音楽会があります。子ども達の歌声と合奏をお楽しみください。29日(金)…児童鑑賞日 30日(土)…保護者鑑賞日

3月14日(月) その2

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 中休みに、多くの子ども達が半袖になって外に出てきました。日なたにいると、気温の上昇だけでなく、紫外線の強さも肌で感じられる季節になりました。(1週間後には、春分です。)
 校庭の東側、登り棒の隣のネット裏に、アンズの木があります。薄桃色の花が咲き、満開を迎えました。桃の花とよく似ています。校庭の西側にも大きなアンズの木が2本あるのですが、こちらはなぜかまだつぼみの状態です。品種が違うのでしょうか。アンズは、6月頃にオレンジ色の実をつけます。今年はどれくらい実がつくか楽しみです。(写真上)
 アンズの花で有名なのは、長野県千曲市の「あんずの里」です。毎年4月の上旬にあんず祭りが開かれています。今年は、26日(土)から2週間にわたって行われるようです。なだらかな傾斜地にたくさんのアンズの木が広がり、一斉に開花する景色は圧巻です。ひと目で多くのあんずの花が見渡せることから、「一目十万本、日本一のあんずの里」と呼ばれています。
 5校時に、6年2組で「今、私は、ぼくは」のスピーチ発表会がありました。先週、国語の時間に、発表に向けた準備を進めていることについてお伝えしました。また、木曜日の「たんぽぽの会」では、大学生の人たちに「今、私は、ぼくは」を語ってもらいました。いよいよ自分たちの番です。
 「卒業を前にして、これからの自分を思い描くとともに、将来どんな自分でありたいか」をテーマにしたスピーチ発表会です。今日は、クラスの半数の子が発表しました。中学校でがんばりたいことや、将来の職業について話した子がいました。また、今までの自分を見つめ直し、一冊の本をきっかけに考え方を変えたということをスピーチした子もいました。
 6年生が、しっかり一人一人の個性を発揮して話をする姿に、成長と頼もしさを感じました。また、スピーチが終わると、クラスの子ども達が感想や質問・意見を積極的に発表する様子も見られました。そういう姿も大切だなと感じました。(写真下)

3月14日(月) その1

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 土日も暖かくなりましたが、今日はさらにその上をいく初夏の頃の陽気になりました。登校時から、半袖で学校に来た子が何人かいたほどです。
 今朝、正門を通ったところで、ウグイスの鳴き声を聞きました。すぐ近くから聞こえてきたので、正門近くの梅の木かミカンの木の辺りにいたのだと思います。ウグイスは、鳴き声はきれいなものの、なかなかその姿を見せないことでも有名です。
 1,2校時に、5,6年生が体育館で卒業式の練習を行っていました。いよいよ合同での練習が始まりました。5年生の演奏による入退場を中心に、緊張感をもたせながら練習をしていました。
 以前は、卒業式の練習というと、寒い体育館で震えながら行うことが多かったように思います。最近は、暖房がなくても十分に練習ができるほど暖かく感じるようになりました。これも温暖化の影響なのでしょうか。
 今日の放課後、体育館の用具を片付け、式場の設営に向けた準備をします。今後は体育館の使用ができず、校庭を使って様々なクラスが体育の授業を行うことになります。
 1年1組が、校庭で鉄棒の技に挑戦していました。今まで継続して取り組んできたこともあり、いろいろな技が身についてきました。特に「逆上がり」は、補助器具を使ったり友達からコツを聞いたりして、たくさんの子ができるようになりました。
 逆上がりは、勢いや体のバランスでできるのでは…と思われがちです。しかし、実は腕の力が必要とされる運動です。逆上がりができるようになるためには、日々腕力を鍛えることが大切です。逆に言うならば、逆上がりを練習することは、腕力をしっかりつけることにつながります。
 次に必要になってくるのが、重心を上げる勢いです。勢いをつけるには、足で蹴り上げる力とともに、タイミングを図るリズム感も必要になります。大人や友達が補助をして、体を持ち上げるように支えてもらうことを繰り返していくと、徐々に感覚がつかめるようになってきます。
 低学年のうちは、くじけずに挑戦することが何よりです。1回の「できた!」という喜びは、鉄棒だけでなく、子ど達の様々な学習によい影響を与えることでしょう。
 ところで、校庭西側の鉄棒の奥には、梅の木が並んでいます。今、まさに花盛りとなっています。薄いピンク色の花がたくさんつきました。ここの梅の木は、昨年の6月にたくさんの実をつけました。今年も大きな実を期待したいところです。(写真上)
 2年生は、国語の時間に「スーホの白い馬」の学習をしています。昔から2年生の国語の教科書で扱われている物語なので、ご存知の方が多いのではないでしょうか。
 モンゴルの草原で暮らすスーホという少年と、白い馬との愛情を描いた物語です。貧しくとも、正直に懸命に生きるスーホの心の美しさが描かれています。また、命を助けられ、大切に育てられた恩を忘れず、最後まで忠誠を尽くそうとする白い馬の行動にも心を打たれます。(写真下)
 モンゴルでは、日本の「桃太郎」のように、誰もが知っているお話とのことです。このお話に出てくる「馬頭琴」という楽器は、弦も弓も馬のしっぽの毛が使われています。以前、モンゴルに旅行に行った先生が、お土産用の馬頭琴を買ってきてクラスの子ども達に見せていました。実物を見ると、さらにスーホの白い馬のお話が身近なものに感じられたものでした。

