11月26日(金)今回の移動教室中、グループに1台ずつ、学校のデジタルカメラを持たせていました。見学先やベルデの中で自由に写真を撮り、まとめに使うためのカメラでした。また、液晶画面に時刻が表示されるので、時計代わりにも使わせていました。 2組では、グループごとに撮ってきた写真データの確認をしていました。バスの中から撮った顔写真や風景の写真もありましたが、やはり昨日のシャボテン公園で撮った動物の写真が多かったようです。 コツメカワウソの写真を撮ってきたグループがありました。シャボテン公園のコツメカワウソは、地下の温室展示場にいます。お土産を買うのに時間がかかり、この場所まで見学に行ったグループは少なかったと思います。アップでかわいい写真が撮れていました。(写真上) コツメカワウソは、今回行かなかった下田海中水族館にもいて、とても人気があります。近くにエサが売っていて、エサやり体験ができます。エサやり専用の筒状の窓が開いていて、エサをあげる前からコツメカワウソがかわいらしい手を伸ばしてきます。エサやりをしながら、コツメカワウソの小さな肉球に触れることができます。家族で出かけた際は、ぜひエサやり体験をしてみてください。ベットとして飼いたくなること間違いなしです。(注…実際、コツメカワウソは、様々な意味でペットとしては難しい動物です。) 2階の渡り廊下に3年生が集まり、副校長先生の授業がありました。3年生は、社会科の学習で「火事からくらしを守る」という学習をしています。今まで、校内の様々な消防設備について調べてきました。 学校にある消防設備の一つとして、防火シャッターがあることも知りました。そこで、学校全体の防火責任者でもある副校長先生から、防火シャッターが何のためにどのように使われるのかを教えてもらいました。 防火シャッターは、階段付近と渡り廊下に必ず設置されています。昔は近くに小さな扉があり、その中のつまみを回すとガラガラとシャッターが下りてくる仕組みでした。しかし、一度下りるとハンドルを持ってきて手動で巻き上げなければならず、非常に大変でした。 今はとても便利で、安全性も高くなっています。(今回、私も初めて知りました。)近くに非常用ボタンがあり、それを押すとシャッターが下りてきます。同時に、「シャッターが下りてきます。危ないので離れてください。」というアナウンスが鳴り、天井にあるランプが点灯します。また、シャッターに触れるとそれを感知して、すぐに止まる仕組みにもなっています。(写真中) 防火シャッターは、火災があった際の延焼を防ぐとともに、煙が建物内に広がるのを防ぐという働きがあります。3学期には、シャッターが下りたことを想定して防火扉を使用する避難訓練があります。しかし、教職員が防火シャッターの仕組みを理解しておくことが先決です。事前に職員への研修をしておこうと思いました。 3年生は、理科の時間に「電気の通り道」の学習をしています。最初に、豆電球や乾電池を使い、明かりがつくためのつなぎ方についての学習をしました。さらに今日は、1組が理科室に行き、電気を通すものと通さないものを調べる実験をしていました。 輪ゴムやペットボトル、そして様々な金属類など、グループごとに調べる材料が用意されていました。豆電球と乾電池を一つの回路にしてから、導線の間に調べたいものを挟み、電気がつくかどうかを調べていきました。(写真下) 鉄の他に、10円玉(銅)やアルミホイル(アルミ)も電気を通すことが分かりました。では、空き缶はどうでしょうか。アルミ缶とスチール缶が用意してありました。表面の塗料をやすりで削った部分では、電気を通すことが分かりました。 微妙だったのは、ハサミです。もち手のプラスチック部分は電気を通しませんが、刃の部分は通すものと通さないものがあります。鉄製のハサミは電気を通しますが、セラミック製は通しません。金属は電気を通す働きがありますが、セラミックは金属には入りません。 11月26日の給食コーンサラダ ABCスープ 牛乳 一口メモ ジャンバラヤとは、スペイン料理のパエリアによく似たアメリカ南部の地域の炊き込みご飯です。アメリカでは、大きな鍋で作って大人数で食べることが多く、バーベキューとともに屋外パーティの主役になることが多い料理です。 パエリアの具材に魚介類が多く使われるのに比べて、スパイシーで肉やソーセージを使うことが多いのがジャンバラヤです。今日の給食にも、豚肉やウインナー、ピーマンなど、たくさんの具材が入っています。 調理実習 ご飯の調理(5年生)
