ちがいがあって当たり前。ちがうことは、まちがいじゃない。」、原口先生の授業から大切な考え方を学ぶことができました。
 一方、練馬手をつなぐ親の会の方々からは、知的障害や自閉症をもつと、あいまいな言葉では理解しにくかったり音に敏感だったりするということを体験を通して学ばせていただきました。あいまいな言葉はみんなにとっても分かりにくく、理解するには同じように分かりやすく伝えてもらうほうが気持ちよく過ごせると気が付いた子がいました。音がたくさん聞こえてくる環境も、音をさえぎる工夫で過ごしやすくなることを知ることができました。
 2時間続けてお話を聞きましたが、どの子も真剣に自分のユニバーサルデザインに関わる考え方を深めていたようでした。

11月17日(月) その1

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 暖かな週明けになりました。久し振りに、校庭で全校朝会を行いました。今日は、クリーン運動に合わせて「学校も街もきれいにしよう」という話をしました。
・・・6月に続いて11月は、今年度2回目のふれあい月間です。また、ふれあい月間とともに、練馬区いじめ一掃取り組み月間にもなっています。練馬区全ての小学校・中学校からいじめをなくすために、全校体制で取り組んでいきます。いじめにつながる行為はすぐにやめなければならないし、やめさせなければなりません。その一番の方法は、先生や家の人に伝えることです。学校には保健室の先生や校長先生・副校長先生、相談室の先生など、たくさんの人達がみなさんの味方となっていじめを無くすように協力してくださいます。また、アンケート調査があった場合には、必ず知らせるようにもしてください。
 いじめは絶対にいけないことであるという気持ちをしっかりもち、身近な友達への言葉づかいから見直し、気をつけていくようにしましょう。
 次に、これから行う「クリーン運動」についての話をします。11月に入り、秋の深まりを感じるようになりました。先日、駅前の広場で落ち葉を集めて掃除をしている方々を見かけました。また、落ち葉だけでなく、空き缶や吸い殻などのごみも集めていました。公園などでも落ち葉をかき集めて掃除をしている方々をよく見かけます。これらの取り組みをしている人たちは、仕事として掃除をしているのではありません。ボランティアとして働いている人達です。
 ボランティアというのは、自分でできることを進んでみんなのために働く活動のことをいいます。そして、一番大切なのは、無償で行うこと…つまり、お金をもらわずに行う活動であるということです。
 身近なところで、様々なボランティア活動が行われています。例えば、みなさんの家の人たちで組織している「あさひっこ友の会」の活動は、全てボランティアで行われています。夏のラジオ体操の運営をしたり、6年生の卒業アルバムの手配をしたり、運動会の時にテントの片付けを手伝ったりしていただきました。そして、今日のクリーン運動にも何名かの方にボランティアとして来ていただいています。
 今日は、これからクリーン運動を行います。クリーン運動は、みんなで力を合わせて、学校や地域をきれいにするボランティア活動です。学年ごとに分担した場所のごみを拾ったり、石拾いをしたり、落ち葉を集めたりします。みんなで行えば、たくさんの落ち葉もあっという間に片付けることができます。
 一方で、普段は用務主事さんが一人で何倍も働いてきれいにしてくださっていることを忘れてはなりません。ですから、みんなで一斉に外に出てクリーン運動をしたことで終わりにしてはいけないのです。毎日行っている掃除の時間も大切にしていかなければなりません。ほうきや雑巾を使って、決められた当番の場所をいつもがんばって掃除をしているでしょうか。今日のクリーン運動を機会に、みんなのために働くことの大切さを感じ取り、学校をきれいにしようという気持ちを高めていけるようにしましょう。・・・(写真上)
 続いて、表彰を行いました。まず、広場の祭典のプログラムにイラストを応募し、掲載された2人への表彰を行いました。当日は残念ながら雨のために中止になってしまいましたが、2人の考えたイラストのおかげで、とても楽しいお祭りをアピールすることができました。(写真中)
 さらに、3R促進ポスターコンクールの表彰をしました。夏休み中にがんばって描いたポスターが、佳作に選ばれた子の表彰でした。(写真下)

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