4月28日(水)今日は、学区域の南東方面の探検をしました。地区班では、「あおば」や「やまびこ」の子ども達が住んでいる辺りです。探検ボードに学区域地図を挟み、水筒を持って出発しました。途中、新緑におおわれた光が丘公園の北口付近を通ったり、団地の公園で一休みしたりしました。また、大きなマンションの建設予定地なのか、看板に囲まれた場所も通りました。住宅のたくさんある地域ということが分かったとともに、上り坂や下り坂があちこちにあることも感じることができました。(写真上) 安全に気を付けて歩くことや、学年としての集団行動を身につける訓練にもなりました。実際に自分の足で歩き目で見てくると、地域の様々な様子に子ども達は気が付きます。私はもっぱら、バラやクレマチスがきれいに咲き始めた家の様子ばかりに目が行きましたが…。 3年生の町探検は、あさってと来週の金曜日も行う予定です。今度は、学校の北側や西側を探検に行きます。 5年2組で書写(毛筆)の授業がありました。5年生になり、「ふるさと」の文字に続き2回目となる今日は、「成長」の二文字に挑戦しました。筆順と字形の関係を理解し、穂先の動きと点画のつながりを意識して書くことをねらいとした教材です。毛筆では、縦画と横画の始筆同士が付く時は、先に書いた画の筆の入りが出るようになっています。それだけに、正しい筆順で書くことが重要になります。また、正しい筆順は、文字を整えて書くためにも大切なことです。 まず、「成」の書き順をクラス全員で確認しました。(写真中)なんと、ほとんどの子ども達が間違えて覚えていたようです。1画目から違っていた子がたくさんいました。1画目は、左払いの縦画です。(大人でも間違える人が多いです。)2画目は、それに始筆が付く横画です。さらに3画目が違っていた子もいました。2画目に交差する画を3画目と思っていた子が何人かいました。(これは4画目)3画目は、1画目の途中から書く「折れ」と「はね」のある画です。さらにさらに、5画目と6画目を逆にしていた子も…。5画目は右斜めの画(大きくはねる)、6画目は点です。なんと書き順の間違いが多い漢字なのでしょう。 では、「長」の字の書き順は大丈夫でしょうか? 1画目は、縦画から始まります。その後、横画が4本続きます。 1年2組で、こいのぼりの色ぬりをしていました。クレヨンでいろいろな色を使い、とてもていねいにぬっている子がいました。うろこの一つ一つまで、全体の色合いを考えてぬっていたようです。(写真下)今後切り取って、どんな飾り方をするのか楽しみです。 こいのぼりと言えば、5月のカレンダーに替える日が近づいてきました。昔に比べて、こいのぼりを揚げている家が少なくなったように感じます。土日はいつも、自分の家の近くの土手の上を散歩しています。土手の上は、富士山や自分の住んでいる町(と言っても、田んぼや畑ばかりですが…)が良く見えます。昔はこの時期になると、あちこちにこいのぼりが揚がっていたのになと思います。自分の家もそうですが、はるか昔に使っていたこいのぼりは、タンスの上の箱の中で眠っているのではないでしょうか。 離任式代表児童が、離任された教職員の方々に対して、思いを込めた手紙を読み、花束を渡しました。とても感動的な式になりました。 式後には、離任された教職員の方々が教室を回り、短時間ではありますが懐かしい子ども達の顔を見ることができました。 4月28日の給食豆腐ハンバーグ 新じゃがのおかか煮 かぶの和風汁 牛乳 一口メモ 新じゃがいもは、冬場に植えられて、3月から6月にかけてとれるじゃがいもを言います。皮が薄く、水分が多く含まれています。 新じゃがいもと言っても、実はスーパーなどで一年中見かけるじゃがいもと同じものです。じゃがいもは普通、春に種イモを植えてから、秋に収穫して貯蔵しておき、一年中食べられるように少しずつ出荷されています。 4月27日(火)「北の春」という詩は、北国の春の様子を力強く、そして温かく表現した詩です。雪に閉ざされた長い冬が過ぎ、めくるめくような春の訪れの喜びを感じ取ることができます。梅の花が咲き、桜のつぼみが膨らんで…という都会の春の訪れも良いものですが、雪国に住んでいる人の春の到来は別格です。これは、実際に雪国に住んでみなければ分からないでしょう。何か月も雪におおわれた冬の生活が、どれだけ人々に大変な思いをさせるのかは、経験した人にしかわかりません。 