音楽会があります。子ども達の歌声と合奏をお楽しみください。29日(金)…児童鑑賞日 30日(土)…保護者鑑賞日

11月5日の給食

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献立名           ご飯
              のりの佃煮
              白身魚と野菜の炒め煮
              キャベツの味噌汁
              牛乳


一口メモ

 佃煮は、東京都の郷土料理の一つです。
 東京都中央区にあった小島の佃煮で、小魚などを塩辛く煮込み、保存食として調理したのが始まりと言われています。
 今日の佃煮は、給食室で手作りしたものです。のりをしょう油や砂糖などの調味料で煮て作りました。

調理実習(5年生)

 お茶の入れ方について、11月2日(火)に1組、11月4日(木)に2組が感染予防に十分気を付け、調理実習を行いました。子供たちは調理実習を待ち望んでいたようで、朝からお茶の話で持ちきりでした。
 家庭科室に着いたら、まずはエプロンと三角巾をしっかりつけて、身支度を済ませるところからです。友達と協力しながら髪の毛が三角巾から出ないように時間をかけて準備しました。準備している間も、これから始まる調理実習が楽しみで仕方がない様子でした。
 次に、茶葉ややかんに入れる水を測ります。計量カップや計量スプーンを使うのが初めての児童が多く、水やお茶の量を測ってやかんや急須の中に入れる作業も喜んで行っていました。
 最後に、やけどに十分に気を付けながら、沸騰したお湯を急須に入れました。そして、茶葉が開くまで1分待ちます。どんな味がするのか楽しみな子供たちは、胸を弾ませながら班の友達と声を合わせて「1、2、3・・・」とカウントをしていました。
 煎茶を飲んだ感想は、「苦いけど、少し甘みがあっておいしい」、「もっと飲みたい」という声が多く、十分にお茶の味を堪能できたようです。ご家庭でも今回学んだことを生かして、たくさん家事のお手伝いをしてほしいと思います。

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11月4日(木)

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 5年1組では、3,4校時に、総合の学習で育ててきた稲の「脱穀ともみすり」の作業を行っていました。5年生は、1学期から学校の田んぼとバケツを使い、稲の栽培に挑戦してきました。先月に入って稲刈りをし、しばらく多目的室に干して乾燥させていました。いよいよ収穫した稲からお米にする段階です。
 もちろん全て手作業です。脱穀では、割りばしを使ったり櫛を使ったりして、稲穂から手で種もみを取り除いていきました。この他にも、牛乳パックや定規、茶わんなどを使って行う方法もよく行われます。実際の農家では、全てが機械化されています。コンバインを田んぼに入れ、刈り取りから脱穀までを全自動で行い、稲わらが束ねられて出てきます。子ども達の手作業では、脱穀だけでも相当な時間がかかっていました。
 続いて、もみから玄米を取り出す「もみすり」の作業です。旭町小では、かわいらしいすり鉢が、5年生の人数分用意してあります。種もみを入れてから、野球ボールで強く押していくと、もみ殻と玄米に分けることができます。と言っても、結構大変な作業です。なかなか玄米が出てこなくて、苦労していました。(写真上)
 この作業も、現在では全て機械で行われています。実際に自分たちの手で行う体験は、昔の人の苦労を感じるとともに、お米一粒一粒の大切さを身に染みて理解することにつながります。
 1年生は、国語の時間に「ことばを たのしもう」という学習をしています。長く親しまれている言葉遊びを通して、言葉の豊かさに気づかせる学習単元です。教科書には、「ぞうさんのぼうし」という中川りえこ さんの詩が載っています。「ざじずぜぞうさん ざくろの えだに がぎぐげごつんと ぶつかって だぢづでどしんと でんぐりがえり ばびぶべぼうし ぱぴぷぺぽんと ふっとんだ」・・・何度も読んでいるうちに、子ども達は自然に暗唱してしまうものです。(写真中)
 作者の中川りえこ さんは、日本を代表する児童文学作家で、作詞家でもあります。「いやいやえん」や「ぐりとぐら」の絵本、そしてとなりのトトロのイメージソングの数々を作詞している方です。「ぞうさんのぼうし」は、濁音と半濁音をうまく並べて構成されています。何気ない言葉遊びの詩でありながら、うまくできているなと感じます。さすが才能のある人は、日本語のとらえ方が違うな…と思います。
 5校時に、校庭から威勢の良い6年生のマーチングの音が響いてきました。学校だよりや6年生の家庭へのプリントの通り、来週土曜日の公開日に、マーチングの発表を行う予定です。
 今年も感染症対応の楽器編成を行い、キーボードや打楽器を増やすなど、工夫して指導してきました。2学期に入り、体育館を使って動きの練習を重ね、先月から何度か校庭での隊形移動を練習してきています。今日は、久し振りに校庭での練習とあって、ひときわ子ども達の気合が感じられる響きになっていました。きっと1年生から5年生の子ども達も、授業をしながら窓の外が気になっていたのではないでしょうか。来週金曜日の朝は、児童鑑賞の時間として、1〜5年生にも披露する予定です。(写真下)

