2月28日の給食根菜の味噌汁 牛乳 一口メモ 「うま煮」とは、その名の通り「おいしく煮たもの」というのが名前の由来となっています。 甘味を主体にし、濃い味に仕上げた煮ものです。砂糖やみりん、酒、しょう油などを加えて調理するのが一般的です。白米によく合う味付けで、和食好きな日本人に好まれやすい料理だと言われています。 2月25日(金)「大造じいさんとガン」の物語は、かなり昔から5年生の教科書に取り上げられてきました。題名だけを見て、「重い病にかかったお年寄りの話」ととらえる子がいますが、ガンとは鳥の「雁」のことです。ガンの頭領「残雪」と、狩人である「大造じいさん」との間に繰り広げられる生存のための厳しい闘争を通して、大造じいさんの心情が次第に変化していく様子が描かれています。そして、その心情の変化が、物語独特の巧みな情景描写と美しい表現で表されているのが特徴の物語です。 「あかつきの光が、小屋の中にすがすがしく流れこんできました。」や、「東の空が真っ赤に燃えて・・・」など、場面ごとの大造じいさんの心情がうまく情景描写に重なる部分があります。1組の教室では、残雪が仲間を助けようとハヤブサと戦って傷つき、それでも大造じいさんを正面からにらみつけるという、物語の最大の山場について考えさせていました。「ただの鳥に対しているような気がしませんでした。」という言葉は、大造じいさんのどんな心情を表しているのかという問いに対して、グループごとに意見を出し合って考えていました。(写真上) ところで、この物語の作者は 椋 鳩十(むく はとじゅう)さんです。日本における動物文学の代表とされる作家でした。「片耳の大シカ」や「月の輪グマ」など、動物の出てくる物語をたくさん残しました。私がぜひお薦めしたいのが、「マヤの一生」です。昔、クラスの子ども達に読み聞かせをしたことがありました。愛犬マヤのエピソードと、戦争への悲しみを感じさせる物語です。 一方、2年生は、国語の時間に「すてきなところをつたえよう」という学習をしています。「書くこと」を中心にした単元で、1年間を振り返り、友達のすてきなところを見付けて、そのことを手紙に書いて伝えるという学習です。 改めて「友達のすてきなところは?」と聞かれても、最初はなかなか見つけることができません。しかし、学校生活での様々な場面や何気ない行動・言葉に着目させると、いろいろな気づきが見えてきます。「姿勢がよい」、「サッカーやなわとびが上手」、「本をよく読んでいる」、「あいさつの声が大きい」、「やさしい」等、いろいろな良さを見付けることができました。 次に、それらのメモを基に、「始め・中・終わり」に分けて手紙を書きました。1組では、下書きをして先生に直しを見てもらってから、いよいよ清書に取りかかっていました。大人でもそうですが、人の良いところや素敵なところを手紙にするのは、心がとても穏やかになる瞬間です。優しい気持ちにあふれた子ども達だなと思いました。(写真中) 1年2組の教室で、タブレットを使って漢字の学習をしていました。自分の課題(漢字ドリルや計算ドリルなど)が終わった子から、タブレットを使って自主学習をする時間としていました。 タブレットに入っているミライシードのドリルパークを使うと、様々な教科の個別学習ドリルを行うことができます。一問一答式になっているので、回答してすぐに正解か誤りかが分かり、フィードバックしてやり直すことができます。朝学習や宿題、自主学習に適したドリル学習を、一人で進めていくことができます。 毎回取り組んだことが全て記録されていくため、誰がどこまで進んだかを先生が把握することもできます。また、先生が作成した問題を子ども達に送って回答させることもできます。 漢字の学習では、背景に沿って画面を手書き(あるいはタッチペン)でなぞっていきます。書き順を正しく覚えるために、一画ずつピンク色に変わってなぞる場所を示してくれます。同じ漢字を繰り返し練習した後、背景なしの枠に自分で書き、テストが行われます。合格するとポイントがたまり、次の問題に進めます。(写真下) 漢字では、「はね」や「とめ」、あるいは「突き出る」、「突き出さない」というところも重要です。このドリルパークでは、漢字の判定基準のレベルを設定することができるようになっています。低学年には少し甘い基準に設定し、高学年ではきちんと形が書けていないと不正解になる設定にするというように使うことが可能です。 家庭でも、たくさんの子ども達が自主的にドリルパークに取り組んでいます。お子さんのタブレットをぜひのぞいてみてください。 2月25日の給食糸寒天サラダ ポンカン 牛乳 一口メモ 今日のフルーツは、ミカンの仲間である「ポンカン」です。 インド原産の柑橘で、中国から台湾を経て、明治29年に鹿児島に伝来したと言われています。 みかんより甘みが強く、コクのある味わいがあります。また、「ポンカン」ならではの独特な甘い香りが魅力となっています。甘くてぷりぷりとした食感が特徴で、幅広い年齢層に愛されています。