7日3日(水)2校時(9時35分〜)に、体育館にて情報モラル教室があります。5,6年生への指導の様子を公開いたします。続けて保護者向けの講習会もあります。ぜひご参加ください。

12月11日(土) その2

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 今日は、道徳の時間以外にも、各教室で様々な学習が行われていました。
 1年生の教室では、図工の学習として、松ぼっくりを使ったツリー作りをしていました。松ぼっくりにいろいろな飾りとなる材料をボンドで貼り付け、すてきなツリーが出来上がりました。ただでさえ小さな1年生の手のひらに収まるツリーは、とてもかわいらしく見えました。(写真上)
 自然と触れ合う材料として、木の実や落ち葉とともに、昔から松ぼっくりは子どもの遊びに使われてきました。この松ぼっくりツリーも、ペイントをしたり家庭にある材料を工夫したりすることで、いろいろなアレンジができるようです。ところで、学年全員分の松ぼっくりは、どうやって用意したのでしょう?
 6年1組では、4校時に理科の授業をしていました。「てこのはたらき」の学習では、身近な生活の中で「てこ」の仕組みが使われていることを学習します。学校にある様々な道具を取り上げ、どこに「てこ」が利用されているのかを考えさせていました。
 子ども達が手にしていたのは、栓抜きとピンセットでした。栓抜きは、缶切りとともに、家庭で使われなくなった「てこを応用した道具」の一つです。ジュースやビールを瓶で購入する機会がなくなり、栓抜きは見たこともないという子がいるほどです。
 てこが利用されている道具には、支点・力点・作用点があるはずです。栓抜きのどこがそれぞれの点になるのかを考えていました。(写真中)力点は、取っ手を持つ部分です。作用点は瓶のふたが上にあがる部分で、支点がふたにひっかける部分になります。栓抜きは、支点と力点の間に作用点があるタイプの「てこ」です。
 ピンセットは、親指で押す両側が力点で、支点が金属の折り目の部分、作用点はピンセットの先になります。ピンセットは、てこを逆に利用した道具です。大きな力で小さな力が伝えられる仕組みになっています。
 6年2組は、家庭科室で実技テストをしていました。じゃがいもの皮むきのテストです。調理実習では、作って食べて終わり…ではありません。きちんと紙ベースでテストをしたり、実技の様子をテストしたりして成績に結び付けています。2人ずつ先生のところに来て、じゃがいもの皮むきテストをしていました。(写真下)
 事前に、包丁の使い方を家で練習してくるように伝えてあったようです。昨日、豊渓中学校の生徒から、試験勉強の重要性について話を聞いたばかりです。どんな学習でも、そしてどんなテストでも、試験対策に向けた心構えを大切にさせていきたいものです。

12月11日(土) その1

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 今日は、第二土曜の学校公開日でした。また、今回は道徳授業地区公開講座として、2校時に講演会も行いました。たくさんの保護者の皆様にお集まりいただきました。ありがとうございました。
 1校時の道徳の授業では、講師の荻原 武雄先生と一緒に各クラスの道徳の授業を見て回りました。12クラスあるので、教室の中に3〜4分ずつしかいることができません。しかし、それでも講師の荻原先生は、教室に入った数分で道徳の指導や学級の様子を把握し、メモをとられていました。講演会が終わってから、校長室で授業についての感想やご指導をいただいています。
 さて、道徳の授業では、今回もそれぞれの担任の先生が様々な資料を基に授業を行っていました。3年生では、風呂敷を使った授業をしていました。道徳の授業で風呂敷? と思うかもしれませんが、「我が国や郷土の伝統と文化を大切にし、国や郷土を愛する心をもつこと」を目標とした教材です。教科書の内容は、タンスから出てきた風呂敷について、お母さんから説明を聞く女の子のお話になっています。
 風呂敷の良さは何でしょう? まず、機能性に優れているということです。いろいろな形のものを包むことができる便利な布として昔から使われてきました。箱を包むだけでなく、丸いものや大きなビンを包んだりする方法もあります。授業では、実際に風呂敷を使って、グループごとに身近にあるいろいろなものを実際に包んでみました。(写真上)
 風呂敷の良さのもう一つは、温かみです。教科書には、「お母さん、ふろしきでつつむと、中の物がとても大事な物のような気がするの。ふしぎね。」という女の子のセリフがあります。風呂敷には、様々な色やデザインのものがあります。また、その柔らかさや手触りがまた素敵です。ビニール袋や紙袋に入れて手に持つのとは違った、温かみが感じられるのが風呂敷のすばらしさではないでしょうか。
 3年生の先生に聞いたら、子ども達に声をかけたところ、何人かの子が風呂敷を家から持ってきたと言います。今は、風呂敷が家にないというところが多いのではないでしょうか。担任の先生も、今日の授業のために買ってきたそうです。
 2校時は、体育館で講演会がありました。荻原先生の講演の中で、「『待つ、聴く、受け止める』ということは、子どもとのかかわりの大切な三箇条である」という話がありました。子どもの心の表出をしっかりと待ち、最後まで聴いてあげ、きちんと受け止めてあげる・・・我々教員にも、心に深く響く言葉であると感じられました。
 他にも、叱るべき時にきちんと叱ることの大切さや、手を離しても心を離さないこと、親子で自然に親しむこと(「気持ちの道草」という表現をされていました。)など、子育てのヒントになるたくさんのお話を聞くことができました。(写真下)

12月10日(金) その2

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 5校時に、1年1組の子ども達が、中庭で生活科の学習をしていました。中庭を探検して、この季節ならではのものを見つけていました。ミカンの木は、正門側の体育倉庫脇にあるのが目につきますが、中庭にもあります。そして黄色く色づいた大きな実がなっています。
 子ども達が池のところに集まっていたのは、トンボがいたからでした。この時期になぜトンボがいたのか不思議ですが、どうも羽化したばかりの様子でした。こんな寒い時期の羽化ですから、飛べそうな気配が感じられないことは明らかでした。トンボは、卵か幼虫(ヤゴ)で冬越しをするのですが、どういうわけで羽化してしまったのでしょうか。1年生なりになんとか助けてあげたいと思いながらも、弱っている命を見届けるしかありませんでした。(写真上)
 6校時に、6年生が各教室から豊渓中学校とZoomでつながり、交流会を行いました。「中学生に質問する会」として行い、おもに小学校側からの質問に答えてもらう交流会でした。
 すぐ隣の中学校ではありますが、今回はオンラインでつながりました。画面越しに中学1年生の姿と自分たちの姿が同時に映し出されると、思わず背中が伸びました。小学校側から出されていた質問事項をあらかじめ伝えてあったので、やり取りがとてもスムーズに進みました。
 小学校側の質問に対する回答が終わると、逆に中学生からも質問がきました。「豊渓中の魅力は何ですか?」・・・中学生にとって、自分たちの学校がどのように見られているか気になるところなのでしょう。代表で答えた子は、「雰囲気がいいこと。生徒同士が仲が良いのが感じられる。」と話しました。それを受けて、中学生の子が「人数が少なく、一人一人を大切にしてくれている。」と返していました。
 もう一つ、中学校側から「豊渓中に入学したい理由は何ですか?」と聞かれました。豊渓中への進学を考えている子が答えました。「家から近いことと、知っている人が多くて、安心して行ける。」ということでした。確かに、遅い時間まで部活動をしていた場合、家に帰るのには近い方が安心です。すると、中学生からは、「少人数なので、活躍の場が増えると思って自分は豊渓中にしました。」と言っていました。
 進学する中学校はそれぞれでも、中学生と交流をすることで、卒業に向けた気持ちが少し高まってきたようです。

