ミニトマトの栽培(2年生)今年もミニトマトの栽培を始めました。まず種の観察をしてから、自分の植木鉢に種をまきました。毎日水やりをして、成長を見守っていきます。 4月22日(木) その2「ふきのとう」の本文については、きっと2年生の各ご家庭で、何回もお子さんの音読を聞いてきたのではないでしょうか。この「ふきのとう」は、工藤直子さんの詩です。工藤直子さんは、子どものためのすぐれた詩や童話を書いている方です。(他にも多くの作品が国語の教材になっています。)長い冬が終わり、待ちわびていた春を迎える喜びを、ふきのとう、竹の葉っぱ、雪、お日様、春風たちの会話を通して、ユーモラスに描いた作品になっています。リズム感もあり、とても素晴らしい詩です。2年生の子ども達は、何度も音読を繰り返し、全文を暗記してしまった子が多かったことでしょう。 実際のふきのとうは、2月下旬から3月初めに見られます。ふきのとうを見たり食べたりした子は、どれだけいるでしょうか。私は雪国育ちだったので、2月の終わりに雪解けの始まった木の幹の近くにふきのとうを見つけ、春を感じたものでした。 4年生の理科の学習は、一年間を通じて植物や動物の観察をしていきます。今日は、桜の木の様子を調べていました。3月に満開になった桜が、今ではたくさんの葉っぱを茂らせています。枝先をよく見ると、花びらが散った後の様子を観察することができます。 先生が背伸びをして、桜の木の枝先を落としてあげていました。(写真下)よく見ると、小さなサクランボのように先が膨らみかけている様子を見ることができました。 桜の花は、咲いている時はもちろん、そして散る時も美しいものです。さらにしばらくして、花びらがついていた柄の部分が木の下に落ちているのも美しいものです。この「柄」の部分は、花梗(かこう)という名前がついていますが、「桜しべ」という言い方もあります。ちなみに「桜しべ降る」は、春の季語として俳句に使われています。(今月の俳句査定の某番組で出てきました。) 4月22日(木) その1中庭を見回すだけで、たくさんの春を見つけることができます。今年は桜の開花が早かったように、他の植物の開花もかなり早くなっています。多くの植物が花をつけ始めた中で最も目を引くのが、バラの花です。ピンク色の大輪のバラが咲き始めました。(写真上) バラは、春と秋に咲く「四季咲き」の品種と、春にだけ咲く「一季咲き」の品種があります。秋にも楽しめる四季咲きのバラの方がお得感がありそうですが、一季咲きのバラほど美しい花はありません。蓄えてきた栄養を年に1回のシーズンにすべて注ぎ込むのですから…。 バラは、きれいな反面、病害虫がつきやすく、肥料や剪定等の作業も必要であり、管理が大変です。しかしそれだけに、手間暇をかけたバラが咲いた喜びは言葉で表せないものがあります。…と、これだけバラの話題を書いているのは、私自身がバラの栽培にはまっているからです。いろいろな品種を育てています。 一方、2年生の生活科の学習では、ミニトマトの栽培に挑戦しています。種を観察した後、種まきを行っていました。昨年度、アサガオやチューリップを育てたプラスチック鉢を使い、新しい土に取り替えて種をまきました。(写真下) 普通、ミニトマトは苗を植え付けて栽培するのが一般的です。種から栽培するのには、かなり高度な技術が必要になります。(少し心配…)トマトの種は、発芽温度が必要なため、温室で育てた苗が今の時期に出回っています。苗の状態にするまでに結構な日数がかかるので、1学期中に花をつけるまで大きくなれば良いのですが…。 ホームセンターには、夏野菜の苗がたくさん並ぶようになってきました。ピーマンやナス、キュウリ、カボチャなど、苗から植えれば、ご家庭でも野菜作りが手軽に楽しめます。(深めのプランターを使い、土をたっぷり入れて栽培しましょう。)今年もステイホームのゴールデンウィークです。家庭菜園やバラの栽培に、ぜひ挑戦してみてください。 