音楽会があります。子ども達の歌声と合奏をお楽しみください。29日(金)…児童鑑賞日 30日(土)…保護者鑑賞日

9月27日の給食

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献立名           チキンライス
              パンプキンオムレツ
              オニオンスープ
              牛乳


一口メモ

 かぼちゃは夏野菜ですが、暗く涼しいところで保管すれば、冬まで食べられる保存食となります。また、2〜3か月間おいておくことで追熟が進み、でんぷんが糖質に変わって、甘みや栄養価が増すという特徴があります
 かぼちゃには、風邪を予防するはたらきのあるビタミンCや、肌や粘膜を健康に保つカロテンが多く含まれています。

9月24日(金)

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 2年生は、国語の時間に「どうぶつ園のじゅうい」という説明文の学習をしています。1学期には、説明文として「たんぽぽのちえ」を学習してきました。今回は説明文全体の内容がさらに増え、時間的な順序や事柄の順序を考えながら読み取っていく学習となっています。また、自分の知識や生活経験と比べながら感想をまとめて、発表し合う力も育てていきます。
 この説明文では、いろいろな動物に対応する獣医さんが描かれています。登場する動物は、「いのしし」、「にほんざる」、「ワラビー」、「ペンギン」です。今日は、1組でワラビーの治療について、いつ、どんな仕事をしたかに分けて読み取っていきました。(写真上)
 ちなみに教科書では、歯茎の腫れが見つかったワラビーの治療に行ったことが書かれています。歯茎の治療はとても痛くて暴れる時があるので、3人の飼育員さんに押さえてもらって治療したことが書かれていました。
 今日も青空が広がり、夏のような暑さになりました。2校時に1年2組の子ども達が校庭に出て、生活科の学習として竹とんぼを飛ばしていました。生活科では、昔から伝わる手作りのおもちゃで遊ぶ学習があります。学校に、全員分の竹とんぼが用意してあったので、広い校庭に出て、全員が思う存分楽しむことができました。(写真中)
 しかし、竹とんぼを楽しむには、まずよく飛ばすことができなければなりません。1年生では、初めて竹とんぼを手にしたという子が多かったようです。一生懸命上に投げ上げるように飛ばそうとしていた子も見られました。何度も挑戦して、少しずつ飛ばすコツがつかめてきたようでした。
 竹とんぼは、真上に向けずにやや斜め前に向けて構えます。両手で軸を挟んでから、片方の手を固定したまま、もう片方の手のひらをこするように前に押し出します。両手を動かしてしまうので、なかなか飛ばなかったり飛ぶ方向が定まらなかったりしていたようでした。うまく飛ばしていた子は、校舎の2階あたりまで高く舞い上がっていました。
 3年生は、総合の学習の時間に、年間を通じて自分で決めた樹木の観察をしています。1組の子ども達が、中庭に出てきて1学期の様子からどのように樹木が変化してきたのかを調べていました。
 子どもの目は、すぐになんでも見つけてしまうものです。ひょっこり現れたカエルを見つけて、たくさんの子が集まってきていました。結構大きなカエルで、ヒキガエルの種類のようでした。中庭の親分のようで、どっしりとした風格が漂っています。(写真下…左下にカエルが写っています)
 夏休み中に、中庭でサクラ草の植え替え作業をしていた時に、小さなカエルがたくさんいることには気が付いていました。しかし、こんなに大きなカエルがいたことにはびっくりです。
 写真に写っている、3年生の子ども達とカエルとの間にあるのが、サクラ草の苗です。2回の植え替えをして、ビニールポット苗がたくさんできつつあります。来週の木曜日には、6年生が全校のトップバッターとして植え替え作業をする予定です。(さらに10月から、5年生、4年生・・・と、順に全校児童が植え替え作業をします。)
 カエルは、夕方から夜にかけて、虫をつかまえて食料にしています。サクラ草を育てている人間側からすると、とてもたのもしい存在です。サクラ草には、ヨトウガという蛾が卵を産み付けに集まってきます。幼虫は、大きくなると一晩で葉っぱを全部食べてしまうほど食欲旺盛です。しかも、昼間は土の中に隠れているので、見つけにくい害虫です。今晩から、このヒキガエル君にサクラ草の見回りを任せようと思います。ヨトウガを見つけたら、ぜひすばやい動きでとらえてほしいものです。

9月24日の給食

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献立名           ご飯
              いわしの辛味焼き
              ひじきの炒り煮
              きのこ汁
              牛乳


一口メモ

 きのこは、食物繊維が多い食べ物の一つです。お腹の調子を整えるはたらきがあります。
 また、食べ物をエネルギーに変えるのを助けるビタミンB群や、カルシウムの吸収を助けて骨を丈夫にするビタミンDが多い食べ物でもあります。

9月22日(水)