12月10日(金) その1

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 午前中、6年生が連合音楽鑑賞教室に行ってきました。練馬文化センターへは、歩いて光が丘駅に行き、そこから練馬駅まで大江戸線に乗りました。
 連合音楽鑑賞教室は、練馬区の教育会が主催となり、昔から行われてきた行事です。昨年度は、感染症拡大防止のために中止となりました。今年度も心配されていましたが、緊急事態宣言が解除となり、さらに感染状況が落ち着いたこともあり、実施の運びとなりました。
 ただ、1600名以上が入る大ホールでの密な状況を考え、「黙って、拍手のみ」というルールを徹底することになりました。また、オーケストラ側も、指揮者を始め多くの楽員がマスクを着用するなど、感染症対策をとっての演奏を心がけていました。
 指揮は、和田 一樹さん、そしてオーケストラは東京都交響楽団でした。子ども達が在京の名門オケを聴くことができるのは、とても幸せなことです。また、以前「歌のおねえさん」として出演されていた江原 陽子さんが、全体の司会を行いました。楽器や曲の紹介などをしながらプログラムを進めていたので、とても分かりやすい鑑賞教室になりました。
 楽器や指揮者、コンサートマスターについては、音楽の時間にDVDを使って、事前に学習済みでした。しかし、実際に楽器を目にしたり、演奏している様子を見て聴くのとでは、印象が全く違ってきます。カルメン前奏曲から始まった1時間は、あっという間に感じられました。
 楽器紹介では、最初に弦楽器の説明がありました。バイオリンからビオラ、チェロ…と楽器が大きくなるにつれて低い音になっていきます。そして、弦楽器だけで演奏されたのは、チャイコフスキーの弦楽セレナーデの最初の部分でした。厚みのある弦楽器の空気感は、CDなどではとうてい再現できない感覚です。コロナ禍のために、私自身も久し振りのコンサート体験でした。しばらくチケットを買うのを控えていましたが、今日の弦楽器のアンサンブルを聴いて、無性にコンサートに行きたくなりました。
 他にも、ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」の第1楽章やシベリウスのカレリア組曲から「行進曲風に」、グリーグのペールギュント組曲から「朝」と「山の魔王の宮殿にて」、チャイコフスキーの「くるみ割り人形」から「花のワルツ」と、それぞれ変化のある名曲を楽しみました。
 アンコールでは、音楽鑑賞教室では恒例の「ラデツキー行進曲」(ヨハン・シュトラウス作曲)が演奏されました。元旦の夜、ウィーンで行われているニューイヤーコンサートが生中継されていますが、最後にアンコールとして演奏される曲です。一足早く、お正月気分を味わうことができました。
 今回、少し残念だったのは、文化センターの2階席の一番後ろの座席だったことです。(上からオーケストラ全体を見ることができたのは良かったのですが…)春休みなどに、親子コンサートのような小学生が入場できる演奏会が良くあります。ぜひ、ご家族でコンサート会場に足を運んでみてください。
 学校に戻ってきたのが、給食準備が始まった頃になりました。今日の給食は、「冬野菜カレー」でした。栄養士さんから、「遅くなっても、なるべく温かいまま提供できる給食として、今日のメニューはカレーにしました。」と聞きました。そういうところにまで気を配り、毎日の献立が立てられていることをとてもうれしく思います。

12月9日(木)

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 今日は、3年生の社会科見学がありました。昨日の雨が上がり、気持ちよく学校を出発することができました。3年生は、社会科でおもに練馬区の学習をしています。貸し切りバスに乗り、区内めぐりとして、3か所の見学に出かけました。
 まず最初に向かったのは、JA東京あおば(石神井支店)です。場所は、石神井公園の近くで、次の見学場所のふるさと文化館の隣でした。最初に3階のホールに行き、練馬区の農業について、DVDやスライドで説明を受けました。DVDは、2年前に「世界都市農業サミット」のために練馬区が製作したものでした。本校でもお世話になっている渡戸さんが映っていました。
 練馬区では、都市型の農業にこれからも力を入れていくと聞いています。練馬区は、24区の中でも畑の面積が一番多く、牧場があることやフルーツ栽培をしていることでも有名です。
 その後、3つのグループに分かれて見学をしました。石神井支店には、農産物の直売所が併設されています。畑でとれたばかりの新鮮野菜が売られていました。また、JAオリジナルのドレッシングなど、プライベート商品も多く取り扱っているとのことでした。(写真上)外にはトラクターが展示されていて、実際に耕す部分を動かして見せてもらったり、一人ずつ運転席に座らせてもらったりもしました。
 次の見学場所の石神井ふるさと文化館では、3学期に学習する昔の道具について、たくさん学ぶことができました。会議室では、洗濯板の使い方や、昔のアイロンについて教えてもらいました。昔のアイロンとは、電気のアイロンになる前のものです。起こした炭を入れて使う「火のし」は、見た目ですぐにアイロンと気がつきにくい道具です。
 全体説明の後、外にある旧内田家住居の見学と、2階の展示室の見学を行いました。内田家は、区内に昔あった住居をそのまま移築して展示されています。かやぶきの屋根をくぐると土間にかまどがあり、囲炉裏がある板の間、掛け軸のある床の間・・・昔の家はこんな感じだったなあと、とても懐かしい思いがしました。自分が子どもの頃の母親の実家は、まさにこのような造りの家でした。(写真中)
 2階の常設展示室には、練馬大根の歴史や昔の道具類の他に、昭和の街が再現されたコーナーがあります。中華屋さんのショウケースには、ラーメン70円、かつ丼80円と書いてありました。子ども達は「安い!」と言っていましたが、今とは物価が10倍も違う時代だったわけです。
 会議室に戻ってお弁当を食べてから、バスで練馬区役所に向かいました。エレベーターで一気に20階の展望室に行きました。練馬区どころか、関東平野を一望できるすばらしい景色を見渡すことができました。(写真下)
 遠くには、横浜のランドマークタワーや埼玉の副都心ビル街まで見えました。また、眼下の街並みを見ていると、畑の多い練馬区と言いながらも、こんなに建物がたくさんあるのかとびっくりする眺めです。豊島園から、すでに大きなアトラクションが撤去されていることも分かりました。区役所に行った際には、ぜひ20階の展望室にも足を伸ばしてみてください。

12月8日(水)