11月4日の給食

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献立名           小魚ピラフ
              スペイン風オムレツ
              ジュリエンヌスープ
              牛乳


一口メモ

 ジュリエンヌとは、フランス語で「せん切り」を意味します。キャベツやにんじんなど、せん切りにした野菜がたっぷり入ったスープになっています。家庭でも、いろいろな野菜をせん切りにしてスープにすることで、たくさんの野菜を手軽に摂取することができます。
 寒くなってきたので、野菜の栄養が溶けだしたスープで体を温められるように、献立に入れました。

11月2日(火)

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 1年生は、算数の時間に「ひきざん」の学習が始まりました。先月の繰り上がりのあるたし算に続き、今度は繰り下がりのあるひき算の学習です。(11〜18までの数から1位数を引く、繰り下がりのある計算です。)
 「どんぐりが13こあります。9こ つかいました。どんぐりは、なんこのこっていますか。」・・・いかにも今の時期にふさわしい問題文です。問題文からひき算であるということが分かり、式は「13−9」となります。ひき算は、1学期に1位数−1位数しか習っていません。そこで、いつものように算数ブロックの登場です。(写真上)
 13個のブロックは、10のまとまりと3個のバラに分かれて置いてあります。では、13個のブロックから9個を取り除くには、どのように操作するでしょうか。まず、10のまとまりから9個を取り除き、残った1個にバラの3個を合わせて4個とする方法があります。(9のような大きい数を引く場合は、こちらのやり方の方が多い。)
 これは、「減加法」と言われ、13を10と3に分け、「10−9=1」「3+1=4」と、引き算とたし算を合わせて求める方法です。2年生で筆算になった時も、繰り下げてきた10から1位数を引き、その後バラをたすという考えが使われるため、まずは減加法を指導していきます。
 もう一つのやり方は、引く数の9を3と6に分け、「13−3=10」「10−6=4」とする方法で、2回ひき算をするので「減減法」と言われています。引かれる数の1位数に合わせて引く数を分解するので、こちらの方が難しい考え方かもしれません。しかし、「12−3」のような計算は、3を2と1に分けて、「10−1=9」とする方が簡単です。次第に慣れてくると、両方のやり方を自然に頭の中で使い分けるようになっていきます。
 学校だよりでもお伝えしましたが、今月から家庭科の調理実習を始めていきます。さっそく今日の1,2校時に、5年1組がお茶の入れ方の実習を行いました。本来なら、4月に実施する内容です。(確か、お茶の道具に触れたり、ガスコンロの使い方までは4月に行っていました。)
 三角巾とエプロンを身につけ、まず初めに全ての道具をきれいに洗うところから実施しました。この1年半、家庭科室の食器類は一度も使用されないままでした。スポンジに洗剤を含ませ、流しで順番にきれいに洗っていきました。こうやって食器類を洗うことも、家庭科の大切な学習です。
 急須に茶葉を人数分入れ、やかんのお湯を入れて1分ほど待ちました。そして、湯飲みに注ぎ分けていきます。同じ分量や濃さになるように、少しずつ注いでいきました。(写真中)
 最近は、家庭で熱いお茶を入れる機会が減っているのではないでしょうか。急須や電気ポットが家に無いという子が何人かいました。ペットボトルの冷たいお茶が主流になり、生活様式が変わってきたことを感じます。それだけに、自分たちで入れたお茶を大切そうに味わって飲む子ども達の顔は、とてもうれしそうに見えました。
 ところで、指導されていた先生からこんなことを聞きました。実習に入る前にエプロンと三角巾をつけた時、何人もの子が自分でひもを結ぶことができなかったそうです。背中や頭の後ろでしばるという経験が、今まであまりなかったのでしょう。そういう意味でも、家庭科の調理実習は貴重な学習の場であると感じます。
 6年生の理科「土地のつくりと変化」の学習では、地層には化石が含まれているものがあることを学びます。地層は、火山のはたらきによる堆積と水のはたらきによる堆積の2通りのでき方があります。化石が見つかるのは、おもに水のはたらきによる地層(海底で堆積したもの)に含まれている場合が多いです。動物の骨や歯、貝や植物の葉など、様々なものが化石となって発見されています。
 学校には、化石の標本が用意してあります。有名なアンモナイトや魚の骨、サメの歯などの化石が入っていて、子ども達は興味をもって観察していました。さらに、タブレットを使って標本に書かれていた時代について調べたりもしました。(写真下)

11月2日の給食

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献立名           きな粉揚げパン
              ツナドレッシングサラダ
              ポトフ
              牛乳


一口メモ

 きな粉は、大豆を炒って粉にしたものです。香ばしい香りが食欲をそそります。
 きな粉の元になっている大豆は、「畑の肉」と呼ばれているように、タンパク質以外にも栄養がたくさんあります。しかも、きな粉は細かくすりつぶされているので、大豆以上に消化・吸収の効率が良く、栄養素を体に取り入れるのも簡単です。
 大豆に含まれるオリゴ糖は、お腹の中の良い菌を増やすためのエサとなり、お腹の調子を整えてくれるはたらきがあります。

