2月16日(木)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 今日、読み聞かせをしていただいたのは、「チョコレートができるまで」という絵本でした。先日、バレンタインデーがあったため、チョコレートの絵本が選ばれたようでした。 原料のカカオ豆からチョコレートになっていくまでを、子ども達に分かりやすく紹介した楽しい写真絵本です。最初は、外国で採れる緑色のごつごつした実から、カカオ豆を取り出す写真が紹介されます。チョコレートがこんな実からできるなんて…と、子ども達にとっては不思議がいっぱいです。 次に、日本にやって来たカカオ豆が、チョコレート工房で自家焙煎されていく様子が紹介されています。先週、5年生と明治製菓に社会科見学に行きましたが、作られ方は工場と同じです。最後に、チョコレートを使ったいろいろなお菓子が紹介されていました。ページをめくるたびにチョコレートの香りが出る本にしたら、人気間違いなしの絵本になりそうです。(写真上) ちなみに、作者の宮崎 祥子さんは、姿を変える食べ物絵本を他にもたくさん出しています。読んでみたくなりました。 3年生は、社会科の時間に「練馬区のうつりかわり」の学習として、「昔の道具調べ」をしています。2組では、図書資料やタブレットを使いながら調べていました。洗濯板やたらい、火鉢など、道具の使われ方を調べると、当時の人々の生活の様子が分かってきます。(写真中) 昔の筆箱を調べている子がいました。セルロイドでできた筆箱です。セルロイドは、明治時代にアメリカから入ってきたようです。プラスチックが主流になるまでは、おもちゃや文房具類に多く使われていました。プラスチックよりも柔らかい素材です。今では、レトロな文具として、高値で売られているようです。 牛乳箱を調べている子がいました。今も牛乳の配達は残っていますが、昔は牛乳配達が当たり前のように盛んに行われていました。「朝一番早いのは」の歌で、3番目に早いのが牛乳屋さんとして歌われています。ちなみに、1番早いのはパン屋さん、2番が豆腐屋さんです。牛乳箱は、昔は木製でした。これも、今では昭和レトロなものとして売買されているようです。 2週間ほど前に、昭和世代とZ世代を比較したテレビ番組がありました。懐かしさとともに、その時代なりに人々に愛された商品が開発されていたことがうかがえました。 1年2組では、2校時に教育アドバイザー訪問の授業がありました。初任〜3年次研修の先生方に向けて、授業力向上の研修に位置づけて実施しています。今回も、教育指導課から道山元校長先生にお越しいただき、若手の先生の指導をお願いしました。 算数の「なんじなんぷん」の授業でした。今まで、「何時」と「何時半」という学習を行ってきています。今度は、時計の長い針が6や12の数字以外のところにある場合の読み方を学習します。 すでに時計を読める子は多かったようですが、知らない子もたくさんいたようです。長い針が数字のところに来た時に「何分」になるのかを教科書に書き込んでいきました。長い針が「1」のところは「5分」、「2」のところは「10分」・・・「11」は「55分」となります。大人は知っているから当たり前と思うかもしれませんが、子ども目線になって考えると不思議なことです。「なんで1なのに5分なの?」と…。「文字盤の数字は、何時の短い針用の数字だから」と説明しても、1年生にはそういう理屈は難しいものです。この単元は2時間扱いです。日常生活の中で時計の読み方を少しずつ指導していくことが大切です。今、何時何分が読めない子も、いつか分かる時がきます。 ところで、若手の先生への指導は、学習指導面だけではありません。生活指導や子ども達へのかかわり方等、全てに渡ってアドバイザーの先生が指導・助言を行います。教員にとって大切な力は、「熱・愛・力」です。「力」は指導力ですが、これはすぐに身につくものではありません。しかし、どんなに若い先生でも、「熱」と「愛」で子ども達に向かえば、指導力をカバーすることができます。 今年度、道山先生には何度も本校に来ていただき、若手教員への指導をしていただきました。ご自身の子どもよりも若い先生方に、毎回熱心に指導していただきました。(写真下) |
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