防災訓練(1年生)人形劇や写真を通して、地震が起きたらどうしたらよいのかについて学びました。また、小さくなって頭を守る練習や、煙があるときに口を覆う練習もしました。 地震が起きたときに、自分で自分の身を守る行動がとれるようになってほしいと思います。 11月12日(金)最初に、6年生の代表児童がマイクを持ち、今回のマーチング発表に向けた取り組みの様子や、曲の紹介をしました。最高学年として、そして旭町小学校の伝統を受け継ぐ気持ちで、学年全員の心を一つにがんばってきた意気込みが伝えられました。そして、演奏曲目の「史上最大の作戦」、「千本桜」、「夜に駆ける」の3曲の紹介がありました。 朝礼台に上がった指揮者の合図で一斉に演奏が始まると、6年生全員の足も一緒に動き始めました。マーチングは、演奏だけでなく足並みをそろえて行進したり、隊形移動をしたりするところも見どころです。一糸乱れず堂々と行進する姿や、縦と横がしっかりそろった隊形の美しさに、どの学年の子ども達も目を丸くして見つめていました。(写真上) 6年生の今回のマーチングは、昨日今日で身についたものではありません。また、本格的な練習は春から始まっていましたが、その大元をたどると、1年生の頃からスタートしていたと言えます。マーチングは、旭町小学校の伝統として、毎年6年生が取り組んでいます。今年の6年生も、1年生の頃は、当時の運動会でわれていた6年生のマーチングの様子を見ていたはずです。その瞬間から、すでに子ども達の心には、「あこがれの6年生、あこがれのマーチング」として根付いてきました。きっと今日のマーチングでも、校庭を取り囲んでじっと見ていた全ての学年の子ども達の心に、旭町小の伝統がしっかりと刻まれたことでしょう。 明日の4校時には、6年生の保護者の皆様にマーチングを公開いたします。1校時と2校時に学校公開があるC・Bグループの保護者の皆様には、4校時に再度集まっていただくことになりますが、どうぞよろしくお願いいたします。 1校時に、東京都で実施している「児童・生徒の学力向上を図るための調査」が、5年2組で行われていました。以前、東京都では、5年生を対象とした学力調査を実施していましたが、それを廃止して、今年度より「学力を図るための調査」として行うことになりました。調査対象は、都内の小学校第4学年から中学校第3学年までの全児童・生徒です。端末を使った回答方式となっています。(写真中) 一度、9月に実施する予定で進められていましたが、アクセスに不具合が生じたために、しばらく延期されていました。本校では、先月に6年生が実施し、今月は5年生、来月に入ってから4年生が行う予定です。 調査内容は、「学びに向かう力」等を中心に調査します。タブレットPCを使って、一人一人が回答するようになっています。質問内容は多岐にわたり、日頃の学習への取り組みに関することや、家庭学習への向かい方等、意識調査的な内容となっています。 昨年度から、新学習指導要領での教育課程が始まっています。「主体的・対話的で深い学び」が、子ども達にどのように浸透してきているか、そのようなことも知り得るための調査なのでしょう。 3,4校時に、地震を想定した避難訓練に続き、総合防災訓練を行いました。区の防災課や光が丘消防署、小中学校の避難拠点要員の方々、そしてPTAの皆様にも参加していただき、様々な体験活動を実施しました。 防災訓練の体験内容は、学年に合わせて決められています。5年生は、体育館で光が丘消防署の救命担当の方々に、救命入門コースを指導していただきました。意識と呼吸のない人を発見したという想定で、救命措置を行う様子を最初に見せていただきました。周りにいる人に声をかけ、119番通報やAEDを持ってくるように指示を出しつつ、心肺蘇生を行います。(写真下) その後、子ども達も一人ずつ人形を使い、心肺蘇生の体験をさせてもらいました。以前は、6月の水泳指導が始まる前に、消防署の方々に学校まで来ていただき、心肺蘇生と人工呼吸の研修が行われていました。