保護者会があります。27日(木)…高学年 ご参加をお待ちしております。

12月24日(金)

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 終業式の日の学校には、通知表を渡す場面や大掃除に取り組む姿、そしてクラスごとにお楽しみ会で盛り上がる光景がつきものです。
 通知表は、担任の先生が一人一人を呼んで渡します。短い時間ですが、学習面や生活面でがんばったことを褒めながら、そして所見欄に書いたことを分かりやすく説明してあげながら手渡すようにしています。(写真上)
 普段は活発な子も、この時ばかりは緊張の面持ちで先生の前に立って聞いています。どの子の通知表にも、82日間の2学期のがんばりがたくさん込められています。所見欄の枠には収まりきらないほど、たくさんの成果があった2学期でした。家庭で一緒に振り返りながら、2学期のがんばりを大いに褒めるとともに、3学期に向けた励ましをお願いいたします。
 1年1組では、タブレットを使い、おいしかった給食の思い出を絵に表していました。お絵かきのツールの扱いにも慣れてきたようで、おいしそうなカレーの絵ができていました。各自が描いたデータは先生に送られ、クラス全員の好きな給食が電子黒板に表示されました。(写真中)
 現在、保護者の皆様による学校評価アンケートの集計と分析を進めているところです。自由意見欄には、タブレットについての意見がいくつか見られました。タブレットの持ち帰りについての質問とともに、その活用に関するご意見がいくつか出されています。
 練馬区では、今年度一年間をかけて、「タブレットの利用の仕方を各校で試す段階」としています。どのような学習でどんな利用の仕方ができるのかを、手探りしている状態です。昨年度末からコロナ禍の対応もあり、急遽タブレットを使う指導が始まりました。教員の研修も必要ですし、区のネット環境の整備も完全なものではありません。
 ただ、そのような状況でも、各先生方が工夫をして授業でタブレットを活用している場面を多く見かけます。中には、わざわざタブレットを使う必要のない場合もありますが、子ども達がすぐに取り出して活用するきっかけにはなっているようです。
 また、現在の教科書が、タブレットを使う学習環境を想定せずに作られているということが、使いづらさの一つになっています。教科書を基に、年間の指導計画に沿って教員は授業をしています。それを確実に行いつつタブレットを活用していくには、プラスアルファの時間が必要になります。近い将来は、教科書の内容全てがタブレットにデータとして入り、それだけで授業ができるようになるのかもしれません。(このことは、タブレットの持ち帰りの質問にも関係します。)
 担任の先生が宿題として出しているのは、ノートやプリントに書くものが主流のはずです。家庭でタブレットを使っている子は、それ以外に自主的に活用している子が多いのではないでしょうか。「家で充電するだけで、ほとんど使っていない」という家庭では、「タブレットが活用されているのか?」という疑問をおもちのことでしょう。学校では、どのクラスでも必要な時に利用している光景がよく見られます。
 2月頃、保護者の皆様に「学校説明会」として、来年度の学校経営の話をする場を考えています。その際は、学校評価アンケートの報告とともに、保護者の皆様からいただいたアンケートへの質問やご意見に、ていねいに説明を行う予定でいます。
 今日は、どこの教室でも大掃除をがんばる子ども達の姿が見られました。普段とは違うところを掃除して、真っ黒になった雑巾を笑顔で見せてくれた子がいました。いつの間にか黒く汚れてしまった教室の床も、みんなで力を合わせて磨くとピカピカになってきます。(写真下)
 明日から冬休みに入ります。ぜひご家庭でも、お子さんも含めて家族総出で大掃除をしてみてください。家の中をきれいにして、心もすっきりと新年を迎えましょう。では、よいお年をお迎えください。

12月24日(金) その1

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 2月期の終業式を校庭で行いました。まず、校長の話の内容です。
・・・夏に東京オリンピック・パラリンピックがあった2021年も、今日を入れてあと8日間で新しい年を迎えることになります。
 一年の終わりに近づくと、たいていどこの家でも大掃除をします。学校でも同じです。今日大掃除を計画しているクラスが多いようです。日本では昔から、年末には一年間の汚れやほこりを落とし、身の回りをきれいにすることで新年を迎える準備をしています。身の回りをきれいにすることは、自分の心をきれいにすることにつながると言われていたのです。みんなで学校の中をきれいにして、気持ちよく新年を迎えられるようにしましょう。
 さて、明日から14日間にわたる冬休みに入ります。2学期の学校生活は、今日を含めて82日間ありました。この4か月間を振り返ると、全校のみんなが「がんばった!」と言えるのが、体育発表会と音楽発表会です。どちらも、学年の全員が一体となってがんばり、すばらしい発表になりました。どちらの行事にも共通して言えることは、「一つのことに時間をかけて一生懸命取り組んだことは、すばらしい結果につながる。」ということです。きっと、つらかったことや苦しかったこと、なかなかうまくいかなかったこともあったでしょう。そういうことを乗り越えてがんばり続けることで、すばらしい結果となり、よい思い出として残るのです。
 今日は、2学期最後の登校日ということで、あゆみ(通知表)をそれぞれの担任の先生からいただきます。あゆみを見て、2学期の自分自身のがんばりを振り返るとともに、3学期に向けてまた新たな気持ちで登校できるようにしましょう。そのためには、冬休みを楽しく充実した日々にする必要があります。お手伝いやあいさつをしっかりすることや、書き初めの練習を行うことも大切です。
 最後に、校長先生からの宿題を出します。1月8日、3学期始業式の日に登校する時までに、来年の目標、あるいは3学期の目標をしっかり考えてきてください。今もうできていることは目標にはなりません。「がんばってできるようになりたいこと」や「毎日続けてできるようになること」を目標として考えます。
 では、すばらしい目標をしっかりもって3学期にまた元気に登校しましょう。・・・
 続く児童代表の言葉は、4年生が担当しました。2学期にがんばったこととして、研究授業で行った外国語活動での発表を挙げていました。また、授業中の話し合い活動にもがんばることができ、引き続き3学期も取り組んでいきたいと話していました。4年生の先生の話では、当初予定していた子が欠席となり、今日の朝になって、急遽代表児童として指名されたそうです。立派でした。(写真上)
 続いて、校歌斉唱がありました。久し振りに子ども達の校歌が校庭に響きました。全校児童で校歌を歌うのは、2年振りのことだと思います。伴奏をCDで流し、音楽専科の先生が朝礼台で指揮をしました。マスク越しであり、大きな声で歌うことはできませんでしたが、やはりこういう場面では校歌斉唱が大切だなと感じました。(写真中)
 終業式後、続けてジュニアリーダーの修了書の表彰をしました。今年度は、6年生の男子2名がジュニアリーダーに参加しました。一人ずつ、活動した内容の紹介と来年度に向けて参加の呼びかけを発表してもらいました。
 最後に、生活指導主任の先生から、冬休みの生活についての話がありました。「交通事故に気をつけること」、「感染症予防について」、「命を大切にすること」、「お金の使い方に気をつけること」の4つについて伝えました。(写真下)その後、各教室でも冬休みの生活のきまりのプリントを使って、担任の先生が指導をしています。

12月23日(木)