私は、高校を卒業するまでの18年間を新潟県上越市(旧高田市)で過ごしてきたので、冬は毎年雪との戦いでした。「北の春」の詩に出てくる雪解け水の「沢鳴りの音」や、「緩みかけた雪の下から 一つ一つ木の枝がはね起きる」といった表現は、東京に住んでいる人たちにどう説明したら分かってもらえるでしょうか。それらの一つ一つが、雪国に住む人たちとって、春の喜びにつながっていくのです。 この詩の最後の連に、「朝早く 授業の始めに 一人の女の子が手を挙げた −先生 つばめがきました」と書かれています。さわやかさとともに、のどかな田舎の学校風景を感じさせてくれます。5年生の保護者の方は、ぜひお子さんからこの詩集を借りて読み味わってみてください。 ところで、国語の学習は、まず「読むこと」が基本となります。どの学年にも、毎日音読の宿題が出されいるのではないでしょうか。音読とは、声に出して読むことです。黙読する読書とは違う、大切な国語の力が身につきます。自分の声が耳にフィードバックし、内容理解がより進みます。算数の文章題が分からない時に、問題文を音読させると良いと言われるのはそのためです。 一方、5年1組は、家庭科室に初めて入って授業をしていました。家庭科室の使い方や、授業で使う道具について学んでいました。家庭科室には、ミシンや調理器具など、家庭科の授業で使用する様々な道具があります。本校の家庭科室は、北校舎1階の奥まったところにあるので、初めて部屋に入ったという子もいたようです。 授業の後半には、お茶の入れ方についても学習しました。現在は、調理実習ができない状況のため、実際のお茶入れの道具を触ってみるだけの「エアーお茶入れ実習」となりました。 やかんに人数分の水を入れてお湯を沸かすことや、茶筒から班の人数分の茶葉を急須に入れるやり方、そして急須にお湯を入れてしばらくしてから湯飲みに均等の濃さになるように注ぎ分けるまで、正しいお茶の入れ方を確認しました。実際に茶葉やお湯が入った実習になると、なかなか簡単にはいかないはずですが、おおよそのやり方を理解することができたようです。(写真中) ご家庭で、熱い日本茶を飲むことがあるでしょうか? 子ども達の何人かに聞いたところ、急須が家にあるかどうかも分からないという子がほとんどでした。ただ、「おばあちゃんの家ではよくお茶を飲んでいる」と答えていました。最近は、「お茶」と言えば、ペットボトルの冷たいお茶を指す言葉になってしまいました。家族でお茶菓子と一緒に熱いお茶を飲んだり、お客さんにお茶を出したりする機会が減ってきています。家庭科の調理実習ができるようになったら、正しいお茶の入れ方の実習を行わせたいと思います。また、家に急須があるご家庭は、ぜひお子さんにお茶の入れ方をやらせてあげてください。 3年生は、理科の時間に「植物をそだてよう」という学習をしています。種から植物を育てて、季節ごとに成長する様子を調べていく学習です。いくつかの種類の植物を育てていきますが、今日は1組で種の観察を行っていました。ヒマワリとホウセンカの種でした。 ヒマワリは種としては大きい方ですが、子ども達にとっては「こんな小さな種から、大きなヒマワリの花が本当に咲くのかな?」と不思議そうな様子で観察していたようです。(写真下) 夏に花が咲く植物は、このゴールデンウィーク前後が種まきの適期です。20度以上の暖かい日が続くと発芽しやすくなります。ヒマワリは、直根性の植物なので、植え替えをあまりしないように育てた方が良いです。(畑に直まきする方が良い)最近は、手ごろなサイズのミニヒマワリが人気です。寄せ植えなどにも使えて、ガーデニングへの需要が増えてきました。 4月27日の給食チャプチェ ワンタンスープ 牛乳 一口メモ チャプチェとは、春雨を炒めた甘辛い味付けの韓国料理です。今日は、春雨と赤ピーマン、ニラと一緒に炒めました。 ニラは、春に旬を迎える野菜で、葉が柔らかくてとてもおいしい時期です。ニラのにおいは、アリシンという成分で、食欲を増す働きがあります。 4月26日(月) その2また、体育の授業では、友達同士のかかわり方も重要になってきます。横から見たりゴール側から見たりして、ハードルを跳び越す友達の足の使い方を確認し伝え合うことも、大切な学びの場となっています。(写真上) 緊急事態宣言の発令により、引き続きマスクの着用が欠かせない毎日です。体育や休み時間において、激しい運動をする場合にはずらして着用も可としています。