音楽会があります。子ども達の歌声と合奏をお楽しみください。29日(金)…児童鑑賞日 30日(土)…保護者鑑賞日

6月1日の給食

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献立名           ご飯
              豚肉の一味焼き
              磯和え
              キャベツの味噌汁
              牛乳


一口メモ

 6月になりました。もうすぐ梅雨がやってきます。梅雨の時期には、気温や湿度が高くなり、食中毒が起こりやすくなります。
 手洗いの仕方を徹底し、しっかりすみずみまで洗うように指導していきます。また、給食当番は白衣と帽子をきちんと身につけ、髪の毛などが給食に入らないように注意させています。そして、給食を受け取る子ども達も、衛生面に気をつけて待つように指導しています。
 今日の「豚肉の一味焼き」は、ピリ辛の味付けで豚肉を焼きました。ご飯が進む一品になりました。

5月31日(月)

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 今日は月曜日ですが、全校朝会は明日行うことにしました。毎週月曜日の朝は、他校も一斉にZoomを使って朝会を行うため、接続が途切れてしまいがちです。そのため、今週は曜日をずらして試してみることにしました。
 2校時に、教育アドバイザー訪問がありました。教育アドバイザーは、初任〜3年次の先生方の授業を見て指導・助言をするために、区内の各学校を回られている先生です。今日は、1年2組の国語の授業を参観していただきました。
 授業は、「かきとかぎ」という教材を使い、濁点の付く言葉の音と表記について理解させる内容でした。教科書には、「さるのだいじな かぎのたば。げんかん うらぐち まど とだな。どれがどれだか わからない。」という唱え歌が載っています。国語の時間では、まず音読が重要です。特に低学年では、何度も何度も音読を重ねていくことが大切です。先生の範読に合わせて指で文字を追わせたり、全員で声に出して読んだり、列ごとに役割を決めて読ませたりしていました。子どもは自然に暗唱できるようになっていきますが、きちんと教科書を手に持ち、文字を目で追いながら音読していくことが大切です。(写真上)
 ところで、濁点がつく文字を探す場面で、子どもの中から「あ」や「う」の濁点について声が上がりました。子どもは鋭いですね…漫画などで「あ゛」や「ゔ」を見たことがあるのでしょうか。なんとなく、普通の「あ」や「う」の発音と違い、強烈な叫び声から発せられる響きのように感じられます。しかし、これらは正式な日本語にはない表記の仕方です。ただし、「ゔ」はカタカナで書く場合はよく使われます。「ベートーヴェン」とか「ヴェルディ」のように、外国の人物の名前などの表記には必要です。
 3年生が、カイコの卵の観察をしていました。これから3年生は、総合の学習の時間にカイコを育てていきます。直径が1mmほどの小さな卵を紙コップに分けて、虫メガネで観察をしました。透明な膜の中に、黒い幼虫がいることに気が付いた子がいました。本当に小さな小さな生命が、まさにこれから誕生する直前の様子を観察することができました。(写真中)
 昨年までは、練馬区の理科部でカイコの卵をまとめて購入し、各学校に配布していました。長い理科部の歴史にも予算削減の波が訪れ、今年からは学校ごとに購入することになりました。専門業者を通じて注文すると、ふ化する予定日の前に届くように送ってもらえます。さあ、3年生はこれからこの小さな命をどのように育てていくでしょうか。そして、小さなカイコの命から、たくさんのことを学び取ってほしいと思います。
 4年1組の教室に、アゲハチョウが入った飼育ケースが置いてありました。クラスの子が家から持ってきたようで、他にもさなぎが2匹入っているのが確認できました。成虫になったアゲハは、今朝学校に持ってくる時に羽化したばかりとのことでした。じっと羽を休めていました。(写真下)
 アゲハチョウは、柑橘系の木の葉に卵を産み付けます。旭町小の敷地内にも、ミカンやキンカンなどの木があるので、葉裏を調べてみたいと思います。ちなみに、キアゲハはニンジンの葉に卵を産み付けます。幼虫は、緑と黒のしましま模様です。子どもの頃に、畑のニンジンの葉にいた幼虫を育てたことがあります。夏休みの早朝に羽化する様子を観察した思い出は、ずっと心に残っています。

5月31日の給食

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献立名           千草うどん
              イワシのさんが揚げ
              華風きゅうり
              牛乳


一口メモ

 さんが揚げは、千葉県の郷土料理の一つです。漁師さんたちが、アジやイワシなどの魚を細かく刻み、ネギやしょうが、味噌などの調味料を混ぜて、「なめろう」という料理を作ります。その後、余ったものを貝殻などに盛り付けて、その貝殻ごと焼いたものを「さんが焼き」と呼ぶようになりました。
 さらに、さんが焼きにシソなどを巻いて揚げたものが「さんが揚げ」と呼ばれるようになったということです。今日の給食では、イワシのすり身を使い、のりを巻いて揚げました。