3月14日の給食

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献立名           かて飯
              れんこん生揚げバーグ
              はんぺんのすまし汁
              牛乳


一口メモ

 今日のハンバーグには、豚肉の他にレンズ豆や生揚げ、ひじき、れんこんなど、たくさんの具が入っています。
 レンコンは栄養が豊富です。特にビタミンCを多く含んでいます。また、れんこんには、野菜には珍しいビタミンB1・B2が含まれています。ビタミンB1は、エネルギーを作るのを助けるはたらきがあり、疲労回復に効果的とされています。

卒業式の練習(5年生)

 卒業式の練習が始まりました。まずはじめに、練習の前に卒業式という小学校生活の中でとても大切な行事に取り組む姿勢について考えさせました。子供たちからは「小学校生活最後の大切な行事だから、6年生のためにちゃんとやりたい」「6年生にしっかりした姿を見せて、お世話になった恩返しをしたい」など、様々な意見が出ました。
 次に、式での立ち振る舞いについてです。座っている時の待ち方や移動の仕方など一つ一つ丁寧に行うことを意識させました。演奏では、指揮をよく見てリズムが崩れないように気をつけさせました。
 練習は本番を想定し、緊張感をもって行っています。6年生にとって最高の卒業式となるように、5年生も努力しています。これから始まる5・6年合同練習では、さらに気を引き締めて練習に取り組んで欲しいです。

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3月11日(金) その2

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 先週の土曜日は、二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」でした。啓蟄とは、虫が冬眠から目覚め活動を始める頃という意味です。今週に入り、旭町小にも確かにその気配がいたるところに感じられるようになってきました。
 水曜日に、中庭の池の中にカエルの卵がびっしりと産みつけられているのを発見しました。ゼリー状の管の中に、タピオカのような黒い粒々がはっきりと見えていたので、産みたての卵であることは確実でした。よく見ると、ヒキガエルがあちこちにいました。冬眠から目覚めたばかりのためか、動きはスローモーションのようにゆっくりでした。今までどこに隠れていたのか、たくさんのメダカもすいすいと水面を泳いでいました。
 先生達にその情報を伝えたところ、昨日からいろいろなクラスの子ども達が生活科や理科の学習で池の周りに来るようになりました。今日は、1年1組の子ども達がやって来ました。みんな静かにじっと池の中を見つめていました。人の気配でカエルが逃げてしまうからです。
 そっと近づいてみると、カエルがところどころにいました。そのうちの1匹が、1年生の子ども達に興味を示したのか、上陸しようと近づいてきました。子ども達は、近づいてくるカエルくんにびっくりしながらも、静かに手を振っていました。(写真上)
 子どもの頃、田舎の城跡公園のお堀で、ガマカエルを捕まえようとしている人を見たことがあります。リールのついた釣り竿を使い、赤い布をつけて投げていました。カエルは赤い色に反応して寄ってくるということをその時聞きました。今日のカエルくんも、1年生の赤い帽子に反応したのではないかと推測できます。
 5年1組で「最後のコンサート チェロ奏者・徳永兼一郎」という道徳の授業がありました。「精一杯生きる」とはどういうことかを考えさせる「生命尊重」の内容項目の学習でした。
 この資料は、NHK交響楽団のチェロ奏者として活躍した徳永兼一郎氏の実話です。がんで亡くなる直前まで演奏を続ける徳永氏の姿は、まさに「精一杯生きる」とはどういうことかを子どもたちに投げかける力を秘めています。自分の体が思うように動かなくなっても、ホスピスのコンサートを目標にして、お世話になっているみんなに喜んでもらいたいという思いで練習を再開します。
 死を目前にした人の気持ちを考えるのは難しいことです。しかし、どんな思いで最後のコンサートに臨んだのかを、子ども達は真剣に考えていました。(写真下)
 そのホスピスでの演奏会の様子は、テレビのドキュメンタリー番組として過去に放送されたことがあります。YouTubeで見ることができます。弟の二男氏と共演したメンデルスゾーンのピアノ三重奏と、チェロの神様カザルスが愛した「鳥の歌」(カタロニア民謡)が演奏されています。その演奏を聞いた人たちは、誰もがこれが最後の演奏になるということを感じていました。とてもチェロを弾けるような体ではなかったにもかかわらず、兼一郎氏は最後の演奏に向かいました。まさに、全身の魂で弾いた「鳥の歌」でした。兼一郎氏の楽器製作に携わってきた佐藤さんの涙ながらのインタビューにも感動せずにいられません。
 道徳の教科書を読むよりも、40分間この動画を見るだけでよいくらいのドキュメンタリー番組です。

