7月8日(月)〜12日(金)に個人面談があります。ご協力をよろしくお願いいたします。

11月13日(土)

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 今日は、第二土曜公開日でした。1校時から3校時まで、C・B・Aグループの順に分散して公開しました。今回も、それぞれのグループの割り当ての時間のみの公開となったため、全ての授業をご覧いただくことができませんでした。
 1校時は、全クラスが道徳の授業を公開しました。各教室の入口に、使用した資料を印刷して置いてあったので、Cグループの方々は参考にされたことと思います。
 1〜4年生は、学年で同じ資料を使った授業でした。1年生は、「二わの ことり」という「友情・信頼」に関する内容でした。小鳥の名前が出てくるのですが、ヤマガラとウグイスは分かりますが、「ミソサザイ」は聞きなれない鳥の種類です。それはそれとして…、ミソサザイは、ヤマガラのお誕生会に行こうか、ウグイスの家で音楽会の練習をしようか、迷っているところから始まります。昔から低学年の道徳教材としてよく扱われてきたお話です。
 道徳の教科書を見ていると、全てが物語教材というわけではありません。2年生は、「こんなとき どうするかな」という資料を使った授業でした。(親切・思いやり)砂場や校庭での出来事が書いてあり、自分だったらどうするかなと考えさせる内容になっていました。また、3年生は、「なおとからのしつもん」という資料を使った授業でした。(公正・公平)席替えや休み時間の出来事が書いてあり、そこでのなおとの行動を見て、ぼくは「人によって態度を変えるなんて、だめだよ。」と言いました。そうしたら、なおとは「なんで、人によって態度を変えたらだめなの?」と言い返してきました。さあ、あなただったらどう答えますか…という内容です。(写真上)
 2年生も3年生も、どちらも学校生活でよくある場面です。どの子も共感できる教材であり、しかし実際の場面ではなかなか正しいと思う行動に移すのが難しい場合を含んでいます。教師がそこをどう導き出し、考えさせるかが道徳の授業の大切な部分です。
 高学年の道徳の授業でも、それぞれに心の葛藤場面がある資料が使われていました。6年1組で授業をしていた「ここを走れば」という資料は、ぜひ保護者の方々にも考えていただきたい内容です。・・・おじいさんが倒れたという連絡を聞き、急いで家族で自動車に乗り、遠く離れた病院に向かいます。しかし、高速道路で渋滞になりました。その時、スピードを出して路側帯を走って行く車がありました。それを見て、運転する父親に子ども達は、自分たちも急いでいるのだから路側帯を走ればいいのに…と言いますが、がまんして規則を守ることを子ども達に説明します。やっと、遅くなって病院に着いたものの、おじいさんは亡くなっていました。・・・規則の尊重について考えさせる内容です。大人の社会でも、こういう葛藤場面は日々起こっています。改めて、子どもの頃の道徳の授業の大切さを感じます。(写真中)
 2,3校時は、体育館や特別教室も使い、様々な授業が行われていました。3校時に、5年1組が理科室で実験を行っていました。「もののとけ方」の学習で、「ものが水に溶ける量には、限りがあるか」という実験を、食塩の場合で調べていました。前回は、水50mlにミョウバンがどの程度溶けるのかを調べています。今回は、食塩を使って同じ実験をしました。
 食塩は水に溶けやすい物質です。5gずつ溶かし、溶けきれたらまた5g…と加えていきます。ミョウバンよりも水によく溶けることや、溶ける量には限りがあることが分かりました。
 理科では、実験は正確に行うことが肝心です。薬包紙にのせてはかり取った食塩を1粒もこぼさないようにビーカーに入れたり、かくはんしている食塩水をこぼさないようにしたりと、実験技能を高めていくことも同時に学んでいます。(写真下)
 ところで、昨年度から改定になった教科書では、ホウ酸ではなくミョウバンを用いるようになっています。ミョウバンの方が漬物に使われるなど、より身近な物質であるためでしょうか。また、ホウ酸は毒性があるということからかもしれません。水に溶けにくく、お湯には溶けやすい物質として、長らく使われてきたホウ酸が、理科室から姿を消すことになりました。

11月12日(金)

