保護者会があります。27日(木)…高学年 ご参加をお待ちしております。

7月28日(水)

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 夏休み中は、学童クラブやあさひっこひろばにたくさんの子ども達が来ています。練馬区では、長期休業中も子ども達の居場所となるように、「ねりっこクラブ」という名称でひろば活動を拡大実施するようにしています。
 あさひっこひろばは、視聴覚室を拠点に運営されています。夏休み中も、登録している子ども達が自由に時間を決めて利用することができます。たくさんのおもちゃやパズル、ゲーム類があり、友達と仲良く遊ぶ様子が見られます。(写真上)
 また、図書室では、本を読んだりプラバンの製作に夢中になって取り組んだりしていた子がいました。夏休みの宿題をがんばっていた子もいます。(写真中)
 今年は体育館が工事のために使えません。その分、廊下や昇降口のスペースを利用して遊びができるようにしてもらっています。さらに、朝や夕方の時間帯には、校庭を使って遊べるようにもしています。ひろばには、親切で優しいスタッフが大勢います。常に子ども達の見守りをしっかりしていただいています。(時には厳しく…)
 2年1組の教室の外に、生活科で植えた夏野菜が育っています。キュウリやピーマン、ミニトマトとともに、ナスも生育旺盛になってきました。ナスは、花の後に実がつき始めると、あっという間に大きくなります。よく見ると、ヘタの部分と実の間に白っぽいところがあります。この白い部分は、前日の夜から朝にかけて成長したことを示しています。(写真下)
 夏野菜は、暑さとともに収穫量が一気に増えてきます。きっとこのナスも、あさってまでに収穫しないと、来週にはかなり大きくなってしまうでしょう。

※学校ホームページも、しばらく夏休みに入ることにします。4月から多くの皆様にホームページをご覧いただき、どうもありがとうございました。

7月27日(火)

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 学力補充教室の3日目、最終日を迎えました。台風の影響が心配されましたが、幸い登下校の時間帯はほとんど雨にあわずに済みました。
 1年生の教室では、算数や国語のプリントを中心に、1学期の復習問題に取り組む様子が見られました。(写真上)算数では、「10までのたし算・ひき算」が1学期の学習内容での大きなポイントになっています。2学期に入ると、繰り上がりのあるたし算や繰り下がりのあるひき算の学習が待っています。それまでに、たし算やひき算の答えがスラスラと出てくるようにしておく必要があります。
 1年生は、夏休みの課題として、「計算カード」が出されています。青とピンクのカードを、それぞれ毎日1回以上行うことになっています。42日間、毎日行うことが重要です。夏休みが終わって2学期に入ると、どの教科も1学期の学習内容を基に新しい学習が始まります。1学期の内容がきちんと身についていないと、大きなつまずきになります。ぜひ、夏休みの終わりまで毎日しっかり復習していけるように、各ご家庭で見てあげてください。
 4年生の教室では、都道府県のワークシートに挑戦している様子が見られました。(写真中)プリントには、日本地図の47都道府県に番号が振ってあり、全て漢字で書き表すことになっています。都道府県名は分かりますが、正直言って自分自身、漢字で全て書ける自信はありません。岐阜県、愛媛県、茨城県、鳥取県…と、パソコンでは簡単に変換して出てきますが、手書きではここ何十年も書いたことがない漢字です。
 4年生は、夏休み明けに都道府県の漢字テストがあるようです。がんばりましょう。どうせなら、ついでに都道府県の位置もしっかり覚えてしまいたいものです。テレビ番組やニュースなどで県名が出てきたら、地図上でその場所を確認するようにすると自然に覚えていきます。
 6年生の教室では、夏休み用の学習ワークを使い、各自で課題を進めていました。1学期に習った算数の内容では、数量関係を式に表したり、分数のかけ算・わり算、割合の表し方など、中学校の数学につながる大切な学習がありました。それぞれのクラスでは、担任の先生が個別につきっきりで指導する様子が見られました。(写真下)
 1時間の補充教室が終わって下校する頃、オリンピックについていろいろな学年の子ども達に聞いてみました。テレビで様々な競技を見ている子が多いようです。サッカーやスケートボード、卓球、柔道など、日本の選手たちの活躍について、たくさんの感想を聞くことができました。
 昨日は、スケートボードの種目で、13歳の金メダリストが誕生しました。高学年の子ども達にとっては、自分と近い年代ということもあり、より身近に感じられたのではないでしょうか。スケボー人気が一気に過熱しそうですね。

7月26日(月)

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 夏休みに入って間もなく始まった4連休が終わり、学力補充教室の2日目を迎えました。朝から元気よくセミの合唱が聞こえる中、今日もたくさんの子ども達が登校してきました。
 4年生の教室では、算数のわり算のプリントを中心に取り組む様子が見られました。1学期の内容では、4年生はわり算の筆算が大きな学習ポイントになっていました。1学期の中頃、「2〜3位数÷1位数」の筆算をまず学習しています。そして、学期末には、「2〜3位数÷2位数」の筆算を習いました。わる数が2位数になるだけで、わり算筆算の難易度が一気に増します。
 わり算の筆算では、「立てる→かける→ひく→おろす」を繰り返していきますが、まず商として何が立つかにつまずきやすいものです。立てる数が大きすぎたり小さかったりと、何度も試行錯誤しながら立てる数の大きさがつかめるようになります。算数では、ある面このような根気強さが必要です。担任の先生が個別に子どもを呼びながら、一人ずつどこでつまずいているのかをていねいに見てあげていました。(写真上)
 5年生は、国語や算数以外にも、理科や外国語の復習プリントを用意して取り組ませていました。夏休み中の補充教室は、あらかじめ参加希望を募って実施しています。参加票に丸印がついていて登校してこなかった子どもには、担任が家庭に連絡を取らなければなりません。8時45分に補充教室が始まってしばらくの間は、出席の確認をする先生達があわただしく職員室の電話機のところまでやって来ます。
 また、検温カードの確認も実施しています。机上に検温カードを用意させ、一人ずつ健康チェックをするのも担任が行っています。(写真中)
 1年生の昇降口前の植え込みに、ホオズキの株があります。先週まで緑色だった実が、赤く色づいてきました。(写真下)
 ホオズキは、種まきをして育てることもできますが、地下茎で増える宿根草の仲間でもあります。旭町小には、昔からこの場所にホオズキがあります。6月頃、白い小さな花が咲きます。ナス科の植物なので、5枚の花弁が特徴となっています。花後、がく片が実を包み込むように膨らんできます。・・・ですから、ホオズキとして鑑賞しているオレンジ色の袋は、正式には実ではなく、実を包んでいるがく片ということになります。今月初めには、ほおずき市で鉢物が売られていたり、お盆用の仏花として利用されたりもしています。
 ところで、「ほおずき」であり、「ほうずき」とは表記しません。しかし、同じ植物名でも「ホーセンカ」をひらがなにすると「ほうせんか」です。1年生の国語「ながい おと」の単元では、他にも伸ばす音の表記について学習してきました。今日の補充教室でも、プリントにいろいろな問題が載っていました。「おおかみ」、「いもうと」、「とおせんぼ」、「どうろ」、「こおろぎ」・・・平仮名で表記すると、大人でも迷いそうなものばかりです。

