7日3日(水)2校時(9時35分〜)に、体育館にて情報モラル教室があります。5,6年生への指導の様子を公開いたします。続けて保護者向けの講習会もあります。ぜひご参加ください。

11月26日(金)

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 6年生は、下田移動教室の疲れも見せずに、全員元気に登校してきました。今日は、さっそく移動教室のまとめの学習をそれぞれのクラスで行いました。移動教室のまとめというと、以前は新聞形式で画用紙にまとめたり、作文に書き表すようにしたものです。今はタブレットがあるので、こういう場面でもICTを有効に活用しています。スライドというアプリ(プレゼンテーションなどを行うためのGoogleのアプリです。)を使ってまとめていました。
 今回の移動教室中、グループに1台ずつ、学校のデジタルカメラを持たせていました。見学先やベルデの中で自由に写真を撮り、まとめに使うためのカメラでした。また、液晶画面に時刻が表示されるので、時計代わりにも使わせていました。
 2組では、グループごとに撮ってきた写真データの確認をしていました。バスの中から撮った顔写真や風景の写真もありましたが、やはり昨日のシャボテン公園で撮った動物の写真が多かったようです。
 コツメカワウソの写真を撮ってきたグループがありました。シャボテン公園のコツメカワウソは、地下の温室展示場にいます。お土産を買うのに時間がかかり、この場所まで見学に行ったグループは少なかったと思います。アップでかわいい写真が撮れていました。(写真上)
 コツメカワウソは、今回行かなかった下田海中水族館にもいて、とても人気があります。近くにエサが売っていて、エサやり体験ができます。エサやり専用の筒状の窓が開いていて、エサをあげる前からコツメカワウソがかわいらしい手を伸ばしてきます。エサやりをしながら、コツメカワウソの小さな肉球に触れることができます。家族で出かけた際は、ぜひエサやり体験をしてみてください。ベットとして飼いたくなること間違いなしです。(注…実際、コツメカワウソは、様々な意味でペットとしては難しい動物です。)
 2階の渡り廊下に3年生が集まり、副校長先生の授業がありました。3年生は、社会科の学習で「火事からくらしを守る」という学習をしています。今まで、校内の様々な消防設備について調べてきました。
 学校にある消防設備の一つとして、防火シャッターがあることも知りました。そこで、学校全体の防火責任者でもある副校長先生から、防火シャッターが何のためにどのように使われるのかを教えてもらいました。
 防火シャッターは、階段付近と渡り廊下に必ず設置されています。昔は近くに小さな扉があり、その中のつまみを回すとガラガラとシャッターが下りてくる仕組みでした。しかし、一度下りるとハンドルを持ってきて手動で巻き上げなければならず、非常に大変でした。
 今はとても便利で、安全性も高くなっています。(今回、私も初めて知りました。)近くに非常用ボタンがあり、それを押すとシャッターが下りてきます。同時に、「シャッターが下りてきます。危ないので離れてください。」というアナウンスが鳴り、天井にあるランプが点灯します。また、シャッターに触れるとそれを感知して、すぐに止まる仕組みにもなっています。(写真中)
 防火シャッターは、火災があった際の延焼を防ぐとともに、煙が建物内に広がるのを防ぐという働きがあります。3学期には、シャッターが下りたことを想定して防火扉を使用する避難訓練があります。しかし、教職員が防火シャッターの仕組みを理解しておくことが先決です。事前に職員への研修をしておこうと思いました。
 3年生は、理科の時間に「電気の通り道」の学習をしています。最初に、豆電球や乾電池を使い、明かりがつくためのつなぎ方についての学習をしました。さらに今日は、1組が理科室に行き、電気を通すものと通さないものを調べる実験をしていました。
 輪ゴムやペットボトル、そして様々な金属類など、グループごとに調べる材料が用意されていました。豆電球と乾電池を一つの回路にしてから、導線の間に調べたいものを挟み、電気がつくかどうかを調べていきました。(写真下)
 鉄の他に、10円玉(銅)やアルミホイル(アルミ)も電気を通すことが分かりました。では、空き缶はどうでしょうか。アルミ缶とスチール缶が用意してありました。表面の塗料をやすりで削った部分では、電気を通すことが分かりました。
 微妙だったのは、ハサミです。もち手のプラスチック部分は電気を通しませんが、刃の部分は通すものと通さないものがあります。鉄製のハサミは電気を通しますが、セラミック製は通しません。金属は電気を通す働きがありますが、セラミックは金属には入りません。

下田移動教室 2日目の様子 3

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 シャボテン公園の売店で、お土産を購入しました。おこずかいの入った財布を手に、目移りするほどいろいろな物がある売り場では、どの子も何を買おうか迷っていたようです。結局、行ったり来たりしているうちにだいぶ時間が経ってしまいました。
 家族一人一人のことを考えながら、お菓子やストラップなどを選んでいた子がいました。頭の中で必死に計算をしながらの買い物は、子ども達の表情も真剣そのものでした。また、かわいらしい動物のぬいぐるみやマスコットも人気で、男女問わず「自分用」として購入していた子がたくさんいました。(写真上・中)
 帰りのバスは順調に進み、予定していた時刻に到着しました。1号車は、2本目のDVDがちょうど見終わったところで着きました。
 やや疲れ気味だった子ども達でしたが、たくさんのお迎えにホッとしたようです。1泊2日の短い宿泊学習でしたが、最後の帰校式でもしっかりと整列して話を聞く6年生を見て、ちょっぴり成長を感じることができました。(写真下)

下田移動教室 2日目の様子 2

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 伊豆シャボテン公園に着き、まずはクラス写真を撮りました。大室山をバックに、移動教室最後の集合写真を笑顔で撮影しました。
 後は、お弁当の時間まで、グループ行動になりました。園内地図をたよりに、あらかじめ学校で決めておいた動物のいる場所を目指して見学が始まりました。
 人気の場所は、やはりカピバラです。先週のニュースで、このシャボテン公園が紹介されていました。カピバラがゆず湯に入り始めたとのこと。さっそく行ってみると、残念ながらゆず湯は午後からということでした。しかし、早くお風呂に入りたがっていたカピバラがたくさん集まっている様子を見ることができました。ミニカピバラがいて、とてもかわいらしかったです。(写真上)
 また、動物を実際に触ることができる「ふれあいコーナー」も人気でした。大きなリクガメやマーラを間近に見ることができました。恐る恐る手を伸ばすのにも、かなり勇気が必要だったようです。(写真中)
 シャボテン公園と名がついているだけに、大きなサボテンがたくさん見られる動物公園です。(写真下)クジャクが放し飼いになっていたり、レッサーパンダがいたりと、もっと時間をかけてゆっくり見学したい場所でした。(動物のショーも行われているので、ぜひ家族でどうぞ…)

