音楽会があります。子ども達の歌声と合奏をお楽しみください。29日(金)…児童鑑賞日 30日(土)…保護者鑑賞日

6月10日(木)

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 今朝は、南門から入ってくる子ども達とあいさつを交わしました。プールから聞こえてくる音に引き寄せられるように、子ども達が集まってきました。大きな音とともに、プールに勢いよく水が注がれている様子がよく見えました。
 先週金曜日にプール清掃があり、専門業者の人達が一日がかりでプールをきれいにしてくれました。明日からプールのろ過機を動かす予定なので、朝から水を入れ始めたところでした。プールに水がたまるまでは、6時間以上かかります。昨年度は、水泳指導が中止だったため、ろ過機を点検してからすぐに機械を止めることになりました。今年は、先日メール配信したように、水泳指導を実施する方向で検討しています。(詳細は、月曜日にプリントでお伝えします。)
 ところで、水泳を実施しない期間中もプールに水を入れておく必要があるのをご存知でしょうか。学校のプールは、火災等の緊急時の防火水槽の役目をしています。ですから、プール清掃で水を抜いた時は、必ず消防署に届け出をしています。
 6年2組が理科室で実験をしていました。「体のつくりとはたらき」の単元での食べたもののゆくえについての学習でした。「ご飯は、口の中でだ液と混ざるとどうなるのだろうか」という実験テーマで、デンプンとだ液のはたらきについて調べていました。
 ジッパー付きの小さいビニール袋を2つ用意し、それぞれにご飯粒を入れます。片方にはだ液を、もう一方には同じ量の水を入れて、よくもみほぐします。約40度のお湯に3分ほど浸した後、ヨウ素液を入れてデンプン反応を確かめます。(写真上)・・・これは、ご飯を食べた時の口の中を再現した実験です。「よくもみほぐす」のは、口の中でよく噛んで、ご飯とだ液が混ざり合っている状態です。また、40度のお湯に浸すのは、人の体温に近づけるためです。
 結果は、水を入れた方は青紫色のデンプン反応がありました。だ液を入れた方は、紫色が薄くなりました。この結果から、だ液はデンプンを別なものに変化させる働きがあるということが分かりました。
 今週月曜日の給食のニュースに、「ご飯を一口食べて30回ほど噛んでみると、甘く感じられるようになります。だ液には、ご飯の成分を体に取り込みやすくする働きがあります。」と書かれていました。昔から、よく噛んで食べなさいと言われてきましたが、それは食べ物を細かくするとともに、消化を良くする(だ液と混ぜる)ための言い伝えだったわけです。
 今日の実験で使ったご飯は、担任の先生が家で炊いたものを用意してきたそうです。子ども達の学習のためならと、教材準備に余念がありません。
 3年生は、社会科の学習で練馬区の様子について調べています。練馬区は、練馬大根とともに、キャベツが特産品になっています。これもホームページの給食のニュース(昨日)に書いてありました。「練馬区は、東京都23区で一番畑が多く、そこで作られている野菜の約40パーセントがキャベツであると言われています。」…たくさんのキャベツ畑をあちこちで見かけるわけです。
 授業では、トラクターで畑を耕したり、畑にビニールマルチを張ったり、キャベツの苗を植え付けたりと、キャベツ農家の仕事の様子を資料を基に学習しました。(写真中)
 実際に畑の様子を見たり、農作業の様子を見学させてもらうことが一番の勉強になります。ただ、子ども達が生活しているこの辺りには、広い畑がありません。そこで来週月曜日に、畑の先生に来ていただく出前授業を予定しています。講師は、開進第一小の近くで農家をされている方です。(授業の詳細は、月曜日にお伝えします。)
 6年生の音楽の時間に、「カノン進行」についての学習をしていました。「カノン進行」というのは、ヨハン・パッヘルベルが作曲したカノンという曲(通称「パッヘルベルのカノン」という曲)の和声の理論を指しています。(写真下)
 日本のこれまでの音楽史を振り返ると、過去のヒット曲の多くは、このカノン進行を使ったコードが用いられています。「世界に一つだけの花」、「糸」、「マリーゴールド」、「キセキ」、「涙そうそう」…と、多くの名曲を生み出したルーツがカノン進行にあるそうです。このコードの流れには、誰もが親しみやすいと感じることができる雰囲気があり、美しい流れとして広く認識されているようなのですが、ここから先は私にはよく分かりません。
 授業では、「カノン進行を使って、自分で曲を作ってみよう」という学習の説明がありました。タブレットPCを使うと、音楽用の作曲ツールがあり、簡単な曲を作ることができるようです。次回から、タブレットPCを使って音楽の授業を行うという説明がありました。
 ところで、パッヘルベルのカノンは私も大好きな曲です。昔からよく聴いていたのは、パイヤール室内管弦楽団のCDです。明るく輝かしい演奏に、何度心を癒されたことか…校長室でも時々流れています。♪