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 2学期の学校生活も、今日と明日の2日間を残すのみとなりました。各教室では、プリントやワークテストを返却したり、テストの直しをしたりする様子が見られました。どの学習においても、今学期に習ったことをしっかり振り返り、冬休みを迎えるように指導します。
 2年生の算数では、10月の終わり頃からかけ算九九の学習を続けてきました。きっと各家庭でも、何度も繰り返し練習をしたり、暗唱できているかを聞いてあげたりしたことでしょう。学級では、全員で声に出して九九を言わせてみると、みんなが言えているように聞こえるものです。しかし、一人ずつ聞いていくと、意外とあやふやなところが見えてきます。担任の先生が、一人でクラス全員の九九を聞いてあげることは、時間的にもとても難しいものです。しかし、時間を工夫しながらていねいに全員の九九の定着を確認しています。
 2年1組では、計算プリントをしている最中に先生が教室を回り、九九を聞いてあげていました。どの子が何の段でつまづきがあるのか、きちんと記録しながら把握しています。どの授業でも、全体指導と個別指導をうまく使い分けながら、全員の学力が定着するようにしています。(写真上)
 1年2組が、体育館で「コロコロランド」の授業を行っていました。中学年からは「マット運動」ですが、低学年の体育では「マットを使った運動遊び」という言い方になっています。
 マットを使った運動遊びでは、子ども達がマットを使って遊びながら、いろいろな動きに楽しく取り組ませていきます。その中から、自分の力にふさわしい動きを身に付けた時に、喜びを味わうことができます。
 1年生が楽しみながら取り組めるように、いろいろな場が用意されていました。「くだりざかコース」、「でこぼこコース」、「ジグザグコース」、「かわとびコース」の4つに分けて、マットが工夫して置かれていました。子ども達は、前転がりや後ろ転がり、体を伸ばして転がったり、両手をついて足を高く上げる川跳びをしたりと、楽しそうに動いていました。
 昨日、5年生の体育の時間に、マット運動の発表会の様子をお伝えしました。低学年のうちに、マットを使った運動遊びをしっかり行っておくことが基本となり、高学年の技につながっていきます。
 ところで、体育館に1日早くサンタさんがやって来ました。手には太鼓を持ち、子ども達の指導をしています。以前、10月の公開日には、忍者の格好で登場していた先生です。3学期は、どんな衣装で体育の時間に現れるのか、楽しみにしていたいと思います。(写真中)
 6年生の卒業アルバムに載せる文集作業が進められています。パソコン室で原稿を入力し、下書きの段階が出来上がってきました。冬休み中に持ち帰り、家の人に内容の確認をしてもらいます。表現が気になるところや、これは書かないで欲しいという記述があったら、お子さんと一緒に直しをしてください。(一生残るアルバムなので、こういう確認をすることになっています。)
 卒業アルバムには、先生方のメッセージを集めたページもあります。今までお世話になった先生や、現在の学校の教職員全員から原稿を集めなければなりません。そこで、6年生全員で分担をして、メッセージの原稿を依頼する手紙を書く指導が行われていました。
 6年生の先生が依頼文の見本を作り、それをアレンジしながら手紙を書いていました。タブレットを使っているのは、手紙の冒頭のあいさつ文を検索して調べている子です。中には、1年生の頃に担任をしてもらった先生にあてた手紙を書いていた子がいました。きっと、ていねいな文字ときちんとした内容の手紙を見て、成長を感じてもらえることでしょう。(写真下)
 それらの手紙を全てチェックし、原稿用紙と正式な依頼文とを合わせて送付するのは、6年生の先生方の仕事です。さらに3学期には、クラスページの寄せ書きの指導をするとともに、作文ページの清書指導もあります。

12月22日(水)

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 1年生の教室で、書き初めの練習を行っていました。1年生にとっては、小学校で初めての書き初めです。2年生までは、お手本を見ながら4Bの鉛筆で書く「硬筆」の書き初めをします。マス目に合わせて文章を書いていきますが、消しゴムを使ってはいけないのが難しいところです。低学年でも、心を落ち着かせてゆっくりていねいに書かなければなりません。(写真上)
 どちらのクラスでも、お手本を1行ずつ折りながら、清書用紙の隣に置いて書いていくように指導していました。漢字やひらがな、そして、「、」や「。」の位置も重要です。
 各自の机の上には、名前のお手本が置いてありました。一人一人の名前が書かれています。もともとのお手本には、「青山りん」という名前が書いてあります。これをお手本として書かせると、何人かは自分の名前ではなく「青山…」と書いてしまいます。それぞれの担任が、あらかじめ子どもの名前のお手本を手書きで用意してあげています。(しかも、とてもきれいな文字です。)冬休み中に、何枚か書き初めをする宿題が出されることでしょう。名前も作品の一つです。ていねいに書けるように見てあげてください。
 体育館で、5年1組がマット運動の発表会を行っていました。マットを6枚つなげ、今まで練習してきた技を組み合わせて、連続技として一人ずつ発表していきました。
 前転や後転から伸膝前転、伸膝後転、さらには側方倒立回転(一般には、「側転」と呼んでいます。)、ロンダート(側方倒立回転とび1/4ひねり後向き)に挑戦していた子も見られました。
 マット運動は、自分でできていると思っていながら、膝の伸びやつま先が通る高さなどが課題となる場合があります。練習の段階では、グループでお互いの技の出来栄えを見合う・教え合うことを行います。また、今年度からは、タブレットを使って動画を撮り、確認するという方法も可能になりました。
 みんなが注目する中で、ちょっぴり緊張気味のようでしたが、体操選手になった気分で伸び伸びと演技をしていた子も見られました。(写真中)
 5校時に、クラブ活動がありました。科学クラブでは、「出前実験教室」として、一般社団法人ディレクトフォースの方々に楽しい実験を指導していただきました。ディレクトフォースは、様々な企業で活躍されてきた経験を生かし、子ども達に科学の楽しさを伝えるために、実験教室を指導している団体です。各テーブルに1名ずつ指導者がつき、子ども達一人一人にていねいな指導をしていただきました。(写真下)
 今日は、科学クラブの24名の子ども達に、「色で遊ぼう」という実験をしていただきました。まず、色の3原色である赤と青、黄色の3種類のインクが用意され、少しずつ混ぜながら色の変化を確かめていきました。赤と青で紫色、赤と黄色でオレンジ色など、子ども達は絵の具を混ぜた時の経験から、予想通りに色を作っていました。では、3原色を全て混ぜたらどうなるでしょうか? 原理としては「黒」になるはずです。しかし、実際にやってみると、なかなか黒にならず、難しかったようです。赤・青・黄色のインクの混ぜ具合で、微妙に色が変化していくことが分かりました。
 後半は、色の分離についての実験でした。水生ペンで書いたものが水でにじんだ時に、黒いペンなのにうっすらと青くにじんでいる部分があったりします。インクは1色に見えたとしても、いくつかの色が混ぜられてペンの色が作られています。色の分離を調べるために、「ペーパークロマトグラフィー」という方法が使われます。
 まず、ろ紙にオレンジ色のインクをつけて水でにじませてみました。ろ紙には、オレンジ色の他に黄色い色素が広がっていきました。次に、丸いろ紙に自分で好きなペンで色をつけてからにじませてみました。きれいな花が咲いたようなクロマトグラフィーが出来上がりました。子ども達は、予想外の色が出てきて、びっくりしていたようでした。
 ディレクトフォースの皆さんは、昨日は下田市の小学校、一昨日は河津市の小学校で実験教室を指導されてきたそうです。現役の頃は、有名企業で開発を担当したり、研究分野で活躍されていた方々であったと聞いています。科学のおもしろさ、楽しさを子ども達に体験させたいという思いで、日々様々な学校を回られています。その熱意に、感謝!です。