下田移動教室 2日目の様子 1

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 2日目の朝になりました。昨日の夜は、比較的すぐに子ども達が就寝できたようです。静かに6時の起床の放送が入りました。起床とともに、様々な活動が始まりました。検温、着替え、そして布団をたたんだりシーツ・枕カバーなどを片付けていきました。
 6時半から4階の集会室で朝会を行いました。ちょうど日の出の頃で、明るくなり始めてきました。朝会では、かつてこの宿舎の下の方にあった下田学園で勤務していたことの話をしました。下田学園は、練馬区の健康学園としてこの下田の地に長らくありました。教員として駆け出しの頃、3年間を下田で過ごした経験があります。
 朝食の後、短い時間で部屋を片付けたり荷物を準備するのが大変だったようです。宿泊を通じて、日頃から自分の身の回りのことを自分でしっかり行うことの大切さが分かったのではないかと思います。
 閉校式は、ベルデの玄関前で行いました。(写真上)宿舎の方々にきちんとお礼を伝えてバスに乗り込みました。
 最初に向かったのは、下田の漁港です。近くには、観光用の黒船が泊まっていたり、道の駅が併設されたりしているところです。ここでも、ベルデの方に案内をしていただきました。下田は、一年を通じてとても温暖な気候です。すでにオレンジ色のアロエの花があちこちに咲いていました。(写真中)あと1か月もすると、爪木崎に水仙が咲き始め、1月には水仙まつりでにぎわいます。
 港も風が強く、漁船は漁に出ていませんでした。普段だったら、たくさんの魚が水揚げされている様子を見ることができます。説明を聞きながら、たくさんの船や魚市場の雰囲気と匂いを感じ取ってきました。(写真下)
 バスに乗り、伊豆シャボテン公園に向かっています。

下田移動教室 1日目の様子 5

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 下田移動教室の夜は、キャンドルファイヤーを行い、6年生全員で楽しいひと時を過ごしました。レクリエーション係の子ども達が中心となり、ゲームやキャンドルサービスを行いました。
 第1部は、下田カップと名付けた班対抗のゲームでした。進化ゲームでは、じゃんけんで勝つたびにいろいろな動物に進化していき、ポイントを競い合いました。(写真上)
 続いて、ピンポン玉リレーとジェスチャーゲームがありました。ジェスチャーゲームでは、お題に書かれた言葉を見ながら身振り手振りで仲間に伝えていきました。(写真中)
 第2部のキャンドルファイヤーでは、一転して静かな雰囲気で始まりました。火の神と火の巫女が登場し、火の守たちに4つの火を分け与えました。「友情」「努力」「元気」「思いやり」の火が分け与えられ、さらに全員が手に持つろうそくにも火が分けられていきました。下田移動教室の大切な思い出として、このキャンドルファイヤーの火を心に灯し続けていってほしいと思います。(写真下)

下田移動教室 1日目の様子 4

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 ベルデ下田には、3時過ぎに着きました。ベルデのある須崎半島は風が強かったため、宿舎の4階の集会室で開校式を行うことにしました。集会室の窓からも、爪木崎付近の海が広々と見渡せます。そして、すぐ隣は御用邸の敷地です。
 開校式では、2日間お世話になる宿舎の方々のお話を聞いてから、しっかりとあいさつを行いました。いよいよ宿泊学習のスタートです。(写真上)
 2階と3階に、子ども達の宿泊用のベッドが並んでいます。今回は、旭町小が単独で泊まるため、3階を使用することにしました。それでも学年全体で48名と少ない人数なので、ベッドは余裕をもって使用することができました。
 枕カバーとシーツが配られ、自分の布団の用意をしました。最初は2段ベッドに喜んでいたものの、いざシーツを敷くとなると悪戦苦闘のようでした。友達や先生に手伝ってもらいながら、やっと布団の用意ができた子もいました。バスの中では、長旅に疲れ気味の子もいたようですが、宿舎に入ってからはみんな元気そうです。(写真中)
 入浴後、18時から夕食の時間になりました。今までの移動教室では、バイキング方式の食事でしたが、一人分の食事がそれぞれのトレーに乗せて配膳されるように変わりました。また、食堂のテーブルは、アクリル板で仕切られ、感染症対策が徹底されていました。カレーライスの他に、下田ならではのメニューとして、キンメコロッケが出ました。コロッケにキンメダイの身がごろっと入っていて、とてもおいしかったです。・・・が、黙食なので子ども達に感想を聞くことができませんでした。(写真下)

下田移動教室 1日目の様子 3

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 つり橋を渡り、灯台のふもとの海岸広場でお弁当を食べました。いつもより早起きをして朝食を食べてきたこともあり、みんなお腹がすいていたようです。また、すばらしい景色を見ながらのお弁当は、一段とおいしく感じられました。(写真上・中)
 大島の他に、利島や御蔵島、新島などの伊豆七島を水平線上に見渡すことができました。城ケ崎海岸は、テレビドラマなどの撮影場所としても有名なところです。サスペンスドラマで、城ケ崎海岸の岸壁でのシーンがよく見られます。(写真下)
 今日は平日でしたが、多くの観光客が来ていました。この後、遊歩道をさらに歩き、駐車場に向かいました。伊豆半島をバスでさらに南下し、下田に向かいます。

下田移動教室 1日目の様子 2

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 城ケ崎海岸のピクニカルコースの入り口、ボラ納屋に着きました。少し到着が遅れたので、すでにお腹がペコペコの子がいたようです。真っ青な空と海が一望できる海岸沿いを歩き、ハイキングがスタートしました。
 見晴らしの良い場所で、学年全体写真を撮りました。遠くにくっきりと、大島が見えました。卒業アルバムの1ページに、またすてきな思い出の写真が増えました。(写真上)
 城ケ崎海岸は、有名な景勝地です。つり橋と灯台、そして溶岩でできた絶壁の素晴らしい景色を見るために、多くの観光客が訪れる場所でもあります。つり橋にさしかかると、恐る恐る歩を進めていました。(写真中)
 今日は風が強く、その分波のしぶきもたくさん上がっていました。きれいな海が恐ろしく見えるほどの青さでした。(写真下)

