1年生 図工(初めての絵の具)クレヨンで5色の風船を描き、絵の具で色を塗りました。筆やパレット、筆洗いバケツの使い方に戸惑いながらも、絵の具セットを楽しみながら使っている様子が見られました。 9月21日の給食肉じゃが 小松菜のおひたし 月見だんご 牛乳 一口メモ 今日は、「十五夜」です。十五夜は、中秋の名月とも呼ばれ、1年のうちで一番月がきれいに見えます。 たくさんの野菜や果物などの収穫に感謝して、15個のだんごとススキなどを月にお供えします。それにちなんで、今日の給食のデザートは、きなこをまぶした「月見だんご」を作りました。 9月21日(火) その1
連休明けの火曜日の朝を迎えました。久し振りに気持ちの良い秋晴れの日が続いています。Zoomで12学級をつなぎ、全校朝会を行いました。今日は、「アイコンタクトを意識しよう」という話をしました。
・・・旭町小学校の外国語の授業では、「アイスクリア」が合言葉になっています。アイスクリアの「アイ」は、「アイコンタクト」のことです。つまり、相手の目を見て会話をしようということです。お互いの目を見るということは、人と人とがコミュニケーションをするうえでの基本です。 コンビニやスーパーに入ると、お店の人に「いらっしやいませ」と声をかけられます。たいていのお店の人は、入ってきたお客さんの目を見て「いらっしやいませ」とあいさつをしています。レジでお金を払った時も、きちんとこちらを見て「ありがとうございました」と言っているでしょう。しかも笑顔で…。それは、お客さんに「いいお店だな。また来たいな。」と感じてもらうために行っているのです。多分、お客さんの顔を見ずに「いらっしやいませ」や「ありがとうございました」を言っている店は、だんだんお客さんが来なくなってしまうはずです。相手の目を見てあいさつをするアイコンタクトは、相手をうれしい気持ちにさせる力をもっているのです。 アイコンタクトは、スポーツ選手にとっても大切なことです。サッカーの選手は、チームの仲間と協力してボールをキープしていくために、アイコンタクトを使っています。自分がこれからけるボールをどこに出すか、チームのメンバーに目で合図を出します。また、「こっちにボールを出して」と合図を送るのもアイコンタクトを使います。野球やバレーボール、バスケットボールの試合でも、仲間同士のアイコンタクトが大切であると言われています。仲間との信頼関係を深めるため、仲間と心を通じ合わせるために、スポーツの試合でもアイコンタクトが重要であるのです。 昨年度から、マスクをしたままの生活が続いています。顔の中で唯一見えているのが目です。「目は口ほどにものを言う」ということわざがあます。何もしゃべらなくても、目だけで相手に気持ちや感情が伝わるということを意味しています。授業中、先生の話を聞く時に、きちんと先生の目を見て聞いているでしょうか? 先生が話している内容は、口からだけでなく、目からも伝わってくるものです。「この問題のここが大切なポイントだよ」とか、「ここに気をつけなければいけないよ」ということが、先生の目を見て聞いているとよく分かってきます。先生方は、授業中にいつもアイコンタクトを送っているのです。 校長先生もアイコンタクトを送っているのが分かりますか? その一つが毎朝のあいさつです。たくさんの子が一度に登校してくると、一人一人の目を見るのはほんの一瞬です。しっかり相手の目を見てあいさつができるようにアイコンタクトを意識していきましょう。・・・ 9月17日(金)ローマ字指導のねらいは、児童の身近なローマ字表示のものについて、読み書きができるようにするところにあります。道路標識や駅の表示板など、現在は街を歩けばいたるところにローマ字表記が使われています。また、タブレットPCが全員に配布されたことで、キーボードを打つためにも、ローマ字の習得が欠かせません。どちらかといえば、タブレット入力のためにローマ字指導が必要であると感じています。