5年生は、調理実習でお米を炊きました。総合の学習を通して学んだ、育てる大変さだけでなく、調理を通して作ることの大変さや、楽しさにも触れることができました。
実習では、まずお米を洗い終えた後、お米をやわらかくするために30分間水に浸しました。次に鍋を火にかけて、じっくりと鍋の中の様子を観察しました。3分程で沸騰し、それから3分程で大きな泡が出始め、コトコトと鍋から音が聞こえてきました。子供たちはその様子に大喜びです。次第にいい匂いが家庭室に立ち込め、「はやく食べたい」、「いい匂いがする」と出来上がりを待ちきれない様子でした。 出来上がったお米は、自分たちが作ったものだからか、あっという間に食べ切ってしまいました。けがなく、協力してお米をいただくことができてよかったです。 体育朝会
11月25日(木)に、体育朝会を行いました。体育朝会では、マラソン週間に向けた取り組み方を確認しました。
マラソンは、密を避けるために3学年ずつ分かれて走ります。はじめに、自分のペースを保って走ることや、おしゃべりをしないで走ることを指導しました。次に、各クラス走るコースを確認した後、準備運動をしました。 音楽が流れると、いよいよスタートです。子供たちは、勢いよく走り出しました。素晴らしい走りでしたが、マラソンは長時間ペースを崩さずに走ることが大切です。一定のペースで走ることは、子供たちにとって少し難しかったようです。走るペースに気をつけることをもう一度指導し、12月6日(月)から始まるマラソン週間を迎えたいと思います。 下田移動教室 2日目の様子 3家族一人一人のことを考えながら、お菓子やストラップなどを選んでいた子がいました。頭の中で必死に計算をしながらの買い物は、子ども達の表情も真剣そのものでした。また、かわいらしい動物のぬいぐるみやマスコットも人気で、男女問わず「自分用」として購入していた子がたくさんいました。(写真上・中) 帰りのバスは順調に進み、予定していた時刻に到着しました。1号車は、2本目のDVDがちょうど見終わったところで着きました。 やや疲れ気味だった子ども達でしたが、たくさんのお迎えにホッとしたようです。1泊2日の短い宿泊学習でしたが、最後の帰校式でもしっかりと整列して話を聞く6年生を見て、ちょっぴり成長を感じることができました。(写真下) 下田移動教室 2日目の様子 2後は、お弁当の時間まで、グループ行動になりました。園内地図をたよりに、あらかじめ学校で決めておいた動物のいる場所を目指して見学が始まりました。 人気の場所は、やはりカピバラです。先週のニュースで、このシャボテン公園が紹介されていました。カピバラがゆず湯に入り始めたとのこと。さっそく行ってみると、残念ながらゆず湯は午後からということでした。しかし、早くお風呂に入りたがっていたカピバラがたくさん集まっている様子を見ることができました。ミニカピバラがいて、とてもかわいらしかったです。(写真上) また、動物を実際に触ることができる「ふれあいコーナー」も人気でした。大きなリクガメやマーラを間近に見ることができました。恐る恐る手を伸ばすのにも、かなり勇気が必要だったようです。(写真中) シャボテン公園と名がついているだけに、大きなサボテンがたくさん見られる動物公園です。(写真下)クジャクが放し飼いになっていたり、レッサーパンダがいたりと、もっと時間をかけてゆっくり見学したい場所でした。(動物のショーも行われているので、ぜひ家族でどうぞ…) 11月25日の給食いわしのかば焼き 青菜と厚揚げのみそ汁 切り干し大根のうま煮 牛乳 一口メモ イワシにはEPAという栄養素が多く含まれています。EPAは、サバやアジなどの背中が青い魚の脂に多く含まれます。血液をサラサラにしたり、血管を健康に保ったりする働きがあります。 