音楽会があります。子ども達の歌声と合奏をお楽しみください。29日(金)…児童鑑賞日 30日(土)…保護者鑑賞日

水道キャラバン(4年生)

水道水クイズ 水道水クイズ
玉川兄弟 玉川兄弟
高度浄水処理実験 高度浄水処理実験
 10月29日(金)の1・2校時に、東京都水道局水道キャラバンをお招きして、出前授業を実施しました。
 内容は1学期に学習した水道水についての詳しい学習と、これから学ぶ上水の歴史についてでした。
 水道キャラバンツアーと称し、映像を使って東京都の水道水に関わる様々な土地や施設、さらに時代をワープして探検することができました。ツアーガイドは「みずき れい」お姉さんと「みずお まなぶ」お兄さんです。クイズを出したり、寸劇をしたりしながら楽しく学ばせてくださいました。
 また、浄水場で行われている高度浄水処理や、凝集ちんでん濾過などを、実験を見せながら分かりやすく説明してくださいました。
 水道水に関わる学習は、4年生で終了するのではなく、この先の生活でも引き続き関心をもち続けて欲しい内容です。

10月29日(金)

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 1,2校時に、4年生が視聴覚室に集まり、水道キャラバンの授業がありました。水道キャラバンは、東京都水道局が子ども達の水道水に対する理解や関心を高めるために実施している出前授業です。2年前までは、たいていどこの学校でも毎年4年生に行われていました。今回は、コロナ対応バージョンで出前授業をしてもらいました。
 通常は、体育館などの広い場所を使い、子ども達がグループごとに実験をする時間があります。今回は、その実験を司会のお兄さんとお姉さんが行い、スクリーンに拡大して投影し、子ども達にその様子を見せていました。
 授業の後半にいくつか実験がありました。浄水場できれいな水道水ができる過程を実験で示すという内容でした。ビーカーに汚れた水を作り、そこに凝集剤を入れてかき混ぜます。しばらくかき混ぜた後にビーカーの中を見ると、あら不思議・・・底の方に汚れが沈殿して、上澄みが透明な水になりました。
 浄水場では、さらに細かい汚れを取り除くために、砂利を使ってろ過する工程があります。水道キャラバンでは、その実験も見せてもらいました。(写真上)ちなみに、さらにオゾンを使って匂いを取り除き、塩素で消毒して水道水となり、各家庭に届いています。
 現在の東京の水道水は、昔とは異なり、「おいしい水」になりました。昭和の終わりに田舎から出てきた私は、東京の水のまずさにびっくりしたものでした。それが今では、高度浄水処理の技術によって、安全でおいしい水を作ることができるようになりました。
 後から授業をしていただいた2人に聞くと、来年度からは、今まで通り子ども達にも実験をさせるように計画中とのことでした。コロナ対応バージョンでは、ずっと子ども達が座ったまま話を聞くばかりになってしまうので、飽きさせないように工夫をしていました。タブレットと連動させて画像を見せたり、クイズを入れたり、そして何よりも2人の演じ方・話し方が上手だったりしたことです。子ども達に分かりやすく授業をしていたお兄さんとお姉さんは、役者の卵です。俳優を目指すために、養成所に通っていたそうです。マスクをしていても、とても明るいはっきりとした発声で、子ども達をしっかり引き付けていました。
 3年生は、理科の時間に「地面のようすと太陽」の学習をしています。日なたと日陰の地面の様子を比較しながら、日陰の位置は太陽の位置の変化で変わることや、日なたと日陰で地面の温度や湿り気に違いがあることなどを調べていきます。
 今日は、朝から快晴の天候に恵まれ、実験には絶好の機会となりました。1組では、校庭の日なたと日陰の地面の温度を、棒温度計を使って調べる実験をしていました。実際に温度を測ってみると、10度以上も日なたの方が温かいことが分かりました。(写真中)
 1年2組では、アサガオの種を机の上に並べて数えていました。各自が育ててきたアサガオは、すでに刈り取ってリースにしてあります。しかし、夏から秋にかけて次々ととれた種は、今まで大切に保管してきました。
 机の上にとれた種を並べ、10個ずつのまとまりを作りながら数えていきました。100個をはるかに超えて、200個近く種がとれた子もいました。うれしさ半分、その分、数えるのがとても大変そうでした。(写真下)
 集めた種は、来年の1年生にプレゼントをする予定です。確か今年の1年生は、4月の「1年生を迎える会」で、2年生からプレゼントしてもらいました。数え終わってから、色画用紙で四角い封筒を組み立てて、アサガオの種を大切そうに入れていました。