(現在は、代表者が研修に参加し、校内で伝達することになっています。) その時の研修用ダミー人形は、とても精巧に作られていました。きちんと心臓の位置に手が当たっていなかったり力が弱かったりすると、正常にランプが点灯しません。また、気道確保がしっかりできずに吹き込む息が弱くてもランプが点かず、こんなに難しいものかと感じたものでした。 防災訓練(2年生)起震車では、震度7までの揺れを実際に体験し、揺れが収まるまでしっかりと手すりや机に掴まりました。起震車に設置してあるものは全て固定されているので、大きな揺れに耐えられました。しかし、教室や家にあるものには固定されていないものもあります。起震車での体験を通じて、地震が起きた際の身の守り方を学ぶことができました。 煙ハウスでは、煙の中での避難の仕方を学習しました。口と鼻をハンカチで押さえること、姿勢は低くして壁を伝って歩くことを体験して学びました。子ども達は、教えていただいたことを守って訓練をすることができました。 防災訓練(6年生)まず、旭町小の近くのマップに、主要道路や車がすれ違うことのできない狭い道路などをペンで書き込みました。ペンで書き込んでいくと、旭町小の周辺には細い道が多いということに気が付きました。 次に、避難拠点や、いざという時に集まれるスペースがあるところ、幼稚園や保育園、病院などをシールで色分けをしてマップを完成させました。子ども達は今までの生活を生かして、「この辺りにも公園があった気がするよ」「ここにも病院があるよ」など、グループで協力しながら取り組んでいました。 最後に、発表会をしました。「何か災害があったときは、主要道路は緊急車両が通った方がいい」「自分の家の周りは細い道で囲まれているので、気を付けようと思った」などの感想が寄せられました。 「来年は中学生。自分の命はもちろん、もし困っている人がいたら避難拠点やどうしたらよいかを教えてあげてください。」という話がありました。区民防災課の方々に教わったことを、これからの生活にいかしてほしいと思います。 総合防災訓練(3年生)生活必需品の「水」がストップしてしまった場合の対応として、汚れた水でも最悪の場合、飲み水として使用できるようにする濾過器の仕組み(練馬区では、飲み水としてペットボトルの備蓄、飲み水用の井戸の確保があるそうです。)や仮説トイレについて教えてもらいました。実際、濾過器を手動で動かし水を出したり、仮設トイレの中に入り便座に座ったりして体験しました。 子供たちの振り返りから、常に「もしも、自然災害が起こったら?」を意識しておくことが大切だと改めて気付いたようです。 防災訓練(5年生)
11月12日(金)に、総合防災訓練が行われました。
5年生は、AEDの使い方や胸骨圧迫(心臓マッサージ)、119番の呼び方などについて詳しく学びました。 はじめに、胸骨圧迫(心臓マッサージ)を体験しました。消防署の方から腕を曲げてはいけないことや体重をしっかりと乗せることなど、丁寧に指導をしていただきました。5cmほどの深さまで胸を強く押し込む動作を1分間に100〜120のリズムで行うので、体験直後は息を切らしている児童もいたほどでした。 最後に、消防署の方から一歩前に出て、助けを呼ぶことの大切さについての話がありました。高学年になってできることが増えてきたからこそ、助けることにおいても学ばなくてはならないのだと、子供たちは真剣な表情で話を聞き、考えていました。 この経験を活かして、普段から何かあったときに自分から行動できるようになってほしいと考えます。 防災訓練(4年生)火事を発見したら、「火事だー!!」と大きな声をだし、火事が起こっていることを知らない周りの人たちに気づかせる声かけをします。子供たちは少し恥ずかしかったり緊張したりしながらも、声を出して練習をしました。 また、実際に消火器(中身は水)の使い方も教わりました。持って移動をしたり、ピンを抜いたり・・・。初めての経験で、子供たちは緊張感を持って臨むことができました。 最後に、防災訓練で教えてくださった職員の方から、「小さな火だったら、自分で対応することも良いですが、大きな火事だったら消火器一つでは消えないこともあります。