6月10日の給食

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献立名           ビビンバ
              キムチスープ
              牛乳


一口メモ

 ビビンバは、日本の隣の国である韓国の料理の一つです。
 「ビビン」は「混ぜる」、そして「バ」は「ご飯」という意味です。具材に決まりはなく、野菜や肉をご飯とよく混ぜてから食べます。一般的には、甘辛く味付けして焼いた肉やナムル、キムチなどの具材をのせます。
 給食では、肉の炒め物と3種類の野菜のナムルを和えて作りました。ご飯とよく混ぜていただきます。

あいさつ運動

 旭町小学校では、「返事 挨拶 後始末」を大切にしています。
 その一つの取り組みとして毎年3回、学期初めに代表委員会中心に「あいさつ運動」を行っています。1回目は、6月7日(月)、8日(火)、9日(水)で行いました。
 実施の前の5月31日(月)の全校朝会で、代表委員会委員長から全児童に向けて、以下のような呼びかけを行いました。

 「みなさんは、なぜ、あいさつをするのだと思いますか?
  あいさつは、いろいろな所でします。
  初めて会う人、家族、友達、先生、いろいろな人とします。
  あいさつをきっかけに、気持ちの良い生活が送れると思います。
  あいさつは、そんな「まほう」のような言葉です。
  大きな声ではできませんが、気持ちのよいあいさつが
  できるようになりたいですね。」

 そういう呼びかけもあり、児童、一人一人が朝から気持ちの良い、元気な挨拶をすることができました。
 「まほう」のような言葉!旭町小学校の良さとしてこれからも大切に、そして広げていこうと代表委員会では考えています。
 また、6月8日(火)には、小中一貫教育の一つとして、豊渓中学校の生徒も参加してくれました。このような小学校と中学校との関わりを今後も大切にしていきたいと考えます。

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6月9日(水)

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 6年生は、家庭科の時間に、ナップザック作りに取りかかっています。「思いを形にして 生活をゆたかに」という単元の学習です。目的に合った形や大きさ、縫い方を考えながら、ナップザックの製作に向かっています。
 ナップザックの生地は、一人一人がカタログから選んで購入しました。また、ナップザックのデザインを考え、刺しゅうやフェルトを使って飾っていく予定です。
 昨年度学習した裁縫やアイロンのかけ方、ミシンの使い方を全て活用して作る、初めての大作になります。出来上がったら、展覧会の家庭科作品としても出品予定です。完成までにはまだまだ時間がかかると思いますが、一針一針ていねいに製作しています。(写真上)
 今日から、低学年の外国語活動が始まりました。高学年は、週2時間の外国語を教科として指導しています。中学年では、週1時間の外国語活動を行っています。旭町小学校では、さらに低学年への外国語活動も実施していきます。1,2年生の各クラスに、年間数時間の外国語活動を計画しています。
 外国語や外国語活動の時間は、基本は担任が指導し、ALTの先生が発音等の指導補助をして授業を進めていきます。旭町小では、さらに地域協力者として外国語の授業支援の先生に入っていただくようにしています。(ただし、地域協力者として入っていただく時数は、年間で限られています。)
 2年生の教室では、昨年度も外国語の授業を行っていたこともあり、子ども達はとても楽しみにしていたようです。今日は、英語を使ってあいさつを交わし、お互いの名前をカードに書き合うゲームをしていました。今後も、英会話を通じて楽しく活動ができるように、指導を工夫していきます。(写真中)
 1年生の教室で、タブレットPCを使った指導が行われていました。今日は、まず自分のID番号とパスワードを入力して、初期設定をしていました。連絡帳に貼った番号を確認しながら、慎重に指で画面をタッチしていきました。(写真下)
 また、練馬区で推奨する「まなびポケット」への設定も行いました。「まなびポケット」は、ICTを活用した様々な授業の場面で使うことができます。デジタル教材を使ってドリル学習をしたり、先生から送られてくる教材に回答したり、さらにはクラスの仲間と意見のやり取りをしたりと、その活用方法は工夫次第で無限に広がります。
 2年生以上では、日常の授業場面で活用している様子をよく見かけます。1年生の子ども達にとっては、初めてのタブレット画面の扱いで、少し難しく感じた子がいたかもしれません。今後もたくさん触らせながら、操作方法に慣れさせていくようにします。