皮が薄くて食べやすいですが、一方で種が多いという特徴もあります。 わたしたちの東京都:青ヶ島について 出前授業(4年生)青ヶ島は、二重カルデラ構造をもつ火山島です。人口は167人、小学校は1校で児童数は現在8名です。練馬区の人口約74万人、小学校の数は65校と学んできた4年生にとって、同じ東京都として青ヶ島に関する学習は驚きの情報がつまっていたようです。生活、産業、自然について、八丈島の学習と関連するところも見つかりました。 学習は今後、「世界とつながる大田区」に続いていきます。東京都のまたちがった一面を学習していきます。 2月24日(木)そもそも、「キャリア教育」という言葉が登場し始めたのは、20年ほど前からのことでした。情報化やグローバル化、あるいは少子高齢化などを背景にして、社会における働き方や価値観も様々に変わってきました。その中で、将来社会人として自立した人を育てる観点から、「生きること」や「働くこと」を考えるキャリア教育が始まりました。 よく、『小学校の高学年における「将来の夢」や「将来就きたい職業」を考えさせることがキャリア教育である』ととらえられやすいのですが、そればかりではありません。キャリアが、「自己を見つめ、将来の自分の姿を描くこと」であるならば、各行事での振り返りカードや、学期ごとの目標カード(学期末に振り返りをする)なども含まれることになります。 来週火曜日から3月に入ります。3月は、今の学年の総まとめの時期でもあり、学習や生活面を振り返る時期でもあります。各教室で、今年度の振り返りをしっかり行い、キャリアパスポートを持ち帰らせますので、各ご家庭で内容をよく確認の上、励ましの言葉を記入していただけたらと思います。 6年生の社会科は、「地球規模の課題の解決と国際協力」という最後の単元に入りました。1組では、「地球規模の課題」の一つとして、世界各地の環境問題についての学習をしていました。 資料集に、世界各地の環境問題について示された世界地図が載っています。砂漠化が進んでいる地域や、酸性雨の被害がひどい地域、熱帯林が減っている地域、そして原油で汚染された地域が地図の中に色分けして示されていました。世界のほとんどの地域で環境問題が生じていることが分かりました。(写真中) また、資料集には、地球温暖化についての資料も掲載されています。地球規模の課題として、子ども達にとってなじみのある言葉です。さらに、世界が抱える課題については、自然環境の破壊だけではありません。国際紛争についても考えさせていきます。まさに今、ウクライナの周辺で大きな紛争が起き始めています。2つのオリンピックが終わったばかりでありながら、世界平和とはほど遠い状態が訪れています。 4年生は、社会科の時間に「海に囲まれた八丈島」の学習をしています。同じ東京都でも、島で暮らす人々がいて、自然環境を生かした産業が発達していることなどを学びました。 今日は、各クラスに1時間ずつ、特別ゲストを招いて青ヶ島についての学習がありました。特別ゲストとは、以前、3年間青ヶ島の小学校に勤務した経験のある先生のことです。たくさんの写真資料を見せながら、子ども達に島の様子を説明していました。 青ヶ島は、八丈島からさらに70kmほど南方に行ったところにあります。カルデラ式の火山島で、絶壁に囲まれた中央部分に島民が生活しています。8年前に、「死ぬまでに見るべき世界の絶景」という記事で有名になりました。しかし、青ヶ島に行くまでが大変なようです。八丈島までは、船(10時間)か飛行機の手段があり、さらにそこからは、ヘリコプターか船(3時間)…それぞれの便数は少なく、ヘリコプターに至っては、1日1往復で9人までとのことです。 授業の中で、島の自然や産業についての話がありました。絶壁で港が使えず、漁業よりも農業が中心の島のようです。その中で、「あしたば」の写真が出てきました。漢字で「明日葉」と書く植物です。せり科の植物で、摘んでも摘んでも明日になると葉が出てくることから名づけられました。伊豆諸島や伊豆半島に自生する植物です。(写真下) 私もずっと以前のことですが、伊豆半島の下田に3年間住んでいたことがあります。その頃から、あしたばはなじみのある植物です。ちょうど春を迎える今頃の若葉が一番おいしく、天ぷらやごま和えにして食べます。下田は陸続きの場所ではありましたが、区内の先生方からは「陸の孤島」と呼ばれていました。 2月24日の給食ししゃものおろし煮 実だくさん味噌汁 牛乳 一口メモ 大根は、1本のうちの上の方が甘く、下の方ほど辛味が強くなっています。ですから、上の方はサラダなどにするとおいしく食べられ、真ん中は煮物、下の方は漬物などにするとよいそうです。 大根は、すりおろすと辛くなる「アリルイソチオシアネート」という成分が含まれています。「アリルイソチオシアネート」は、胃液の分泌を促し、腸の働きを助け、ガンや血栓を予防する働きがあります。 また、この辛味成分は、大根を切ったりすりおろしたりすると増えていきますが、加熱すると消えてしまいます。