10月29日の給食

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献立名           メキシカンライス
              じゃこサラダ
              パンプキンスープ
              牛乳


一口メモ

 かぼちゃには、ビタミンEが多く含まれています。
 ビタミンEは、抗酸化力が強いとされていて、「若返りビタミン」と呼ばれることもあります。そのため、細胞が老化する活性酸素という物質ができるのを防ぐはたらきがあります。また、肌のシミやしわを防いだり、血行を良くしたりするはたらきもあります。

10月28日(木)

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 2年生の教室では、昨日のいもほり遠足の絵日記を書いていました。土の中から出てきた大きなサツマイモを手にしている絵が、とても上手に描けていました。子ども達に聞いてみると、昨日さっそく家族で食べてみたという子が何人かいました。レンジで温めて、バターをぬって食べたそうです。おいしかったでしょうね。一方、「もっとおいしくなるまでとっておくの…」と言っていた子もいました。また今度、2年生の子ども達にサツマイモの味と調理の仕方を聞いてみようと思います。
 1年生は、算数の時間に「どちらがおおい」という学習をしています。1学期の「どちらがながい」という単元では、長さの概念についての学習をしました。今回は、体積の概念についての学習です。小学校の算数では、入れ物に入る水などの量を「かさ」という言葉で表しますが、その基礎となる学習です。入れ物に入っている水の量を比べるために、直接比較や関節比較をしたり、任意単位を使って調べたりしていきます。ちなみに、3学期には「どちらがひろい」という面積の概念を学習する単元があります。
 前時の授業では、大きさや形のちがう2本のペットボトルに入る水の量を比べました。Aのペットボトルに入っている水をBのペットボトルに移し替える方法で行っています。そして、「あふれた時」と「足りなくなった時」とで、その結果からどちらが多く入るかを考えました。(これが直接比較です。)
 今日は、3本のペットボトルで比べました。同じような形の3本でしたが、よく見ると上の方が細くなっていたり、ふくらんでいるところが違っていたりします。まず、見た目で一番多く入っているペットボトルを予想させましたが、だいぶ子ども達の意見が分かれました。(写真上)
 次に、比べ方を考えました。同じ大きさの入れ物を3つ用意して、それぞれの水を移し替えて比べるということになりました。(これが関節比較です。)先生が、同じ大きさの1リットルますを用意して、それぞれの水を移し替えました。1つは明らかに少なかったのですが、残りの2本はほぼ同じ水の量でした。…しかし、子ども達はそのぎりぎりの違いをしっかり判定します。ほんの少しの差で、1本目のペットボトルにたくさんの水が入ることが分かりました。
 1年生の先生は、いろいろな飲み物を買ってペットボトルを用意したようです。それも、見た目ですぐに分からないような、子ども達が迷うような入れ物を探して売り場を回ったのでしょう。
 昨日、6年生の下田移動教室説明会がありました。保護者向けに、1泊2日の行程や持ち物等についての説明をしました。今日は、6年生の各クラスで、子ども達への移動教室のオリエンテーションを行っていました。
 6月に実地踏査に行った先生が撮ってきた写真をもとに、どんなところに行ってどういうことをしてくるのかが、子どもなりに少し理解できたようでした。本来の年であれば、5年生で移動教室を体験しているので、6年生の指導はすぐに進めていくことができます。しかし、今年の6年生にとっては初めての宿泊学習です。1泊2日の行程とはいえ、一つ一つていねいに説明し、子ども達の意識を高めていきます。
 練馬区で4か所あるベルデ(練馬区立少年自然の家)のうち、下田のベルデが唯一4階建ての学校のような景観をしています。しかし、立地はこの上なくすばらしいところです。静岡県下田市の須崎半島にある、御用邸の隣にベルデがあります。1階は食堂や風呂場があり、2〜3階が子ども達の宿泊場所、そして4階は集会室や広い和室があります。(写真中)
 さらに、下田のベルデの特徴は、子ども達の部屋が一面2段ベッドがずらりと並ぶ場所になっていることです。先生が撮ってきた2段ベッドの写真を見て、子ども達の気持ちが一気に高まったようでした。
 6年生は、理科の時間に「土地のつくりと変化」の学習をしています。地学の地質・岩石に関する内容です。地層を見たことがある子がどれだけいるでしょうか。下田移動教室では、初日に城ケ崎海岸のハイキングがあるので、地層や火山でできた地形(柱状節理が見られたり、溶岩でできた岩がある海岸です。)を見てくることができます。
 1組では、ボーリング資料を使い、学校の地面の中の様子を観察していました。どこの学校でも、鉄筋校舎を造る際に、地面を20〜30m掘るボーリング調査をしています。その時のサンプル資料は、理科の学習に役立つため、たいてい理科室に保管してあります。
 サンプル資料は、ボーリングで掘った土を瓶の中入れてあり、土の名前が明示されています。地表からどのくらいの深さに、どんな地質があるかを知ることができます。それらによると、旭町小の地面の深さ6mまでは、「ローム」と書かれた土が堆積していることが分かりました。(そのさらに下は、砂礫や粘土の層があるようです。)
 ロームとは、「関東ローム層」とも言われ、はるか昔、関東地方周辺の火山の噴火により広く堆積した赤土のことです。中身を取り出して手触りを確かめていた子がいました。「最近、似たものを見たよね。」と話しかけると、すぐに気づいたようです。サクラ草の植え替えに使った「赤玉土」です。園芸用土としてよく使われる赤玉土は、関東ローム層の土を粒状に固めたものです。ということは、赤玉土に火山性の細かな鉱石が含まれているということになります。(写真下)