4月22日の給食さばの生姜煮 野菜の甘味噌和え 若竹汁 牛乳 一口メモ たけのこは、竹の若い芽の部分です。雨が降った後には、1日で1メートルも大きくなることがあるそうです。 春が旬の野菜の一つで、グルタミン酸やチロシンといううまみ成分が多く含まれています。サクサクの食感は、食物繊維です。おなかの調子を整えてくれます。 児童集会児童集会は、集会委員会の5・6年生が企画・運営をする集会です。「1年生でも楽しめる集会」、「今までの集会を超える集会」を目指して、今年の集会委員会の子ども達も、熱心に活動しています。通常であれば、体育館に全校児童が集まって児童集会が行われますが、今は感染症対策のため、放送やZoomを使った集会の形式をとっています。 今回は、放送を使って、「旭町小○×クイズ集会」を行いました。 「旭町小のジャングルジムの色は4色である。○か×か。」 「旭町小の児童数は295人である。○か×か。」 旭町小に関するクイズに、様々な教室から、楽しそうに参加する声が聞こえてきました。 最後に集会委員長から、 「これからももっとみんなが楽しめる集会を計画していくので、お楽しみに。」というメッセージがありました。 これからの児童集会も楽しみです。 4月21日(水)今日は、空気の中のどの成分にものを燃やす働きがあるのかを調べる実験をしました。まず、空気中には窒素や酸素、二酸化炭素が含まれていることを知ります。(他にも多くの気体が含まれていますが、ごく微量です。)そこで、それぞれの気体が入った集気びんの中にろうそくの火を入れ、調べていくことにしました。 理科室には、窒素・酸素・二酸化炭素それぞれの気体が入った実験用ボンベがあります。水槽の水の中に集気びんを入れ、それぞれの気体を集めていきます。(水上置換法)そして、火のついたろうそくを入れて、それぞれの気体の性質を確かめました。 窒素と二酸化炭素の場合は、すぐにろうそくの火が消えてしまいました。一方、酸素が入っている集気びんでは、勢いよくろうそくが燃えだしました。(写真上)空気中で燃える炎の何倍もの明るさになり、長い時間燃え続けました。(その後、しばらくすると火は消えます。・・・これも大切!) 空気中の成分の割合は、窒素が78パーセント、酸素が21パーセント、二酸化炭素が0.04パーセントです。実験結果と空気中のそれぞれの割合から、子ども達はどんな推論をすることができたでしょうか? 理科の学習のおもしろいところです。 3年生は、国語の時間に「国語辞典の使い方」についての学習をしています。国語辞典は、おもに言葉の意味を調べる時に使います。まずは、国語辞典に出てくる見出し語が、どのようなきまりで並んでいるのかを学習しました。そして、実際に言葉の意味調べをしてみました。辞典のページをあっちに行ったりこっちに行ったりと、なかなか見つからない子もいましたが、こういう経験が大切です。(写真中) 大人になって、なぜ辞典を手にしなくなったのでしょう? パソコンや携帯で調べることができてしまうからです。子どものうちは、自分の頭と手を使って言葉の意味を調べるようにさせたいものです。国語辞典の使い方は、実際に自分で何度も辞典を引いて慣れていくのが一番です。学校では、クラス全員分の国語辞典が用意してあり、学習場面に応じて使えるようにしていきます。どんどん多くの言葉を獲得していく大切な時期です。ぜひご家庭でも、小学生用の国語辞典を用意してあげてください。 6年生の教室で、たてわり班活動の準備をしていました。先生達で今年度のたてわり班の編成を行い、先日一覧表が各クラスに配布されました。今年も1班あたり12〜13名で編成されたたてわり班で活動していきます。6年生は、1班に2名ずついます。6年生の役割が大切で、一年間のたてわり班活動の責任を一手に担っています。まずは、自分の班のプラカード作りを行っていました。