じっくりと火を通すことで、逆に甘味が増していきます。 金融出前授業(6年生)講師の方を2名お招きし、株式会社の仕組みや新商品を作るまでの過程を知ったり、実際に株式会社を友達と設立して新商品の開発をしたりする学習を行いました。 前半は、会社がどんなことをしているのか、どうやって資金を集めるのかについて、映像を見ながら講義を受けました。1つの商品を売るにも、設備費、人件費、材料費、広告費など様々なお金が必要なことが分かりました。また、「株式」「株主」など、今まで子ども達が聞いたことはあっても、詳しくは分からない言葉についても教えていただき、「そうだったんだ!」と声が上がりました。 後半は、4人1組で会社を設立し、お菓子の新商品をプレゼンする活動をしました。新商品の対象は、子どもなのか、大人なのか・・・、パッケージの形はどうするか・・・など、どの会社も社長役の子を中心に話し合いを進めていきました。 最後には、他の友達に株主になってもらうために、会社ごとに考えた新商品について、プレゼンテーションをしました。「小学生の男子対象のお菓子を作りました!」「おまけにシールを付けました!」「誰でも食べられるように、アレルギーが多い食品は使っていません。」「環境に優しい素材で包みました!」など、様々な工夫が各会社から上がり、とても盛り上がりました。また、今度はお客さんとして各会社のアピールを聞いて、どこの会社なら出資してもいいか、考えながら学習していました。 この機会が、子ども達の働く意欲や将来の生活につながっていってほしいと思います。 2月22日(火) その2父を死に追いやったクエを求めて、一人前の漁師になろうと与吉じいさに太一は弟子入りします。立派に成長した太一は、いつかついに海の中で瀬の主のクエに出会います。しかし太一は、もりを打つことをやめてしまいました。・・・物語の一番のクライマックスであるこの場面をどのように解釈したらよいかということは、6年生にとって、とても難しい問題です。 教科書には、このように描写されています。『これが自分の追い求めてきたまぼろしの魚、村一番のもぐり漁師だった父を破った瀬の主なのかもしれない。(中略)「おとう、ここにおられたのですか。また会いに来ますから。」こう思うことによって、太一は瀬の主を殺さないで済んだのだ。大魚はこの海の命だと思えた。』・・・読めば読むほど謎が深まりますが、深海における神がかった世界観が漂う物語です。 作者は、12年前に亡くなられた立松和平さんです。自然派思想と、人間らしさへの回帰を強く感じさせる立松和平さんらしい物語であると、改めて感じました。生前、立松和平さんは、夜のニュース番組にたびたび出演されていました。方言を丸出しにした独特なしゃべりに人気が集まりました。 3年生は、理科の時間に「ものの重さ」の学習をしています。物の形や体積に着目して、重さを比較しながら物の性質を調べる学習です。今日は、1組が理科室で実験をしていました。「形を変えると、ものの重さはどうなるのだろうか?」という実験です。 実験方法は、粘土やアルミホイルをいろいろな形に変えて、それぞれの重さを量って調べていきます。実験前の子ども達の予想では、「ものの形を変えても、重さは変わらない。」という子が多かったのですが、中には「少し重さが違うかも…」と考えた子もいたようです。 実験では、電子はかりを使いました。結果は、粘土を丸くしても平らにしても、細長くしても、細かくちぎっても、全て同じ重さになります。しかし、グループによっては、実験しているうちに、だんだん軽くなっていく場合がありました。子ども達が何度も粘土を手にしているうちに、机や手に少しずつ粘土の成分がくっついていってしまったからです。また、精密機械のはかりの扱い方もていねいにしなければなりません。(写真中) 綿を広げてはかりに置いた時と、ギュッと縮めた時とで、重さはどうなるでしょうか。また、体重計に乗る時に、両足で立つ場合と片足で立つ場合、しゃがんだ場合とでは、それぞれ体重はどう変わるでしょうか? 今回理科で実験をして確かめても、思い込みを崩すのは難しいものです。 6年生に、「チャレンジ! おかしの株式会社」という金融教育の出前授業がありました。日本証券業協会から来た2名の講師に、各クラス2時間ずつ授業をしていただきました。 会社経営を体験しながら、株式会社の仕組みやお金の流れを学習できるという内容の授業でした。会社がお金を集めて商品を開発していく過程を、小学生にも分かりやすく説明するとともに、グループワークを通じて楽しく学べるようになっていました。 グループワークでは、4人組の班で会社名を決めたり新商品のお菓子を考えたりしていきます。子ども達にとって、お菓子はとても身近で関心のある商品です。ネーミングを考えたり、味や形に特徴のあるお菓子を考えたり、アレルギー対応や健康志向のお菓子にしたりと、次々と楽しいアイデアいっぱいのお菓子が開発されていきました。(写真下) 実際にお菓子のパッケージモデルを作り、最後にはそれを持ってクラスの前でプレゼンをします。