下田移動教室 2日目の様子 16時半から4階の集会室で朝会を行いました。ちょうど日の出の頃で、明るくなり始めてきました。朝会では、かつてこの宿舎の下の方にあった下田学園で勤務していたことの話をしました。下田学園は、練馬区の健康学園としてこの下田の地に長らくありました。教員として駆け出しの頃、3年間を下田で過ごした経験があります。 朝食の後、短い時間で部屋を片付けたり荷物を準備するのが大変だったようです。宿泊を通じて、日頃から自分の身の回りのことを自分でしっかり行うことの大切さが分かったのではないかと思います。 閉校式は、ベルデの玄関前で行いました。(写真上)宿舎の方々にきちんとお礼を伝えてバスに乗り込みました。 最初に向かったのは、下田の漁港です。近くには、観光用の黒船が泊まっていたり、道の駅が併設されたりしているところです。ここでも、ベルデの方に案内をしていただきました。下田は、一年を通じてとても温暖な気候です。すでにオレンジ色のアロエの花があちこちに咲いていました。(写真中)あと1か月もすると、爪木崎に水仙が咲き始め、1月には水仙まつりでにぎわいます。 港も風が強く、漁船は漁に出ていませんでした。普段だったら、たくさんの魚が水揚げされている様子を見ることができます。説明を聞きながら、たくさんの船や魚市場の雰囲気と匂いを感じ取ってきました。(写真下) バスに乗り、伊豆シャボテン公園に向かっています。 下田移動教室 1日目の様子 5第1部は、下田カップと名付けた班対抗のゲームでした。進化ゲームでは、じゃんけんで勝つたびにいろいろな動物に進化していき、ポイントを競い合いました。(写真上) 続いて、ピンポン玉リレーとジェスチャーゲームがありました。ジェスチャーゲームでは、お題に書かれた言葉を見ながら身振り手振りで仲間に伝えていきました。(写真中) 第2部のキャンドルファイヤーでは、一転して静かな雰囲気で始まりました。火の神と火の巫女が登場し、火の守たちに4つの火を分け与えました。「友情」「努力」「元気」「思いやり」の火が分け与えられ、さらに全員が手に持つろうそくにも火が分けられていきました。下田移動教室の大切な思い出として、このキャンドルファイヤーの火を心に灯し続けていってほしいと思います。(写真下) 下田移動教室 1日目の様子 4開校式では、2日間お世話になる宿舎の方々のお話を聞いてから、しっかりとあいさつを行いました。いよいよ宿泊学習のスタートです。(写真上) 2階と3階に、子ども達の宿泊用のベッドが並んでいます。今回は、旭町小が単独で泊まるため、3階を使用することにしました。それでも学年全体で48名と少ない人数なので、ベッドは余裕をもって使用することができました。 枕カバーとシーツが配られ、自分の布団の用意をしました。最初は2段ベッドに喜んでいたものの、いざシーツを敷くとなると悪戦苦闘のようでした。友達や先生に手伝ってもらいながら、やっと布団の用意ができた子もいました。バスの中では、長旅に疲れ気味の子もいたようですが、宿舎に入ってからはみんな元気そうです。(写真中) 入浴後、18時から夕食の時間になりました。今までの移動教室では、バイキング方式の食事でしたが、一人分の食事がそれぞれのトレーに乗せて配膳されるように変わりました。また、食堂のテーブルは、アクリル板で仕切られ、感染症対策が徹底されていました。カレーライスの他に、下田ならではのメニューとして、キンメコロッケが出ました。コロッケにキンメダイの身がごろっと入っていて、とてもおいしかったです。・・・が、黙食なので子ども達に感想を聞くことができませんでした。(写真下) 下田移動教室 1日目の様子 3大島の他に、利島や御蔵島、新島などの伊豆七島を水平線上に見渡すことができました。城ケ崎海岸は、テレビドラマなどの撮影場所としても有名なところです。サスペンスドラマで、城ケ崎海岸の岸壁でのシーンがよく見られます。(写真下) 今日は平日でしたが、多くの観光客が来ていました。この後、遊歩道をさらに歩き、駐車場に向かいました。伊豆半島をバスでさらに南下し、下田に向かいます。 