図書集会

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 図書委員会のメンバーと、図書館管理員の中路先生による図書集会が、Zoomを使って行われました。
 低学年、中学年、高学年と発達段階に合わせた本(シリーズ)を中路先生に選んでいただき、その物語の中からクイズを出しました。図書委員会の児童は、ドキドキしながらも一生懸命自分の役割を果たしていました。

 旭町小学校の子どもたちは、読書が好きな子が多く、みな興味をもって見てくれたようです。読書の秋、いろいろな本と仲良くしてほしいと思います。

10月28日の給食

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献立名           青菜ご飯
              五目卵焼き
              大根の味噌汁
              牛乳


一口メモ

 大根は、1本のうちの上の方が甘く、下の方に行くほど辛味が強くなっています。家で食べる時は、上の方はサラダなどに使い、真ん中は煮物、下の方は漬物などにするとおいしく食べることができます。
 大根おろしの辛みの正体は「イソチオシアネート」という成分です。大根をすりおろしたり切ったりしたときに生成される成分です。冬の大根よりも、夏の大根の方にイソチオシアネートが多く含まれています。

10月27日(水)

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 今日は、2年生のいもほり遠足がありました。朝霞市にある小寺農園まで行き、今が旬のサツマイモをどっさりと収穫してきました。
 小寺農園は、朝霞台の駅から線路沿いに歩いた黒目川に近い場所にあります。学校を出発してから成増駅に向かい、東武東上線で朝霞台駅まで電車に乗りました。公共交通機関を使っての遠足や社会科見学は、昨年度からずっと実施されていませんでした。こうして電車に乗って校外に出かけるのは、いつ以来のことでしょうか。同行した写真屋さんによると、他の学校でも今月に入って次々と遠足が実施されているそうです。ただ、学校単位で子ども達が電車に乗るのは最近では珍しいのか、駅やホームでは、周りの大人の視線が集まっていたように感じました。
 さて、小寺農園の畑に着くと、すでに地上部分がきれいに刈り取られたサツマイモ畑が広がっていました。荷物の中からスーパーの袋を取り出し、両足に袋を縛りつけました。靴に泥がつかないようにするためです。私も含めて、両足がビニール袋におおわれてぎこちなく歩く姿は、氷の上を歩くペンギンのようでした。
 子ども達は、サツマイモのつるが生えていた場所をたよりに、軍手をはめた両手を真っ黒にして掘り始めました。畑は、昨日の雨でやや湿り気味ではありましたが、土の感触を味わいながら一生懸命掘り進めていきました。すぐにあちこちから、子ども達の歓声が上がり始めました。見ると、大きなサツマイモが連なって持ち上げられていました。
 1人分でも、ビニール袋いっぱいにサツマイモが収穫できました。たくさんのサツマイモでパンパンになったリュックを背負うと、その重さにみんなびっくりしていました。最初は、バランスを取るのが大変なほどよろよろとしていた子が見られました。
 収穫したサツマイモは、「紅あずま」という品種です。ホクホク系の品種で、繊維質が少なく、甘みが強いサツマイモです。帰り際に、指導いただいた小寺さんから、「少し置いておくと、さらにおいしく食べられますよ。」という話がありました。
 一般にサツマイモは、収穫直後よりもしばらく貯蔵しておいた方が糖度が増すと言われています。芋についている泥は、調理する前に洗うようにして、そのまま新聞紙などに包んで保存します。室内のなるべく涼しいところに置くようにします。(ビニール袋で密閉したり、冷蔵庫などには入れたりしない。)1〜2週間保存するだけでも、甘みが増したことが分かるのではないでしょうか。でも、せっかくですから、今日は収穫したてを味わってみてください。何の料理に使うでしょうか・・・。
 2年生の保護者の方々には、今月3回目となるお弁当の用意をありがとうございました。公園の芝生にシートを広げて、みんなおいしくお弁当を食べていました。校外でお弁当を食べるのは、これも久し振りのことです。学年全体で体操の隊形に広がり、全員同じ向きで食べることにしました。(もちろん黙食です。)遠足では、みんなで集まってワイワイ言いながら食べるお弁当の時間がまた楽しいものですが、仕方ありません。道行く人たちが、珍しい光景を横目に通り過ぎていきました。