租税教室(6年生)

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 社会科の学習の一環で、租税教室を実施しました。
 2名の税理士さんから、「税金って何だろう?」、「税金にはどんな種類があるの?」、「税金はなぜ納めるの?」という3つのテーマに沿って、税について教わりました。
 子供たちからは、「税金が50種類以上あるのは、様々な立場の人が少しでも納得できるように色々な集め方をしているのだと初めて知りました。」や「税金は自分たちが作ったお金を集めるルールだから納めるのだと知りました。」など、税についての考えが深まったという感想がありました。
 税にかかわらず、社会のルールを決めるのは自分たち一人ひとりであるという意識をもち、積極的に社会のルール作りに参加しようとする姿勢が大切であると改めて学ぶことができました。

5月28日(金)

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 毛筆を使った学習は、3年生から始まります。書道セットがそろい、今月初めには横画の練習として「二」を書きました。今回1組では、縦画の筆の使い方の練習をしていました。筆を手にしている腕を上に持ち上げていくことで、線が少しずつ細くなっていくことを感じ取らせていました。(写真上)
 3年生は、毛筆の授業のスタート時期でもあるので、道具の準備や片づけまで、一つ一つをていねいに指導しています。また、毛筆を行う時の姿勢や筆の持ち方についての指導も大切です。筆は半紙に対して垂直にし、手首から肘にかけては常に机に対して水平になるように構えるのが基本です。毛筆の授業が毎週あるわけではないので、これらの基本をしっかり身につけさせていけるように、繰り返し指導していきます。
 今後は「はね」や「折れ」、「はらい」を練習しながら、様々な文字に取り組んでいきます。また、2学期の終わりには、3年生も毛筆で書き初めに挑戦することになります。
 6年生の2クラスに、「租税教室」がありました。2名の税理士の方にお越しいただき、各クラスに1時間ずつ授業をしてもらいました。租税教室は、日本の将来を担う子ども達に、税の仕組みや社会に果たす役割についての認識を広める活動として行われています。昨年度から、6年生の社会科は、1学期の始めに政治の学習単元が行われるようになっています。税金の仕組みも、大まかではありましたが学習しています。そのためか、今日の授業に強い関心をもって臨んでいた子が多く見られました。(写真中)
 子ども達にとって身近な税金は、「消費税」です。実際に子ども達も、物を買う時に支払っています。しかし、他にも税金の種類は、50種類もあるそうです。「なぜ、いろいろな種類の税金があるのか」ということを学ばせるために、子ども達にゲーム感覚の課題を出していました。
 『A・B・Cの3人が、それぞれ700万円、250万円、50万円を持っています。300万円を集めるためには、3人からいくらずつもらえばよいですか。』という問題でした。「Aが300万円払い、BとCは0円」という考え方もあれば、「全員から100万円ずつもらう(Cは借金をする)」という考えもあります。中には算数で習った比を使って計算し、「210万円、75万円、15万円」と細かく求めた子もいました。
 実は、どれも税金の集め方として使われている方法です。同率で税を納めるのは、法人税などがあります。また、特定の人からのみ徴収するのは、酒税やたばこ税などです。そして、全員が同等に支払っているのが消費税です。ということで、国民一人一人の立場や意見を調整するためにたくさんの税金の種類があり、税金の徴収の仕方を変えているということが分かりました。(なるほど…)
 昨日、世界的な人気絵本作家のエリック・カールさんが亡くなられたというニュースがありました。「はらぺこあおむし」など、多数の素敵な絵本で知られている作家です。
 5校時に、2年2組の子ども達が図書室で授業をしていました。本棚から改めて「はらぺこあおむし」の本を取り出し、ページをめくってみました。きっとどの子も幼稚園や保育園で読み聞かせをしてもらった覚えがあるでしょう。(写真下)
 小さな青虫が、いろいろな食べ物を食べていく経過は、仕掛け絵本としての面白さもあります。また、食べ物の名前や曜日を覚えることにもつながります。そして、大きく成長した青虫がさなぎになって蝶に変身するところは、ページをめくって「あっ」と驚く瞬間でもあります。

5月28日の給食

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献立名           ターメリックライス
              じゃがいもとひき肉の重ね焼き
              ペイザンヌスープ
              牛乳


一口メモ

 ペイザンヌとは、フランス語で「田舎」という意味です。フランス料理の中では、ペイザンヌとは「角切り」や「色紙切り」など、四角く小さく切った野菜を指す言葉です。
 今日のスープには、キャベツやじゃがいも、カブなどが入っています。鶏ガラスープと野菜の味が優しいスープになっています。

5月27日(木)