これから暑くなる時期を迎えるため、熱中症対策もしなければなりません。気温や湿度の状況を見て、適宜子ども達に指導していきたいと思います。 1年生の算数の時間に、6から10までの数について指導していました。先週は、5までの数を数えたり、いくつといくつに分けたりする学習をしていました。数が増えた分だけ、今度は一つ一つしっかり数えていくのに時間がかかります。 数字の書き方についても学習していました。国語のひらがなの学習で書き順を一つずつ確認するのと同様に、算数でも書き順や書き方が大切です。数字で間違えやすいのが、「5」の書き順と「8」の書き方です。「8」は、右上のところから、反時計回りに鉛筆を動かして書きます。(写真中) さらに、大人でもよく間違えて書く場合があるのが、「0」です。数字の「0(れい)」と記号の「〇(まる)」の書き方には違いがあります。「0(れい)」は、鉛筆の始点が12時のところで、反時計回りに書きます。「〇(まる)」は、6時の位置が始点となって、時計回りに書きます。1年生で「0(れい)」が出てくるのは1学期の途中からですが、今回の「10」の書き方の指導で正しく書けるようにしておかなければなりません。ちなみに、読点の「。」や、「ぱ」や「ぴ」などの半濁音の「゜」も、6時の位置から時計回りに書くのが正しい書き方です。 6年生の国語の授業に、「春のいぶき」という単元があります。季節の言葉を学ぶ2時間扱いの単元です。国語の授業では、どの学年にもこのような「我が国の文化や伝統への理解と関心を深める題材」を指導することになっています。(写真下) 6年生は、春夏秋冬の各季節に応じて、二十四節気(にじゅうしせっき)について学習します。二十四節気は、1年の太陽の黄道上の動きを15度ごとに24等分して決められています。ですから、各季節をそれぞれさらに6つに分けた名称が決められています。 春の二十四節気のうち、立春と春分は有名です。3月6日頃の啓蟄(けいちつ)は、「冬ごもりしていた虫たちが出てくるころ」という意味で、天気予報などでもよく紹介されます。同様に、2月19日頃の雨水(うすい)も、雪が雨に変わり、雪解けが始まる頃として聞いたことがあるのではないでしょうか。 春はあと2つ…4月5日頃の「清明」(温暖になってすがすがしくなってくる頃)と、4月20日頃の「穀雨」(穀物をうるおし、芽を出させる春の雨が降る頃)があります。春の二十四節気の穀雨は1週間ほど前に過ぎました。次は、もう「立夏」です。今年は5月5日が立夏となっています。来週水曜日には、もう暦の上で夏になるのですね。 4月26日(月) その1最初に、昨日から始まった緊急事態宣言に関する話をしました。引き続きマスクの着用やこまめな手洗い、換気を徹底させていくことを伝えました。また、学校外の行動についての注意も話しました。登下校中や、帰ってからの遊びでのマスクの着用についてです。特に、マスクをせずに公園などで大声を出していると、いろいろな地域の方が見て心配をされます。マスクの着用は、自分のためでもあり、周りの人達への配慮であることを、ご家庭からも教えてあげてください。 続けて全校朝会の本題は、1冊の絵本を使って話をしました。 ・・・『毎日、校内で行われている授業の様子を見て回っています。どのクラスも、先生の話をしっかり聞いて学習に集中して取り組んでいる様子がよく伝わってきます。ここに、蒔田晋治(まきた しんじ)さんの「教室はまちがうところだ」という絵本があります。今日は、最初の部分だけ紹介します。 「教室はまちがうところだ」 教室はまちがうところだ みんなどしどし手をあげて まちがった意見を 言おうじゃないか まちがった答えを 言おうじゃないか まちがうことを おそれちゃいけない まちがったものを わらっちゃいけない まちがった意見を まちがった答えを ああじゃないか こうじゃないかと みんなで出しあい 言いあうなかでだ ほんとのものを 見つけていくのだ そうしてみんなで 伸びていくのだ この3週間で、みなさんはどれだけ手を挙げて発表することができましたか。ただ聞いているだけの授業や書き写しているだけの授業では、本当の学習にはなっていません。自分の意見を発表し、友達の考えと比べ合う、それが本当の学習であり、自分のためになる学習です。今読んだ詩の中で、「まちがうことを おそれちゃいけない まちがったものを ワラっちゃいけない」というところが大切です。お互い誰でも失敗することはあります。