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 6年生は、理科の時間に「てこのはたらき」の学習をしています。先日は、棒や砂袋を使って、重い物を軽く持ち上げられるてこのはたらきを体験しました。そして、その手ごたえの変化は、支点から力点や作用点の距離に関係があるということが分かりました。
 そこで今度は、実験用てこを使い、てこのはたらきの規則性について調べていきます。実験用てこは、中心から目盛りがついていて、水平につり合っている棒(腕)を使用します。目盛りには穴が開いていて、10グラムずつ重りをつり下げることができるようになっています。
 授業では、実験用てこがつり合う場合の支点からの位置(距離)と、その時の重さを調べていきました。(写真上)ここで大切なのが、先週まで実験していた棒と砂袋を使った「てこ」が、「実験用てこ」に置き換わって考えられるかというところです。実験用てこの支点は、スタンドで支えている中心部分です。片方に重りをつるしたら、そこが作用点になります。それに対して、つり合うように反対の腕に重りをつり下げたところが力点になります。昔は、5年生でてこの学習をしていました。ある時から6年生の学習内容に変わったのは、抽象的な考え方が必要な分野であるということからかもしれません。
 今日は、2組の教室で班ごとに実験をしていました。実験用てこの腕の目盛りには、水色のシールで支点からの番号がついています。よく見たら、自分が書いた数字でした。以前、旭町小で担任をしていた7年間は、理科主任をしていました。理科室の物品管理の役割をしていたので、確かにその頃にシールを貼った覚えがあります。急に懐かしさが込み上げてきました。
 5年生は、算数の時間に「四角形と三角形の面積」の学習をしています。平行四辺形の面積の後、三角形の面積を学習したことは、先日お伝えしました。
 そして今日は、台形の面積の求め方についての学習をしました。子ども達は、今まで習った様々な図形に置き換えて考えていきます。台形を対角線で区切って2つの三角形の面積の和と考えたり、細かく区切って長方形の面積にしたりすることもできます。また、同じ大きさの台形を2つ合わせると平行四辺形になることから、「平行四辺形の面積÷2」という考え方も出てきました。(写真中)
 実は、この考え方がとても重要で、台形の面積の公式「(上底+下底)×高さ÷2」に結びついていきます。引き続き、算数の面白さを子ども達が感じられるように指導していきます。
 6校時に、久し振りとなるクラブ活動がありました。理科室で行われていた科学クラブの様子を見に行きました。今日は、「煮干しの解剖」の実験をしていました。煮干しは、小魚を煮て干した水産加工品ですが、その多くは「カタクチイワシ」を使っています。小さくても、ちゃんと丸ごと1匹の魚であり、少し水につけてふやかすことで、体の内部を調べることができます。生きたものの解剖とは違い、子どもが怖がらずに触ることができます。
 子ども達は、両手にピンセットを構え、ドクターXになった気分で解剖を始めていました。まず、背中側の肉を取り除くと、背骨が現れてきます。この辺は、サンマなどを食べる時にも見ていると思います。次に、腹側を開くと、内臓が現れてきます。内臓を調べると、小さいですが小腸や胃を確認することができます。さらに、エラの裏側には、心臓があります。子ども達は、先生が用意した解剖図と比べながら、細かくなった部分がどこにあたるのかを興味深く調べていました。(写真下)
 理科教育において、「生き物の解剖」の実験がだんだんと少なくなってきた経緯があります。昔は、小学校でも魚の体のつくりを学ぶために、解剖が行われていた時代があります。しかし今では、指導書に魚の体のつくりが紹介されているだけです。生き物の命を奪う解剖は、小学校では削除されてからもうだいぶ経ちます。しかし、教材を工夫することで、その代用は可能です。

12月7日(火) その2

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 今日は、「たてわり班遊び」の日でした。中休みに、たてわり班ごとに決められた場所に集合して、みんなで楽しく遊びました。校庭以外にも、体育館や視聴覚室を使って遊びをしました。遊びの内容は、あらかじめ6年生が中心になって決めてあり、校内にあるたてわり掲示板で知らせていました。
 校庭では、ドッジボールや鬼ごっこ、ドロケイをする様子が見られました。ドッジボールでは、高学年が左手でボールを投げるようにしていました。6年生がなかなか思うように投げられず、あたふたとする様子にも、みんなの笑みが見られました。
 「エアー・ドンチケタ」をしていた班がありました。ドンチケタは、2チームに分かれて一人ずつ対戦し、じゃんけんで勝ち進んで相手陣地までたどりつく遊びです。コロナ対応版として、出会ってお互いの両手を直接触れないようにして行うため、「エアー・ドンチケタ」と名付けたようです。こういう簡単な遊びでも、子ども達は大喜びで盛り上がります。(写真上)
 今月に入り6年生は、いよいよ卒業アルバムに載せる文集づくりに取りかかっています。卒業アルバムは、前半が写真のページで、後半は文集ページで構成されています。さらに文集は、個人の作文とクラスの寄せ書きページに分かれています。まずは、各自が1ページずつ書く作文を完成させていきます。
 先週は、作文の題材についての指導が行われていました。6年間で印象に残った出来事や学校行事について、自分が成長した取り組みや経験、友達や先生のことなど・・・書く材料は山ほどあるのですが、たくさんありすぎて逆になかなか絞ることが難しかったようです。
 今日は、2組の子ども達がパソコン室で文集作業をしていました。(写真下)タブレットPCが導入されてから、パソコン室を使うのは久し振りのことです。(ちなみに、タブレットPCの導入に伴い、今後パソコン室の機器類は撤去されることになります。)
 パソコンの使用目的は、各自が原稿を作成するためです。今までは、原稿用紙に下書きを書かせていましたが、これからは小学生もキーボードを打ちながら作文を完成させていく時代…なのでしょうか。ただし、卒業文集は、最終的には手書きで書かせます。一生の思い出に残る文集であり、自分の字体も残しておくことが大切です。
 では、なぜ下書きをパソコンで・・・文集は、一人ずつの文字数が限られています。作文全体のバランスを取りながら文章を書き足していったり、余分なところを削除したりするのには、原稿用紙に直接書くよりもパソコン入力が断然に便利です。また、子ども達にとっては、漢字変換機能も助かるでしょうか。
 今学期中に原稿を完成させ、冬休みに家庭で内容を確認してもらいます。そして、3学期にはペン書きで清書する予定です。
 パソコン室内を回って画面を見ていると、やはり下田移動教室の思い出を書いている子がほとんどでした。移動教室に行けてよかったなと、改めて思いました。

12月7日(火) その1

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 先週まで1年生は、図工の時間に「おしゃれなカラス」という作品づくりに取り組んできました。何週にもわたり、時間をかけてすばらしい作品が出来上がりました。2月の展覧会に出品するようで、大切に保管してあります。
 今週からは、展覧会用作品第2弾として、お面づくりに取り組んでいきます。2組では、お面の型にクラフト粘土をつけて、自分で考えた変身用のお面づくりをしていました。(写真上)
 クラフト粘土は、絵の具を混ぜてこねると、自分の好きな色に染めることができます。絵の具の分量を変えると染まる濃さが変わったり、2色を混ぜて別の色を作ったりもできます。1年生にとっては、とても不思議で楽しい学習のようでした。
 つのをつけて鬼のお面を作っている子がいました。また、動物のお面にしようと、鼻の部分に粘土を盛り上げてつけていた子もいました。お面の立体作品も、今後時間をかけながらていねいに製作していく予定です。音楽発表会が終わったばかりですが、今度は3学期の展覧会に向けた学習がすでに進められています。
 6年生は、社会科の時間に「戦争と人々の暮らし」の学習をしています。日本の歴史の重要な部分に入ってきました。日中戦争から太平洋戦争へと、長い戦争の時代に、当時の人々はどのような暮らしをしていたのかを学んでいます。
 今日は、1組の教室で、NHKの動画を使いながら授業を行っていました。「切符制」「勤労動員」「学徒出陣」といった、当時のキーワードごとに短い動画があり、その白黒映像から当時の様子を学びました。
 切符制は、日用必需品(米、味噌、しょう油、塩など)に導入されました。購入物品に応じて必要な点数を定めて、切符と一緒に代金を支払わなければならないシステムのことです。買い占めや贅沢を防止するねらいがありました。勤労動員は、深刻な労働力不足を補うために、学生が軍需産業や食料生産に動員されたことです。
 そして、学徒出陣は、兵力不足を補うため、20歳以上の学生を在学途中で徴兵して出征させたことを言います。たくさんの若い学生が銃を持ち、戦場に向かう姿が映し出されていました。(写真下)6年生の子ども達は、どのようにとらえたでしょうか。第二次大戦終結時は、私の父親が中学生の頃でした。戦中や戦後のことは、よく話を聞かされたものでした。

