6月14日(月)今週も、火曜日の朝をZoomでの全校朝会としています。様々な学校が一斉にZoomを使うようになったため、月曜日の朝はリモートで朝会を行うのが難しい状況です。そのため、月曜日の今日は、朝読書でスタートすることにしました。校内を回ると、静かに自分の席で本を読む子ども達の姿が見られました。(写真上) 子ども達は、どんな本を読書のために選んでいるのでしょうか。高学年の中には、自分で家から本を持ってきている子が多いようです。一言で読書と言っても、一人ずつ好きな本のジャンルには違いがあります。5,6年生ともなると、同じ作者やシリーズものなど、自分のお気に入りの本が固定化してくるものです。そういう傾向が出始めた時期が一番本に興味がわき、「読書が好き」と思える頃なのではないでしょうか。 明日の全校朝会(Zoom)では、読書旬間に関する話や読み聞かせをする予定です。高学年にお勧めの本として、私の行きつけの川越図書館から一冊本を借りてきました。明日紹介します。 3校時に、3年生が体育館に集まり、練馬区の農家の方をゲストティーチャーにお迎えして「畑の出前授業」を行いました。「畑の先生」としてお越しいただいたのは、開進第一小学校の近くにお住まいの渡戸さんです。練馬大根の栽培農家として、昔から大変有名な方です。(今まで練馬大根を取り上げたテレビ番組に、数多く出演されています。) 3年生は、社会科の時間に「練馬区は、23区の中で最も畑の面積が多い」ということを学習してきました。そして、キャベツ作りが盛んな地域であるということも学習済みです。渡戸さんからは、練馬区の農業の歴史について触れながら話をしていただきました。練馬区一帯に、昔はたくさんの農家があり、畑が広がっていたそうです。旭町小の近隣では、光が丘(公園〜団地全て)が全部畑だったそうです。戦争の影響で飛行場となり、多くの農家が立ち退くことになりました。練馬区は、大昔から練馬大根の生産が盛んでしたが、戦後はキャベツの生産に力を入れました。洋食にも合う野菜として、キャベツやレタスなどが全国的に生産量を増したことが要因のようです。しかし、都市化によって農家や畑が減少し、そのキャベツ畑も減りつつあるようです。 さらに渡戸さんからは、肥料や農薬など、日本の農業は厳しい基準で野菜を作っていることや、虫のつかない野菜の品種改良が進められている話などもしていただきました。(写真中) 「この歳になっても、野菜作りの勉強は欠かせない…」と、渡戸さんは話されていました。安全でおいしい野菜作りのために、日々努力されていることがうかがえました。10年以上前のことですが、私は4年間、開一小の副校長をしていました。渡戸さんには、その頃から大変お世話になっていました。毎年3年生の子ども達に、練馬大根の収穫体験を指導していただきました。また、大根を漬物にする工程を教えていただいたりもしました。久し振りにお会いしましたが、年齢を聞いてびっくりしました。現役でバリバリに活躍されている様子が感じられました。 6校時に、5年生がプールサイドに集まり、水泳の準備作業を行いました。プールは、先週木曜日に水を入れ、ろ過機を動かし始めています。今日は、先生達の指示で、プールの更衣室にしまってあった道具類を出したり、コースロープを運んだりしました。(写真下) 本日、今年度の水泳指導に関するプリントを配布しました。プール開きは、2週間後の28日(月)を予定し、各学年とも今学期中に2回の指導を計画しています。 6月14日の給食アジのごま味噌焼き ひじきの炒り煮 なすの味噌汁 牛乳 一口メモ アジは、「味がいい・おいしい」ということから名前が付いた魚であると言われています。 また、春の終わりから夏にかけての今頃が一番おいしい時期であるとも言われていて、うま味成分がたっぷり含まれています。エネルギーを作るのに必要なビタミンB群や、血管を健康に保つはたらきがあるEPAやDHAという栄養素が多くとれます。 6月12日(土)「天地の文」は、「学問のすゝめ」を書いた福澤諭吉が著しました。明治時代の初め(明治4年)に、子ども用の習字の手本として作ったものだそうです。当時日本に入ってきたばかりの時間や週日など、暮らしの基本となる決め事が書かれています。七五調になっているので、調子のよい言い回しで読むことができます。と言っても、文語調で書かれているため、すらすらと読むには練習が必要です。担任の先生も苦労していました。(写真上) 教科書には、現代語訳の文章も掲載されています。明治4年と言えば、文明開化の真っただ中です。子ども達に学問を身につけさせることが重要であると諭吉は考えたのでしょう。