間違えることはたくさんあるでしょう。決してその失敗を笑ったりからかったりしてはいけないのです。まずクラスで自由に手を挙げて発表し合える雰囲気にしておくことが大切です。 校長先生も、子どもの時に手を挙げて発表してよかったなという思い出があります。勇気を出して手を挙げて、みんなと同じ考えだった時にホッとしたり、逆に他の子が考えつかないことを言えた時には「やった〜」とうれしい気持ちになったりしました。でも、手を挙げそびれてしまった時には、「あの時手を挙げて発表していればよかったな」と後で後悔したこともあります。 一学期の目標に、「毎日手を挙げて進んで発表する」と書いた子がいました。学習に対する前向きな姿勢がもてる子は、勉強が分かる子・なんでもはきはきと言える素敵な子になっていくはずです。がんばりましょう。』・・・ 朝会後、階段を上がった2階の掲示板前にこの絵本を置きました。休み時間にいろいろな学年の子ども達が通り、続きの詩の部分を読んでいました。 4月26日の給食ししゃもの磯辺揚げ 小松菜のおひたし むらくも汁 牛乳 一口メモ むらくも汁の名前の由来は、卵が集まって群がった雲のようにみえるためと言われています。 卵がふわふわになるように、汁には片栗粉でとろみをつけています。また、よく溶きほぐした卵を少しずつ鍋に加えていくように調理しています。給食調理さんの腕が光る料理の一つと言ってよいでしょう。 箏の練習(5年生)5年生は、昨年、休校措置のためにこの学習ができなかったため、今年度の最初の学習として現在取り組んでいます。 最初は、爪が指になじまなかったり、上手く糸(弦)を弾くことができなかったりで苦戦していましたが、箏の音色は耳に優しく、糸(弦)が鳴り始めると手応えを感じられて、だんだん楽しくなってきます。児童の中には、あっという間に上手に演奏できるようになってしまった子もいます。 江戸時代から歌い継がれてきた「さくらさくら」。箏の音色とともに、子供たちの心の中にいつまでも残ってくれることを願っています。 4月23日(金)時刻とは、「時が流れていく中でのある一点」を指す言葉です。つまり、「今は、何時何分?」とか、「家を出る時刻は、何時何分?」というように使っています。一方の時間は、「時の一点から別の一点までの間」を示す表現です。つまり、「家を出てから学校に着くまでに、何分かかりましたか?」という2つの時間の間を示します。時刻は「今の時間」、時間は「動いた時間」の違いを理解させなければなりません。 さらにややこしくしているのは、私たちが普段話をする時に、「時刻」ではなく「時間」という言い方をしてしまっていることが原因です。「家を出る時刻は何時何分?」と言わなければならないところを、「家を出る時間は何時何分?」と話して いるのではないでしょうか? しかし、今さら世の人々の日本語を正すわけにもいきません。 3年生では、「8時40分から30分後の時刻」や、「9時50分から10時10分までの時間」を求める学習をしています。この単元は、4時間扱いです。なかなか机上で理解させるのは難しい部分もあります。普段の生活の中で時刻と時間を意識させて使っていくのが一番です。「今から30分間、ゲームをしていいよ。」とか、「8時に出かけるから、10分前にはしたくを済ませておいてね。」というように、声をかける工夫をしてみてください。さらに・・・部屋の中の時計は、デジタルよりも文字盤のある時計の方が良いです。 今日の給食は、スパゲティミートソースの献立でした。スパゲティは、子ども達に大人気のメニューです。年間を通じて、いろいろなスパゲティが給食に出ます。中でも人気なのが、「練馬スパゲティ」です。大根おろしを使った和風のスパゲティです。その他、クリーム系のスパゲティも人気です。ラーメンやうどんの日もありますが、麺類は全て子ども達の大好きなメニューとなっています。(大人も…)しかし、毎月の献立表を見ると分かりますが、麺類が献立に上がるのは、月に1回ほどです。栄養士さんに聞いてみると、塩分を摂り過ぎてしまうからとのことでした。 さて、1年生にとっては、給食で初めての麺料理でした。「スパゲティは大好き!」と、食べる前から楽しみにしていたようです。口の周りをオレンジ色に染めながら、みんなおいしそうに食べていました。(写真中)今日は、マスクをミートソース色に染めて帰っているかもしれません。 今月に入ってずっと使えなかったミライシードが、今日から使用可能になりました。