12月6日(月) その2

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 今週は、マラソン週間です。中休みに校庭を走り、体力の向上を図っていきます。
 校庭に低・中・高学年用の周回コースが引かれ、「音楽が鳴っている3分間は、自分のペースを守って走る」ということを目標として取り組ませます。本来だったら、全校児童が校庭に出て行うのですが、コロナ対応版として、毎日3学年ずつ実施することにしました。
 初日の今日は、2,3,5年生が行いました。準備運動の後、音楽が鳴り始め、子ども達が元気よく走り始めました。今日は日差しがなく肌寒い日であっただけに、マラソンで体を温めることができました。(写真上)
 すでにマラソンカードが配られていて、体育の時間に取り組んでいるクラスもあります。持久力をつけていくためにも、マラソンの取り組みはとても大切です。6月に新体力テストを行った時は、緊急事態宣言中だったために、シャトルランを実施しませんでした。きっと、このコロナ禍による生活では、子ども達の持久力がかなり下がってきていることが考えられます。マスク生活のために、激しい運動を控えめにしてきた影響が少なからずあります。
 今月はマラソンを中心に行い、来月はなわとびを使って体力づくりに励む予定です。感染状況が落ち着いている今、子ども達の体力をしっかり回復させていきたいものです。(マラソンで走っている時は、マスクを外して良いことを指導しています。)
 6年生の音楽の時間に、音楽鑑賞教室に向けた事前指導がありました。今週金曜日の午前中、練馬文化センターで音楽鑑賞教室があり、6年生は電車を使って出かける予定です。
 音楽鑑賞教室は、練馬区の小学校教育会が主催している連合行事です。区内の各校から児童が集まり、東京都交響楽団の演奏を聴きます。生のオーケストラの音が聴けるこの取り組みは、昔から練馬区で続けられてきました。昨年度は、感染状況を考えて中止となりました。今年も実施が危ぶまれましたが、歌をうたわずに実施することになっています。(毎年、オーケストラの演奏で全員合唱がありました。)
 当日は、解説付きで音楽を聴いたり、楽器の紹介があったりします。今日は、オーケストラの様々な楽器を紹介するDVDを視聴して、その予習を行いました。(写真中)
 木管楽器、金管楽器、打楽器、弦楽器と、オーケストラにはたくさんの楽器群があり、それぞれがさらにいろいろな楽器の集まりになっています。DVDは便利ですが、やはり生の音、実際に見て聴く音楽にはかないません。当日が楽しみです。
 今日の給食は、子ども達に人気のメニューである「ねりまスパゲティ」が出されました。どこのクラスも、残さずにペロリと食べきってしまったようです。
 給食の時間に、栄養士さんが大根を手に各クラスを回っていました。今日使っている大根は、練馬大根です。昨日、練馬区で毎年恒例となっている「練馬大根引っこ抜き大会」が行われました。(今年は、南田中の畑が使われたようです。)そこで抜かれた4000本の練馬大根が、区内の小中学校に給食用の食材として配られています。きっと、区内のほとんどの学校が「ねりまスパゲティ」の献立だったのではないでしょうか。
 栄養士さんは、練馬大根と青首大根を比較して見せながら説明をしていました。(写真下)練馬大根は全体が白く、細長いのが特徴です。(1m近くにもなる)中央部分が少しふくらんでいるため、地面から抜きにくいことで「引っこ抜き大会」が開催されています。
 ちょうど今日の午後、4年生が自分たちで種をまいた練馬大根を収穫していました。練馬大根は、種まきから3か月かかる大根です。土と日当たりの具合から、学校の大根はどんなものかと心配していましたが、なかなか立派な大根が収穫できていました。

12月6日(月) その1

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 曇り空でしたが、元気よく朝のあいさつをして、全校朝会を行いました。
・・・音楽発表会が終わり、そろそろ書き初めの練習に取り組んだり、2学期の学習のまとめをしたりする時期になりました。夏休み明けから始まった2学期も、あと3週間の学校生活を残すのみとなりました。
 まず初めに、たくさん練習を積み重ねてがんばった音楽発表会についての話をします。音楽発表会は、リハーサルと保護者鑑賞日が2日続きで行われました。どの学年も、1回目のリハーサルの演奏ももちろん立派でしたが、翌日の保護者鑑賞日の演奏は、さらにその上を目指したすばらしいものになりました。それは、リハーサルが終わり、きちんと振り返りをして次の日の演奏に向かうように気持ちを高めることができたからです。誰もがいつも完ぺきな演奏ができるわけではありません。リハーサルが終わってから、次はどこをどうがんばったらより良くなるかということをしっかり考えて、最後の演奏に臨んだので、すばらしい力が発揮できたのです。
 音楽発表会を通じて得られたものはたくさんあります。練習を積み重ねることで、難しかったこともできるようになりました。また、友達と協力することで、すばらしい演奏ができました。そして、たくさんの人の前で真剣に発表することが、すばらしい感動を生みました。・・・音楽発表会の取り組みで、たくさんの力が身につきました。これからの学校生活の中で、その力をさらに伸ばしていくようにしましょう。
 ところで、11月はふれあい月間でした。それぞれのクラスでいじめは絶対にしないという気持ちを込めて、「いじめシンボルマーク」を考えました。各学年の優秀作品を、学校代表として練馬区に提出してあります。「いじめシンボルマーク」を作ったからには、いじめにつながるようなことをしてはいけません。ところが、友達に対して手や足が出てしまい、先生に指導されている子をときどき見かけることがあります。とても残念な気持ちになります。学校の先生方は、「どんな理由があっても、相手をたたいたりけったりしてはいけない」ということを基に指導しています。相手に暴力をふるうことは、何の解決にもなりません。
 もし、友達からの暴力について困っていることがあったら、先生方や家の人、相談室の先生など、誰でもよいですから伝えるようにしてください。また、大人からの暴力で困っていたら、クラスでアンケート調査を行うので、そこに記入するようにしてください。誰もが、暴力のない明るい気持ちのあふれる旭町小を望んでいるはずです。・・・
 今日は、表彰が2つありました。まず、読書感想文コンクールの表彰です。各学年から応募した子ども達が呼ばれ、全校児童の前に並びました。代表として、6年生の子が朝礼台に上がり、賞状を受け取りました。(写真上)
 もう一つは、健やかカレンダーの原画に応募して、入選になった子ども達の表彰です。毎回、表彰の時は、代表で賞状を受け取った子にインタビューをして、一言話をさせるようにしています。カレンダーの原画は、7月の絵として応募し、スイカを食べている場面を描いたそうです。(写真中)
 続いて、生活指導主任の先生から、公園での遊び方についての話がありました。上練馬公園など、放課後の遊び方についての様々な情報が学校に届いています。公園を利用する他の人の迷惑になるような遊びをしていないか、話をしました。(写真下)
 なかなか学校からは見えないところの指導です。ぜひ保護者の皆様も、放課後の遊びで気がつくことがあったら、まずその場で一言子ども達に声をかけてください。

12月3日(金)