下田移動教室 1日目の様子 1

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 今日から6年生の下田移動教室が始まりました。今年度練馬区では、10月下旬から6年生のみ、1泊2日で各方面の移動教室を実施することになりました。昨年度は練馬区の移動教室か全て中止となったため、今年の6年生にとっては初めての宿泊学習となります。
 他の方面に比べて下田は遠いため、朝早くから集合することになりました。7時に校庭に集合し、出発式を行いました。(写真上)たくさんの保護者の皆様や先生方に見送られ、みんな元気よくバスに乗り込みました。
 東名高速の工事期間ということもあり、関越道から圏央道を回るルートでバスは出発しました。しかし、予想外の事故渋滞があったため、最初の休憩場所(厚木PA)に30分遅れて着くことになりました。
 バスの中では、CDを聞きながら楽しく過ごしていました。(写真中)途中、バスの中からきれいな富士山が見えたり、海が見えたりしてきました。子ども達の気持ちがますます高まってきました。
 バスは、2回目の休憩場所、伊東マリンタウンに着きました。幸せの黄色いトイレに寄り、城ケ崎海岸を目指します。(写真下)

11月22日(月)

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 今日から、音楽発表会の学年練習が始まりました。体育館を学年ごとに割り当て、実際の舞台を使って音を合わせていきます。今日から来週末まで体育館開放を中止し、全校で音楽発表会モードに入りました。
 今日は、1校時から4校時まで、6〜3年生の順に練習時程が組まれていました。すでに体育館にはひな壇が設置されていて、楽器類も全て移動してありました。時々、初日の各学年の練習風景を見に行ってみました。すでに楽器配置が決まり、練習を行っているところもあれば、部分的にオーデションをしている学年もありました。
 子ども達は、全員マスクをつけたまま合奏をしたり、歌をうたったりします。曲によっては、合奏の楽器担当の子と歌をうたう子とに分かれて行うものもあります。マスクをつけたままうたうので、歌声が楽器に隠れてしまいがちです。学年全体の音のバランスについても、これから練習していくことになりそうです。
 5年生は、「ルパン3世のテーマ」と「パプリカ」の合奏を行います。学年全員がそろって行う練習は、1か月前の体育発表会以来のことです。旭町ソーランで心を一つにがんばった力を、今度は素敵なハーモニーに代えて協力していきます。(写真上)
 1年生は、国語の時間に「じどう車くらべ」という説明文の学習をしています。いろいろな車について書かれている文章から、それぞれの車がどんな仕事をし、そのためにどんなつくりになっているのかを読み取りました。
 この単元の後半では、「興味をもったいろいろな車を調べて、それらを説明する文をカードに書き、みんなで自動車図鑑を作ろう」という学習を行います。まず、はたらく自動車の本などから、様々な車の写真を集めました。冷蔵車、ミキサー車、ポンプ車、ブルドーザー、ショベルカー、キッチンカーなど、どこかで見たことのある車ばかりです。
 先生がプリントした写真が黒板に掲示され、子ども達はタブレットを使って写真データとして取り込んでいました。その後子ども達は、タブレットの画面を見ながら自分の席でカードを作成していました。これもタブレットの活用の仕方の一つです。(写真中)
 5校時に、4年2組で研究授業がありました。外国語活動の「What do you want? ほしいものは何かな?」の授業でした。今日は、単元の最後として、「オリジナルピザコンテストで、自分のピザを紹介しよう。」というめあてで学習が行われました。
 自分で考えたピザに使った食材を、英語で紹介します。ピザは、今月に入ってから各自がタブレットを使って作成した力作です。グーグル ジャムボードを使い、ピザの具材として用意されたものから自由に選んで作りました。いろいろな野菜やチーズ、きのこ、さらにはトマトソースなど、様々なものが使えるように学年の先生方が用意したようです。
 授業では、3人ずつのグループでお互いのピザを紹介し合う活動場面がありました。どの子も「おいしそうでしょ!」と言わんばかりに英語で紹介をしていました。(写真下)

11月19日(金)

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 2年生は、国語の時間に「馬のおもちゃの作り方」という説明文の学習をしています。教科書の説明文を通じて、手順を示す文章の書き方を学びます。そして、単元の終わりには、各自で作り方を知らせたいおもちゃを見つけて、実際に説明する文章を書くことをねらいとしています。
 子ども達は、家から箱を用意してきて、教科書の説明通りに馬のおもちゃを作ってみました。そうすることで、説明文のどういう言葉が伝わりやすかったのかが見えてきます。材料や道具について書かれている部分や、「まず、〜」「つぎに、〜」「それから、〜」「さいごに、〜」というような順序を伝える言葉が大切であることが分かってきました。
 2年生の10月号の学年だよりで、箱の用意について連絡がありました。「レトルトカレーの箱がおすすめです。」と記載されていたため、急にカレーを食べたご家庭も多かったことでしょう。確かに、出来上がった馬のおもちゃの首や背中を見ると、「本格的なソースが楽しめる…」などの文字が見えていました。ちなみに、馬のおもちゃのしっぽを引っ張ると、馬が体を前後に揺らして動く仕組みになっています。(写真上)
 2年生は、同時に生活科の時間に動くおもちゃ作りをしています。そのおもちゃの中から、国語の説明文を書く学習へと結び付けていきます。
 3年生は、算数の時間に「重さのたんいとはかり方」の学習をしています。gやkgの単位を習ったところで、今日は実際にはかりを使って、目盛りの読み方についての学習をしていました。
 学校には、1kg計や2kg計、4kg計と様々なはかりがあります。はかりによって目盛りの間隔が違うので、最小目盛りが何グラムなのかを慎重に確かめながら読むようにしなければなりません。
 子ども達が重さを量ってみたいものとして、ランドセルを取り出してきました。我々の感覚では、「重すぎてそれはダメだよ…」と言ってしまいそうですが、十分にはかりで測定できる範囲内でした。それも、1.5kgもないのですから驚きです。昔と違い、ランドセルの素材が良くなって、軽量で使いやすくなってきているようです。色やデザインも様々で、今の子ども達がうらやましい限りです。(写真中)
 ところで、物の重さを量るためのはかりは、デジタル式が主流になっています。学校にあるようなアナログのはかりは、どこで見ることができるでしょうか。目盛りを読ませるところに算数としての大切な学習があるのですが、生活に根付いた算数の学習からは離れつつあるようです。
 6年生は、社会科の時間に日本の歴史の学習をしています。いよいよ時代は明治に入り、日清・日露戦争の学習まで進みました。2組では、「日清戦争と日露戦争は、日本にとってどのようなものだったか」という学習テーマで授業が行われていました。明治時代に入ってから、日本はいろいろな国との戦争が続きます。社会科の学習では、それぞれの戦争の原因と結果、影響を中心にまとめていきます。
 「日清・日露戦争は、日本にとってプラスになったか、マイナスになったか」という視点で班の意見をまとめさせたところ、いろいろな考え方が出てきました。「勝利した」「賠償金をもらった」「土地を手に入れた」などから、プラスだったという意見が多かったようです。果たしてそうだったのか…その後の日中戦争〜太平洋戦争まで学習すると分かってくるでしょう。
 ところで、日清戦争のあった当時のアジアの様子を描いたビゴーの風刺画は、必ず教科書や資料集に載るほど有名です。朝鮮という魚を釣ろうとして、日本と中国(清)が釣り糸を垂れています。そして、橋の上からは、ロシアがその様子をうかがっています。朝鮮半島を奪った国から、次はロシアが自分たちのものにしようとたくらむ「漁夫の利」を表現していると言われています。(写真下)