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 登校後、6年生のマーチング発表会が行われました。全校児童が校庭に集まり、6年生のすばらしい勇姿に、終始圧倒されていました。
 最初に、6年生の代表児童がマイクを持ち、今回のマーチング発表に向けた取り組みの様子や、曲の紹介をしました。最高学年として、そして旭町小学校の伝統を受け継ぐ気持ちで、学年全員の心を一つにがんばってきた意気込みが伝えられました。そして、演奏曲目の「史上最大の作戦」、「千本桜」、「夜に駆ける」の3曲の紹介がありました。
 朝礼台に上がった指揮者の合図で一斉に演奏が始まると、6年生全員の足も一緒に動き始めました。マーチングは、演奏だけでなく足並みをそろえて行進したり、隊形移動をしたりするところも見どころです。一糸乱れず堂々と行進する姿や、縦と横がしっかりそろった隊形の美しさに、どの学年の子ども達も目を丸くして見つめていました。(写真上)
 6年生の今回のマーチングは、昨日今日で身についたものではありません。また、本格的な練習は春から始まっていましたが、その大元をたどると、1年生の頃からスタートしていたと言えます。マーチングは、旭町小学校の伝統として、毎年6年生が取り組んでいます。今年の6年生も、1年生の頃は、当時の運動会でわれていた6年生のマーチングの様子を見ていたはずです。その瞬間から、すでに子ども達の心には、「あこがれの6年生、あこがれのマーチング」として根付いてきました。きっと今日のマーチングでも、校庭を取り囲んでじっと見ていた全ての学年の子ども達の心に、旭町小の伝統がしっかりと刻まれたことでしょう。
 明日の4校時には、6年生の保護者の皆様にマーチングを公開いたします。1校時と2校時に学校公開があるC・Bグループの保護者の皆様には、4校時に再度集まっていただくことになりますが、どうぞよろしくお願いいたします。
 1校時に、東京都で実施している「児童・生徒の学力向上を図るための調査」が、5年2組で行われていました。以前、東京都では、5年生を対象とした学力調査を実施していましたが、それを廃止して、今年度より「学力を図るための調査」として行うことになりました。調査対象は、都内の小学校第4学年から中学校第3学年までの全児童・生徒です。端末を使った回答方式となっています。(写真中)
 一度、9月に実施する予定で進められていましたが、アクセスに不具合が生じたために、しばらく延期されていました。本校では、先月に6年生が実施し、今月は5年生、来月に入ってから4年生が行う予定です。
 調査内容は、「学びに向かう力」等を中心に調査します。タブレットPCを使って、一人一人が回答するようになっています。質問内容は多岐にわたり、日頃の学習への取り組みに関することや、家庭学習への向かい方等、意識調査的な内容となっています。
 昨年度から、新学習指導要領での教育課程が始まっています。「主体的・対話的で深い学び」が、子ども達にどのように浸透してきているか、そのようなことも知り得るための調査なのでしょう。
 3,4校時に、地震を想定した避難訓練に続き、総合防災訓練を行いました。区の防災課や光が丘消防署、小中学校の避難拠点要員の方々、そしてPTAの皆様にも参加していただき、様々な体験活動を実施しました。
 防災訓練の体験内容は、学年に合わせて決められています。5年生は、体育館で光が丘消防署の救命担当の方々に、救命入門コースを指導していただきました。意識と呼吸のない人を発見したという想定で、救命措置を行う様子を最初に見せていただきました。周りにいる人に声をかけ、119番通報やAEDを持ってくるように指示を出しつつ、心肺蘇生を行います。(写真下)
 その後、子ども達も一人ずつ人形を使い、心肺蘇生の体験をさせてもらいました。以前は、6月の水泳指導が始まる前に、消防署の方々に学校まで来ていただき、心肺蘇生と人工呼吸の研修が行われていました。(現在は、代表者が研修に参加し、校内で伝達することになっています。)
 その時の研修用ダミー人形は、とても精巧に作られていました。きちんと心臓の位置に手が当たっていなかったり力が弱かったりすると、正常にランプが点灯しません。また、気道確保がしっかりできずに吹き込む息が弱くてもランプが点かず、こんなに難しいものかと感じたものでした。

11月11日(木)

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 6年生は、音楽の時間に「サークル・オブ・ライフ」の合奏に取り組んでいます。6年生は、マーチングの発表に向けても準備を進めてきました。明日は全校児童へ、そしてあさっては6年生の保護者に公開する予定です。それとは別に、来月の3日に行われる音楽発表会に向けて、合奏練習に力が入ってきました。
 「サークル・オブ・ライフ」は、映画「ライオンキング」の主題歌として有名になりました。ライオンキングは、アニメだけでなく、実写やミュージカル作品としても世界中でヒットを続けています。6年生にとっても、大変なじみのある曲でしょう。
 感染症対策で、一番影響を受けている教科は、音楽の授業です。合奏における楽器編成は、かなり気を配って考えられてきました。吹奏系の楽器は使わずに、キーボードや鉄琴・木琴、打楽器などを配して練習しています。(写真上)
 ところで、「サークル・オブ・ライフ」は、いろいろな歌い手によるCDが出ています。自分がお薦めしたいのは、キングズシンガーズというイギリスの声楽グループが録音したCDです。キングズシンガーズは、宗教曲からポップス系の曲まで様々なレパートリーがありますが、20年ほど前に出した映画音楽を集めたアルバムの1曲目に「サークル・オブ・ライフ」が入っています。
 4年生は、理科の時間に「わたしたちの体と運動」の学習をしています。人の腕や足は、関節を中心にして曲げ伸ばしができるようになっています。それは、骨についている筋肉が縮んだりゆるんだりする働きによるものです。1組では、そのことを確かめるために、牛乳パックを使って腕の模型作りをしていました。
 腕に見立てた牛乳パックを2本用意し、上側と下側につけた2本のリボンで連結させます。上のリボンを引っ張ると腕が曲がり、下のリボンを引っ張ると腕が伸びることから、筋肉が縮んだり、ゆるんだりすることで腕が動くことを確認していました。模型を作ったことで、筋肉と骨の動きを楽しく学ぶことができました。(写真中)
 6年生は、算数の時間に「順序よく整理して調べよう」という単元に入りました。並べ方と組み合わせ方について学習する単元です。
 まず、「4人でリレーのチームを作り、1人1回ずつ走る場合、走る順序にどのような場合があるでしょう。」という問題について考えました。これは、順列についての問題です。落ちや重なりがないように調べるということから、記号化したり樹形図を書いたりする方法を見つけていきます。(写真下)
 一方、この後で学習する「組み合わせ」も、表に書いて表すと分かりやすくなります。昔は、小学校で「確率」の問題を指導していました。その学習が中学校に移行してから、もうだいぶ経ちます。現在はその前段階の学習として、6年生でこの単元を学習しています。

11月10日(水)