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 3年生は、図工の時間に「布のへんしん」という作品に取り組んでいます。家庭から古着などのいらない布を用意させ、切ったり裂いたり丸めたりして、生き物や乗り物などのぬいぐるみを作ります。さらにそれを使って物語を作り、ボール紙に貼って表現するという学習です。
 子ども達は、小さくなって着られなくなったTシャツなど、様々な古着を用意してきました。布は、身近な材料でもあり、材質の違いでいろいろな表現ができる素材です。また、プリント地の柄や色合いなど、布の見た目の印象が作品に結びつくことも考えられます。(写真上)
 布を裂くためには、最初にハサミで切れ込みを入れなければなりません。ところが、これが3年生の子ども達には難しかったようです。今までは、おもに紙を切るためにハサミを使ってきました。布を切るためには、まず布がぴんと張られていることと、ハサミと布地が垂直になるようにして切る必要があります。さらに、ハサミの上下の刃がぴったりとこすれ合うようにして、持ち手の指先に力を入れることが重要です。
 2年2組では、生活科の学習として「まちが大すき たんけんたい」という学習をしていました。自分たちの住んでいる地域に関心をもち、進んで様々な人とかかわりをもとうとすることを目的とした学習です。
 今日は、学区域地図を提示して、家の周りでよく行く所やお気に入りの場所、おすすめの場所などについて話し合う活動をしました。パン屋さんや中華屋さん、スーパーマーケット、コンビニなどのお店屋さんについて知っている子が多かったようです。
 そこで先生が、昨年度までの2年生が町探検で行った場所の写真を提示しました。幼稚園や駐在所など、すぐにどこにある施設か分かった子がいました。さらに、ねじを専門に扱っているお店があるようで、これは私も初めて知りました。小さなねじからとても大きなねじまで販売しているお店のようです。見学をしている子ども達の写真を見て、どの子も興味をもって先生の説明を聞いていました。(写真中)
 緊急事態宣言が解除になれば、2年生の町探検の学習を進めることができそうですが…どうも延長になる気配が濃厚のようです。
 今日は、6年生の全国学力学習状況調査の日でした。旭町小では、3校時に国語、4校時に算数、そして意識調査を6校時に実施しました。以前は、知識を問う問題(A問題)と、知識活用力を問う問題(B問題)を実施していました。2年前からそれらが統合され、国語と算数の調査を1時間ずつ実施することになっています。(写真下)
 給食の準備時間に、6年生の両クラスに行ってみました。テストが終わってホッとした子やぐったり気味の子ども達に、学力調査の感想を聞いてみました。ほとんどの子が口にしていたのは、国語のテストの時間が足りなかったということでした。国語では、書く内容や文字制限の条件が提示してあり、自分の考えを作文する問題がいくつか出題されました。どの子もこういう問題で時間がかかっていたようです。(大人がやったとしてもそうなるでしょう。)一方、算数はかなり早めに終わった子が多かったようです。自信あり気に「全部できました!」と宣言した子がいました。
 6校時は、児童質問紙調査を行いました。学習に対する関心や生活状況等について回答する調査です。朝食を毎日食べているか、同じくらいの時刻に寝たり起きたりしているか、携帯電話の使い方やゲームの時間について、家庭学習の時間、読書の時間や家庭にある本の数について・・・全国の小学6年生に調査をし、学力とどのような関係があるのかを分析するようです。また、昨年度の休校期間に関する質問もありました。コロナ禍の影響も調査しているようです。

5月27日の給食

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献立名           ご飯
              ひじき入り厚焼きたまご
              五目豆
              じゃがいもだんご汁
              牛乳


一口メモ

 五目豆の中には、たくさんの具が入っています。大豆は、水で戻した後、釜でふっくら煮て、シイタケや昆布などと一緒にじっくり煮込んでいます。たくさん作るからこそおいしくできる料理です。
 五目豆と言っていますが、何種類の具が入っていると思いますか? ・・・答えは、「大豆、こんにゃく、にんじん、たけのこ、ごぼう、シイタケ、昆布」の7種類が入っています。

バケツ稲(5年生)

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 5年生の総合の学習では、米づくりが始まり、バケツの中で稲を育てています。
 5月24日(月)に1組、26日(水)に2組で苗植えを行いました。バケツに土、肥料を入れて混ぜ、そこに苗を植えて水を張ります。苗植え中、子供たちは活動に夢中になり、泥だらけになりながら一生懸命に取り組みました。一人ひとりが時間をかけて丁寧に苗を植えていて、作業の大変さから普段食べているお米のありがたみを感じている子供もいました。
 育てた稲からどれだけのお米がとれるのか楽しみに、これから毎日水やりをしていきます。収穫が今からとても楽しみです。