11月18日(木)

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 5年生は、算数の時間に「比べ方を考えよう(単位量あたりの大きさ)」という学習をしています。5年生の算数の学習で一番の山場となるとても大切な単元です。
 単元の最初は、込み具合を比べる学習をしました。面積とうさぎの数が違う3つの小屋の込み具合の比べ方を考える問題から始まりました。こういう場合に、単位量あたりの数で比較する必要が出てきます。
 次に、人口密度についての学習をしています。北海道と沖縄県では、それぞれの人口と面積が様々です。同じ面積(1平方キロメートル)あたりの人数を算出して比べるのが人口密度の考え方です。
 そして今週からは、「速さ」についての学習をしています。速さは、同じ単位量(時間)に進んだ距離で表されます。「速さ」の求め方は、以前の教科書では6年生で学習していた内容です。教科書の改訂により、5年生で学習することになりました。
 「速さ=道のり÷時間」の公式を使って時速や分速、秒速を求めればよいのですが、単位の換算を理解していなければつまずきが生じます。また、道のりを求めたり、時間を求めたりする問題もあり、別な公式を使う必要性も出てきます。今日は、「時速70kmで飛ぶツバメが、3時間に進むことができる道のり」を求める問題を考えていました。(写真上)
 3校時に、3年1組の子ども達が中庭に出て、樹木の観察をしていました。旭町小には、果樹のなる木がたくさん植えられています。特にプール前の果樹園には、ザクロやヒメリンゴ、カリンなど、多くの実がなっています。また、中庭には、柿やミカンの木があります。中庭の柿は、日当たりが悪いためか、木が大きい割には一つも実ができていません。南門のすぐ脇にも柿の木があります。まだとても小さい木ですが、現在2個の実がぶら下がっています。
 中庭のこぶしルームのすぐ外には、かなり大きなキンカンの木があります。(写真中)最近、急に黄色く色づき始めてきました。キンカンの収穫は、年明けから2月頃になるでしょうか。食用や薬用に利用される場合が多いです。また、はちみつ漬けや甘露煮にしたりされる場合があります。
 昔は、よく4月のお花見の夜店で、キンカンが網袋に入って売られていました。皮ごと生で味わったものです。キンカンのおいしさは、むしろ皮の部分にあるような気がします。
 4校時に、6年生が学年で体育館に集合し、下田移動教室の事前練習をしていました。校庭で行う出発式や帰校式、宿舎前で行う開校式や閉校式では、それぞれに代表の言葉を言う子が決まっています。見送りの保護者の方々への「行ってきます。」や、帰って来て出迎えてくれた先生方に対する「ただいま帰りました。」の練習まで行っていました。
 続いて、夕食後のキャンドルファイヤーの練習もしました。下田の宿舎は、4階が集会室になっています。レクリエーション係が中心になり、楽しい夜の集いを計画しています。
 キャンドルファイヤーの第1部は、「下田カップ」です。班対抗でいろいろなゲームをして得点を競い合います。そして第2部は、静かな雰囲気でキャンドルファイヤーの点火式を行います。火の神が登場して、子ども達に4つの大切な火を分け与えるセレモニーがあります。最後に、みんなでエアーマイムマイムを踊って下田の夜を楽しみます。(写真下)
 すでに移動教室が終わった他校からの情報を聞いてみると、「1泊2日はあっという間…すぐ学校に戻ってくる感じがする。」と言っていました。(校長情報)今までが2泊3日、あるいは6年生は3泊4日で移動教室をしていたのですから、誰もがそう感じてしまうのでしょう。しかし、今年の6年生にとっては初めての移動教室です。1泊でも、内容の濃い移動教室になるようにしたいと思います。

11月17日(水)