3月11日(金) その1

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 学校の周りがサクラ草の花でいっぱいになりました。9月末から10月にかけて、全校児童が一人一鉢ずつ植え替え作業をして大切に育ててきました。
 1年生は、今まで毎日、登校後すぐに水やりを欠かさずに行ってきました。ペットボトルのジョーロに水をくみ、たっぷりたっぷり水をあげていました。赤やピンク、白のサクラ草の花が、ますます元気になっていくように感じられます。(写真上)
 1年生の鉢には、チューリップの球根も一緒に植えてあります。最近急に暖かくなってきたので、サクラ草の株の隣からチューリップの葉が伸び始めてきました。春休み中には、サクラ草と一緒にチューリップの花も同時に楽しむことができます。来週中に、全校児童がサクラ草の鉢を家庭に持ち帰ることになっています。(低学年は、明日以降保護者の方が持ち帰ってください。)
 職員玄関前には、学校用のサクラ草が150鉢並んでいます。植え替えの時は5,6年生に手伝ってもらいました。その後、私が水やりなどの管理をしてきました。ちょうど今が満開のピークを迎えつつあります。卒業式の会場にサクラ草の鉢を並べて華やかに彩る予定です。
 中休みになり、春の陽気に誘われて、たくさんの子ども達が校庭に出て遊んでいました。着るものを調節しないと、汗ばむほど気温が上がってきました。
 今日は、3月11日です。東日本大震災から11年目を迎えます。追悼式典が各地で予定されています。東京都から連絡があり、半旗を掲揚して弔意を表すことにしました。(写真下)
 今週水曜日の朝、今年度最後の避難訓練がありました。火災の訓練でしたが、全校児童が参集せずに、廊下までの避難で終わりにしました。その後、全校に放送を入れ、東日本大震災のことについても話をしています。
 11年前というと、6年生は1歳、5年生はまだ0歳の頃でした。震災による被害の大きさや、東京でも様々に影響があったことなど、子ども達にしっかり伝えていかなければなりません。ニュース番組等でも扱われることでしょう。今日の家族の会話に、ぜひ東日本大震災のことを含めてください。

3月11日の給食

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献立名           海鮮味噌ラーメン
              フルーツヨーグルト
              牛乳


一口メモ

 6年生のリクエストで、揚げパンの次に多く票を集めたのは、ラーメンでした。
 給食室で作るラーメンは、鶏ガラや豚骨でじっくりだしを取っています。さらに、何種類もの野菜や肉、魚介類のだしも加わっています。
 味噌の主原料である大豆は、良質の植物性たんぱく質を多く含む食品です。さらに発酵によって、アミノ酸やビタミンなどが生成され、栄養的に優れたものになっています。

おはなしコンチェルト たんぽぽの会(6年生)

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 3校時に「おはなしコンチェルト たんぽぽの会」がありました。絵本の読み聞かせと音楽のコラボレーションで響き合う、新しい世界を味わいました。
 よく知っているお話も、そうでないお話も、生演奏が付くことによって、場面の様子や登場人物の気持ちがより一層伝わってきました。気が付くとお話の世界に入り込んでいました。
 読み聞かせの他にも、トロンボーン、ファゴット、チェロなどの楽器の特徴や、珍しい楽器の紹介などもしていただきました。
 会の最後には、大学生の皆さんから、思い描く夢を教えてもらいました。12歳の6年生にとって、自分たちの少し先の未来を生きている学生の皆さんが夢を語る姿は、しっかりと響いたようでした。すてきな時間を過ごすことができました。

児童集会「何の絵でしょうか集会」

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 今年度最後の児童集会がありました。今回の集会は、集会委員が何の絵を描いているかをクイズにした集会でした。

 何の絵なのかを当てるだけではなく、
1〜4秒で当てられた人は・・・達人
5〜7秒で当てられた人は・・・上級
8〜11秒で当てられた人は・・・中級
12〜15秒で当てられた人は・・・初級
という時間でも競えるように、ルールを工夫しました。

 感染症対策で、最後の集会も集まることができない集会となってしまいました。動画に撮って、各教室で視聴しながら参加する形で行いました。
 それでも集会委員の子ども達は、全校で楽しめる集会をしっかり考えました。来年度は、全校が顔を合わせて楽しめる集会が実施できることを願うばかりです。

3月10日(木)

