金融出前授業(6年生)講師の方を2名お招きし、株式会社の仕組みや新商品を作るまでの過程を知ったり、実際に株式会社を友達と設立して新商品の開発をしたりする学習を行いました。 前半は、会社がどんなことをしているのか、どうやって資金を集めるのかについて、映像を見ながら講義を受けました。1つの商品を売るにも、設備費、人件費、材料費、広告費など様々なお金が必要なことが分かりました。また、「株式」「株主」など、今まで子ども達が聞いたことはあっても、詳しくは分からない言葉についても教えていただき、「そうだったんだ!」と声が上がりました。 後半は、4人1組で会社を設立し、お菓子の新商品をプレゼンする活動をしました。新商品の対象は、子どもなのか、大人なのか・・・、パッケージの形はどうするか・・・など、どの会社も社長役の子を中心に話し合いを進めていきました。 最後には、他の友達に株主になってもらうために、会社ごとに考えた新商品について、プレゼンテーションをしました。「小学生の男子対象のお菓子を作りました!」「おまけにシールを付けました!」「誰でも食べられるように、アレルギーが多い食品は使っていません。」「環境に優しい素材で包みました!」など、様々な工夫が各会社から上がり、とても盛り上がりました。また、今度はお客さんとして各会社のアピールを聞いて、どこの会社なら出資してもいいか、考えながら学習していました。 この機会が、子ども達の働く意欲や将来の生活につながっていってほしいと思います。 劇団四季 こころの劇場(6年生)ミュージカルには、なかなか馴染みがなかった子がほとんどでしたが、ファミリー向けの親しみやすい内容で、あっという間の2時間だったようです。力強い歌声や、ダンス、語りかけるような表情、場面の移り変わりの表現の仕方など、見どころ満載でした。そして、本編の前後には、劇場の紹介や、この作品ができるまでの流れ、一つの作品を創るのに関わる様々な職業の紹介もあり、ミュージカルの世界の奥深さに触れることができました。 鑑賞後には、ミュージカル中の歌を口ずさんだり、他に見てみたい作品について友達と話したりしていました。子どもたちの心に残る素敵な時間を過ごすことができました。 ※著作権の関係で、上映中の画面を撮ることができませんでした。 展覧会(6年生)「お気に入りの場所」は、校庭で思い入れのある場所を選び、スケッチをした後、絵の具で色を塗りました。休み時間のたびにサッカーをしたサッカーゴールや、友達とおしゃべりをした藤棚のベンチなど、6年間の思い出を振り返りながら描きました。自作の額縁にも注目してください。 「小さな行灯」は、電動のこぎりで模様を付けた4枚の木版を、組み合わせて作りました。中にライトを入れ、上にも木を組んだ蓋をのせました。暗がりで透けるライトの光が壁や天井に映り、幻想的な雰囲気になります。 「携帯びょうぶ」は、ダンボールに好みの布を貼って、持ち運べる小さなびょうぶを作り、自然をテーマにして絵を描きました。布によって和風や洋風の屏風が出来上がりました。 「ナップザック」は、それぞれ使う場面を考えながら、手縫いやミシンで作成しました。ミシンの操作にも慣れ、糸通しや下糸出しも上手になりました。 「段ボール箱の街」では、段ボール箱に絵の具を塗り、街を表現しました。カラフルで不思議な街並みができました。 今日の1校時は、作品鑑賞の時間でした。6年生は、同じ登校班やたてわり班の下級生の作品を見つけ、見入っていました。また、「これも作ってみたかった」などの声も聞こえてきました。他の学年の作品はもちろんのこと、自分の作品が飾られているのを嬉しそうに見つめている様子もありました。特に、小さな行灯は、真っ暗な舞台の上で光る48個の行灯に感動する声が上がりました。 6年生にとっては、小学校最後の展覧会でした。作品の制作や鑑賞を通して、改めて造形活動の喜びを味わうことができたと思います。保護者の皆様にもぜひ、ご覧いただければと思っております。 |
|