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 昨日の5年1組に続いて、今日は6年1組の調理実習がありました。6年生は、前回の調理実習に続き、昨年度5年生の時に実施できなかった調理に挑戦しました。「ご飯とみそ汁」作りです。
 ご飯は、昨日の5年生と同様に、ガラス製の鍋を使って炊きました。どの班も、ちょうどよい火加減で上手に炊けていたようです。
 一方の味噌汁は、鰹節でだしをとっていました。教科書では、煮干しを使った味噌汁の作り方が例として載っていますが、煮干しの他にも鰹節や昆布を使ってだしがとれることも書いてあります。
 味噌汁の具材には、大根を使っていました。大根は、包丁を使って皮をむき、イチョウ切りにしました。大根は、料理によって様々な切り方があります。煮物やおでん、サラダなど、それぞれに適した包丁の入れ方があります。皆さんの家では、みそ汁に大根を入れる時はイチョウ切りでしょうか。我が家は、豚汁の時はイチョウ切りですが、みそ汁には短冊切りか細切りです。(私が切るわけではありませんが…)
 大根に火が通ったら、味噌をといて入れ、最後にきざみネギを入れて完成です。(写真上)実習の最後には、自分たちで作ったご飯とみそ汁をおいしそうに試食していました。
 その頃、6年2組では、下田移動教室の事前指導が行われていました。しおりを見ながら、持ち物についての説明をしたり、お風呂の準備や入り方についての指導が行われていました。(写真中)
 ベルデ下田のお風呂は、一度にたくさんの子ども達が入れる広さがあります。しかし今回は、感染症対策として1回に入る人数を制限し、班ごとに分けて入浴するようにします。
 また、移動教室では、しっかり体を拭いてから浴室を出るように指導しています。移動教室まであと1週間です。タオルを固く絞って自分の体を拭く練習を、家庭で毎日行っておくようにしてください。
 3,4校時に、4年生が体育館で聴導犬についての学習を行いました。練馬区内にお住まいの松本さんと聴導犬のチャンプくんが来校し、障害者理解教育としての授業をしていただきました。
 体育館に松本さんとチャンプくんが入ってくると、子ども達から「わぁ、かわいい!!」という声が上がりました。トイプードルは私も飼っていますが、誰が見てもかわいい犬種です。(自分的には…)
 ところが、チャンプくんの背中には、「聴導犬」と書かれた立派なハーネスがついています。厳しい訓練を行い、聴導犬になることができた犬しかこのハーネスをつけることができません。見た目はごく普通のかわいいトイプードルですが、耳の聞こえない松本さんのために日々働く聴導犬です。私たちは、普段全ての音が聞こえているので気がつきません。そして、音が聞こえないということが、どれだけ不安で大変な生活かを意識したことがありません。まず、音が聞こえない生活について、詳しく話をしていただきました。
 そんな松本さんをサポートしている一つとして、聴導犬のチャンプくんがいます。そこで、チャンプくんの仕事の様子を実際に見せていただきました。タイマーが鳴ると、まずタイマーの場所を探しに行きます。次に、松本さんを探しに行き、飛びついて音が鳴っていることを伝えます。そして、タイマーがあるところまで松本さんを案内します。(写真下)・・・チャンプくんは、これらのことを仕事としてやっているのではなく、「ゲームとして楽しんでいる」と松本さんは話されていました。音がしたことを伝えることでご褒美がもらえるので、仕事中のチャンプくんのしっぽは確かにプルプルと震えていました。
 しかし、場合によっては音を伝えて松本さんの命を守っているのですから、聴導犬の役割は重要です。全国で30万人もいる聴力障害の人に対して、たった63頭しか聴導犬がいないという話がありました。その原因は、聴導犬に対する理解不足であるとも言います。盲導犬や介助犬と同じく、多くの施設やお店で受け入れてもらえるように、松本さんは日々活動されています。
 最後に、子ども達に松本さんから宿題が出されました。「今日の授業のことを、家に帰っていろいろな人に話す」という宿題です。4年生のお子さんのいるご家庭では、ぜひ聴導犬の授業やチャンプくんの様子を聞いてみてください。そして、さらにその情報が、様々な人に広まっていくことを松本さんは願っています。

11月16日(火) その2

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 中休みに、たてわり班遊びがありました。10月からたてわり班活動が再開になり、先月は全校遠足に行きました。また、今月からはたてわり清掃も始まっています。
 遊ぶ内容は、6年生が中心になって決めています。たてわり班についての校内掲示板があり、遊ぶ内容や準備についての連絡は、そこを見ると分かるようになっています。
 今日は晴れていたので、校庭で遊ぶ班と体育館で遊ぶ班に分かれて、元気よく体を動かして交流する姿が見られました。校庭では、鬼ごっこやドッジボール、だるまさんが転んだなどが行われていました。低学年のことを考えて加減をしてあげるなど、それぞれの班ごとに温かな思いやりが随所に見られるたてわり班遊びになりました。(写真上)
 6年生の下田移動教室が、1週間後に近づいてきました。6年生の各クラスでは、すでにしおりを配ったり、行動班と部屋班を決めたりして、準備を進めているところです。
 また、事前学習にも取り組んでいます。1日目の24日(水)は、城ケ崎海岸のピクニカルコースを歩きます。(雨天時は、下田海中水族館の見学)また、2日目の25日(木)は、伊豆シャボテン公園に行く予定です。1組では、行動班ごとに集まり、シャボテン公園での予定を考えていました。
 シャボテン公園には、見学時間が2時間とってあります。しかし、昼食やお土産を買ったりする時間もあるため、広い園内を行動班で全て見学することはできません。あらかじめ、自分たちが行きたい場所を決めておく必要があります。
 今まで、移動教室や家族で、何度か行ったことがあります。シャボテン公園は、カピバラがたくさんいることでも有名です。12月の下旬に行った時には、ゆず湯に入るカピバラを見ることができました。
 子ども達は、タブレットを使ってホームページを調べたり、シャボテン公園の園内地図を見たりしながら、自分達の見学コースについて話し合っていました。(写真下)