それだけに、近い将来、低学年の国語の教科書にローマ字の指導が移っていくのではないでしょうか。 今朝、南門で子ども達の登校を迎えていたら、飼育ケースを抱えて登校してきた子がいました。中を見せてもらうと、トカゲが5匹入っていました。4年生の子でした。上練馬公園でつかまえてきたそうです。教室に持っていけば、一気にクラスのみんなの注目を浴びることでしょう。 中休みに、飼育ケースを持って、4年生数名の子が大根の種をまいた畑にやって来ました。トカゲを飼うには、餌となる虫が必要です。クラスの友達も参加して、草むらで小さな虫を探していました。ミニチュア恐竜のような姿にあこがれて、トカゲを飼ってみたいと子どもながらに思うのは、昔も今も一緒だなと思いました。私も子どもの頃は、生き物が遊び相手の毎日でした。トカゲは、小さいながらも、顔をよく見るとぱっちりとした目が可愛らしく、瞬きをしたり口を開けたりと表情豊かです。(写真中) 昔は、トカゲと言わずに全て「カナヘビ」という言い方をしていました。調べてみると、種類によってその言い方が使い分けられていることが分かります。ニホンカナヘビは、体全体が茶褐色で尻尾が長いのが特徴です。一方、体に光沢があり、尻尾が青色の光沢をもつのがニホントカゲです。ここで正直に白状すると、子どもの頃は「カナチョロ」と呼んでいました。これは田舎での呼び名だったのか、子どもが考えた呼び方だったのか・・・でも、その動作の特徴からも、一番似合っている言い方がカナチョロだと思います。 体育館で、いよいよ6年生のマーチング練習が始まりました。楽器はまだ持たずに、隊形移動の感覚をつかませるための練習でした。先生が考えた各自の動きを記入した図をもとに、楽器ごとに並んだ列が向きを変えたり動いたりしていきます。(写真下) 感染症対応のために、リコーダーなどの吹奏する楽器は入れていません。キーボードやグロッケン、太鼓(大・中・小)、トリオタム、シンバル、和太鼓での合奏を練習してきました。また、マーチングとして、指揮者(主指揮、副指揮)とフラッグの役割もあります。 1学期から、音楽室でクラスごとに練習を積み重ねてきました。学年で音を合わせ、そして動きも入れて練習する日が近づいてきました。6年生が毎年伝統として受け継いできたマーチングを、誰もが楽しみにしているところです。来月23日(土)の体育発表会に向けて、学年全員の心を一つにがんばっていきます。 9月17日の給食サバとダイズの田楽焼き じゃがいものきんぴら 豆腐のすまし汁 牛乳 一口メモ 来週月曜日の敬老の日にちなんで、「まごはやさしい」献立にしました。 ま:豆類 ご:ごまなどの子実類 は(わ):わかめなどの海藻類 や:野菜類 さ:魚類 し:しいたけなどのきのこ類 い:イモ類 のことで、日本の伝統的な食材を示しています。 これらがそろった食事は、栄養のバランスが整いやすくなっています。今日の給食のどの料理に何が入っているのか、探しながら食べるように声をかけています。 9月16日(木)絵の具セットは、1年生の2月期から初めて使います。また、これからの6年間にわたる図工の授業において、一番使う道具でもあります。絵の具セットの使い方について、担任の先生が一つ一つていねいに指導していきました。 水入れ一つとっても、いろいろな約束を指導し、守らせていきます。旭町小では、1年生の図工の授業は教室で行っています。水入れは、隣の座席側に置くことにさせています。(通路側に置かない。)また、水入れについている部屋の使い方にも約束があります。水入れには、筆の汚れを洗う部屋やゆすぐ部屋があります。その他、パレットへの絵の具の出し方など、最初の指導の大切さを感じました。 今日は、5色(赤、オレンジ、黄色、緑、青)の風船を描きました。最初にクレヨンで風船を描いてから、絵の具で色を塗りました。筆に絵の具をつけて、画用紙に色を広げていきました。筆で色を塗る感触や、水の量によって濃さが変わることなど、様々な発見があったようです。