12月21日(火)

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 2年生は、国語の時間に「冬がいっぱい」という学習をしています。教科書のさし絵を参考にして、冬を感じる言葉を探し、自分の経験を文章に表すという学習単元です。今まで、春、夏、秋も同様に「〜がいっぱい」という季節の単元がありました。
 教科書には、冬の植物として「つばき、さざんか、せんりょう、ひいらぎ、ゆず、すいせん、うめの花」が掲載されています。虫は唯一、「みのむし」が載っています。鳥は、「はくちょう」と「まがも」が選ばれています。
 ツバキとサザンカは、近い種類で花も葉もそっくりですが、散り方で区別がつきます。花首ごとぼとっと落ちるのがツバキ、花びらが散っていくのがサザンカです。今の時期に咲いているのは、サザンカが多いでしょうか。
 千両(センリョウ)と似ている植物に万両(マンリョウ)があります。共に赤い実がつくお正月の縁起物として飾られます。実が葉の上につくのがセンリョウで、葉の下につくのがマンリョウです。
 ユズは、ちょうど明日のお風呂で大活躍します。学校にも大きなユズの木があり、たくさんの実をつけました。今日、主事室で学校で収穫したみかんやユズを、職員玄関の受付に飾ってもらいました。
 2年1組では、他に冬を表す言葉をみんなで探したところ、黒板いっぱいに書ききれなくなるほど見つかりました。霜柱やこたつ、みかん・・・と始まり、クリスマスケーキが出始めると、だんだんクリスマスに関係するものが増えてきました。(写真上)
 6年2組で、書き初めの練習をしていました。教室と隣の多目的室に分かれて、床の上に新聞紙を敷いて練習をしていました。6年生の書き初めは、「将来の夢」です。最初の文字の「将」は、バランスを取るのが難しそうです。特に、最初の3画をどう書くかで全てが決まってしまうような難易度があります。書き順は、1画目が縦画です。お手本をよく見て、筆の入る位置と縦画の長さに気をつけて書かなければなりません。
 6年生にとっては、小学校で最後の書き初めになります。今まで小学校で書いていた「楷書」から、中学校では流れのある「行書」に変わります。書体が変わっても、お手本をよく見て書くという基本は一緒です。冬休み中もたくさん練習し、1月の書き初めでは自信をもって臨めるようになってほしいと思います。(写真中)
 1年生は、生活科の時間に「かぞくにこにこ だいさくせん」という学習をしています。家の人の様子から自分でできることを考えるとともに、家庭の中で自分の役割を積極的に果たそうとする意欲をもつことをねらいとした学習です。普段、家の人は家庭の中でどんな仕事をしているのかを考えさせ、1年生の自分にもできる仕事を見つけていきます。
 普段からお手伝いとして行っていることはたくさんあるでしょう。しかし、よく考えると、まだ他にも自分でできそうな役割がたくさん見つかります。家族の一員として、これから毎日自分から進んで仕事をしてみようという意識をもたせていきます。
 2組では、先週から自分の家でいろいろなお手伝いに挑戦してくることが宿題になっていたようでした。今日は、その様子をカードにまとめていました。食器を運んだり、お皿洗いを手伝った子が何人かいました。また、布団をたたんだり、洗濯物を干すのを手伝った子もいたようです。家族にこにこ大作戦というだけあって、どの子のカードにもニッコリとした笑顔が描かれていました。(写真下)
 冬休みに向けて、ちょうどよい学習になりました。きっと1年生は、家族にこにこ大作戦が冬休みの宿題の一つになるのではないでしょうか。休み中も、ぜひいろいろなお手伝いに挑戦させてください。
 教室を回っていて、私と同じ仕事を体験してきた子が2人いました。犬にエサをあげる仕事です。「わたしは、このしごとをまい日やりました。がんばったことは、おすわりとか、おてとか、ふせをいうことです。…」と書いてありました。ただエサを与えるだけでなく、犬をしつけながら行うのがポイントです。

12月21日の給食

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献立名           ツナと豆腐のそぼろ丼
              豚汁
              レモンスカッシュゼリー
              牛乳


一口メモ

 丼ものの具に入っている青菜は、ほうれん草です。11月から春先にかけてが旬の野菜です。
 冬は葉の色が濃くなり、ビタミンCが夏の3倍になります。霜にあたると甘味が増して、一段とおいしくなります。ほうれん草には、鉄分やカロテンも多く含まれていて、貧血や風邪の予防に効果があります。さらに、肌をきれいにする働きもあります。

12月20日(月) その2

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 1年生の子ども達は、「ごっこ遊び」が大好きです。そんな1年生にぴったりの国語教材が「ものの 名まえ」です。この単元では、「言葉には意味によるまとまりがあること、さらには、一つ一つの名称(下位語)と全体の名称(上位語)という関係があること」を学習します。例えば、「くだもの」という上位語に対して、「バナナ」や「りんご」、「みかん」という下位語があるということを理解させます。
 そして、様々な言葉集めをする学習を通して、「お店屋さんごっこ」の活動へと結び付けていきます。「お店の名前(上位語)は何にするか」と「どんな品物(下位語)を置くか」をグループで話し合わせ、品物の絵を描いてお店屋さんごっこの準備を進めてきました。
 1組では、買い物に行く子とお店番の子に分かれて、実際にお店屋さんごっこを行いました。お菓子屋さんやアイス屋さん、お寿司屋さんなど、子ども達の大好きなお店が用意されていました。ペットショップでは、犬や猫、ハムスターの他に、クマやトラ、ハリネズミまで売っていました。(写真上)
 5校時に、5年2組で外国語の研究授業がありました。「Who is your hero?」という単元の授業で、自分のあこがれの人について紹介し合う内容でした。高学年の外国語は、会話文も多岐にわたっていろいろなやり取りを習っていきます。今までに学習した会話文も使いながら、どの子も積極的に英語の表現を楽しむ様子が見られました。
 校内研究として意識して取り組んできている合言葉に、「アイスクリア」(アイコンタクト、スマイル、クリアボイス、リアクション)があります。特に今日の授業では、お互いに目を合わせて会話する「アイコンタクト」を意識して練習していたのが印象的でした。(写真下)
 アイコンタクトで会話をすると、自然に顔が「スマイル」になり、声は「クリアボイス」になります。これは、毎日行っているあいさつも同様です。