短い時間でしたが、企画力、表現力、、コミュニケーション力、そしてプレゼンテーション能力と、あらゆる力を磨くことにつながる体験ができました。日頃からこういう授業形態ができていくと、子ども達の「生きる力」につながるなと思いました。 2月22日の給食さつまいもサラダ ほうれん草の豆乳スープ 牛乳 一口メモ さつまいもには、食物繊維やビタミン類が多く含まれています。皮膚の健康維持に役立つビタミンCや、細胞の老化を防ぐビタミンEなど、肌の健康に欠かせない栄養を含んでいます。また、熱や力のもとになる炭水化物が多く含まれていて、お米と同じ「黄色の食品」に分類されます。 さつまいもは、栄養分の少ないやせた土地でもよく育つ、とても強い植物です。 2月22日(火) その1・・・今年の冬は、いつもの年よりも気温が低い日が多いようです。2月も残りあと1週間となりましたが、北風の冷たい日がまだ多い気がします。しかし、日なたに立っていると、日差しの強さが先月までとは違ってきたなと感じます。少しずつですが、春に近づいていることが感じられます。 暖かで過ごしやすい春は、急にはやってきません。どの季節もそうですが、特に冬から春に向かうこの時期は、寒い日があったり暖かい日があったりということを繰り返しながら、徐々に「春」を感じるようになるものです。そんな「少しずつ春に近づいていく」というこの時期の様子を表す言葉として、「三寒四温」があります。「3日寒い日が続くと4日暖かい日が続き、それを繰り返しながら、少しずつ少しずつ春に近づいていきますよ」という状況を表した言葉です。 この「三寒四温」は、私達の学校生活での様々な取り組みや、みなさんの日々の成長の様子にも当てはまる言葉であると思います。学校では様々な学習をしていますが、なんでもすぐに「分かるようになった」、「できるようになった」ということばかりではありません。むしろ逆に、「難しくてわからない」とか、「なかなかうまくできない」といったことの方が多いはずです。失敗を何度も繰り返しながら、次第に分かるようになったりできるようになったりしていくのです。 展覧会の作品を作るために、カッターやのこぎり、金づちや電動糸のこを使った時のことを思い出してみてください。あるいは、5,6年生は、家庭科作品としてミシンを使いました。それぞれの道具を初めて使った時は、すぐに上手に扱うことができなかったのではないでしょうか。真っすぐに切れなかったり、何度も曲がってしまったりして苦労したはずです。でも、何度か経験していくうちに、上手にそれらの道具が使えるようになってきました。5年生は、卒業式の入退場の音楽を担当するために、合奏の練習に取り組んでいます。合奏の練習では、1小節…2小節…と楽譜を見ながら練習を繰り返し、少しずつ上達していくものです。また、先週は、中休みにリズムなわとびがありました。体育の時間にも、なわとびのいろいろな技に挑戦している子がたくさんいます。なわとびも何度も失敗しながら少しずつできるようになっていきます。国語や算数の学習でも同じです。漢字練習や計算練習では、丸つけをした時に間違いが見つかり、それらを一つ一つ直しながらできるようになっていくものです。 「失敗は成功のもと」という言葉もあります。「三寒四温」は、そういうことも意味している言葉です。何事も、失敗を繰り返しながら徐々にできるようになっていくということを心得て、日々の学習に取り組むことが大切です。つまり、一度や二度の失敗でくじけたりあきらめたりしてはいけないということです。 早いもので、3学期の学校生活も残すところあと1か月余りとなりました。冬休みが終わり、3学期が始まってすぐに目標を立てました。その目標に向かい、どれだけがんばることができているでしょうか。各教室の後ろに、3学期の目標が掲示されています。「進んで意見を発表する」という目標や、「あいさつをしっかり行う」という目標が見られます。どの目標も、毎日努力しなければ身についていきません。「3学期の学校生活は、まだ1か月ある」と思うのではなく、「もう1か月しかない」と思って、毎日をしっかり過ごしていくようにしましょう。・・・ 朝会後、表彰を行いました。児童生徒表彰として、練馬区より彰状をもらった子への表彰です。バイオリンのコンクールで優秀な成績を収め、表彰されました。(写真上下) 2月21日(月)今朝は、池全体ではなく、淵の方に薄く氷が張っていたようです。他にも、霜柱で浮き上がった地面を掘り返して、凍った土の中の様子を観察していた子もいました。池の中には、秋までたくさん泳いでいたメダカの姿が一切見られません。生き物たちはどこへ行ってしまったのだろうと、池の中をのぞき込んでいた子もいました。(写真上) 二十四節気では、先週の土曜日(19日)が「雨水」でした。「陽気がよくなり、雪や氷が溶けて水になってきて、雪が雨に変わる頃」が「雨水」です。北陸地方では、まだ大雪が続いていますし、東京でも氷が張る日があるくらいですから、今年はかなり寒い冬になりました。