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 2年生は、国語の時間に「秋がいっぱい」という学習をしています。秋を感じる言葉を探し、自分で経験したことを文章に表すことを目的とした学習内容です。
 教科書には、「どんなものを見た時に、秋だなあと感じますか。」と書いてあり、様々な秋の風物詩とされるものが絵に表されています。ききょう、赤とんぼ、かき、コスモス、こおろぎ、ひよどり、すず虫、すすき、いちょう、もみじ、ねこじゃらし・・・きっと、教科書会社の中でも、何を秋の代表として載せようかと悩んだ末のことでしょう。
 ところで、「ひよどり」は、50年ほど前までは秋から冬にかけて見られる鳥でした。しかし今では、ほぼ一年中生息しています。そのうちに、ひよどりは「秋がいっぱい」のさし絵からなくなる日が来るかもしれません。ちなみに、「ヒーヨ、ヒーヨ」と鳴くので「ひよどり」と名付けられています。
 もう一つ、気になったところがありました。教科書には、子どもが秋を見つけて書いたカードの見本が掲載されています。その一つに、「さんま」があり、「きのう、家で、さんまを食べました。…」と書いてあります。ここ数年は、さんまが不漁となり、一転して高級魚となっています。次回の教科書改訂の際には、さんまをどう扱うかが議論になるかもしれません。
 2年1組の子ども達は、さつまいもやりんご、カマキリ、どんぐりなど、いろいろな秋を見つけてカードに書いていました。出来上がったカードは、今週末の公開日に向けて、廊下に掲示する予定です。(写真上)
 6年生の理科「土地のつくりと変化」の学習の中に、「火山灰の観察をしよう」という実験があります。火山灰が含まれている土から、「椀がけ法」というやり方で鉱物を取り出し、顕微鏡で調べるという内容です。
 今日は、2組が理科室で実験をしていました。椀がけに使うのは、赤玉土です。赤玉土は、園芸用土として一般によく使われている土です。(サクラ草の植え替えの際にも使いました。)赤玉土は、関東ローム層の中に含まれている赤土のことを言います。大昔に、関東地方一帯に降り積もった火山性の堆積物です。ですから、赤玉土にはたくさんの鉱物が含まれていることになります。
 椀がけ法の実験は・・・蒸発皿に赤玉土を少し入れ、水を加えて親指の腹を使ってよくこすりつけます。その後、濁った上澄みを捨てからまた水を加えて指でこすりつけ、と繰り返していきます。(写真中)上澄みが透明になるまで何度も繰り返すと、黒っぽいザラザラとした小さな粒が残ります。カセットコンロの火で水分を飛ばしてから顕微鏡で観察すると、小さな鉱物が見えてきます。輝石(きせき)や石英、斜長石など、いろいろな鉱物があるのですが、どれも角ばっていて、火山性の堆積物であるということが分かります。
 5校時に、4年生が家庭科室に集合し、練馬大根についての出前授業が行われました。6月の3年生の畑の授業に続いて 渡戸 章さんにお越しいただき、お話をうかがういました。
 渡戸さんは、練馬区の平和台で農業をされていて、特に練馬大根についての第一人者として有名な方です。今日は、畑で収穫したばかりの練馬大根を持ってきて、子ども達に実物を見せながら話をしていただきました。(写真下)
 練馬大根は、細くてスラっと長いのが特徴です。繊維質が多く、多くは煮物や漬物として利用されています。渡戸さんが生産している3000本以上の練馬大根は、ほとんどが漬物(たくあん漬け)として出荷されているそうです。練馬大根は、江戸時代の頃から練馬の地で作られ続けてきた品種です。深く根を張る大根の特徴に合った土だったと言われています。しかし、練馬大根の品種を代々続けていく苦労は絶えません。戦後、畑地がどんどん減ったことや、食生活の変化によって農家での作物が大きく変わっていきました。練馬大根の種を採取してつないでいるのは、渡戸さんを含めて3人だけとのことでした。
 かくしゃくとした話し方と農業に対する情熱あふれる姿勢には、いつものことながら驚かされます。「農業をしていて難しいことは何ですか?」という子どもからの質問に、「常に勉強をしていることです。」と答えられていました。多くの経験をおもちでありながら、いつも新しい作物のために、勉強を欠かさず行っているのが渡戸さんのまたすごいところです。

11月9日(火)