習字の手本としながらも、文字の練習だけでなく、文明開化の中で新しく取り入れられた太陽暦についても身につけさせようと考えて作られています。 最後は、このように締めくくっています。「一年一年又一年、百年 三万六千日(じつ)、人生わづ(ず)か五十年、稚(おさな)き時に怠(おこた)らば 老いて悔(く)ゆるも甲斐なかるべし。」・・・「一年一年を積み重ねると、百年ではおよそ三万六千日となるが、人生はわずか五十年程度である。幼い時に努力を怠り、年をとってから後悔しても仕方がない。(だから、今のうちに努力を惜しまないようにするのがよい。)」 「人生わずか五十年」という言葉にギクッとして教室を出ました。調べてみると、明治時代の平均寿命は43歳前後だったようです。最近は、「人生100年時代」と言われていますが、当時の人達は短くも充実した日々を生きていたのですね。 1年生は、国語の時間に「くちばし」という学習をしています。1年生にとって、小学校で初めて習う説明文です。教科書には、3種類(キツツキ、オウム、ハチドリ)の鳥のくちばしが取り上げられ、それぞれの形や役割が、「問いと答え」の形式で書かれています。写真と文章を対応させながら、正しく読み取る学習をしていきます。 ハチドリのくちばしについての説明は、次のように書かれています。「はちどりは、ほそながいかたちのくちばしを、はなのなかにいれます。そして、はなのみつをすいます。」教科書の写真を見ると、空中で羽ばたきながら、花の蜜を吸う瞬間をとらえた写真が載っています。(写真中) ハチドリは、アメリカ大陸の熱帯地方に主に生息していて、世界で一番小さな鳥の仲間です。小さい種類では、体長6cmでわずか2gというから驚きです。蜜を吸うために、ヘリコプターのように、空中でホバリングして静止することができます。 日本でハチドリを見ることはできませんが、それと似たような動きをするスズメガがいます。「ホウジャク」という名前の蛾の仲間です。飛んできたかと思うと花の前でピタッと止まり、空中でホバリングしながら蜜を吸います。これから夏に向けて見られる昆虫です。 3年生は、算数の時間に「数をよく見て暗算で計算しよう」という学習をしています。暗算は、2年生の時に学習をしています。その時は、2位数に1位数をたしたり引いたりする内容でした。3年生では、2位数同士のたし算・引き算の暗算を学習します。日常生活(特に買い物の時)でよく使われる暗算なので、しっかり習熟させておく必要があります。(写真下) 「100−79」の暗算は、どのように考えますか? いろいろな考え方があります。100を20と80に分け、80−79=1から21とする考え方・・・しかし、一般的なのは、ひく数(79)を分解する方法です。70と9に分け、100−70=30から30−9=21、あるいは100−9=91から91−70=21となります。 さらに、79を80とみる方法があります。100−80=20、1多く引いているので、20+1=21となります。・・・大人は、だいたいこの何十とみる暗算のやり方を使っている場合が多いのではないでしょうか。暗算で子どもの頭が良くなると言われます。いろいろな考え方を工夫して「頭を使う」ということが重要です。 緊急事態宣言中のため、学校公開が行えませんでした。本来であれば、今日紹介したような学習の様子をたくさんの保護者の皆様に参観していただけたのですが…残念でした。 6月11日(金) その2今日は、2年生の音楽の時間に、「Kandinsky」というアプリを使った授業をしていました。「Kandinsky」は、Google Chrome向けの音楽Webアプリ集の一つです。画面にお絵描きをすると音楽になるという、新感覚なアプリで、子ども達が夢中になって取り組んでいました。(写真上) まず、タッチペンを使って画面に絵を描きます。次に、画面下の再生ボタンを押すと、左から右へ音楽となって再生されていきます。上が高音で下が低音となるように分かれていて、音階のような感じで再生されていきます。丸を描くと自動的に目が入り、顔になります。また、絵の色を変えることで楽器が変わり、音色の違いを楽しむこともできます。 ところで、Kandinsky(カンディンスキー)とは、抽象絵画の創始者と言われているロシア出身の画家の名前です。彼の抽象画を音楽アプリに合わせたアイデアもすばらしいなと思いました。 5年1組で、外国語の聞き取りテストを行っていました。(写真中)いつものALTの先生の声とは違い、CDを使った音声を聞いて答える問題です。最近学習していた誕生日やプレゼントについての会話文のようでした。