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 4年生は、校庭の体育の時間に「フラッグフットボール」を行っています。フラッグフットボールは、アメリカンフットボールを起源として生まれたスポーツです。アメリカンフットボールの戦略性をそのまま取り入れ、少人数かつ少スペースで、しかも安全に楽しむことができるように開発されました。
 フットボールにつきものの「タックル」の代わりに、プレーヤーの両腰に付けた「フラッグ」を取るルールになっています。そのことから「フラッグフットボール」という名前になりました。フラッグフットボールは、サッカーのフリーキックのような「セットプレー」を繰り返して得点を競い合うゲームです。ボールを持って運ぶ「ラン」か、投げてキャッチする「パス」で、いかに相手の陣地の奥までボールを運べるかで得点が決まります。
 楕円形のボールを使用する点や、フラッグを腰に付ける点でタグラグビーに似ていますが、ゲームの内容は大きく違っています。タグラグビーは決められた時間の中で動き続けるのに対して、フラッグフットボールは攻撃回数が決められていて、攻撃が終わると攻守が入れ替わります。プレー前に毎回作戦会議を行うことも大きな特徴となっています。(写真上)
 3校時に、「おはなしコンチェルト たんぽぽの会」の皆さんによる絵本の読み聞かせと生演奏の公演がありました。たんぽぽの会は、洗足学園音楽大学の公認サークルです。毎年、川崎市や東京都を中心に、いろいろな学校をまわって絵本の世界の楽しさを伝えるための活動をしています。
 当初は、2月に全校児童を対象に行う予定でした。3学期に入り、異学年での集まりができなくなったため、3月に延期しました。さらにまん延防止…が延長となり、「今年は中止か」とあきらめかけていたところ、1学年のためだけでも来ていただけることになりました。そこで、卒業を前にした6年生に向けの公演をお願いしました。
 おはなしコンチェルトは、体育館のスクリーンに絵本のさし絵を映し、朗読をするとともに生演奏が加わります。音楽大学の学生で構成されているので、それぞれの専門分野を生かした楽器が使われます。ピアノにファゴット、トロンボーン(2本)、打楽器類、そして顧問をされている先生のチェロも加わり、すてきな音楽に包まれた絵本の世界に引き込まれていきました。(写真中)
 プログラムは、「きょうはなんのひ?」、「スイミー」、「ラチとらいおん」の3つのお話でした。たんぽぽの会は、音楽だけでなく、朗読もとても上手です。大学に「声優アニメソングコース」という専攻があり、今日は声優をめざしている学生が参加して朗読を担当していました。
 会の最後に、大学生一人ずつから話をしてもらいました。6年生は、国語の時間に「今、わたしは、ぼくは」で将来の自分についてスピーチをする学習をしています。それに合わせて、6年生と10歳ほどしか違わない大学生が、今どのような夢を抱いて生活しているのか、子ども達の前で一人ずつ語ってもらいました。
 「自分の専門の楽器を演奏することで、音楽活動をさらに広げていきたい」と話した学生もいれば、「大きなホールにお客さんをいっぱいに入れて演奏してみたい」、「誰でも気軽に演奏を楽しめるカフェを開いてみたい」、「学校の先生か役者になりたい」…どの学生の目もキラキラと輝いていました。目の前の6年生に向けて、「自分のやりたいことをめざしてがんばって!」という励ましの声もありました。若者が自分の夢を語る姿はすてきだなと思います。もうすぐ小学校を巣立つ6年生の心に、しっかりと響いたようです。
 4年生の理科「すがたをかえる水」の学習では、水を温める実験をしてきました。今度は、水を冷やした場合の変化を調べています。「水を冷やし続けると、水の温度と様子はどのようになるのだろうか?」というテーマで実験を行いました。
 大きなビーカーに氷水と食塩を入れ、試験管の中の水を冷やしていきます。棒温度計の目盛りを2分おきに読みながら、同時に試験管の中の変化も観察していきました。
 実験すると、今まで学習してきた水が沸騰する時の温度変化によく似ていることが分かりました。沸騰する時は、約100度まで上昇すると、そのまま一定の温度が続きました。水を冷やした時は0度近くまで下がり、同じようにそのまま一定の温度が続きます。ただ、沸騰の場合と違うのは、しばらくすると(水が氷に変わると)さらに温度が下がっていくということでした。マイナス10度近くまで下がり、みんなびっくりしていました。(写真下)

3月10日の給食

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献立名           ご飯
              さばのカレー焼き
              煮びたし
              豚汁
              牛乳


一口メモ

 カレーは、複数のスパイスから作られています。そのスパイスは、漢方薬として使われているものも多く、それぞれ健康への効果が期待できると言われています。
 カレー粉は、ターメリック、コリアンダー、クミンなどのスパイスからできています。スパイスには、血の流れを良くして体を温めたり、香りで食欲を増したりするはたらきがあります。
 修了式や卒業式まであと少しになりました。しっかり食べることで、体調を整えて毎日を過ごせるようにしていきます。

3月9日(水)