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 1年生は、算数の時間に繰り下がりのあるひき算の学習をしています。引かれる数を10といくつに分けて、まず10の方から引いていく計算のやり方(さくらんぼ計算)に、子ども達は次第に慣れてきたようです。
 1組では、最初に文章問題について先生が指導していました。「いろがみが13まいあります。8まいつかうと、のこりは なんまいになりますか。」分かっているのは、最初に13枚あったことと、8枚使ったということです。そして、聞いているのは、残りの数です。残りを聞いているので、ひき算を使い、「13−8=5 こたえ 5まい」となります。
 教科書には、次に「はとが7わ、すずめが15わいます。どちらが なんわ おおいでしょうか。」という問題がありました。同じひき算でも、これは1年生には超難問です。教科書には、とってもかわいらしいハトとスズメの絵が描いてありながら…。(写真上)
 一番多い間違いが「7−15」という立式です。今までは、文章問題に出てきた数字の順に式を立ててきたので、多くの子がつまずくところです。この問題の場合は、多い方から少ない方を引かなければなりません。
 さらに、答え方も重要です。「こたえ 8わ」ではなく、「すずめが8わ おおい」と、「どちらが なんわ おおいでしょうか。」に対応して答えなければなりません。教科書やドリルの問題は、よくよく考えて作られているものです。
 今月の体育館における体育の授業は、多くの学年でマット運動(低学年は、マット遊び)を行っています。いろいろな時間に見に行くと、マットの上で転がったり手をついて飛び跳ねたりしている低学年から、きちんとした回転技に発展していく高学年の様子まで、発達段階がよく見えてくるものです。
 5年2組では、子ども達がタブレットPCを体育館に持ってきて授業をしていました。マット運動の様子を友達が動画に撮り、再生して見ることで、技の完成度を確認することができます。手のつき方や足の伸びなど、マット運動の技によってポイントとなる部分があります。今までは自分の技を友達に見てもらってアドバイスを受けるという授業がほとんどでしたが、タブレットPCを使うことで自身の技の振り返りが容易にできるようになりました。(写真中)
 読書旬間中です。図書室を利用するクラスが多くなりました。また、今日は雨の日だったので、休み時間に図書室を利用していた子も見られました。
 1年1組では、図書の時間に、図書管理員さんから本の読み聞かせをしていただきました。読んでもらった絵本は、「しょうぼうじどうしゃ じぷた」です。昔からある有名な絵本なので、「懐かしい…」と思われる方もいらっしゃるでしょう。(私がその一人です。)
 ある町の消防署に、はしご車ののっぽくん、高圧車のばんぷくん、救急車のいちもくさんがいて、火事があると3台そろって大活躍していました。一方、もう1台のちびっこ消防車の「じぷた」は、みんなから相手にされていません。ところが山小屋で火事があり、山道を登っていけるのはじぷただけ・・・その後じぷたは、大活躍することになります。
 1年生は、これから国語の時間に「じどうしゃ くらべ」という説明文を学習するので、乗り物に関する絵本を選んでいただいたのでしょう。読み聞かせが終わって、子ども達から思わず拍手が起きました。(写真下)
 この絵本の作者は、渡辺茂男です。日本を代表する児童文学者であり、翻訳家でもありました。翻訳家としては、「エルマーのぼうけん」や「おさるのジョージ」のシリーズを日本語に訳しています。
 また、自ら著した絵本では、「とらっくとらっくとらっく」など、乗り物が出てくる本が多くあります。渡辺茂男が書いた絵本の中で、私が特に印象に残っているのは、「くまたくんの本」シリーズです。昔、自分の子どもに読み聞かせをするために、何度も町の図書館で借りてきた覚えがあります。「くまたくんちのじどうしゃ」や「ぼくしんかんせんにのったんだ」、「ぼくじてんしゃにのれるんだ」など、乗り物に初めて乗った時のほのぼのとした喜びが描かれた絵本です。

11月8日(月) その2

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 2校時に、教育アドバイザー訪問の授業研修がありました。先週は3年次の教員への訪問でしたが、今日は初任の先生への指導訪問でした。
 1年2組では、道徳の「きゅうしょくとうばん」という資料を使った授業が行われました。(写真上)「勤労、公共の精神」について考えさせる内容でした。・・・給食当番でデザートのフルーツポンチをよそう担当になった「ぼく」は、うまく仕事ができるのか、心配でドキドキしていました。しかし、一生懸命仕事をして先生や友達に褒められたことから、次回もがんばろうとする気持ちを抱くようになります。・・・1年生の子ども達にとって、とても身近な内容であり、共感できる部分の多い資料です。「白玉を同じ数ずつよそわなければいけない。」と考えながら当番の仕事をしているところや、「パンの担当の方が簡単でよかったのに…」と思うところなど、様々な葛藤場面が描かれています。
 授業の後半では、「みんなのためにがんばって良かったこと」について、自分の生活の中から見つけさせていきました。道徳の授業では、「一般化」にあたるところで、そこが道徳教育の重要部分になります。お話の中の主人公の気持ちから、日常の自分たちの生活に重ね合わせて考えさせる「道徳の肝」にあたる授業展開です。
 今月の学校公開から、12月、1月と、毎月道徳の授業を1時間ずつ公開していきます。A〜Cのグループで分散した参観になっているため、3回に分けて全家庭に道徳の授業を見ていただくためです。道徳の授業公開になっているご家庭では、どのように資料内容から一般化して指導しているのか、ぜひ注目してご覧ください。
 2校時に、体育館で6年生に向けた「がん教育」の出前授業がありました。講師として、NPO法人がんノート代表理事をされている 岸田 徹 さんにお越しいただきました。
 岸田さんは、25歳で希少がんを患い、抗がん剤治療や2度の手術を受けた方です。現在は、がん経験者へのインタビューをYouTubeで配信したり、国立がん研究センターの広報などでご活躍されたりするなど、多方面でがん教育に携わっています。某がん保険のCMにも出演されていました。(そのCMでは、嵐の櫻井くんに、「なんでも明るく語りますね〜」と言われていました。)
 「小学生にがんの教育?」と思われるかもしれませんが、ここ数年で学校でのがん教育の重要性が広がりつつあります。6年生の保健の教科書には、喫煙や飲酒の害のページに、がんになる可能性について触れられています。また、がんにかからないためには、生活習慣が大切であるとされています。(がんが遺伝によるのは、全体の5パーセントに過ぎません。)生活習慣病についても、6年生の保健の授業内容です。
 授業の後半は、ご自身の闘病経験について話していただきました。がんを宣告された時には、全身にがんが広がっていて、「5年生存率は、5分5分」と言われたそうです。そこで岸田さんは、「こんなに転移している状態で半々なら、なんとかなるんじゃないか」と考えました。(写真中)
 また、岸田さんは漫画やアニメが大好きで、子ども達の興味を引くためにパワーポイントの資料にいろいろなアニメを引用して、楽しく説明してくれました。
 最後に、「幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せ」と話し、笑うことの大切さを伝えていただきました。どんなにつらいことがあっても希望をもち、明るく生きる岸田さんのパワーに、終始圧倒されました。
 1年1組では、生活科の時間に、どんぐりを使ったおもちゃ作りに挑戦していました。どんぐりは、学年のみんなで3週間前に光が丘公園まで行き、たくさん拾ってきました。生活科の教科書を参考にしながら、どんなおもちゃを作りたいかを考え、各自家からいろいろな材料を用意して製作に取りかかりました。
 どんぐりは、工夫次第でいろいろなおもちゃに変身させることができます。どんぐりに穴をあけ、ひもを通してネックレスを作っている子がいました。(穴あけは先生が行います。)また、空き箱にストローで道を作り、どんぐりをゴールまで転がしていく迷路を作っていた子もいました。
 さらに、つまようじを利用して、どんぐりのやじろべえを作った子がいました。左右のバランスを何度も調節しながら、つり合う位置を考えていました。(写真下)どんぐりは、目をつけるだけでも、とてもかわいらしい人形になります。その他、コマを作ったり、松ぼっくりと一緒にクリスマスの飾りを考えたりと、とても楽しそうでした。