(私も教室の後ろから耳を澄まして聞いていましたが、理解できなかった部分が多々ありました。)何人かの子に聞いてみましたが、「難しかった」と言っていました。 3,4年生は「外国語活動」の授業ですが、5,6年生は「外国語」という教科として指導しています。外国語活動の「話す・聞く」の他に、「読むこと・書くこと」が入ってきているのが外国語の授業です。以前の中学1年生の英語が小学校高学年に入ってきたという感じです。 先日、低学年の外国語活動の様子をお伝えしました。ALTの先生と楽しくゲームをしている低学年の子ども達が、高学年になっても外国語の授業を楽しめるように、系統的な指導を心がけていきたいと思います。 1年生のアサガオが、ぐんぐんと伸びてきました。いよいよ支柱を立てて、つるを誘引していく必要があります。アサガオのセットについてきた追肥用の化成肥料をまいてから、支柱を用意していました。今年の1年生の栽培セットは、今までにない優れものの支柱がついてきました。マジックハンドのような伸縮性のある支柱です。(写真下) アサガオは、短日性の植物です。つまり、日が短くなると花芽がつきます。だいぶ日が長くなってきました。今年は、21日(月)が「夏至」です。きっと今月下旬辺りから、アサガオのつぼみが見られるようになると思います。 ふれあい環境学習(4年生)4年生の社会科の学習では、「健康なくらし」という単元の中で、ごみの処理と再利用についての学習を行います。 今回の出前授業に向けて、事前にどれくらいごみの分別方法や処理の仕方などを知っているのか確認したところ、あまり知らない子が多く見られました。知らないからこそ、どうやってごみを処理しているのかなど気になることがたくさんあったようです。 当日の出前授業では、ごみの分別とごみ収集車について、学級ごとに分かれて学習しました。どの学習でも、熱心にメモをとりながら学習を進めている姿が印象的でした。 校舎内のごみの分別についての学習は、密を避けるために学級を4グループに分けて、行いました。どれが燃えるごみや燃えないごみ、資源になるかを、クイズとお話から学びました。 また、校舎外では、ごみ収集車(小型プレス車)をスケルトン車にしたものを見せてもらいました。ごみ袋がどのように回収され、また排出されるのかを確認することができました。 そして最後に、ごみを再利用する仕方についても学習することができました。 子供たちは有意義な時間を過ごせたようで、学習が終わった後には、にこにこしながら「リデュース、リユース、リサイクル!」と、3Rについて話していました。 新体力テスト低学年は、初めての体力テストでした。各学級、学年で練習を重ね、一生懸命取り組みました。この経験を来年に繋げていってほしいです。 中学年は、例年とは異なり、手伝いの先生が少ない中、担任の先生の話をよく聞いて取り組みました。お互いに測定し合う場面もあったので、友達の運動する姿からコツを掴んだ子もいたようです。 高学年は、久しぶりの体力テストを楽しんでいる子が多くいました。友達と競い合い、よい記録を残そうと頑張りました。測定していた担任も、50m走のタイムが速くなったり、ソフトボール投げの記録が伸びたりする子ども達に驚かされました。 昨年は実施していないので、比較する記録が2つ前の学年の時のものになります。自分の成長に達成感をもった子もいたようです。 また、本来なら下級生の測定に手伝いに行く予定でいたので少し残念でしたが、手伝いに送り出しても十分なくらいに正しく測定できていました。 来年に向けて、走る、投げる、跳ぶ・・・などの体力をさらに向上させていけたらと思います。 6月11日(金) その1学習のまとめとして、実際に1kmを歩き、かかった時間や歩数を調べるとともに、その長さを体感させていました。校庭の遊具の周りを歩くコースを作り、200mの道のりになるようにラインを引きました。子ども達は、ストップウォッチを手に、いつもの速度で5周歩いてみました。(写真上) 歩数を数えながら歩かなければならず、さらに途中で虫が飛んできたりと、数々の困難があり大変そうでした。終わった子ども達に聞いてみたら、1kmを歩くのに、約15分かかったそうです。大人の足だと、12〜13分くらいでしょうか。よく不動産屋さんで、「徒歩〇分」と物件に書いてありますが、「徒歩1分=80m」として計算しているそうです。そうすると、1kmを歩くのに12分半かかる計算です。 1kmという道のりを体感させることが目的の学習でした。子ども達は、口々に「疲れた〜」と言っていました。ちなみに、旭町小学校から成増駅の南口までは、900mあります。(スマホの地図アプリは、すぐに道のりを求めてくれるので便利です。)