生活科見学(いもほり遠足) 2年生

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 毎年2年生は、生活科見学としていもほりを体験します。昨年度は、感染症予防で実施できなかった学年での郊外学習ができ、子ども達はとても嬉しそうでした。

 今回いもほりを体験させていただいたのは、埼玉県朝霞市にある小寺農園さんです。初めに、さつまいもの堀り方やおいしく食べられる方法を教えていただきました。畝を優しく崩しながら、さつまいもが見えるまで手で掘っていきます。

 一人3株くらいを掘って、たくさんのさつまいもを収穫することができました。帰りは、とても重くなったリュックサックを学校まで持って帰ってきました。土だらけになりながらも、重い荷物を最後まで運びきる背中がとても頼もしく見えました。

10月27日の給食

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献立名           五目うま煮丼
              こふきいも
              中華風コーンスープ
              牛乳


一口メモ

 うま煮丼の具には、かまぼこが入っています。かまぼこは、タラなどの白身の魚のすり身に塩を混ぜてよく練った後、蒸して作られています。ぷりぷりした食感がおいしいです。また、かまぼこを使った料理では、かまぼこから魚のだしが出て、とてもおいしく仕上がります。
 どんぶりの献立の日は、噛む回数が少なくなりがちです。よく噛んで食べるように指導しています。

10月26日(火) その2

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 5年生は、国語の時間に「秋の夕暮れ」という学習をしています。季節の言葉の単元として、それぞれの季節に合わせて年間4回、「春の空」「夏の夜」「秋の夕暮れ」「冬の朝」という題名で位置付けられています。この単元では、「親しみやすい古文を音読するなどして、言葉の響きやリズムに親しむこと」を目的として学習することになっています。そして、その「親しみやすい古文」として教科書に掲載されているのが、清少納言が書いた「枕草子」です。
 4月に学習した「春の空」では、有名な「春はあれぼの。やうやう白くなりゆく山ぎわ…」が出てきました。そして、「夏の夜」では、「夏は夜。月のころはさらなり、…」でした。
 今回の「秋の夕暮れ」では、「秋は夕暮れ。夕日のさして山の端(は)いと近(ちこ)うなりたるに、…」で始まる文が載っています。今までの春や夏の単元よりも、枕草子からの引用が長く、古文の表現に慣れ親しむための学習要素が強くなってきています。さらに、夏のページで習った「いと〜をかし」という表現がまた出てきています。教科書には、現代語訳も書かれていて、「たいへん味わい深いものだ」という表現で訳されています。
 今回の秋の夕暮れでは、「あはれなり」という古文でよく使われる表現が新しく入ってきました。「しみじみとする」と現代語に訳されていますが、子ども達はどれだけ実感できたでしょうか。清少納言が秋で「あわれなり」としたのは、「夕日が差して、山にとても近くなったところに、カラスがねぐらに行こうとして、3羽4羽、2羽3羽などと、急いで飛んでいく様子」(これはもちろん現代語訳で、枕草子の原文が主に載っています。)で、秋にしみじみとしたものを感じるものの一つに挙げています。
 旭町小の近くでは、夕方鳥たちがねぐらに向かって飛んでいく光景を見ることができるでしょうか。私はいつも、土日の夕方に土手の上を散歩していると、田んぼから帰ってくる白いサギの群れをよく見かけます。確かに「あわれなり」という気持ちになるものです。
 古文は、まず自分で音読しながら慣れ親しむことが重要です。進んで手を挙げて音読に挑戦した子がいました。(写真上)音読を毎日しているうちに、枕草子を暗記してしまうでしょう。
 2年生は、国語の時間に「お手紙」という物語文を学習してきました。1組では、学習のまとめとして、グループごとに音読劇の発表会を行っていました。
 「お手紙」は、アーノルド・ローベル作の有名な絵本に出てくるお話です。仲良しのがまくんとかえるくんを主人公にした、ユーモラスでほのぼのとした友情物語です。2人は、対照的な性格でありながら、「親友」として描かれています。そして、1通の手紙を通して友情がさらに深まっていく様子が、とても魅力的に表現されています。そのこともあって、長らく国語の教科書に採用されているのでしょう。
 子ども達は、頭に手作りのお面をつけて、それぞれの役割分担を決めて練習をしてきたようでした。がまくんやかえるくんのセリフを言いながら、それぞれの気持ちの優しさが子ども達の心の中にも入り込んでいってほしいなと思いました。(写真中)
 4年生は、社会科「東京都に残る文化財・年中行事」の学習として、「三社祭」について調べています。三社祭は、毎年5月に台東区浅草の浅草神社で行われるお祭りです。毎年多くの人でにぎわい、江戸風情の残る下町浅草が一年で最も活気付く祭りです。また、東京の初夏を代表する風物詩の一つでもあります。子ども達の教科書には、たくさんの人が詰めかけたお祭りの様子が写真に写っています。(写真下)しかし、今年はコロナ禍の緊急事態宣言中だったため、軽トラックに神輿を積んで行ったというニュースが5月にありました。
 旭町小では、夏の盆踊りや10月の「広場の祭典」が地域のお祭りとして伝統になっています。しかし、この2年間は実施されていません。私の住んでいる近くの川越も、お祭りが年に何回かあります。特に10月の中旬には、市内一斉に交通規制が敷かれ、たくさんの山車が出てにぎわう「川越祭り」が有名です。来年は、それらのお祭りが盛大にできるような状況であってほしいものです。