しかし、天気予報を見ると、今週末からようやく暖かな日が期待できそうです。来週土曜日の3月5日には、冬ごもりしていた虫が土の中から出てくるとされる「啓蟄」を迎えます。 2年生は、今月の図工の時間に「カッターナイフ名人」という学習をしています。図工でカッターナイフを扱うのは、2年生が初めての経験となります。そこでまず、カッターナイフの安全な使い方を知り、紙を切り抜いたり切り起こしたりしながら、基本的な技能に慣れるための学習をしました。 カッターナイフは、はさみで切るのとは違い、鋭角な切り口や滑らかな曲線を切り出すことができます。また、はさみが入らない部分でも、カッターナイフであれば容易に切り込みを入れることができて便利です。さらに何よりも、紙をきれいに切る快さが味わえることこそカッターナイフの持ち味と言えるでしょう。 先生から十分な安全指導がなされてから、全員に1本ずつカッターナイフが渡されました。(もちろん、カッターマットを敷いたうえで行います。)まず、カッターナイフの持ち方が大切です。小さな部分を切る時には鉛筆のように持ち、大きなものや長い部分を切る時には上から押さえるように持つことが基本となります。さらに、カッターナイフの刃が紙に接する角度が重要なポイントです。しかし、これは自分でやりながらコツをつかんでいかなければ身につきません。「どうしたらどうなる」ということは、何度も経験しながら上達していくものです。なかなか思うように切れなくて苦戦していた子も見られましたが、少しずつカッターナイフの切り口の美しさが分かってきたようでした。(写真中) 1年生は、算数の時間に「たしざんと ひきざん」の学習をしています。「5+3=8」・・・「あれれ、もうとっくに習ったはずでは?」と思われるかもしれませんが、ちょっと違いがあるのです。 今日学習していたのは、次のような問題文でした。「5人が一輪車に乗っています。一輪車は、あと3台あります。一輪車は、全部で何台ありますか。」(1年生の教科書では、もちろん全てひらがな表記です。)今までのたし算の問題であったら、「一輪車が5台あります。新しく3台買いました。全部で何台ありますか。」でした。つまり、たし算の時には、単位が同じもの同士を合わせるのが「たし算」であるとしてきました。 この単元では、「異種の数量を同種の数量に置き換えると、たし算・ひき算ができる」ということを学習します。「5人が一輪車に乗っています。」は、問題文には書いてないものの、「一輪車が5台あります。」ということと同じです。だから「5+3=8」というたし算になります。 先日、2年生の「図をつかって考えよう」という算数の学習についてお伝えしました。1年生も、この単元では図に表して考えさせていきます。(写真下)教科書には、あの手この手でいろいろな問題のパターンが出てくるから大変です。次の問題文は、「椅子が6個あります。9人で椅子取りゲームをします。椅子に座れない人は何人ですか。」です。6個と9人…たし算? ひき算? と、文章だけではなかなか理解が難しく、また図に表すのも難しそうです。そして、教える先生も大変そうです。 2月21日の給食カジキの煮つけ 野菜の甘味噌和え 七菜汁 牛乳 一口メモ 毎月19日は、「食育の日」です。 今日の魚のメカジキは、冬に旬を迎える魚の一つです。日本では、宮城県で多く水揚げされている魚です。カジキは回遊魚で、世界中の海を泳ぎ回っています。そのため、世界中の国で食べられている、大人気の魚です。 身が柔らかく、くせがないので、どんな料理にも合います。淡泊な味わいのメカジキは、焼く、煮る、炒める、揚げると、いろいろな調理法で味わえます。今日は、ご飯に合う味付けで、しっとりと煮魚にしました。 リズムなわとび週間中休みに3学年ずつ日替わりで校庭に出て、なわとびを使った運動に取り組みました。 「リズムなわとび」とは、音楽に合わせて、リズムよく縄を跳んだり、縄を使っていろいろな動きをしたりします。今年度は、「King Gnu」の「BOY」という音楽に合わせて、例年よりも跳ぶ時間を短くして取り組みました。低学年でもできる簡単な技を多く設定していますが、まえとびやかけ足とびでは、どの学年もリズムよく跳ぶことができました。 指導していて印象に残ったのは、「自由とび」の場面です。音楽のサビは、自分の好きな跳び方で跳ぶ時間に設定しました。低学年は、習った跳び方を見てほしそうに一生懸命に取り組んでいました。中には、あやとびや交差とびをリズムよく跳んだり、二重とびに挑戦したりしている子もいました。低学年は、なわとび旬間以降、休み時間にもたくさん練習している姿をよく見かけたので、繰り返し練習していた成果が出て、こちらも嬉しくなりました。中・高学年も、自分で取り組む技を決め、しっかりと体を動かしていました。なかなか難しい技に挑戦している子もいました。 期間も短く、分散型で行ったので、数回しか実施できませんでしたが、各学年の体育でも取り組むことができました。