外国語活動(1年生)

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 1年生にとって、初めてとなる外国語活動の授業がありました。
 ALTの先生と笑顔で"Hello!"と挨拶を交わしました。
 子供たちに1学期の外国語活動は本日のみの予定であることを伝えたら、早く2学期になってほしいという声がたくさん上がりました。

外国語活動(2年生)

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 2年生に、今年度初めての外国語活動の学習がありました。
 久しぶりのマーク先生と辻先生との授業を、子ども達は楽しみにしていました。授業の初めに、いつも自分の名前がローマ字で書かれている名札をマーク先生から手渡しでもらいます。子ども達は、元気に "Yes!" と返事をして、名札を受け取ります。(写真上)

 今日の学習課題は、「自分の名前を伝えよう」でした。
 初めに、名前の伝え方を知り、何回も言いながら練習します。その後、教室を歩き回りながら、友達同士でやりとりをし、サインをもらいます。子ども達は、自分の名前を一生懸命友達や教員に伝えようとしていました。(写真中)

 授業の最後には、マーク先生による読み聞かせがあり、ジェスチャーや絵本の絵をよく見て、話の内容を理解しようとする姿がたくさん見られました。(写真下)
 今後も体を動かしたり、友達とやりとりをする時間を設けたりしながら、楽しく外国語の学習に取り組んでいきます。

6月9日の給食

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献立名           きな粉揚げパン
              練馬キャベツ入りポトフ
              サクランボ
              牛乳


一口メモ

 今日のポトフには、練馬区でとれたキャベツを使っています。練馬区は、東京都23区で一番畑が多く、そこで作られている野菜の約40パーセントがキャベツであると言われています。練馬区の特産品であるキャベツをたっぷり使い、優しい味のポトフに仕上げました。
 サクランボは、「紅さやか」という品種です。さわやかな甘さと酸っぱさが特徴のサクランボです。
 蒸し暑かったり、すっきりしない天候が続いたりと、疲れがたまりがちになりますが、しっかり食べて体力をつけるようにしていきましょう。

4年生 箏の発表会

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 5年生の箏の学習に続いて、5月から4年生も箏の演奏に取り組んできました。
 毎時間、最初にまず箏を置く台を組み立て、二人一組で箏を運び、自分の指に合う爪を用意してと、班で協力して準備をします。4年生には難しいかなとも思ったのですが杞憂でした。友達同士で声を掛け合って上手に進めていました。
 箏の演奏も、慣れてくるとしっかりとした手先で味わいのあるいい音を響かせていました。主旋律が上手にできるようになった児童は、飾りのふしにも挑戦しました。今日は、今までの練習の成果をクラスの友達にも聴いてもらう発表会を行いました。一人で堂々と演奏する子、二人で素敵な二重奏を聞かせてくれる子、その演奏にじっくり耳を傾ける他の子供たち。緊張感に包まれる中で、背筋をピンと伸ばして箏に向かい、どの子の演奏もとても立派でした。子供たちの感性と、習得の速さに感心しました。