7月21日(水) その2

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 ブルーインパルスが飛びましたね。あさっての東京オリンピック開会式に向けた練習として飛行したようです。
 いつ、どの方向から飛んでくると分かっていれば、もっと冷静にカメラを構えていられたのですが・・・なんとかとらえることができた機影をお伝えします。(校長室の窓を開けて撮った写真です。)
 都心に向かう途中、一瞬でしたが練馬区上空を通過しました。6機が隊列を組み、その背後の離れたところに1機、計7機飛んでいたように見えました。(写真上)
 新宿方面に向かう途中から、白いスモークを出し始めました。(写真中)よく見ると、6機のうちスモークを出していたのは5機で、先頭の1機からは出ていません。この後、国立競技場の上空で五輪のマークを描いたのでしょうか。今日は白いスモークでしたが、本番はカラースモークで青、黄、黒、緑、赤の五輪マークを描くようです。(写真下)

7月21日(水) その1

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 今日も朝から厳しい暑さになりました。夏休みの初日は、学力補充教室の1日目としてスタートしました。
 学習用具や水筒を持って、たくさんの子ども達が登校してきました。8時45分から9時45分までの1時間ではありますが、学校の自分の教室で学習をすることで、自然と集中力が高まります。各教室の様子を見に行くと、すぐに夏休みの宿題に取り組んだり、先生が用意した学習プリントに向かったりする姿に、一人一人の意気込みが感じられました。
 低学年は、担任の先生の他に専科の先生や学力向上支援講師の先生が入り、きめ細かく対応していました。分からない問題を個別に指導したり、プリントに丸付けをしたりしていました。特に低学年は参加人数が多いだけに、先生方も大変そうでした。(写真は、上から1・2・3年生の様子です。)

7月20日(火) その2

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 今日は、担任の先生から1学期の通知表(あゆみ)をもらう日です。一人ずつ先生のところに行き、励ましの言葉をかけてもらいながら受け取っていました。1学期のがんばりとともに、これから目指していく目標をアドバイスしてもらいながら渡してもらいました。
 1年生は、小学校に入って初めて手にする通知表です。少し心配そうな表情で担任の先生のところに行き、受け取っていました。(写真上)所見欄には、この3か月半の学校生活の成果や今後の課題が記載してあります。それをもとに、ぜひ各ご家庭でも、お子さんのがんばりを大いに褒めてあげてください。
 校内を回っていると、あちこちの教室から子ども達の楽しそうな声が聞こえてきました。学期末の日に必ず見られる「お楽しみ会」の光景です。2年2組では、「なんでもバスケット」を行っていました。教室内でみんなで楽しめる定番中の定番レクです。
 私も途中から遊びに入れてもらいました。「靴下をはいている人!」とか「白いマスクをしている人!」で席を移動するのは分かりますが、「暑がりな人!」や「ピンク色が好きな人!」という本人の趣味趣向に関するお題でも、ちゃんと反応して移動しているので面白いなと思いました。子ども達は、実に正直なものです。(写真中)
 さらに、これも必ず見られる光景として、鬼になりたがる子の存在があります。なぜか後からゆっくり立ち上がって移動し始め、周りの子に「ここ空いてるよ」と言われてもキョロキョロしているだけで、結局「鬼になっちゃった…」とニコニコしている子です。一緒に参加して、散々笑わせてもらいました。それほど動いたわけでもないのに、子ども達の熱気のためか、汗びっしょりになりました。
 もう一つ、学期末の定番の光景として、大掃除があります。1学期間自分たちが使った教室や廊下、さらには自分の机や椅子、ロッカーの中をきれいにして夏休みを迎えるようにします。雑巾が真っ黒になるほど汚れがたくさん取れました。大掃除は、気持ちをすっきりとさせる効果もあります。明日から楽しみな夏休みです。気持ちも新たに、42日間のすばらしい夏休みを過ごしてほしいと思います。
 そして、6年生にとっては、小学校生活最後の夏休みとなります。たくさんの思い出をもって、2学期もまた元気に登校してきてほしいと思います。(写真下)

7月20日(火) その1

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 1学期の最終登校日となりました。終業式は、2校時の初めにZoomで実施しました。(区内の全ての学校がオンラインで終業式を行うため、Zoomがつながりやすいように他校と時間をずらすことにしました。)
 私からは、オリンピック・パラリンピックについても触れて話をしました。
・・・『最初に、目前に迫ってきた東京オリンピック・パラリンピックについての話をします。今週金曜日の23日には、オリンピックの開会式があり、8月8日の閉会式の日まで、様々な競技が行われます。また、8月24日にはパラリンピックの開会式も予定されています。今回のオリンピックは、無観客で行うことになりました。したがって、6年生が行く予定であったパラリンピック観戦は、残念ながら中止になりました。しかし、夏休み中に、テレビを通じていろいろな競技の様子を見ることができます。東京でオリンピックが開催されるのは、57年振りのことです。どんな競技があるのかな、どんな国の選手が出ているのかな、さらには世界のトップアスリートが活躍する姿に注目するなど、関心をもって見るようにしましょう。
 さて、4月6日からスタートした1学期の学校生活が、今日で終業式を迎えることになりました。今日は、各教室で担任の先生から1学期の通知表「あゆみ」をもらいます。この3か月半の学校生活での成果(できるようになったこと・がんばったこと)をしっかり確認するとともに、2学期に向けての課題(これからがんばらなければならないこと)をはっきりとさせておくことが大切です。
 明日から42日間の長い夏休みに入ります。9月になり、2学期の始業式を迎えた時に、「楽しく充実した夏休みだったなぁ」とか、「よし、2学期もがんばるぞ」という気持ちで会えるようにしたいですね。そのためには、規則正しい生活を心がけることや計画に沿って毎日少しずつ学習をすること、そして夏休みならではの宿題(自由研究や読書など)に進んで取り組むことが大切です。さらに、お手伝いをたくさんすることも欠かせません。
 こうして考えてみると、長い夏休みにたくさんやるべきことがありますね。でも、そんな夏休みも、まずは健康な体がなければ、全てが楽しい思い出として残ることはありません。先月から今月にかけて、突然の交通事故や大雨の被害が報道されています。「自分の命は自分で守る」ということを、小学生にもしっかりと指導しなければならない時代になってきています。交通安全や熱中症予防も含めて、自分自身の健康と安全に留意して、夏休みが楽しい思い出となるようにしてください。そして、9月1日の始業式に、全員が健康で元気な姿でまた会えるようにしましょう。』・・・
 次に、児童代表の言葉を2年生の子が行いました。一学期にがんばったこととして、2つのことを発表しました。音読をがんばったことと、ミニトマトのお世話をがんばったことです。作文用紙に、とてもていねいな文字で書いてありました。本来ならば、校庭や体育館など全校児童の前で発表させたかったところです。(写真上)
 次に、生活指導主任の先生から、夏休みの生活についての話がありました。「交通事故」、「タブレット」、「コロナ・マスク」、「命」という4つのキーワードを示しながら、夏休み中の様々な安全について伝えました。昨日もお伝えしましたが、夏休みの生活のきまりをしっかり守り、健康で安全な毎日を過ごしてほしいと思います。(写真中)
 最後に、代表委員からユニセフ募金の報告がありました。全校で53627円の募金を集めることができました。代表委員は、ユニセフ集会で全校に呼びかけ、3日間朝早く学校に来て募金箱を持ちました。たくさんの募金が集まり、その苦労が報われたように感じたことでしょう。(写真下)
 各ご家庭からのご協力にも感謝申し上げます。