まずは自分の身を守ることが第一です。絶対に無理はしない。これは約束してください。」とのお話がありました。子供たちは真剣にお話を聞いていました。貴重な体験でした。 11月12日の給食ししゃもの南部焼き ひじきの炒り煮 きのこ汁 牛乳 一口メモ 「南部焼き」とは、肉や魚にごまをまぶして焼いたものを言います。岩手県と青森県にまたがる地域の「南部地方」が、日本のごまの産地であることからこの地名が料理につけられたそうです。 似たような料理で「利久焼き」と呼ばれることもあります。これは、戦国時代に生きた「千利休」という茶人が、ごま好きで料理によくごまを使っていたことが由来であると言われています。 社会科、消防設備調べ(3年生)子供たちは事前に予想を立て、グループで校内をまわりました。気付いたことをメモしたり、校内地図に印を付けたりしながら設備の確認を行いました。 普段生活している校内でも数多くの消防設備があることに気付き、改めて学校は安全を十分考えていることが分かりました。校内探検を終えた子供たちは、「消火器がたくさんあることにびっくりした。」「救助袋が予想通りの場所にあった。」と発見したことを発表していました。 11月11日(木)「サークル・オブ・ライフ」は、映画「ライオンキング」の主題歌として有名になりました。ライオンキングは、アニメだけでなく、実写やミュージカル作品としても世界中でヒットを続けています。6年生にとっても、大変なじみのある曲でしょう。 感染症対策で、一番影響を受けている教科は、音楽の授業です。合奏における楽器編成は、かなり気を配って考えられてきました。吹奏系の楽器は使わずに、キーボードや鉄琴・木琴、打楽器などを配して練習しています。(写真上) ところで、「サークル・オブ・ライフ」は、いろいろな歌い手によるCDが出ています。自分がお薦めしたいのは、キングズシンガーズというイギリスの声楽グループが録音したCDです。キングズシンガーズは、宗教曲からポップス系の曲まで様々なレパートリーがありますが、20年ほど前に出した映画音楽を集めたアルバムの1曲目に「サークル・オブ・ライフ」が入っています。 4年生は、理科の時間に「わたしたちの体と運動」の学習をしています。人の腕や足は、関節を中心にして曲げ伸ばしができるようになっています。それは、骨についている筋肉が縮んだりゆるんだりする働きによるものです。1組では、そのことを確かめるために、牛乳パックを使って腕の模型作りをしていました。 腕に見立てた牛乳パックを2本用意し、上側と下側につけた2本のリボンで連結させます。上のリボンを引っ張ると腕が曲がり、下のリボンを引っ張ると腕が伸びることから、筋肉が縮んだり、ゆるんだりすることで腕が動くことを確認していました。模型を作ったことで、筋肉と骨の動きを楽しく学ぶことができました。(写真中) 6年生は、算数の時間に「順序よく整理して調べよう」という単元に入りました。並べ方と組み合わせ方について学習する単元です。 まず、「4人でリレーのチームを作り、1人1回ずつ走る場合、走る順序にどのような場合があるでしょう。」という問題について考えました。これは、順列についての問題です。落ちや重なりがないように調べるということから、記号化したり樹形図を書いたりする方法を見つけていきます。(写真下) 一方、この後で学習する「組み合わせ」も、表に書いて表すと分かりやすくなります。昔は、小学校で「確率」の問題を指導していました。その学習が中学校に移行してから、もうだいぶ経ちます。現在はその前段階の学習として、6年生でこの単元を学習しています。 11月11日の給食トマトのミートボールシチュー 牛乳 一口メモ 今日のシチューには、トマトの水煮缶詰を使っています。真っ赤に熟したトマトが缶詰にされています。 トマトの赤い色「リコピン」は、粘膜の健康を保つはたらきがあります。リコピンは油との相性が良く、ミートボールから出た肉の脂と一緒になると、体に取り込まれやすくなります。 他の野菜から出たうま味や栄養素も、スープを飲むことで余すことなく味わうことができます。 