6月8日(火) その2

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 1年1組が、図書室を利用して授業を行っていました。来週から春の読書旬間が始まります。担任の先生が、クラスの子ども達に本を借りるように指導していました。(写真上)
 旭町小の図書室は、北校舎の1階にあります。毎年図書の予算で新しい本を購入するとともに、図書管理員さんに週2日間勤務していただき、本の管理をお願いしています。おかげで、本の分類がきちんとされていて、とても使いやすい図書環境になっています。低学年では、毎週1回ずつ図書の時間を設定することができるので、定期的に本を借りる習慣を身につけさせることができます。
 来週の全校朝会では、Zoomを使って本の紹介や読み聞かせをしようと思っています。図書管理員さんに協力していただき、本を探してもらいました。図書室の本は、全てバーコードがつけられていて、パソコンによって蔵書管理が行われています。教員用の貸し出しカードを使い、5冊借りてきました。来週の朝会までに、紹介の仕方や読み聞かせの練習をしておきます。
 中休みに、4年生の子ども達が先生と一緒に中庭の池に集まっていました。教室で飼育する生き物の計画を立てていたようです。中庭の池は、春までたくさんいたオタマジャクシがカエルになって卒業し、今はすっかりメダカの学校状態です。たくさんの子メダカが誕生したばかりで、藻の陰で子メダカがツンツンと泳ぎ回っていました。
 現在中庭は、ステキなユリ園になっています。子ども達の背丈よりもはるかに高い見事なユリが色とりどりに咲き始めました。学校にあるのは、黄色や白、赤色をしたスカシユリの園芸品種のようです。ユリにはいろいろな品種がありますが、横向きや下向きに花をつけるものが多いです。それに対してスカシユリは、上向きに花を開く特徴があります。(写真中)
 ユリは、秋植えの球根植物なので、一度植え付けると毎年花が見られます。ただし、生育環境の良い場所でないと毎年続けて花が咲き続きません。中庭は、半日蔭になる場所なので、ユリの生育には適しているのでしょう。主事さんに聞いてみても、毎年特に手入れをせずに咲いているそうです。切り花に利用したくなりますが、翌年の球根を育てるためには、なるべく葉を残しておく必要があります。咲いている間に、毎日目で楽しませてもらうことにします。
 6年2組の教室に入ると、シ〜ンと静まり返っていました。手首を押さえたり、首の脇に手を当てたりして、全員が動かずにじっとしていました。黒板を見て分かりました。理科の「体のつくりとはたらき」の学習として、酸素が血液によって運ばれる様子を調べる実験をしているところでした。(写真下)
 この単元では、心臓の動きを「拍動」といい、それによって起こる血管の動きを「脈拍」ということを習います。そこで、自分の脈拍が1分間にどのくらいあるのかを調べていました。1分間の脈拍数は、成人で70〜80回と言われています。子どもはそれよりも多く、年齢とともに少なくなります。ちなみに、高齢になるほど少なくなるのは、基礎代謝が減るためとのことです。

6月8日の給食

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献立名           ご飯
              イワシの梅干し煮
              じゃがいものきんぴら
              カボチャの味噌汁
              牛乳


一口メモ

 今日のイワシは、梅干しと一緒に2時間30分ほど煮込みました。ですから、イワシは骨まで食べられる柔らかさになっています。
 骨ごと食べることで、骨を強くする栄養素であるカルシウムをたくさん摂ることができます。また、梅干しの酸っぱさのもとであるクエン酸は、疲れを回復させる働きもあります。

6月8日(火) その1

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 今週も、Zoomを使った全校朝会を火曜日に行うことにしました。今日は、「はきものをそろえると 心もそろう」という話をしました。
・・・『今日は、まずこのような詩を紹介します。(資料を見せながら)長野県のお寺の住職であった、藤本 幸邦(ふじもと こうほう)さんの有名な言葉です。全文を読んでみます。
「はきものをそろえる」
はきものをそろえると心もそろう 心がそろうとはきものもそろう ぬぐときにそろえておくと はくときに心がみだれない だれかがみだしておいたら だまってそろえておいてあげよう そうすればきっと 世界中の人の心もそろうでしょう
 みなさんは、学校に来て昇降口でうわばきにはき替える時に、くつをそろえてしまうようにしていますか? 旭町小では、くつのつま先を奥に、かかと側を手前にして、全校児童のくつの入れ方をそろえています。1年生も入学してすぐに、くつのしまい方の約束として、担任の先生から指導されていました。
 自分のくつ箱にしまうのであったら、つま先が手前側であっても、左右のくつが重なり合っていても構わないと思いませんか? ところが、「全校児童がくつの向きをそろえておく」というところに大きな意味があるのです。「はきものをそろえると心もそろう 心がそろうとはきものもそろう」と書かれています。休み時間が終わって教室に戻る時に、くつをはきかえて外ぐつをしまいます。左右のくつをそろえてくつ箱にしまうのは、ほんの一瞬の動作です。あわてて片方のくつがひっくり返ったままにしてしまった子は、多分教室で受ける次の時間の授業でも落ち着かないのだと思います。つまり、休み時間から授業へと気持ちを切り替え、心を落ち着かせる時間が、くつをそろえて入れるその瞬間なのです。
 次に、「ぬぐときにそろえておくと はくときに心がみだれない」と書いてあります。生活科や理科の学習の時間、あるいは体育の時間に校庭に出る時に、外ばきのくつにはき替えます。外に出て学習が始まってから、落ち着いて授業に集中して取り組める子は、きっとくつ箱にぬいだくつがそろっていた子です。次にくつをはく時のためにも、くつ箱にしっかりそろえて入れておくことが大切なのです。
 最後に、「だれかがみだしておいたら だまってそろえておいてあげよう そうすればきっと 世界中の人の心もそろうでしょう」と書いてあります。5,6年生は、移動教室の宿舎で、トイレのサンダルを常にそろえるように指導されます。自分が使ったサンダルだけをそろえることしかしないと、次第にトイレのサンダル全体が乱れてきます。しかし、他の子が使ったサンダルをそろえてあげる子が出てくるようになると、いつもサンダルの向きがしっかりそろうようになってきます。これは、くつやサンダルのことだけではなく、教室の掃除用具入れや給食着をしまうロッカー、図書室や学級文庫の本棚でも言えることです。「だれかがみだしておいたら だまってそろえておいてあげよう」というやさしい心が広がっていくとよいですね。』・・・
 Zoomの画面では、昨日撮っておいた子ども達の靴箱の写真も見せました。旭町小の靴箱は、比較的靴がよくそろって入れてあります。(いつも校内が落ち着いているわけです。)
 中休みが終わって、校庭から戻ってくる様子を昇降口で見ていました。どの子も意識して靴を入れていたようでした。(写真上)ぜひご家庭でも、玄関で靴をそろえるようにさせてください。
 2階の掲示板には、今日紹介した詩やホームページに載せている写真から選んだ掲示物(正門脇の掲示板にも同じものがあります。)を貼りました。(写真下)

