3月18日(金)磁石同士が反発する力を利用して迷路を作ったり、引きつけ合う力を利用してクレーンゲームを作ったりした子がいました。また、豆電球をたくさん使ったおもちゃでは、配線をよく考えながら工夫したおもちゃを完成させていた子もいました。さらに、磁石と電気の通り道の両方の学習を生かしたおもちゃにするなど、子どもならではの試行錯誤もあったようです。 他にもたくさんのアイデアが生かされたおもちゃがたくさんありました。どんな仕組みになっているのかを考えながら、友達のおもちゃで楽しく遊ぶ子ども達の姿が見られました。(写真上) 6年生が、タブレットを返却していました。練馬区では、1年前に全小中学生に一人一台ずつタブレットを配布しました。これは、練馬区から「貸与されたもの」であって、卒業する時に返す約束になっています。(写真中) タブレットの他に、LTEドングルや充電用の接続コードなどもセットにして、パソコン室に返却していました。ついこの間まで、理科でスライドを作成して発表会をするなど、様々な学習でタブレットを使ってきました。この1年間だけで、ICT機器を利用した学習が飛躍的に進んだように感じます。 1年間とは言え、毎日のように学校と家庭を行き来していたタブレットを手放すのは、少し寂しい思いがあったようです。しかし、区立中学校に進学する子は、すぐにまた同じタイプのタブレットを手にすることができます。中学校でも、卒業する中学3年生のタブレットが回収されています。(そう言えば、中学校の卒業式は、今日行われていました。)今度は、そのタブレットが中1になる子ども達に貸与されることになります。ということで、6年生が使っていたタブレットは、小学校では新1年生に配布する予定です。 2年生から5年生は、春休み中に家庭でタブレットを保管することになります。もちろん、学習のためであれば、自由に使って構いません。復習問題がたくさん詰まっているドリルパークなどのアプリを利用することもできます。 今日の5年1組の道徳の授業では、「おばあちゃんからもらった命」という資料を使って行われていました。阪神淡路大震災で被災した、広瀬めぐみさんのお話でした。(実話です) 地震で崩れた家の中で、自分をかばっておばあちゃんが亡くなりました。広瀬さんは、おばあちゃんに恩返しをしたいと考え、介護福祉士の仕事を目指すようになりました。・・・「かけがえのない命(生命尊重)」として扱ってもよさそうですが、「家族への感謝」として書かれた資料です。 教科書には、阪神淡路大震災の直後に起きた大きな火災の写真が載っています。(写真下)あれから、もう27年前のことになります。当時、学校に着いてテレビで地震のニュースを知り、映し出される映像にぼう然とした記憶があります。本当に今起きている出来事なのかと、疑いたくなるような気持ちでした。そして、先日11年目を迎えた東日本大震災も・・・。 先日の夜、福島県沖で大きな地震がありました。とても長く大きく揺れ、あの時以来の大きな地震に感じられました。ニュースでは、東日本大震災の余震であると伝えていましたが、これだけ月日が経っても、まだ震災の影響が続いているかと思うと怖さを感じます。 さて、学校の桜の木が、遠目にもつぼみが膨らんで、ピンクがかっているのがはっきりと見られます。しかし、今日は冷たい雨の一日となりました。昨日までの暖かさで、「さあ、咲くぞ!」と意気込んでいた桜の木々は、「ちょっと待った〜!」とストップがかかった状態です。よくよく見ると、一輪開いたフライングの花も見られますが、基準となる桜の木に5〜6輪の花が開いて「開花宣言」となります。明日からの3連休中に咲き始めそうです。 |
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