(写真上) 2年2組で、読書感想文の指導が行われていました。2冊の本(「かわいそうなぞう」と「かたあしだちょうのエルフ」)から、好きなお話を選んで感想文を書かせていました。 感想文は、普通の作文とは違い、誰もが苦手としていたのではないでしょうか。私も子どもの頃、たいてい夏休みの宿題に読書感想文があり、8月の終わりに苦労した思い出があります。本を見ながら書いていたら、あらすじを書いているだけになってしまったことが何回もありました。 2年生では、いきなり作文用紙に書くのではなく、感想文を構成するための作文メモが書けるワークシートを利用していました。一番おもしろかった場面や心に残ったところ、かわいそうだなと思った場面を書き出してから、作文用紙に向かわせていました。…とは言っても、作文用紙のマス目をうめていくのは難しかったようです。何人かの子の鉛筆が止まったままでした。(写真中) 「かわいそうなぞう」は、評論家の秋山ちえ子氏が平和への願いをこめてラジオで朗読し、テレビでも紹介されたお話です。戦争中、上野動物園で三頭のゾウが殺されました。本当にあった悲しいお話をもとにした名作絵本です。 「かたあしだちょうのエルフ」は、木版画の絵が印象的な絵本です。子ども達を助けるためにライオンと戦い、エルフは片足を失います。ある日、襲ってきた黒豹から子ども達を守るため、エルフは弱った体で最後の力を振り絞ります。・・・こちらも悲しいお話です。 3年生は、2学期の総合の学習の時間に、1学期に育てたカイコの繭を使って学習をしていきます。1学期から夏休みにかけてできた繭は、冷蔵庫に入れて保管してありました。今日は、一人一人が繭を手に取り、じっくり観察をしていました。(写真下) 今後は、繭から生糸を取り出す工程を体験するようです。繭の糸取りは、鍋にお湯を沸かし、繭を温めてから糸を紡いでいきます。1学期に育てたカイコが作った繭から、どのように、そしてどれだけの糸が取れるか、今から楽しみな様子でした。 昔の人は、カイコのことを「お蚕さん」、あるいは「お蚕様」と敬意を表して呼んでいました。人にとって、生きていくために必要な生糸を生産してくれる大切な虫がカイコでした。カイコを漢字で書くと、「天」の「虫」と書くわけです。 9月16日の給食根菜の味噌汁 牛乳 一口メモ 今日の根菜の味噌汁には、ごぼうが入っています。ごぼうは、食物繊維がとても多い野菜です。食物繊維は、お腹の調子を整えるはたらきがあります。 他にも、ごぼうには、体の水分調整に必要なカリウムや、新しい細胞を作るために必要な亜鉛などのミネラルもたくさん含まれています。 9月15日(水)教室のモニターには、旭町小の校歌を作詞した まど みちお さんの姿が映し出されていました。そして、担任の先生からは、その まど みちお さんの詩集を手に、いくつかの詩を紹介してあげていました。(写真上) 校歌ができたのは、昭和35年と記録されています。学校ができた当初はまだ校歌がなく、開校してしばらくしてから作られたようです。まど みちお さんは、実際にこの旭町小を訪れて作詞されています。当時の子ども達の元気な姿(毎日、元気に 心をみがく…♪)や、遠くに見える景色(秩父の山の むらさきを…♪)など、印象に残った様子が校歌にちりばめられています。さらに、「風うつくしい この丘」という言葉を校歌の題名として添えていただきました。当時は周りに建物が少なく、本当に高台の上にある学校という感じだったのでしょう。 そして、昨日もお伝えしましたが、「『学校は どこ?』と聞く人に 見せましょう…♪」という印象的な出だしのフレーズこそ、まど さんらしさが表れています。まど さんの詩集でも、それぞれの詩の大きな特徴が「言葉の楽しさ」にあります。ある時、まど さんは、「言葉だって遊びたがっている。」と言っていたそうです。100歳を過ぎても詩を作り続けた まど さんに対し、改めて素敵な方だなと思いました。