11月16日(火) その1

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 5年生は、家庭科の調理実習の第2弾として、「ご飯(お米の炊飯)」に挑戦しています。普段、ご飯は炊飯器で炊いている家庭が多いはずです。5年生の家庭科では、ご飯が炊けていく様子を観察することも含めて、ガラス製の鍋を使って実習をすることになっています。
 今日は、1,2校時に1組が実習を行いました。まずは、米を量って洗うところから行いました。今は無洗米を使う家庭も多いかと思いますが、米を洗うところも実習のうちです。米の洗い方(研ぎ方)も家庭によって様々でしょう。しかし、お湯は使わずに必ず水で洗うことと、30分程度吸水させることは、共通に大事なポイントとなります。
 子ども達が米を洗った後の流しを見て回ると、お米がパラパラと落ちていることに気が付きました。水を切る時に流してしまったのでしょうか、ざるに上げる時にこぼしてしまったのでしょうか…こういうところも、今後家庭で実践していってほしいものです。
 十分に吸水させてから、ガスコンロの火をつけました。おいしくご飯を炊くには、火加減も重要になります。まず、沸騰するまで中火〜強火で加熱します。沸騰してきたら、吹きこぼれないように火をやや弱めます。さらに中の水が引いてきたら、弱火にします。(ここで絶対にふたを開けてはいけない。)鍋の振動が収まり、少し焦げる匂いがしてきたら火を消し、10分程度蒸らします。(写真上)
 昔は、「はじめちょろちょろ、中ぱっぱ、赤子泣いてもふた取るな」と習ったものでした。この言い伝えは、さらに大昔、かまどで羽釜を使い、薪を燃やしてご飯を炊いていた時の言葉からきています。正式には、「はじめちょろちょろ中ぱっぱ、じゅうじゅう吹いたら火をひいて、ひと握りのワラ燃やし、赤子泣いてもふた取るな」と言っていたようです。最後にワラを燃やして中の水分を飛ばしたのでしょう。とにかく、「赤ん坊が泣いたとしても、ふたは絶対に開けてはいけない」という言葉が強く印象に残っています。キャンプ等で、飯盒を使ってご飯を炊く時にも参考になります。
 2校時の終わり頃には、北校舎の1階に、ご飯が炊けるいい匂いとおこげの香ばしい香りが漂っていました。班ごとに鍋のふたを開け、茶碗によそって食べてみました。若干塩を振りかける程度で、ご飯の美味しさをしっかりとかみしめていました。
 2校時と3校時に、教育アドバイザー訪問がありました。今回は、2年次研修にあたっている2人の先生への指導訪問でした。
 2校時は、4年2組で社会科「受け継がれる祭りと人々の願い」の授業がありました。浅草の三社祭を取り上げ、浅草の人々がどんな思いで祭りを受け継いでいるのかについて考える授業でした。(写真中)
 また、3校時は、5年2組で社会科「自動車生産に励む人々」の授業がありました。自動車の現地生産が増えてきていることに着目し、世界とのつながりについて考える授業でした。(写真下)
 どちらの授業も、子ども達の話し合い活動を取り入れ、意見交流をする場を大切に指導していました。授業後、それぞれの先生方に対して、アドバイザーの先生から直接指導を受けて研修を深めていました。

11月15日(月) その2

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 今朝、学校に来て気が付きました。サクラ草の花が一輪咲いている鉢を発見しました。図書室の外に置いてある6年生の鉢の1つに、きれいなピンク色の花が1つ咲いていたのです。
 全校朝会の最後に、全校で一番に咲いたサクラ草のことを子ども達に紹介しました。サクラ草は、高学年から順に植え替え作業をしてきたので、6年生は低学年よりも2〜3週間早く植え付けています。しかしそれにしても、今まで前任校でも同じように植え替え作業を指導してきましたが、今年が一番早く花をつけたように思います。
 先週、4年生に練馬大根の出前授業があり、農家の渡戸さんにお越しいただきました。その時の渡戸さんの話では、今年は秋の天候が安定していたため、野菜の出来がとても良いそうです。(農家の方々にとっては、野菜がたくさんとれすぎて、値崩れしてしまうのが悩みとか…)サクラ草もそれと同じで、天気が良く暖かな日が続いたためでしょうか、どの学年の鉢も順調に生育してきています。きっと12月中には、多くの子ども達の鉢にいろいろな色の花が咲き始めるのではないかと思います。
 全校で一番に咲いた鉢の紹介をしたこともあり、朝会後教室に戻る際に、6年生の子ども達がサクラ草の場所に集まってきました。自分の苗はどうかなと、葉をかき分けて花芽を探していた子もいました。(写真上・・・赤矢印が、全校で最初に咲いたサクラ草です。)
 5校時に、1年生が音楽発表会の練習をしていました。1年生の合奏曲は、「アイアイ」です。各教室では、担任の先生が鍵盤ハーモニカの指導を繰り返し行っていました。一方、音楽室では、音楽専科の先生が1,2組から来た子ども達の指導をしていました。(写真中)
 「アイアイ」の鍵盤ハーモニカのパートは、2つに分かれています。難しいパートを弾くことができた子を音楽室に集めて、バスオルガンやピアノ、鉄琴、木琴の楽器に挑戦させていました。この他にも、打楽器類もいろいろな子ども達が挑戦できるようにしていくそうです。
 音楽専科の先生は、普段は2年生以上の授業を受け持っています。音楽発表会のために、1年生の指導にもかかわり始めました。まだ1年生全員の楽器分担が決まっていない中、これからどのように合奏がつくられていくのか楽しみです。
 3年生は、算数の時間に「重さをはかって表そう」という単元に今日から入りました。3年生は、今まで長さの単位や水のかさの単位について学習してきています。算数の時間に「重さ」の概念について学習するのは、今回が初めてです。教科書には、ドッジボールとソフトボールの写真が載っています。まず、見た目で重さを考えさせてみますが、重さは大きさでは判断できないことは3年生でも経験上分かっています。次に、実際に手に持って重さを比べさせるてみました。しかし、両手で持つドッジボールと片手で持つソフトボールとでは、なかなか比較がうまくいきません。手で持って重さ比べをするのは、不確かな場合があるということも分かります。
 そこで、てんびんを使って重さ比べをしていきます。ものさしやタコ糸、クリップなどを使って作ったてんびんを子ども達に使わせ、物の重さ比べを自由にさせてみました。傾いた方が重いということがはっきりと分かりました。(写真下)
 今後は1円玉や積木などを使い、任意単位を使った重さ比べを通して、重さを表す単位(gやkg)を学んでいきます。