11月1日(月) その2

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 2年生は、算数の時間にいよいよ「九九の学習」に入りました。九九には1の段から9の段までありますが、最初に学習をするのはどの段からか知っていますか? 「2の段が最初」・・・と思った方が多いのではないでしょうか。正解は、「5の段」です。1組では、5の段の式と答えを書き出してから、九九での「5の段」の唱え方を指導していました。(写真上)
 小学校の算数では、1年生の時から5のまとまりを意識させた授業をしてきています。また、片手の指の数が5本であったりすることから、5の段から九九をスタートさせるのが一般的のようです。5の段の九九の答えは、一の位が0か5になっているということも覚えやすい理由の一つです。
 5の段の次は、2,3,4,6・・・9の段となりますが、昔から難関となるのが6〜8の段です。間違えやすい九九がいくつか入っている段です。2年生はこれから、毎日何度も何度もお経のように唱えながら覚えていく日々が続きます。ちなみに、1の段は一番最後に習います。これも意外と知られていないことではないでしょうか。
 今日から、たてわり清掃が始まりました。今年度のたてわり班活動は、一度6月の末にスタートました。しかしその後、7月に入ってからまた緊急事態宣言となったため、中断していました。解除になった先月からは、たてわり班での全校遠足も実施しています。そこで今月からは、たてわり清掃も行うことにしました。
 掃除をする場所は、たてわり班こどに指定されていて、各教室や特別教室、階段や廊下、昇降口などが割り振られています。毎週ローテーションをして、場所を変えながら清掃に取り組みます。6年生の班長・副班長を中心に、低学年の子ども達に掃除の仕方を指示したり、ほうきの使い方を教えたりしてあげていました。(写真中)
 クラス清掃では、低学年は教室と廊下の清掃しかなく、当番の子以外はいつも廊下で掃除が終わるのを待っている状況でした。たてわり清掃になると高学年がリードするので、全校児童が分担していつもより多くの場所をきれいにすることができます。
 旭町小学校でたてわり清掃が始まったのは、今から15〜16年前のことです。(私はその頃、旭町小で高学年の担任をしていました。)たてわり班活動はどこの学校でもよく行われていますが、掃除をたてわりで行っている学校は少ないはずです。たてわり清掃をしっかり行っていくには、全ての教員による共通した指導が必要です。学校の伝統として、これだけ長く続いているのは、先生方の指導の継承によるところでもあります。
 5年生は、理科の時間に「もののとけ方」の学習をしています。ものが水に溶けることに着目して、溶ける量や温度による変化などについて調べていきます。5年生にとって、「ものが水に溶ける」という現象は、どの程度身近なものになっているでしょうか。お湯に粉末のスープを溶かしたり、水に絵の具を溶かしたりという経験はあります。しかし、「水溶液」の定義は、「水にものが溶けた透明な液体」を言います。子ども達は、「溶ける=見えなくなる」や「溶ける=ものがなくなる」ととらえやすいものです。
 今日は、1組が「水溶液の重さ」についての実験をしていました。水と食塩のそれぞれの重さを量り、水に食塩を溶かしたら重さがどうなるのかを調べました。実験の前に子ども達に予想させると、「水と食塩を合わせた重さになる」という意見や、「溶けてなくなるから少し軽くなる」という考えが出てくるものです。電子天秤を使い、容器や薬包紙の重さも考えながら、正確に実験しようと取り組む姿が見られました。(写真下)

11月1日の給食

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献立名           しのだ丼ぶり
              豆腐とわかめの味噌汁
              果物(りんご)
              牛乳


一口メモ

 今日から、給食のお米が新米に変わりました。
 新米とは、今年とれたお米のことです。つやつやしていて、とても香りがよく、おいしさが増しています。
 今日の「しのだ丼ぶり」は、油揚げを使った丼物の名称で、「きつね丼」とも言われています。しのだ丼は、漢字で「信太丼」または「信田丼」と書きます。しのだ丼は、関西地方でよく食べられている丼料理です。