5月26日(水) その2

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 4年1組の子ども達が、理科の時間に中庭に出て、動植物の観察をしていました。4年生では、身近な動植物の様子を季節を追って観察していく学習が理科の時間にあります。
 中庭の池の様子も、4月に見た時とはずいぶん変わっていました。たくさんいたはずのオタマジャクシがかなり減っていました。カエルになって、池から巣立っていったのでしょう。池には、今度はメダカがたくさん発生していました。また、水生植物も増えてきました。池全体がビオトープとなり、生態系が守られている環境下にあります。
 昨日、ホームページで白いアジサイの話題をお伝えしました。子ども達のいる池の手前に写っているアジサイです。(写真上)
 5年生は、総合の学習の時間に「バケツ稲作り」に挑戦しています。今月に入ってから種もみを観察し、教室で発芽の様子を観察してきました。芽と根が伸びてきたところで、いよいよバケツに植え替えです。畑の土をバケツに入れ、水と混ぜてドロドロの状態にします。発芽した苗をそっと植え付けていきました。
 図書室の外には、毎年5年生で使う田んぼがあります。それほど広い田んぼではありませんが、苗を購入して田植えを済ませています。余った苗は、バケツ稲としても育てていきます。腕や足、中には顔にまで泥をつけながら、2組の子ども達が楽しそうに植え付けをしていました。(写真中)
 6年生は、理科の時間に「植物の成長と日光の関わり」の学習をしています。植物が良く成長するためには日光が必要であるということは、5年生の時に学習済みです。6年生では、日光が当たることによって、植物にどのような変化をもたらすかということを実験していきます。
 今日は、2組が中庭に植えてあるじゃがいもの葉を使って実験をしていました。日光に当てた葉と日光に当てていない葉のそれぞれに、でんぷんがあるかどうかを調べる実験でした。
 ビーカーに水を入れ、実験用コンロを使って温めていきます。葉がやわらかくなるまで2〜3分煮た後、水で洗ってからヨウ素液に浸します。青紫色に染まれば、でんぷんが作られたことになります。(写真下)
 1校時は、前日にアルミホイルをかぶせておいた葉について実験し、でんぷんがない状態であることを確認しました。そして4校時は、午前中アルミホイルを外して日光を当てた葉と、アルミホイルをつけたままの葉を同様に実験してみました。結果は、日光を当てた葉の方に青紫色のでんぷん反応が見られました。植物の葉に日光が当たることで、でんぷん(養分)が作られるということが分かりました。
 この実験では、葉の緑色(葉緑素)が残るため、ヨウ素反応が分かりにくいという問題があります。昔は、湯煎して温めたアルコール(エタノール)を使い、葉の緑色を抜いて実験をしていました。アルコールを温めるということで、危険性を考えて教科書には掲載しなくなったようです。他社の教科書も、でんぷん反応が分かりやすい実験を毎年模索して変更を重ねてきているようです。

5月26日(水) その1

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 中庭で、サクラ草を種から育てています。連休明けの10日に種まきをして、2週間後の今週月曜日に、小さな芽が見られるようになってきました。(写真上)
 サクラ草は、とても細かい種を無数にまいて、育ってきた苗を少しずつ植え替えながら大きくしていきます。夏の暑さが苦手なので、いかに夏を乗り切るかが栽培のポイントになります。予定では、7〜8月に1回目の植え替えをして、小さなビニールポットに鉢上げします。そして、9〜10月に6号鉢に苗を植え付け、少しずつ大きくしていきます。…うまく育てると、12月頃から花が見られ、4月の初めまで楽しむことができます。
 サクラ草は、以前から着任した学校で毎年育ててきました。種は、昨年度育てていたサクラ草から採取したものと、購入したものの両方を使うようにしています。購入した種からは、とても鮮やかな色が出ます。(しかし、ほんの少ししか種が入っていません。)サクラ草と呼んでいますが、正式には「プリムラマラコイデス」という西洋サクラ草です。花色は、赤やピンク、白があります。
 秋には、全校児童が一人一鉢ずつ植え替え作業を行い、みんなで大切に育てていこうと考えています。どんな植物もそうですが、花が見られるまで、そう簡単に育つわけではありません。昨日の朝、ネコが入り込み、おみやげを置いていった形跡がありました。自分のために用意してくれたトイレと思ったのでしょう。ネコ除けの錠剤をまいておきました。今後は、夏の暑さとともに、ヨトウムシという蛾の幼虫の対策も必要になります。さらに、中庭は蚊が多いところなので、その対策も考えなくてはなりません。しかし、毎年そういう苦労があるおかげで、花が一層美しく感じられます。
 3校時に、3年2組で「よごれた絵」という資料を使った道徳の授業が行われていました。「過ちは素直に改め、正直に明るい心で生活をする」という「正直・誠実」にかかわる学習内容でした。(写真下)
・・・『ぼくは、図工室の掃除当番の時に、ぞうきんのキャッチボールで遊んでいました。その時、投げたぞうきんが壁に貼ってあった絵に当たって汚してしまいました。その絵は、あきらさんが描いた金賞をもらった絵でした。帰ってからも、金賞をもらってうれしそうにしていたあきらさんの顔が思い浮かびました。次の図工の時間、ぼくはあきらさんに謝りました。ぼくは怒鳴られると思ったけど、勇気を振りしぼって心から謝りました。あきらさんはぼくの方を向いて「いいよ」と言ってくれました。ぼくはもう一度、「ごめんなさい」と謝りました。』・・・子ども達の日常によくありそうな場面です。
 誰もが、正直に謝ることは大切なことと考えますが、実際はなかなかすぐに謝ることができないのが実情です。自分だったら…と、主人公を自身に置き換えて考えさせていくと、様々な葛藤が考えられます。道徳的な実践力は、すぐに身につくわけではなく、このような資料から学んだ経験が積み重なって心が耕されていきます。