学校から1kmは、成増の駅の改札を入って電車のホームに立ったところでしょうか。・・・これは、まさに私の通勤経路です。ということは、毎日駅から学校までを往復しているので、2kmを歩いていることになります。 さらに余談になりますが…、何年か前から毎日、ポケットに万歩計を入れています。私は1日に、どのくらい歩いていると思いますか? 正解は、1万〜1万2千歩です。(今日も、現在15時の時点で、9千歩を超えています。)カメラを手に校内を歩き回っていると、自然にそのくらいの歩数になります。問題は土日の歩数です。1万歩を超えるためには、犬の散歩にプラスして歩かなければなりません。 3,4校時に、4年生の「ふれあい環境学習」がありました。練馬区の清掃事務所からたくさんの方々に来ていただき、社会科のごみの学習に関する出前授業がありました。 視聴覚室では、ごみの分別の仕方について学びました。一つ一つのごみの見本について、どのように分別をしたらよいかを考えました。また、ごみを出す時に、どのように工夫をすればごみを減らすことができるのかを教えてもらいました。 玄関前では、スケルトン清掃車の見学をしました。ごみの集積所で、どのように清掃車でごみを回収していくのかを教えてもらいました。スケルトンなので、機械で押し込まれたごみが車体の中に入っていく様子を見ることができました。 後半は、視聴覚室に学年がそろい、資源とごみの行方についての学習をしました。各家庭から出されたごみが、清掃工場や埋め立て地に運び込まれていく様子を、写真やイラストを使って分かりやすく学ぶことができました。また、3Rの大切さについても教えていただきました。 最後に、近年話題になっている「海ごみ問題」についての話もありました。海ごみは、漂着ごみ、海底ごみ、漂流ごみの3種類に分けられます。それらのごみを調べてみると、圧倒的にプラスチック製品が占めていて、ペットボトルやお菓子の袋がほとんどであるとのことでした。(写真下) 毎年、区内のほとんどの小学校で、ふれあい環境学習が行われています。清掃事務所の皆さんは、誇りをもって授業をされているなと思いました。ある子が、「ごみ捨て場」という言い方をしたところ、すかさず「ごみ集積所です。ごみ捨て場ではありません。」と話されていました。 6月11日の給食野菜の甘味噌和え けんちん汁 牛乳 一口メモ 舞茸は食物繊維が多く、お腹の調子を整えてくれるはたらきがあります。 食物繊維には、その他にも様々なはたらきがあります。油や脂質が体に取り込まれるのをゆっくりにするはたらきでは、体を太りにくくしてくれます。また、舞茸に含まれる食物繊維には、免疫力を高める力もあり、体全体の調子を整えてくれます。 6月10日(木)先週金曜日にプール清掃があり、専門業者の人達が一日がかりでプールをきれいにしてくれました。明日からプールのろ過機を動かす予定なので、朝から水を入れ始めたところでした。プールに水がたまるまでは、6時間以上かかります。昨年度は、水泳指導が中止だったため、ろ過機を点検してからすぐに機械を止めることになりました。今年は、先日メール配信したように、水泳指導を実施する方向で検討しています。(詳細は、月曜日にプリントでお伝えします。) ところで、水泳を実施しない期間中もプールに水を入れておく必要があるのをご存知でしょうか。学校のプールは、火災等の緊急時の防火水槽の役目をしています。ですから、プール清掃で水を抜いた時は、必ず消防署に届け出をしています。 6年2組が理科室で実験をしていました。「体のつくりとはたらき」の単元での食べたもののゆくえについての学習でした。「ご飯は、口の中でだ液と混ざるとどうなるのだろうか」という実験テーマで、デンプンとだ液のはたらきについて調べていました。 ジッパー付きの小さいビニール袋を2つ用意し、それぞれにご飯粒を入れます。片方にはだ液を、もう一方には同じ量の水を入れて、よくもみほぐします。約40度のお湯に3分ほど浸した後、ヨウ素液を入れてデンプン反応を確かめます。(写真上)・・・これは、ご飯を食べた時の口の中を再現した実験です。「よくもみほぐす」のは、口の中でよく噛んで、ご飯とだ液が混ざり合っている状態です。また、40度のお湯に浸すのは、人の体温に近づけるためです。 結果は、水を入れた方は青紫色のデンプン反応がありました。だ液を入れた方は、紫色が薄くなりました。この結果から、だ液はデンプンを別なものに変化させる働きがあるということが分かりました。 今週月曜日の給食のニュースに、「ご飯を一口食べて30回ほど噛んでみると、甘く感じられるようになります。