7月19日(月)

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 1年生の教室で、絵日記の書き方の指導が行われていました。1年生の国語の教科書には、1学期の最後の単元として、「こんなことがあったよ」という学習があります。体験したことや出来事などから、伝えたいことを明確にして文章を書く学習です。教科書にも絵日記の例が載っていて、ちようど夏休みの課題を指導する時期に合わせた学習内容となっています。
 2組では、まず最近の出来事からどんなことを書くか、考えさせました。文章が書けた子は、一度先生に見せてから絵を描き始めることになっていました。この土日の出来事を書いた子が多かったようです。光が丘公園に行って水遊びをした子や、クワガタをつかまえた子、友達と遊んだことを書いた子もいました。また、給食当番のことを書いた子もいました。先週が当番だったのでしょうか。待ちに待った給食当番ができて、とてもうれしかったのでしょう。また、「おねえちゃんのたんじょうび」のことを絵日記にした子がいました。絵には、「おめでとう」という言葉と、おいしそうなケーキを描いていました。(写真上)
 1年生の夏休みの課題の1つに「絵日記 2枚」があります。42日間の夏休みに、子ども達はどんな絵日記を残すでしょうか。コロナ禍のため、いつもの夏休みのような外出が少なくなったとしても、家庭でできる夏の思い出を絵日記にしても良いでしょう。
 絵日記は、夏休みの宿題の定番として、昔から続いています。私が1年生の時にもありました。何十年と経ちますが、絵日記に描いた1枚の絵をはっきりと覚えています。当時住んでいた新潟から、家族で佐渡島に旅行に行った時のことを書きました。カーフェリーに自分の家の車が入っていくところが印象に残ったのか、クレヨンで船の絵を描いたのを覚えています。隣で見ていた母が、「もっと大きく描きなさい」と言い出し、突如やる気をなくしました。…結局、嫌な思い出として残っていたのですね。子どもの絵に、ああだこうだと口をはさむのはやめましょう。
 一方6年生は、1学期の学習内容を復習するワークブックが夏休みの宿題として配られました。国語と算数は、前学年までの復習ページがあり、さらに英語確認シートや、読書感想文の書き方までこの1冊に入っているという盛りだくさんなワークブックです。夏休み中に、毎日1ページずつしっかり取り組めば、学習の力がつくこと間違いなしです。
 また、付録としてついてきている生活表も活用していきます。夏休み中の出来事を一行日記で書くようになっています。2組では、学習と生活の目標を書かせたり、起きる時刻と寝る時刻を決めさせたりしていました。(写真中)
 寝る時刻は、「10時」という子がほとんどのようでした。そして、起きる時刻は「7時〜7時半」にした子が多かったようです。子ども達は、普段も7時頃に起きているのでしょうか。寝る子はよく育つと言われますが、休みの日でも小鳥のように朝早く目が覚めてしまう私からすると、とてもうらやましい限りです。
 あさってから長い休みに入るため、夏休み中の生活のきまりについて、各学級で指導をしています。2年1組では、「夏休みを楽しくすごすために」というプリントを使って、学級指導をしていました。夏休みの生活や安全、遊びについてのきまりが書かれていて、担任の先生が一つ一つ説明していました。(写真下)
 生活のきまりには、昨年度から加えられた項目があります。「感染症対策をきちんとしてすごしましょう。」です。毎朝検温をしたり、外出する時はマスクを着用すること、人混みを避けて不要不急の外出は控えるということの注意喚起です。長期休業中のきまりは、だいたい毎年同じプリントが配布されるものですが、次回の冬休みのきまりからは、この文言が削除されるようであってほしいものです。
 その他に、交通安全や子ども同士の外出についてのきまりが書かれています。各ご家庭でもよく読んでいただき、健康で安全な夏休みのためにご活用ください。

7月16日(金)

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 久し振りに夏の日差しが現れました。昨日まで、傘が手放せない毎日が続いていましたが、関東地方も今日で梅雨明けです。ギラギラと輝く太陽とともに、いよいよ夏本番の暑さがやって来ます。
 湿度が高い日は、校庭での活動よりも、むしろ体育館での熱中症が心配であると言われます。感染症対応のために、朝から体育館の窓は全て開放するようにしています。しかし、子ども達が運動すると、その分の熱気がさらに加わるのか、体育館内の温度が高く感じます。
 ステージ上には、体育館用の熱中症指数計が置いてあります。体育の授業前にスイッチを入れて、運動の実施の目安にしています。試しにスイッチを入れてみました。5校時(14時前頃)の時点で、気温31.8度、湿度は55%、そして暑さ指数は28となっていました。
 暑さ指数(WBGT)は、熱中症を予防することを目的として1954年にアメリカで提案された指標です。単位は気温と同じ摂氏度で示されますが、その値は気温とは異なります。暑さ指数は、人体と外気との熱のやりとりに着目した指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい「湿度・周辺の熱環境・気温」の3つを取り入れた指標です。その数値によって、「注意」、「警戒」、「厳重警戒」、「危険」の段階に分けられていて、今日の28という値は、「厳重警戒」に当たります。体育を行っていた4年1組では、時々給水タイムを取りながら授業をしていました。
 体育館のステージ上には、段ボールに入った多くの機材が積み上げられています。(写真上)これは、体育館用の空調機で、夏休みに入ってから本格的な工事が始まります。体育館のギャラリーの高さのところに、南側と北側の壁に合計10基のエアコンが設置されます。うまく工事が進めば、秋頃から体育館を涼しくして体育の授業に使うことができるかもしれません。また、冬場は暖房としても利用できます。
 5年2組で、タブレットを使った授業が行われていました。まず、タイピング練習用のWebサイトをいろいろと試してみました。子ども用のサイトがいくつかあり、楽しみながら文字入力の技能を高めることができます。レベルアップするたびに級が上がっていく「キーボー島」や、百人一首やしりとり、スポーツなどのカテゴリに応じた文章を打つ「e-typing」など、どれも楽しそうでした。夏休み中は、全校児童がタブレットPCを持ち帰るので、ローマ字入力の技能アップに使うのも良いのではないでしょうか。
 また、学習サイトを使った「情報モラル」についての指導も行われていました。(写真中)インターネットを利用する際の情報モラルについては、毎年5年生対象に外部指導員による出前授業が行われています。しかし、一人一台ずつのタブレットPCが導入されたことにより、全学年に情報モラルの指導が必要になりました。実際、区内でも友達のパスワードを使ったり、なりすましで書き込みをするなど、様々なトラブルが発生しています。
 タブレットPCは、学習指導に大きな成果が期待できる反面、使い方次第では危険性もあります。区から派遣されるICT支援員による指導を受けながら、学校の先生達も日々タブレットPCの使い方について研修しています。しかし、学校で制限をかけられる部分と、できない部分があるのが実情です。それだけに、子ども達への情報モラルの教育は欠かすことができません。
 どうか夏休み中も、各家庭でのタブレットPCの利用の仕方を、保護者の皆様の目で必ず確認するようにしてください。よろしくお願いいたします。
 5校時の授業が終わり、たくさんの荷物を手に、子ども達が下校していきました。(写真下)いよいよ学期末が近づいてきました。今週は、残りの登校日数を考え、図工や音楽の道具や作品類などを計画的に持ち帰らせました。たくさんの荷物の中には、今学期に実施したテスト類が入っているかもしれません。
 1学期の学校生活も、来週の月曜日と火曜日の2日間を残すのみとなりました。来週は、夏休みに向けた指導をしたり、Zoomでの終業式をしたりします。各ご家庭でも、42日間の夏休みをどのように過ごすか、計画を立てて夏休みを迎えるようにお願いします。