12月20日(月) その1

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 今日は、5校時に校内研究授業があるため、特別時程になっていました。全校朝会を行わず、すぐに1校時の授業が始まりました。
 図工室では、2年1組が「おいしいケーキ」という作品に取り組んでいました。2学期の後半から製作が始まり、いよいよ完成させる段階になりました。
 ケーキの土台になっているのは、自分の家から集めてきた空き箱です。ティッシュの箱やお菓子が入っていた箱など、直方体のものが多かったようですが、中には円筒形や立方体に近い箱を用意した子もいました。
 箱をカステラの部分に見立てて、周りにクリームを塗っていきます。ケーキのクリームになるのが、クラフト粘土です。他の学年でも、このクラフト粘土がよく使われています。絵の具を混ぜると、いろいろな色に粘土を染めることができます。
 自分で食べてみたいケーキを作るので、味もトッピングも一人一人様々です。赤いクリームでイチゴ味にしたり、紫色のクリームでブルーベリー味にしたりと、とてもおいしそうなケーキになってきました。ホイップ絞り器を使って、仕上げのクリームを飾っていた子がいました。ケーキ屋さんになったつもりで、とても楽しそうでした。もちろん、絞り器の中身は、白いクラフト粘土です。(写真上)
 もうすぐクリスマスということもあり、ケーキの上にはサンタクロースやトナカイが飾られているものが多く見られました。今週末は、クリスマスです。こんなケーキがあったらいいなと思える作品が、たくさん出来上がりました。
 だいぶ朝の冷え込みが厳しくなってきました。中庭の水たまりには、氷が張っていました。中休みに、霜柱を見つけて見せに来てくれた子がいました。気温が低い日が続くと、日陰になる時間が長い校庭の南側は、ぬかるみがなかなか乾きません。先週金曜日の雨の影響のために湿った地面が、明け方に凍り、昼間は融けてぬかるんで…を繰り返します。それでも、中休みに元気よく遊ぶ子ども達が校庭を利用しています。(写真下)
 先週から、樹木の剪定をする業者が入っています。今回は、ケヤキや桜の木を中心に、たくさんの枝を落としてもらいました。また、南校舎前(1年生の教室前)の植え込みの樹木(カイヅカイブキ)も、上をバッサリと剪定してもらいました。これで少しは日当たりが良くなると思います。ただ、桜の木にはすでに花芽がついていたはずですから、来春の桜の花はだいぶ少なくなってしまいました。

12月17日(金)

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 今日は、4年生の社会科見学の引率として出かけました。朝から雨が降っていたため、バスに乗るまでが大変でした。しかし、見学先に着く頃にはすっかり雨が上がり、充実した見学ができました。
 4年生は、社会科の時間に東京都の学習をしてきました。ですから、バスの中から見える景色の全てが社会科の学習です。行きの道路が渋滞していたため、バスに乗っていた時間が長くなりました。でも、その分車窓からゆっくりと都心の様子を見ることができ、バスガイドさんの説明もたくさん聞いて勉強になりました。
 さて、見学内容ですが、午前中は「水の科学館」で様々な展示を見たり、体験しながら学ぶコーナーを友達同士で回りました。展示室では、あらかじめワークシートをダウンロードして配ってあったため、答えを見つけながら学習を進めることができました。
 また、「不思議体験! 水の実験室」では、水を使った実験を見せてもらいました。(写真上)「ビーカーに入れた水を、真空の状態にするとどうなるでしょう?」…とても学校の理科室でできるような実験ではありません。ビーカーに水を入れ、半球のカプセルに入れてスイッチを入れて、中を真空状態にしていきます。すると、ビーカーの水がぼこぼこと激しく泡をたてて、沸騰したように見えました。沸騰したから中のビーカーは熱いのか、というとその逆で、氷ができていました。(蒸発した水が、気化熱によりビーカー内の水の温度を下げた。)
 入館料が無料で、この他にも様々な実験で遊ぶことができる施設でした。また、次に行った「東京臨海広域防災公園 そなエリア東京」も、入場料がかからない施設でした。防災について学ぶ、体験型の施設であるとともに、ここは実はすごいところです。首都圏で大規模な地震災害などが発生した時に、緊急災害対策本部が設置され、指令機能をもつ国の施設です。緊急時に、政府の高官や専門家が集まって指令を出す「オペレーションルーム」が完備されていました。(ガラス越しに見ることができました。)このオペレーションルームは、「シン・ゴジラ」の映画の撮影で使われたそうです。
 昼食後、クラスごとに館内で様々な体験をしました。特に、「地震発生後、72時間の生存力をつける体験ツアー」は、大人もたくさん体験に来るほどの人気エリアになっています。タブレットを一人一台持ち、扉をくぐる先は、首都直下型地震発生現場に自分がいるという設定になっています。タブレットに現れる指令は、一人一人違う内容が届くので、自分で判断しなければなりません。薄暗い館内は、地震で建物が倒壊したりけたたましいサイレンが鳴ったりしています。かなりリアルな設定に、相当怖がっていた子がいたようです。(写真中)
 展示室では、防災に必要な物資があったり、首都直下型地震の歴史と今後の予想が示されたりしていました。東京では、200年に一度大震災が起きています。関東大震災の次になる大震災予想は、かなり先のことです。しかし、マグニチュード7規模の大地震は、もっと短い期間でやって来るという予測があります。(写真下)
 昨年度は社会科見学が中止になっていたため、バスに乗って出かけるのが初めての子ども達でした。バスの窓から見える景色の一つ一つに、ワクワクしている様子が伝わってきました。建物の間からスカイツリーや東京ドームが見えるたびに、「おぉぉ〜」と歓声が上がりました。また、バスが東京タワーの近くを通ったり、モノレールが近くを走ったりすると、「わぁぁ〜」とまた歓声が…。さらには、レインボーブリッジに近づき、バスで通ることが分かると、思わず拍手をする子ども達です。お弁当は、会議室で黙って食べていましたが、そんな様子も含めて、とても素直な子ども達だなと感じました。

12月16日(木) その2

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 3年生に、「しょう油もの知り教室」の出前授業がありました。家庭科室で、各クラス1時間ずつ指導を受けました。日本醤油協会から、しょう油もの知り博士(いただいた名刺にはそう書かれていました。)に来ていただき、子ども達に分かりやすく授業をしてもらいました。
 3年生は、国語の時間に「すがたをかえる大豆」という説明文を学習しました。また、総合の学習の時間に、大豆についての調べ学習にも取り組んでいます。大豆を使って作られているしょう油について詳しく勉強するために、毎年この出前授業を申し込んでいます。
 家庭科室に入ると、しょう油の香ばしいにおいがしてきました。ホットプレートにアルミホイルを載せ、しょう油を熱していました。「お餅を焼いたにおい」とか「おだんご屋さんのにおい」、「焼きおにぎりのにおい」と、子ども達は様々な食べ物を連想しました。しょう油には、300種類もの香り成分が含まれているそうです。「うま味」とともに、「香り」としてもすばらしい調味料であるため、世界でも注目されています。
 800年もの歴史があるしょう油の原料は、大豆と小麦と塩です。そして、さらに大切なのが、それらを発酵させるための「麹菌」です。実物を見せてもらいながら、しょう油がどのように作られていくのかを教えてもらいました。半年以上かけて発酵させていく段階で、麹菌が乳酸菌になり、さらに酵母菌へと変わっていくそうです。そこでアミノ酸のうま味成分が生まれてきます。
 授業の後半では、しょう油の製造過程でできる3種類を味わわせてもらいました。「出来上がったもろみ」と「もろみを絞ったもの(生しょう油)」、「売られているしょう油」の3つでした。ほんの少しずつ味わっただけでしたが、もろみを絞った生しょう油は、断然うま味が違い、おいしかったです。
 昔は、生しょう油を加熱殺菌(火入れ)をして一般のしょう油として販売されていました。ところが近年では、しょう油の容器の開発により、空気に触れずに保管できるようになり、生しょう油のまま売られるようにもなってきました。それでしょう油が黒く酸化したり、味が悪くなったりしなくなったのです。
 しょう油は、最も多くの料理や食品調理に使われているのではないでしょうか。授業をしてくれたしょう油博士は、あんこ屋さんにしょう油を売りに行ったことがあるそうです。あんこには、砂糖だけでなく、かくし味にしょう油も使われているそうです。
 私の家の近くに、昔からの醤油蔵があり、2年くらい前に「金笛醤油パーク」として、ちょっとした観光施設になりました。今日、3年生がもらった「全国しょうゆ工場見学ガイド」というパンフレットの11ページに載っています。しょう油ソフトやバームクーヘンが人気です。また、お薦めは「こわれ煎餅」…食べ始めると止まりません。食事処があったり、醤油づくりの蔵の見学もできたりします。