5月26日の給食

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献立名           セルフフィッシュバーガー
              ジャーマンポテト
              ほうれん草とレンズ豆のスープ
              牛乳


一口メモ

 ジャーマンポテトは、ドイツの料理です。じゃがいもをベーコンなどの肉と炒めた料理です。
 ドイツの冬は、太陽が出ない日があるほど日が短いため、昔は作物を作るのが大変でした。そこで、夏の間に長く保存ができる玉ねぎやニンジンと一緒にじゃがいもをたくさん作り、冬の間は蓄えた野菜を少しずつ食べるようにしていました。このような歴史から、ドイツ料理にはじゃがいもが欠かせなくなったと言われています。

5月25日(火)

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 6年生が書写の学習に取り組んでいました。1,2校時は1組が、3,4校時は2組が行い、今日の天気にふさわしい「快晴」という文字を書きました。今回は、「筆順と点画のつながりを意識して、字形を整えて書くこと」をねらいとした学習でした。
 「快」の「りっしんべん」の正しい書き順をご存知でしょうか? 正解は、「左→右→真ん中の棒」です。真ん中の棒(縦画)を1画目に書いていた方はいませんか・・・と言っている自分がそうでした。「小」や「水」など、普通は中心の縦画を書いてから左右に書き順が続きます。りっしんべんと同じように「左→右」から始まる漢字として思いつくのは、「火」くらいしかありません。
 ところで、教室の電子黒板にお手本の文字が映っています。(写真上)担任の先生が書いたのではなく、書写の指導書についてくる動画ソフトが映し出されています。再生させると、真上から書くお手本の動画を見ることができます。筆の入り方や「とめ・はね・はらい」の筆づかいなど、繰り返し見せながら指導することができます。昔は、担任が水黒板を使ってお手本を書いていたものですが、便利な時代になりました。
 1年生は、図工の時間に「あじさい きれいだね」という作品に取り組んでいます。小さな折り紙を使い、アジサイの花びらを作っていきます。今日は、2組でその折り方の指導をしていました。先生の折り方を見て「簡単」と思っていた子も、いざ自分で折ってみると難しかったようです。最初の何枚かは、試行錯誤の末に出来上がり、いろいろな折り目が入るアジサイになっていました。
 子どもの頃に折り紙に慣れ親しむということは、とても大切な経験になります。図形の理解が進むと同時に、次の段階に行くためにどう折ればよいかと、思考力や想像力が身につきます。また、平面から立体作品が出来上がっていくことから、空間認知能力を伸ばすことにもなります。そして、さらには手先の器用さを高めるとともに、忍耐力・集中力にもつながります。
 5月はまだ一週間ありますが、すでに街のあちこちでアジサイが咲き始めました。学校にも、中庭にアジサイの株があります。アジサイは、土の酸度によって赤系になったり青系になったりします。中庭の池の近くに、白いアジサイが咲いています。白いアジサイは、赤や青の色素がもともと無い品種で、あまり見かけません。最近は、「アナベル」という白系(グリーン系)の西洋のアジサイが人気ですが、それとも違う真っ白なアジサイが旭町小にあります。
 先ほど、アジサイの花びらを折り紙で作っていたことをお伝えしました。しかし、正式には花びらに見える部分は「がくへん」です。アジサイの花は、中心にある小さな粒々のところを言います。
 3校時に1年生、4校時に2年生が50m走のタイムを計測していました。しっかり準備運動を行ってから、校庭に真っすぐ引かれたコースに2人ずつ立ちました。先生の合図とともに、手をしっかり振って全速力で駆けていきました。(写真下・・・2年生)
 毎年この時期に「新体力テスト」を実施しています。50m走もその種目の一つです。これから6月の上旬にかけて、全学年が様々な種目を実施していく予定です。

5月25日の給食

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献立名           豆チャーハン
              五目炒め
              レタスのスープ
              牛乳


一口メモ

 レタスは、サラダなど生の状態で食べることが多い野菜です。また、レタスにはたくさんの食物繊維が含まれています。
 生のまま食べると、シャキシャキとした食感がおいしく感じられます。一方、スープに浮かべて火を通すと、レタスがしんなりとしてたくさんの量を食べることができます。
 また、油と一緒に料理をすることで、風邪を予防する働きのあるビタミンEやカロテンなどの栄養素が、体に取り込まれやすくなります。