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 今日は、4年生から6年生の音楽発表会、保護者鑑賞の日でした。たくさんの保護者の皆様にご参観いただき、どうもありがとうございました。子ども達は、大勢のお客さんと向けられたカメラの多さに緊張しながらも、精一杯練習の成果を発揮することができました。
 水曜日の1〜3年生は、かわいらしさや明るさが目立った音楽発表会でした。一方、今日の高学年は、たくましさや力強さが感じられる発表会になりました。
 昨日のホームページで、6年生の合奏をお楽しみに…と記しました。「Make you happy」の合奏では、ひな壇でダンスをする子ども達が活躍し、華麗な踊りを披露しました。(写真上)
 この曲は、昨年話題になったガールズグループ「NiziU」が歌っています。…という私は、こういう若者系の曲を全く知らず、インターネットで調べて初めて分かりました。9人組のグループのようで、YouTubeを見たら、ぴったりそろって踊る姿が確認できました。サビの部分で踊られる「縄跳びダンス」が話題となり、各地で運動会の表現にも使われているそうです。
 先生たちに聞いてみると、ダンス担当の子ども達が集まり、動画を参考にして覚えたり、友達同士で教え合って練習したりしてきたそうです。また、学年の先生も加わってダンス指導をしたとか…。(確かに、6年の担任はダンスが得意です。)それにしても、こういう新しい曲をすぐに合奏に取り入れ、音楽発表会に結び付けた音楽専科のアイデアもすごいことです。
 1年生は、国語の時間に「むかしばなしを よもう」という学習をしています。いろいろな昔話を読んで、内容や感想をカードに書いて友達に知らせるという学習をしていきます。冬休みを前に、読書に興味をもたせる単元でもあります。(写真中)
 教科書には、世界の昔話として、グリム童話から「おかゆのおなべ」という話が載っています。・・・食べ物に困っていた女の子が、森の中で不思議なお鍋をもらいます。「おなべよ 煮えろ」と言うと、おかゆが出てきます。そして、「おなべよ 止まれ」と言うまでおかゆが出続けます。ある日、お母さんが「おなべよ 煮えろ」と言っておかゆを出したものの、それを止める呪文を知らず、おなべからおかゆが町中にあふれ出していきました。・・・使い方を知らない物を勝手に使うと、とんでもない事になるというお話です。(デュカスが作曲した「魔法使いの弟子」のストーリーに似ています。「魔法使いの弟子」は、ディズニーの「ファンタジア」にも使われています。)
 教科書では、他に外国の昔話として、イソップ童話の「北風と太陽」や「ライオンとネズミ」、イギリスの童話「ジャックと豆の木」の本などが紹介されています。日本の昔話も含めて、これを機会に様々な本に親しめるようにしていきます。
 4年生の子ども達が、バケツを使って砂を運ぶ「もっこ体験」を行っていました。4年生は社会科の時間に、「玉川兄弟と玉川上水」の学習をしています。玉川上水は、江戸時代につくられた江戸幕府のための上水道です。現在の羽村市から多摩川の水を引き入れ、四谷までの43kmを玉川兄弟が中心となって工事にあたりました。
 その工事は、多摩川沿いの農民たちも一緒に加わり昼夜を通して続けられました。なんと、8か月余りで完成したというから驚きです。現代のような重機のない頃に、人々の力だけで成し遂げた工事は、想像以上のものであったはずです。
 当時の工事の様子を表した絵では、鍬(くわ)を振り上げ、もっこで土を運んでいる様子が描かれています。実際に土がどれだけ重いものか、子ども達に体験させるために、校庭の砂場に行きました。砂をバケツに入れてかついでみると、2人がかりでも重くて大変なことが実感できました。(写真下)
 その他にも、わずかな傾斜をつけながら43kmの上水路をつくるには、高度な測量の技術が必要だったはずです。そして、自分たちの私財を投げうってまで上水の完成をめざした玉川兄弟の熱意にも感服します。

12月2日(木)

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 今日は、4年生から6年生の音楽発表会のリハーサルがありました。今回も、それぞれのリハーサルの様子を、ひとつ下の学年の子ども達が鑑賞するようにしています。また、5年生のリハーサルは、4年生だけでなく、6年生の前でももう一度行っています。高学年同士として、お互いの成果を見合うためです。(写真上…4年生の様子)
 4年生は、「上を向いて歩こう」(歌と合奏)と「ねこバス」(合奏)の2曲を演奏します。「上を向いて歩こう」は、もともとは今から60年前に日本で大ヒットした曲です。歌っていたのは、歌手としてデビューして1年目の坂本 九さんでした。(ちなみに、作詞は永 六輔さんです。)
 この曲は、当時の日本だけでなく、世界的にも大ヒットしました。イギリスで「SUKIYAKI」という題名で有名になってから、その後アメリカでもヒットチャートに上がりました。今まで、いろいろな歌手がカバーして歌っている他、今回の東京オリンピックの閉会式では、東京スカパラダイスオーケストラが演奏していました。明日の保護者鑑賞日でも、4年生の明るい歌声で会場を温かい雰囲気にできるといいなと思います。
 続いて5年生の「パプリカ」(歌と合奏)と「ルパン三世のテーマ」(合奏)、さらに6年生の「サークル・オブ・ライフ」(歌と合奏)と「Make you happy」(合奏)のリハーサルがありました。
 それぞれいろいろな趣向が凝らしてあり、聴きごたえがあります。紹介しようかなと思って写真も撮りましたが、ネタバレになりそうなのでやめました。特に、6年生の「Make you happy」の合奏は、明日のお楽しみということで・・・。
 先日の5年1組に続いて、今日は2組が味噌汁づくりの調理実習を行っていました。5年生は、先月から始まった調理実習で、「お茶の入れ方」と「ご飯の炊き方」の実習をしてきました。味噌汁の調理では、大根やネギを切るために、初めて包丁を使います。そこで、栄養士さんを特別講師に、包丁の使い方について指導してもらいました。
 包丁は、刃の部分に親指を添えて皮をむくのが基本になります。栄養士さんが、すいすいと包丁を動かしながら大根の皮を「桂むき」にしていきました。(写真中)見ているととても簡単そうですが、その後実際にやってみると、どの子もそう簡単にはいかないことが分かったようです。今回は、ピーラーでの皮むきもOKとしていますが、ネギは包丁で全員が切りました。
 ところで、家庭で味噌汁はどの程度食卓にあがっているでしょうか。昔に比べて洋食が占める割合が高くなり、ご飯と味噌汁の組み合わせが少なくなってきたのではないでしょうか。よく3学期に、6年生対象で「好きな給食」のアンケート調査をすると、「具だくさん味噌汁」を挙げる子が結構います。「家で食べる味噌汁よりも、いろいろな種類の具材が入っていておいしいから」という理由です。味噌汁は、各家庭の味でもあります。大切にしたい文化の一つです。
 昨日の帰り際、1年生の先生から「明日は、1年2組の子があいさつをしないと思います。」と言われました。詳しく話を聞いてみると、道徳の授業のために、「一日中あいさつをしない」というミッションを与えてあるとのことでした。
 それではと思い、今朝は正門のところで、わざわざ低学年の子の視線まで低く構えてあいさつをしてみました。確かに2組の子は、軽く頭を下げるだけで、「おはようございます」は聞こえてこなかったようでした。(中には、思わずあいさつをしてしまった子もいて、それはそれで道徳の授業に結びつきます。)
 5校時の道徳の授業を見に行ってみました。日直の号令でも、だれも「よろしくお願いします」を言わずに頭だけ下げていました。今日は、「いただきます」や「ごちそうさまでした」のみならず、「ありがとう」や「ごめんなさい」も言わずに過ごしたようです。
 まず、あいさつ無しで過ごしてみて、どんな気持ちになったのかを発表させていました。「元気がない」「気分が良くない」「悲しい」「難しい」「さみしい」…など、1年生なりにあいさつの大切さを感じ取ることができました。(写真下)
 次に、先生がミッションを解き、一斉に子ども同士であいさつを復活させました。「気持ちいい」「すっきりした」「楽しいなぁ」…という声が上がりました。放課後、子ども達が書いた感想用紙を見せてもらいました。「ミッションがかいじょされて、こころがぽかぽかした。」「ミッションがおわって、きもちがきれいになったな。」など、子ども達の素直な感想がたくさん見られました。
 教科書を使わなくても道徳の授業ができます。それにしても、思い切った手法の道徳の授業でした。