だ液には、ご飯の成分を体に取り込みやすくする働きがあります。」と書かれていました。昔から、よく噛んで食べなさいと言われてきましたが、それは食べ物を細かくするとともに、消化を良くする(だ液と混ぜる)ための言い伝えだったわけです。 今日の実験で使ったご飯は、担任の先生が家で炊いたものを用意してきたそうです。子ども達の学習のためならと、教材準備に余念がありません。 3年生は、社会科の学習で練馬区の様子について調べています。練馬区は、練馬大根とともに、キャベツが特産品になっています。これもホームページの給食のニュース(昨日)に書いてありました。「練馬区は、東京都23区で一番畑が多く、そこで作られている野菜の約40パーセントがキャベツであると言われています。」…たくさんのキャベツ畑をあちこちで見かけるわけです。 授業では、トラクターで畑を耕したり、畑にビニールマルチを張ったり、キャベツの苗を植え付けたりと、キャベツ農家の仕事の様子を資料を基に学習しました。(写真中) 実際に畑の様子を見たり、農作業の様子を見学させてもらうことが一番の勉強になります。ただ、子ども達が生活しているこの辺りには、広い畑がありません。そこで来週月曜日に、畑の先生に来ていただく出前授業を予定しています。講師は、開進第一小の近くで農家をされている方です。(授業の詳細は、月曜日にお伝えします。) 6年生の音楽の時間に、「カノン進行」についての学習をしていました。「カノン進行」というのは、ヨハン・パッヘルベルが作曲したカノンという曲(通称「パッヘルベルのカノン」という曲)の和声の理論を指しています。(写真下) 日本のこれまでの音楽史を振り返ると、過去のヒット曲の多くは、このカノン進行を使ったコードが用いられています。「世界に一つだけの花」、「糸」、「マリーゴールド」、「キセキ」、「涙そうそう」…と、多くの名曲を生み出したルーツがカノン進行にあるそうです。このコードの流れには、誰もが親しみやすいと感じることができる雰囲気があり、美しい流れとして広く認識されているようなのですが、ここから先は私にはよく分かりません。 授業では、「カノン進行を使って、自分で曲を作ってみよう」という学習の説明がありました。タブレットPCを使うと、音楽用の作曲ツールがあり、簡単な曲を作ることができるようです。次回から、タブレットPCを使って音楽の授業を行うという説明がありました。 ところで、パッヘルベルのカノンは私も大好きな曲です。昔からよく聴いていたのは、パイヤール室内管弦楽団のCDです。明るく輝かしい演奏に、何度心を癒されたことか…校長室でも時々流れています。♪ 6月10日の給食キムチスープ 牛乳 一口メモ ビビンバは、日本の隣の国である韓国の料理の一つです。 「ビビン」は「混ぜる」、そして「バ」は「ご飯」という意味です。具材に決まりはなく、野菜や肉をご飯とよく混ぜてから食べます。一般的には、甘辛く味付けして焼いた肉やナムル、キムチなどの具材をのせます。 給食では、肉の炒め物と3種類の野菜のナムルを和えて作りました。ご飯とよく混ぜていただきます。 あいさつ運動
旭町小学校では、「返事 挨拶 後始末」を大切にしています。
その一つの取り組みとして毎年3回、学期初めに代表委員会中心に「あいさつ運動」を行っています。1回目は、6月7日(月)、8日(火)、9日(水)で行いました。 実施の前の5月31日(月)の全校朝会で、代表委員会委員長から全児童に向けて、以下のような呼びかけを行いました。 「みなさんは、なぜ、あいさつをするのだと思いますか? あいさつは、いろいろな所でします。 初めて会う人、家族、友達、先生、いろいろな人とします。 あいさつをきっかけに、気持ちの良い生活が送れると思います。 あいさつは、そんな「まほう」のような言葉です。 大きな声ではできませんが、気持ちのよいあいさつが できるようになりたいですね。」 そういう呼びかけもあり、児童、一人一人が朝から気持ちの良い、元気な挨拶をすることができました。 「まほう」のような言葉!旭町小学校の良さとしてこれからも大切に、そして広げていこうと代表委員会では考えています。 また、6月8日(火)には、小中一貫教育の一つとして、豊渓中学校の生徒も参加してくれました。このような小学校と中学校との関わりを今後も大切にしていきたいと考えます。 6月9日(水)ナップザックの生地は、一人一人がカタログから選んで購入しました。また、ナップザックのデザインを考え、刺しゅうやフェルトを使って飾っていく予定です。 昨年度学習した裁縫やアイロンのかけ方、ミシンの使い方を全て活用して作る、初めての大作になります。