12月16日(木) その1

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 6年生は社会科の時間に、いよいよ第二次世界大戦の末期の様子について学習をしています。2組では、NHNの動画を使って、東京大空襲の様子について学んでいました。(写真上)
 3月は、11日とともに、10日も我々日本人には忘れてはならない日です。1945年3月9日の夜から10日の明け方にかけて行われた、アメリカ軍による東京への爆撃は、大きな被害をもたらしました。300機以上のB29爆撃機から雨のように降り注いだ焼夷弾によって、深川や浅草などの下町地域が焼き尽くされました。死者はおよそ10万人、焼け出された人は100万人にのぼると考えられています。(動画内容より)
 東京大空襲の様子を「焼野原」と形容される場合があります。確かに、当時の様子が分かる白黒フィルムからも、建物が跡形もなく焼かれてしまった景色がうかがえます。私の父は東京の出身で、当時の様子は子どもの頃からよく聞かされてきました。燃えさかる炎の中を家族がバラバラになりながら逃げまわったそうです。
 戦時中の様子や戦後の暮らしについては、竹橋の駅の近くにある「昭和館」で見学することができます。近くには、科学技術館もあるので、両方を見学するとたっぷり一日かけて過ごすことができます。
 4年生の理科「ものの温度と体積」の学習では、空気と水に続き、金属の温度による変化を調べる実験を行っています。ここまで空気も水も温めると体積が増えるということが分かっていますが、果たして金属はどうでしょうか。
 理科室には、金属球膨張実験器があります。鎖につながれた金属球(真ちゅう製です)をカセットコンロで熱し、同じく金属製の輪を通るかどうかを調べます。熱する前に、金属球が輪を通る状態であることを確かめてから行います。十分にコンロの火で金属球を温めてから行ってみると、輪を通らなくなっていることが分かります。このことから、金属は温められたことで体積が増えたということが実証されました。(写真下)
 線路の継ぎ目は、少しすき間を開けるように設置してあります。夏の高温で線路が膨張するためです。また、ジャムの蓋が開けづらい時は、蓋を温めると簡単に開けることができます。これも金属の熱膨張を利用しています。

12月15日(水) その2

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 「その1」が長文になったため、他の2つの取り組みを「その2」として紹介します。
 6年生は、家庭科の調理実習で「焼きうどん」に挑戦しています。今日は1組が行い、2組は金曜日に実習をする予定です。
 家庭科の学習では、5年生で「ゆでる料理」を扱い、6年生では「炒める料理」を学習します。炒める料理の定番が「野菜炒め」です。今回は、6年生の先生方の考えで、野菜炒めにひと手間を加えた「焼きうどん作り」となりました。
 使った野菜は、にんじんと玉ねぎ、ピーマンでした。それぞれに切り方があります。包丁を手に、向きを考えながらていねいに野菜を切っていきました。フライパンに油をひき、まず野菜を炒めます。塩を少々加えて炒め、しんなりしてきたところでうどんを入れます。袋入りのゆでうどんを取り出し、野菜と一緒に炒めていきます。(写真上)
 最後に味付けです。ここで登場したのが、なんと「めんつゆ」でした。みなさんの家庭では、焼きうどんをどのように味付けしているでしょうか? しょう油派が多いのではないでしょうか。ソース派も負けてはいないでしょう。ちなみに、私の家は、ソースの時が多いです。(自分が作るわけではありませんが…)たまに「塩味」の時もあります。これもなかなかおいしいものです。(自分で作るわけではありませんが…)今回の「めんつゆ」は、なかなかいいアイデアです。出来上がった班から、鰹節をかけておいしそうに食べていました。
 学校で調理実習もしたことだし、土日や冬休み中は、家庭でもぜひ子どもに調理をさせてください。先ほど「自分で作るわけではない」と言っていた私ですが、子どもの頃はちゃんと一人で料理をしていました。
 高学年になった頃、母親が勤めに出始めました。毎週土曜日のお昼は、学校から帰ってから、兄と2人で料理を作りました。(昔は、土曜日の午前中に毎週授業がありました。)チャーハンや焼きそばなどが多かったのですが、自分たちで火を使って料理しました。(当時は、コンビニもなかったですし…)あらかじめ母親が用意しておいてくれた切り刻んだ食材を炒めるだけですが、自分たちで作って食べた料理は、特別においしく感じるものです。味付けを工夫してみたり、ちょっと難しいことにも挑戦してみようという意識もわいたりします。
 5校時に、1年1組で昔遊びの学習をしていました。1年生は、生活科の学習で「むかしあそびにチャレンジしよう」という学習があります。
 教室では、けん玉とこま回しに分かれて挑戦していました。どちらも、初めての子がすぐにできるものではありません。「コツ」をつかむまでが難しく、少しできるようになり始めると、やっと楽しさが味わえるという遊びです。つまり、「根気」が大切なのが昔遊びです。
 学校には、生活科用にたくさんのけん玉やこまが用意してあります。できた子が少しずつ増えてくると、やり方のコツを教えたり、上手な子をめざしてがんばる気持ちが広がっていきます。(写真下)
 先日、ひろば室を見に行ったら、手作りのメンコが流行っていました。相手のメンコをひっくり返そうと、力を込めてメンコを打っていました。現代の遊びにももちろん良さがありますが、素朴な味わいの昔遊びを体験させることも必要なことです。