6月7日(月) その2

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 4年生は、国語の時間に「一つの花」という読み物教材の学習をしています。(写真上)「一つの花」は、児童文学作家の今西 祐行さんが著した有名な文学作品です。戦争の悲惨さを伝える内容であり、文部科学省により選定されて、多くの国語の教科書に採用されています。
 幼いゆみ子が最初に覚えた言葉は、「一つだけ、一つだけちょうだい」でした。戦時中で食べ物が乏しい中、お母さんはいつも「一つだけよ」と言って、ゆみ子に自分の食事を分けていたので、真っ先にその言葉を覚えてしまいました。戦況が厳しくなった頃、ついにゆみ子のお父さんにも赤紙が届きます。お父さんが戦争に行くというのに、何もわからず、ぐずって泣き出してしまうゆみ子。お父さんは、そんなゆみ子に、一輪のコスモスの花を握らせて汽車に乗り込みます。・・・教師が範読するのも辛くなるような悲しい物語です。しかし、戦争を知らない4年生の子ども達に、いかに当時の状況を説明するかがまず重要です。当時の様子をきちんと理解させることで、この物語の読み取りが変わってきます。
 最後の場面は、戦争が終わった後のゆみ子が描かれています。今日、4年1組では、戦争中と戦争後の場面をいくつかの観点で比較し、それぞれの違いを読み取りながら授業を進めていました。
 この物語の題名は、なぜ「一つの花」なのでしょうか。そして、ゆみ子との別れの場面で、なぜお父さんはたくさんあるコスモスの花から1本だけをゆみ子に渡したのでしょうか。さらに、「一つだけのお花、大事にするんだよ…。」というお父さんの言葉は、何を意味しているのでしょうか。・・・「花=命」と考えると、全てがつながって見えてきます。
 今日、1年生にタブレットパソコンを配布しました。しばらくは教室に保管しておきますが、準備が整い次第、各家庭に持ち帰らせます。
 今日は、まず連絡帳の裏表紙に、各自のID番号と初期パスワードが印刷された用紙を貼らせました。次に、北校舎にあるパソコン室から各自のタブレットPCを運んできて、ドングルのつなぎ方を練習しました。(写真下)
 2年生以上もすでに配布していますが、今年度よりインターネット環境に接続するドングルを、短いUSBケーブルでつなぐ設定に変更しています。昨年度末に練馬区で導入したタブレットPCでしたが、一番破損が多かったのがドングルの接続部分でした。その対応策として、USBケーブルをつけることになりました。
 1年生のタブレットPCは、昨年度の6年生が使用していたものを使っています。(足りない台数は、他校から届いたものです。)今日配布したタブレットPCには、一人ずつ名前が書かれたタグがつけられています。学年が上がっても、卒業するまでの6年間、同じ機器を使用していきます。今後、少しずつ使い方を練習し、学習のための道具として利活用していきます。