出来上がったら、展覧会の家庭科作品としても出品予定です。完成までにはまだまだ時間がかかると思いますが、一針一針ていねいに製作しています。(写真上) 今日から、低学年の外国語活動が始まりました。高学年は、週2時間の外国語を教科として指導しています。中学年では、週1時間の外国語活動を行っています。旭町小学校では、さらに低学年への外国語活動も実施していきます。1,2年生の各クラスに、年間数時間の外国語活動を計画しています。 外国語や外国語活動の時間は、基本は担任が指導し、ALTの先生が発音等の指導補助をして授業を進めていきます。旭町小では、さらに地域協力者として外国語の授業支援の先生に入っていただくようにしています。(ただし、地域協力者として入っていただく時数は、年間で限られています。) 2年生の教室では、昨年度も外国語の授業を行っていたこともあり、子ども達はとても楽しみにしていたようです。今日は、英語を使ってあいさつを交わし、お互いの名前をカードに書き合うゲームをしていました。今後も、英会話を通じて楽しく活動ができるように、指導を工夫していきます。(写真中) 1年生の教室で、タブレットPCを使った指導が行われていました。今日は、まず自分のID番号とパスワードを入力して、初期設定をしていました。連絡帳に貼った番号を確認しながら、慎重に指で画面をタッチしていきました。(写真下) また、練馬区で推奨する「まなびポケット」への設定も行いました。「まなびポケット」は、ICTを活用した様々な授業の場面で使うことができます。デジタル教材を使ってドリル学習をしたり、先生から送られてくる教材に回答したり、さらにはクラスの仲間と意見のやり取りをしたりと、その活用方法は工夫次第で無限に広がります。 2年生以上では、日常の授業場面で活用している様子をよく見かけます。1年生の子ども達にとっては、初めてのタブレット画面の扱いで、少し難しく感じた子がいたかもしれません。今後もたくさん触らせながら、操作方法に慣れさせていくようにします。 外国語活動(1年生)ALTの先生と笑顔で"Hello!"と挨拶を交わしました。 子供たちに1学期の外国語活動は本日のみの予定であることを伝えたら、早く2学期になってほしいという声がたくさん上がりました。 外国語活動(2年生)久しぶりのマーク先生と辻先生との授業を、子ども達は楽しみにしていました。授業の初めに、いつも自分の名前がローマ字で書かれている名札をマーク先生から手渡しでもらいます。子ども達は、元気に "Yes!" と返事をして、名札を受け取ります。(写真上) 今日の学習課題は、「自分の名前を伝えよう」でした。 初めに、名前の伝え方を知り、何回も言いながら練習します。その後、教室を歩き回りながら、友達同士でやりとりをし、サインをもらいます。子ども達は、自分の名前を一生懸命友達や教員に伝えようとしていました。(写真中) 授業の最後には、マーク先生による読み聞かせがあり、ジェスチャーや絵本の絵をよく見て、話の内容を理解しようとする姿がたくさん見られました。(写真下) 今後も体を動かしたり、友達とやりとりをする時間を設けたりしながら、楽しく外国語の学習に取り組んでいきます。 6月9日の給食練馬キャベツ入りポトフ サクランボ 牛乳 一口メモ 今日のポトフには、練馬区でとれたキャベツを使っています。練馬区は、東京都23区で一番畑が多く、そこで作られている野菜の約40パーセントがキャベツであると言われています。練馬区の特産品であるキャベツをたっぷり使い、優しい味のポトフに仕上げました。 サクランボは、「紅さやか」という品種です。さわやかな甘さと酸っぱさが特徴のサクランボです。 蒸し暑かったり、すっきりしない天候が続いたりと、疲れがたまりがちになりますが、しっかり食べて体力をつけるようにしていきましょう。 4年生 箏の発表会毎時間、最初にまず箏を置く台を組み立て、二人一組で箏を運び、自分の指に合う爪を用意してと、班で協力して準備をします。4年生には難しいかなとも思ったのですが杞憂でした。友達同士で声を掛け合って上手に進めていました。 箏の演奏も、慣れてくるとしっかりとした手先で味わいのあるいい音を響かせていました。主旋律が上手にできるようになった児童は、飾りのふしにも挑戦しました。今日は、今までの練習の成果をクラスの友達にも聴いてもらう発表会を行いました。一人で堂々と演奏する子、二人で素敵な二重奏を聞かせてくれる子、その演奏にじっくり耳を傾ける他の子供たち。緊張感に包まれる中で、背筋をピンと伸ばして箏に向かい、どの子の演奏もとても立派でした。子供たちの感性と、習得の速さに感心しました。 