12月1日(水)

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 今日は、1年生から3年生が音楽発表会を行う、保護者鑑賞日でした。昨日の夜から今朝まで、激しい雨が降りました。しかし、子ども達が登校する前には雨が上がりました。会場は一方通行で、受付の後は全ての荷物を持って移動することになっていたため、雨が上がって良かったです。
 どの学年も、たくさんの保護者の皆様にお越しいただきました。開始時刻になり、子ども達が立ち上がると同時に、一斉にカメラやビデオがステージの方に向けられました。中には、ビデオカメラとスマホの二刀流で動画を撮影されていた方も見られました。
 昨日のリハーサルでは、他の学年の子ども達が保護者席に座わり、緊張感を高めて演奏しました。今日は、それよりも何倍も緊張したことでしょう。しかし、子ども達にとっては、こういう発表の機会はとても重要です。コロナ禍でなければ、学校行事や授業を通じて、大なり小なりたくさんの発表機会があり成長してきたはずです。緊張しながらも、発表が終わってホッとした子が多かったことでしょう。一方で、練習以上の力が発揮できなかった子もいたかもしれません。しかし、そういう経験こそが大切です。たくさんの保護者の皆様に参観していただき、すばらしい発表機会となりました。ありがとうございました。
 ところで、1,2年生の合唱は、音楽専科がピアノを弾き、担任の先生が指揮をしました。(3年生は、児童がピアノを担当し、音楽専科が指揮をしました。)子ども達との信頼関係を基に指揮が成り立ちます。それぞれの先生方の指揮姿もすばらしかったなと、校長側から見て感じました。(写真上)
 6年生は、家庭科の時間に「朝食から健康な1日の生活を」という学習をしています。栄養のバランスの良い朝食メニューを考え、炒める調理実践へと学習を進めていきます。
 1組では、昨日の給食の写真を配り、使われていた食材とそれに含まれる栄養成分を調べていました。(写真中)食品をグループ分けしてみると、1食分の給食でまんべんなく栄養が考えられていることが分かります。栄養士さんが作っている献立なので、当たり前のことではありますが、どの日の給食もきちんとバランスがとれています。
 では、実際の子ども達の朝食はどうでしょうか。朝はまだ食欲がないからと、パンと飲み物だけで済ませていないでしょうか。ちょっとした炒め物(スクランブルエッグや、ほうれん草とベーコンの炒め物など)が加わることで、栄養バランスの良い朝食になります。
 5年生は、算数の時間に「面積の求め方を考えよう」という学習をしています。まず、この単元の最初に、平行四辺形の面積の求め方について学習しました。平行四辺形を同じ大きさの長方形に形を変え、「底辺×高さ」の公式を導き出しました。
 さらに今日は、三角形の面積の求め方について考えました。算数の学習で基本となるのは、「既習事項を使って新しい学習を解決する」ということです。ここまで、正方形や長方形、平行四辺形の面積の公式は学習済みです。ということは、三角形の面積をこのいずれかの図形に変形できれば、公式を生み出すことができるということです。
 三角形を切り分けて長方形にしたり、平行四辺形に変えたりした考え方が出てきました。(写真下)いろいろな変換の仕方がありますが、合同な三角形を2つ合わせると平行四辺形ができます。平行四辺形の面積は「底辺×高さ」なので、それを半分にするので、「底辺×高さ÷2」という公式が導き出せます。
 このような学習は、子ども達にとって算数の面白さが感じられるところです。実は教員側にとっても、算数を教えていて「面白い!」と思えるところなのです。

11月30日(火)

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 今日は、1年生から3年生の音楽発表会のリハーサルがありました。本番通りに演奏するとともに、他学年に披露する場としても位置付けて行いました。
 今回、音楽発表会を行うにあたり、感染症対策が課題となりました。体育館のステージとひな壇、さらにその前のスペースを広くとり、楽器を配置するようにしています。各学年とも2クラスなので、前後左右の間隔を広くとり、学年全員が並んでもソーシャルディスタンスが保てるようにしています。また、楽器はできる限り吹奏しないものを使っています。1年生のみ鍵盤ハーモニカを使用する部分がありますが、他は打楽器や鍵盤、鉄琴・木琴等の楽器です。さらに、歌はマスクをしたままうたいます。・・・ということで、音楽会ではなく、「音楽発表会」であるということをご理解ください。
 今日は、保護者席の前方に鑑賞する学年が座りました。どの学年も、自分たちよりも一つ上の学年の演奏を聴くことができるようにしました。写真上は、2年生の演奏を1年生が鑑賞しているところです。(6年生は、1年生のリハーサルを鑑賞しています。)保護者席も、前後左右の間隔をとっています。
 先日、演奏曲目の紹介プリントを配布しました。各学年とも2曲ずつ演奏します。1,2年生は、合奏と歌の2曲です。3年生以上は、歌と合奏が一緒になった曲と合奏の2曲構成です。
 今日のリハーサルでは、どの学年も2曲通して6〜7分でした。保護者鑑賞日に遅れて入場されると、すでに終わっていたということになりかねませんので、ご注意ください。(開始時刻よりも早く演奏を始めることはありません。)
 体育館は、今年設置されたエアコンを使い、暖房を入れています。しかし、換気をしているために、それほど暖かくは感じません。寒さ対策もお願いいたします。
 今日、リハーサルをした低学年の子ども達は、明日に向けてどんな気持ちを抱いたでしょうか。明日、さらに力を発揮できるように期待しています。
 5年生は、家庭科の調理実習として、味噌汁作りに取り組んでいます。今日は、1,2校時に1組が挑戦していました。前回は、ご飯を炊く実習でした。今回の味噌汁作りを経験することで、食卓に並ぶ和食の基本を作ることができるようになります。
 今月、6年生の調理実習でも味噌汁の具に大根とネギを使っていました。5年生も同様です。大根をいちょう切り、ネギは小口切りにして味噌汁の具にしました。6年生との違いは、だしに「こんぶ」を使ったことです。(6年生は、鰹節を使用)味噌汁のだしに使うものと言ったら、煮干し(いりこ)が一般的でしょうか…。しかし、子ども達に聞いてみると、「家では、だしなんか入れてないな〜」と話す子がほとんどでした。きっと、だしの素やだし入りの味噌を使ったりしているので気が付かないのでしょう。
 大根が煮えたところで、火を止めて味噌をといて入れました。ネギもこのタイミングで入れます。自分たちで作った味噌汁をお椀によそい、味わってみました。だしのうま味をしっかりと感じることができたでしょうか。(写真中)
 6年生は、理科の時間に「てこのはたらき」の学習をしています。今日は、2組が教室に道具を持ち込んで実験をしていました。使ったのは、印のついた棒と支点にする角材、そして重りとなる砂袋です。
 前時に、棒を使うことで、重いものを簡単に持ち上げられることを知りました。また、「力点、作用点、支点」という言葉も習いました。今日は、力点と支点が同じ場合、作用点を変えるとどのように手ごたえが違ってくるかを実験で確かめました。(写真下)
 作用点は、重りとする砂袋をつるす位置です。「作用点を支点に近づけるほど、手ごたえは軽く感じる」ということが分かりました。今後は、実験用てこを使い、力点と作用点の支点からの距離と重りの関係を調べていきます。