11月15日(月) その1

 穏やかな秋晴れの日が続いています。今日も校庭で全校朝会を行いました。先週の6年生のマーチング発表会を受けて、「最高学年のすばらしさ」というテーマで話をしました。
・・・先週の金曜日に、6年生のマーチングの発表会がありました。1年生から5年生のみなさんは、6年生の発表を見て、どのようなことを感じたでしょうか。指揮者の合図で一斉に演奏が始まると、体が身震いするくらい引きつけられるものを感じました。きっと、「さすがは6年生だな」とか、「合奏も行進もそろっていてすごいな」と思った子が多かったのではないでしょうか。あるいは、「最高学年の6年生になると、こういうこともできるようになるんだ」と感じた子もいたはずです。
 マーチングは、楽器を演奏するだけではありません。曲に合わせて行進をしたり、隊形移動をしたりもします。演奏もすばらしかったし、縦横に真っすぐそろって動くきりっとした姿がとてもかっこよく感じられました。6年生のマーチングへの取り組みは、4月に6年生になってから本格的にスタートしています。自分の挑戦したい楽器に取り組んで練習し、みんなで音を合わせ、何度も何度も練習を重ねてきました。2学期に入ってからは、校庭での動き方も練習に加わりました。
 6年生のマーチングがすばらしい成果となったのには、2つの理由があります。まず、学年の全員の心を一つにして取り組んだということです。音を合わせる、隊形移動を合わせる、行進を合わせる・・・これらは、一人でも勝手な行動は許されません。「一人がみんなのために」という気持ちをしっかりもって取り組んだ成果が、6年生のマーチングのすばらしさでした。
 学年全員で心を合わせるということは、1年生から5年生のみなさんにとっても大切なことです。12月の音楽発表会に向けて、どの学年も音楽の時間を中心に歌や合奏をがんばっています。これから、学年全員で集まって行う練習も始まっていきます。音楽は、一人一人の音が合わさってすばらしい響きになります。「一人がみんなのために」と言う気持ちがなければ、歌も合奏も完成しません。6年生のマーチングを見習って、がんばりましょう。
 さて、6年生のマーチングがすばらしい成果となった理由の2つ目は、旭町小学校の伝統であるということです。今年の6年生は、1年生の運動会の頃から、当時の高学年のマーチングを見てきました。毎年学年が上がるにつれて、その年ごとに演奏されるマーチングから、「いつか自分達もあのようになるんだ」という気持ちを高めてきました。つまり、6年生は、今までの旭町小の良いお手本を見て成長してきたのです。マーチングのすばらしさとともに、これからも旭町小の最高学年として、全てのお手本を示してくれる6年生を見習っていくようにしましょう。・・・

11月13日(土)

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 今日は、第二土曜公開日でした。1校時から3校時まで、C・B・Aグループの順に分散して公開しました。今回も、それぞれのグループの割り当ての時間のみの公開となったため、全ての授業をご覧いただくことができませんでした。
 1校時は、全クラスが道徳の授業を公開しました。各教室の入口に、使用した資料を印刷して置いてあったので、Cグループの方々は参考にされたことと思います。
 1〜4年生は、学年で同じ資料を使った授業でした。1年生は、「二わの ことり」という「友情・信頼」に関する内容でした。小鳥の名前が出てくるのですが、ヤマガラとウグイスは分かりますが、「ミソサザイ」は聞きなれない鳥の種類です。それはそれとして…、ミソサザイは、ヤマガラのお誕生会に行こうか、ウグイスの家で音楽会の練習をしようか、迷っているところから始まります。昔から低学年の道徳教材としてよく扱われてきたお話です。
 道徳の教科書を見ていると、全てが物語教材というわけではありません。2年生は、「こんなとき どうするかな」という資料を使った授業でした。(親切・思いやり)砂場や校庭での出来事が書いてあり、自分だったらどうするかなと考えさせる内容になっていました。また、3年生は、「なおとからのしつもん」という資料を使った授業でした。(公正・公平)席替えや休み時間の出来事が書いてあり、そこでのなおとの行動を見て、ぼくは「人によって態度を変えるなんて、だめだよ。」と言いました。そうしたら、なおとは「なんで、人によって態度を変えたらだめなの?」と言い返してきました。さあ、あなただったらどう答えますか…という内容です。(写真上)
 2年生も3年生も、どちらも学校生活でよくある場面です。どの子も共感できる教材であり、しかし実際の場面ではなかなか正しいと思う行動に移すのが難しい場合を含んでいます。教師がそこをどう導き出し、考えさせるかが道徳の授業の大切な部分です。
 高学年の道徳の授業でも、それぞれに心の葛藤場面がある資料が使われていました。6年1組で授業をしていた「ここを走れば」という資料は、ぜひ保護者の方々にも考えていただきたい内容です。・・・おじいさんが倒れたという連絡を聞き、急いで家族で自動車に乗り、遠く離れた病院に向かいます。しかし、高速道路で渋滞になりました。その時、スピードを出して路側帯を走って行く車がありました。それを見て、運転する父親に子ども達は、自分たちも急いでいるのだから路側帯を走ればいいのに…と言いますが、がまんして規則を守ることを子ども達に説明します。やっと、遅くなって病院に着いたものの、おじいさんは亡くなっていました。・・・規則の尊重について考えさせる内容です。大人の社会でも、こういう葛藤場面は日々起こっています。改めて、子どもの頃の道徳の授業の大切さを感じます。(写真中)
 2,3校時は、体育館や特別教室も使い、様々な授業が行われていました。3校時に、5年1組が理科室で実験を行っていました。「もののとけ方」の学習で、「ものが水に溶ける量には、限りがあるか」という実験を、食塩の場合で調べていました。前回は、水50mlにミョウバンがどの程度溶けるのかを調べています。今回は、食塩を使って同じ実験をしました。
 食塩は水に溶けやすい物質です。5gずつ溶かし、溶けきれたらまた5g…と加えていきます。ミョウバンよりも水によく溶けることや、溶ける量には限りがあることが分かりました。
 理科では、実験は正確に行うことが肝心です。薬包紙にのせてはかり取った食塩を1粒もこぼさないようにビーカーに入れたり、かくはんしている食塩水をこぼさないようにしたりと、実験技能を高めていくことも同時に学んでいます。(写真下)
 ところで、昨年度から改定になった教科書では、ホウ酸ではなくミョウバンを用いるようになっています。ミョウバンの方が漬物に使われるなど、より身近な物質であるためでしょうか。また、ホウ酸は毒性があるということからかもしれません。水に溶けにくく、お湯には溶けやすい物質として、長らく使われてきたホウ酸が、理科室から姿を消すことになりました。

11月12日(金)