7月15日(木)

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 3年生は、図工の時間に「ギコギコトントン何作ろう」という学習をしています。先々週は、「ギコギコ」ののこぎりの使い方を学習している様子をお伝えしました。今日は、「トントン」の金づちの使い方の授業でした。
 子ども達に聞いてみると、のこぎり同様に釘を打つというのは初めての経験のようでした。子どもにとっては、金づちで真っすぐに釘を打つというのは、とても難しいことです。釘が斜めに入ってしまったり、途中で曲がってしまったりと、そう簡単にうまくいくわけではありません。
 金づちは、打ち始めと打ち込み、打ち終わりの3段階それぞれにコツがあります。まず、釘の打ち始めは、釘をしっかり板に対して垂直に支え、金づちは柄の首に近いところを持って軽くトントンと打ち込みます。授業では、ペンチで釘を支える方法も教えていました。次に、釘を打ち込む段階です。今度は柄を長めに持ち、金づちの重さを利用して打ち込んでいきます。この時に釘が曲がってしまうのは、金づちの平らな面が釘の頭に対して斜めに当たってしまうからです。子ども達の失敗の多くはここです。打ち終わりは、板を傷つけないように、金づちの丸い方で仕上げるのですが、3年生ではそこまではしません。
 釘抜き(バール)が図工室のあちこちで大活躍をしていました。(写真上)釘が曲がってはやり直し…の繰り返しのようでしたが、のこぎり同様に、失敗をしながら道具の使い方が身についていきます。夏休みの自由研究に、木工作に挑戦してみるのも良いですね。ホームセンターに行くと、様々な木片や板材が売られています。
 4年生の書写の時間に、「左右」の二文字の毛筆指導が行われていました。「筆順と字形」について学習する教材です。(写真中)
 毛筆で書かれたお手本の「左」と「右」を比べると、横画は「右」の方が長く、ななめ払いは「左」の方が長くなっています。これは、「左」と「右」の1画目と2画目の書き順が違うからです。「左」は、横画を書いてからななめ払いを書きます。一方の「右」は、ななめ払いが先で、2画目に横画を書きます。
 一般に、「右」のように横画が長く左払いが短い漢字は、左払いを先に書くきまりになっています。ですから、「有・布」も1画目は左払いから書きます。一方、「左」のように、横画が短く左払いが長い漢字は、横画を先に書くきまりになっています。「友・存・在」なども1画目は横画から書きます。
 「右」は、1年生で習う漢字です。2年生以上の子どもで、「右」という漢字の書き順を間違えている子が多いのではないでしょうか。漢字の書き順は、一度間違えて覚えてしまうと、ずっと違ったまま書き続けることになります。文字を正しく整えて書くために、正しい書き順を身につけておきたいものです。さらに、大人になって恥ずかしい思いをしないためにも…。実は、大人になって恥ずかしい思いをする職業のトップにいるのが学校の先生です。「教師でありながら書き順が違うとは!」と思われてしまっては、情けないことです。そういう自分も、教員になってから書き順を間違えて覚えていたことに気がついた漢字がいくつかあります。
 5年生は、社会科の時間に「水産業のさかんな地域」の学習をしています。1組では、日本のおもな漁港や近海の魚の分布、そして海流を示した図を見て、どんな特徴があるのかを話し合いました。(写真下)
 日本近海は、暖流と寒流が合わさる地点でもあることから、豊かな水産物に恵まれています。水産業にかかわる多くの人々のおかげで、食生活が支えられています。しかし一方で、水産業を取り巻く問題点もあります。これだけ豊かな漁場がありながら、輸入に頼っている現状があります。学習を進めていくうちに、水産資源の乱獲や、水産業に携わる人口の減少等、日本の食生活にかかわる大きな課題が見えてきます。
 子ども達の将来も、安くて美味しいお寿司が食べられる世の中であってほしいものです。私は、断然に「肉よりも魚派」です。歳をとって趣向が変わったというのではなく、魚の美味しさが私を変えたのです。教員としての初任校は、下田学園(練馬区の健康学園、すでに廃校になっています。)でした。3年間、静岡県の下田市で生活をしていました。アジの干物やサンマのみりん干しの美味しさをその頃知りました。また、他にも海の幸をたっぷり味わい、魚派になりました。スーパーに行くと、必ずブリのカマを探しに鮮魚コーナーに立ち寄ります。

7月14日(水)

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 2年生は、算数の時間に「時計を生活に生かそう(時こくと時間)」という学習をしています。1年生の時は、算数で「何時」と「何時半」、あるいは「何時何分」の時計の読み方まで学習してきました。2年生では、さらに時刻と時間の意味や1時間は60分間あること、午前と午後の意味、1日は24時間あることなどについて学んでいきます。(写真上)
 時刻と時間の概念は、日常的に使っているものの、2年生にとっては難しい内容です。「時刻」とは、時の流れの1点を示しています。(9時とか、9時15分というように)一方の「時間」は、時刻と時刻の間の量のことを言います。(15分間とか、30分間というように)
 その後、時刻と時間を合わせた問題が出てきます。「9時40分の30分後の時刻は?」とか、「9時40分の1時間前の時刻は?」というような問題です。せめて教室の時計を見ながら答えられればよいのですが、時計の長針と短針の関係が分かっていないとそこまで理解がいきません。
 また、1時間は60分間であることや、1日の中に午前と午後があり、1日は24時間であることについても学習します。時刻と時間の学習は、理解できたかどうかがはっきりとする内容です。これだけ盛りだくさんな内容を、教科書では2時間扱いになっています。それだけで全員に理解させるのは難しいことです。単元名の「時計を生活に生かそう」という名の通り、日常的に時計を読ませたり、「あと何分で何時になる?」と考えさせたりすることが大切です。2年生のお子さんがいるご家庭では、ぜひ時計を意識した会話を心がけてみてください。この時期に理解できていなくても、今後どこかで時間や時刻の概念が身についてくるはずです。気長に教えていくことが大切です。
 6年生は、理科の時間に「生物どうしの関わり」という学習をしています。今日は、植物が空気とどのように関わっているのかということをテーマに、各教室で実験をしていました。
 まず、ホウセンカが植えられている鉢を2つ用意します。ともにビニール袋でおおい、密閉します。ストローでそれぞれに息を数回ずつ吹き込みます。この段階で、一度袋の中の酸素と二酸化炭素濃度を測ります。・・・人の息を吹き込んだので、通常の空気中よりも酸素濃度が少し下がり、その分二酸化炭素濃度が上がります。(写真中)
 次に、片方の鉢は日なたに置き、もう片方には段ボールでおおいをして日が当たらないようにします。1時間後、気体検知管を再度使って酸素と二酸化炭素濃度を測定します。・・・結果は、日なたに置いた方は、酸素が増えて二酸化炭素が減り、日陰に置いた方はその逆になります。(濃度としてはほんのわずかですが…)
 日なたに置いた方が酸素濃度が増えるのは、植物が光合成を行い、空気中の二酸化炭素を取り入れて酸素を出す働きがあるからです。では、日陰に置いたホウセンカの気体の変化(酸素が減って二酸化炭素が増えた)は、どう説明したらよいのでしょうか。・・・植物も、動物と同じように呼吸をしているということです。酸素を取り入れ、二酸化炭素を出しています。しかし、呼吸よりも光合成でのガス交換の方が圧倒的に多いため、全体的には「植物は空気中に酸素を放出している」ととらえられています。
 3年生は、音楽の時間に鑑賞教材を使った学習をしています。今日は、ドヴォルザーク作曲の「ユモレスク」の鑑賞をしていました。ピアノ伴奏付きで演奏されるバイオリンの小品です。旋律の特徴や反復・変化、再現を聴き取るための鑑賞教材として3年生で扱うことになっています。短い曲ですが、全体が3つの旋律で成り立っています。
 一つ一つのテーマをしっかり子ども達に印象付けてから全曲を聴かせると、子ども達の関心が格段に高くなっていくことが分かりました。また、授業では、それぞれの旋律の印象を子ども達に言葉で表現させていました。「スキップしているみたい」とか「落ち着いた感じ」、「激しい感じ」というように、子どもなりにしっかり曲想を感じ取っているなと思いました。
 最後に、実際のバイオリン演奏を動画で視聴しました。N響のコンサートマスターの演奏でした。(写真下)夏休み中は、よくファミリーコンサートのような子ども向けのクラシックコンサートが催されますが、今年もまた首都圏では難しそうです。YouTubeで様々な奏者の演奏が見られますので、ぜひご家庭でユモレスクの鑑賞をしてみてください。