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 5年1組は、国語の時間に「カレーライス」という物語を学習していました。教科書では、物語教材としてではなく、作家に着目して読み広げ、本を紹介することを目的とした扱いになっています。5年生にもなると、本の選び方が今までと変わってきます。気に入った本が一冊見つかると、同じ作者の本を探して読書を楽しむようになります。新たな読書の楽しみが身についてくる頃に合わせた教材となっています。(写真上)
 「カレーライス」は、重松 清 が教科書のために書き下ろした作品です。以前は、6年生の教科書の初めの方に掲載され、物語教材として扱われていました。親子の行き違いと成長をテーマに描かれた作品で、とても身近な内容でもあり親しみやすい作品です。確かに、この物語をきっかけに、他の重松作品を読み広げていくと読書の楽しみが増すことでしょう。他にも、家族の日常を描いた作品がたくさんあります。
 この物語は、冒頭の言葉が印象的です。「ぼくは悪くない。」という衝撃的な書き出しです。そして、物語全体が主人公の「ぼく」の視点で描かれていきます。5年生の子ども達も、きっとこのような体験があるはずなので、自分自身と重ね合わせながら読み進めることになります。
 ぼくが怒った原因は、約束の時間以上にゲームをしていたため、注意したお父さんが本体のコンセントを抜いてしまったからでした。しばらくしてお父さんが謝ってくれたものの、本来は自分が悪かったのに…と反省し始めます。なかなか自分のお父さんに素直に謝れないぼくは、仲直りのきっかけに一緒にカレー作りをすることになりました。最後まで素直な気持ちを言葉にできなかったのですが、「ぼくたちの特製カレーは、ぴりっと辛くて、でも、ほんのりあまかった。」という言葉に、親子の温かみが感じさせられます。
 4年生は、算数の時間に「およその数の使い方と表し方を調べよう」という学習をしています。概数の使い方と表し方の学習単元です。
 まず、単元の最初に、四捨五入についての意味と使い方を学習しました。そして今日は、どこの位で四捨五入したらよいのかをみんなで考えました。(写真中)「図書館の利用人数は、およそ何万人ですか」という問題に対し、四捨五入するのが一万の位なのか、千の位なのかで意見が分かれました。(指導している先生としては、しめしめという感じです。)
 ところで、「およそいくつ」という概数の考え方は、小学生の発達段階とともに身についてくる概念です。また、単元の後半では、目的に応じて和や差の概数を利用した計算の仕方を学びます。決められた金額で買い物をしなければならない時は、多めに見積もって計算をする場合があります。算数は、実際の生活場面に生かされるものであることが重要です。さらに概数は、金額や個数、人数、重さ、時間にも必要になる考え方です。今後も、日常生活で使える算数となるように指導していきます。
 5年生は、社会科の時間に日本の水産業についての学習をしています。5年生の社会科では、一年間をかけて日本の産業について学んでいます。1学期は、おもに農業について学習してきました。2学期は、水産業〜工業と学習していきます。
 授業では、水産業のさかんな地域や魚の流通について学習したり、様々な漁業の方法についても学習したりしてきました。単元の学習のまとめとして、現在の水産業の現状から、問題点とこれからのあり方について考えさせていきます。200海里問題にも触れ、今日は2組で、「世界中で漁業の約束を決めて、魚をとる量を制限したのはなぜだろう」というテーマで考えさせていました。(写真下)
 グループで意見交流をすると、様々な考えが出てきました。「制限しないと、他の国ととり合いになるから。」という、争いを避けるためという理由が挙げられていました。また、「魚をとり過ぎて、魚がいなくなってしまうから」という、水産資源を守ろうとする意見も出されました。
 日本は、世界でも有数の漁業大国であり、水産資源が欠かせません。私は特に「肉より魚派」のため、魚無しの食生活は考えられません。しかし、今年もサンマが不漁となり、秋の食卓からここ3年程、さっぱり見かけなくなりました。(我が家では…)一方で、ハマチやブリなど、養殖物が出回る時代になってきました。日本の水産業には、ぜひ頑張ってもらいたいものです。

9月22日の給食

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献立名           フレンチトースト
              パリパリサラダ
              ミネストローネ
              牛乳


一口メモ

 フレンチトーストは、食パンに卵と牛乳、砂糖を混ぜた液をつけて、こんがりと焼いた料理です。
 日本では、甘い味付けをすることが多いです。しかし、他の国では、チーズをはさんで焼いたり、青唐辛子などを使って辛く味付けをしたりと、様々な食べ方がされています。