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 小学校の算数の授業では、2年生から5年生にかけて、立体図形についての学習があります。2年生は、「はこの形をしらべよう」という単元があり、ちょうど今学習しているところです。家から持ってきた空き箱のいろいろな面の形を紙に写し取ったり、粘土と竹ひごで立体を作ったりします。頂点や辺の数に着目させていきます。(写真上)
 3年生は、「まるい形を調べよう」という円と球について学習する単元があります。(10月〜11月の単元)4年生では、立体の面・頂点・辺についての特徴を調べたり、展開図を書いたりします。(2月〜3月)5年生では、直方体と立方体の体積の求め方や角柱や円柱について学習する単元があります。(5月、及び3月)
 子どもの空間認知力は、教科書だけの学習では身につかないものです。つまり、2年生以前の遊びや経験が重要であるということです。では、どんな遊びが子どもの空間認知力に影響するのでしょうか。まず、おすすめは「折り紙」です。折り紙をどう折ったらどんな形になるとか、本に書かれている図を見て折り方を考えるという経験はとても重要です。次に、「積み木」や「ブロック」を使った遊びです。小さな子どもがいろいろな形を作って遊ぶ中から、立体物の感覚を身につけていることになります。さらに、「鬼ごっこ」も空間認知力を身につけるために大切な遊びであると言われています。相手のスピードと方向を察知して追いかけることで、空間認知能力を伸ばしているそうです。こう考えると、昔から行われている素朴な遊びがいかに大切であるかということが分かります。
 6年生は、国語の時間に「今、私は、ぼくは」という学習をしています。資料などを使い、効果的なスピーチをする「話す・聞く」ことの学習単元です。スピーチにする内容は、「卒業を前にしてこれからの自分を思い描き、将来どんな自分でありたいか」ということです。
 今考えている将来の夢を、みんなの前でどのように話をするか…まさに、残りの小学校生活があと2週間余りの6年生にとって、格好の話題となりそうです。将来の夢は、自分が目指したい職業でも良いし、中学校に行ってから取り組みたいことでも良いでしょう。
 2組では、話す内容が決まった子から、スピーチに使う資料の作成にとりかかっていました。これからの自分の生き方、考え方をまとめ、どのようにスピーチをするか・・・発表会を楽しみにしていたいと思います。(写真中)
 一方、3年生も国語の時間に「話すこと・聞くこと」の学習をしています。「わたしたちの学校じまん」という単元で、自分たちの学校の自慢したいことを決め、理由をあげて分かりやすく発表することを目的とした学習です。
 1組では、グループに分かれて、旭町小の学校自慢を決めました。その中に、サクラ草をテーマにしたグループがあり、5校時に校長室までインタビューにやってきました。(写真下)
 子ども達からの質問は、3つありました。まず、「サクラ草への思い」についての質問でした。どういう理由でサクラ草を気に入っているのか、ということのようでした。「たくさんの鉢が並ぶと豪華に見える植物であること」、「3月から4月にかけて咲き、卒業式や入学式に飾ることができる」、「小さな種からたくさんの花を育てることができる」、「寒さに強く、子どもにも育てやすいこと」などを話しました。
 2つ目の質問は、いつ頃から始めたのですか? ということでした。「20年前からです。板橋区の学校にいた頃、全校でサクラ草を育てていたので、次の学校でもやってみたいと思っていました。次に勤めた学校は、この旭町小学校です。当時は、委員会の子ども達とサクラ草を育てました。その後、副校長、校長となっても続けてきています。」(今から考えると、校長になる前にもよくやっていたものだと我ながら思います。植物を相手にする忙しさは仕事とは別ものなので、苦にならなかったのでしょう。)
 3つ目の質問は、サクラ草の花色についてでした。赤、白、ピンク以外の花色はありますか? というものでした。これもいい質問でした。最近、サクラ草(プリムラ・マラコイデス)の品種改良が進み、珍しい花色が市場に出回っています。「ウインティー」という品種名で、ピーチ(薄桃色)やライムグリーンが販売されています。私の家では、ライムグリーンを1株買って育てています。まだ1株の値段は高めですが、今後少しずつ栽培する人が増えてくるでしょう。

3月9日の給食

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献立名           赤飯
              鶏のから揚げ
              パリパリサラダ
              七菜汁
              牛乳


一口メモ

 少し早いですが、全校児童の進級・進学をお祝いして、赤飯を炊きました。
 赤飯に使った「ささげ」という豆からは、赤い煮汁が出ます。その煮汁ともち米を一緒に炊いたのが赤飯です。
 昔から、赤い色には魔除けの効果があるとされてきました。赤飯をお祝いの時に食べることで、災いを追い払おうとしたと言われています。