4年生の子ども達は、自分たちの校歌を見つめ直し、どこが気に入ったでしょうか。 6年2組では、毛筆を使った書写の学習が行われていました。小筆を使い、「あけびゆらす秋風」という文字を書きました。穂先の動きと、点画のつながりに気をつけて書くことをめあてとした学習でした。「あ」「け」「ゆ」「ら」のそれぞれのひらがなは、最後の「払い」の穂先が次の文字の一画目に向かっていく気持ちで書くことが大切です。平仮名独特の柔らかさが表現できるように、小筆の使い方を練習しました。 ところで、実物のあけびを、子ども達は見たことがあるでしょうか? 教室のモニター画面に、あけびの写真を映し、子ども達に見せてから書き始めるようにしていました。(写真中) あけびは、つる性の植物です。大きな木にからまるようにして伸びていき、地面から高いところに紫色のきれいな実をつけます。だから、秋風によってあけびが揺れるというわけです。さらに、あけびの味を知っている子はどれだけいるでしょうか? 時々、スーパーに売っていることがあるから驚きですが、田舎に暮らしていないとなかなか味わえないかもしれません。あけびは、ぱっくりと割れた実の中の白いゼリー状の部分を味わいます。たくさんの小さな種が含まれていて、ほんのり甘い優しい味がします。 私があけびを初めて食べたのは、教員になりたての頃、下田学園(練馬区の健康学園)に勤務していた時のことです。海のすぐ近くにある学園でしたが、山の幸にも恵まれているところでした。 5年生は、理科の時間に「植物の実や種子のでき方」の学習をしています。1組の子ども達が、実際に植物の花のつくりを観察するために、外に出てきました。アサガオやオシロイバナ、ムクゲの3種類の花を観察し、似ているところや違いについて調べていました。観察を通して花の中心部におしべやめしべがあることに注目させ、今後はその役割について、さらに学習を深めていきます。 旭町小では、中庭の池の近くにヒガンバナが咲いています。他の花と同様に、今年はヒガンバナも、いつもの年より早めに開花し始めています。(写真下)来週木曜日の23日が秋分の日です。例年であれば、ヒガンバナの群生で有名な巾着田で、この時期に曼殊沙華(まんじゅしゃげ)祭りが行われます。しかし残念なことに、人が集まらないように、昨年に続いて花は全て刈り取ってしまったようです。来年は咲くのだろうかと心配になるかもしれませんが、安心してください。ヒガンバナは、花の時期が終わってから葉が茂り、球根を太らせます。花を刈り取ったことで、逆に栄養分を使わずに済んだ分、立派な球根ができることでしょう。来年は、2年分の栄養を蓄えて、見事な花が期待できそうです。 9月15日の給食海藻サラダ 巨峰(2粒) 牛乳 一口メモ 巨峰は、ブドウの品種の一つです。大きな粒と甘さから、「日本のブドウの王様」と呼ばれることもあります。 巨峰の紫色は、アントシアニンというポリフェノールのひとつです。目の疲れを回復させる働きがあります。 9月14日(火)世界人権宣言を参考に、みなさんのクラスの「クラス人権宣言」を作ってみませんか・・・という言葉の後に、谷川俊太郎さんが子どもにも分かりやすいように訳した世界人権宣言が掲載されています。さらに、全部で30条から成る宣言のうち、特に身近な内容であるものに印がつけられています。 例えば第1条は、「みんな仲間だ」という題がつけられ、「私たちはみな、生まれながらにして自由です。一人一人がかけがえのない人間であり、その値打ちも同じです。だからたがいによく考え、助け合わねばなりません。」と書かれています。 もともとの原文よりも、小学生にとても分かりやすく訳してあります。授業では、自分の気に入った条文を選び、クラスの友達と意見交流をしながら理解を深めていきました。人権について取り上げるだけで、規則の尊重のみならず、道徳の多くの内容項目に触れて考えさせる授業ができそうでした。 音楽室では、4年1組がタブレットを使った授業をしていました。