11月1日(月) その1

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 今日から11月に入りました。全校朝会は、今月から校庭で行うことにしました。今までは火曜日にZoomで行っていましたが、校庭で行うのは4月以来のことです。やはり、子ども達と対面で話をすることが何よりも大切であると思います。今日は、「電車のマナー」と「ふれあい月間」についての話をしました。
・・・先週の水曜日に、2年生のいも掘り遠足がありました。電車に乗って朝霞市にある農園まで行き、大きなサツマイモをたくさん収穫することができました。学校から成増駅まで行き、朝霞台の駅まで10分ほど電車に乗りました。学校を出発する前に、「電車の中では静かにすること。電車に乗ったら、一言もしゃべらないこと。」が指導されていました。しかし、行きの電車の中では、それを守ることができませんでした。友達とおしゃべりをしていた子がたくさん見られました。帰りに公園でお弁当を食べてから、電車に乗る前に、もう一度電車の中でのマナーについて話をしました。そうしたら、帰りの電車の中では、みんな静かにマナーを守って乗ることができました。
 みなさんも、家の人と一緒に電車を利用して出かけた経験があると思います。なぜ、電車の中では静かにしていなければならないのでしょうか。それは、「周りの人に迷惑をかけないようにするため」です。今度電車に乗った時に、どんな人達が乗っているのかをよく見てください。静かに本を読んでいる人がいたり、目を閉じて寝ている人、小さな赤ちゃんを抱えたお母さんも乗っていたりします。そして、べちゃくちゃとおしゃべりをしている人達がいると、周りの人に迷惑をかけているなあと気がつくはずです。ましてやコロナ禍の今は、電車のような密な空間では、マスクをして黙っていることが常識です。
 さらに、電車の中でのマナーとして、「立っている人は、手すりやつり革につかまらなければならない」ということがあるのを知っていますか。校長先生は毎日電車で通勤していますが、必ず電車の中では手すりやつり革につかまるようにしています。電車がゆれても自分は大丈夫と思ってはいけません。もし急ブレーキがかかり、他の人にぶつかってしまったら、あるいはけがをさせてしまったら・・・というところまで考えなければならないのです。
 全ての「マナー」は、人に迷惑をかけないということが基本になっています。学校内でも、「授業中に廊下を移動する時は、静かに歩く」というマナーがあります。いつも周りの人のことを考えて行動できるようにしましょう。
 さて、今日から11月に入りました。11月はふれあい月間であるとともに、練馬区いじめ一掃取り組み月間にもなっています。練馬区全ての小学校・中学校からいじめをなくすために、全校体制で取り組んでいきます。今年は、「いじめ防止シンボルマーク」を練馬区の学校から募集することになりました。いじめをなくすために一人一人が真剣に考えて、旭町小でもシンボルマーク作成の取り組みを行います。
 いじめにつながる行為はすぐにやめなければならないし、やめさせなければなりません。その一番の方法は、先生や家の人に伝えることです。学校には保健室の先生や校長先生・副校長先生、相談室の先生など、たくさんの人達がみなさんの味方となっていじめを無くすように協力してくださいます。
 いじめは絶対にいけないことであるという気持ちをしっかりもち、身近な友達への言葉づかいから見直し、気をつけていくようにしたいものです。・・・

水道キャラバン(4年生)

水道水クイズ 水道水クイズ
玉川兄弟 玉川兄弟
高度浄水処理実験 高度浄水処理実験
 10月29日(金)の1・2校時に、東京都水道局水道キャラバンをお招きして、出前授業を実施しました。
 内容は1学期に学習した水道水についての詳しい学習と、これから学ぶ上水の歴史についてでした。
 水道キャラバンツアーと称し、映像を使って東京都の水道水に関わる様々な土地や施設、さらに時代をワープして探検することができました。ツアーガイドは「みずき れい」お姉さんと「みずお まなぶ」お兄さんです。クイズを出したり、寸劇をしたりしながら楽しく学ばせてくださいました。
 また、浄水場で行われている高度浄水処理や、凝集ちんでん濾過などを、実験を見せながら分かりやすく説明してくださいました。
 水道水に関わる学習は、4年生で終了するのではなく、この先の生活でも引き続き関心をもち続けて欲しい内容です。

10月29日(金)

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 1,2校時に、4年生が視聴覚室に集まり、水道キャラバンの授業がありました。水道キャラバンは、東京都水道局が子ども達の水道水に対する理解や関心を高めるために実施している出前授業です。2年前までは、たいていどこの学校でも毎年4年生に行われていました。今回は、コロナ対応バージョンで出前授業をしてもらいました。
 通常は、体育館などの広い場所を使い、子ども達がグループごとに実験をする時間があります。今回は、その実験を司会のお兄さんとお姉さんが行い、スクリーンに拡大して投影し、子ども達にその様子を見せていました。
 授業の後半にいくつか実験がありました。浄水場できれいな水道水ができる過程を実験で示すという内容でした。ビーカーに汚れた水を作り、そこに凝集剤を入れてかき混ぜます。しばらくかき混ぜた後にビーカーの中を見ると、あら不思議・・・底の方に汚れが沈殿して、上澄みが透明な水になりました。
 浄水場では、さらに細かい汚れを取り除くために、砂利を使ってろ過する工程があります。水道キャラバンでは、その実験も見せてもらいました。(写真上)ちなみに、さらにオゾンを使って匂いを取り除き、塩素で消毒して水道水となり、各家庭に届いています。
 現在の東京の水道水は、昔とは異なり、「おいしい水」になりました。昭和の終わりに田舎から出てきた私は、東京の水のまずさにびっくりしたものでした。それが今では、高度浄水処理の技術によって、安全でおいしい水を作ることができるようになりました。
 後から授業をしていただいた2人に聞くと、来年度からは、今まで通り子ども達にも実験をさせるように計画中とのことでした。コロナ対応バージョンでは、ずっと子ども達が座ったまま話を聞くばかりになってしまうので、飽きさせないように工夫をしていました。タブレットと連動させて画像を見せたり、クイズを入れたり、そして何よりも2人の演じ方・話し方が上手だったりしたことです。子ども達に分かりやすく授業をしていたお兄さんとお姉さんは、役者の卵です。俳優を目指すために、養成所に通っていたそうです。マスクをしていても、とても明るいはっきりとした発声で、子ども達をしっかり引き付けていました。
 3年生は、理科の時間に「地面のようすと太陽」の学習をしています。日なたと日陰の地面の様子を比較しながら、日陰の位置は太陽の位置の変化で変わることや、日なたと日陰で地面の温度や湿り気に違いがあることなどを調べていきます。
 今日は、朝から快晴の天候に恵まれ、実験には絶好の機会となりました。1組では、校庭の日なたと日陰の地面の温度を、棒温度計を使って調べる実験をしていました。実際に温度を測ってみると、10度以上も日なたの方が温かいことが分かりました。(写真中)
 1年2組では、アサガオの種を机の上に並べて数えていました。各自が育ててきたアサガオは、すでに刈り取ってリースにしてあります。しかし、夏から秋にかけて次々ととれた種は、今まで大切に保管してきました。
 机の上にとれた種を並べ、10個ずつのまとまりを作りながら数えていきました。100個をはるかに超えて、200個近く種がとれた子もいました。うれしさ半分、その分、数えるのがとても大変そうでした。(写真下)
 集めた種は、来年の1年生にプレゼントをする予定です。確か今年の1年生は、4月の「1年生を迎える会」で、2年生からプレゼントしてもらいました。数え終わってから、色画用紙で四角い封筒を組み立てて、アサガオの種を大切そうに入れていました。