11月8日(月) その1

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 今朝の全校朝会では、続いて行われるクリーン運動に向けた話をしました。
・・・11月に入り、秋の深まりを感じるようになりました。先週、自転車で光が丘公園の中を通って出張に行きました。公園内の木々は紅葉が進み、たくさんの落ち葉がいたるところにたまっていました。よく見ると、公園のあちこちで落ち葉を集めて掃除をしている方々が目に留まりました。落ち葉だけでなく、垣根の間に入って空き缶やビニールごみを集めたりもしていました。光が丘公園でこれらの作業をしている方々は、仕事として掃除をしているのではありません。ボランティアとして働いている人達です。
 ボランティアというのは、自分でできることをすすんでみんなのために働く活動のことをいいます。そして、一番大切なのは、無償で行うこと…つまり、お金をもらわずに行う仕事であるということです。
 今日は、これからクリーン運動を行います。1年生から3年生は学校の敷地内を、そして高学年は上練馬公園や学校周辺の道路の掃除をします。クリーン運動は、みんなで力を合わせて、学校や地域をきれいにするボランティア活動です。学年ごとに分担した場所のごみを拾ったり、石拾いをしたりします。また、落ち葉を一つずつ手で拾います。みんなで行えば、たくさんの落ち葉もあっという間に片付けることができます。
 一方で、普段は用務主事さんが一人で何倍も働いてきれいにしてくださっていることを忘れてはなりません。ですから、みんなで一斉に外に出てクリーン運動をしたことで終わりにしてはいけないのです。毎日行っている掃除の時間も大切にしていかなければなりません。ほうきや雑巾を使って、決められた当番の場所をいつもがんばって掃除をしているでしょうか。今日のクリーン運動を機会に、普段の掃除当番の取り組みも含めて、学校をきれいにしていく気持ちを高めていきたいものです。・・・
 朝会の後、各学年に豊渓中学校の1年生の生徒や保護者の方々に加わっていただき、クリーン運動を行いました。低学年の子ども達も、ぶかぶかの軍手をはめてたくさんの落ち葉を集めていました。

11月6日(土)

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 青少年育成第六委員会育成部主催の自転車安全教室が、午前中に校庭を使って行われました。
 自転車に乗る時の点検ルールや走行時の交通安全に関する指導の後、実際にコースを使って技能訓練も行いました。自転車をスタートさせる時の乗る方向(自転車の左側から乗る)や、ペダルをこぎ始める足が決まっていること(右足から)など、安全面を考えた細かなルールがあることも教えていただきました。
 PTAや第六地区委員会で構成しているボランティアの小中学生も参加して、自転車安全教室の運営を支えていただきました。また、光が丘警察の方々やたくさんの地域の皆様にも準備をいただき、実施することができました。
 子ども達の日頃の安全のために、多くの方々に見守っていただいていることに、改めて深く感謝申し上げます。

11月5日(金)