5月24日(月) その2

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 1年生は、算数の時間に「なんばんめ」という学習をしています。今まで0から10までの数について勉強してきましたが、この単元では、数には順序を表す際にも用いられる場合があることを学習します。
 前から何番目や後ろから何番目という言い方では、基準となる先頭(あるいは一番後ろ)から「1,2,3・・・」と数えていきます。「な〜んだ。簡単だ。」と思っている子も、実は意外な落とし穴が潜んでいます。
 「前から3つめに色を塗りましょう。」という問題と、「前から3つに色を塗りましょう。」では、表す数が違ってきます。数は実際の使い方によって、ものの集まりの大きさを表す集合数と、ある物の順番を表す順序数の2つがあります。先ほどの問題で言うならば、「前から3つめ」は順序数で、「前から3つ」は集合数を意味しています。同じ「3」という数字でも、「目(め)」がつくかつかないかで、意味するものが違ってきます。
 また、今日1組で学習していたのは、教室の座席を様々な方向から言い表すやり方についてでした。(写真上)「前から3番目、後ろから2番目」では、1つの座席を言い表すことができません。「前から3番目、右から4番目」のように、前後の順序数と左右の順序数とを組み合わせなければなりません。座標の表し方に通じる部分ですが、1年生の子どもにとっては難しい思考と言えます。
 4年生が理科の時間に牛乳パックを使って種まきをしたのは、ちょうど2週間前のことでした。牛乳パックを2つずつ用意し、ヘチマとツルレイシの種をまきました。4年生の廊下に置いてありましたが、先週から発芽した芽が牛乳パックの外にまでぐんぐん伸びてきました。
 今日は、2組の子ども達が自分の苗を机に持ってきて、じっくり観察していました。(写真中)3階の廊下は、直射日光が当たる場所ではありません。これから丈夫に成長させていくには、外の日当たりの良い場所に移す必要があります。4年生のために、ヘチマやツルレイシ用の棚が用意されている畑が、校庭のうんてい脇(道路寄り)にあります。ここは比較的日当たりが良いので、よく育つのではないかと思います。
 3校時に、1年2組の子ども達が学校探検をしていました。今日は、1階から2階を探検に来ていたようでした。みんなとても静かに歩いていたので、最初は学校探検に来たことに気づかないほどでした。職員室や校長室のドアから、中をきょろきょろと見回していました。(写真下)
 せっかくなので、子ども達にどんなものが見えたか聞いてみました。「お花がたくさんあった。」(確かにたくさんあります。)「パソコンがあった。」(校長室では、ほとんどパソコンに向かっての仕事です。)「ぬいぐるみがあった。」(ドラえもんやリラックマが置いてあります。)「大きな椅子があった。」…やっといい回答がありました。「その通りです。いろいろなお客様が見えて、お話をしたりします。」と説明しました。
 担任の先生が、「アリさんの声でお礼を言いましょう。」と伝えました。子ども達は、とっても小さな声で「ありがとうございました。」とあいさつをして教室に戻っていきました。今日の午後は、1年生の内科検診がありました。きっと、どの子もみんな静かに保健室で検診を受けたことでしょう。

5月24日(月) その1

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 今日の全校朝会は、Zoomを使って行いました。「話す力を身につけよう」という内容で話をしました。
・・・『今年度の学校生活が始まって、もうすぐ2か月が過ぎようとしています。1学期の学校生活のちょうど中間地点に差しかかりました。普段の生活の中で、みなさんは、授業中や友達との会話を通じて、しっかりと自分の思いを伝えることができているでしょうか。5月に入ってから、校長先生と副校長先生とで、各教室の授業の様子を見に行きました。教室の後ろから座っている姿勢を見るだけで、話の聞き方がよく分かるものです。また、進んで手を挙げて発表している子がたくさん見られて、立派だなと思いました。学校では、授業中に発表をしたり、グループで話し合いをしたり、あるいは先生に質問をしたりと、いろいろな相手に話をする場面があります。人に話をするということは、勉強においても、そして人とのかかわりの上でも、とても大切な力と言えます。
 話をする時は、まず声の大きさが重要です。今はマスクを常にしている状態なので、少し難しいところもありますが、いつも自分の声が話をする相手に届いているのかどうかを考える必要があります。授業中、発表をする時には、クラス全体に伝わる声の大きさで話をします。また、授業の中でグループごとに話し合いをする場合もあります。同じグループの子に届く声で話すようにします。教室のあちこちで、他のグループも話し合いをしているのですから、この場合も声の大きさを考えて、きちんと届く声で話をするようにしなければなりません。声の大きさについては、あいさつも同じですよね。相手に届く声であいさつをしなければ、気持ちが伝わりません。
 また、話をする時には、「最後までしっかり話をする」ということも重要です。発表する時の言葉は、「〜です。」あるいは「〜だと思います。」のように、文章で最後まではっきりと話すようにします。よく、「先生、消しゴム」とか、「先生、トイレ」と話す子がいます。「消しゴムを忘れました。」や「トイレに行ってきていいですか。」というように、話し言葉を最後まできちんと伝えるようにしなければなりません。
 最後に、周りの人に伝えたいことを、自分からきちんと話をしているでしょうか。けがをして保健室に行った時に、自分の言葉で、どこでどのようにけがをしたのか、その状況をきちんと話す必要があります。友達に対しても同じです。相手に話をすることで、お互いの気持ちが理解できるからです。一緒に遊びたいのか、遊びたくないのか、鬼ごっこをしたいのか、すべり台で遊びたいのか…思っているだけでは相手に伝わりません。自分がこうしたいと思うことや、相手にこうしてもらいたいと思うことは、はっきりと自分の口を使って話をしなければなりません。
 今日は、相手に話をすることの大切なポイントをいくつか伝えました。いつでも、どこでも、そして誰にでも、きちんと自分の言いたいことを伝えることができるように、話す力をしっかりと身につけていきましょう。』・・・
 他校も同様とのことですが、月曜日の朝は特にZoomがつながりにくいようです。今まで音楽室からZoomをつないでいましたが、今回は会議室にパソコンを持ち込んで行ってみました。全クラスがつながったかと思うと、やはり途中で途切れてしまったクラスも出てきたようです。ワイヤレスマイクも使い、校内放送を流しながら話をしました。