下田移動教室 1日目の様子 2見晴らしの良い場所で、学年全体写真を撮りました。遠くにくっきりと、大島が見えました。卒業アルバムの1ページに、またすてきな思い出の写真が増えました。(写真上) 城ケ崎海岸は、有名な景勝地です。つり橋と灯台、そして溶岩でできた絶壁の素晴らしい景色を見るために、多くの観光客が訪れる場所でもあります。つり橋にさしかかると、恐る恐る歩を進めていました。(写真中) 今日は風が強く、その分波のしぶきもたくさん上がっていました。きれいな海が恐ろしく見えるほどの青さでした。(写真下) 11月24日の給食ペイザンヌスープ グラタン 牛乳 一口メモ ペイザンヌとはフランス語で田舎風という意味です。フランス料理の言葉では、ペイザンヌとは角切りや色紙切りの野菜のことを意味します。今日のスープの具は大根や小松菜など、冬の野菜を使いました。シンプルな野菜の味が優しいスープです。 下田移動教室 1日目の様子 1他の方面に比べて下田は遠いため、朝早くから集合することになりました。7時に校庭に集合し、出発式を行いました。(写真上)たくさんの保護者の皆様や先生方に見送られ、みんな元気よくバスに乗り込みました。 東名高速の工事期間ということもあり、関越道から圏央道を回るルートでバスは出発しました。しかし、予想外の事故渋滞があったため、最初の休憩場所(厚木PA)に30分遅れて着くことになりました。 バスの中では、CDを聞きながら楽しく過ごしていました。(写真中)途中、バスの中からきれいな富士山が見えたり、海が見えたりしてきました。子ども達の気持ちがますます高まってきました。 バスは、2回目の休憩場所、伊東マリンタウンに着きました。幸せの黄色いトイレに寄り、城ケ崎海岸を目指します。(写真下) 11月22日(月)今日は、1校時から4校時まで、6〜3年生の順に練習時程が組まれていました。すでに体育館にはひな壇が設置されていて、楽器類も全て移動してありました。時々、初日の各学年の練習風景を見に行ってみました。すでに楽器配置が決まり、練習を行っているところもあれば、部分的にオーデションをしている学年もありました。 子ども達は、全員マスクをつけたまま合奏をしたり、歌をうたったりします。曲によっては、合奏の楽器担当の子と歌をうたう子とに分かれて行うものもあります。マスクをつけたままうたうので、歌声が楽器に隠れてしまいがちです。学年全体の音のバランスについても、これから練習していくことになりそうです。 5年生は、「ルパン3世のテーマ」と「パプリカ」の合奏を行います。学年全員がそろって行う練習は、1か月前の体育発表会以来のことです。旭町ソーランで心を一つにがんばった力を、今度は素敵なハーモニーに代えて協力していきます。(写真上) 1年生は、国語の時間に「じどう車くらべ」という説明文の学習をしています。いろいろな車について書かれている文章から、それぞれの車がどんな仕事をし、そのためにどんなつくりになっているのかを読み取りました。 この単元の後半では、「興味をもったいろいろな車を調べて、それらを説明する文をカードに書き、みんなで自動車図鑑を作ろう」という学習を行います。まず、はたらく自動車の本などから、様々な車の写真を集めました。冷蔵車、ミキサー車、ポンプ車、ブルドーザー、ショベルカー、キッチンカーなど、どこかで見たことのある車ばかりです。 先生がプリントした写真が黒板に掲示され、子ども達はタブレットを使って写真データとして取り込んでいました。その後子ども達は、タブレットの画面を見ながら自分の席でカードを作成していました。これもタブレットの活用の仕方の一つです。(写真中) 5校時に、4年2組で研究授業がありました。外国語活動の「What do you want? ほしいものは何かな?」の授業でした。今日は、単元の最後として、「オリジナルピザコンテストで、自分のピザを紹介しよう。」というめあてで学習が行われました。 自分で考えたピザに使った食材を、英語で紹介します。ピザは、今月に入ってから各自がタブレットを使って作成した力作です。グーグル ジャムボードを使い、ピザの具材として用意されたものから自由に選んで作りました。