9月21日(火) その2

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 1年生は、算数の時間に「なんじ なんじはん」という時計の読み方の学習をしています。算数の学習において、初めて習う時計の単元です。長い針と短い針がある時計のしくみを知り、「何時」「何時半」を読むことができるようにしていきます。さらに1年生では、3学期に「何時何分」の時計の読み方を学習します。
 長い針が12を指していれば「〇時」となり、6のところにあれば「〇時半」という言い方をします。この2種類の時計の読み方を学習していくのですが、難しいのが「〇時半」の場合の「〇時」の読み方です。1時半であれば、短針は1と2の間にあります。7時半であれば、短針は7と8の間です。両方の数字の小さい方が「〇時半」の「〇」になります。ところが、12時半の場合は、12と1の間に短針があります。この場合は「12時半」であり、さらに「0時半」という言い方をする場合もあります。(写真上)
 この単元は、1時間しか扱いません。時計の学習は、日常生活の中で繰り返し経験させていくことが重要です。長い針がちょうど12や6を指していたら、「今、何時?」とか「今、何時半?」と子どもに聞いてあげ、普段の生活の中で学ばせていくことが大切です。デジタル表示の時計が多くなってきている時代であるだけに、きちんとアナログの時計が読めるようにさせていきたいものです。
 2年生は、算数の時間に「ひっ算のしかたを考えよう」という学習をしています。たし算とひき算の筆算は、1学期にも学習しています。2位数同士のたし算・ひき算で、繰り上がりや繰り下がりのある計算についても学習してきています。しかし、その繰り上がり・繰り下がりは、1の位のみの場合でした。2学期は、3位数(百の位)までの数の計算になり、十の位と百の位にかけての繰り上がりと繰り下がりの計算を学習しています。
 今日は、「103−9」や「102−6」のような、2つ上の位から繰り下がってくる筆算の仕方(波及的繰り下がり)を学習していました。(写真中)2学期に入り、3年生はかけ算の筆算を、そして4年生ではわり算の筆算を学習してきています。筆算のやり方が分かったら、繰り返し問題を解くことで計算の力がついてきます。ドリルやプリントを使って何度も練習し、計算のスピードと正確さを身につけさせていきたいものです。
 5年生は、家庭科の時間に「買い物の仕方について考えよう」という学習をしています。買い物について、目的に合った選び方や買い方ができるようになることをめあてとした学習単元です。
 教科書に、「売買契約」という言葉が出ていました。「買い物は、買う人の申し出を、売る人が受けて成立する売買契約でもあります。」と書いてあります。そこで、どの場面で契約が成立するかを考えさせる問題がありました。店で本を買う場合・・・(1)買いたい本を選んでいる時 (2)レジで「これをくだい。」と言い、店の人が「はい。500円です。」と言った時 (3)お金を払い、店の人が「500円いただきました。」と言った時 (4)店の人が「ありがとうございました。」と言って、商品を渡してくれた時・・・さあ、どの場面で売買契約が成立しているのでしょうか。
 1組では、クラスの意見がだいぶ分かれていました。3番のお金を払った時や、4番の商品を受け取った時と考えた子が多かったようです。正解は、2番です。売買契約は、口頭でも成立するということです。
 その他、教科書も時代に合わせて内容を変えているなと思いました。いろいろな支払方法として、ICカードや商品券、スマートフォンのアプリでの支払いまで記載されています。さらに、インターネットでの取り引きの注意点などについても書かれていて、5年生の家庭科の学習として指導することになっています。(写真下)

1年生 図工(初めての絵の具)

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 1年1組は16日に、2組は21日に図工の学習で、初めて絵の具セットを使いました。
 クレヨンで5色の風船を描き、絵の具で色を塗りました。筆やパレット、筆洗いバケツの使い方に戸惑いながらも、絵の具セットを楽しみながら使っている様子が見られました。

9月21日の給食

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献立名           ご飯
              肉じゃが
              小松菜のおひたし
              月見だんご
              牛乳


一口メモ

 今日は、「十五夜」です。十五夜は、中秋の名月とも呼ばれ、1年のうちで一番月がきれいに見えます。
 たくさんの野菜や果物などの収穫に感謝して、15個のだんごとススキなどを月にお供えします。それにちなんで、今日の給食のデザートは、きなこをまぶした「月見だんご」を作りました。