先生が旭町小の校歌についての問題を作り、子ども達のタブレットに配信します。校歌の1〜3番までの歌詞に関する問題に子ども達が回答して先生に送ると、何問正解したかがすぐに集計できるようになっていました。(写真中) どこの学校の校歌もそうですが、校歌には歌詞が共通しているところと、少しずつ違う言葉が入っている部分とがあります。旭町小の校歌は、1〜3番とも、出だしの部分に特徴があります。1番では、「学校は、どこ?」ときく人に…で始まるのに対して、2番は「卒業は、いつ?」ときく人に…になっています。そして3番は「のぞみは、なに?」ときく人に…で始まります。 歌わない音楽の授業が続いているため、学校の校歌もしばらく口ずさめない状況です。始業式や終業式でも、校歌は省略しています。子ども達が校歌を忘れないようにと、音楽の時間に時々取り上げて意識を高めるようにしています。詩人のまど みちお さんからいただいた旭町小の校歌「風うつくしい この丘」は、学校の誇りでもあります。全校児童で声高らかに歌える日が、とても待ち遠しく感じられます。 6年生は、図工の時間に「小さな行灯(あんどん)」という作品に取り組んでいます。1学期から時間をかけて製作してきました。行灯は、日本の伝統的な屋内用の照明器具として使われていました。ろうそくや油を燃料とした炎が主流でしたが、最近では電球を使い、おしゃれな室内インテリアとしても利用されています。 4面の板に模様をデザインし、電動糸のこを使い苦労して窓となる部分をくり抜きました。板に色を塗ってから、今日は裏から白い紙を貼り、立体に組み立てる工程に取り組みました。 板の接合部分にボンドをつけて貼り合わせていくのですが、5mmほどの厚さの板です。釘を打つことができず、ボンドのみで接着させ、マスキングテープで固定していきました。完成し、中にランプを入れるのが今から楽しみです。(写真下) 9月14日の給食ベーコンポテト焼き 豆乳コーンポタージュ 牛乳 一口メモ 今日のコーンポタージュには、豆乳が使われています。豆乳は、水で戻したダイズをゆでて柔らかくした後に、すりつぶしてこしたしぼり汁をいいます。 豆乳には、オリゴ糖という成分が多く含まれています。オリゴ糖は、お腹の調子を整えるはたらきがあります。豆乳ににがりを入れてかためると、豆腐になります。 9月13日(月)1年生の算数の教科書に、数直線が出てきます。「数直線」という言葉は、3年生で指導することになっています。低学年では、「かずのせん」という言い方をします。等間隔の整数の目盛りがあり、右に行くほど数が大きくなるように書かれています。いろいろな動物たちの跳んだ位置が数直線に記されていて、それぞれの数の大小を比べる学習をします。また、数直線を見ながら、基準の数との大きさを比べたりもします。(写真上) 今回の単元では、40までの数について学習します。そして3学期には、さらに大きな数となる120までの数について学んでいきます。 5年生が学年合同で行う体育館体育が、今日から始まりました。来月の体育発表会に向けた学年練習のスタートです。5年生は、旭町小の運動会では伝統となっているソーランに取り組むようです。体育館に集合する前に、各クラスで動画を視聴しました。過去の運動会のビデオを見て、ソーランがどのような動きで行われていたのかを見ました。(写真中) 昨年は運動会が中止になったので、今の5年生が3年生の時まで、毎年その年の5年生がソーランを踊っていたはずです。低学年の子ども達にとって、5年生のソーランや6年生の組体操は、あこがれの表現種目と言ってよいでしょう。いよいよ自分たちの番だという気持ちが高まってきたでしょうか。 4年生は、国語の時間に「ごんぎつね」の学習に入りました。(写真下)下の教科書の最初に出てくる物語教材です。新見南吉が書いたこの作品は、昔から4年生の国語の教材として親しまれてきています。29歳という若さで亡くなった新見南吉でしたが、18歳の時に書いたのがこの作品であったというから驚きです。 