自分の班の1年生から5年生は、どんな子ども達かなと思い浮かべながら、楽しそうに制作していました。(写真下)タブレットを使っているのは、カードに描くイラストを調べるためです。 今年度1回目のたてわり班活動は、来週火曜日に行う予定です。今後、緊急事態宣言の発令で、ガイドラインが変更にならなければよいのですが…。 4月21日の給食もやしの中華スープ デコポン 牛乳 一口メモ デコポンは、ヘタのところがポコッと出っ張ったかわいらしい形をしています。皮が薄くて食べやすく、ミカンの仲間の柑橘類の中でも甘みが強いのが特徴です。 日焼けを防ぐビタミンCが多く、日差しが強くなってきた今の時期におすすめしたい果物の一つです。 交通安全教室(1年生)光が丘警察の方や1年生の保護者のボランティアの皆様にご協力をいただき、安全な道路の歩き方について学びました。 子ども達は、その日の帰り道の交差点でも、「右、左、右。」と、道路の安全を確かめてから手を上げて渡っていました。 4月20日(火)まず、絵を描く場所を決めなければなりません。すぐに決めて下書きを始めた子もいれば、なかなか描こうとする場所が決まらない子もいたようです。玄関前では、池の周りに何人かが絵を描こうとしていました。池には、鯉や金魚、カメがいます。「動き回っているから難しいな…」と話していました。正門の辺りを描こうとしていた子もいました。「正門を入ってすぐに、スロープになっている学校は珍しいよ。」と話をすると、「正門前の公園も入れたいから難しいな…」と悩んでいたようでした。 校庭では、日時計や藤棚、ブランコ、鉄棒などを中心に描いている子が何人かずついました。予想通り、三角すべり台の近くにも絵を描こうとしている子が集まっていました。(写真上)やはり、校庭の遊具には一番の思い出があるのでしょう。 校庭の南側にある野外ステージを描いていた子もいました。このステージも、旭町小ならではのものです。旭町小出身の知り合いの校長がいますが、子どもの頃からステージがあったと話していました。ステージ脇に、「創立十周年定礎」と書かれているので、50年以上前に造られたものであることが分かります。 自分だったら、どこを絵にするでしょうか? これから、そんな視点で旭町小を見ていきたいなと思いました。 5年生では、新しく家庭科の授業が始まりました。1組では、これから家庭科の時間を通じて、どんな学習をしていくのかということを学んでいました。家庭科の授業を楽しみにしていた子ども達が多いことでしょう。調理実習や裁縫をするということはなんとなく分かっていても、他にどんな勉強をするのかなと思っている子がほとんどです。 教科書の最初の見開きに、「家庭科は、あなたの生活をよりよく変えていく教科です。」と書かれていました。そう言われると、すばらしい学習である気がしてきます。(写真中) また、教科書の図では、低学年の生活科や特別活動から始まり、中学年の理科や社会科の学習との関連を基に家庭科の学習があることも示されています。そこから「よりよい生活をめざす」のが家庭科です。(私も勉強になりました。) 2校時に、1年生の交通安全教室がありました。光が丘警察から3名のお巡りさんが来て、子ども達の指導をしていただきました。 まず、校庭で交通安全の話がありました。道路を歩く場所や信号機、道路標識について、そして横断歩道を渡る時の安全確認の仕方を教えてもらいました。右、左を確認した後、もう一度右を見てから手を挙げて渡ります。(写真下)では、ここで問題です。なぜ、小学生(特に低学年の子)に手を挙げて横断歩道を渡るように指導するのでしょうか? 正解は、子どもがいることを運転者に気づかせるためです。子どもの背の高さは運転席から見えにくいため、少しでも子どもが歩いていることが分かるように手を挙げさせています。 その後、交通安全教室では、学校の周りの道路を使い、歩行訓練を行いました。2人組になり、南門前の横断歩道を渡りました。