9月21日(火) その1

 連休明けの火曜日の朝を迎えました。久し振りに気持ちの良い秋晴れの日が続いています。Zoomで12学級をつなぎ、全校朝会を行いました。今日は、「アイコンタクトを意識しよう」という話をしました。
・・・旭町小学校の外国語の授業では、「アイスクリア」が合言葉になっています。アイスクリアの「アイ」は、「アイコンタクト」のことです。つまり、相手の目を見て会話をしようということです。お互いの目を見るということは、人と人とがコミュニケーションをするうえでの基本です。
 コンビニやスーパーに入ると、お店の人に「いらっしやいませ」と声をかけられます。たいていのお店の人は、入ってきたお客さんの目を見て「いらっしやいませ」とあいさつをしています。レジでお金を払った時も、きちんとこちらを見て「ありがとうございました」と言っているでしょう。しかも笑顔で…。それは、お客さんに「いいお店だな。また来たいな。」と感じてもらうために行っているのです。多分、お客さんの顔を見ずに「いらっしやいませ」や「ありがとうございました」を言っている店は、だんだんお客さんが来なくなってしまうはずです。相手の目を見てあいさつをするアイコンタクトは、相手をうれしい気持ちにさせる力をもっているのです。
 アイコンタクトは、スポーツ選手にとっても大切なことです。サッカーの選手は、チームの仲間と協力してボールをキープしていくために、アイコンタクトを使っています。自分がこれからけるボールをどこに出すか、チームのメンバーに目で合図を出します。また、「こっちにボールを出して」と合図を送るのもアイコンタクトを使います。野球やバレーボール、バスケットボールの試合でも、仲間同士のアイコンタクトが大切であると言われています。仲間との信頼関係を深めるため、仲間と心を通じ合わせるために、スポーツの試合でもアイコンタクトが重要であるのです。
 昨年度から、マスクをしたままの生活が続いています。顔の中で唯一見えているのが目です。「目は口ほどにものを言う」ということわざがあます。何もしゃべらなくても、目だけで相手に気持ちや感情が伝わるということを意味しています。授業中、先生の話を聞く時に、きちんと先生の目を見て聞いているでしょうか? 先生が話している内容は、口からだけでなく、目からも伝わってくるものです。「この問題のここが大切なポイントだよ」とか、「ここに気をつけなければいけないよ」ということが、先生の目を見て聞いているとよく分かってきます。先生方は、授業中にいつもアイコンタクトを送っているのです。
 校長先生もアイコンタクトを送っているのが分かりますか? その一つが毎朝のあいさつです。たくさんの子が一度に登校してくると、一人一人の目を見るのはほんの一瞬です。しっかり相手の目を見てあいさつができるようにアイコンタクトを意識していきましょう。・・・

9月17日(金)

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 3年生は、国語の時間にローマ字の学習をしています。国語の「上」の教科書の最後にローマ字の単元があり、ローマ字表も載っています。小学校でローマ字を指導するのは、3年生の2学期に4時間、3学期に2時間程度です。そして、4年生ではほんのわずかな指導時間(都道府県のローマ字表記について)しかありません。(写真上)
 ローマ字指導のねらいは、児童の身近なローマ字表示のものについて、読み書きができるようにするところにあります。道路標識や駅の表示板など、現在は街を歩けばいたるところにローマ字表記が使われています。また、タブレットPCが全員に配布されたことで、キーボードを打つためにも、ローマ字の習得が欠かせません。どちらかといえば、タブレット入力のためにローマ字指導が必要であると感じています。それだけに、近い将来、低学年の国語の教科書にローマ字の指導が移っていくのではないでしょうか。
 今朝、南門で子ども達の登校を迎えていたら、飼育ケースを抱えて登校してきた子がいました。中を見せてもらうと、トカゲが5匹入っていました。4年生の子でした。上練馬公園でつかまえてきたそうです。教室に持っていけば、一気にクラスのみんなの注目を浴びることでしょう。
 中休みに、飼育ケースを持って、4年生数名の子が大根の種をまいた畑にやって来ました。トカゲを飼うには、餌となる虫が必要です。クラスの友達も参加して、草むらで小さな虫を探していました。ミニチュア恐竜のような姿にあこがれて、トカゲを飼ってみたいと子どもながらに思うのは、昔も今も一緒だなと思いました。私も子どもの頃は、生き物が遊び相手の毎日でした。トカゲは、小さいながらも、顔をよく見るとぱっちりとした目が可愛らしく、瞬きをしたり口を開けたりと表情豊かです。(写真中)
 昔は、トカゲと言わずに全て「カナヘビ」という言い方をしていました。調べてみると、種類によってその言い方が使い分けられていることが分かります。ニホンカナヘビは、体全体が茶褐色で尻尾が長いのが特徴です。一方、体に光沢があり、尻尾が青色の光沢をもつのがニホントカゲです。ここで正直に白状すると、子どもの頃は「カナチョロ」と呼んでいました。これは田舎での呼び名だったのか、子どもが考えた呼び方だったのか・・・でも、その動作の特徴からも、一番似合っている言い方がカナチョロだと思います。
 体育館で、いよいよ6年生のマーチング練習が始まりました。楽器はまだ持たずに、隊形移動の感覚をつかませるための練習でした。先生が考えた各自の動きを記入した図をもとに、楽器ごとに並んだ列が向きを変えたり動いたりしていきます。(写真下)
 感染症対応のために、リコーダーなどの吹奏する楽器は入れていません。キーボードやグロッケン、太鼓(大・中・小)、トリオタム、シンバル、和太鼓での合奏を練習してきました。また、マーチングとして、指揮者(主指揮、副指揮)とフラッグの役割もあります。
 1学期から、音楽室でクラスごとに練習を積み重ねてきました。学年で音を合わせ、そして動きも入れて練習する日が近づいてきました。6年生が毎年伝統として受け継いできたマーチングを、誰もが楽しみにしているところです。来月23日(土)の体育発表会に向けて、学年全員の心を一つにがんばっていきます。