「ごんぎつね」は、情景描写がとてもうまく表現されている物語です。記述から想像力を働かせ、見えない心をどう読み解くのかがポイントとなります。そういう部分はまだ4年生には難しいかもしれません。しかし、相手の気持ちをしっかり理解し始める10歳を迎える4年生にとっては、うってつけの教材と言えそうです。 教科書の挿絵は、改訂のたびに変わる場合があります。今回の4年生の教科書では、はっきりとした色合いの絵になっています。とても印象的な場面の一つに、六地蔵のかげで葬儀の列を見守るごんの姿が描かれたページがあります。「墓地には、赤いひがん花が、赤いきれのようにさき続いています。」という本文に合わせて、不思議そうに見つめるごんが描かれています。真っ赤な彼岸花が印象的なシーンです。ごんが、兵十の母親が亡くなったことを知るとともに、自分のいたずらを悔やむ気持ちが芽生えてくる重要な場面でもあります。彼岸花の赤色が、ごんの心に温かな火が灯ったことを暗示しているように思えてなりません。 9月13日の給食キャベツのおかか和え 焼きししゃものおろしソース むらくも汁 牛乳 一口メモ さつまいもは、9月頃から11月頃が旬の野菜です。 時間をかけて火を通すことで、甘みとおいしさが増してきます。今日の給食では、ご飯と一緒に炊くことで、甘くておいしいさつまいもご飯になりました。 さつまいもは、ビタミンCや食物繊維が豊富でもあり、美容効果も期待できます。秋に食べたい食材のひとつです。 9月11日(土) その211時に非常放送を入れて訓練をしました。低学年の教室を見に行きましたが、どのクラスも真剣に取り組んでいました。 今日は廊下までの避難とし、全校児童に放送で次のような話をしました。 ・・・今日は、大きな地震が起きた場合の避難訓練を行いました。廊下までの避難を行って終わりにしましたが、本来であれば、保護者の方々に来ていただく「引き取り訓練」を行う予定でした。 練馬区では、震度5弱以上の地震が起きた場合は、子ども達をそのまま下校させずに、保護者の方々にみなさんを引き取りに来ていただくことになっています。緊急メール配信をして、「大きな地震が発生したため、学校まで来てください。」という情報を伝えます。それぞれの家から保護者の方が来て、みなさんを連れて帰ってもらいます。 しかし、普段は仕事をされている保護者の方々がほとんどです。会社から学校まで来るにはとても時間がかかるでしょう。大きな地震が発生した場合は、電車や自動車が全く使えなくなります。何時間もみなさんを引き取りに来られない場合が考えられます。それでも、引き取りに来るまでは、必ずみなさんを学校に留め置いて安全を守ります。 学校は、大きな地震に対しても崩れることはなく、大変丈夫なつくりになっています。地域の避難拠点になっていて、防災備蓄倉庫にはたくさんの人達が避難してきた時のために、食料や水、毛布などが蓄えてあります。ですから、保護者の方の引き取りが夜中になっても、次の日の朝になっても大丈夫です。 全国で、「防災の日」とされている9月1日からの一週間を、「防災週間」に位置付けています。日本では、毎年多くの災害が発生しています。地震だけでなく、台風や大雨などにも、これからの時期の災害として気をつけなければなりません。学校から帰る時に危険であると判断した場合には、家の人達に迎えに来てもらう「引き取り」があるということを覚えておいてください。また、家にいる時に大きな災害が発生した場合の備えについても、家の人と相談しておくようにしましょう。・・・ 9月11日(土) その1コロナ禍になる前の運動会では、多くの学校で高学年の組体操を見る機会がありました。実際に、私もこの旭町小で担任をしていた頃、6年生の担任を4回行い、そのたびに組体操を指導しました。コロナ禍となった昨年度は、感染症対応の組体操を実施した学校がいくつかありました。子ども同士が組み合わない、一人技を中心にした表現運動です。