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 今日から、秋の読書旬間が始まりました。19日(金)までの2週間、毎日読書に取り組んでいきます。読書旬間中は、朝会や集会のない日は基本的に朝読書として、15分間自分の席で読書をします。校内を回ると、登校後のしたくを済ませた子ども達が、静かな教室の中で本を読む姿が見られました。(写真上)
 子どもの頃の読書体験は、大人になってもかけがえのない思い出としてよみがえってくるものです。自身の好きなシリーズや本のジャンルができたり、お気に入りの作家の本を次々と手にするようになったり・・・そんな時代が、誰にもあったのではないでしょうか。そのような読書の楽しさを、ぜひ子ども達に味わわせてあげたいものです。
 学校では、各クラスに団体貸し出しとして、光が丘図書館からたくさんの本が届いています。また、教室内には、学級文庫として図書室からおさがりとして本が置いてあるところもあります。本の貸し出しは学校の図書室でも行っていますが、近くに光が丘図書館があります。土日を利用して、家族で図書館に出かけてみてはいかがでしょうか。ちょうど昨日の午前中に合同校長会があり、自転車で光が丘公園内を通りました。イチョウ並木が黄色く色づき、図書館に向かう道がとてもきれいでした。
 5年生に続いて、6年生も家庭科の調理実習が始まりました。1,2校時に1組、5,6校時に2組が行っていました。実習したのは、「ゆでいも」です。「6年生なのに、いもをゆでただけ?」と思わないでください。昨年度から調理実習が一切できず、家庭科の授業で調理実習を行うのは、6年生にとっても今回が初めてだったのです。6年生では、炒める料理やご飯を炊いたり味噌汁を作ったりという調理があります。しかしその前に、コンロの使い方や包丁の使い方からスタートしなければなりません。そこで今回は、5年生の1学期に行う「ゆでる調理」から実習を始めることにしました。
 今月から調理実習を始めるにあたり、学校でビニール手袋を購入しました。食材を触る実習の時は、しばらくはビニール手袋をつけて行うようにします。
 最初に、担任の先生が子ども達を集めて、包丁の使い方やじゃがいもの切り方のお手本を見せました。(調理実習では、これが重要です。先生自らがやってみせることに尽きます。)じゃがいもを水洗いしてから、包丁で皮をむいていきました。包丁に親指を添える位置がポイントになります。
 1人あたり、じゃがいもを1個ずつ皮むきをするのですが、半分までは包丁を使い、あとはピーラーを使って良いことになっていました。(家庭では、ピーラーを使う場合が増えているのではないでしょうか。ただし、じゃがいもの芽はしっかり取るように指導しています。)
 先生のお手本が終わったら、いよいよ自分たちで行う実習の始まりです。「包丁でじゃがいもの皮をむくのは初めて」という子が多かったようです。先生から何度も親指の位置を注意されていた子がいました。かなり分厚く皮をむき、だいぶ小さなじゃがいもになった子もいたようでしたが、全員無事に切ることができました。(写真中)
 次に、鍋に水とじゃがいもを入れ、柔らかくなるまでゆでました。何度も竹串で確認していた班がありました。ゆであがったじゃがいもは、塩を振って食べました。家庭科の授業で初めて作った味は、格別なものだったようです。ぜひ各ご家庭でも、積極的に調理をさせてあげてください。包丁の扱いは、ヒヤヒヤするかもしれませんが…。
 2校時に、2年2組の教室で、アドバイザー訪問の授業視察がありました。区の教育アドバイザーの先生に来ていただき、授業についての指導を受ける訪問です。初任の先生から2〜3年次研修を受けている若手の先生方を対象とした、指導力向上研修の一環として行っています。
 担任の先生がスーツに着替えて教室に入ったきたところ、子ども達から「なんで着替えてきたの?」とか、「ホテルマンみたい」という声が聞こえてきました。先生はちょっぴり緊張気味のようでしたが、子ども達はいつも通りの明るさでした。(写真下)
 国語の「かたかなで書くことば」の授業を行いました。カタカナは、いろいろな場面で使われています。前時では、いろいろな音を表す時や、外国から来た言葉、外国の国や土地、人の名前にカタカナを使うことを学習しています。今日の授業では、いろいろなカタカナを使って文章を作る学習内容でした。
 授業が終わり、中休みにアドバイザーの先生からいろいろな指導をいただきました。来週は初任の先生へ、再来週は2年次の先生方にアドバイザー訪問があります。どの先生方も、日々子ども達に学習を教えながら、自らも勉強の毎日です。

11月4日(木)

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 5年1組では、3,4校時に、総合の学習で育ててきた稲の「脱穀ともみすり」の作業を行っていました。5年生は、1学期から学校の田んぼとバケツを使い、稲の栽培に挑戦してきました。先月に入って稲刈りをし、しばらく多目的室に干して乾燥させていました。いよいよ収穫した稲からお米にする段階です。
 もちろん全て手作業です。脱穀では、割りばしを使ったり櫛を使ったりして、稲穂から手で種もみを取り除いていきました。この他にも、牛乳パックや定規、茶わんなどを使って行う方法もよく行われます。実際の農家では、全てが機械化されています。コンバインを田んぼに入れ、刈り取りから脱穀までを全自動で行い、稲わらが束ねられて出てきます。子ども達の手作業では、脱穀だけでも相当な時間がかかっていました。
 続いて、もみから玄米を取り出す「もみすり」の作業です。旭町小では、かわいらしいすり鉢が、5年生の人数分用意してあります。種もみを入れてから、野球ボールで強く押していくと、もみ殻と玄米に分けることができます。と言っても、結構大変な作業です。なかなか玄米が出てこなくて、苦労していました。(写真上)
 この作業も、現在では全て機械で行われています。実際に自分たちの手で行う体験は、昔の人の苦労を感じるとともに、お米一粒一粒の大切さを身に染みて理解することにつながります。
 1年生は、国語の時間に「ことばを たのしもう」という学習をしています。長く親しまれている言葉遊びを通して、言葉の豊かさに気づかせる学習単元です。教科書には、「ぞうさんのぼうし」という中川りえこ さんの詩が載っています。「ざじずぜぞうさん ざくろの えだに がぎぐげごつんと ぶつかって だぢづでどしんと でんぐりがえり ばびぶべぼうし ぱぴぷぺぽんと ふっとんだ」・・・何度も読んでいるうちに、子ども達は自然に暗唱してしまうものです。(写真中)
 作者の中川りえこ さんは、日本を代表する児童文学作家で、作詞家でもあります。「いやいやえん」や「ぐりとぐら」の絵本、そしてとなりのトトロのイメージソングの数々を作詞している方です。「ぞうさんのぼうし」は、濁音と半濁音をうまく並べて構成されています。何気ない言葉遊びの詩でありながら、うまくできているなと感じます。さすが才能のある人は、日本語のとらえ方が違うな…と思います。
 5校時に、校庭から威勢の良い6年生のマーチングの音が響いてきました。学校だよりや6年生の家庭へのプリントの通り、来週土曜日の公開日に、マーチングの発表を行う予定です。
 今年も感染症対応の楽器編成を行い、キーボードや打楽器を増やすなど、工夫して指導してきました。2学期に入り、体育館を使って動きの練習を重ね、先月から何度か校庭での隊形移動を練習してきています。今日は、久し振りに校庭での練習とあって、ひときわ子ども達の気合が感じられる響きになっていました。きっと1年生から5年生の子ども達も、授業をしながら窓の外が気になっていたのではないでしょうか。来週金曜日の朝は、児童鑑賞の時間として、1〜5年生にも披露する予定です。(写真下)