9月17日の給食

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献立名           ご飯
              サバとダイズの田楽焼き
              じゃがいものきんぴら
              豆腐のすまし汁
              牛乳


一口メモ

 来週月曜日の敬老の日にちなんで、「まごはやさしい」献立にしました。
 ま:豆類
 ご:ごまなどの子実類
 は(わ):わかめなどの海藻類
 や:野菜類
 さ:魚類
 し:しいたけなどのきのこ類
 い:イモ類 のことで、日本の伝統的な食材を示しています。
 これらがそろった食事は、栄養のバランスが整いやすくなっています。今日の給食のどの料理に何が入っているのか、探しながら食べるように声をかけています。

9月16日(木)

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 1年生は、図工の時間に、絵の具の道具を使う学習が始まりました。今日は、1組で初めて絵の具で色を塗る授業がありました。子ども達は、真新しい絵の具セットを使うのを楽しみにしていたようです。
 絵の具セットは、1年生の2月期から初めて使います。また、これからの6年間にわたる図工の授業において、一番使う道具でもあります。絵の具セットの使い方について、担任の先生が一つ一つていねいに指導していきました。
 水入れ一つとっても、いろいろな約束を指導し、守らせていきます。旭町小では、1年生の図工の授業は教室で行っています。水入れは、隣の座席側に置くことにさせています。(通路側に置かない。)また、水入れについている部屋の使い方にも約束があります。水入れには、筆の汚れを洗う部屋やゆすぐ部屋があります。その他、パレットへの絵の具の出し方など、最初の指導の大切さを感じました。
 今日は、5色(赤、オレンジ、黄色、緑、青)の風船を描きました。最初にクレヨンで風船を描いてから、絵の具で色を塗りました。筆に絵の具をつけて、画用紙に色を広げていきました。筆で色を塗る感触や、水の量によって濃さが変わることなど、様々な発見があったようです。(写真上)
 2年2組で、読書感想文の指導が行われていました。2冊の本(「かわいそうなぞう」と「かたあしだちょうのエルフ」)から、好きなお話を選んで感想文を書かせていました。
 感想文は、普通の作文とは違い、誰もが苦手としていたのではないでしょうか。私も子どもの頃、たいてい夏休みの宿題に読書感想文があり、8月の終わりに苦労した思い出があります。本を見ながら書いていたら、あらすじを書いているだけになってしまったことが何回もありました。
 2年生では、いきなり作文用紙に書くのではなく、感想文を構成するための作文メモが書けるワークシートを利用していました。一番おもしろかった場面や心に残ったところ、かわいそうだなと思った場面を書き出してから、作文用紙に向かわせていました。…とは言っても、作文用紙のマス目をうめていくのは難しかったようです。何人かの子の鉛筆が止まったままでした。(写真中)
 「かわいそうなぞう」は、評論家の秋山ちえ子氏が平和への願いをこめてラジオで朗読し、テレビでも紹介されたお話です。戦争中、上野動物園で三頭のゾウが殺されました。本当にあった悲しいお話をもとにした名作絵本です。
 「かたあしだちょうのエルフ」は、木版画の絵が印象的な絵本です。子ども達を助けるためにライオンと戦い、エルフは片足を失います。ある日、襲ってきた黒豹から子ども達を守るため、エルフは弱った体で最後の力を振り絞ります。・・・こちらも悲しいお話です。
 3年生は、2学期の総合の学習の時間に、1学期に育てたカイコの繭を使って学習をしていきます。1学期から夏休みにかけてできた繭は、冷蔵庫に入れて保管してありました。今日は、一人一人が繭を手に取り、じっくり観察をしていました。(写真下)
 今後は、繭から生糸を取り出す工程を体験するようです。繭の糸取りは、鍋にお湯を沸かし、繭を温めてから糸を紡いでいきます。1学期に育てたカイコが作った繭から、どのように、そしてどれだけの糸が取れるか、今から楽しみな様子でした。
 昔の人は、カイコのことを「お蚕さん」、あるいは「お蚕様」と敬意を表して呼んでいました。人にとって、生きていくために必要な生糸を生産してくれる大切な虫がカイコでした。カイコを漢字で書くと、「天」の「虫」と書くわけです。

9月16日の給食

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献立名           三色ご飯
              根菜の味噌汁
              牛乳