ピラミッドやタワーなど、過去の組体操を見たことがある方々にとっては、ずいぶん違った表現に感じられたことでしょう。しかし現在は、感染症対応をしながらどのような表現運動ができるのかを、どこの学校も模索している状況です。 一時期、組体操の危険性ばかりが取り上げられ、批判されたことがありました。一方で、昔から組体操が根強く残っているのには、その練習過程の中に意義があることを忘れてはなりません。とかく力強さがクローズアップされてしまいがちですが、全員の息を合わせた動きの美しさも組体操のすばらしさの一つです。今回の6年生の表現は、音楽に合わせて隊形移動をするなど、今までと違った組体操の見方を提案していくことになるでしょう。 2年2組では、タブレットPCを使ったアンケート調査を行っていました。アンケートの内容は、今月の29日(水)に行われるセレクト給食についてです。 Google フォームを使って、栄養士さんがアンケートの書式を作成しました。今までは、プリントに記入して全校児童分の集計をしていました。タブレットを使うことで、集計にかかる時間が短縮され、紙の節約にもなります。 セレクト給食は、デザートのカップケーキを2種類の味から選べるようになっています。(当日の献立のスパゲッティとサラダ、牛乳は全員一緒です。)タブレットでアンケートのフォームに入ると、「プレーン」と「ココア」の選択肢が見えてきました。どの子も、悩みに悩みながらクリックし、送信ボタンを押していました。(写真中) 昨日、他校に出張に行く機会があり、光が丘公園内を自転車で通っていて気が付きました。キンモクセイが早くも咲き始めていたのです。普段なら、10月の初旬に咲くので、3〜4週間も早く開花したことになります。9月に入ってこれだけ涼しい日が続けば、キンモクセイだけでなく、全ての花木があわてて秋の準備をし始めているのかもしれません。 旭町小にもキンモクセイの木があります。中庭に大きな木が1本、そして校庭の三角すべり台の後ろにキンモクセイの垣根があります。中休みに校庭のキンモクセイのところに行ってみると、次々といろいろな学年の子ども達がやってきました。キンモクセイの香りとすぐに分かった子がたくさんいました。マスクを少しずらして、数日間しか香らない匂いを楽しんでいました。(写真下) 昔、香水入りのガムがありました。当時は珍しかった箱入りのガムで、金色の高級感のあるパッケージでした。(商品名「イブ」)キンモクセイの香りがするガムで、子どもながらに「香りをガムにするのはすごい!」と感激したものです。 歯みがき指導(3年生)今年度は感染症対策のため、その場で歯磨きを行うことや歯垢染色錠剤を使用しての歯垢チェック等の実践はできませんでした。しかしその代わりに、むし歯になりにくいおやつの食べ方や歯ブラシの持ち方、手の動かし方などの正しい歯磨きの方法、さらに歯垢についての正しい知識を学ぶことができました。 授業では、パワーポイントを使ったクイズを含む内容もあり、子供たちは楽しみながら答えていました。正解したときには、喜びの声が聞こえました。 授業の最後のふり返りでは、「お家でも家族に学んだことを話したいです。」「学習したことを生かし、これからも虫歯にならないように正しい歯磨きを行います。」等の意欲的な感想が見られました。 100m走タイム計測(6年生)準備運動の後、練習をしてからタイム計測をしました。速く走るために、腕の振り方やカーブの走り方を復習してから走りました。 特にカーブを走ることはあまりないので、外側の腕を大きく振ることや体の重心を少し傾けることなども確認しました。 「最後の10mがきつい・・・」「長すぎる・・・」子ども達は100mが長く感じられたようでした。 今日のタイム計測は、10月末の体育発表会で行う100m走の走順決めもかねていました。本番は同じくらいのタイムの友達と走ることになります。 久しぶりに天気のよい中、子ども達が精一杯走る姿に担任も嬉しく思いました。 