10月29日の給食

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献立名           メキシカンライス
              じゃこサラダ
              パンプキンスープ
              牛乳


一口メモ

 かぼちゃには、ビタミンEが多く含まれています。
 ビタミンEは、抗酸化力が強いとされていて、「若返りビタミン」と呼ばれることもあります。そのため、細胞が老化する活性酸素という物質ができるのを防ぐはたらきがあります。また、肌のシミやしわを防いだり、血行を良くしたりするはたらきもあります。

10月28日(木)

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 2年生の教室では、昨日のいもほり遠足の絵日記を書いていました。土の中から出てきた大きなサツマイモを手にしている絵が、とても上手に描けていました。子ども達に聞いてみると、昨日さっそく家族で食べてみたという子が何人かいました。レンジで温めて、バターをぬって食べたそうです。おいしかったでしょうね。一方、「もっとおいしくなるまでとっておくの…」と言っていた子もいました。また今度、2年生の子ども達にサツマイモの味と調理の仕方を聞いてみようと思います。
 1年生は、算数の時間に「どちらがおおい」という学習をしています。1学期の「どちらがながい」という単元では、長さの概念についての学習をしました。今回は、体積の概念についての学習です。小学校の算数では、入れ物に入る水などの量を「かさ」という言葉で表しますが、その基礎となる学習です。入れ物に入っている水の量を比べるために、直接比較や関節比較をしたり、任意単位を使って調べたりしていきます。ちなみに、3学期には「どちらがひろい」という面積の概念を学習する単元があります。
 前時の授業では、大きさや形のちがう2本のペットボトルに入る水の量を比べました。Aのペットボトルに入っている水をBのペットボトルに移し替える方法で行っています。そして、「あふれた時」と「足りなくなった時」とで、その結果からどちらが多く入るかを考えました。(これが直接比較です。)
 今日は、3本のペットボトルで比べました。同じような形の3本でしたが、よく見ると上の方が細くなっていたり、ふくらんでいるところが違っていたりします。まず、見た目で一番多く入っているペットボトルを予想させましたが、だいぶ子ども達の意見が分かれました。(写真上)
 次に、比べ方を考えました。同じ大きさの入れ物を3つ用意して、それぞれの水を移し替えて比べるということになりました。(これが関節比較です。)先生が、同じ大きさの1リットルますを用意して、それぞれの水を移し替えました。1つは明らかに少なかったのですが、残りの2本はほぼ同じ水の量でした。…しかし、子ども達はそのぎりぎりの違いをしっかり判定します。ほんの少しの差で、1本目のペットボトルにたくさんの水が入ることが分かりました。
 1年生の先生は、いろいろな飲み物を買ってペットボトルを用意したようです。それも、見た目ですぐに分からないような、子ども達が迷うような入れ物を探して売り場を回ったのでしょう。
 昨日、6年生の下田移動教室説明会がありました。保護者向けに、1泊2日の行程や持ち物等についての説明をしました。今日は、6年生の各クラスで、子ども達への移動教室のオリエンテーションを行っていました。
 6月に実地踏査に行った先生が撮ってきた写真をもとに、どんなところに行ってどういうことをしてくるのかが、子どもなりに少し理解できたようでした。本来の年であれば、5年生で移動教室を体験しているので、6年生の指導はすぐに進めていくことができます。しかし、今年の6年生にとっては初めての宿泊学習です。1泊2日の行程とはいえ、一つ一つていねいに説明し、子ども達の意識を高めていきます。
 練馬区で4か所あるベルデ(練馬区立少年自然の家)のうち、下田のベルデが唯一4階建ての学校のような景観をしています。しかし、立地はこの上なくすばらしいところです。静岡県下田市の須崎半島にある、御用邸の隣にベルデがあります。1階は食堂や風呂場があり、2〜3階が子ども達の宿泊場所、そして4階は集会室や広い和室があります。(写真中)
 さらに、下田のベルデの特徴は、子ども達の部屋が一面2段ベッドがずらりと並ぶ場所になっていることです。先生が撮ってきた2段ベッドの写真を見て、子ども達の気持ちが一気に高まったようでした。
 6年生は、理科の時間に「土地のつくりと変化」の学習をしています。地学の地質・岩石に関する内容です。地層を見たことがある子がどれだけいるでしょうか。下田移動教室では、初日に城ケ崎海岸のハイキングがあるので、地層や火山でできた地形(柱状節理が見られたり、溶岩でできた岩がある海岸です。)を見てくることができます。
 1組では、ボーリング資料を使い、学校の地面の中の様子を観察していました。どこの学校でも、鉄筋校舎を造る際に、地面を20〜30m掘るボーリング調査をしています。その時のサンプル資料は、理科の学習に役立つため、たいてい理科室に保管してあります。
 サンプル資料は、ボーリングで掘った土を瓶の中入れてあり、土の名前が明示されています。地表からどのくらいの深さに、どんな地質があるかを知ることができます。それらによると、旭町小の地面の深さ6mまでは、「ローム」と書かれた土が堆積していることが分かりました。(そのさらに下は、砂礫や粘土の層があるようです。)
 ロームとは、「関東ローム層」とも言われ、はるか昔、関東地方周辺の火山の噴火により広く堆積した赤土のことです。中身を取り出して手触りを確かめていた子がいました。「最近、似たものを見たよね。」と話しかけると、すぐに気づいたようです。サクラ草の植え替えに使った「赤玉土」です。園芸用土としてよく使われる赤玉土は、関東ローム層の土を粒状に固めたものです。ということは、赤玉土に火山性の細かな鉱石が含まれているということになります。(写真下)