5校時に、3年2組では、タブレットPCを使った授業が行われていました。 ミライシードは、様々な学習場面に対応したタブレット学習用のソフトです。ムーブノートを使った協働学習や、オクリンクを使った授業支援、さらには学習探検ナビといった学習教材集も利用できるようになっています。中でも、個別学習として一番利用されているのが「ドリルパーク」です。様々な教科の学習内容を、学年をさかのぼって復習することもできます。子ども達は、久し振りにドリルパークを使って、算数の復習問題に挑戦していました。(写真下) 4月23日の給食海藻サラダ キャロットケーキ 牛乳 一口メモ キャロットケーキに使われているにんじんのオレンジ色は、カロテンという栄養素です。体の調子を整えるはたらきがあり、風邪を予防します。 カロテンは、皮のすぐ下にたくさん含まれています。そのため、給食で使う時には皮をむいてしまいますが、家で食べる時にはぜひ皮をむかないで食べるようにしてください。 ミニトマトの栽培(2年生)今年もミニトマトの栽培を始めました。まず種の観察をしてから、自分の植木鉢に種をまきました。毎日水やりをして、成長を見守っていきます。 4月22日(木) その2「ふきのとう」の本文については、きっと2年生の各ご家庭で、何回もお子さんの音読を聞いてきたのではないでしょうか。この「ふきのとう」は、工藤直子さんの詩です。工藤直子さんは、子どものためのすぐれた詩や童話を書いている方です。(他にも多くの作品が国語の教材になっています。)長い冬が終わり、待ちわびていた春を迎える喜びを、ふきのとう、竹の葉っぱ、雪、お日様、春風たちの会話を通して、ユーモラスに描いた作品になっています。リズム感もあり、とても素晴らしい詩です。2年生の子ども達は、何度も音読を繰り返し、全文を暗記してしまった子が多かったことでしょう。 実際のふきのとうは、2月下旬から3月初めに見られます。ふきのとうを見たり食べたりした子は、どれだけいるでしょうか。私は雪国育ちだったので、2月の終わりに雪解けの始まった木の幹の近くにふきのとうを見つけ、春を感じたものでした。 4年生の理科の学習は、一年間を通じて植物や動物の観察をしていきます。今日は、桜の木の様子を調べていました。3月に満開になった桜が、今ではたくさんの葉っぱを茂らせています。枝先をよく見ると、花びらが散った後の様子を観察することができます。 先生が背伸びをして、桜の木の枝先を落としてあげていました。(写真下)よく見ると、小さなサクランボのように先が膨らみかけている様子を見ることができました。 桜の花は、咲いている時はもちろん、そして散る時も美しいものです。さらにしばらくして、花びらがついていた柄の部分が木の下に落ちているのも美しいものです。この「柄」の部分は、花梗(かこう)という名前がついていますが、「桜しべ」という言い方もあります。ちなみに「桜しべ降る」は、春の季語として俳句に使われています。(今月の俳句査定の某番組で出てきました。) 4月22日(木) その1中庭を見回すだけで、たくさんの春を見つけることができます。今年は桜の開花が早かったように、他の植物の開花もかなり早くなっています。多くの植物が花をつけ始めた中で最も目を引くのが、バラの花です。ピンク色の大輪のバラが咲き始めました。(写真上) バラは、春と秋に咲く「四季咲き」の品種と、春にだけ咲く「一季咲き」の品種があります。秋にも楽しめる四季咲きのバラの方がお得感がありそうですが、一季咲きのバラほど美しい花はありません。蓄えてきた栄養を年に1回のシーズンにすべて注ぎ込むのですから…。 バラは、きれいな反面、病害虫がつきやすく、肥料や剪定等の作業も必要であり、管理が大変です。しかしそれだけに、手間暇をかけたバラが咲いた喜びは言葉で表せないものがあります。…と、これだけバラの話題を書いているのは、私自身がバラの栽培にはまっているからです。いろいろな品種を育てています。 一方、2年生の生活科の学習では、ミニトマトの栽培に挑戦しています。種を観察した後、種まきを行っていました。昨年度、アサガオやチューリップを育てたプラスチック鉢を使い、新しい土に取り替えて種をまきました。(写真下) 普通、ミニトマトは苗を植え付けて栽培するのが一般的です。種から栽培するのには、かなり高度な技術が必要になります。(少し心配…)トマトの種は、発芽温度が必要なため、温室で育てた苗が今の時期に出回っています。