図工室より 4年生 6月4日(金)

貼ったり描いたり 貼ったり描いたり
細かく塗って 細かく塗って
描いて切り抜いて 描いて切り抜いて
 4年生は、工作用紙で展開図を学習して箱を作り、それを「小さな動物園」に見立て、好きな動物を紙で作って入れました。また、箱の外観も思い思いに飾って、自分好みの動物園を作りました。
 中にはどんな動物が暮らしているでしょうか。とても楽しみです。

6月7日(月) その1

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 6月は、「ふれあい月間」です。旭町小学校では、毎年ふれあい月間に合わせて、代表委員会の児童によるあいさつ運動を行っています。5,6年生の代表委員が早めに登校し、正門側と南門側に分かれて立ち、登校してくる子ども達に声をかけていました。(写真上)
 4月当初から、あいさつの指導を続けています。様々な方から子ども達のあいさつの仕方がとても良くなったという声を聞きます。しかし、まだまだ指導の余地があります。毎朝登校時に、子ども達とあいさつを交わしていますが、自分から進んであいさつをする子はまだ少数です。「言われてあいさつをする」というタイプの子が多いことが課題です。いわゆる「受け身のあいさつ」です。そんな中、門を入ってすぐに(私よりも先に)あいさつをする子がいます。元気な声であいさつを返してくれる子よりも、さらに何倍もすてきなあいさつとして心に響いてきます。
 明日は、豊渓中から60名以上の生徒がやって来て、あいさつ運動に参加する予定です。たくさんの生徒か、旭町小の子ども達に気持ちの良いあいさつの見本を見せてくれることを期待しています。
 朝早くから先生たちが出勤し、校庭にラインを引いていました。先週、新体力テストのために引いたソフトボール投げのラインが、金曜日の雨のために消えてしまいました。今週実施するクラスがあるため、きれいにラインを引き直していました。また、50m走のタイムを計るための直線ラインも引いていました。
 1校時に、6年2組が50m走のタイム計測をしていました。(写真下)全国平均では、男子は8秒台後半、女子は9秒台前半ぐらいです。昨年度は実施していませんが、コロナ禍の影響が最も出やすいのが50m走かもしれません。外遊びの機会が減るとともに、全力で走る場面も昨年度以前に比べてずいぶん減ってきています。全ての結果を分析したわけではありませんが、コロナ禍により子ども達の体力に影響が出てきているとしたら、とても残念なことです。
 先週土曜日に、春の運動会(「体育発表会」として実施した学校がほとんどです。)を行った学校が多かったようです。旭町小の10月の運動会の頃は、感染症拡大が収まり、子ども達の全力疾走が見られるようになっていることを願っています。
※どの学年も、体育時にはマスクをずらして良いことを指導しています。

6月7日の給食

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献立名           五目ご飯
              イカの生姜焼き
              豚汁
              牛乳


一口メモ

 6月4日から10日までは、歯と口の健康習慣です。
 噛むことには、たくさんの良いことがあります。よく噛むことによって、だ液がたくさん出ます。ご飯を一口食べて30回ほど噛んでみると、甘く感じられるようになります。だ液には、ご飯の成分を体に取り込みやすくする働きがあります。
 その他にも、噛むことによってたくさんの良いことがあります。給食室前に、そのことが書かれたポスターを掲示しました。

6月4日(金)