道路の右側の路側帯を1列で歩き、光が丘公園側からまた戻ってきました。ところどころに、お手伝いで参加された保護者の方々にも見守りに入っていただきました。子ども達は、ちょっとしたお散歩ができたかのように喜んでいました。しかし、慣れてきた頃が危険とも言われます。交通安全には、今後も十分に気を付けて指導していきたいと思います。 4月20日の給食カリカリ油揚げサラダ 具だくさんスープ 牛乳 一口メモ 今日のスープに入っているレンズ豆は、とても小さい豆で、平らな形をしています。片側がぷっくりと膨らんでいて、まるでレンズのようなので、その名前がつけられました。 食物繊維が多く含まれていて、お腹の調子を整えてくれる働きがあります。他にも、ビタミンや鉄分などの様々な栄養素を含んでいます。 4月19日(月) その23年生の教室で、マーク先生と担任の先生による外国語活動の授業がありました。3,4年生は、外国語活動として週1時間の授業があります。担任の先生が指導し、ALTの先生が主に発音を担当していきます。 今日は、「世界のいろいろなあいさつを知ろう」という授業でした。日本の「こんにちは」に相当するあいさつが、世界の国々でどのような言い方をしているのかを学びました。 電子黒板には、日本以外の国々の国旗が並び、マーク先生がクリックすると、国の言い方(英語での発音)や、その国の様子とあいさつが動画で流れる仕組みです。(写真上) ケニアは、アフリカに位置する国です。遠くに高層ビルが見える草原に、ゾウの群れがいる動画が流れました。ケニアでの「こんにちは」は、「ジャンボ」です。次に、インド…英語では、「インディア」と発音します。「こんにちは」は、「ナマステ」です。(両手のひらを合わせて言っていました。)そして、韓国…英語では、「コリア」と発音し、「アンニョンハセヨ」が「こんにちは」に相当します。他にも様々な国のあいさつや英語での国名を習いました。3年生の子ども達にとっては、聞いたことがある英語もあり、とても興味深かったようです。 1校時の後半に、今年度1回目の避難訓練がありました。地震が起こり、続けて火災が発生したという想定で、校庭に避難するという訓練でした。事前指導を各クラスで十分に行ったうえで、黙って校庭まで避難することができるように取り組みました。1年生は小学校で初めての避難訓練でしたが、防災頭巾をかぶり、きちんと先生の後について避難を完了しました。 避難訓練は、毎月1回ずつ行っていきます。避難訓練は、一番の目的は子ども達の命を守る行動を身につけさせるためにありますが、同時に教職員の訓練でもあります。放送を聞いて、適切な避難経路を先導するのは教職員の任務です。また、人数確認と副校長への報告も訓練要素となっています。(写真中) 南校舎の階段を上がった2階の掲示板に、先週行った「1年生を迎える会」の写真資料を掲示しました。当日、校庭での様子を撮った写真をもとに、A4版3枚にまとめて作成しました。近くには、今朝話をした「あいさつ名人」の掲示物と、全校朝会の話の原稿も掲示してあります。 休み時間に、さっそく階段を利用する子ども達が見に来ました。自分の知っている1年生が写っていたようです。(写真下)保護者の皆様も、学校にお越しの際は、ぜひご覧ください。 4月19日(月) その1
校庭で全校朝会を行いました。「あいさつ名人になろう」という話をしました。