7月13日(火) その3

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 5年1組が家庭科室で調理の学習をしていました。調理実習はできませんが、調理についての学習はできる範囲で指導しておかなければなりません。
 今日、実習をしていたのは、包丁やまな板の管理や使い方についてです。教科書には、包丁の持ち方や姿勢、野菜の切り方まで載っています。また、まな板については、使う前(水で濡らした後に水気をふき取る。)と使った後(スポンジで汚れを取り、すすぐ。吊り下げたり立てかけたりして乾かす。日光に当てて干すと良い。)の管理について書いてあります。
 家庭科室の流しを使い、グループごとに実際に包丁とまな板の洗い方を実習しました。(写真上)練馬区で調理実習がOKになったのは、4月の最初の3日間くらいだったでしょうか。その後まん延等重点措置〜緊急事態宣言が続き、結局昨年度と同様に、調理実習NG状態が続いています。
 本来であれば、5年生は1学期中に、お茶を入れたり茹でる調理を経験したりしていたはずです。申し訳ありませんが、夏休み中に各ご家庭で調理実習を兼ねてお手伝いをさせてあげてください。よろしくお願いいたします。
 2年生は、国語の時間に「あったらいいな こんなもの」という学習をしています。友達の発表を聞いて、質問し合うことを中心とした学習単元です。その発表のために、「こんなもの(道具)があったらいいな」と思うものを各自で考えました。「こんなこといいな できたらいいな♪」は、昔のドラえもんの歌詞でした。まさに、四次元ポケットに入っていそうな秘密道具を各自で考えました。
 2組では、画用紙に道具の絵や説明を書き、一人ずつ発表をしていました。子どもらしい発想で、とてもユニークなものばかりでした。まず、頭を冷やしてくれる「冷たい枕」です。ボタンが付いていて、温度調整ができるそうです。冷やしていられるのは、朝の決まった時間までとのこと。大きな涼しそうな枕に、気持ちよさそうに寝ている絵がとても上手に描けていました。(写真下)発表後、たくさんの子ども達から質問がありました。今回の学習では、この「話す・聞く」ということが大切なねらいです。
 他にも、「やり直しガム」を発表した子がいました。間違えた時や失敗した時に、このガムを噛むとその前の時間まで戻ることができるそうです。ただ、たくさん噛みすぎると、お母さんのお腹の中に戻ってしまうとか。その他にも、「元気きび団子」や「雨がすぐやむボール」など、子どもらしい発想の道具ばかりでした。きっと大人が考えたら、現実的なつまらないアイデアしか浮かばないはずです。

7月13日(火) その2

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 1校時に、2年生のトウモロコシの皮むき体験がありました。まず、栄養士さんから、トウモロコシのつくりや栄養についての話を聞きました。
 トウモロコシには、笹の葉のような皮が何枚かついています。そして、その先には、たくさんのひげがついています。このひげの1本1本がトウモロコシの粒々とつながっています。(あとで皮むきをしながら確かめることができました。)このひげは、雌花の「めしべ」の1本1本です。雄花はトウモロコシの茎の一番上に咲き、たくさんの花粉を出します。うまくめしべの1本ずつに受粉すると実がつきます。ですから、たくさん実が入っているトウモロコシは、たくさんの茶色いひげが出ているものです。また、トウモロコシ畑が密集して植えられているのは、受粉しやすくするためです。
 さて、トウモロコシの栄養について、栄養士さんから3つのことを習いました。「糖質が多く、エネルギー源になる」…トウモロコシの甘味は糖質がたっぷり入っているからです。もぎたてのトウモロコシは、生でもおいしいそうです。「ビタミンB1・B2が含まれている」…疲労回復のためのビタミン類です。私は特にたくさん必要です。「実の粒の皮には、セルロースが含まれている」…食物繊維です。体の調子を整えてくれます。
 さあ、いよいよ皮むき体験です。大きくずっしりと重いトウモロコシを手に、まずは外側の皮をはがしていきました。中から黄色く整列した粒が見えてくると、「わぁ〜」という声が上がりました。しかし、その後付け根をもぎ取ったり、ひげをきれいに取ったりするのには苦戦していたようです。(写真上下)
 大量のトウモロコシは、今朝早く茨城県の畑で収穫され、すぐに学校まで直送されてきたそうです。トウモロコシは、収穫したてが一番おいしく、時間とともに鮮度が落ちてきます。廊下には、給食室の方々がまだかまだかとスタンバイしていました。その頃給食室では、大きな釜にお湯を沸かして待っていたはずです。
 2年生が皮むきをしたトウモロコシは、旭町小と豊渓中の今日の給食で出されました。とっても甘くておいしかったです。栄養士さんからの情報では、茨城県産の「味来(みらい)」という品種のスイートコーンだそうです。この品種は、フルーツコーンとも呼ばれ、粒の皮が薄く、ジューシーな甘みが特徴とのこと…まさにその通りでした。
 ここまで長い文章をお読みいただいたので、とっておきの情報をお教えします。皆さんのご家庭では、トウモロコシを茹でる時、どのようにしていますか? 実は、鍋にお湯を入れなくても、おいしく調理することができます。ラップに包んで電子レンジでチンしてください。(500Wで5分ほど)あら不思議、茹でるよりもしっかり甘味が感じられ、とってもおいしいですから。