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 1年生は、算数の時間に「あわせていくつ ふえるといくつ」という学習をしています。この2か月間、1から10までの数を数えたり、数の分解・合成を中心に学習をしてきました。いよいよたし算の学習内容に入ることになります。
 たし算には、大きく分けて2種類の場合があります。「合併」(2つのものの集まりを1つにまとめた時の全体の要素数)と「増加」(すでにあるものの集まりに新たな要素を追加したときの全体の要素数)の場合にたし算を使います。「合併」の場合が「あわせていくつ」で、「増加」の場合が「ふえるといくつ」に相当します。
 ですから、式で表すと「2+3」であっても、算数ブロックの動かし方に違いが出てきます。「あわせていくつ」の問題であれば、2個のブロックと3個のブロックを両手で左右からくっつけて「答え…5個」となります。「ふえるといくつ」の問題であれば、2個のブロックに3個のブロックを移動させてくっつけて「答え…5個」となります。(写真上)
 これからいろいろなたし算の問題場面が出てきますが、様々な文章表現からたし算を使う場面であると理解しなければなりません。「あわせて」、「ぜんぶで」、「みんなで」、「ふえると」など、同じたし算でも、問題文の中でいろいろな表現が使われます。算数の学習でありながら、言葉の理解が重要になってきます。
 3年生は、算数の時間に「長いものの長さのはかり方」の学習をしています。2年生では、ものさしを使ってcmやmmの単位について学習をしてきました。また、2年生の3学期には、1mの単位を学習済みです。3年生では、巻き尺を使うことによって、1mよりもさらに長いものの長さを測る学習をしていきます。今日は、巻き尺の目盛りの読み方を練習してから、実際に教室の外に出ていろいろな場所の長さを測ってみました。
 先月は、体力テストで50m走のタイムを計っています。教室の前の廊下を端から端まで巻き尺で測ってみると、50mよりも短いことが分かりました。(写真中)また、昨日のソフトボール投げで自身が投げた距離を巻き尺で伸ばしてみると、何mがどのくらいの長さであるかがつかめるようになります。
 今後は、さらにkmの単位について習ったり、距離と道のりの関係についても学習していきます。100mや1kmといった距離の感覚が身につくようにさせていきます。
 1年生は、生活科の学習でいろいろな花の種をまいて育てていきます。紙コップに、これから育てていく花の種を少しずつ入れて、みんなで観察をしていました。
 今日、2組で観察をしていたのは、ヒマワリとマリーゴールド、ホウセンカの3種類の種でした。自分たちが5月にまいたアサガオの種と比べながら、形や大きさを調べていきました。マリーゴールドの種は、細長い形をしています。(写真下)
 この他にも、オシロイバナやコスモス、マツバボタン、ヒャクニチソウの種をまいて育てる予定です。どれも夏に元気よく育つ植物です。(しかし・・・コスモス以外は早めに種まきをした方が良さそうです。)

6月4日の給食

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献立名           ハムカツバーガー
              パセリポテト
              ベジタブルスープ
              牛乳


一口メモ

 ハムは、豚のもも肉などを塩などに漬け込んで加熱したものです。肉は、そのままだとすぐに腐ってしまいますが、塩や香辛料などの調味料をすり込んだりすることによって、長い時間保存できるようになります。
 中国やヨーロッパなどの地域で、狩りをして食べ物をとっていた時代に、食べ物を腐らせないように工夫した方法の一つです。
 日本でも、同じように魚を塩漬けにしたり、干物にしたりと、食べ物を長く保存できる工夫がなされてきています。

6月3日(木) その2

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 2年1組の教室で、「ぞうさんのおはな」という資料を使った道徳の授業がありました。「自分の良さを見つけよう」という、個性の伸長をテーマとした授業でした。
 「ぞうさんのおはな」は、子ども達に馴染みのある動物たちのやり取りを描いた資料です。・・・ある日、子どものぞうは、仲良しのワニやかばが大きくてかっこいい口を持っていることをうらやましく思います。そして、自分の特徴の一つである鼻も、長くてかっこわるいものだと感じてしまいました。その姿を見て母親のぞうが、子どものぞうの鼻は母親である自分と同じもので、高いところの木の実を取ったり、シャワーで水をふきあげたりすることができるとてもいいものであるということを伝えます。それを聞いたぞうは、自分の鼻について改めて考え、あまりいいものでないと思っていた鼻が、特別で自慢できる鼻にかわり、自分の鼻を誇らしく思うようになるのでした。・・・
 そういえば、童謡「ぞうさん」の作詞は、本校の校歌を作った まど みちお さんです。シンプルな歌詞の中にも、「自分に自信をもて!」という応援の意味を込めた歌になっています。2年生の子ども達は、このお話を通じて、どんな自分の良さを発見できたでしょうか。(写真上)
 6年生は、国語の時間に「たのしみは」という言葉を選んで短歌を作る学習をしています。今日は1組で、自分の作った短歌から秀作を選び、画用紙の短冊に筆で清書して仕上げていました。(写真下)
 江戸時代の歌人であった橘 曙覧(たちばな あけみ)は、日常の暮らしの中に楽しみや喜びを見いだして、「たのしみは」で始まり、「時」で結ぶ短歌を書き著しました。その形を真似て自分で短歌を詠む学習です。五・七・五・七・七の31音で作ります。
 子ども達の作品に、次のような短歌がありました。「たのしみは じゅく休みの日 校庭で 友達集め サッカーする時」…6年生にもなると、自分の時間が貴重なものになってきます。元気よく遊んでいる姿が浮かんできます。「たのしみは 家に帰りて テレビつけ クーラーつけて ゲームする時」…子どもならではの贅沢な時間の過ごし方ですね。さらに、ジュースとお菓子も身近にありそうです。「たのしみは 家に帰ると ネコがきて 背中に乗ったり ゴロゴロする時」…飼い猫がいるのですね。きっと猫自身も「たのしみは…」と思っていることでしょう。
 さて、黒板には、担任の先生の作品が貼ってありました。「たのしみは 駅で見つけた お土産を 家族想って 選ぶその時」…改札を出てすぐに、甘い香りに引き付けられます。家族のためと言いながらも、自分へのご褒美スイーツかもしれません。もう一句、「たのしみは 未来見つめる 二十四の 若者たちと 過ごすこの時」…学級の児童数は24名です。現代版「二十四の瞳」のようですね。(12人の生徒と女教師の物語でしたが…)きっと、「たのしみは」が「くるしみは」の時もあるはずです。しかし、いつも子ども達に笑顔でいるのが我々の務めです。子ども達のお手本の句、そして教師のお手本の一句となりました。