図書集会

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 図書委員会のメンバーと、図書館管理員の中路先生による図書集会が、Zoomを使って行われました。
 低学年、中学年、高学年と発達段階に合わせた本(シリーズ)を中路先生に選んでいただき、その物語の中からクイズを出しました。図書委員会の児童は、ドキドキしながらも一生懸命自分の役割を果たしていました。

 旭町小学校の子どもたちは、読書が好きな子が多く、みな興味をもって見てくれたようです。読書の秋、いろいろな本と仲良くしてほしいと思います。

10月28日の給食

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献立名           青菜ご飯
              五目卵焼き
              大根の味噌汁
              牛乳


一口メモ

 大根は、1本のうちの上の方が甘く、下の方に行くほど辛味が強くなっています。家で食べる時は、上の方はサラダなどに使い、真ん中は煮物、下の方は漬物などにするとおいしく食べることができます。
 大根おろしの辛みの正体は「イソチオシアネート」という成分です。大根をすりおろしたり切ったりしたときに生成される成分です。冬の大根よりも、夏の大根の方にイソチオシアネートが多く含まれています。

10月27日(水)

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 今日は、2年生のいもほり遠足がありました。朝霞市にある小寺農園まで行き、今が旬のサツマイモをどっさりと収穫してきました。
 小寺農園は、朝霞台の駅から線路沿いに歩いた黒目川に近い場所にあります。学校を出発してから成増駅に向かい、東武東上線で朝霞台駅まで電車に乗りました。公共交通機関を使っての遠足や社会科見学は、昨年度からずっと実施されていませんでした。こうして電車に乗って校外に出かけるのは、いつ以来のことでしょうか。同行した写真屋さんによると、他の学校でも今月に入って次々と遠足が実施されているそうです。ただ、学校単位で子ども達が電車に乗るのは最近では珍しいのか、駅やホームでは、周りの大人の視線が集まっていたように感じました。
 さて、小寺農園の畑に着くと、すでに地上部分がきれいに刈り取られたサツマイモ畑が広がっていました。荷物の中からスーパーの袋を取り出し、両足に袋を縛りつけました。靴に泥がつかないようにするためです。私も含めて、両足がビニール袋におおわれてぎこちなく歩く姿は、氷の上を歩くペンギンのようでした。
 子ども達は、サツマイモのつるが生えていた場所をたよりに、軍手をはめた両手を真っ黒にして掘り始めました。畑は、昨日の雨でやや湿り気味ではありましたが、土の感触を味わいながら一生懸命掘り進めていきました。すぐにあちこちから、子ども達の歓声が上がり始めました。見ると、大きなサツマイモが連なって持ち上げられていました。
 1人分でも、ビニール袋いっぱいにサツマイモが収穫できました。たくさんのサツマイモでパンパンになったリュックを背負うと、その重さにみんなびっくりしていました。最初は、バランスを取るのが大変なほどよろよろとしていた子が見られました。
 収穫したサツマイモは、「紅あずま」という品種です。ホクホク系の品種で、繊維質が少なく、甘みが強いサツマイモです。帰り際に、指導いただいた小寺さんから、「少し置いておくと、さらにおいしく食べられますよ。」という話がありました。
 一般にサツマイモは、収穫直後よりもしばらく貯蔵しておいた方が糖度が増すと言われています。芋についている泥は、調理する前に洗うようにして、そのまま新聞紙などに包んで保存します。室内のなるべく涼しいところに置くようにします。(ビニール袋で密閉したり、冷蔵庫などには入れたりしない。)1〜2週間保存するだけでも、甘みが増したことが分かるのではないでしょうか。でも、せっかくですから、今日は収穫したてを味わってみてください。何の料理に使うでしょうか・・・。
 2年生の保護者の方々には、今月3回目となるお弁当の用意をありがとうございました。公園の芝生にシートを広げて、みんなおいしくお弁当を食べていました。校外でお弁当を食べるのは、これも久し振りのことです。学年全体で体操の隊形に広がり、全員同じ向きで食べることにしました。(もちろん黙食です。)遠足では、みんなで集まってワイワイ言いながら食べるお弁当の時間がまた楽しいものですが、仕方ありません。道行く人たちが、珍しい光景を横目に通り過ぎていきました。