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 登校後、6年生のマーチング発表会が行われました。全校児童が校庭に集まり、6年生のすばらしい勇姿に、終始圧倒されていました。
 最初に、6年生の代表児童がマイクを持ち、今回のマーチング発表に向けた取り組みの様子や、曲の紹介をしました。最高学年として、そして旭町小学校の伝統を受け継ぐ気持ちで、学年全員の心を一つにがんばってきた意気込みが伝えられました。そして、演奏曲目の「史上最大の作戦」、「千本桜」、「夜に駆ける」の3曲の紹介がありました。
 朝礼台に上がった指揮者の合図で一斉に演奏が始まると、6年生全員の足も一緒に動き始めました。マーチングは、演奏だけでなく足並みをそろえて行進したり、隊形移動をしたりするところも見どころです。一糸乱れず堂々と行進する姿や、縦と横がしっかりそろった隊形の美しさに、どの学年の子ども達も目を丸くして見つめていました。(写真上)
 6年生の今回のマーチングは、昨日今日で身についたものではありません。また、本格的な練習は春から始まっていましたが、その大元をたどると、1年生の頃からスタートしていたと言えます。マーチングは、旭町小学校の伝統として、毎年6年生が取り組んでいます。今年の6年生も、1年生の頃は、当時の運動会でわれていた6年生のマーチングの様子を見ていたはずです。その瞬間から、すでに子ども達の心には、「あこがれの6年生、あこがれのマーチング」として根付いてきました。きっと今日のマーチングでも、校庭を取り囲んでじっと見ていた全ての学年の子ども達の心に、旭町小の伝統がしっかりと刻まれたことでしょう。
 明日の4校時には、6年生の保護者の皆様にマーチングを公開いたします。1校時と2校時に学校公開があるC・Bグループの保護者の皆様には、4校時に再度集まっていただくことになりますが、どうぞよろしくお願いいたします。
 1校時に、東京都で実施している「児童・生徒の学力向上を図るための調査」が、5年2組で行われていました。以前、東京都では、5年生を対象とした学力調査を実施していましたが、それを廃止して、今年度より「学力を図るための調査」として行うことになりました。調査対象は、都内の小学校第4学年から中学校第3学年までの全児童・生徒です。端末を使った回答方式となっています。(写真中)
 一度、9月に実施する予定で進められていましたが、アクセスに不具合が生じたために、しばらく延期されていました。本校では、先月に6年生が実施し、今月は5年生、来月に入ってから4年生が行う予定です。
 調査内容は、「学びに向かう力」等を中心に調査します。タブレットPCを使って、一人一人が回答するようになっています。質問内容は多岐にわたり、日頃の学習への取り組みに関することや、家庭学習への向かい方等、意識調査的な内容となっています。
 昨年度から、新学習指導要領での教育課程が始まっています。「主体的・対話的で深い学び」が、子ども達にどのように浸透してきているか、そのようなことも知り得るための調査なのでしょう。
 3,4校時に、地震を想定した避難訓練に続き、総合防災訓練を行いました。区の防災課や光が丘消防署、小中学校の避難拠点要員の方々、そしてPTAの皆様にも参加していただき、様々な体験活動を実施しました。
 防災訓練の体験内容は、学年に合わせて決められています。5年生は、体育館で光が丘消防署の救命担当の方々に、救命入門コースを指導していただきました。意識と呼吸のない人を発見したという想定で、救命措置を行う様子を最初に見せていただきました。周りにいる人に声をかけ、119番通報やAEDを持ってくるように指示を出しつつ、心肺蘇生を行います。(写真下)
 その後、子ども達も一人ずつ人形を使い、心肺蘇生の体験をさせてもらいました。以前は、6月の水泳指導が始まる前に、消防署の方々に学校まで来ていただき、心肺蘇生と人工呼吸の研修が行われていました。(現在は、代表者が研修に参加し、校内で伝達することになっています。)
 その時の研修用ダミー人形は、とても精巧に作られていました。きちんと心臓の位置に手が当たっていなかったり力が弱かったりすると、正常にランプが点灯しません。また、気道確保がしっかりできずに吹き込む息が弱くてもランプが点かず、こんなに難しいものかと感じたものでした。

11月11日(木)

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 6年生は、音楽の時間に「サークル・オブ・ライフ」の合奏に取り組んでいます。6年生は、マーチングの発表に向けても準備を進めてきました。明日は全校児童へ、そしてあさっては6年生の保護者に公開する予定です。それとは別に、来月の3日に行われる音楽発表会に向けて、合奏練習に力が入ってきました。
 「サークル・オブ・ライフ」は、映画「ライオンキング」の主題歌として有名になりました。ライオンキングは、アニメだけでなく、実写やミュージカル作品としても世界中でヒットを続けています。6年生にとっても、大変なじみのある曲でしょう。
 感染症対策で、一番影響を受けている教科は、音楽の授業です。合奏における楽器編成は、かなり気を配って考えられてきました。吹奏系の楽器は使わずに、キーボードや鉄琴・木琴、打楽器などを配して練習しています。(写真上)
 ところで、「サークル・オブ・ライフ」は、いろいろな歌い手によるCDが出ています。自分がお薦めしたいのは、キングズシンガーズというイギリスの声楽グループが録音したCDです。キングズシンガーズは、宗教曲からポップス系の曲まで様々なレパートリーがありますが、20年ほど前に出した映画音楽を集めたアルバムの1曲目に「サークル・オブ・ライフ」が入っています。
 4年生は、理科の時間に「わたしたちの体と運動」の学習をしています。人の腕や足は、関節を中心にして曲げ伸ばしができるようになっています。それは、骨についている筋肉が縮んだりゆるんだりする働きによるものです。1組では、そのことを確かめるために、牛乳パックを使って腕の模型作りをしていました。
 腕に見立てた牛乳パックを2本用意し、上側と下側につけた2本のリボンで連結させます。上のリボンを引っ張ると腕が曲がり、下のリボンを引っ張ると腕が伸びることから、筋肉が縮んだり、ゆるんだりすることで腕が動くことを確認していました。模型を作ったことで、筋肉と骨の動きを楽しく学ぶことができました。(写真中)
 6年生は、算数の時間に「順序よく整理して調べよう」という単元に入りました。並べ方と組み合わせ方について学習する単元です。
 まず、「4人でリレーのチームを作り、1人1回ずつ走る場合、走る順序にどのような場合があるでしょう。」という問題について考えました。これは、順列についての問題です。落ちや重なりがないように調べるということから、記号化したり樹形図を書いたりする方法を見つけていきます。(写真下)
 一方、この後で学習する「組み合わせ」も、表に書いて表すと分かりやすくなります。昔は、小学校で「確率」の問題を指導していました。その学習が中学校に移行してから、もうだいぶ経ちます。現在はその前段階の学習として、6年生でこの単元を学習しています。

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