昨年度は準備もしていましたが、直前で中止にしたので、実施できてよかったです。 2月18日(金)6年生は、総合的な学習の時間に、「自分を見つめて」という学習をしています。3学期に入り、今まで12年間成長してきた自分自身を振り返るとともに、家の人から小さかった頃の様子などをインタビューして調べてきました。 この学習のまとめとして、今まで支えてくれた家族に対して、感謝の気持ちを手紙に表すことになりました。2組では、その手紙の下書きを考えさせていました。担任の先生から、手紙の見本を4通り示してもらいました。(1)自分の家族の好きなところベスト3としてまとめる方法 (2)12歳の節目として、12個のありがとうにしてまとめる方法 (3)家族への手紙文としてまとめる方法 (4)家族への感謝状としてまとめる方法 の4つの中から選んで書きます。 いずれにしても、自分の家族一人一人を思い浮かべながら、感謝の気持ちを素直に表現することができるかが重要です。来月、自分の親に渡すことになるのでしょう。きっと、このような手紙が書けるようになったこと自体を喜んでもらえるのではないかなと思います。(写真上) 以前は、3月に入ると「卒業感謝の会」がよく行われていました。6年生とその保護者、そして教職員が体育館に集まって行う催しです。6年生が合奏や歌、呼びかけ等を行い、今まで育ててくれた家の人や教職員に感謝の気持ちを伝える会でした。(そのまた昔は、「謝恩会」と称して、飲食付きで実施されたものです。) 本校では、昨年度から感謝の会を実施しないことにしています。(同様に、4年生の1/2成人式も…)授業時数の確保等のこともありますが、教職員に感謝の気持ちを表す目的でありながら、6年の担任が大変な思いをして指導することになるからです。私の前任校でも、何年か前に廃止しました。全区的に、今はもう行わない行事になりつつあります。PTAの卒対委員の負担軽減ということもあります。 1年生は、今週から音楽室を使って授業をしています。学年合奏の「こいぬのマーチ」の練習が始まりました。学年合奏の目的は、4月の入学式での歓迎の出し物で行うためです。昨日、新1年生の保護者会(入学説明会)がありました。4月6日の10時から入学式があるということを連絡しました。入学式が終わったところで、体育館に新2年生が入ってきて、合奏や呼びかけをして1年生の入学をお祝いする予定です。ただし、その頃の感染状況によっては、実施できないかもしれません。その場合は、日を改めて披露する場を考えたいと思います。 今日は、1組が音楽室に行って、いろいろな楽器に挑戦していました。楽器は、鍵盤ハーモニカの代わりにミニキーボードを使います。それ以外の楽器として、ピアノ、鉄琴、木琴、キーボード、大太鼓、小太鼓などを予定しています。自分の希望する楽器を練習し、音楽専科や学年の先生に指導してもらっているところです。(写真中) ところでこの曲、元々は外国から入ってきた曲だったそうです。英語では、この曲を「Bee March」といい、直訳で「みつばちマーチ」となるはずでした。それが日本に入ってきて、「よちよち子犬 クンクンクン、クンクンクン・・・」と歌詞がつけられ、「子犬のマーチ」として有名になっています。 一方、1年2組では、近隣の幼稚園や保育園の年長さんに向けた手紙を書いていました。いつもはこの時期に、近くの区立保育園や私立幼稚園と1年生とが交流会を開いています。入学を前に、学校生活を楽しみにしている年長さんを招いて、学校の様子を紹介したり、一緒に遊んだりしていました。 コロナ禍になり、そのような交流活動も難しくなりました。きっと各園の年長さんたちは、自分の家に用意してあるランドセルを背負う日を、今か今かと楽しみにしていることでしょう。 お兄さんお姉さんらしく見てもらえるように、1年生の子ども達は、とてもていねいな字で手紙を書きました。「きゅうしょくはおいしいよ。にゅうがくをたのしみにしていてね。…」1年生も、もうすぐ2年生になる準備をする頃になりました。(写真下) 2月18日の給食白身魚のムニエルバジルソース ミネストローネ 牛乳 一口メモ パエリアは、スペインの料理です。世界的に人気のあるスペイン料理の1つで、本場バレンシア地方では、パエリアの祭りがあるほどです。 本場では、肉や魚と米を炒めて、サフランという黄色いスパイスを加えて一緒に炊きます。今日の給食でも、サフランを使ってご飯と一緒に炊いた後、具を混ぜました。たくさんの具材から出ただしが、ご飯にしみていて、美味しい味がついています。 安全マップづくり(3年生)事前学習では、通学路が同じ児童が少人数のグループとなり、映像教材を活用させながら「危険な場所」「特に注意する場所」等の事例を通して安全について学びました。また、タブレットを活用しGoogle マップで、通学路の確認をし、校外学習に向けての見通しをもつことができました。 その後、実際に校外に出て、調べたことや考えたことをより深めました。