生活科 どんぐりのおもちゃ作り(1年生)光が丘公園で拾ったどんぐりと、お家で用意していただいた材料で、どんなおもちゃが作れるか考えました。「それどうやって作ったの?」「これかわいいね!」「ちょっと手伝ってくれる?」「一緒に遊ぼう。」と、友達と楽しそうに話す様子が見られました。 11月10日(水)教科書には、「どんなものを見た時に、秋だなあと感じますか。」と書いてあり、様々な秋の風物詩とされるものが絵に表されています。ききょう、赤とんぼ、かき、コスモス、こおろぎ、ひよどり、すず虫、すすき、いちょう、もみじ、ねこじゃらし・・・きっと、教科書会社の中でも、何を秋の代表として載せようかと悩んだ末のことでしょう。 ところで、「ひよどり」は、50年ほど前までは秋から冬にかけて見られる鳥でした。しかし今では、ほぼ一年中生息しています。そのうちに、ひよどりは「秋がいっぱい」のさし絵からなくなる日が来るかもしれません。ちなみに、「ヒーヨ、ヒーヨ」と鳴くので「ひよどり」と名付けられています。 もう一つ、気になったところがありました。教科書には、子どもが秋を見つけて書いたカードの見本が掲載されています。その一つに、「さんま」があり、「きのう、家で、さんまを食べました。…」と書いてあります。ここ数年は、さんまが不漁となり、一転して高級魚となっています。次回の教科書改訂の際には、さんまをどう扱うかが議論になるかもしれません。 2年1組の子ども達は、さつまいもやりんご、カマキリ、どんぐりなど、いろいろな秋を見つけてカードに書いていました。出来上がったカードは、今週末の公開日に向けて、廊下に掲示する予定です。(写真上) 6年生の理科「土地のつくりと変化」の学習の中に、「火山灰の観察をしよう」という実験があります。火山灰が含まれている土から、「椀がけ法」というやり方で鉱物を取り出し、顕微鏡で調べるという内容です。 今日は、2組が理科室で実験をしていました。椀がけに使うのは、赤玉土です。赤玉土は、園芸用土として一般によく使われている土です。(サクラ草の植え替えの際にも使いました。)赤玉土は、関東ローム層の中に含まれている赤土のことを言います。大昔に、関東地方一帯に降り積もった火山性の堆積物です。ですから、赤玉土にはたくさんの鉱物が含まれていることになります。 椀がけ法の実験は・・・蒸発皿に赤玉土を少し入れ、水を加えて親指の腹を使ってよくこすりつけます。その後、濁った上澄みを捨てからまた水を加えて指でこすりつけ、と繰り返していきます。(写真中)上澄みが透明になるまで何度も繰り返すと、黒っぽいザラザラとした小さな粒が残ります。カセットコンロの火で水分を飛ばしてから顕微鏡で観察すると、小さな鉱物が見えてきます。輝石(きせき)や石英、斜長石など、いろいろな鉱物があるのですが、どれも角ばっていて、火山性の堆積物であるということが分かります。 5校時に、4年生が家庭科室に集合し、練馬大根についての出前授業が行われました。6月の3年生の畑の授業に続いて 渡戸 章さんにお越しいただき、お話をうかがういました。 渡戸さんは、練馬区の平和台で農業をされていて、特に練馬大根についての第一人者として有名な方です。今日は、畑で収穫したばかりの練馬大根を持ってきて、子ども達に実物を見せながら話をしていただきました。(写真下) 練馬大根は、細くてスラっと長いのが特徴です。繊維質が多く、多くは煮物や漬物として利用されています。渡戸さんが生産している3000本以上の練馬大根は、ほとんどが漬物(たくあん漬け)として出荷されているそうです。練馬大根は、江戸時代の頃から練馬の地で作られ続けてきた品種です。深く根を張る大根の特徴に合った土だったと言われています。しかし、練馬大根の品種を代々続けていく苦労は絶えません。戦後、畑地がどんどん減ったことや、食生活の変化によって農家での作物が大きく変わっていきました。練馬大根の種を採取してつないでいるのは、渡戸さんを含めて3人だけとのことでした。 