生活科見学(いもほり遠足) 2年生

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 毎年2年生は、生活科見学としていもほりを体験します。昨年度は、感染症予防で実施できなかった学年での郊外学習ができ、子ども達はとても嬉しそうでした。

 今回いもほりを体験させていただいたのは、埼玉県朝霞市にある小寺農園さんです。初めに、さつまいもの堀り方やおいしく食べられる方法を教えていただきました。畝を優しく崩しながら、さつまいもが見えるまで手で掘っていきます。

 一人3株くらいを掘って、たくさんのさつまいもを収穫することができました。帰りは、とても重くなったリュックサックを学校まで持って帰ってきました。土だらけになりながらも、重い荷物を最後まで運びきる背中がとても頼もしく見えました。

10月27日の給食

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献立名           五目うま煮丼
              こふきいも
              中華風コーンスープ
              牛乳


一口メモ

 うま煮丼の具には、かまぼこが入っています。かまぼこは、タラなどの白身の魚のすり身に塩を混ぜてよく練った後、蒸して作られています。ぷりぷりした食感がおいしいです。また、かまぼこを使った料理では、かまぼこから魚のだしが出て、とてもおいしく仕上がります。
 どんぶりの献立の日は、噛む回数が少なくなりがちです。よく噛んで食べるように指導しています。

10月26日(火) その2

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 5年生は、国語の時間に「秋の夕暮れ」という学習をしています。季節の言葉の単元として、それぞれの季節に合わせて年間4回、「春の空」「夏の夜」「秋の夕暮れ」「冬の朝」という題名で位置付けられています。この単元では、「親しみやすい古文を音読するなどして、言葉の響きやリズムに親しむこと」を目的として学習することになっています。そして、その「親しみやすい古文」として教科書に掲載されているのが、清少納言が書いた「枕草子」です。
 4月に学習した「春の空」では、有名な「春はあれぼの。やうやう白くなりゆく山ぎわ…」が出てきました。そして、「夏の夜」では、「夏は夜。月のころはさらなり、…」でした。
 今回の「秋の夕暮れ」では、「秋は夕暮れ。夕日のさして山の端(は)いと近(ちこ)うなりたるに、…」で始まる文が載っています。今までの春や夏の単元よりも、枕草子からの引用が長く、古文の表現に慣れ親しむための学習要素が強くなってきています。さらに、夏のページで習った「いと〜をかし」という表現がまた出てきています。教科書には、現代語訳も書かれていて、「たいへん味わい深いものだ」という表現で訳されています。
 今回の秋の夕暮れでは、「あはれなり」という古文でよく使われる表現が新しく入ってきました。「しみじみとする」と現代語に訳されていますが、子ども達はどれだけ実感できたでしょうか。清少納言が秋で「あわれなり」としたのは、「夕日が差して、山にとても近くなったところに、カラスがねぐらに行こうとして、3羽4羽、2羽3羽などと、急いで飛んでいく様子」(これはもちろん現代語訳で、枕草子の原文が主に載っています。)で、秋にしみじみとしたものを感じるものの一つに挙げています。
 旭町小の近くでは、夕方鳥たちがねぐらに向かって飛んでいく光景を見ることができるでしょうか。私はいつも、土日の夕方に土手の上を散歩していると、田んぼから帰ってくる白いサギの群れをよく見かけます。確かに「あわれなり」という気持ちになるものです。
 古文は、まず自分で音読しながら慣れ親しむことが重要です。進んで手を挙げて音読に挑戦した子がいました。(写真上)音読を毎日しているうちに、枕草子を暗記してしまうでしょう。
 2年生は、国語の時間に「お手紙」という物語文を学習してきました。1組では、学習のまとめとして、グループごとに音読劇の発表会を行っていました。
 「お手紙」は、アーノルド・ローベル作の有名な絵本に出てくるお話です。仲良しのがまくんとかえるくんを主人公にした、ユーモラスでほのぼのとした友情物語です。2人は、対照的な性格でありながら、「親友」として描かれています。そして、1通の手紙を通して友情がさらに深まっていく様子が、とても魅力的に表現されています。そのこともあって、長らく国語の教科書に採用されているのでしょう。
 子ども達は、頭に手作りのお面をつけて、それぞれの役割分担を決めて練習をしてきたようでした。がまくんやかえるくんのセリフを言いながら、それぞれの気持ちの優しさが子ども達の心の中にも入り込んでいってほしいなと思いました。(写真中)
 4年生は、社会科「東京都に残る文化財・年中行事」の学習として、「三社祭」について調べています。三社祭は、毎年5月に台東区浅草の浅草神社で行われるお祭りです。毎年多くの人でにぎわい、江戸風情の残る下町浅草が一年で最も活気付く祭りです。また、東京の初夏を代表する風物詩の一つでもあります。子ども達の教科書には、たくさんの人が詰めかけたお祭りの様子が写真に写っています。(写真下)しかし、今年はコロナ禍の緊急事態宣言中だったため、軽トラックに神輿を積んで行ったというニュースが5月にありました。
 旭町小では、夏の盆踊りや10月の「広場の祭典」が地域のお祭りとして伝統になっています。しかし、この2年間は実施されていません。私の住んでいる近くの川越も、お祭りが年に何回かあります。特に10月の中旬には、市内一斉に交通規制が敷かれ、たくさんの山車が出てにぎわう「川越祭り」が有名です。来年は、それらのお祭りが盛大にできるような状況であってほしいものです。