9月10日(金)今日は、今まで外でできなかった学習にいろいろなクラスが取り組んでいました。その一つが、6年生の理科の学習における「月と太陽の観測」です。月の形の変化に注目し、それが太陽との位置関係で決まるということを実際に観測して確かめていきます。 1組の子ども達が、方位磁針と遮光板を持って校庭に出てきました。遮光板を目に当てて、まず方位磁針で太陽の見える方角を確認しました。次に、太陽の高さの観測です。星や月、太陽の高さを測定する時に、「握りこぶし法」を使うのが便利です。腕を伸ばして水平に握りこぶしをつくり、両方の握りこぶしを重ね合わせながら高度を測る方法です。握りこぶし1つが約10度になり、水平の位置から真上の垂直の位置までが、ちょうど9つ分の90度になります。天体の高度を知るために、自分の腕が便利な分度器の役割をするということです。(写真上) ところで、月は今どこに? ・・・実は、太陽の位置のすぐ左隣に出ていたのです。昼間なので、そして太陽の近くにあるので見えないだけです。今日の月齢は3.0なので、薄い三日月が夕方の西の空に見えるはずです。 5年生は、国語の時間に「どちらを選びますか」という「話すこと・聞くこと」の学習をしています。お互いの立場や意図を明確にしながら計画的に話し合い、考えを広げたりまとめたりすることをねらいとした学習です。(写真中) 「休日をペットと過ごすために、犬か猫を飼うことにしました。どちらにしたらよいでしょう。」という教科書にあるテーマで話し合いが進められていました。犬をすすめるチームと、猫をすすめるチーム、そして双方の意見のやり取りを聞く側のチームに分かれて話し合いを行いました。まずは、各自でなぜその動物をペットとした方が良いのかを考えます。そして同じチーム内で意見をまとめてから討論会がスタートします。最後に、聞く側のチームがどちらがより説得力があったかを判断します。 簡単なディベートを授業で取り入れた感じですが、こういう「話す力」が今後とても重要になってきます。自分の好みはどちらの動物でも良いのです。要は、自分の説明でいかに聞いている人を納得させられるかという話し合いです。と言いながら、私は圧倒的に犬派ですが…。6年生の国語でも、「聞いて、考えを深めよう」という討論の学習があります。 6年生が、学年合同で校庭に出て、100m走のタイム計測をしていました。全力で走る子ども達の姿を見るのは、久し振りのことです。夏休みを過ぎて、6年生は全体的に背が伸び、大きくなったように思います。スタートダッシュといい、体を倒してカーブを走る姿といい、たくましさが感じられるようになってきました。 来月の23日(土)に、運動会に替わる「体育発表会」を行います。短距離走も発表種目の一つになっています。当日は、さらに力強い走りを保護者の皆様に見ていただけるように、今後も練習に取り組んでいきます。 とにもかくにも、来月には東京都の緊急事態宣言が解除されることを願うばかりです。保護者の方々に校庭に入っていただき、このような写真をしっかりとカメラに収めていただきたいと思います。(写真下) 9月10日の給食ツナ春巻き もやしのスープ 牛乳 一口メモ ツナは、英語でマグロのことです。主に、背びれと尻びれが黄色いことかが特徴のキハダマグロや、小型のビンナガマグロが原料に使われています。 そのまま食べてもおいしいツナですが、パスタやサラダなど幅広い料理に使われます。今日は、春巻きの具として使いました。 外国語活動(1年生)“Hello. My name is ...”と挨拶をする学習をしたり、“1,2,3 to tha Zoo”の読み聞かせを声を出しながら楽しんだりしました。 「ALTの先生の話おもしろいな。」「もう次の外国語が楽しみ。」と子供たちが笑顔で話していました。 |
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