苗の状態にするまでに結構な日数がかかるので、1学期中に花をつけるまで大きくなれば良いのですが…。 ホームセンターには、夏野菜の苗がたくさん並ぶようになってきました。ピーマンやナス、キュウリ、カボチャなど、苗から植えれば、ご家庭でも野菜作りが手軽に楽しめます。(深めのプランターを使い、土をたっぷり入れて栽培しましょう。)今年もステイホームのゴールデンウィークです。家庭菜園やバラの栽培に、ぜひ挑戦してみてください。 4月22日の給食さばの生姜煮 野菜の甘味噌和え 若竹汁 牛乳 一口メモ たけのこは、竹の若い芽の部分です。雨が降った後には、1日で1メートルも大きくなることがあるそうです。 春が旬の野菜の一つで、グルタミン酸やチロシンといううまみ成分が多く含まれています。サクサクの食感は、食物繊維です。おなかの調子を整えてくれます。 児童集会児童集会は、集会委員会の5・6年生が企画・運営をする集会です。「1年生でも楽しめる集会」、「今までの集会を超える集会」を目指して、今年の集会委員会の子ども達も、熱心に活動しています。通常であれば、体育館に全校児童が集まって児童集会が行われますが、今は感染症対策のため、放送やZoomを使った集会の形式をとっています。 今回は、放送を使って、「旭町小○×クイズ集会」を行いました。 「旭町小のジャングルジムの色は4色である。○か×か。」 「旭町小の児童数は295人である。○か×か。」 旭町小に関するクイズに、様々な教室から、楽しそうに参加する声が聞こえてきました。 最後に集会委員長から、 「これからももっとみんなが楽しめる集会を計画していくので、お楽しみに。」というメッセージがありました。 これからの児童集会も楽しみです。 4月21日(水)今日は、空気の中のどの成分にものを燃やす働きがあるのかを調べる実験をしました。まず、空気中には窒素や酸素、二酸化炭素が含まれていることを知ります。(他にも多くの気体が含まれていますが、ごく微量です。)そこで、それぞれの気体が入った集気びんの中にろうそくの火を入れ、調べていくことにしました。 理科室には、窒素・酸素・二酸化炭素それぞれの気体が入った実験用ボンベがあります。水槽の水の中に集気びんを入れ、それぞれの気体を集めていきます。(水上置換法)そして、火のついたろうそくを入れて、それぞれの気体の性質を確かめました。 窒素と二酸化炭素の場合は、すぐにろうそくの火が消えてしまいました。一方、酸素が入っている集気びんでは、勢いよくろうそくが燃えだしました。(写真上)空気中で燃える炎の何倍もの明るさになり、長い時間燃え続けました。(その後、しばらくすると火は消えます。・・・これも大切!) 空気中の成分の割合は、窒素が78パーセント、酸素が21パーセント、二酸化炭素が0.04パーセントです。実験結果と空気中のそれぞれの割合から、子ども達はどんな推論をすることができたでしょうか? 理科の学習のおもしろいところです。 3年生は、国語の時間に「国語辞典の使い方」についての学習をしています。国語辞典は、おもに言葉の意味を調べる時に使います。まずは、国語辞典に出てくる見出し語が、どのようなきまりで並んでいるのかを学習しました。そして、実際に言葉の意味調べをしてみました。辞典のページをあっちに行ったりこっちに行ったりと、なかなか見つからない子もいましたが、こういう経験が大切です。(写真中) 大人になって、なぜ辞典を手にしなくなったのでしょう? パソコンや携帯で調べることができてしまうからです。子どものうちは、自分の頭と手を使って言葉の意味を調べるようにさせたいものです。国語辞典の使い方は、実際に自分で何度も辞典を引いて慣れていくのが一番です。学校では、クラス全員分の国語辞典が用意してあり、学習場面に応じて使えるようにしていきます。どんどん多くの言葉を獲得していく大切な時期です。ぜひご家庭でも、小学生用の国語辞典を用意してあげてください。 6年生の教室で、たてわり班活動の準備をしていました。先生達で今年度のたてわり班の編成を行い、先日一覧表が各クラスに配布されました。今年も1班あたり12〜13名で編成されたたてわり班で活動していきます。6年生は、1班に2名ずついます。6年生の役割が大切で、一年間のたてわり班活動の責任を一手に担っています。まずは、自分の班のプラカード作りを行っていました。