6月8日(火) その2旭町小の図書室は、北校舎の1階にあります。毎年図書の予算で新しい本を購入するとともに、図書管理員さんに週2日間勤務していただき、本の管理をお願いしています。おかげで、本の分類がきちんとされていて、とても使いやすい図書環境になっています。低学年では、毎週1回ずつ図書の時間を設定することができるので、定期的に本を借りる習慣を身につけさせることができます。 来週の全校朝会では、Zoomを使って本の紹介や読み聞かせをしようと思っています。図書管理員さんに協力していただき、本を探してもらいました。図書室の本は、全てバーコードがつけられていて、パソコンによって蔵書管理が行われています。教員用の貸し出しカードを使い、5冊借りてきました。来週の朝会までに、紹介の仕方や読み聞かせの練習をしておきます。 中休みに、4年生の子ども達が先生と一緒に中庭の池に集まっていました。教室で飼育する生き物の計画を立てていたようです。中庭の池は、春までたくさんいたオタマジャクシがカエルになって卒業し、今はすっかりメダカの学校状態です。たくさんの子メダカが誕生したばかりで、藻の陰で子メダカがツンツンと泳ぎ回っていました。 現在中庭は、ステキなユリ園になっています。子ども達の背丈よりもはるかに高い見事なユリが色とりどりに咲き始めました。学校にあるのは、黄色や白、赤色をしたスカシユリの園芸品種のようです。ユリにはいろいろな品種がありますが、横向きや下向きに花をつけるものが多いです。それに対してスカシユリは、上向きに花を開く特徴があります。(写真中) ユリは、秋植えの球根植物なので、一度植え付けると毎年花が見られます。ただし、生育環境の良い場所でないと毎年続けて花が咲き続きません。中庭は、半日蔭になる場所なので、ユリの生育には適しているのでしょう。主事さんに聞いてみても、毎年特に手入れをせずに咲いているそうです。切り花に利用したくなりますが、翌年の球根を育てるためには、なるべく葉を残しておく必要があります。咲いている間に、毎日目で楽しませてもらうことにします。 6年2組の教室に入ると、シ〜ンと静まり返っていました。手首を押さえたり、首の脇に手を当てたりして、全員が動かずにじっとしていました。黒板を見て分かりました。理科の「体のつくりとはたらき」の学習として、酸素が血液によって運ばれる様子を調べる実験をしているところでした。(写真下) この単元では、心臓の動きを「拍動」といい、それによって起こる血管の動きを「脈拍」ということを習います。そこで、自分の脈拍が1分間にどのくらいあるのかを調べていました。1分間の脈拍数は、成人で70〜80回と言われています。子どもはそれよりも多く、年齢とともに少なくなります。ちなみに、高齢になるほど少なくなるのは、基礎代謝が減るためとのことです。 6月8日の給食イワシの梅干し煮 じゃがいものきんぴら カボチャの味噌汁 牛乳 一口メモ 今日のイワシは、梅干しと一緒に2時間30分ほど煮込みました。ですから、イワシは骨まで食べられる柔らかさになっています。 骨ごと食べることで、骨を強くする栄養素であるカルシウムをたくさん摂ることができます。また、梅干しの酸っぱさのもとであるクエン酸は、疲れを回復させる働きもあります。 6月8日(火) その1・・・『今日は、まずこのような詩を紹介します。(資料を見せながら)長野県のお寺の住職であった、藤本 幸邦(ふじもと こうほう)さんの有名な言葉です。全文を読んでみます。 「はきものをそろえる」 はきものをそろえると心もそろう 心がそろうとはきものもそろう ぬぐときにそろえておくと はくときに心がみだれない だれかがみだしておいたら だまってそろえておいてあげよう そうすればきっと 世界中の人の心もそろうでしょう みなさんは、学校に来て昇降口でうわばきにはき替える時に、くつをそろえてしまうようにしていますか? 旭町小では、くつのつま先を奥に、かかと側を手前にして、全校児童のくつの入れ方をそろえています。1年生も入学してすぐに、くつのしまい方の約束として、担任の先生から指導されていました。 自分のくつ箱にしまうのであったら、つま先が手前側であっても、左右のくつが重なり合っていても構わないと思いませんか? ところが、「全校児童がくつの向きをそろえておく」というところに大きな意味があるのです。「はきものをそろえると心もそろう 心がそろうとはきものもそろう」と書かれています。休み時間が終わって教室に戻る時に、くつをはきかえて外ぐつをしまいます。左右のくつをそろえてくつ箱にしまうのは、ほんの一瞬の動作です。あわてて片方のくつがひっくり返ったままにしてしまった子は、多分教室で受ける次の時間の授業でも落ち着かないのだと思います。