7月13日(火) その1

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 今日の全校朝会は、Zoomを使って行いました。「健康が一番」という内容の話をしました。
・・・『先週は、月曜日から金曜日のお昼頃まで、学校をお休みしていました。実は、日曜日から急に具合が悪くなり、学校を休んで病院にかかっていたのです。その5日間は、とても大変な思いをしました。「人は、病気になって初めて健康のありがたさが分かる」と言われます。その通りだなあと思いました。
 みなさんも、風邪をひいたり熱を出したりして休んでいた時に、健康が一番だなと感じたことがあるのではないでしょうか。「病気になって学校が休めたら、テレビを見たりゲームをしたりして、好きなことができていいのに…」と考えるのは、健康な状態の時だからです。実際に熱が出て頭が痛かったり、お腹が痛くて苦しんだりした時のことを思い出してみてください。病気の時は、テレビを見たり本を読んだり、ゲームをしたりする気にさえなりません。食欲もなくなりますよね。そして、普段はあっという間に時間が過ぎていくのに、病気になると時間が経つのが遅いなと感じるものです。
 校長先生も、同じようなことを感じました。休んでいた最初の3日間は、ずっと微熱が続いたりお腹が痛くなったりしていました。その時は、いつもは大好きな音楽を一切聞く気にはなれませんでした。また、テレビさえ見たいとは思いませんでした。夜もぐっすり眠れずに、何度も目が覚めてしまいました。今回、病気になったことで、改めて健康な体が一番であるということを感じました。
 では、いつも健康な体でいるためには、どんな心がけが必要なのでしょうか? まず思いつくのが、好き嫌いをしないでしっかり食べることや外で元気よく運動をすること、規則正しい生活を心がけて睡眠をしっかりとることなどです。これから夏休みの計画を立てる上で、気をつけなければならないことでもありますね。また、手をきちんと洗いマスクをしっかりすること、密を避けて行動するといった、感染症対策で行っている衛生面に関することも健康な体のために大切です。さらには、廊下を走らないということや、下校中は道路に広がって歩かないという安全面に関することも、健康な体のために必要です。
 普段の生活の中で、悩みごとやつらいこと、いやだなあと思うことがあったとしても、健康な体があるからこそ毎日の生活をがんばっていくことができるのです。そう考えると、どんなことよりも、まずは健康が一番大切であるということが分かります。』・・・
 次に、セミの話をしました。昨日の中休み、校庭でセミが鳴いていることに気が付いた子ども達がいました。確かに、今年初めてのセミの声は、昨日あたりから聞こえています。
 「チーーー、チーーー」という鳴き声の「ニイニイゼミ」です。ニイニイゼミの写真を画面に映しながら説明をしました。ニイニイゼミは、たくさんあるセミの仲間の中でも、最初に鳴き始めるセミです。「ジリジリジリ…」と鳴くアブラゼミは、その後からになります。体長は2cm〜2.5cmほどしかありません。(写真上)
 また、学校ホームページについても子ども達に紹介しました。Zoomに旭町小のホームページを画面共有して映し、「学校日記」をクリックすると最近の学校の様子が写真入りで分かることを説明しました。子ども達のタブレットPCからももちろん見ることができます。
 全校朝会では、続いて副校長先生がタブレットPCの扱いに関する注意点についての話をしました。区内の学校で、タブレットPCや付属品の故障・破損が増えてきています。大切に扱うことや、正しく使用することについて全校児童に伝えました。(写真下)
 特に、LTE回線を使用するためのドングルは、家で勝手に他の機器(家庭のパソコンやゲーム機等)に接続してはいけないことになっています。区内で多くのトラブルが発生しているそうです。夏休み中も、各ご家庭で正しく利用し、学習に役立てることができるように見てあげてください。

7月12日(月) その2

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 5年生は、理科の時間に「生命のつながり(メダカのたんじょう)」の学習をしています。魚にはオスとメスの違いがあることを知り、生まれた卵の中の変化の様子を調べていく内容です。
 メダカの卵は、区内の学校から先週分けていただきました。小さなジップロックに、メダカの卵を採取した日付が書いてあります。ですから、生まれて何日目の卵かが分かるようになっています。
 2組は、理科室でグループごとにいろいろな日付の卵を観察していました。メダカの卵は、解剖顕微鏡や双眼実態顕微鏡ではっきりとその中の様子を観察することができます。(写真上)
 顕微鏡をのぞきながら、子ども達は卵の中の様子を見て驚いていました。生まれて10日近く経つ卵は、すでに大きな2つの目がはっきりと見え、その間に赤信号が点滅しているようなものが見えます・・・心臓です。そして、ピントを前後に動かしながら見ていくと、ところどころに赤い小さな粒々が流れていく様子が確認できます。・・・血液の流れです。
 一方、生まれたばかりの卵は、中には泡のようなものが見えるだけです。直径1mmほどの卵の中で、ほんの数日間のうちにすごい変化が起きていることが分かります。何もない状態から背骨(神経)ができ始め、血液が流れ、目や心臓ができ…と、メダカの赤ちゃんが形づくられていくのは、生命の神秘そのものです。
 1年生は、国語の時間に「は を へ をつかおう」という学習をしています。「〜は」の場合は、「わ」ではなく、「は」と表記します。同様に、「お」と発音しながら「を」と表記したり、「え」と発音しながら「へ」と表記する場合があります。大人にとってはすでに簡単なことですが、これを1年生に理解させるのは、相当難しいことです。4月から一文字ずつ習ってきた平仮名が、やっと全て練習し終わったばかりの1年生ですから。これから少しずつ文章を書かせていくうえで、「は を へ」の助詞の使い方をしっかり身につけさせる必要があります。(2年生や3年生でも、まだこれらの使い方を間違える子がいるくらいです。)
 教科書には、かわいらしいワニの絵が描いてありました。(写真下)そして、「かわに、わにが すんで いた。わには、かわから かおを だし、どこへ いこうか、かんがえた。わには、きしべに ねころぶと、なにを しようか、かんがえた。」という文章が書いてあります。3つの助詞がところどころに使われている文章です。
 「〜は」の「は」は、言葉と言葉をつなぐ役割があります。同じく、「を」と「お」や「へ」と「え」も言葉と言葉をつなぐ時に使う「くっつき言葉」として教えるやり方があります。でも1年生にそんな理屈を話してもなかなか通じません。こういう時に「わ」でなくて「は」と書き、「WA」と読むんだよと覚えさせていくしかありません。
 私が思うには、音読の重要性です。どの学年も、音読カードが宿題になっているでしょう。まずは、教科書の音読を毎日繰り返し行うことです。しかし、その時の音読の仕方にポイントがあります。意外と子どもは教科書の文字から目を離して音読をしやすいものです。(暗記してしまうと、特にその傾向があります。)しっかり文字を目で追いながら音読をさせることで、どういう時に「は を へ」を使うのかが頭に入ってきます。もちろん、読書も大切です。できたら1年生は、声に出して読書をさせると良いでしょう。