6月3日(木) その1

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 1年1組では、図工の時間に粘土を使った造形遊びをしていました。(写真上)粘土遊びは、子どもが創造する力や工夫する力を培っていく上で、欠かすことのできない遊びです。粘土を伸ばしたり丸めたりする活動を通して、創造力や発想力を広げることにもつながります。また、手や指の感覚を高め、発達を促すためにも、幼少期の粘土遊びが大切であると言われています。
 子ども達は、最初に「何を作ろうかな?」と考えながら、大きな粘土のかたまりを一生懸命にこね始めていました。次第に動物や家、乗り物と、作り出すものが子ども自身の中ではっきりとしてきます。一人一人に、粘土で表現したものについて話を聞いてみると、得意になって次々と説明をしてくれます。また、友達の作品からイメージをふくらませたり、お互いの作品をもとに会話がはずんだりと、子ども同士のコミュニケーションが生まれる良さもあります。
 今日から、全学年が新体力テストを行っています。昨年は実施しませんでしたが、2年振りに行うことになりました。(ただし、シャトルランと上体起こしは感染症対応で実施しないことにしています。)体育館では反復横跳びと立ち幅跳び、そして校庭ではソフトボール投げの測定を行いました。新体力テストは、この他にも様々な種目があります。長座体前屈や握力、50m走は、各クラスや学年の体育の時間にすでに実施済みです。
 今日一日を通して、いろいろな学年の新体力テストの様子を見ました。ソフトボール投げは、瞬発力や運動のタイミングをとる調整能力を調べる目的のテストです。(写真下)測定には、ソフトボール(1号)を直径2mの円内で投げた距離を記録します。全国の小学生男子児童のソフトボール投げ能力は、1年生で平均8.86mで、6年生では平均26.64mとなっています。(女子は、1年生で5.86m、6年生で16.64mです。)
 練馬区では、結果を集計して全国平均と比較してみると、毎回多くの学校でソフトボール投げの記録が低くなりがちです。また、全国的にも他の運動能力に比べてソフトボール投げの能力低下が著しいと言われています。やはり、「投げる」という運動機会が減っていることが第一の要因でしょうか。どこの公園でも硬いボールのキャッチボールは禁止され、草野球をする子が少なくなりました。また、川遊びに行っても、石を投げて水切りを楽しむことさえ危ないからと禁止されているのではないでしょうか。
 子ども達の投げるフォームを見ただけで、経験のある・なしがはっきりと表れてくるものです。先週から体育の時間を使い、投げる運動を重点的に指導していたクラスがいくつかありました。しかし、体育の時間のほんの数時間で身につくものではなく、普段から投げる運動に親しんでいなければ獲得できない運動能力です。

6月3日の給食

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献立名           新ごぼうの混ぜご飯
              野菜のうま煮
              なめこ汁
              あじさいゼリー
              牛乳


一口メモ

 新ごぼうは、春から初夏にかけてとれるごぼうのことを言います。やわらかく、香りが良いのが特徴です。
 ごぼうを野菜として食べているのは、日本や韓国などのごく一部の国だけです。中国やヨーロッパでは、野菜としてよりも薬として用いられていることが多いです。

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