つまり、休み時間から授業へと気持ちを切り替え、心を落ち着かせる時間が、くつをそろえて入れるその瞬間なのです。 次に、「ぬぐときにそろえておくと はくときに心がみだれない」と書いてあります。生活科や理科の学習の時間、あるいは体育の時間に校庭に出る時に、外ばきのくつにはき替えます。外に出て学習が始まってから、落ち着いて授業に集中して取り組める子は、きっとくつ箱にぬいだくつがそろっていた子です。次にくつをはく時のためにも、くつ箱にしっかりそろえて入れておくことが大切なのです。 最後に、「だれかがみだしておいたら だまってそろえておいてあげよう そうすればきっと 世界中の人の心もそろうでしょう」と書いてあります。5,6年生は、移動教室の宿舎で、トイレのサンダルを常にそろえるように指導されます。自分が使ったサンダルだけをそろえることしかしないと、次第にトイレのサンダル全体が乱れてきます。しかし、他の子が使ったサンダルをそろえてあげる子が出てくるようになると、いつもサンダルの向きがしっかりそろうようになってきます。これは、くつやサンダルのことだけではなく、教室の掃除用具入れや給食着をしまうロッカー、図書室や学級文庫の本棚でも言えることです。「だれかがみだしておいたら だまってそろえておいてあげよう」というやさしい心が広がっていくとよいですね。』・・・ Zoomの画面では、昨日撮っておいた子ども達の靴箱の写真も見せました。旭町小の靴箱は、比較的靴がよくそろって入れてあります。(いつも校内が落ち着いているわけです。) 中休みが終わって、校庭から戻ってくる様子を昇降口で見ていました。どの子も意識して靴を入れていたようでした。(写真上)ぜひご家庭でも、玄関で靴をそろえるようにさせてください。 2階の掲示板には、今日紹介した詩やホームページに載せている写真から選んだ掲示物(正門脇の掲示板にも同じものがあります。)を貼りました。(写真下) 6月7日(月) その2幼いゆみ子が最初に覚えた言葉は、「一つだけ、一つだけちょうだい」でした。戦時中で食べ物が乏しい中、お母さんはいつも「一つだけよ」と言って、ゆみ子に自分の食事を分けていたので、真っ先にその言葉を覚えてしまいました。戦況が厳しくなった頃、ついにゆみ子のお父さんにも赤紙が届きます。お父さんが戦争に行くというのに、何もわからず、ぐずって泣き出してしまうゆみ子。お父さんは、そんなゆみ子に、一輪のコスモスの花を握らせて汽車に乗り込みます。・・・教師が範読するのも辛くなるような悲しい物語です。しかし、戦争を知らない4年生の子ども達に、いかに当時の状況を説明するかがまず重要です。当時の様子をきちんと理解させることで、この物語の読み取りが変わってきます。 最後の場面は、戦争が終わった後のゆみ子が描かれています。今日、4年1組では、戦争中と戦争後の場面をいくつかの観点で比較し、それぞれの違いを読み取りながら授業を進めていました。 この物語の題名は、なぜ「一つの花」なのでしょうか。そして、ゆみ子との別れの場面で、なぜお父さんはたくさんあるコスモスの花から1本だけをゆみ子に渡したのでしょうか。さらに、「一つだけのお花、大事にするんだよ…。」というお父さんの言葉は、何を意味しているのでしょうか。・・・「花=命」と考えると、全てがつながって見えてきます。 今日、1年生にタブレットパソコンを配布しました。しばらくは教室に保管しておきますが、準備が整い次第、各家庭に持ち帰らせます。 今日は、まず連絡帳の裏表紙に、各自のID番号と初期パスワードが印刷された用紙を貼らせました。次に、北校舎にあるパソコン室から各自のタブレットPCを運んできて、ドングルのつなぎ方を練習しました。(写真下) 2年生以上もすでに配布していますが、今年度よりインターネット環境に接続するドングルを、短いUSBケーブルでつなぐ設定に変更しています。昨年度末に練馬区で導入したタブレットPCでしたが、一番破損が多かったのがドングルの接続部分でした。その対応策として、USBケーブルをつけることになりました。 1年生のタブレットPCは、昨年度の6年生が使用していたものを使っています。(足りない台数は、他校から届いたものです。)今日配布したタブレットPCには、一人ずつ名前が書かれたタグがつけられています。学年が上がっても、卒業するまでの6年間、同じ機器を使用していきます。今後、少しずつ使い方を練習し、学習のための道具として利活用していきます。 |
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