3月8日(火) その2

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 5年1組が、家庭科の時間にミシンを使って雑巾の製作をしていました。家庭科の学習も、一年間のまとめの時期になりました。調理実習ができたのは、11月〜12月の2か月間だけでした。それ以外は、教室で教科書を使った学習や裁縫の実習を中心に行ってきました。
 裁縫の実習では、手縫いでのいろいろな縫い方の他に、ミシンの使い方について学習してきました。特に、展覧会作品として制作したトートバッグは、ミシンを使って作った最初の超大作になりました。
 雑巾づくりは、家から古タオルを持ち寄り、ミシンを縦横斜めにかけていきます。先生の補助がなくても、ミシンの準備や糸の用意など、きちんと扱えるようになっていました。終わった子は、正方形に折った布にミシンがけして、コースター作りにも挑戦していました。(写真上)
 よく、新学期を迎える頃、お店のレジ横に雑巾が売られているのを見かけます。いつ頃からでしょうか、「雑巾は買うもの」となってしまったのは…。買う方が、経済的であり、手間が省ける良さがあります。一方で、子どものために手作りしたいというのが手作り派の意向でしょうか。また、手作りは、布をリサイクルして大切に使うという意識を高めることにもつながります。学校としては、雑巾であれば何でも良いので、用意の仕方は各ご家庭でお考えください。高学年は、お手伝いの一つとして、子どもに作らせるというのも良いですね。
 1年生は、図工の時間に「カラフルカメレオン」という作品に取り組んでいます。1年生は、2学期に入ってから、絵の具の道具を使った図工の授業を行ってきました。水入れやパレット、筆の使い方にもだいぶ慣れてきました。一年間の図工のまとめとして、絵の具の使い方の練習も兼ねてカラフルカメレオンを描きました。
 カメレオンの形に黒く縁どりされた用紙に、隣同士が違う色になるように絵の具で色を塗っていきます。絵の具は、筆に含ませる水加減で濃さが違ってきます。少しずつ水をつける量を調節しながら、ていねいに色ぬりをしていきました。また、隣の部屋の色と混ざり合わないように、離れた部屋を塗っていくようにも気をつけました。(写真中)
 カラフルカメレオンと言えば…「じぶんだけの いろ」というカメレオンが出てくる絵本をご存知でしょうか。レオ・レオニ 作、谷川俊太郎 訳の絵本です。・・・自分の色を持てないことを嘆いていたカメレオンが、もう一匹のカメレオンに出会います。一緒に緑になり、紫になり、黄色になります。二人で一緒なら、周りがどんなに変わっても、いつも同じでいられます。自分の色にこだわっていたカメレオンが、考え方を変えることで幸せになっていきます。・・・絵本自体がとてもカラフルで、大人にも楽しい絵本です。
 昨日は、6年生が卒業式の練習を始めている様子をお伝えしました。今日は、5年生が体育館で練習を行っていました。
 旭町小は、学年あたりの人数が少ないため、昨年度に続き5年生も卒業式に参加します。呼びかけなし、歌なしの卒業式ではありますが、5年生の重要な役割は、入退場の音楽を担当することです。入場は「威風堂々」、退場は「蛍の光」の合奏を行い、卒業生の花道を演出します。
 今年度もリコーダーが全く使用できない状況のため、学年の三分の二にあたる子ども達は、ミニキーボードを演奏します。また、三分の一の子ども達は、キーボードやバスマスター、鉄琴、打楽器類を担当し、体育館の後方で演奏します。音楽専科の指揮で合奏をそろえていきますが、テンポを合わせて曲を何度も繰り返し演奏していくには、今後も練習が必要のようです。(写真下)
 5年生には、卒業式に向けた練習が始まったことで、「いよいよ最高学年」という気持ちを新たにもってほしいと思います。5年生が卒業式に参加する一番の意義は、6年生というバトンを引き継ぐところにあります。

3月8日の給食

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献立名           大豆入りひじきご飯
              揚げ魚と野菜の炒め煮
              中華スープ
              いちご
              牛乳


一口メモ

 いちごは、春の果物です。甘みがあるため果物として位置づけられることが多いですが、草本性の植物であるので、野菜として扱われることもあります。子供から大人まで大人気のいちごは、日本では江戸時代末期から食べられていたと言われています。そして、今では約300種もの品種があります。
 いちごには、風邪を予防するビタミンCがたっぷりと含まれています。また、「葉酸」という貧血を予防する栄養素も豊富に含まれています。

3月8日(火) その1

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 Zoomを使って全校朝会を行いました。今日は、「あったか言葉」という話をしました。
・・・先週、2年生の教室で、とても心が温かくなる場面を見つけました。友達の良いところ、すばらしいなと思うところを手紙に書き、相手に伝えるという「すてきなところを伝えよう」という国語の授業をしていました。手紙を渡し合う2人が教室の前に出てきて、お互いに向き合って、一人ずつ手紙を読みました。その手紙の内容は、例えばこんな感じで書かれていました。・・・「〇〇さんのすてきなところは、明るいところだと思います。毎日元気でにこにこしている〇〇さんは、わたしが声をかけると、いつも話を聞いてくれます。そんなところがすてきだなと思いました。これからも明るい気持ちをいかしてがんばってください。」・・・2人が手紙を読み終えると、お互いの手紙を相手に渡して席に戻っていきました。どの子も、とてもうれしそうな顔をしていました。
 誰でも、人からほめてもらうというのは、とてもうれしく、気持ちの良いことですよね。2年生の今回の学習を通じて、「ああ、自分には、こういう良いところがあったんだ。」と、初めて気がついた子が多かったのではないでしょうか。
 一方で、相手の良いところ、すてきなところを手紙にして発表していた子も、とてもうれしそうな笑顔を見せていました。人をほめる言葉というのは、話す相手だけでなく、話をしている自分自身にも跳ね返ってくるものです。つまり、「すごいね」とか、「えらいね」とか、「ありがとう」などの心が温かくなる言葉は、言われた子はもちろんですが、言った側の心も温かくする力があるのです。そしてさらに、その温かな言葉を聞いていた、クラスの周りの子ども達までをも温かい心にする力をもっています。
 言葉一つで、相手も自分も、そして周りにいる人の心も幸せな気持ちになるものです。それが、私たちの口から発せられる言葉に秘められた力であるのです。今までお話ししてきた、自分が言われてうれしい言葉、言われた人がうれしくなる言葉、あるいはやさしさのある言葉は、「あったか言葉」(あるいは「ふわふわ言葉」)と言われています。
 「あったか言葉」は、日頃話をしている中にたくさんの言葉が含まれています。「ありがとう」、「がんばって」、「だいじょうぶ?」、「すごいね」…など、まだまだたくさんあります。そして、「あったか言葉」として忘れてはならないのが、あいさつの言葉です。「おはようございます」、「こんにちは」、「さようなら」などのあいさつの言葉も、言われた側と言った側、そして周りの人をも温かい心にする言葉…つまり「あったか言葉」なのです。
 日頃何気なく発している自分の言葉について、ちょっと気にかけてみてください。どれだけ自分の言葉で周りの人たちを温かくすることができているだろうかと考えてみましょう。そして、あいさつの言葉も含めて、たくさんの「あったか言葉」でいっぱいの旭町小学校にしていきましょう。・・・
 次に、サクラ草の管理についての話をしました。サクラ草は、来週子ども達が自分の鉢を家に持ち帰ることになっています。(1,2年生は、保護者の方々に持ち帰っていただきます。)
 なるべく涼しい日陰に置くことや、毎日たっぷりと水やりを欠かさないことなどを話しました。また、家に持ち帰ったら、きれいに飾ることも大切です。鉢の周りについている泥をきれいに洗うようにします。また、枯れている葉や黄色くなってきた葉は、こまめに取り除くようにします。美しく咲いた花をきれいに見せるということも園芸のコツです。(写真上下)
 このホームページの「お知らせ」に、サクラ草の管理の仕方を載せています。参考にしてください。