10月26日(火) その1

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 全校朝会をZoomで行いました。今日は、「3つの幸せ」というお話をしました。
・・・今日のお話は、「3つの幸せ」という内容です。人が生きていく上で、3つの幸せがあると言われています。1つめの幸せは、「してもらう幸せ」です。みんながまだ赤ちゃんだった頃のことを考えてみてください。おむつを替えてもらったり、抱っこをしてもらったり、ご飯を食べさせてもらったり、多くの人にお世話をしてもらって大きくなることができました。小学校に入学してからも、勉強を分かるまで教えてもらったり、運動ができるように教えてもらったりしています。あるいは、友達に助けてもらったり、相談にのってもらったりということもあります。そんな時に感じるのが、「してもらう幸せ」です。誰かに何かをしてもらうと、自分が大切にされているという実感がわいてくるものです。
 2つめの幸せは、「できるようになる幸せ」です。私達は、この「できるようになる幸せ」を積み重ねて成長してきています。自転車に乗れるようになった時、鉄棒ができるようになった時、漢字が書けるようになった時、かけ算九九が覚えられた時・・・というように、今までできなかったことができるようになった時に感じるのが、「できるようになる幸せ」です。できるようになると、満足感や達成感といううれしさを感じることができます。
 最後の3つめの幸せは何だと思いますか? ヒントは、学校の中のいたるところでこの幸せを見かけることができます。・・・答えは、「してあげる幸せ」です。全校遠足の時に、たてわり班で活動をしました。上級生が、自分よりも年下の学年の子と、一緒に全校遠足に行き、様々なゲームやチャレンジに協力して取り組みました。また、登校班で学校に来る途中、後ろを振り返って歩くスピードを考えてあげたり、荷物がたくさんあって大変な子の手提げを持ってあげたりする子がいます。自分以外の誰かに何かをしてあげることで、人に喜んでもらえるということは、とてもうれしい気持ちになれます。どうでしょう。「してあげる幸せ」を経験しているでしょうか?
 今日は、3つの幸せについてお話ししました。最後に話した「してあげる幸せ」は、3つの幸せの中で一番大切な幸せであると思います。それは、してあげる人もしてもらった人も、両方が幸せになり、2倍の幸せが広がるからです。学校では、たてわり班活動や登校班、クラブ活動、委員会活動など、違う学年の仲間と一緒に活動する機会がたくさんあります。上の学年の子は、下の学年の子ども達がうれしそうにしている姿を見てやりがいを感じ、「してあげる幸せ」が感じられるようでなければなりません。旭町小に、たくさんの「してあげる幸せ」が広がっていくとよいと思います。・・・
 Zoomでの全校朝会は、北校舎2階の会議室から配信しています。Zoomの朝会では、具体物や資料を見せながら話をすることができます。私の話の後は、いつも副校長先生が生活目標の話をしています。毎週、画面に週目標に関する資料や写真を映しながら話をしています。(写真上)
 1学期(4月下旬)から、長らくZoomでの全校朝会を行ってきました。来月からは、通常の全校朝会に戻す予定です。月曜日の朝、校庭に全校児童が集合して朝会をするように計画しています。
 2階の掲示板に、全校朝会で使った「3つの幸せ」の資料と、体育発表会の写真掲示物を貼りました。休み時間にたくさんの子が見に来ていました。(写真下)

