2月9日(木)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 2年生で詩を作るの? と思うかもしれませんが、意外に高学年の子ども達よりも、極々自然に見たことや感じたことが素直な詩の言葉として表現されるものです。 2組の教室内を見回ると、詩の題材としていろいろなものが取り上げられていました。「けん玉ができた・・・ひざをまげて リズムをとった 大ざらのった スカッとのった 小ざらものった スカッとのった・・・」「三じゅうとび とべた・・・地めんをけって 高くとんだ 手を早くまわしてとんだ 鳥みたいに 早くとんだ うれしいな きもちがいいな やったぜ」どれも、自分の経験を基にして、生き生きと表現した詩です。大人には書けないすばらしさがあります。 サクラ草を題材にした詩もありました。「さくら草・・・花が七つさいた。 つぼみを見つけた。 水やりを毎日やったよ。 さくら草の花、たくさんさいてほしいな。」先生が一人一人の詩にアドバイスを与えながら、下書きから清書へと取り組み始めていました。清書する画用紙には、詩と絵が入るようです。(写真上) 2校時に、1年1組の授業観察がありました。算数の「かたちづくり」の学習をしていました。先日の2組の研究授業では、三角形の色板を使って様々な形を作りました。今日は、数え棒を使っていろいろな形を作っていくところの学習でした。 教科書には、数え棒を組み合わせて7種類の図形が載っています。(P123)魚や花、しゅりけん、ヨットなど、一つずつ何の形かを確認していきました。全員が同じように見えているのが不思議でした。ただ、魚の図はもう1つあり、そちらの方は「金魚!」と言った子もいれば、「ちがうよ、メダカだよ」と言った子もいました。(どちらでもいいのですが…) 全員に袋に入った数え棒がいき渡り、いよいよ机の上に形を作っていく学習になりました。教科書の図形を見ながら、一生懸命数え棒を並べていきます。すぐに、「できた!」という声が教室のあちこちから聞こえてきました。(写真中) 形作りを通して、色板も数え棒も、三角や四角でできていることに気づかせていきます。また、図形の面や辺を意識させる要素も含まれています。しかし、1年生のこの段階では、形に興味・関心をもたせることが一番のねらいです。 6年2組の教室では、いよいよ卒業文集の清書が始まっていました。シンと静まり返った教室内に、ボールペンが清書用紙の上を動く音がかすかに聞こえていました。みんな真剣そのものでした。それもそのはず、いつも使っている鉛筆ではなく、消すことができないボールペンをつっかているからです。(写真下) 6年生は、12月頃からタブレットを使って文集に載せる作文を考えてきました。先生が全員の内容を確認し、ちょうどよい長さになるように指導していました。一度家庭に持ち帰って、家の人にも確認してもらっていたようです。(もちろん、管理職も目を通しています。)その原稿を見ながらの清書でした。 最近は、パソコンに打ち出した文字で卒業文集を作る学校もあるようです。しかし、一生の記念になる卒業文集(卒業アルバム)では、子どもの作文や寄せ書きは手書きであるべきと考えます。何年か経ち、大人になってアルバムを開いた時、「自分はこんな字を書いていたんだ」、「緊張した手でボールペンを持って書いたな」と思い出すことでしょう。 1年前、自分が中学3年生の時に書いた文集が、実家に行った時に見つかりました。久し振りに、自分が書いたページを開きました。生意気なクセのある字・・・現在の自分の字と同じでした。 |
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