自分の班の1年生から5年生は、どんな子ども達かなと思い浮かべながら、楽しそうに制作していました。(写真下)タブレットを使っているのは、カードに描くイラストを調べるためです。 今年度1回目のたてわり班活動は、来週火曜日に行う予定です。今後、緊急事態宣言の発令で、ガイドラインが変更にならなければよいのですが…。 4月21日の給食もやしの中華スープ デコポン 牛乳 一口メモ デコポンは、ヘタのところがポコッと出っ張ったかわいらしい形をしています。皮が薄くて食べやすく、ミカンの仲間の柑橘類の中でも甘みが強いのが特徴です。 日焼けを防ぐビタミンCが多く、日差しが強くなってきた今の時期におすすめしたい果物の一つです。 交通安全教室(1年生)光が丘警察の方や1年生の保護者のボランティアの皆様にご協力をいただき、安全な道路の歩き方について学びました。 子ども達は、その日の帰り道の交差点でも、「右、左、右。」と、道路の安全を確かめてから手を上げて渡っていました。 4月20日(火)まず、絵を描く場所を決めなければなりません。すぐに決めて下書きを始めた子もいれば、なかなか描こうとする場所が決まらない子もいたようです。玄関前では、池の周りに何人かが絵を描こうとしていました。池には、鯉や金魚、カメがいます。「動き回っているから難しいな…」と話していました。正門の辺りを描こうとしていた子もいました。「正門を入ってすぐに、スロープになっている学校は珍しいよ。」と話をすると、「正門前の公園も入れたいから難しいな…」と悩んでいたようでした。 校庭では、日時計や藤棚、ブランコ、鉄棒などを中心に描いている子が何人かずついました。予想通り、三角すべり台の近くにも絵を描こうとしている子が集まっていました。(写真上)やはり、校庭の遊具には一番の思い出があるのでしょう。 校庭の南側にある野外ステージを描いていた子もいました。このステージも、旭町小ならではのものです。旭町小出身の知り合いの校長がいますが、子どもの頃からステージがあったと話していました。ステージ脇に、「創立十周年定礎」と書かれているので、50年以上前に造られたものであることが分かります。 自分だったら、どこを絵にするでしょうか? これから、そんな視点で旭町小を見ていきたいなと思いました。 5年生では、新しく家庭科の授業が始まりました。1組では、これから家庭科の時間を通じて、どんな学習をしていくのかということを学んでいました。家庭科の授業を楽しみにしていた子ども達が多いことでしょう。調理実習や裁縫をするということはなんとなく分かっていても、他にどんな勉強をするのかなと思っている子がほとんどです。 教科書の最初の見開きに、「家庭科は、あなたの生活をよりよく変えていく教科です。」と書かれていました。そう言われると、すばらしい学習である気がしてきます。(写真中) また、教科書の図では、低学年の生活科や特別活動から始まり、中学年の理科や社会科の学習との関連を基に家庭科の学習があることも示されています。そこから「よりよい生活をめざす」のが家庭科です。(私も勉強になりました。) 2校時に、1年生の交通安全教室がありました。光が丘警察から3名のお巡りさんが来て、子ども達の指導をしていただきました。 まず、校庭で交通安全の話がありました。道路を歩く場所や信号機、道路標識について、そして横断歩道を渡る時の安全確認の仕方を教えてもらいました。右、左を確認した後、もう一度右を見てから手を挙げて渡ります。(写真下)では、ここで問題です。なぜ、小学生(特に低学年の子)に手を挙げて横断歩道を渡るように指導するのでしょうか? 正解は、子どもがいることを運転者に気づかせるためです。子どもの背の高さは運転席から見えにくいため、少しでも子どもが歩いていることが分かるように手を挙げさせています。 その後、交通安全教室では、学校の周りの道路を使い、歩行訓練を行いました。2人組になり、南門前の横断歩道を渡りました。道路の右側の路側帯を1列で歩き、光が丘公園側からまた戻ってきました。ところどころに、お手伝いで参加された保護者の方々にも見守りに入っていただきました。子ども達は、ちょっとしたお散歩ができたかのように喜んでいました。しかし、慣れてきた頃が危険とも言われます。交通安全には、今後も十分に気を付けて指導していきたいと思います。 |
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