12月15日(水) その1

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 午前中、全学年にセーフティ教室がありました。1校時の低学年と2校時の中学年の授業では、光が丘警察の生活安全課の方々に指導していただきました。
 1,2年生には、連れ去り被害防止について、ロールプレイを交えた指導がありました。知らない人に話しかけられた場合は、「距離をとること」、「ついていかないこと」が基本となります。また、連れていかれそうになった場合は、大声を出したり防犯ブザーを鳴らすことが肝心です。子ども達は、体育館に自分の防犯ブザーを持って集まっていました。試しに全員が鳴らしてみましたが、何人かの子が電池切れなのか鳴らない状況でした。普段から時々点検しておく必要があります。また、いざという時に大声を出せない子が多いのではないでしょうか。日常的に、相手に届く声でしっかり話すということを心がけておかなければなりません。
 さらに、1,2年生の指導には、万引きの防止とSNSに関する情報モラルについても話がありました。今までは3年生以上に指導してきた内容ですが、犯罪の低年齢化やネット環境の変化に対応して指導が加わりました。
 続いて、3,4年生へのセーフティ教室は、万引き防止の指導を中心に行われました。万引きは、大きな犯罪であることや多くの人に迷惑をかけることなどを、映像資料等で指導してもらいました。
 店の人が、万引きをした子どもの保護者を厳しく叱る場面をロールプレイで子ども達に見せました。4年生の先生を万引きで捕まった子の母親役、光が丘警察の方が店員さん役でした。大きな声で母親役の先生を怒鳴りつける場面に、子ども達は驚いていました。(ある学校では、母親役をした先生が本当に泣き出してしまったそうです。)
 万引きの指導では、カギのかかっていない他人の自転車を乗ることや、自転車のかごの中にあるものを取る行為も犯罪であるという指導がありました。逆を返すと、そういう被害が多いということにもなります。ゲーム機やゲームソフトを自転車のかごに入れたまま目を離した隙に…という場合が多いようです。まずは、そういうものを外に持ち出さないことが大切です。
 高学年は、インターネットやスマートフォンでの情報モラルについて、学年ごとに指導してもらいました。KDDIのスマホ・ケータイ安全教室事務局の方に来ていただき、動画資料を交えながら話を聞きました。
 まず、ネットトラブルの防止では、使う時のルールが大切であるという話がありました。年度当初に旭町小のSNSルールが示されています。それを受けて、各家庭できちんとルールが決められているでしょうか?
 次に、具体的なネットトラブルの事例が紹介されました。オンラインゲームやSNSに関する実際にあったトラブルをもとに作られた動画を見ました。書き込みがいじめにまで発展していく様子に、他人事とは考えてはいけないことを子ども達は感じ取ったようでした。また、ネット依存に関する事例もありました。
 高学年の指導に入る前の中休みの時間帯に、意見交換会を行いました。10名の保護者の方々に参加していただき、光が丘警察と駐在所の袖山さんから、最近の子どもの犯罪被害等について話を聞きました。(写真)
 今回のセーフティ教室を通じて感じたのが、指導すべき内容が年々複雑化するとともに、多くなっているということです。子ども達に迫る「危険」は、毎年多様化し、増加しています。保護者の皆様も、そういう状況に関心をもち、理解して生活するように心がけてください。
 高学年の指導の最後に、SNSのなりすまし被害について、実際にあった事例が紹介されました。そしてそのまとめとして、「世の中には、いい人ばかりではない!」というメッセージがスクリーンに映し出されました。こんなことを子ども達に伝えなければならない時代です。

12月14日(火)

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 6年生の教室で、たてわり班の振り返り会と、5年生への引き継ぎの準備を行っていました。(写真上)
 たてわり班の振り返り会は、来週火曜日の中休みの時間帯に行う予定です。それぞれの学年の児童が、今までのたてわり班での活動を振り返り、カードに記録して持ち寄ります。たてわり班ごとの振り返りは、続く3学期の活動に生かされていきます。また、この振り返り会は、6年生から5年生への引き継ぎの場にもなっています。1月のたてわり班活動から、いよいよ5年生が班長として活躍することになります。最高学年に向けた準備としての意識を5年生にもたせていきます。
 振り返り会の進め方については、全校で統一して同じ内容となるように、進行台本があらかじめ用意されています。これは、今までのたてわり班の活動全てに言えることで、班ごとのファイルに毎回の進行台本がきちんと綴じられています。この指導の流れは、旭町小の財産として引き継がれてきました。旭町小のたてわり班活動(遊びだけでなく、たてわり班掃除も行う)は、16〜17年の歴史があります。その間、今までの特別活動部の先生方が、改良に改良を重ねてつくり上げてきた大切な指導上の財産なのです。
 年間計画では、振り返り会の日の給食は、「たてわり班給食」を行う予定でした。1学期に続き、今回も交流しながらの給食は中止としています。たてわり班で集まって給食を食べても、黙食では交流の意味がありません。残念ですが…。
 5年生は、家庭科の時間に「トートバッグ作り」に取り組んでいます。今学期に入り、「ミシンにトライ! 手作りで楽しい生活」の単元では、まずミシンの使い方について学習をしてきました。そこで、生活を豊かにするものの製作として、トートバッグ作りに挑戦していきます。布は、セットになっているカタログから、子ども達が好きな色を選んで購入しました。
 今日は、1組がミシンがけの前段階として、しつけ糸で仮縫いをしていました。10月から調理が続いたこともあり、裁縫道具を手にするのは久し振りのことです。針に糸を通したのは良かったものの、玉結びや玉止めのやり方をすっかり忘れてしまい、友達から教えてもらう姿が見られました。(写真中)
 2月の展覧会では、5,6年生は家庭科作品も出品します。このトートバッグが、どのように出来上がって会場に展示されることになるのか・・・今後も製作過程に注目していきたいと思います。
 6年生は、図工の時間に「携帯びょうぶ」という作品に取り組んでいます。10月に入ってから作り始め、少しずつ完成形に近づいてきました。まず、4枚の段ボールを組み合わせ、各自が家から用意してきた布を貼り付けました。そして、びょうぶの表側に金紙を貼り、絵の具を使って絵を描いていきます。
 あらかじめ、日本に古くからあるびょうぶのデザインを学習し、それらを参考にして自然をテーマにした絵を考えました。富士山や動物、月や雲など、図鑑やタブレットから参考となる絵や写真を探してデザインを決めました。
 今日は、各クラスともびょうぶにデザインを写し取り、色をつけていました。下地の金色に絵の具が負けないように、濃い目に塗っていくのがポイントです。(写真下)
 このコンパクトなびょうぶは、1学期に作った「小さな行灯(あんどん)」とともに、展覧会の立体作品として出品する予定です。行灯とびょうぶの「合わせ技」がどのような効果を生むか、楽しみです。

12月13日(月) その2

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 6年生は、国語の時間に「冬のおとずれ」という季節の言葉の学習をしています。6年生の国語の教科書には、四季ごとの二十四節気の言葉の意味を確かめ、短歌や俳句を音読する単元が位置づけられています。(写真上)
 今年は、11月から12月にかけて比較的暖かな日が続いたからでしょうか、今の季節を「まだ秋」と思っている子が多いようです。確かに、今年は「木枯らし1号」さえも観測されませんでした。
 いつからいつまでを「冬」ととらえたらよいのでしょうか? よく、2月4日の立春の日には、「暦の上では春を迎えました。」と言っています。ですから、2月3日までが「冬」ということになります。では、始まりは・・・立春があれば「立冬」という日もあります。今年は、11月7日(日)が立冬でした。しかし、立冬の日から「冬」という区切り方もありますが、立冬から2週間ほど経った「小雪(しょうせつ)」までの間から「冬」が始まるという考え方が一般的のようです。今年は小雪が11月22日(月)だったので、勤労感謝の日以降、6年生が下田移動教室に出かけた頃は、すでに冬に入っていたと言えます。
 次の「大雪(だいせつ)」は、12月7日(火)でした。教科書には、「寒気が増し、雪も激しくなってくるころ。」と書いてありますが、今年は小春日和の陽気が続きました。そして、子ども達にとって一番よく知っているのが「冬至」です。今年は、22日(水)です。そして、1月に入って「小寒」、「大寒」を経て「立春」に向かいます。今週からいよいよ本格的な冬将軍の到来と言われていますが、あと1か月半で春が来ると考えれば、もう少しの辛抱です。
 5年生は、理科の時間に「ふりこの動き」の学習をしています。今日は、5年1組が教室で実験をしていました。糸に重りをつけた振り子を左右に振り、その振幅がどんな条件によって変わってくるのかを調べていきます。振り子を左右に振って1往復する時間は、何によって変わってくるのでしょうか? まず、実験として考えられるのが、振れ幅です。大きく振った時と小さく振った時とでは、往復する時間に違いが出てくるでしょうか? 次に、糸の長さです。短い糸と長い糸とで、振り子の振幅に差が出てくるでしょうか?
 そしてもう一つは、重りの重さの違いによる実験です。今日は、その実験を行っていました。重りを10g,20g,30gと変えた時の振り子の振幅を計っていきました。
 今回の実験の場合は、振れ幅と糸の長さは同じにして実験をします。ストップウォッチを手に、10往復の時間を計測します。実験結果を正確にするために、3回実施して平均を出します。みんな真剣な表情で行っていました。(写真中)
 実験の予想を聞いて回ると、それぞれ違った考え方に分かれました。重さが違っても往復する時間は同じという予想。重い方がゆっくりと動きそうだから、軽い方が速いという予想。重い方が力強く感じるから速いという予想。・・・さあ、結果はどうなったと思いますか?
 3年生の音楽の時間に、リコーダーの練習が始まりました。10月に緊急事態宣言が解除になり、リコーダーの演奏ができるようになりました。しかし、音楽発表会に向けた練習がすでに始まっていたこともあり、ようやく今週から再開です。
 3年生になって、春に初めて手にしたリコーダーでしたが、学校ではしばらく吹くことが許されず…6月の下旬から少しの間(まん延等防止措置の期間)だけ吹くことができました。しかしそれも、「シ」の音を練習し始めたところでまた緊急事態宣言になりました。
 今日も、その「シ」から練習していました。久し振りにリコーダーを口にしましたが、とてもいい音が響いていました。これから今までの遅れを取り戻すべく、少しずつピッチを上げて練習をしていきます。(写真下)