いろいろな野菜やチーズ、きのこ、さらにはトマトソースなど、様々なものが使えるように学年の先生方が用意したようです。 授業では、3人ずつのグループでお互いのピザを紹介し合う活動場面がありました。どの子も「おいしそうでしょ!」と言わんばかりに英語で紹介をしていました。(写真下) 11月22日の給食油揚げのチーズ入り肉詰め焼き 根菜の味噌汁 牛乳 一口メモ 油揚げの中には、ひき肉と野菜とチーズが入っています。 チーズは、牛乳の栄養素が凝縮されています。カルシウムやタンパク質はもちろん、乳酸菌などの効果で、牛乳に含まれる脂肪分が小さく分解されていて、消化吸収されやすくなっています。 ビタミン類では、ビタミンAやビタミンB2がたくさん含まれています。ビタミンB2は、脂質がエネルギーとなるためや、爪や髪が伸びるのに必要な栄養素です。 部活動体験(6年生)部活動は、小学校と中学校の大きな違いの1つです。部活動では、スポーツや楽器の演奏等の技術面だけでなく、学年を越えた交流や礼儀を学んだり、精神面を鍛えたりすることもできます。 今日は全部で6つの部活動から、子ども達が選んだ第1希望の部活動で体験をさせていただきました。 ソフトテニス部では、ラケットの持ち方や振り方から教えてもらいました。未経験の子が多いので、なかなかうまくできない子もいましたが、中学生がたくさん声をかけてくれていました。 陸上部では、小学校ではなかなか取り組まないクラウチングスタートの仕方を教えてもらいました。トレーニングも楽しそうにやっていました。 バトミントン部は、体育館の広さの都合で、旭町小学校の体育館で行いました。中学生とラリーを続けることができて嬉しかったそうです。 バスケットボール部では、パスやシュートの練習をしてから、試合もすることができました。中学生に負けじと、一生懸命にボールを追っていました。 美術部では、中学生の描いた上手な絵に感動したと聞かせてもらいました。一緒に絵を描き、中学生からお気に入りの絵をもらって帰ってきた子もいました。 吹奏楽部では、マーチングではできなかった金管楽器の経験をさせてもらいました。なかなか音が出ませんでしたが、ほとんどの子が最後には出せるようになりました。 どの部活動でも、中学生が積極的に子ども達に関わってくれていたので、安心して体験をすることができました。10月には授業体験をしましたが、これでまた、中学校生活への期待が高まったようです。 11月19日(金)子ども達は、家から箱を用意してきて、教科書の説明通りに馬のおもちゃを作ってみました。そうすることで、説明文のどういう言葉が伝わりやすかったのかが見えてきます。材料や道具について書かれている部分や、「まず、〜」「つぎに、〜」「それから、〜」「さいごに、〜」というような順序を伝える言葉が大切であることが分かってきました。 2年生の10月号の学年だよりで、箱の用意について連絡がありました。「レトルトカレーの箱がおすすめです。」と記載されていたため、急にカレーを食べたご家庭も多かったことでしょう。確かに、出来上がった馬のおもちゃの首や背中を見ると、「本格的なソースが楽しめる…」などの文字が見えていました。ちなみに、馬のおもちゃのしっぽを引っ張ると、馬が体を前後に揺らして動く仕組みになっています。(写真上) 2年生は、同時に生活科の時間に動くおもちゃ作りをしています。そのおもちゃの中から、国語の説明文を書く学習へと結び付けていきます。 3年生は、算数の時間に「重さのたんいとはかり方」の学習をしています。gやkgの単位を習ったところで、今日は実際にはかりを使って、目盛りの読み方についての学習をしていました。 学校には、1kg計や2kg計、4kg計と様々なはかりがあります。はかりによって目盛りの間隔が違うので、最小目盛りが何グラムなのかを慎重に確かめながら読むようにしなければなりません。 子ども達が重さを量ってみたいものとして、ランドセルを取り出してきました。我々の感覚では、「重すぎてそれはダメだよ…」と言ってしまいそうですが、十分にはかりで測定できる範囲内でした。それも、1.5kgもないのですから驚きです。