10月26日の給食

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献立名           ご飯
              シシャモのカレー揚げ
              カリカリ油揚げサラダ
              豚汁
              牛乳


一口メモ

 シシャモは、カルシウムが多い食材です。骨ごと食べられるシシャモは、切り身をいただくサバやサケなどより、カルシウムを多く摂取することができます。
 小学生から高校生くらいの間に、一生で一番骨の中にカルシウムを蓄えられる時期を迎えます。今、しっかりとカルシウムを蓄えておくことで、おじいさん・おばあさんになった時に、骨がもろく折れやすくなるのを防ぐことができます。

旭町ソーラン2021(5年生)

 旭町小学校では、毎年5年生がソーラン節を踊っています。子供たちは、かっこよかった先輩たちのように自分たちも精一杯かっこよく踊ろうと意気込んでいました。
 練習し始めの時は、一生懸命踊っていましたが、腰が上がってしまいなかなかかっこよく踊ることができませんでした。ですが、毎回の練習でめあてを立てて臨んでいたので、徐々に腰を落とす動きや力強い動きを意識できるようになってきました。さらに、子供たちがペアになり、めあてを見合うことで「もっと腰を低く落とした方がかっこいいよ」「動きの切り替えを早くした方がいいよ」など、アドバイスをし合うことでメキメキ上達していきました。
 本番は緊張した様子でしたが、自分たちが納得できる演技ができたようで、終わった後は笑顔を浮かべていました。体育発表会を通して学んだ集団行動の大切さや、心を一つにし、最後まで踊りきることで得られた達成感を、今後の学校生活にも生かせるように指導していきます。

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10月23日(土)

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 晴天に恵まれ、体育発表会の当日を迎えました。昨日は、予想以上に雨が降り続きました。夕方になっても、校庭が一面水たまりの状態だったため、昨日は帰ってからもずっとそのことだけが心配でした。
 朝早くからたくさんの先生達が校庭を整備したおかげで、その心配はなくなりました。しかし、昨日できなかった校庭の準備がたくさんあり、子ども達が登校する前に職員総出で行うことになりました。
 体育発表会は、1年生から順に保護者の皆様に公開しました。学年ごとに入れ替わり制で公開したので、校庭を広く使って参観していただくことができました。しかし一方で、他学年の演技種目を見ていただけなかったことが残念でした。全ての学年を続けて参観できたら、学年の発達段階や、それぞれの学年の先生方の思いを感じ取っていただけたはずです。
 どの学年も、徒競走を最初に行いました。徒競走は、今まで学年で何度か練習をしてきています。走る側の子ども達にとっては、練習は練習であり、本番はまた違う力が出るようです。スタートラインでの緊張感や、歯を食いしばって最後まで走りきる姿など、なかなか普段の学校生活では見られない表情がありました。
 2年生以上は、ピストルの合図でスタートしました。練習の時の笛の合図とは違い、より一層緊張感が高まったようでした。どの学年も、先生方がフライングを厳しくとっていました。体育発表会は、体育の授業の成果を発表する場です。「短距離走」として、正しいスタートの仕方についても指導してきています。(写真上…3年生のスタートの様子)
 一方の表現種目は、各学年の先生方が夏休み前から構想を練ってきました。隊形移動や当日の衣装に至るまで、どの学年も自分が教えている子ども達にとって、一番ベストな方法を考えてきています。
 表現種目は、本番が2回ありました。木曜日の児童鑑賞日が1回目で、1日おいて今日が2回目の本番でした。どの学年も、おとといの演技よりもさらに気合いが入っていたようです。2回の本番があると、1回目からどう気持ちをさらに高めていくかが難しいものです。校庭に出てくる前に、学年ごとに体育館で準備運動の時間を取っています。きっと、その直前の指導があってこその本番の姿だったのでしょう。
 最後に、6年生の演技について触れます。ホームページの6年生の記事にもあるように、先生の指導だけでなく、子ども同士で作り上げた部分が際立っていました。また、地面に頭をつけたり、背中をつけたりする技がたくさんありました。(写真中)体操着も顔も体も、砂まみれになることに動じず、最後まで演じきった姿だけでも6年生らしさ、最高学年らしさを感じました。
 今日の6年生は、1回目の本番にないエンディングを用意していました。(昨日、体育館で子ども達に仕込んでいました。)退場した後にアンコールがかかり、本部前に集合してシャッターチャンスをつくるという演出です。(写真下)
 普段はマスク姿なので、6年生の子ども達のこんなにも素敵な笑顔を間近で見るのは、初めてのことでした。続けて卒業アルバム用の集合写真の撮影も行いました。思い出の1ページを飾る写真が撮れました。
 どの学年もたくさんの保護者の皆様に参観いただき、どうもありがとうございました。