・・・あいさつは、「語先後礼(ごせんごれい)」が基本であると言われています。つまり、言葉が先で後からおじぎするのが良いということです。相手の目を見て「おはようございます」と言葉に出し、続けておじぎをするようにします。その方が、目を見てあいさつができ、相手に気持ちがしっかり伝わることになります。 先週、3年生の教室で「あいさつ名人」という道徳の授業が行われていました。とおるくんは、いつも大きな声であいさつができる自分を「あいさつ名人」と思っていました。一方のせいやくんは、声が小さく、あいさつをいつも苦手としていました。ある日、2人は、近所のおばあさんに出会いました。とおるくんは、いつものように「おはようございます。」と大きな声であいさつをしました。せいやくんは、おばあさんが足を引きずっていたのを見て、「足、大丈夫ですか?」と声をかけました。さらに、「お大事にしてください。」と言いました。それを見ていたとおるくんは、「せいやくんこそ『あいさつ名人』だ。」と思ったのでした。・・・あいさつで大切なのは、声の大きさよりも、相手に気持ちよく届くかどうかが重要です。 毎日、正門や南門のところで、たくさんの子とあいさつをしています。また、廊下でいろいろな学年の子とあいさつをしています。旭町小の全ての子ども達が『あいさつ名人』になれるように、このような掲示物を作りました。(プリントを見せながら説明する。) 「あいさつ名人になろう!」ということで、まず2つのことが書いてあります。「相手に届く声であいさつをしよう」と「相手を見てあいさつをしよう」です。すでにもう、2つともできているよという子がほとんどですよね。そこで、「さらにレベルアップさせて!」と書いてあり、3つの項目を挙げました。 まず、「自分からあいさつをしよう」です。校長先生や担任の先生から、「おはようございます」と言われてあいさつをしている子が多いのではないでしょうか。自分から先にあいさつができる子は、『あいさつ名人』と言えます。 次に、「いろいろな人にあいさつができるようにしよう」です。学校に来るまでに、いろいろな人にあいさつができているでしょうか。登校班の集合場所では、近所の家の人とあいさつをします。学校に来るまでの道路では、通学案内の方々やお巡りさん、用務主事さん、地域の方々とあいさつをします。そして、校長先生や学校の先生方とあいさつをします。このように、いろいろな人にあいさつができる子が、『あいさつ名人』と言えます。 最後に、「いろいろな場所に応じたあいさができるようにしよう」です。休み時間であれば、廊下で「こんにちは」と元気よくあいさつをしてもよいですが、授業中だったらどうでしょうか。近くの教室で行われている授業の迷惑を考え、小さな声であいさつをすることが大切ですよね。先週、専科の教室に移動するあるクラスの子ども達と、廊下ですれ違いました。その時、目を合わせてから軽くおじぎをした子がいました。近くの教室では、もうすでに授業が始まっていたので、黙って礼をしたのです。そういう時は、大きな声で「こんにちは」と言われるよりも、心が伝わるものです。ですから、いろいろな場所に応じてあいさつができる子は、『あいさつ名人』と言えます。 さあ、みなさんも『あいさつ名人』を目指してがんばりましょう。・・・ 今朝もまだ北風が強く吹いていましたが、どの子もしっかりお話を聞いていました。 4月19日の給食鶏のから揚げ 千草和え 豆腐のすまし汁 牛乳 一口メモ 毎月19日は「食育の日」です。今月は、全校の子ども達の入学・進級をお祝いして赤飯を炊きました。 赤飯に使っている「ささげ」という豆は、調理の最中に赤い煮汁が出ます。その煮汁と、もち米を一緒に炊いたのが赤飯です。 昔から、赤い色は魔除けの効果があると言われてきました。お祝いの時に赤飯を食べることで、災いを追い払おうとしたと言われています。今年度も、給食室から全校の子ども達が元気に過ごせるように、一生懸命給食を作っていきたいと思います。 4月16日(金)1年生の道徳は、最初にどんな勉強をするのでしょうか…。たいてい道徳の授業では、資料を読んで考えたり、友達と意見交流をすることが多いです。1年生の初めは、絵だけが描かれているページをもとに学習を進めていきます。(それだけに、先生は大変です。) 今日は、「がっこう だいすき」という学習をしました。授業をしている場面と休み時間に遊んでいるところ、そして掃除の様子の3枚の絵を使った授業でした。