5月24日の給食

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献立名           ご飯
              魚の味噌田楽焼き
              切り干し大根のうま煮
              のっぺい汁
              牛乳


一口メモ

 今日の給食で出している魚は「サバ」です。サバは、脂が多い魚の一つです。その脂の中には、DHAやEPAという栄養素が多く含まれていて、血液をサラサラにしてくれる働きがあります。
 魚は苦手という子もいるかもしれませんが、今日は味噌で味付けをして食べやすいように工夫しました。味噌には、魚などの嫌なにおいを取る働きがあります。

5月21日(金)

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 1年生の算数の教科書に「0というかず」のページがあります。1年生は今まで、1から10までの数字の数え方や大きさ比べ、それぞれの数の構成について学習をしてきました。そこで、「0」も数字の一つであることを学びます。(写真上)
 「0」は、「ゼロ」と「零(れい)」の2通りの読み方ががありますが、小学校の算数では、「れい」と読ませています。では、「ゼロ」と「零」は、何が違うのでしょうか?
 元々、何もない状態を「0」と考えたのは、インドで生まれた概念でした。それがヨーロッパに伝わり、英語の「ZERO」となって日本に伝わったのが「ゼロ」という言い方です。一方、インドから中国に伝わって日本に入ってきたのが「零」です。では、英語と漢字の違いだけかというと、それだけではないようです。
 ゼロは、全く無いという意味をもっています。「交通事故ゼロ」、「ごみゼロ運動」などの場合は、「ゼロ」を使います。零は、全く無いの他に、「ほんの少し」という意味も含めます。「降水確率0(れい)パーセント」というのは、全く雨が降らないというわけではなく、ごくわずかに雨が降る場合を含んでいます。また、「れい」は、そのものが存在する場合にも使われます。「0時」、「0度」、「0点」は、何もないわけではなく、存在する時間や温度、点数を表しています。
 6年生の国語の授業では、説明文「時計の時間と心の時間」を学習してきました。この単元では、筆者の主張に対する自分の考えをまとめ、発表することで学習を振り返らせていきます。2組では、グループごとに集まって、各自の考えを発表し合っていました。(写真中)
 各教室の授業を見回っていると、隣同士での意見交流やグループでの話し合い活動の場面をよく見かけます。昨年度から実施されている新学習指導要領では、「主体的、対話的で深い学び」というキーワードが盛んに言われてきました。(最初の頃は、「アクティブラーニング」と言っていました。)小学校では、昔から子ども同士の意見交流を積極的に授業で実施してきました。しかし、さらにそれを強調して取り上げたということは、より能動的な会話を通じて学びを深めていくことを重視しているというわけです。
 この他にも、いろいろな教室で子ども達の話し方について指導している場面を見かけました。2年生の教室では、せっかく手を挙げて発表した子の声が聞こえず、何回か先生が聞き返していました。また、4年生の教室では、きちんと文章で(文末をはっきりさせて)発表するように指導していました。来週の全校朝会は、「正しく話すこと」についての内容で話をしようと思います。
 4校時に、4年1組の授業観察を行いました。「カンジー博士の都道府県の旅」という都道府県の漢字を習熟する内容の授業でした。4年生の新出漢字に都道府県名の漢字が追加されたことについては、先日のホームページでお伝えした通りです。都道府県名を使った短文作りのため、地図帳を開きながら名産品等を調べていた子もいました。
 授業の後半では、ローマ字についても学習しました。ローマ字は、3年生の国語の時間に指導することになっています。指導時数がほんの4時間ほどのため、4年生でも時々扱いながら覚えていきます。今日の授業では、都道府県名のローマ字表記の仕方について学習をしていました。(写真下)
 ところで、ローマ字には、訓令式とヘボン式があります。「でんしゃ」をローマ字で書くと「densya」、「ちゃわん」は「tyawan」となります。(これが訓令式です。)私が子どもの頃は、「densha」や「chawan」と表記していました。(ヘボン式です。)現在の国語の教科書では、訓令式で指導することになっています。しかし、日常よく目にする標識や駅名などは、全てヘボン式で表記されています。