10月26日(火) その1

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 全校朝会をZoomで行いました。今日は、「3つの幸せ」というお話をしました。
・・・今日のお話は、「3つの幸せ」という内容です。人が生きていく上で、3つの幸せがあると言われています。1つめの幸せは、「してもらう幸せ」です。みんながまだ赤ちゃんだった頃のことを考えてみてください。おむつを替えてもらったり、抱っこをしてもらったり、ご飯を食べさせてもらったり、多くの人にお世話をしてもらって大きくなることができました。小学校に入学してからも、勉強を分かるまで教えてもらったり、運動ができるように教えてもらったりしています。あるいは、友達に助けてもらったり、相談にのってもらったりということもあります。そんな時に感じるのが、「してもらう幸せ」です。誰かに何かをしてもらうと、自分が大切にされているという実感がわいてくるものです。
 2つめの幸せは、「できるようになる幸せ」です。私達は、この「できるようになる幸せ」を積み重ねて成長してきています。自転車に乗れるようになった時、鉄棒ができるようになった時、漢字が書けるようになった時、かけ算九九が覚えられた時・・・というように、今までできなかったことができるようになった時に感じるのが、「できるようになる幸せ」です。できるようになると、満足感や達成感といううれしさを感じることができます。
 最後の3つめの幸せは何だと思いますか? ヒントは、学校の中のいたるところでこの幸せを見かけることができます。・・・答えは、「してあげる幸せ」です。全校遠足の時に、たてわり班で活動をしました。上級生が、自分よりも年下の学年の子と、一緒に全校遠足に行き、様々なゲームやチャレンジに協力して取り組みました。また、登校班で学校に来る途中、後ろを振り返って歩くスピードを考えてあげたり、荷物がたくさんあって大変な子の手提げを持ってあげたりする子がいます。自分以外の誰かに何かをしてあげることで、人に喜んでもらえるということは、とてもうれしい気持ちになれます。どうでしょう。「してあげる幸せ」を経験しているでしょうか?
 今日は、3つの幸せについてお話ししました。最後に話した「してあげる幸せ」は、3つの幸せの中で一番大切な幸せであると思います。それは、してあげる人もしてもらった人も、両方が幸せになり、2倍の幸せが広がるからです。学校では、たてわり班活動や登校班、クラブ活動、委員会活動など、違う学年の仲間と一緒に活動する機会がたくさんあります。上の学年の子は、下の学年の子ども達がうれしそうにしている姿を見てやりがいを感じ、「してあげる幸せ」が感じられるようでなければなりません。旭町小に、たくさんの「してあげる幸せ」が広がっていくとよいと思います。・・・
 Zoomでの全校朝会は、北校舎2階の会議室から配信しています。Zoomの朝会では、具体物や資料を見せながら話をすることができます。私の話の後は、いつも副校長先生が生活目標の話をしています。毎週、画面に週目標に関する資料や写真を映しながら話をしています。(写真上)
 1学期(4月下旬)から、長らくZoomでの全校朝会を行ってきました。来月からは、通常の全校朝会に戻す予定です。月曜日の朝、校庭に全校児童が集合して朝会をするように計画しています。
 2階の掲示板に、全校朝会で使った「3つの幸せ」の資料と、体育発表会の写真掲示物を貼りました。休み時間にたくさんの子が見に来ていました。(写真下)

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