一口メモ

 今日の根菜の味噌汁には、ごぼうが入っています。ごぼうは、食物繊維がとても多い野菜です。食物繊維は、お腹の調子を整えるはたらきがあります。
 他にも、ごぼうには、体の水分調整に必要なカリウムや、新しい細胞を作るために必要な亜鉛などのミネラルもたくさん含まれています。

9月15日(水)

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 昨日に続き、旭町小の校歌についての話題です。4年1組で、道徳の授業が行われていました。「わたしたちの校歌」という資料を使って、よりよい学校生活や集団生活の充実について考えさせる学習です。そして、校歌だけでなく、昔から大切にされてきたものや学校のよいところを見つけて、これからも学校生活を楽しくしようとする心情を育てることをねらいとしています。
 教室のモニターには、旭町小の校歌を作詞した まど みちお さんの姿が映し出されていました。そして、担任の先生からは、その まど みちお さんの詩集を手に、いくつかの詩を紹介してあげていました。(写真上)
 校歌ができたのは、昭和35年と記録されています。学校ができた当初はまだ校歌がなく、開校してしばらくしてから作られたようです。まど みちお さんは、実際にこの旭町小を訪れて作詞されています。当時の子ども達の元気な姿(毎日、元気に 心をみがく…♪)や、遠くに見える景色(秩父の山の むらさきを…♪)など、印象に残った様子が校歌にちりばめられています。さらに、「風うつくしい この丘」という言葉を校歌の題名として添えていただきました。当時は周りに建物が少なく、本当に高台の上にある学校という感じだったのでしょう。
 そして、昨日もお伝えしましたが、「『学校は どこ?』と聞く人に 見せましょう…♪」という印象的な出だしのフレーズこそ、まど さんらしさが表れています。まど さんの詩集でも、それぞれの詩の大きな特徴が「言葉の楽しさ」にあります。ある時、まど さんは、「言葉だって遊びたがっている。」と言っていたそうです。100歳を過ぎても詩を作り続けた まど さんに対し、改めて素敵な方だなと思いました。4年生の子ども達は、自分たちの校歌を見つめ直し、どこが気に入ったでしょうか。
 6年2組では、毛筆を使った書写の学習が行われていました。小筆を使い、「あけびゆらす秋風」という文字を書きました。穂先の動きと、点画のつながりに気をつけて書くことをめあてとした学習でした。「あ」「け」「ゆ」「ら」のそれぞれのひらがなは、最後の「払い」の穂先が次の文字の一画目に向かっていく気持ちで書くことが大切です。平仮名独特の柔らかさが表現できるように、小筆の使い方を練習しました。
 ところで、実物のあけびを、子ども達は見たことがあるでしょうか? 教室のモニター画面に、あけびの写真を映し、子ども達に見せてから書き始めるようにしていました。(写真中)
 あけびは、つる性の植物です。大きな木にからまるようにして伸びていき、地面から高いところに紫色のきれいな実をつけます。だから、秋風によってあけびが揺れるというわけです。さらに、あけびの味を知っている子はどれだけいるでしょうか? 時々、スーパーに売っていることがあるから驚きですが、田舎に暮らしていないとなかなか味わえないかもしれません。あけびは、ぱっくりと割れた実の中の白いゼリー状の部分を味わいます。たくさんの小さな種が含まれていて、ほんのり甘い優しい味がします。
 私があけびを初めて食べたのは、教員になりたての頃、下田学園(練馬区の健康学園)に勤務していた時のことです。海のすぐ近くにある学園でしたが、山の幸にも恵まれているところでした。
 5年生は、理科の時間に「植物の実や種子のでき方」の学習をしています。1組の子ども達が、実際に植物の花のつくりを観察するために、外に出てきました。アサガオやオシロイバナ、ムクゲの3種類の花を観察し、似ているところや違いについて調べていました。観察を通して花の中心部におしべやめしべがあることに注目させ、今後はその役割について、さらに学習を深めていきます。
 旭町小では、中庭の池の近くにヒガンバナが咲いています。他の花と同様に、今年はヒガンバナも、いつもの年より早めに開花し始めています。(写真下)来週木曜日の23日が秋分の日です。例年であれば、ヒガンバナの群生で有名な巾着田で、この時期に曼殊沙華(まんじゅしゃげ)祭りが行われます。しかし残念なことに、人が集まらないように、昨年に続いて花は全て刈り取ってしまったようです。来年は咲くのだろうかと心配になるかもしれませんが、安心してください。ヒガンバナは、花の時期が終わってから葉が茂り、球根を太らせます。花を刈り取ったことで、逆に栄養分を使わずに済んだ分、立派な球根ができることでしょう。来年は、2年分の栄養を蓄えて、見事な花が期待できそうです。

9月15日の給食

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献立名           ポークカレー
              海藻サラダ
              巨峰(2粒)
              牛乳