(写真上)より良い学校生活について考えたり、集団生活を意識させることを目的とした内容です。学校生活が始まり、楽しいことや、これからやってみたいなと思うことを発表し合ったりしました。 ところで、1年生にとって2日目となる今日の給食は、カレーライスの献立でした。隣の豊渓中の分も含めて、カレーは同じ味で作っているそうです。1年生に辛くないかなと思い、食べている様子を見に行きました。すでにぺろりと完食していた子がたくさんいました。栄養士さんに聞いてみると、玉ねぎをたくさん使って、甘みを出すように工夫して作っているそうです。やはりカレーの場合は、どのくらいの辛さにするのか気を遣うそうです。野菜サラダもしっかり食べていた子がたくさんいて、とても立派でした。 音楽の授業では、「我が国や郷土の音楽」について扱うことになっています。新しい学習指導要領では、歌唱指導だけでなく、器楽の指導や鑑賞にも我が国や郷土の音楽に関する記載が入っています。 旭町小の音楽室には、『箏』が6面あります。5年生の音楽の時間に、箏の基本的な演奏の仕方を学んでいました。「さくらさくら」の音階を数字にして歌い、箏の弦をはじいていきます。箏の響きは、くっきりとした音色で、とても華やかな感じがします。また、日本の伝統楽器らしい味わいもあります。(写真中) 箏を演奏するには、礼儀作法があり、姿勢にも気を付けなければなりません。来週からは、6面の箏をグループで順番に使いながら、全員がその演奏に親しめるようにしていきます。 5年生は、社会科の時間に「日本の国土と世界の国々」の学習をしています。地球儀を活用して、世界の国々や大陸・海洋と日本との位置関係に着目させます。それらの学習から、日本の国土の位置をとらえさせていきます。 今日は、2組で地球儀を実際に使って授業をしていました。まず、地球上の位置は緯度や経度で表されることを習い、地球儀上での距離や方位の読み取り方をグループで確かめました。日本からの最短距離を測るには、地図では正確に読み取ることができません。地球が球形であることから、地球儀上の2点をひもなどで結び、距離を測り取ります。紙テープに目盛りをつけ、日本から各国とのおおよその距離を調べていました。(写真下) 4月16日の給食3色サラダ 牛乳 一口メモ 緑色のピーマンと赤ピーマンは、何が違うと思いますか? 実は、同じものなのです! 緑色のピーマンは、花が咲いてから15日ほどで収穫した未熟な状態です。一方の赤ピーマンは、その4倍の60日ほどかけて完熟させた状態のものです。そのため苦みが少なく、甘くなります。 風邪を予防するビタミンCも、緑色のピーマンよりもたくさん含まれています。赤ピーマンは、柔らかいという特徴もあります。 体育朝会今回の体育朝会では、整列するときに使う4つの基本的な動きについて学習しました。「休め」「気を付け」「大きく 前へ ならえ」「なおれ」・・・どの動きも、学校生活の中で頻繁に使うものです。子ども達は、足の開き方や手の位置など、細かい部分にも気を付けながら取り組みました。 高学年は、「正直、簡単だな…」と思った子もいたようですが、低学年から「おお〜」と声が漏れるくらい、立派な整列をしていました。低学年も手本を見て、真剣に取り組むことができました。 基本的な動きでも、しっかりと行うことができる子ども達の今後がますます楽しみになりました。 初めての給食(1年生)給食の時間が終わってから、「あいしかった!」という子ども達の声がたくさん聞こえました。 4月15日(木)まず、チューリップの球根を掘り上げる作業を行いました。茎や葉がまだ残っているので、少しもったいない気がします。実際に掘り上げてみると、新しい球根らしきものができているものも見られました。(写真上) しかし、このまま育てたとしても、来年の春に花が咲く球根にまで成長させることは難しいです。2年後、あるいは3年後に花が見られるかもしれません。