かくしゃくとした話し方と農業に対する情熱あふれる姿勢には、いつものことながら驚かされます。「農業をしていて難しいことは何ですか?」という子どもからの質問に、「常に勉強をしていることです。」と答えられていました。多くの経験をおもちでありながら、いつも新しい作物のために、勉強を欠かさず行っているのが渡戸さんのまたすごいところです。 練馬大根を育てよう(4年生)練馬大根は、古くは九州地方から種が伝わり、年月を経て、今のような姿になったこと、「たくあん大根」と呼ばれて農家に親しまれてきたことなど、なかなか知られていない貴重なお話をうかがうことができました。 子供たちからも質問の手がたくさん挙がりました。授業終了後、「お話がおもしろくて、45分が15分くらいに感じました。」と言っている子がいました。 学校の畑で育てている練馬大根は小さいですが、12月ごろに収穫し、切り分けて家庭に持ち帰る予定です。 11月10日の給食豆腐ハンバーグ 野菜の甘味噌和え 五目汁 牛乳 一口メモ 今日のハンバーグには、材料に豆腐が使われています。通常のハンバーグに比べて、摂取カロリーや脂肪を低く抑えることができます。 ところで、今月の給食目標は、「感謝の気持ちをもって食事をしよう」です。11月23日は、勤労感謝の日です。毎日おいしい給食ができるまでには、朝早くから一生懸命準備してくれる給食調理員のみなさん、おいしい食材を運んできてくれる八百屋さんや肉屋さんたち、それらを育てている農家の方々など、たくさんの人々がかかわっています。給食に限らず、普段から感謝の気持ちをもつことは、とても大切なことです。 クリーン運動毎年11月に、校庭、学校の周り、上練馬公園の落ち葉清掃を行います。 3月に卒業した豊渓中学校の1年生は、きりっとした制服姿で、とてもステキな中学生になっていました。小学生と中学生がふれあって活動する微笑ましい姿が、あちこちで見られました。 みんなが一生懸命に活動したので、とてもきれいになりました。 11月9日(火)1組では、最初に文章問題について先生が指導していました。「いろがみが13まいあります。8まいつかうと、のこりは なんまいになりますか。」分かっているのは、最初に13枚あったことと、8枚使ったということです。そして、聞いているのは、残りの数です。残りを聞いているので、ひき算を使い、「13−8=5 こたえ 5まい」となります。 教科書には、次に「はとが7わ、すずめが15わいます。どちらが なんわ おおいでしょうか。」という問題がありました。同じひき算でも、これは1年生には超難問です。教科書には、とってもかわいらしいハトとスズメの絵が描いてありながら…。(写真上) 一番多い間違いが「7−15」という立式です。今までは、文章問題に出てきた数字の順に式を立ててきたので、多くの子がつまずくところです。この問題の場合は、多い方から少ない方を引かなければなりません。 さらに、答え方も重要です。「こたえ 8わ」ではなく、「すずめが8わ おおい」と、「どちらが なんわ おおいでしょうか。」に対応して答えなければなりません。教科書やドリルの問題は、よくよく考えて作られているものです。 今月の体育館における体育の授業は、多くの学年でマット運動(低学年は、マット遊び)を行っています。いろいろな時間に見に行くと、マットの上で転がったり手をついて飛び跳ねたりしている低学年から、きちんとした回転技に発展していく高学年の様子まで、発達段階がよく見えてくるものです。 5年2組では、子ども達がタブレットPCを体育館に持ってきて授業をしていました。マット運動の様子を友達が動画に撮り、再生して見ることで、技の完成度を確認することができます。手のつき方や足の伸びなど、マット運動の技によってポイントとなる部分があります。今までは自分の技を友達に見てもらってアドバイスを受けるという授業がほとんどでしたが、タブレットPCを使うことで自身の技の振り返りが容易にできるようになりました。(写真中) 読書旬間中です。図書室を利用するクラスが多くなりました。また、今日は雨の日だったので、休み時間に図書室を利用していた子も見られました。 