11月2日(火)

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 1年生は、算数の時間に「ひきざん」の学習が始まりました。先月の繰り上がりのあるたし算に続き、今度は繰り下がりのあるひき算の学習です。(11〜18までの数から1位数を引く、繰り下がりのある計算です。)
 「どんぐりが13こあります。9こ つかいました。どんぐりは、なんこのこっていますか。」・・・いかにも今の時期にふさわしい問題文です。問題文からひき算であるということが分かり、式は「13−9」となります。ひき算は、1学期に1位数−1位数しか習っていません。そこで、いつものように算数ブロックの登場です。(写真上)
 13個のブロックは、10のまとまりと3個のバラに分かれて置いてあります。では、13個のブロックから9個を取り除くには、どのように操作するでしょうか。まず、10のまとまりから9個を取り除き、残った1個にバラの3個を合わせて4個とする方法があります。(9のような大きい数を引く場合は、こちらのやり方の方が多い。)
 これは、「減加法」と言われ、13を10と3に分け、「10−9=1」「3+1=4」と、引き算とたし算を合わせて求める方法です。2年生で筆算になった時も、繰り下げてきた10から1位数を引き、その後バラをたすという考えが使われるため、まずは減加法を指導していきます。
 もう一つのやり方は、引く数の9を3と6に分け、「13−3=10」「10−6=4」とする方法で、2回ひき算をするので「減減法」と言われています。引かれる数の1位数に合わせて引く数を分解するので、こちらの方が難しい考え方かもしれません。しかし、「12−3」のような計算は、3を2と1に分けて、「10−1=9」とする方が簡単です。次第に慣れてくると、両方のやり方を自然に頭の中で使い分けるようになっていきます。
 学校だよりでもお伝えしましたが、今月から家庭科の調理実習を始めていきます。さっそく今日の1,2校時に、5年1組がお茶の入れ方の実習を行いました。本来なら、4月に実施する内容です。(確か、お茶の道具に触れたり、ガスコンロの使い方までは4月に行っていました。)
 三角巾とエプロンを身につけ、まず初めに全ての道具をきれいに洗うところから実施しました。この1年半、家庭科室の食器類は一度も使用されないままでした。スポンジに洗剤を含ませ、流しで順番にきれいに洗っていきました。こうやって食器類を洗うことも、家庭科の大切な学習です。
 急須に茶葉を人数分入れ、やかんのお湯を入れて1分ほど待ちました。そして、湯飲みに注ぎ分けていきます。同じ分量や濃さになるように、少しずつ注いでいきました。(写真中)
 最近は、家庭で熱いお茶を入れる機会が減っているのではないでしょうか。急須や電気ポットが家に無いという子が何人かいました。ペットボトルの冷たいお茶が主流になり、生活様式が変わってきたことを感じます。それだけに、自分たちで入れたお茶を大切そうに味わって飲む子ども達の顔は、とてもうれしそうに見えました。
 ところで、指導されていた先生からこんなことを聞きました。実習に入る前にエプロンと三角巾をつけた時、何人もの子が自分でひもを結ぶことができなかったそうです。背中や頭の後ろでしばるという経験が、今まであまりなかったのでしょう。そういう意味でも、家庭科の調理実習は貴重な学習の場であると感じます。
 6年生の理科「土地のつくりと変化」の学習では、地層には化石が含まれているものがあることを学びます。地層は、火山のはたらきによる堆積と水のはたらきによる堆積の2通りのでき方があります。化石が見つかるのは、おもに水のはたらきによる地層(海底で堆積したもの)に含まれている場合が多いです。動物の骨や歯、貝や植物の葉など、様々なものが化石となって発見されています。
 学校には、化石の標本が用意してあります。有名なアンモナイトや魚の骨、サメの歯などの化石が入っていて、子ども達は興味をもって観察していました。さらに、タブレットを使って標本に書かれていた時代について調べたりもしました。(写真下)