一口メモ

 巨峰は、ブドウの品種の一つです。大きな粒と甘さから、「日本のブドウの王様」と呼ばれることもあります。
 巨峰の紫色は、アントシアニンというポリフェノールのひとつです。目の疲れを回復させる働きがあります。

9月14日(火)

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 6年1組で、道徳の授業が行われていました。「世界人権宣言から学ぼう」という資料を使った授業でした。いつもの道徳の内容とは違い、登場人物や日常生活の一場面が書かれたものとは異なる資料になっています。内容項目としては、「規則の尊重」について考えさせる授業でした。(写真上)
 世界人権宣言を参考に、みなさんのクラスの「クラス人権宣言」を作ってみませんか・・・という言葉の後に、谷川俊太郎さんが子どもにも分かりやすいように訳した世界人権宣言が掲載されています。さらに、全部で30条から成る宣言のうち、特に身近な内容であるものに印がつけられています。
 例えば第1条は、「みんな仲間だ」という題がつけられ、「私たちはみな、生まれながらにして自由です。一人一人がかけがえのない人間であり、その値打ちも同じです。だからたがいによく考え、助け合わねばなりません。」と書かれています。
 もともとの原文よりも、小学生にとても分かりやすく訳してあります。授業では、自分の気に入った条文を選び、クラスの友達と意見交流をしながら理解を深めていきました。人権について取り上げるだけで、規則の尊重のみならず、道徳の多くの内容項目に触れて考えさせる授業ができそうでした。
 音楽室では、4年1組がタブレットを使った授業をしていました。先生が旭町小の校歌についての問題を作り、子ども達のタブレットに配信します。校歌の1〜3番までの歌詞に関する問題に子ども達が回答して先生に送ると、何問正解したかがすぐに集計できるようになっていました。(写真中)
 どこの学校の校歌もそうですが、校歌には歌詞が共通しているところと、少しずつ違う言葉が入っている部分とがあります。旭町小の校歌は、1〜3番とも、出だしの部分に特徴があります。1番では、「学校は、どこ?」ときく人に…で始まるのに対して、2番は「卒業は、いつ?」ときく人に…になっています。そして3番は「のぞみは、なに?」ときく人に…で始まります。
 歌わない音楽の授業が続いているため、学校の校歌もしばらく口ずさめない状況です。始業式や終業式でも、校歌は省略しています。子ども達が校歌を忘れないようにと、音楽の時間に時々取り上げて意識を高めるようにしています。詩人のまど みちお さんからいただいた旭町小の校歌「風うつくしい この丘」は、学校の誇りでもあります。全校児童で声高らかに歌える日が、とても待ち遠しく感じられます。
 6年生は、図工の時間に「小さな行灯(あんどん)」という作品に取り組んでいます。1学期から時間をかけて製作してきました。行灯は、日本の伝統的な屋内用の照明器具として使われていました。ろうそくや油を燃料とした炎が主流でしたが、最近では電球を使い、おしゃれな室内インテリアとしても利用されています。
 4面の板に模様をデザインし、電動糸のこを使い苦労して窓となる部分をくり抜きました。板に色を塗ってから、今日は裏から白い紙を貼り、立体に組み立てる工程に取り組みました。
 板の接合部分にボンドをつけて貼り合わせていくのですが、5mmほどの厚さの板です。釘を打つことができず、ボンドのみで接着させ、マスキングテープで固定していきました。完成し、中にランプを入れるのが今から楽しみです。(写真下)

9月14日の給食

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献立名           黒砂糖パン
              ベーコンポテト焼き
              豆乳コーンポタージュ
              牛乳


一口メモ

 今日のコーンポタージュには、豆乳が使われています。豆乳は、水で戻したダイズをゆでて柔らかくした後に、すりつぶしてこしたしぼり汁をいいます。
 豆乳には、オリゴ糖という成分が多く含まれています。オリゴ糖は、お腹の調子を整えるはたらきがあります。豆乳ににがりを入れてかためると、豆腐になります。

9月13日(月)