11月29日(月) その2

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 1年生は、算数の時間に「かたちあそび」の学習をしています。しばらく前から、手さげや大きな袋にいろいろな箱を詰め込んで1年生が登校してきていました。「図工の時間に何か作るのかな?」と思っていましたが、算数の学習で使う箱でした。
 「かたちあそび」の単元は、1年生にとって初めての習う図形の学習です。身の回りにあるいろいろな立体について、その特徴をとらえることがねらいとなっています。そして、立体図形の構成要素としての平面図形の理解を図っていきます。
 先週は、まず持ってきたいろいろな箱を使い、グループごとに積木遊びをしました。箱を重ねていくことで、高いタワーを作ったりしました。何度か箱を積み上げていくうちに、土台とする箱や上の方にふさわしい箱などの気づきが生まれてきます。また、箱の向きも大切な要素であることが分かってきます。形の概念は、こうした遊びを通じて形成されていくわけです。昔から、小さな子どもの遊び道具として、積み木が使われてきました。色や大きさ、面の形と、知らず知らずのうちに算数の基本となる形の概念を育てることにつながってきていたわけです。
 続いて今週は、集めた箱の形を見て、似ているもの同士に種分けしたり、箱を形作っている平面を写し取ったりする学習をします。子ども達が家から集めてきた箱は、大きさも形も様々なものがあります。中でも一番多かったのが、お菓子の箱です。ふたを開けてクンクンと匂いを確かめている子もいました。(写真上)
 2年生は、今月から算数の時間にかけ算九九の学習をしています。小学校2年生にとって、かけ算九九を全て覚えるのは、かなり大変なことです。しかし、この段階でつまずくと、3年生で学習するかけ算やわり算が理解できず、その後の算数の学習に大きく影響することになります。
 今日は、1組で7の段に入りました。(写真中)昔から言われていますが、子ども達が苦手とする九九の段は、「6・7・8」の段です。特に、「6×8(8×6)」、「7×6(6×7)」、「7×8(8×7)」あたりの九九が言いにくく、間違えやすいところです。間違えて唱えてしまっては意味がありません。大人が聞いてあげることが必要です。ぜひご家庭でも、九九が正しく言えているかを確認してあげてください。2年生で九九をしっかり覚えておくかどうかで、今後の算数の理解が大きく違ってきます。
 5年生は、理科の時間に「もののとけ方」の学習をしています。今まで、食塩とミョウバンを使い、水に溶ける量には限りがあることや、溶かすものによって溶け方の違いがあることを実験で確かめてきました。次に考えた実験テーマが、「ビーカーの底に溶け残ったものを溶かすには、どうしたらよいか」ということでした。
 まず最初に考えつくのが、「水を加える」という方法です。これはすぐに結果が出ました。水を加えた分だけ、溶ける量が増えることになります。もう一つ考えつくのが、「温める」という方法です。「水を温めた方がたくさん溶ける」という感覚は、コーヒーに砂糖を溶かしたり、料理で調味料を溶かしたりという経験から、感じている子が多いはずです。
 今日は、2組が理科室で実験をしていました。以前の実験で使った溶け残りのある水溶液を用意し、カップラーメンの容器にお湯を入れて湯煎して温めました。子ども達は、「食塩もミョウバンもすぐに溶け、さらに追加して溶かすことができるだろう」という予想で実験を始めました。(写真下)
 結果は、ミョウバンは温めることでよく溶けるようになりましたが、食塩は温めてもほとんど変わりませんでした。食塩は、水によく溶ける物質ですが、温度を上げても溶解度はあまり変わりません。一方のミョウバンは、水に溶けにくく、お湯にはたくさん溶ける性質があります。
 理科の実験では、予想と結果が大きく違った方が大きな発見につながります。

11月29日(月) その1

 全校朝会では、目前に迫ってきた音楽発表会についての話をしました。
・・・いよいよ音楽発表会の日が近づいてきました。明日は1年生から3年生のリハーサルがあり、翌日の水曜日が保護者鑑賞日になっています。また、4年生から6年生は、木曜日にリハーサルがあり、その翌日の金曜日が保護者鑑賞日となります。
 どの学年も、今までの音楽の授業を中心に、何度も練習を繰り返してきました。合奏では、様々な楽器が使われます。自分の希望する楽器に進んで挑戦していた子がいました。一方で、希望通りにいかなくても、最終的に決まった楽器を最後までがんばって練習してきたという子がたくさんいます。音楽発表会の合奏は、一人で演奏する音楽とは違います。学年全員で音を合わせるところに合奏としてのすばらしさがあります。ですから、どの楽器の音も重要であり、一人一人が主役であるのです。
 音楽は、聞いている人に感動を与える力をもっています。音楽発表会で聴く側の人達は、演奏している音だけを聴いているのではありません。演奏するみなさんの姿を見ながら聴くので、音楽の感動が何倍にも大きく感じられることになります。学年全員の真剣な表情や、指揮をする先生をしっかり見て演奏に取り組む姿が、会場にいる人達に感動を与えることになります。
 先週から体育館での学年練習が始まりました。入場や退場の仕方、そして指揮棒の合図で楽器をさっと構えるなど、音が出ていないところの練習も熱心に行われていました。音楽発表会では、そういうところも大切な音楽の一部分であるということを忘れてはなりません。
 音楽発表会に向けて、最初に楽譜を手にした時のことを思い出してみてください。初めは、楽譜を見てもなかなか演奏できなかった曲でも、1小節、2小節…とできるようになってきました。そして、やっと全曲通して演奏できるようになったのではないでしょうか。次にクラス全体で練習し、さらには学年全体でと、みんなで音を合わせるのにも何度も繰り返し練習をしてきました。1曲の完成のために、何回練習を繰り返してきたことでしょう。
 しかし、他の学年の人達に聴いてもらうリハーサルは、1回きりの演奏です。さらに、みなさんの家の人達に聴いてもらう保護者鑑賞日の演奏も、たった1回きりの演奏です。その1回の演奏に、今までで一番すばらしい姿が発揮できるようにするには、全員が真剣に取り組むことです。最後の最後まで、学年で協力してがんばる姿に期待しています。・・・
 続けて最後に、校内の廊下や階段にワックスがけをしてもらったことについて、子ども達に伝えました。2週にわたって休みの日を使い、用務主事さんたちに、全ての廊下や階段のワックスがけをしてもらいました。ピカピカに輝き、気持ちよく校内を歩くことができます。

11月26日(金)