12月13日(月) その1

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 北風が冷たく感じられる朝でしたが、校庭に全校児童が集合し、全校朝会を行いました。今日は、「百聞は一見にしかず」という話をしました。(写真上)
・・・先週の木曜日に、3年生の社会科見学がありました。バスに乗って、JAあおばと石神井公園ふるさと文化館、そして練馬区役所展望室の見学をしてきました。JAあおばでは、練馬区の都市農業について勉強してきました。そして、直売所の様子を見学したり、大きなトラクターを見せてもらったりしました。ふるさと文化館では、練馬区に伝わる練馬大根の歴史や、昔の道具について、さらには区内にあった昔の農家の建物に入って当時の暮らしの様子を学ぶことができました。また、練馬区役所では、最上階の20階にある展望室から練馬区や東京都全体を見渡すことができました。自分達の住んでいる練馬区には、こんなにたくさんの建物があり、多くの人が住んでいるということが分かりました。
 ここまで、3年生と一緒に見学してきたことについて、言葉でみなさんに伝えました。今の説明で、その場所に行っていないみなさんに、どれだけ様子が伝わったでしょうか。いくら言葉で説明しても、かやぶきの農家の家の中の様子や、区役所の展望室から見えたすばらしい景色は伝わりません。実際にそこに行かなければ分からないことです。だから社会科見学があるのです。
 そこで今日は、「百聞は一見にしかず」という言葉についての話をします。(拡大コピーした紙を見せる)「百聞は一見にしかず」というのは、「たくさんくり返し聞いても、一度でも実際に見ることには及ばない。」つまり、「何事も自分の目で見て、確かめることが大切だ」ということを表しています。
 先週金曜日に、6年生が音楽鑑賞教室に行きました。練馬文化センターで、オーケストラによるすばらしい演奏を聴いてきました。あらかじめ音楽の時間に、DVDを見ながらオーケストラで使われている楽器についての事前学習がありました。でも、実際に文化センターの大ホールで聴かなければ、本当の音楽を体験することはできません。「百聞は一見にしかず」です。
 一週間前の給食で、みんなの大好きな「ねりまスパゲッティ」が出ました。栄養士さんが、練馬大根と青首大根を手にして、各教室を回って見せてくれました。実物を見せてもらうことによって、練馬大根がいかに真っ白で細っそりとしていて、そしてとても長いということが分かりました。「百聞は一見にしかず」です。
 何事も自分の目で見たり、自分の体を動かしたりして体験することが大切です。学校で勉強していることの多くは、この「百聞は一見にしかず」で成り立っているのです。・・・
 続いて、「子どもエコ・コンクール」の表彰を行いました。身近な生活でできるエコについて考え、絵に表現するコンクールです。6年生の子が入選したので、賞状と記念品を渡しました。(写真下)

12月11日(土) その2

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 今日は、道徳の時間以外にも、各教室で様々な学習が行われていました。
 1年生の教室では、図工の学習として、松ぼっくりを使ったツリー作りをしていました。松ぼっくりにいろいろな飾りとなる材料をボンドで貼り付け、すてきなツリーが出来上がりました。ただでさえ小さな1年生の手のひらに収まるツリーは、とてもかわいらしく見えました。(写真上)
 自然と触れ合う材料として、木の実や落ち葉とともに、昔から松ぼっくりは子どもの遊びに使われてきました。この松ぼっくりツリーも、ペイントをしたり家庭にある材料を工夫したりすることで、いろいろなアレンジができるようです。ところで、学年全員分の松ぼっくりは、どうやって用意したのでしょう?
 6年1組では、4校時に理科の授業をしていました。「てこのはたらき」の学習では、身近な生活の中で「てこ」の仕組みが使われていることを学習します。学校にある様々な道具を取り上げ、どこに「てこ」が利用されているのかを考えさせていました。
 子ども達が手にしていたのは、栓抜きとピンセットでした。栓抜きは、缶切りとともに、家庭で使われなくなった「てこを応用した道具」の一つです。ジュースやビールを瓶で購入する機会がなくなり、栓抜きは見たこともないという子がいるほどです。
 てこが利用されている道具には、支点・力点・作用点があるはずです。栓抜きのどこがそれぞれの点になるのかを考えていました。(写真中)力点は、取っ手を持つ部分です。作用点は瓶のふたが上にあがる部分で、支点がふたにひっかける部分になります。栓抜きは、支点と力点の間に作用点があるタイプの「てこ」です。
 ピンセットは、親指で押す両側が力点で、支点が金属の折り目の部分、作用点はピンセットの先になります。ピンセットは、てこを逆に利用した道具です。大きな力で小さな力が伝えられる仕組みになっています。
 6年2組は、家庭科室で実技テストをしていました。じゃがいもの皮むきのテストです。調理実習では、作って食べて終わり…ではありません。きちんと紙ベースでテストをしたり、実技の様子をテストしたりして成績に結び付けています。2人ずつ先生のところに来て、じゃがいもの皮むきテストをしていました。(写真下)
 事前に、包丁の使い方を家で練習してくるように伝えてあったようです。昨日、豊渓中学校の生徒から、試験勉強の重要性について話を聞いたばかりです。どんな学習でも、そしてどんなテストでも、試験対策に向けた心構えを大切にさせていきたいものです。