YELL〜僕らのアカリ〜(6年生)

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 6年生の表現は、「組体操」と「ダンス」を混ぜた「YELL〜僕らのアカリ〜」です。
 一見、簡単そうな技が多いように見えますが、「簡単な技こそ、全員が揃ったらとてもかっこいい」を合い言葉に、練習をすすめてきました。昨年は、48名のパワーを保護者の皆様の前で披露する機会がなかったので、2年分の思いを込めて、演技を披露しました。

 タイトルには、3つのYELLの意味が込められていることを子ども達に説明してきました。
 1つ目は、下級生へ。「6年生になったら、あんなにかっこよくなれるんだ。」「6年生をめざして頑張ろう。」そう思ってもらえるように・・・。
 2つ目は、保護者の皆様へ。「みんながんばっているな。」「成長したな・・・。」と感じてもらえるように・・・。
 3つ目は、体育発表会を終えた自分達へ。「できるようになったことが増えたな。」「友達と一緒にがんばれたな。」と思えるように・・・。

 子ども達の中から、体育発表会実行委員を募り、子ども達がすすんで動きながら練習してきました。準備や練習を引っ張っていく存在として、とてもがんばり、活躍してくれました。特にブリッジや肩倒立、ダンス部分は、実行委員や得意な子が休み時間を使って苦手な子に教え、全員ができるようになりました。

 また、衣装のTシャツに書く字や、種目紹介の原稿、2曲目の円の動きや、3曲目の各列での動き・・・。全て全員で相談して、子ども達が決めました。話し合いが長くなることもありましたが、それだけ一人一人が思いをもって取り組んでいた証拠だと思います。

 本番は、2日間とも大成功でした。練習を始めた頃はふらふらしていたバランス技もしっかりと止まれるようになり、ばらばらだったダンスも、揃えて大きく踊れるようになりました。

 2日間の体育発表会が終わり、各教室で振り返りをしました。
「とても楽しかった!」「みんなとタイミングを合わせながらがんばれて楽しかった!」「次の行事もがんばりたい」など、子ども達から嬉しい感想が沢山聞けました。

 最高学年として、とても立派に演技することができた48名の6年生が、これからどんな活躍・成長をしていくのか、今から楽しみです。

旭町エイサー 53人の島人たち(3年生)

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 3年生は、「旭町エイサー 53人の島人たち」を踊りました。
 この日のために子供たちは、肘や膝を伸ばして踊ることを意識したり、隊形移動の際に素早く移動できるように何度も確認しながら練習したりしてきました。
 本番では、保護者の方々の見ている前で練習の成果を十分に発揮することができました。演技終了後には、学年で振り返りを行いました。子供たちからは、「いつもより緊張した。」「元気よく踊れた。」という感想が聞かれました。
 今日まで頑張ってきたことを、今後の行事等にも生かしていきます。

よっちょれ2021(2年生)

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 10月23日(土)に、「令和3年度 体育発表会」が行われました。
 前日の雨を吹き飛ばすような晴天に恵まれ、子ども達の練習の成果を発揮することができました。2年生は入学してから、初めての体育発表会にとても緊張しているようでした。

 2年生の子ども達は、高知県の民謡として有名な「よっちょれ」に挑戦しました。「よっちょれ」とは、「寄って、どいて、道を開けて」という意味の方言で、踊っている隊列の邪魔になるので、道を開けてという意味が込められた民謡です。

 今回は、両手に鳴子を持ちながら、息を合わせて踊りました。始めは、振り付けと合わせて鳴子を鳴らすのが難しく、何度も繰り返し練習しました。今日は、たくさんの保護者の皆様にご覧いただき、子ども達は元気一杯に踊りきることができました。