社会科見学(6年生)

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 6年生は、6月から延期になっていた社会科見学を本日行いました。1学期に社会科の学習で、日本の政治の仕組みや選挙のこと、国会の役割などをすでに学んでいます。

 まずは、参議院特別体験プログラムに参加しました。これは、実際の委員会と本会議を、子ども達で役割を決めて体験できるものです。
 「議長」「委員長」「国務大臣」「衆議院議員内閣委員長」、そして6名の「委員」を子ども達から選出しました。議題は「未成年者禁煙・禁酒法改正案(衆議院提出)」についてでした。
 代表の子ども達は、難しい言葉も多くありましたが、「委員長!」と手を挙げて発言したり、上手く討論を進行したりしていました。
 また、傍聴していた児童も、「押しボタン式投票」で参加させてもらいました。旭町小の子ども達の投票では、賛成40・反対7で、可決されました。

 後半は、国会議事堂の中を見学しました。傍聴席に座って議場を見たり、天皇陛下専用の部屋の様子を見たりすることができ、じっくりとていねいに見学をすることができました。

 テレビや教科書などで見た国会議事堂を目の前にして、子ども達は関心をもって見学することができました。「生で見ることができる嬉しさ」を感じた一日でした。

3月7日(月)

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 午前中に、6年生の社会科見学がありました。電車で国会議事堂に行き、参議院特別体験プログラムと、議事堂内の見学を行ってきました。見学先が1か所だったので、給食前に学校に戻ることができました。本来ならば、もう1,2か所の見学先とセットにして、お弁当を持っていきたいところです。しかし、感染症対応のために、多くの場所で社会科見学の予約が取れにくい状況です。
 参議院の特別体験プログラムも、なかなか予約が取りずらい場所です。しかし、6年担任の熱意が実り、見学コースに入れることができました。今回、まん延防止…が延長されることになり、実施の判断を考えましたが、通勤時間帯の電車の中での指導を徹底するということで、予定通り行うことにしました。
 参議院特別体験プログラムは、小学生に国会の仕組みを分かりやすく教えるためにプログラムが組まれています。特に、法案がどのようにつくられて可決成立していくのかを、実際に模擬体験ができるようになっています。
 議長や委員長、委員役、大臣役などは、あらかじめ学校で決めてありました。それぞれの役割に沿った台本が配られ、それに合わせて法案審議に入りました。内容は、タバコや酒類を買う場合に、年齢確認が必要であるという法律をつくるための審議の様子でした。「議長!」と手を挙げ、「〇〇くん」と指名されてから、立ち上がってマイクに向かって話をします。台本にはしっかりふりがながふってあるので、難しい内容も子ども達はすらすらとしゃべっていきます。その姿は、小学生ながら立派な国会議員になったかのように見えました。
 体験プログラムの後は、実際に参議院の建物の中を歩いて見学しました。議場では、傍聴席に座り、説明を聞きました。(写真上)2年前まで、毎年6年生の社会科見学で国会議事堂に来ていましたが、この傍聴席に座ることができたのはほんの何回かしかありません。担任の頃も含めて、議場の様子を見て素通りすることがほとんどでした。今日は、国会見学に来ていた学校が少なかったようです。卒業間近のこの時期ではありましたが、ゆったりと見学することができてラッキーでした。
 1年1組の教室で、あさがおの観察日記を綴じ込む作業をしていました。種の観察から始まり、つるが伸び葉が茂ってきた頃の様子、花がきれいに咲いた時の様子、そして種がたくさんとれた時の様子と、今までたくさんのカードに記録を残してきました。
 一年間の生活科の学習のまとめとして、いよいよそれらのカードを綴じ紐でしばって完成です・・・と思いきや、紐をちょうちょ結びにするのに、どの子も大苦戦のようでした。靴の紐を結ぶのとは少し違って、穴あけパンチの幅があるために難しいということもあったようです。「いつもはできるのに…」とつぶやきながら何度もやり直していました。こういうことも、生活科の大切な学習の一つとしたいものです。(写真中)
 6校時に、6年生が卒業式の練習をしていました。先週金曜日に第1回目の練習をしていたので、これで2回目になります。卒業式は、今年も昨年度同様に縮小して実施することになっているため、練習時間はそれほど取らずに済みそうです。(いつもの年は、呼びかけや歌の練習で多くの時間を使っていました。)
 事前練習は、入退場と証書授与が中心になります。しかし、椅子の座り方やお辞儀の仕方も重要です。「礼」の仕方を一つとっても、指導によってキリっと引き締まった雰囲気にすることができます。
 呼びかけと歌がなくなった分、卒業生としての立派な姿を礼儀正しい姿で示すことができるように、これからも練習を続けていきます。(写真下)