11月1日(月) その2

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 2年生は、算数の時間にいよいよ「九九の学習」に入りました。九九には1の段から9の段までありますが、最初に学習をするのはどの段からか知っていますか? 「2の段が最初」・・・と思った方が多いのではないでしょうか。正解は、「5の段」です。1組では、5の段の式と答えを書き出してから、九九での「5の段」の唱え方を指導していました。(写真上)
 小学校の算数では、1年生の時から5のまとまりを意識させた授業をしてきています。また、片手の指の数が5本であったりすることから、5の段から九九をスタートさせるのが一般的のようです。5の段の九九の答えは、一の位が0か5になっているということも覚えやすい理由の一つです。
 5の段の次は、2,3,4,6・・・9の段となりますが、昔から難関となるのが6〜8の段です。間違えやすい九九がいくつか入っている段です。2年生はこれから、毎日何度も何度もお経のように唱えながら覚えていく日々が続きます。ちなみに、1の段は一番最後に習います。これも意外と知られていないことではないでしょうか。
 今日から、たてわり清掃が始まりました。今年度のたてわり班活動は、一度6月の末にスタートました。しかしその後、7月に入ってからまた緊急事態宣言となったため、中断していました。解除になった先月からは、たてわり班での全校遠足も実施しています。そこで今月からは、たてわり清掃も行うことにしました。
 掃除をする場所は、たてわり班こどに指定されていて、各教室や特別教室、階段や廊下、昇降口などが割り振られています。毎週ローテーションをして、場所を変えながら清掃に取り組みます。6年生の班長・副班長を中心に、低学年の子ども達に掃除の仕方を指示したり、ほうきの使い方を教えたりしてあげていました。(写真中)
 クラス清掃では、低学年は教室と廊下の清掃しかなく、当番の子以外はいつも廊下で掃除が終わるのを待っている状況でした。たてわり清掃になると高学年がリードするので、全校児童が分担していつもより多くの場所をきれいにすることができます。
 旭町小学校でたてわり清掃が始まったのは、今から15〜16年前のことです。(私はその頃、旭町小で高学年の担任をしていました。)たてわり班活動はどこの学校でもよく行われていますが、掃除をたてわりで行っている学校は少ないはずです。たてわり清掃をしっかり行っていくには、全ての教員による共通した指導が必要です。学校の伝統として、これだけ長く続いているのは、先生方の指導の継承によるところでもあります。
 5年生は、理科の時間に「もののとけ方」の学習をしています。ものが水に溶けることに着目して、溶ける量や温度による変化などについて調べていきます。5年生にとって、「ものが水に溶ける」という現象は、どの程度身近なものになっているでしょうか。お湯に粉末のスープを溶かしたり、水に絵の具を溶かしたりという経験はあります。しかし、「水溶液」の定義は、「水にものが溶けた透明な液体」を言います。子ども達は、「溶ける=見えなくなる」や「溶ける=ものがなくなる」ととらえやすいものです。
 今日は、1組が「水溶液の重さ」についての実験をしていました。水と食塩のそれぞれの重さを量り、水に食塩を溶かしたら重さがどうなるのかを調べました。実験の前に子ども達に予想させると、「水と食塩を合わせた重さになる」という意見や、「溶けてなくなるから少し軽くなる」という考えが出てくるものです。電子天秤を使い、容器や薬包紙の重さも考えながら、正確に実験しようと取り組む姿が見られました。(写真下)

11月1日(月) その1

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 今日から11月に入りました。全校朝会は、今月から校庭で行うことにしました。今までは火曜日にZoomで行っていましたが、校庭で行うのは4月以来のことです。やはり、子ども達と対面で話をすることが何よりも大切であると思います。今日は、「電車のマナー」と「ふれあい月間」についての話をしました。
・・・先週の水曜日に、2年生のいも掘り遠足がありました。電車に乗って朝霞市にある農園まで行き、大きなサツマイモをたくさん収穫することができました。学校から成増駅まで行き、朝霞台の駅まで10分ほど電車に乗りました。学校を出発する前に、「電車の中では静かにすること。電車に乗ったら、一言もしゃべらないこと。」が指導されていました。しかし、行きの電車の中では、それを守ることができませんでした。友達とおしゃべりをしていた子がたくさん見られました。帰りに公園でお弁当を食べてから、電車に乗る前に、もう一度電車の中でのマナーについて話をしました。そうしたら、帰りの電車の中では、みんな静かにマナーを守って乗ることができました。
 みなさんも、家の人と一緒に電車を利用して出かけた経験があると思います。なぜ、電車の中では静かにしていなければならないのでしょうか。それは、「周りの人に迷惑をかけないようにするため」です。今度電車に乗った時に、どんな人達が乗っているのかをよく見てください。静かに本を読んでいる人がいたり、目を閉じて寝ている人、小さな赤ちゃんを抱えたお母さんも乗っていたりします。そして、べちゃくちゃとおしゃべりをしている人達がいると、周りの人に迷惑をかけているなあと気がつくはずです。ましてやコロナ禍の今は、電車のような密な空間では、マスクをして黙っていることが常識です。
 さらに、電車の中でのマナーとして、「立っている人は、手すりやつり革につかまらなければならない」ということがあるのを知っていますか。校長先生は毎日電車で通勤していますが、必ず電車の中では手すりやつり革につかまるようにしています。電車がゆれても自分は大丈夫と思ってはいけません。もし急ブレーキがかかり、他の人にぶつかってしまったら、あるいはけがをさせてしまったら・・・というところまで考えなければならないのです。
 全ての「マナー」は、人に迷惑をかけないということが基本になっています。学校内でも、「授業中に廊下を移動する時は、静かに歩く」というマナーがあります。いつも周りの人のことを考えて行動できるようにしましょう。
 さて、今日から11月に入りました。11月はふれあい月間であるとともに、練馬区いじめ一掃取り組み月間にもなっています。練馬区全ての小学校・中学校からいじめをなくすために、全校体制で取り組んでいきます。今年は、「いじめ防止シンボルマーク」を練馬区の学校から募集することになりました。いじめをなくすために一人一人が真剣に考えて、旭町小でもシンボルマーク作成の取り組みを行います。
 いじめにつながる行為はすぐにやめなければならないし、やめさせなければなりません。その一番の方法は、先生や家の人に伝えることです。学校には保健室の先生や校長先生・副校長先生、相談室の先生など、たくさんの人達がみなさんの味方となっていじめを無くすように協力してくださいます。
 いじめは絶対にいけないことであるという気持ちをしっかりもち、身近な友達への言葉づかいから見直し、気をつけていくようにしたいものです。・・・

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