1年1組では、図書の時間に、図書管理員さんから本の読み聞かせをしていただきました。読んでもらった絵本は、「しょうぼうじどうしゃ じぷた」です。昔からある有名な絵本なので、「懐かしい…」と思われる方もいらっしゃるでしょう。(私がその一人です。) ある町の消防署に、はしご車ののっぽくん、高圧車のばんぷくん、救急車のいちもくさんがいて、火事があると3台そろって大活躍していました。一方、もう1台のちびっこ消防車の「じぷた」は、みんなから相手にされていません。ところが山小屋で火事があり、山道を登っていけるのはじぷただけ・・・その後じぷたは、大活躍することになります。 1年生は、これから国語の時間に「じどうしゃ くらべ」という説明文を学習するので、乗り物に関する絵本を選んでいただいたのでしょう。読み聞かせが終わって、子ども達から思わず拍手が起きました。(写真下) この絵本の作者は、渡辺茂男です。日本を代表する児童文学者であり、翻訳家でもありました。翻訳家としては、「エルマーのぼうけん」や「おさるのジョージ」のシリーズを日本語に訳しています。 また、自ら著した絵本では、「とらっくとらっくとらっく」など、乗り物が出てくる本が多くあります。渡辺茂男が書いた絵本の中で、私が特に印象に残っているのは、「くまたくんの本」シリーズです。昔、自分の子どもに読み聞かせをするために、何度も町の図書館で借りてきた覚えがあります。「くまたくんちのじどうしゃ」や「ぼくしんかんせんにのったんだ」、「ぼくじてんしゃにのれるんだ」など、乗り物に初めて乗った時のほのぼのとした喜びが描かれた絵本です。 11月9日の給食シューマイ 中華風野菜スープ 牛乳 一口メモ 今日のシューマイには、「おから」がたっぷり入っています。 おからとは、豆腐を作る時に出る大豆のしぼりかすです。しかし、かすと言っても、食物繊維やカルシウムなどの栄養素がたくさん詰まっていて、とても体に良い食品となっています。ですから、おからは低カロリーで高たんぱくな健康食材とも呼ばれているほどです。 がん教育授業(6年生)今日のテーマは「がん」。2校時に、実際にがんを経験した岸田徹さんに授業をしていただきました。岸田さんは、現在自分の体験を生かして、NPO法人「がんノート」の代表理事をされています。また、がん患者の方にインタビューをして、医療情報以外の「患者情報」を伝えるお仕事をされているそうです。 まず、岸田さんが出演された保険のCMを見せていただきました。子ども達の中にも知っていた子がいたようで、ますます興味津々に岸田さんのお話を聞いていました。 がんについて4択クイズで説明をしていただきました。がんが見つかっても生き延びている人が約65%いること、遺伝でがんになる確率は約5%であることなど、子ども達は初めて知ることが多かったようです。 また、岸田さんが好きなアニメのキャラクターと一緒に、がんを予防するためにできることも教えていただきました。食事面で気を付けられることや、検診を受けることなどを学びました。 そして、最後に素敵な言葉をいただきました。 「幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せ」 子ども達の心にも、しっかりと響いたことと思います。 保健の授業で「がんは2人に1人がなる病気」と学んでいました。がんの経験者の方にお話をしていただくということで、子ども達は多少構えているような雰囲気でスタートしましたが、岸田さんの明るいお人柄に、子ども達も素直に聞きたいことを質問することができました。 岸田さんから学んだことを、子ども達がこれからの生活に生かしていってほしいです。 11月8日(月) その21年2組では、道徳の「きゅうしょくとうばん」という資料を使った授業が行われました。(写真上)「勤労、公共の精神」について考えさせる内容でした。・・・給食当番でデザートのフルーツポンチをよそう担当になった「ぼく」は、うまく仕事ができるのか、心配でドキドキしていました。