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 1年生は、算数の時間に「10よりおおきいかず」の学習をしています。1学期は、10までの数を数えたり、たし算やひき算の学習がありました。今学期は、さらに大きな数についての数え方や数の読み方、数の構成について学んでいきます。
 1年生の算数の教科書に、数直線が出てきます。「数直線」という言葉は、3年生で指導することになっています。低学年では、「かずのせん」という言い方をします。等間隔の整数の目盛りがあり、右に行くほど数が大きくなるように書かれています。いろいろな動物たちの跳んだ位置が数直線に記されていて、それぞれの数の大小を比べる学習をします。また、数直線を見ながら、基準の数との大きさを比べたりもします。(写真上)
 今回の単元では、40までの数について学習します。そして3学期には、さらに大きな数となる120までの数について学んでいきます。
 5年生が学年合同で行う体育館体育が、今日から始まりました。来月の体育発表会に向けた学年練習のスタートです。5年生は、旭町小の運動会では伝統となっているソーランに取り組むようです。体育館に集合する前に、各クラスで動画を視聴しました。過去の運動会のビデオを見て、ソーランがどのような動きで行われていたのかを見ました。(写真中)
 昨年は運動会が中止になったので、今の5年生が3年生の時まで、毎年その年の5年生がソーランを踊っていたはずです。低学年の子ども達にとって、5年生のソーランや6年生の組体操は、あこがれの表現種目と言ってよいでしょう。いよいよ自分たちの番だという気持ちが高まってきたでしょうか。
 4年生は、国語の時間に「ごんぎつね」の学習に入りました。(写真下)下の教科書の最初に出てくる物語教材です。新見南吉が書いたこの作品は、昔から4年生の国語の教材として親しまれてきています。29歳という若さで亡くなった新見南吉でしたが、18歳の時に書いたのがこの作品であったというから驚きです。
 「ごんぎつね」は、情景描写がとてもうまく表現されている物語です。記述から想像力を働かせ、見えない心をどう読み解くのかがポイントとなります。そういう部分はまだ4年生には難しいかもしれません。しかし、相手の気持ちをしっかり理解し始める10歳を迎える4年生にとっては、うってつけの教材と言えそうです。
 教科書の挿絵は、改訂のたびに変わる場合があります。今回の4年生の教科書では、はっきりとした色合いの絵になっています。とても印象的な場面の一つに、六地蔵のかげで葬儀の列を見守るごんの姿が描かれたページがあります。「墓地には、赤いひがん花が、赤いきれのようにさき続いています。」という本文に合わせて、不思議そうに見つめるごんが描かれています。真っ赤な彼岸花が印象的なシーンです。ごんが、兵十の母親が亡くなったことを知るとともに、自分のいたずらを悔やむ気持ちが芽生えてくる重要な場面でもあります。彼岸花の赤色が、ごんの心に温かな火が灯ったことを暗示しているように思えてなりません。

9月13日の給食

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献立名           さつまいもご飯
              キャベツのおかか和え
              焼きししゃものおろしソース
              むらくも汁
              牛乳


一口メモ

 さつまいもは、9月頃から11月頃が旬の野菜です。
 時間をかけて火を通すことで、甘みとおいしさが増してきます。今日の給食では、ご飯と一緒に炊くことで、甘くておいしいさつまいもご飯になりました。
 さつまいもは、ビタミンCや食物繊維が豊富でもあり、美容効果も期待できます。秋に食べたい食材のひとつです。

9月11日(土) その2

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 3校時に、地震を想定した避難訓練を行いました。当初の予定では、続けて保護者の方々に学校まで来ていただく「引き取り訓練」を計画していました。練馬区では、震度5弱以上の地震が発生した場合は、児童を学校に留め置き、保護者への引き渡しを行うことになっています。
 11時に非常放送を入れて訓練をしました。低学年の教室を見に行きましたが、どのクラスも真剣に取り組んでいました。
 今日は廊下までの避難とし、全校児童に放送で次のような話をしました。
・・・今日は、大きな地震が起きた場合の避難訓練を行いました。廊下までの避難を行って終わりにしましたが、本来であれば、保護者の方々に来ていただく「引き取り訓練」を行う予定でした。
 練馬区では、震度5弱以上の地震が起きた場合は、子ども達をそのまま下校させずに、保護者の方々にみなさんを引き取りに来ていただくことになっています。緊急メール配信をして、「大きな地震が発生したため、学校まで来てください。」という情報を伝えます。それぞれの家から保護者の方が来て、みなさんを連れて帰ってもらいます。
 しかし、普段は仕事をされている保護者の方々がほとんどです。会社から学校まで来るにはとても時間がかかるでしょう。大きな地震が発生した場合は、電車や自動車が全く使えなくなります。何時間もみなさんを引き取りに来られない場合が考えられます。それでも、引き取りに来るまでは、必ずみなさんを学校に留め置いて安全を守ります。
 学校は、大きな地震に対しても崩れることはなく、大変丈夫なつくりになっています。地域の避難拠点になっていて、防災備蓄倉庫にはたくさんの人達が避難してきた時のために、食料や水、毛布などが蓄えてあります。ですから、保護者の方の引き取りが夜中になっても、次の日の朝になっても大丈夫です。
 全国で、「防災の日」とされている9月1日からの一週間を、「防災週間」に位置付けています。日本では、毎年多くの災害が発生しています。地震だけでなく、台風や大雨などにも、これからの時期の災害として気をつけなければなりません。学校から帰る時に危険であると判断した場合には、家の人達に迎えに来てもらう「引き取り」があるということを覚えておいてください。また、家にいる時に大きな災害が発生した場合の備えについても、家の人と相談しておくようにしましょう。・・・

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