12月11日(土) その1

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 今日は、第二土曜の学校公開日でした。また、今回は道徳授業地区公開講座として、2校時に講演会も行いました。たくさんの保護者の皆様にお集まりいただきました。ありがとうございました。
 1校時の道徳の授業では、講師の荻原 武雄先生と一緒に各クラスの道徳の授業を見て回りました。12クラスあるので、教室の中に3〜4分ずつしかいることができません。しかし、それでも講師の荻原先生は、教室に入った数分で道徳の指導や学級の様子を把握し、メモをとられていました。講演会が終わってから、校長室で授業についての感想やご指導をいただいています。
 さて、道徳の授業では、今回もそれぞれの担任の先生が様々な資料を基に授業を行っていました。3年生では、風呂敷を使った授業をしていました。道徳の授業で風呂敷? と思うかもしれませんが、「我が国や郷土の伝統と文化を大切にし、国や郷土を愛する心をもつこと」を目標とした教材です。教科書の内容は、タンスから出てきた風呂敷について、お母さんから説明を聞く女の子のお話になっています。
 風呂敷の良さは何でしょう? まず、機能性に優れているということです。いろいろな形のものを包むことができる便利な布として昔から使われてきました。箱を包むだけでなく、丸いものや大きなビンを包んだりする方法もあります。授業では、実際に風呂敷を使って、グループごとに身近にあるいろいろなものを実際に包んでみました。(写真上)
 風呂敷の良さのもう一つは、温かみです。教科書には、「お母さん、ふろしきでつつむと、中の物がとても大事な物のような気がするの。ふしぎね。」という女の子のセリフがあります。風呂敷には、様々な色やデザインのものがあります。また、その柔らかさや手触りがまた素敵です。ビニール袋や紙袋に入れて手に持つのとは違った、温かみが感じられるのが風呂敷のすばらしさではないでしょうか。
 3年生の先生に聞いたら、子ども達に声をかけたところ、何人かの子が風呂敷を家から持ってきたと言います。今は、風呂敷が家にないというところが多いのではないでしょうか。担任の先生も、今日の授業のために買ってきたそうです。
 2校時は、体育館で講演会がありました。荻原先生の講演の中で、「『待つ、聴く、受け止める』ということは、子どもとのかかわりの大切な三箇条である」という話がありました。子どもの心の表出をしっかりと待ち、最後まで聴いてあげ、きちんと受け止めてあげる・・・我々教員にも、心に深く響く言葉であると感じられました。
 他にも、叱るべき時にきちんと叱ることの大切さや、手を離しても心を離さないこと、親子で自然に親しむこと(「気持ちの道草」という表現をされていました。)など、子育てのヒントになるたくさんのお話を聞くことができました。(写真下)

12月10日(金) その2

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 5校時に、1年1組の子ども達が、中庭で生活科の学習をしていました。中庭を探検して、この季節ならではのものを見つけていました。ミカンの木は、正門側の体育倉庫脇にあるのが目につきますが、中庭にもあります。そして黄色く色づいた大きな実がなっています。
 子ども達が池のところに集まっていたのは、トンボがいたからでした。この時期になぜトンボがいたのか不思議ですが、どうも羽化したばかりの様子でした。こんな寒い時期の羽化ですから、飛べそうな気配が感じられないことは明らかでした。トンボは、卵か幼虫(ヤゴ)で冬越しをするのですが、どういうわけで羽化してしまったのでしょうか。1年生なりになんとか助けてあげたいと思いながらも、弱っている命を見届けるしかありませんでした。(写真上)
 6校時に、6年生が各教室から豊渓中学校とZoomでつながり、交流会を行いました。「中学生に質問する会」として行い、おもに小学校側からの質問に答えてもらう交流会でした。
 すぐ隣の中学校ではありますが、今回はオンラインでつながりました。画面越しに中学1年生の姿と自分たちの姿が同時に映し出されると、思わず背中が伸びました。小学校側から出されていた質問事項をあらかじめ伝えてあったので、やり取りがとてもスムーズに進みました。
 小学校側の質問に対する回答が終わると、逆に中学生からも質問がきました。「豊渓中の魅力は何ですか?」・・・中学生にとって、自分たちの学校がどのように見られているか気になるところなのでしょう。代表で答えた子は、「雰囲気がいいこと。生徒同士が仲が良いのが感じられる。」と話しました。それを受けて、中学生の子が「人数が少なく、一人一人を大切にしてくれている。」と返していました。
 もう一つ、中学校側から「豊渓中に入学したい理由は何ですか?」と聞かれました。豊渓中への進学を考えている子が答えました。「家から近いことと、知っている人が多くて、安心して行ける。」ということでした。確かに、遅い時間まで部活動をしていた場合、家に帰るのには近い方が安心です。すると、中学生からは、「少人数なので、活躍の場が増えると思って自分は豊渓中にしました。」と言っていました。
 進学する中学校はそれぞれでも、中学生と交流をすることで、卒業に向けた気持ちが少し高まってきたようです。

12月10日(金) その1

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 午前中、6年生が連合音楽鑑賞教室に行ってきました。練馬文化センターへは、歩いて光が丘駅に行き、そこから練馬駅まで大江戸線に乗りました。
 連合音楽鑑賞教室は、練馬区の教育会が主催となり、昔から行われてきた行事です。昨年度は、感染症拡大防止のために中止となりました。今年度も心配されていましたが、緊急事態宣言が解除となり、さらに感染状況が落ち着いたこともあり、実施の運びとなりました。
 ただ、1600名以上が入る大ホールでの密な状況を考え、「黙って、拍手のみ」というルールを徹底することになりました。また、オーケストラ側も、指揮者を始め多くの楽員がマスクを着用するなど、感染症対策をとっての演奏を心がけていました。
 指揮は、和田 一樹さん、そしてオーケストラは東京都交響楽団でした。子ども達が在京の名門オケを聴くことができるのは、とても幸せなことです。また、以前「歌のおねえさん」として出演されていた江原 陽子さんが、全体の司会を行いました。楽器や曲の紹介などをしながらプログラムを進めていたので、とても分かりやすい鑑賞教室になりました。
 楽器や指揮者、コンサートマスターについては、音楽の時間にDVDを使って、事前に学習済みでした。しかし、実際に楽器を目にしたり、演奏している様子を見て聴くのとでは、印象が全く違ってきます。カルメン前奏曲から始まった1時間は、あっという間に感じられました。
 楽器紹介では、最初に弦楽器の説明がありました。バイオリンからビオラ、チェロ…と楽器が大きくなるにつれて低い音になっていきます。そして、弦楽器だけで演奏されたのは、チャイコフスキーの弦楽セレナーデの最初の部分でした。厚みのある弦楽器の空気感は、CDなどではとうてい再現できない感覚です。コロナ禍のために、私自身も久し振りのコンサート体験でした。しばらくチケットを買うのを控えていましたが、今日の弦楽器のアンサンブルを聴いて、無性にコンサートに行きたくなりました。
 他にも、ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」の第1楽章やシベリウスのカレリア組曲から「行進曲風に」、グリーグのペールギュント組曲から「朝」と「山の魔王の宮殿にて」、チャイコフスキーの「くるみ割り人形」から「花のワルツ」と、それぞれ変化のある名曲を楽しみました。
 アンコールでは、音楽鑑賞教室では恒例の「ラデツキー行進曲」(ヨハン・シュトラウス作曲)が演奏されました。元旦の夜、ウィーンで行われているニューイヤーコンサートが生中継されていますが、最後にアンコールとして演奏される曲です。一足早く、お正月気分を味わうことができました。
 今回、少し残念だったのは、文化センターの2階席の一番後ろの座席だったことです。(上からオーケストラ全体を見ることができたのは良かったのですが…)春休みなどに、親子コンサートのような小学生が入場できる演奏会が良くあります。ぜひ、ご家族でコンサート会場に足を運んでみてください。
 学校に戻ってきたのが、給食準備が始まった頃になりました。今日の給食は、「冬野菜カレー」でした。栄養士さんから、「遅くなっても、なるべく温かいまま提供できる給食として、今日のメニューはカレーにしました。」と聞きました。そういうところにまで気を配り、毎日の献立が立てられていることをとてもうれしく思います。

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