しかし、一生懸命仕事をして先生や友達に褒められたことから、次回もがんばろうとする気持ちを抱くようになります。・・・1年生の子ども達にとって、とても身近な内容であり、共感できる部分の多い資料です。「白玉を同じ数ずつよそわなければいけない。」と考えながら当番の仕事をしているところや、「パンの担当の方が簡単でよかったのに…」と思うところなど、様々な葛藤場面が描かれています。 授業の後半では、「みんなのためにがんばって良かったこと」について、自分の生活の中から見つけさせていきました。道徳の授業では、「一般化」にあたるところで、そこが道徳教育の重要部分になります。お話の中の主人公の気持ちから、日常の自分たちの生活に重ね合わせて考えさせる「道徳の肝」にあたる授業展開です。 今月の学校公開から、12月、1月と、毎月道徳の授業を1時間ずつ公開していきます。A〜Cのグループで分散した参観になっているため、3回に分けて全家庭に道徳の授業を見ていただくためです。道徳の授業公開になっているご家庭では、どのように資料内容から一般化して指導しているのか、ぜひ注目してご覧ください。 2校時に、体育館で6年生に向けた「がん教育」の出前授業がありました。講師として、NPO法人がんノート代表理事をされている 岸田 徹 さんにお越しいただきました。 岸田さんは、25歳で希少がんを患い、抗がん剤治療や2度の手術を受けた方です。現在は、がん経験者へのインタビューをYouTubeで配信したり、国立がん研究センターの広報などでご活躍されたりするなど、多方面でがん教育に携わっています。某がん保険のCMにも出演されていました。(そのCMでは、嵐の櫻井くんに、「なんでも明るく語りますね〜」と言われていました。) 「小学生にがんの教育?」と思われるかもしれませんが、ここ数年で学校でのがん教育の重要性が広がりつつあります。6年生の保健の教科書には、喫煙や飲酒の害のページに、がんになる可能性について触れられています。また、がんにかからないためには、生活習慣が大切であるとされています。(がんが遺伝によるのは、全体の5パーセントに過ぎません。)生活習慣病についても、6年生の保健の授業内容です。 授業の後半は、ご自身の闘病経験について話していただきました。がんを宣告された時には、全身にがんが広がっていて、「5年生存率は、5分5分」と言われたそうです。そこで岸田さんは、「こんなに転移している状態で半々なら、なんとかなるんじゃないか」と考えました。(写真中) また、岸田さんは漫画やアニメが大好きで、子ども達の興味を引くためにパワーポイントの資料にいろいろなアニメを引用して、楽しく説明してくれました。 最後に、「幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せ」と話し、笑うことの大切さを伝えていただきました。どんなにつらいことがあっても希望をもち、明るく生きる岸田さんのパワーに、終始圧倒されました。 1年1組では、生活科の時間に、どんぐりを使ったおもちゃ作りに挑戦していました。どんぐりは、学年のみんなで3週間前に光が丘公園まで行き、たくさん拾ってきました。生活科の教科書を参考にしながら、どんなおもちゃを作りたいかを考え、各自家からいろいろな材料を用意して製作に取りかかりました。 どんぐりは、工夫次第でいろいろなおもちゃに変身させることができます。どんぐりに穴をあけ、ひもを通してネックレスを作っている子がいました。(穴あけは先生が行います。)また、空き箱にストローで道を作り、どんぐりをゴールまで転がしていく迷路を作っていた子もいました。 さらに、つまようじを利用して、どんぐりのやじろべえを作った子がいました。左右のバランスを何度も調節しながら、つり合う位置を考えていました。(写真下)どんぐりは、目をつけるだけでも、とてもかわいらしい人形になります。その他、コマを作ったり、松ぼっくりと一緒にクリスマスの飾りを考えたりと、とても楽しそうでした。 |
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