グループで行いましたが、児童一人一人が歩き慣れた通学路に対して「万が一」という意識をもちながら調べることができました。 感想の中には、「これから外で活動する時は、学習したことを生かせそうです。」「こんなにたくさん危険だと思われる場所があるとは、気付かなかったです。お家でも家族に知らせようと思います。」等がありました。次回からは、調べたことを拡大した地図に書き込み、発表を通してさらに、意識を深めていきます。 今回の校外学習には、児童の安全面の配慮から、多くの保護者の方が付き添いのお手伝いを引き受けてくださいました。実りのある学習ができたことに、改めてお礼申し上げます。 2月17日(木)正方形の折り紙を配り、同じ大きさになるように2つに切り分けます。正方形を半分に折るには、長方形に折るやり方と三角形に折るやり方、さらに台形の形で切り分ける方法もあります。どれも「1/2」の大きさであることを学習しました。 今回2年生で学習しているのは、今後学習していく分数の基礎の基礎です。1/2の他は、4つに分けた1つ分の1/4しか習いません。今後、3年生では分数の簡単な加法を、4年生では帯分数や仮分数を、5年生では異分母分数の加減や約分・通分について、そして6年生では分数×分数や分数÷分数の計算などを学習していきます。 4年生は、理科の時間に「もののあたたまり方」の学習をしています。先々週から、金属の温まり方や水の温まり方の実験の様子をお伝えしてきました。今回は、いよいよ最後となる「空気の温まり方」についての実験です。 水と同様に、空気も透明な物質です。どのようにしたら、空気の温まり方を目で確かめることができるでしょうか。教科書では、ビーカーに線香の煙を入れ、底の方をインスタントカイロで温めるという方法が示されています。今日は、1組がまずその方法を使って実験をしてみました。(写真中) 線香の煙を充満させるところまではうまくいったのですが、カイロで温めた後の空気の動き(煙の粒の動き)は見えにくかったようでした。一つには、カイロが十分に熱くなっていないということがあり得ます。また、私がいくつかの班にやってあげたのですが、ビーカーの横からライトの光を当てると煙の動きが見やすくなります。 昨年度、練馬区の理科部員から、示温シートを使った方法を教えてもらったことがありました。今後、もう少し分かりやすい実験方法を、教科書会社側が検討する余地がありそうです。 6年生の音楽の授業で、全盲のピアニストの辻井伸行さんについて学習をしていました。辻井伸行さんについては、6年生の音楽の教科書の表紙をめくるとすぐに、2ページにわたって紹介されています。今日の授業では、辻井さんが幼少期だった頃のピアノの練習の様子や、その才能を見い出した多くの人との出会いについてのビデオを子ども達に見せていました。(写真下) 辻井さんは、2009年にヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールで、日本人として初優勝して以来、国際的に活躍しているピアニストです。しかし、その才能が開花するまでには、多くの人の支えと出会いがありました。辻井さんは、原因不明の病で視力を失うという障害をもって生まれてきました。ショパンの「英雄ポロネーズ」を聴くたびに、足をバタバタさせて喜びを表現した様子を見て、母親は音楽の才能を見い出したそうです。点字で書かれた楽譜を読みながらピアノを練習する様子も映し出されていました。いくら音楽の才能があったからとはいえ、その努力は想像を絶するものだったはずです。 7歳で、全日本盲学生音楽コンクールで1位になった時の演奏風景も、画面に映し出されていました。弾いていた曲は、グリーグの曲とシベリウスの「もみの木」でした。わずか7歳の子がシベリウスのこの曲を弾いているとは…と、びっくりしました。 「もみの木」は、シベリウスの「樹の組曲」と呼ばれるピアノの小品集の5曲目です。私がこの曲を知ったのは、10年ほど前のことでした。こんな素晴らしい曲をシベリウスが書いていたのか…と、感激しました。みなさんも、ぜひネット等で探して聴いてみてください。 辻井伸行さんは、今もこの曲がよっぽどお気に入りのようで、アンコールでよく弾く1曲となっています。 2月17日の給食厚焼き玉子 白菜の和え物 じゃがいもの味噌汁 牛乳 一口メモ 白菜は、冬が旬の野菜です。汁ものに入っていたり、鍋の具材として使われたりすることが多い野菜です。白菜は、中国北部が原産の野菜で、アブラナ科の一種です。 今日の給食のように、和え物や生でサラダにしてもおいしく食べることができます。ビタミンCが多く含まれていて、ストレスから体を守る働きをし、風邪予防や免疫力を高める効果が期待できます。他にも、カリウムやカルシウム、食物繊維が多く含まれています。 6年生を送る会通常は、体育館に1年生から6年生までの児童が全員集まって、お礼の言葉を伝えたり、出し物の中で感謝の気持ちを表したりしています。