昔と違い、ランドセルの素材が良くなって、軽量で使いやすくなってきているようです。色やデザインも様々で、今の子ども達がうらやましい限りです。(写真中) ところで、物の重さを量るためのはかりは、デジタル式が主流になっています。学校にあるようなアナログのはかりは、どこで見ることができるでしょうか。目盛りを読ませるところに算数としての大切な学習があるのですが、生活に根付いた算数の学習からは離れつつあるようです。 6年生は、社会科の時間に日本の歴史の学習をしています。いよいよ時代は明治に入り、日清・日露戦争の学習まで進みました。2組では、「日清戦争と日露戦争は、日本にとってどのようなものだったか」という学習テーマで授業が行われていました。明治時代に入ってから、日本はいろいろな国との戦争が続きます。社会科の学習では、それぞれの戦争の原因と結果、影響を中心にまとめていきます。 「日清・日露戦争は、日本にとってプラスになったか、マイナスになったか」という視点で班の意見をまとめさせたところ、いろいろな考え方が出てきました。「勝利した」「賠償金をもらった」「土地を手に入れた」などから、プラスだったという意見が多かったようです。果たしてそうだったのか…その後の日中戦争〜太平洋戦争まで学習すると分かってくるでしょう。 ところで、日清戦争のあった当時のアジアの様子を描いたビゴーの風刺画は、必ず教科書や資料集に載るほど有名です。朝鮮という魚を釣ろうとして、日本と中国(清)が釣り糸を垂れています。そして、橋の上からは、ロシアがその様子をうかがっています。朝鮮半島を奪った国から、次はロシアが自分たちのものにしようとたくらむ「漁夫の利」を表現していると言われています。(写真下) 11月19日の給食いももち 石狩汁 牛乳 一口メモ 毎月19日は、「食育の日」です。今日は、北海道の郷土料理を給食の献立に取り入れました。 石狩汁には、北海道の特産品である鮭が入っています。味噌仕立てで、体が温まる汁ものです。 いももちの材料であるじゃがいもも、北海道の特産品です。まだ稲作の技術が発展していなかった時代に、北海道に移り住んだ人が考えた料理です。もちを作るために、もち米の代わりにじゃがいもを使ったことが始まりであると言われています。戦時中や戦後の食糧不足の時代にも食べられ、今では北海道の定番おやつとして親しまれているそうです。 調理実習(ご飯とみそ汁) 6年生その後、昨年度、実習はできなかったものの、教科書で学習していたご飯とみそ汁の調理手順をおさらいしました。ご飯の炊き方や、みそ汁の作り方ももちろんですが、2品を並行して作るためには、空いている時間でできることを考えて計画を立てることや、友達と作業を分担することが重要です。今回は、お米をとぎ、20分から30分給水させている間に、みそ汁のだしをとり、実を準備するということになります。 その後は、お米を火にかけながら、みそ汁も実を入れて煮ます。そうすると、2つのお鍋の火加減や、出来具合を気にかけなければなりません。4人のグループで、火の番をする人、片付けを始める人、盛り付けの準備をする人など友達と声をかけあいながら、手際よく調理ができるように考えて動くことも大切な勉強でした。前回、一通り流れを学習していたので、よく先のことを考えて活動することができました。 ご飯は、透明な鍋で炊いていたので、米粒の動きや様子の変化がよく見えていました。しかし、火加減はこれでいいのか、もう炊きあがったのか、判断するのはとても難しかったようでした。(担任も事前の練習のときには、2人で「まだかな。もういいかな。」とドキドキしながらの調理でした…)いざ、炊きあがってむらしたご飯は、少し柔らかかったり、おこげができていたり、班によって様々でしたが、美味しさに驚いている様子が見られました。みそ汁も、自分が切った大根を探しながら味わいました。 1組は、1・2校時、2組は5.6校時とそれぞれ時間を目一杯使って、なんとか片付けまでやりきりました。今回は、みそ汁の実が2種類だけだったので、是非お家でも家族や自分の好きなオリジナルみそ汁を作ってほしいと思います。 |
|