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 6年生は、下田移動教室の疲れも見せずに、全員元気に登校してきました。今日は、さっそく移動教室のまとめの学習をそれぞれのクラスで行いました。移動教室のまとめというと、以前は新聞形式で画用紙にまとめたり、作文に書き表すようにしたものです。今はタブレットがあるので、こういう場面でもICTを有効に活用しています。スライドというアプリ(プレゼンテーションなどを行うためのGoogleのアプリです。)を使ってまとめていました。
 今回の移動教室中、グループに1台ずつ、学校のデジタルカメラを持たせていました。見学先やベルデの中で自由に写真を撮り、まとめに使うためのカメラでした。また、液晶画面に時刻が表示されるので、時計代わりにも使わせていました。
 2組では、グループごとに撮ってきた写真データの確認をしていました。バスの中から撮った顔写真や風景の写真もありましたが、やはり昨日のシャボテン公園で撮った動物の写真が多かったようです。
 コツメカワウソの写真を撮ってきたグループがありました。シャボテン公園のコツメカワウソは、地下の温室展示場にいます。お土産を買うのに時間がかかり、この場所まで見学に行ったグループは少なかったと思います。アップでかわいい写真が撮れていました。(写真上)
 コツメカワウソは、今回行かなかった下田海中水族館にもいて、とても人気があります。近くにエサが売っていて、エサやり体験ができます。エサやり専用の筒状の窓が開いていて、エサをあげる前からコツメカワウソがかわいらしい手を伸ばしてきます。エサやりをしながら、コツメカワウソの小さな肉球に触れることができます。家族で出かけた際は、ぜひエサやり体験をしてみてください。ベットとして飼いたくなること間違いなしです。(注…実際、コツメカワウソは、様々な意味でペットとしては難しい動物です。)
 2階の渡り廊下に3年生が集まり、副校長先生の授業がありました。3年生は、社会科の学習で「火事からくらしを守る」という学習をしています。今まで、校内の様々な消防設備について調べてきました。
 学校にある消防設備の一つとして、防火シャッターがあることも知りました。そこで、学校全体の防火責任者でもある副校長先生から、防火シャッターが何のためにどのように使われるのかを教えてもらいました。
 防火シャッターは、階段付近と渡り廊下に必ず設置されています。昔は近くに小さな扉があり、その中のつまみを回すとガラガラとシャッターが下りてくる仕組みでした。しかし、一度下りるとハンドルを持ってきて手動で巻き上げなければならず、非常に大変でした。
 今はとても便利で、安全性も高くなっています。(今回、私も初めて知りました。)近くに非常用ボタンがあり、それを押すとシャッターが下りてきます。同時に、「シャッターが下りてきます。危ないので離れてください。」というアナウンスが鳴り、天井にあるランプが点灯します。また、シャッターに触れるとそれを感知して、すぐに止まる仕組みにもなっています。(写真中)
 防火シャッターは、火災があった際の延焼を防ぐとともに、煙が建物内に広がるのを防ぐという働きがあります。3学期には、シャッターが下りたことを想定して防火扉を使用する避難訓練があります。しかし、教職員が防火シャッターの仕組みを理解しておくことが先決です。事前に職員への研修をしておこうと思いました。
 3年生は、理科の時間に「電気の通り道」の学習をしています。最初に、豆電球や乾電池を使い、明かりがつくためのつなぎ方についての学習をしました。さらに今日は、1組が理科室に行き、電気を通すものと通さないものを調べる実験をしていました。
 輪ゴムやペットボトル、そして様々な金属類など、グループごとに調べる材料が用意されていました。豆電球と乾電池を一つの回路にしてから、導線の間に調べたいものを挟み、電気がつくかどうかを調べていきました。(写真下)
 鉄の他に、10円玉(銅)やアルミホイル(アルミ)も電気を通すことが分かりました。では、空き缶はどうでしょうか。アルミ缶とスチール缶が用意してありました。表面の塗料をやすりで削った部分では、電気を通すことが分かりました。
 微妙だったのは、ハサミです。もち手のプラスチック部分は電気を通しませんが、刃の部分は通すものと通さないものがあります。鉄製のハサミは電気を通しますが、セラミック製は通しません。金属は電気を通す働きがありますが、セラミックは金属には入りません。

下田移動教室 2日目の様子 3

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 シャボテン公園の売店で、お土産を購入しました。おこずかいの入った財布を手に、目移りするほどいろいろな物がある売り場では、どの子も何を買おうか迷っていたようです。結局、行ったり来たりしているうちにだいぶ時間が経ってしまいました。
 家族一人一人のことを考えながら、お菓子やストラップなどを選んでいた子がいました。頭の中で必死に計算をしながらの買い物は、子ども達の表情も真剣そのものでした。また、かわいらしい動物のぬいぐるみやマスコットも人気で、男女問わず「自分用」として購入していた子がたくさんいました。(写真上・中)
 帰りのバスは順調に進み、予定していた時刻に到着しました。1号車は、2本目のDVDがちょうど見終わったところで着きました。
 やや疲れ気味だった子ども達でしたが、たくさんのお迎えにホッとしたようです。1泊2日の短い宿泊学習でしたが、最後の帰校式でもしっかりと整列して話を聞く6年生を見て、ちょっぴり成長を感じることができました。(写真下)

下田移動教室 2日目の様子 2

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 伊豆シャボテン公園に着き、まずはクラス写真を撮りました。大室山をバックに、移動教室最後の集合写真を笑顔で撮影しました。
 後は、お弁当の時間まで、グループ行動になりました。園内地図をたよりに、あらかじめ学校で決めておいた動物のいる場所を目指して見学が始まりました。
 人気の場所は、やはりカピバラです。先週のニュースで、このシャボテン公園が紹介されていました。カピバラがゆず湯に入り始めたとのこと。さっそく行ってみると、残念ながらゆず湯は午後からということでした。しかし、早くお風呂に入りたがっていたカピバラがたくさん集まっている様子を見ることができました。ミニカピバラがいて、とてもかわいらしかったです。(写真上)
 また、動物を実際に触ることができる「ふれあいコーナー」も人気でした。大きなリクガメやマーラを間近に見ることができました。恐る恐る手を伸ばすのにも、かなり勇気が必要だったようです。(写真中)
 シャボテン公園と名がついているだけに、大きなサボテンがたくさん見られる動物公園です。(写真下)クジャクが放し飼いになっていたり、レッサーパンダがいたりと、もっと時間をかけてゆっくり見学したい場所でした。(動物のショーも行われているので、ぜひ家族でどうぞ…)

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 2日目の朝になりました。昨日の夜は、比較的すぐに子ども達が就寝できたようです。静かに6時の起床の放送が入りました。起床とともに、様々な活動が始まりました。検温、着替え、そして布団をたたんだりシーツ・枕カバーなどを片付けていきました。
 6時半から4階の集会室で朝会を行いました。ちょうど日の出の頃で、明るくなり始めてきました。朝会では、かつてこの宿舎の下の方にあった下田学園で勤務していたことの話をしました。下田学園は、練馬区の健康学園としてこの下田の地に長らくありました。教員として駆け出しの頃、3年間を下田で過ごした経験があります。
 朝食の後、短い時間で部屋を片付けたり荷物を準備するのが大変だったようです。宿泊を通じて、日頃から自分の身の回りのことを自分でしっかり行うことの大切さが分かったのではないかと思います。
 閉校式は、ベルデの玄関前で行いました。(写真上)宿舎の方々にきちんとお礼を伝えてバスに乗り込みました。
 最初に向かったのは、下田の漁港です。近くには、観光用の黒船が泊まっていたり、道の駅が併設されたりしているところです。ここでも、ベルデの方に案内をしていただきました。下田は、一年を通じてとても温暖な気候です。すでにオレンジ色のアロエの花があちこちに咲いていました。(写真中)あと1か月もすると、爪木崎に水仙が咲き始め、1月には水仙まつりでにぎわいます。
 港も風が強く、漁船は漁に出ていませんでした。普段だったら、たくさんの魚が水揚げされている様子を見ることができます。説明を聞きながら、たくさんの船や魚市場の雰囲気と匂いを感じ取ってきました。(写真下)
 バスに乗り、伊豆シャボテン公園に向かっています。

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