7月12日(月) その1

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 本日から、緊急事態宣言を受けた感染症対応で教育活動をすすめていきます。社会全体に「またか…」という雰囲気が出始めていますが、ここで気を緩めてはいけません。また、今日と明日、そして木曜日は、学期末の保護者会が予定されています。先月、今月と学校公開ができなかっただけに、せめて保護者会を通じて担任の先生から学級の様子を聞くとともに、教室の掲示物等をご覧いただければと思います。よろしくお願いいたします。
 今朝は、ユニセフ募金の最終日でした。お金の入った袋を手に、代表委員のもとに駆け寄っていく子ども達の姿が今日も見られました。
 1年生は、登校して教室での準備が終わると、すぐにアサガオの水やりをするのが日課になっています。ペットボトルに水を入れ、アサガオの鉢が置いてある教室の外に子ども達がやって来ました。
 7月に入り、アサガオの花が次々と咲いています。つるが伸び、お隣さんの鉢と仲良く肩を組むように、がっしりと絡み合っているところもあります。また、大きな葉っぱが茂るようになり、子どもの顔くらい大きなものも見られます。
 アサガオは、花色が豊富な植物です。今年の1年生の鉢を見ると、赤、ピンク、青、うすい水色、紺色など、赤系と青系でも様々な色合いがあってきれいです。一人一人子ども達の顔が違うように、アサガオの花色も様々でおもしろいなと思います。
 さらに、「覆輪(ふくりん)咲き」と言われる品種も混ざっていました。花びらの外側が白く縁どられた花色の品種です。(写真上)アサガオは、日本では江戸時代の園芸ブームで一躍全国に広まりました。(たくさんの記録が残っているそうです。)その頃、盛んに品種改良をして変わり咲きのアサガオを作り出し、品評会を開いていました。覆輪咲き以外にも、いろいろと変わった品種を当時の人達は楽しんでいたようです。江戸時代の人々の粋(いき)な姿は、こういうところにも感じられます。
 どれも味わいのあるアサガオで、ずっとこうして学年分を並べて鑑賞する毎日でいたいものです。・・・しかし、学年だよりでもお伝えしたように、今週中に各家庭に持ち帰ることになっています。夏休みに観察して記録をすることが宿題にもなっています。(昔から続く、1年生らしい夏休みの課題の一つです。)夏休み中も、たくさんの花を毎日楽しむことができるでしょう。昼間の直射日光はそれほどいりません。逆に日当たりが良すぎると、水切れしやすいので注意が必要です。
 4年生は、理科の時間に「星や月」の学習をしています。年間3回に分けて行う単元で、今回は「星の明るさや色」について学びます。1組では、星座早見盤の使い方を学習していました。観測する日付と時刻を合わせると、どの方位のどの高さに何の星が見られるかが分かります。(写真下)
 練馬区の旭町で、今の時期にどの程度星を見ることができるでしょうか? 最近は全く晴天に恵まれていませんが、もうすぐ梅雨が明けたら、ぜひ夜空を見上げさせてあげてください。「星の明るさに違いはあるか」ということと、「星の色に違いはあるか」ということを視点に調べます。・・・これらの違いが分かるためには、複数の星が見えなければなりません。
 夏休み中も…と言いたいところですが、緊急事態宣言中なのでそれも難しいかもしれません。しかし、もし田舎に行く機会があったら、夜空に注目させてあげてください。私の家の辺りなら、夜は恐ろしいほど真っ暗になり、無数の星を見ることができるのですが…。

7月10日(土) その2

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 当初、今日は第二土曜日の学校公開を実施する予定でした。事前に分散するグループまでお知らせしておきながら、中止という判断になりました。楽しみにされていた保護者の皆様には、大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。代わりに、校長が1校時から3校時まで、隈なく授業の様子を見て回りました。どの学年のどのクラスも、新しい学年での成果が感じられる授業内容でした。
 音楽室では、3年生にリコーダーの指導が行われていました。リコーダーは、3年生になってから習う楽器です。最初はなかなか思うように音が出なくて苦労しますが、1学期中に指の押さえ方やタンギングの仕方を繰り返し練習していきます。そして、ようやく「シ」と「ラ」と「ソ」が吹けるようになるのが、通常の年の今頃です。
 ところが、今年はリコーダーを手にしていても、緊急事態宣言中で音を出すことができませんでした。持ち方や指使いを指導してもらっても、音が出せないリコーダーには子ども達の興味がわきません。
 ようやく、6月下旬からリコーダーを吹くことができるようになりました。最初に「シ」の音を出す練習をしました。そして次の「ラ」へ…というところで、来週からまた演奏禁止です。
 今日は、ここ最近練習した「シ」の音がきれいに出せているか、一人一人先生が確認をしていました。「シー、シー、シー」と、左手の人差し指と親指で、リコーダーの上下の穴をふさぐだけなのですが、それでも一人ずつ吹かせてみるといろいろな音が聞こえてきます。指の押さえ方だけでなく、息の吹き方に課題があったりという場合もあります。(写真上)
 結局、3年生のリコーダー指導は、1学期はここまでとなってしまいました。夏休みにリコーダーを持ち帰ると思いますので、興味のある子は家でも音の出し方を練習してみると良いと思います。
 3校時に、体育館で6年2組が体育の授業を行っていました。バランス(片足で立ち、手を伸ばす)や肩倒立(頭と肩をつき、腰を手で支えながら両足を上げる)、ブリッジ(さらに、ブリッジから片足を上げる)など、一人技を練習していました。(写真下)
 久し振りに見ましたね…そうです、6年生の組体操の一人技です。今年の運動会は、10月23日(土)に予定していますが、通常の運動会は考えていません。2学期の感染状況にもよりますが、今のところ学年ごとの練習の成果を見ていただく「体育発表会」(仮称)としての実施を予定しています。内容は、学年ごとの短距離走と表現(6年生は、それ以外にマーチング)を計画しています。
 6年生は、夏休み前にこの一人技のポイントをしっかり指導する予定です。夏休みの課題として、家で練習をしておくことになるようです。今日の練習では、「カエル倒立」という技もありました。両手を地面につき、肘の部分に膝の横をあてて、ゆっくり体を前に倒してバランスをとる技です。結構地面すれすれまで額を前に倒すのがポイントです。
 組体操は、一つ一つの技をきれいにピタッと決めることが重要です。学年全員の心が一つになって、48名でつくり上げる美しさを目指していきます。

7月10日(土) その1

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 今日は、ユニセフ募金日の2日目でした。朝早く代表委員会の児童が担当の先生のもとに集合し、打ち合わせをしてから募金箱を手に外に出ました。一人一人手作りの箱を持ち、正門側と南門側に分かれて立ちました。
 登校が始まり、募金を持ってきた子が次々と代表委員のところにかけ寄り、お金を入れていきました。背負っていたランドセルを下ろし、大切に紙袋に包んできた募金を見つけ、にこにこしながら箱に入れていた子がいました。受け取る代表委員の子も「ありがとうございました。」と言いながら笑顔になりました。募金は、単にお金を集めるだけでなく、心を受け取り心を返すものでもあります。(写真上)
 そんな様子を見て、「あっ、持ってくればよかったな…」と言っていた子もいました。来週月曜日が最後のユニセフ募金日です。ご協力をお願いします。
 2年生は、国語の時間に「お気に入りの本をしょうかいしよう」という学習をしています。先月は、読書旬間を利用して、様々な本に出合いました。その時にも、読んだ本を紹介するカードを書きましたが、今回は夏休みの読書計画に向けての指導内容となっています。
 教科書には、「ミリーのすてきなぼうし」のお話が掲載されています。そのお話をもとに紹介メモを作り、友達と感想を伝え合う学習に発展させていきます。
 1組では、先生の範読を聞きながら、全員が教科書の文字を目で追っていきました。「ミリーのすてきなぼうし」は、とてもきれいな絵と、ページをめくる喜びにあふれた絵本です。・・・『お気に入りのぼうしを買おうと、お店に入ったミリーですが、お金がありません。代わりにお店の人がくれたのは、想像のぼうしでした。ミリーは、次から次へといろいろな想像のぼうしをかぶって街を歩いていきます。そうしていると、ミリーの目にうつる人々の頭には…。』子どもたちの想像力を刺激する、とても楽しい絵本です。
 教科書には、絵本の挿絵が一緒に掲載されています。お店を出たミリーがまず想像したのは、たくさんの羽がついたクジャクの帽子でした。教科書を開くと、教室のあちこちから「えっ」とか「うわっ」という声が聞こえてきました。頭の上にクジャクが乗っている絵が、教科書1ページを使ってどかんと描かれているのですから、びっくりするはずです。(写真下)
 その後、ミリーは、通り過ぎる人々の頭にいろいろな帽子が見えてきます。やはり絵本は絵があるからおもしろいのであり、絵本ならではのすばらしい効果を生んでいます。いつもこの絵本を目にすると、自分だったらどんな帽子かなとか、あの人はこういう帽子だろうなと考えてしまいます。