5月21日の給食

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献立名           ポークカレーライス
              じゃこ入りサラダ
              牛乳


一口メモ

 ポークカレーライスには、豚肉が使われています。豚肉には、ビタミンB1という栄養素が多く含まれています。ビタミンB1は、疲れを回復する働きをもつビタミンです。豚肉の他には、大豆やうなぎなどに多く含まれています。
 ビタミンB1は、エネルギーを作り出すのに必要な栄養素です。足りなくなると、疲れやすくなったり口内炎ができたりするなど、肌の調子が悪くなります。

5月20日(木)

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 今日は、1校時から3校時にかけて授業観察を行いました。
 1校時は、3年1組で社会科の授業がありました。4月から3年生は、練馬区についての学習をしてきています。練馬区の土地の様子(土地の高いところや低いところの分布)や、交通の様子(道路や鉄道)についての学習をしてきました。
 今日は、練馬区になぜたくさんの人が住んでいるのかを、いくつかの資料をもとにして考えました。練馬区は、世田谷区に次いで都内で2番目に人口の多い区です。私が教員になりたての頃は、練馬区の人口を「約60万人」と教えていましたが、現在は「約74万人」と指導しています。住宅地の分布図や、商店街の分布について調べながら、人がたくさん暮らしている理由を考えました。(写真上)
 3年生の子ども達は、練馬区にたくさんの人が住んでいるということ自体をどのようにとらえているのでしょうか。近くに大きな公園がたくさんあるので、それほど人の多さを実感していない子がほとんどなのではないでしょうか。そういう子ども達を、一度私の住んでいる家の近所に連れていきたいものです。(埼玉県川島町)一面の田んぼや畑が広がり、家と家との間隔がどれだけ練馬区と違うのか…ほんの数秒で感じ取ることができるでしょう。また、夜の違いもたっぷり感じさせてあげられます。旭町小の周りは、夜になってもとても静かです。私の家の周辺は、今の時期は静けさにプラスして、カエルの鳴き声がします。田んぼに水か入り始める5月から、カエルの合唱が始まります。気にすれば気にするほど大きく聞こえてくるから不思議です。
 2校時は、2年2組の国語の授業観察に行きました。説明文「たんぽぽのちえ」のまとめの学習をしていました。本文に4つ書かれていたたんぽぽの知恵の中から「賢いと思うもの」を1つ選び、その理由を書くという学習内容でした。
 この説明文に書かれている4つのたんぽぽの知恵については、先日のホームページ内でお伝えした通りです。一度咲いたたんぽぽの花が、種に栄養を送るために地面にぐったりと倒れるというのは、大人でもびっくりするくらいの知恵と言えます。また、種を遠くに飛ばすために、倒れていたじくが起き上がり、背伸びをするようにぐんぐん伸びていくというのもすごいことです。雑草が生い茂った草むらの中で、そのような生存競争のための仕組みがあるというのは、驚くべきことです。
 授業中、担任の先生は、よく子ども達の席を回っていきます。「机間指導」と呼ばれていますが、何のために行っていると思いますか? いろいろな目的があって行われている指導です。「わからない子の支援に行く」…これはよくあることです。鉛筆が進まない子や、子どもの表情を察して先生が近寄っていきます。(写真中)「子どもの考えを掌握するため」…子ども達の様々な考えを把握しておき、全体指導に生かしていきます。他にも、「学習意欲を高めるため」という目的もあります。今後、授業公開が行われた際は、机間指導の教員の動きにも注目していただければと思います。
 3校時は、3年2組の国語の授業を見に行きました。2年生までに習った漢字を使って文章を書く「漢字の広場」の学習内容でした。最初に、電子黒板に1年生で習う漢字一覧が映し出されました。80字習いました。次に、2年生の一年間で習った漢字が提示されました。160字習っています。ということは、1,2年生までに240字もの漢字を覚えてきたことになります。
 漢字は、普段使わないと忘れてしまうものです。国語の教科書には、どの学年にもこのような漢字の習熟を図るためのミニ単元が用意されています。今回は、宝物を探しに冒険に行く絵を見ながら、既習漢字を入れて文章を書く内容になっていました。(写真下)

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