3月7日の給食

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献立名           ご飯
              のりの佃煮
              五目卵焼き
              根菜の味噌汁
              牛乳


一口メモ

 日本人は、1年間に300個を超える卵を食べていると言われています。
 卵かけごはんにオムライス、茶わん蒸しやプリンにキッシュなど、和食や洋食、中華料理を問わず、様々な料理に卵が使われています。それは、栄養面でとても優れた食材であると考えられているからです。卵には、体をつくるたんぱく質や、ビタミンC以外のほとんどのビタミン類が含まれています。また、カルシウムや鉄など、私たちの健康を維持するために必要な栄養素が豊富に含まれています。

3月4日(金)

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 1年生は、国語の時間に「ずうっと、ずっと、大すきだよ」という物語の学習に入りました。今年もまた、この物語を勉強する時期がやってきたなという思いがします。
 短い物語でありながら、ペットを思う人間の心をテーマにしたすばらしい内容です。主人公「ぼく」と愛犬「エルフ」との心の交流が描かれています。・・・ぼくも家族も、エルフをとても大切に思い、様々な仕方で優しく接します。しかし、ぼくには家族と異なるエルフのかわいがり方があります。それは、「ずうっと、ずっと、大すきだよ」と、実際に言ってやることです。・・・大切な気持ちは心の中で思っているだけでは伝わりません。相手が知らないまま終わらないように、自分が後から後悔しないように、ちゃんと伝えられる自分でありたいと考えさせられる内容です。
 全編を通して、「ぼく」が、死を迎えた老犬「エルフ」の思い出を語るスタイルがとられていて、小さな子どもでも感情移入しやすい構成となっています。「僕がどんなに愛していたかをエルフは知っていた」という信頼関係で、死別の悲しみを乗り越えていく姿にも心が打たれます。
 物語の冒頭は、『エルフのことを話します。エルフは世界で一番すばらしい犬です。ぼくたちは一緒に大きくなった。でもエルフの方がずっと早く大きくなったよ。』と始まります。私も犬を飼っているので、よく分かります。うちの犬は13歳半…すでに、私よりも先に定年の生活を過ごしています。そして、エルフと同じように、散歩に行くのを嫌がるようになってきました。
 1組では、先生が範読し、子ども達が教科書を目で追っていました。毎日子ども達は、宿題として家で音読を繰り返し行っているのでしょうか。私には、声に出してこの物語を最後まで読むという自信はありません。(写真上)
 3月に入り、一気に春がやってきました。正門を入ってすぐのところに、梅の木があります。紅白の2本の梅の木です。1週間前までは一輪も咲いていませんでしたが、今週に入り、日に日に開花が進んできました。
 伊豆の河津桜の開花が例年よりもだいぶ遅れたように、旭町小の梅の開花も遅くなりました。秋に樹木の剪定があったので、だいぶ短めに枝が切られていましたが、花芽は結構残っていたようです。来週にはすぐに満開になるでしょう。
 ところで、この梅の木の近くは、一輪車で遊ぶ子ども達にとって人気の場所になっています。一輪車を練習するためのガードパイプが設置されているからです。一輪車は、低学年の子ども達がよく利用しています。ガードパイプが補助具代わりになり、つかまりながら練習しているうちに自然に乗れるようになってきます。
 梅の花の写真を撮っていたら、おもしろい光景を見つけました。一人がガードパイプにまたがり、その股間をトンネルにして、一輪車に乗った子がくぐっていきました。子どもはいろいろな遊びを考えるものです。大人から見ると「危ないから…」とやめさせたくなることでも、子どもにはいい経験となっていることが圧倒的に多いものです。(写真中)
 6年生は、社会科の時間に国際連合の学習をしています。2組では、いよいよ最後の「地球環境とともに生きる」という、教科書の最後の方のページに入りました。そこには、2015年に、国連の総会で「持続可能な開発目標」が採択されたことが記されています。最近では、「SDGs」と言った方が伝わりやすいかもしれません。6年生の子ども達もよく知っていました。
 世界から貧困をなくすことや、不平等を減らすこと、気候変動への対策をとることなど、17項目の目標が掲げられています。今日は、それらの中から調べてみたいものを見つけ、タブレットを使って調べ学習を行いました。(写真下)
 6年生の社会科のこの単元名は、「地球規模の課題の解決と国際協力」です。今まさに、地球規模の大きな課題が巻き起こっている最中です。国連の学習をしている6年生の子ども達が、教科書に書いてあることについて疑問に思わないか、心配になりました。「国際連合では、安全保障理事会が中心となって、戦争を防いだり、国どうしが調停を結ぶ仲立ちをしたりして、平和を守るための活動を進めています。」(262ページ)と書かれています。

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