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3月15日(火) その2

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 6年生は、小学校で最後の図工作品として「オリジナル時計」を製作しています。板に文字盤をデザインし、糸のこで自分のイメージに合わせて周りを切り取りました。文字盤の色を絵の具で塗り、最後にニスをていねいにかけて仕上げました。(写真上)
 時計の心臓部分は、単3電池1本で動くクオーツ時計セットを購入して用意しました。金具で絞めて固定してから、長針と短針、秒針を慎重にセットします。スイッチをONにして針が動き始めると、子ども達から喜びの声が上がりました。手作りの時計に、命が吹き込まれたように感じられた瞬間でした。
 卒業生にとって、これからの中学校生活は、特に1分1秒が大切な時間となります。今日も5校時に卒業式の練習をしていましたが、時計の針が時を刻むように、未来に向かって一歩一歩進んでいってほしいと思います。
 今日はそんな6年生に、校長の授業を各クラスに1時間ずつ行いました。自分で自分の授業のことをお伝えするのは恥ずかしい気がしますが、今まで校長職に就いてから毎年行っています。
 まず、「なぜ学校に行かなければならないのか?」という話からしました。子どもは、小さい頃に必ず「なんで勉強をしなきゃならないの?」とか「学校って何のためにあるの?」と疑問に思うものです。そんなことを家でつぶやくと、たいてい家の人は「いいから宿題をしなさい!」と遮ってしまうことが多いものです。学校には、人が成長するうえでの大切な学びがあります。具体例を挙げて話をしました。
 次に、宿題の答え合わせをしました。先週金曜日に、宿題のプリントを出しました。全5問、頭の体操的な問題です。毎回、答え合わせの時間が楽しくて行っています。問題によっては、子ども達からいろいろな考え方が出てきて感心することがあります。また、難しい問題を解くことができて張り切って発表する子や、友達の説明に「なるほど…」と感心する子の反応が見られたりもします。(写真中)
 答え合わせで盛り上がった後は、私自身の子どもの頃の話から、教員を目指すようになったきっかけの話をしました。人は、もって生まれた性格もありますが、環境によって大きく変化するものです。私は、自分自身の人生の転換期を克明に覚えています。詳細はここでは明かせません。毎年、卒業前の6年生にだけ打ち明けています。
 最後に、卒業生に向けたメッセージをいくつか話しました。これも持論ですが、生きていくうえでとても大切な内容に触れました。こういう話をして、真剣に聞いてうなずく6年生は、4月のころに比べてずいぶん心も成長したなと感じます。あっという間の45分間でした。低学年に話をするのとはまた違った喜びを味わいました。多分、6年生は、よくしゃべる校長だなと思ったことでしょう。
 4年1組で、理科「すがたを変える水」のまとめとして、NHKの動画を見ていました。紙で作った箱に水を入れて、火で熱している映像でした。(写真下)
 紙の箱に直接バーナーの炎が当たっているので、単純に考えると箱が燃えてしまうような気がします。ところが、しばらくしても箱に火はつかずに、中の水が沸騰していく様子が映し出されていました。
 今月、この単元の初めに、水を温め続けるとどうなるかという実験をしています。およそ100度で沸騰し、その後は温度が一定のままになりました。(100度以上には上がらない)そのことを利用したのが、紙の箱でお湯を沸かす実験であったわけです。
 担任時代は、科学クラブの担当をいつもしていました。画用紙で紙の箱を作り、アルコールランプで熱する実験を毎年行いました。また、水の入った風船を火にかけた実験も行いました。さすがに風船の実験は、割れないと分かっていてもドキドキするものです。
 高級な料亭や旅館に行くと、和紙を折った入れ物を鍋代わりにした料理が出てくる時があります。固形燃料の火が直接和紙にあたっても大丈夫なのは、この原理を利用しています。

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