7月9日(金) その2

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 今週も雨の日が多く、とても蒸し暑くなってきました。日差しがない分、それほど気温は高くないのですが、エアコン無しではいられません。教室内はエアコンや扇風機で過ごしやすくなっていますが、廊下や階段はじとっとしています。明日、学校公開ができていたら、そんな学校の様子も体感していただけたのですが…。
 5校時に、4年1組が理科の観察で校庭に出ていました。ツルレイシの観察をしていました。苗を植え付けて2か月以上が過ぎ、ここのところ急につるが伸び始めてきました。気が付くと、棚の一番上まで先端が届いています。そして、黄色い花が咲き始めていました。(写真上)
 ツルレイシは、雄花と雌花が分かれて咲きます。今日見ることができたのは雄花ばかりのようでした。もう少しすると雌花が見られるはずです。ツルレイシは、雌花が咲いてから20日ほどで実が大きくなります。きっと、夏休み中にごろごろと実がなることでしょう。
 以前も紹介しましたが、ツルレイシというのは、一般にゴーヤと呼ばれているものです。(あるいはニガウリ)夏の野菜として、昔よりはポピュラーな野菜になりました。チャンプルー風に炒め物にするとおいしいです。
 普段はスーパーで買う野菜ですが、夏本番になると、よく近所の方からいただきます。畑をやっている方が、次々ともってきてくれます。毎年たくさんできて困っているようなのですが、一度にいっぱいいただくこちらも実は困っています。
 5,6校時に、6年生の水泳指導がありました。午前中まで降っていた雨がやみ、なんとか最後のチャンスでプールに入ることができました。最後のチャンスというのは…当初は、先週も今週も水泳ができなかった学年は、来週もう一度水泳指導の予定を入れることになっていました。しかし、来週から緊急事態宣言の対応になります。区の通知では、緊急事態宣言中は水泳指導を実施しないことにしています。2年ぶりの水泳指導ということで、多くの子ども達が喜んでいたのですが、梅雨の長雨と緊急事態宣言が重くのしかかることとなってしまいました。
 6年生にとって、小学校で最後の水泳指導の日となりました。思い出の旭町小のプールに立つのも、今日で最後になりました。低学年の頃、このプール(シャワーも含めて)で泣いた子が何人いたことでしょう。そして、検定に合格して大喜びした思い出のプールでもあります。
 毎年6年生は、9月の水泳記録会を目標に、各自の泳ぐ種目を決めて取り組んでいました。そして、目標タイムを設定し、夏休み中も学校の水泳指導に積極的に通わせ指導したものです。リレーの選手を選んで練習したり、コースロープを張って何度も各自の記録を計って励ましてきました。昨年に続き、そういう指導もできずに夏休みを迎えようとしています。
 4年生の9月以来、スイミング等で泳いでいなければ、久し振りに水に浮く感覚を味わったという子が多かったはずです。シャワーを浴びるのも、プールサイドで座って待っている時も、黙っていなければならない水泳指導自体、通常とは別格の感じがしました。さらに、手をつながない、声を出さないバディーや、恒例の水かけっこが無い水慣れ…。しかし、一人一人が力いっぱい25mを泳ぐ様子を見て、やっと6年生らしい姿が見られた気がしました。
 また、先ほどの1年生の音楽の授業同様に、ここでも6年生のマスク無しの表情を見ることができ、少しほっとさせられました。(写真下)

7月9日(金) その1

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 月曜日から本日の午前中まで、体調を崩して休みをとっていました。今週に入り、校長室からのホームページの更新がなく、不思議に思われていらしたのではないでしょうか。ご心配をおかけいたしました。
 久し振りに学校に来て、まず体育館が工事用の足場や網でおおわれている光景にびっくりしました。そう言えば、今週から体育館の空調設備の工事に向けた準備作業が始まる予定になっていました。
 練馬区では、3年ほど前から、全小中学校の体育館にエアコンを設置する工事を順次進めてきています。7年間で99校に設置予定とのことで、3年目にしてようやく本校の体育館が予定に入りました。夏休みに入ると同時に、体育館は一切使用できなくなります。工事の進み具合にもよりますが、9月〜10月頃には工事が終了し、空調設備が使えるようになる予定です。
 今まで体育館には、大型扇風機が3台ありました。今度はそれに代わって、エアコンで快適な運動空間を確保することができます。また、今は実施していませんが、体育館は全校児童が集まり、朝会や集会、各行事などで利用する場所です。冬は暖房として利用することもできるので、今後は体育館を一年中快適な状態で使うことができます。
 やっぱり学校はいいなと感じました。それは、学校が子ども達の活動する声や音に満ち溢れているからです。正門に入る前から、1年生の教室から、鍵盤ハーモニカの音が聞こえてきました。学校に着くやいなや、1年1組に行ってみました。鍵盤ハーモニカの吹き口を手に、みんな一生懸命練習に励んでいました。(写真上)
 緊急事態宣言中は鍵盤ハーモニカを使うことができなかったため、1年生にとっては、まだ始めたばかりの楽器です。しかし、みんな指使いがとても上手でした。今まで、1年生は鍵盤ハーモニカを使うことができないからといって、何もしていなかったわけではありません。鍵盤ハーモニカに替わり、ミニキーボードを使って、ちゃんと鍵盤の使い方を練習していました。ミニキーボードは電池式で、昨年度からクラス全員分の数をそろえてあります。
 しかし、自分の息で吹いて鳴らすところが鍵盤ハーモニカの良さでもあります。やっと、「自分で音を出している」という実感が1年生なりにもてたことでしょう。
 1組の今日の音楽の授業を見て、私にはとても新鮮で、またうれしく思えたことがありました。それは、1年生一人一人の顔をはっきりと見ることができた喜びです。今まで、給食中以外、ほとんどマスク姿の子ども達しか見たことがありません。子ども達の豊かな表情が見られる生活が、早く戻ってきてほしいなと思いました。
 3年生は、理科の時間に「音のふしぎ」という学習をしています。「物から音が出たり伝わったりする時に、物が震えていること」や、「音の大きさが変わる時は、物の震え方が変わること」などを実験で確かめていく学習です。
 音が震えで伝わるもの…まず考えられるのが「糸でんわ」です。紙コップとタコ糸があれば、簡単に作って遊ぶことができます。子ども達は、遊びの中からいろいろなことに気づいていきます。糸がたるんでいると音が伝わらなかったり、糸の途中を指で押さえると音が小さくなったりと、とにかく自分で試してみることが大切です。さらには、糸をつなげて3人や4人で電話が通じるかを調べ始めていました。(写真下)
 音の学習は、今回の教科書から久し振り(20年振りです)に小学校で扱うことになりました。昔は、1,2年生でも理科の授業がありました。紙コップと糸を使って、糸電話でよく遊ばせていたものです。

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