葉のついた球根をビニール袋に入れて、大切に持ち帰った子が何人かいました。すぐに地植えか鉢に植え、葉が枯れる5月下旬まで日に当てて育ててください。来年になって芽が出てきても、葉が茂るだけかもしれません。そこでめげずに、肥料を与えながらさらに育てていくと、次の年(4年生になる頃)に花が見られるかもしれません。 チューリップの球根栽培が盛んなのは、新潟県や富山県です。球根づくりの農家では、つぼみのうちに花を摘み取り、球根を太らせます。太平側のように、5月以降にすぐ暑くならないので、球根栽培に適しているそうです。 旭町小の中庭のあちこちに、毎年チューリップがポツポツと咲いています。2年生が廃棄したチューリップの球根が、何年か経って大きくなり、放った状態で咲いているようです。こういう自然な咲き方もいいものです。 4年生は、理科の時間に「天気と気温」の学習をしています。天気によって、気温の変化の仕方が1日の中で違いがあることを調べていく内容です。今日は、1組で気温の正しい測り方を学習していました。棒温度計と日よけカバーを使い、目盛りの読み方について学びました。そして、今日1日の気温の変化を調べるために、時間を変えて校庭の気温を測ることにしました。 「同じ場所で測るんですか?」と質問した子がいました。とても大切な発言です。同じ場所でなければなりません。「昨日、塾で習ったのでどうなるか知ってます。」と言った子には、「実際に自分の目で確かめることが大切ですよ。」と、先生がさりげなく返していました。 校庭に出て気温の1回目の測定が終わってから、百葉箱について学習をしました。飼育小屋の隣にあります。(本来は、広い芝生の真ん中に置くものですが、仕方ありません。学校に百葉箱があるだけ幸せです。百葉箱がある小学校は、めったにありません。) 先生が、百葉箱の中にある機器を一つ一つ説明していました。最高・最低温度計や自記記録温度計があります。(写真中)これらが小学校にちゃんとあるのも立派です。…というか、昔、私が担任をしている頃に注文して購入しました。 1年生は、今日から給食指導が始まりました。朝、登校してきた時から、給食をとても楽しみにしていたようでした。4校時の後半から、給食当番の仕事や、配膳の仕方を一つ一つていねいに指導しました。しばらくは、大人の手が必要です。地域連携事業の予算を使い、地域の方にそれぞれのクラスの補助に入っていただいています。 当番の子ども達の準備ができると、一人ずつ自分の給食をお盆を使って運ぶように指導しています。(写真下)以前は、ランチョンマットにお皿を置いていました。しかし、昨年度中に練馬区が予算化し、感染予防対策のためにお盆を全校分用意することになりました。1年生がお盆を持って自分の給食を運ぶのは大変ですが、なるべく多くの人が食器に触らないためにはベストな方法です。 時間がかかりましたが、ようやく全員の給食が準備でき、「いただきます」のあいさつが聞こえました。マスクを外して黙って食べるのも約束の一つです。後から子ども達に聞いたら、とてもおいしかったと言っていました。しかし、黙って食べているのでは何も伝わってきません。せっかくの給食の始まりでしたが、何か少し寂しい気がしました。早くワイワイガヤガヤと、楽しく食べられる給食の時間が戻ってきてほしいです。 4月15日の給食じゃこ入りサラダ 春野菜のクリーム煮 牛乳 一口メモ 今の時期は、名前の頭に「春」や「新」がつく野菜がたくさんあります。実を付けたばかりだったり、この時期しか食べられない味わいだったりする野菜のことを呼びます。 今日使っている春野菜は、新玉ねぎと春キャベツ、グリンピースです。新玉ねぎは、みずみずしくて辛みが少なく、とてもおいしい玉ねぎです。春キャベツは、葉が柔らかくて甘いので、生で食べるのもおすすめです。 4月14日(水)では、どの順でひらがなの練習をしていくと思いますか? 「あいうえお…」の順ではありません。