輝く4色の風たち(4年生)

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 昨日の雨も上がり、気持ちのよい青空が広がった体育発表会当日。
 4年生は、Little Glee Monsterの「青い風に吹かれて」を踊りました。アップテンポでリズミカルなダンスに合わせて、きらきら輝く4色のリストバンドを着け、気持ちを込めて踊ることができました。
 マスクを外した子供たちの表情は満面の笑みで、踊りを楽しみながら行う姿が印象的でした。
 新型コロナウイルス感染症などにより、大変なことも多い今ですが、前向きなこの歌詞に合わせて、未来に輝く風を吹かせてくれるような、そんな姿が見られました。

ハッピー☆ダイナマイト(1年生)

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 小学校初めての体育発表会。1年生は、「ハッピー☆ダイナマイト」を笑顔で元気に踊ることができました。
 終わってから子供たちは、「もう一回やりたい!」「楽しかった!」と口をそろえて言っていました。これまでの練習の成果が十分に発揮できたと思います。

10月22日(金)

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 1年生は、国語の時間に「しらせたいな、見せたいな」という学習をしています。「書くこと」を目的とした単元で、「学校にいるいきものや,学校で見つけたものをよく見て、いえの人にしらせる文しょうを書こう」という学習課題をもって取り組み始めました。
 まず、知らせたいものを決めて、絵や見つけたことをカードに記録するところから始めます。教科書では、学校で見つけた動植物を例に書かれています。始めに、子ども達が「知らせたいな」と思うような素材を用意しなければなりません。
 今日は、1年生の先生が、いろいろな切り花を用意してきました。教室のあちこちにそれらの花を置き、子ども達によく観察させて記録を書くようにしていました。ガーベラやケイトウ、ポンポン咲きの菊など、1年生の子ども達の注目を集めそうな切り花を選んで用意してきたようでした。1組では、バラの花に人気が集まっていました。白い花びらの縁が濃いピンク色になっている覆輪咲きのバラでした。バラの美しさは、子ども達をも引き付ける力がありました。(写真上)
 バラの花は、春にだけ咲く一季咲きの品種と、秋にも花が楽しめる四季咲きの品種があります。しかし、お花屋さんで売られている切り花は、温室で管理されているため、時期を選ばずに手に入れることができます。私の家にあるバラの中で、覆輪咲きの品種が1つあります。「ニコール」という中輪のバラで、四季咲きです。とても良い香りがあり、開花するとまず鼻を近づけます。
 4年生は、図工の時間に、彫刻刀を使った版画の作品に取りかかり始めています。彫刻刀を使うのは、4年生からとなっています。まず、彫刻刀の安全な使い方と、木版画の仕組みについて学習しました。
 彫刻刀でけがをするのは、彫刻刀を持つもう一方の手を刃の先に置いてしまうことから発生します。まず、彫刻刀の持ち方・支え方・手の置き方が重要です。(けがの防止のために、軍手をつけさせていました。)
 今日は1組で、木版画の「線彫り」と「面彫り」の違いを理解するための試し彫りをしていました。木版画は、彫った部分が白くなり、彫り残したところに色がつく仕組みです。目と口を線彫りにして彫った場合と、面彫りにして目と口以外の部分を彫った場合とで、小さな板2枚に試し彫りをしました。彫った後にそれぞれを印刷することで、彫り方による印象の違いを確かめることができました。(写真中)
 5年生は、社会科の時間に「自動車をつくる工業」についての学習をしています。今日は1組で、「自動車づくりで人がかかわるよさは何だろう」ということについて学習していました。(写真下)
 自動車工場について様々な資料をもとに調べていくと、多くのロボットが製造ラインで動いていることが分かります。ロボットは、プレスや塗装、溶接などの人が行うには危険な作業で活躍しています。実際に自動車工場で見学をすると、たくさんのロボットのアームが正確に動き、たくさんの火花を散らして溶接する様子にびっくりします。しかし一方で、人の手で行う作業も欠かせません。細かい作業や考えることが必要な作業、そして最終の検査では、必ず人の手と目で確認が行われています。
 コロナ禍になり、昨年度からどの学年も社会科見学に行くことが難しくなっています。特に5年生の工場見学は、今後受け入れ側の工場が出てくるようであれば、ぜひ計画をしてみたいものです。オンラインでの工場見学も手段としてあるようですが、やはり実際に工場に行き、広さや音、匂い、熱をじかに感じてくるのが一番の学習になります。

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