また、手作りのプレゼントを用意して直接6年生一人一人に手渡したり、全校で一緒に歌を歌ったり、全校ゲームをしたりして楽しいひと時を過ごすのですが、昨年度からそれができていません。 その代わりに、感謝の気持ちやお礼の出し物を学年ごとに動画で撮影して、各教室で視聴する形を取っています。 昨年もこの動画の完成度に驚きましたが、今年度も子供たちの思いのこもった素敵な動画ばかりでとても見応えがありました。 ただ、この動画の撮影に向けて、学年によってはかなりの苦労がありました。ちょうど受験や感染状況が悪くなっていく時期と重なっていたこともあって、欠席児童が多かったり、クラスによっては学級閉鎖が実施されたりして、なかなか撮影のタイミングが見つかりませんでした。ようやく本番直前になって、短時間で何とか仕上げた学年もありました。 それでも、画面の中の6年生からも、それ以外の学年の児童からも、一生懸命さやユーモアや思いが伝わってきて、とても輝いて見えました。何回見ても飽きない動画なのですが、保護者の皆様にお見せできないのが残念です。 2月16日(水)6年生を送る会は、どこの学校でも3学期の全校行事としてとても大切にしている催しです。最高学年の6年生に対する感謝の気持ちを高めるとともに、それぞれの学年の成長を認め合う場にもなる行事です。さらに、一年間の最後を飾る全校行事でもあります。それでありながら、体育館に参集せずに終わってしまうのは、とても残念でなりませんでした。 昨日、6年生が劇団四季のミュージカルを動画で視聴しましたが、実際に劇場で見て聴く観劇とは別物でした。6年生を送る会も同様に思います。体育館に全校児童が集まり、ステージ前のひな壇に座る6年生に対して出し物を生で見せていく・・・今まで当たり前に行っていたことができないもどかしさを感じてしまいました。 1年生は、生活科の学習で昔遊びを行っています。今日は、1組でこま回しとあやとりに挑戦していました。こま回しは、3学期に入ってから何度か練習してきたので、だいぶ上手になってきました。こま回しでは、まず紐のかけ方が最初の難関でしたが、今では一人ですいすいと巻き付けることができる子がほとんどです。 一方のあやとりは、毛糸を使って行っていました。あやとりも昔遊びの一つとして扱われています。クラスの子ども達に聞いてみると、学校の生活科で行ったのが初めてで、今までやったことがなかったという子がずいぶんいました。私が小学生の頃は、クラスであやとりが流行っていました。女の子だけでなく、男の子も夢中になってやったものです。「さかずき」や「豆電球」の作り方は、手に毛糸をかければ今でもできます。東京タワーやはしごを作ったりと、難しい技ができる子がクラスで一目置かれる存在になったものでした。また、ひもを長くして、二人で取り合う「二人あやとり」も楽しいものです。(写真上) 折り紙もそうですが、手先を使う遊びは、日本の伝承遊びとしていつまでも残していきたいものです。あやとりの技を覚えるために、タブレットで繰り返し動画を見ながら練習していた子がいました。あやとりにもICTが役立つようになりました。 6年1組で、卒業文集の清書が行われていました。2学期に何度も下書きをして作文を完成させ、冬休みに一度持ち帰って家の人にも内容を確認してもらいました。いよいよその原稿を見ながら、ペンで清書用紙に書き写していきました。(写真中) 2学期は、パソコンにデータを打ち込んで作文の下書きをしていましたが、清書は手書きで行います。やはり、一生の記念になる文集は、12歳の頃の自分の文字を残しておくべきものです。各自家から持ってきたペンを使い、一文字一文字慎重に書き進めていました。試験会場のように、とても静かな教室内でした。 5年生は、社会科の時間に「くらしと産業を変える情報通信技術」の学習をしています。今まで5年生は、社会科の時間を通じて、日本の様々な産業について学んできました。3学期は、それらの産業を発展させるために、情報通信技術がどのように関わっているのかを詳しく学習しています。 1組では、「コンビニの商品が、なぜ品切れにならないのか」ということについて考えさせていました。そして、NHKの動画資料を基に、コンビニでの商品管理の様子を調べました。(写真下) コンビニだけでなく、スーパーマーケットやドラッグストアなど、多くの店舗では、POSシステムが採用されています。「いつ・どの商品が・どんな価格で・どこでいくつ売れたか」という動向を管理できるのがPOSシステムです。お店ごとにポイントカードが大抵あります。ポイント還元があるために、誰もがよく利用しています。しかし、このポイントカードが優れているのは、客側にとってのポイント還元以上に、店側にとっての利点が大きいところにあります。カードを使うたびに、顧客の情報や商品管理が全てリアルタイムでデータ化され、結局は店の売り上げアップにつながっているのです。恐るべし、情報化社会です。 |
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