3月23日(水)さて、旭町小学校の校庭の桜は・・・中休みに校庭に行き、久し振りに三角すべり台のてっぺんに上がってみました。すべり台の上に立つと、手の届く範囲で桜の枝を観察することができます。低学年の子ども達も集まってきて、今にも咲きそうなピンク色のつぼみを一緒に眺めました。(写真上) 同じ木の道路側の枝には、数輪咲いた花を確認することができました。この桜の木を旭町小の「標本木」とするならば、本日をもって開花宣言にしたいと思います。明日からまた暖かさが増してきそうなので、他の桜の木も次々と開花することでしょう。満開の桜が見られるのは、1週間後くらいになるでしょうか。楽しみです。 1校時に、1年生が入学式後に行う歓迎の出し物の練習をしていました。3学期に入ってから、ずっと練習を続けてきた「子犬のマーチ」の合奏と、新1年生に向けた呼びかけとで構成された出し物です。今日は、体育館での練習の様子を、最初から最後まで通して見ることができました。 4月6日、校庭で始業式を行った後、新2年生は入学式が終わる10時半頃まで待機することになります。入学式が終わったところで先生達が楽器を準備し、体育館に入場してから歓迎の出し物を披露します。子ども達は、楽器を手にしたら、音を立てないように自分の位置につくことを何度も指導されてきたのでしょう。出し物が終わり、ひな壇を降りて行く時も、物音を立てないように気をつけて歩いている様子がよく伝わってきました。呼びかけや合奏ももちろん大切ですが、入学した新1年生に「お兄さん、お姉さん」としての態度を見せようとがんばる様子がしっかりと感じられました。(写真中) 午後は、5,6年生による卒業式の予行練習がありました。全ての職員に見守られる中、今までの練習の成果を発揮して、どちらの学年の子ども達も緊張感をもってがんばっていました。共に高学年として歩んできた、この一年間の大きな成長を感じました。一年間の成長という点では、歓迎の出し物を練習している1年生も同様です。この一年間でこんなに立派になったのかと、つくづく感心させられた今日の練習でした。日頃の指導の積み重ねで、子ども達はすくすくと育っていくものです。子どもの成長のすばらしさを改めて感じました。 4年1組の子ども達から、クラス全員のメッセージが綴じられた手紙をもらいました。4年1組では、サクラ草がきれいに育ったことへのお礼の気持ちを表すために、学級会を開いたそうです。話し合いの結果、クラスのみんなで手紙を書いて、私にプレゼントすることになりました。 全く知らされていなかったので、急に担任の先生から呼ばれて教室に入り、びっくりしました。今までいろいろな子ども達から感謝の手紙をもらったことがありますが、サクラ草の栽培についてクラスでまとめてお礼を伝えられたのは初めてのことです。 代表の2人から手紙を渡されると、「校長先生は、どんなことを話してくれるのかな」と、みんな固唾を飲んでこちらに注目してきました。どの子の目もキラキラと輝いていました。4月からは5年生として、いよいよ高学年の仲間入りをする子ども達です。一人一人がとてもたくましく感じられました。(写真下) 校長室に戻ってから、もらった手紙を何度も読み返しました。「植え替えをした時には、うまく育てられるか心配だったけど、きれいな花が咲いてうれしかったです。」「『大切に育てるぞ』という気持ちで苗を選びました。かわいいむらさきの花が咲いたので、これからも大切に育てます。」…どの子の手紙もていねいな文字で書いてあり、さらにサクラ草の絵がとっても上手に描かれていました。温かな心のこもった手紙を子ども達からもらい、とても幸せな気持ちになりました。 |
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