よく、「1年生のひらがなは『つくしへ』から…」と言われます。つまり、一画でできているひらがなを最初に指導します。今日は、2組で「へ」の字を学習していました。 ひらがなの練習では、マス目を4等分して、「1の部屋」から「4の部屋」に分けて書き方を指導していきます。鉛筆の線が、どの部屋からどの部屋を通って書くようにするかを教え、正しいひらがなの形を意識させます。そして、プリントに実際に書いて練習をします。(写真上) なぞって書く文字がはみ出てしまい、何度も消しゴムを使ってやり直しをしていた子がいました。繰り返し練習することで、字は上手になっていきます。とにかく一文字ずつ、ていねいに書くことが大切です。 6年生は、理科の時間に「ものの燃え方」の学習をしています。空気の変化に着目し、ものの燃え方を多面的に調べていきます。しばらくは、理科室で実験をする内容が続きます。理科の学習では、実験の技能を身につけることも大切です。2校時に理科室に行くと、2組がグループごとに実験をしていました。ものが燃える時の空気の流れを調べていました。 平らにした粘土の上に、底なし集気びんを置きます。粘土の一部を切り取り、集気びんの底に隙間(空気穴)を作ります。ろうそくに火をつけてから、線香の煙を近づけて、空気がどのように動いているのかを調べていきました。(写真中) 前時に、ふたをした集気びんと、ふたをしない集気びんでのろうそくの燃え方について実験をしています。その現象から、子ども達は「ものが燃える時には、空気が関係しているのではないか。」と考えます。線香の煙を集気びんの下の隙間に近づけると、吸い込まれるように煙が入っていきます。さらに、煙はふたをしていない集気びんの上から出ていくことが分かりました。これらのことから、ものが燃える時には、空気の出入りが必要であるという考えにたどり着きます。 理科の時間にマッチを擦るということは、以前に比べて激減しました。4年生から火を使う実験がありますが、今はアルコールランプを使いません。実験用のコンロを使う場合がほとんどです。安全面や簡易性、火力の面で、アルコールランプよりもはるかに優れているからです。家庭でも、マッチはチャッカマンのような便利器具に代わってしまいました。6年生の子ども達の様子を見ていると、恐々とマッチを擦っていましたが、こういう経験も大切であると思います。 ところで、久し振りに旭町小の理科室に入りました。私が担任として在籍していた時は、毎年理科主任としてこの理科室を管理していました。黄色いカゴを活用して、実験器具を用意していたのを思い出します。また、科学クラブの担当として、子ども達といろいろな実験を行いました。理科準備室に入り、「ああ、このにおい…」と懐かしく思い出しました。 3年生の道徳の教科書に、「あいさつ名人」という資料があり、2組で授業が行われていました。(写真下)・・・同じクラスのせいやくんは、「とおるくんはいいな。大きな声であいさつができて。ぼくはあいさつが苦手。」と言っていました。ある日、学校へ行く途中で、おばあちゃんに会いました。ぼくは大きな声で「おはようございます。」と言いました。せいやくんは「足、だいじょうぶですか。」と言いました。さらに、「お大事にしてください。」とも言いました。おばあちゃんの顔しか見ていなかったぼくは、「せいやくんこそ、本当のあいさつ名人だ。」と思ったのでした。・・・ 授業では、この資料から「あいさつで大切なことは何だろう?」と考えさせます。「相手が気持ちよく思えることが大切だと思う。」とか、「相手のことを考えてあいさつをしなければいけない。」、あるいは、「言われてうれしくなるあいさつをしたい。」と子ども達は考えるようになります。来週の全校朝会では、これらのことも含めて、あいさつ名人についての話をしようかなと思いました。 |
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