3月3日の給食菜の花のすまし汁 セレクト 白玉だんご ※ 牛乳 一口メモ ひなまつりは、女の子の健やかな成長と幸せを願う日です。 桃の節句には、ハマグリのお吸い物やひし餅、ちらし寿司などの行事食があります。それらにちなんで、今日はピンク色の鮭を使ったちらし寿司をつくりました。 ※白玉だんごは、3つの味(きな粉、抹茶、のり醤油)からあらかじめ選んでおく「セレクトメニュー」です。また、1年生は2個、2〜6年生は3個ずつ白玉が入っています。 ことわざの授業(6年生)6年生は、「丑年」か「寅年」生まれというところから、まず、丑や寅のことわざを教わりました。それから、100のことわざが書かれたプリントをもらい、順に音読しながら知っていることわざや、調べたいことわざ、好きなことわざなどに印を付けました。 思った以上に知っていることわざがあったようで、それぞれ好きなことわざを発表し交流しました。また、珍しいことわざについても取り上げて説明してもらい、「なるほど」と親しむことができました。 最後に、昔からことわざは人々の生活の中にあったことを、掛け軸や絵、刀の鍔、印籠などの実物を触らせてもらいながら学びました。貴重な授業をしていただき、今までよりことわざを身近に感じられるようになりました。 3月2日(水)今日は、2組で「整理・整とんの手順」について学習していました。(写真上)教科書には、整理・整とんの定義が記されていました。整理とは、「身の回りの物を見直し、必要でない物を取り除いて整えること」、整とんとは、「物を使いやすい場所に置くこと」と書かれています。 そして、「自分の道具箱の整理・整とんを考えてみよう」という実際にやってみる活動が書かれていました。道具箱は、1年生の時から使ってきています。5年生にとって、自分なりに整理・整とんされたものになっているでしょうか。中には、ごみ箱のようにしていらないものがたまっていたり、家に持ち帰るはずのプリント類が押し込まれていたりする道具箱を見かける場合があります。まずは、いらない物をすてるなどして、よく使うものを手前に置くという工夫が必要です。 学校の先生達にとっては、自分の教室自体が子ども達にとっての整理・整とんのお手本となります。教卓の上が今にも崩れそうな書類の山では、いくら子ども達に「整理・整とんをしっかりしなさい」と言っても効き目がありません。まずは、先生自身が常に整理・整とん好きでなければならないのです。 しかし、そういう私自身も子どもの頃から整理・整とんは苦手な方でした。でも、多少乱雑ではあっても、「何がどこに置いてある」ということは自分なりにきちんと把握している方でした。整理は苦手でも、整とんは上手という場合もあるのです。 6年生の各クラスに「ことわざの授業」がありました。安藤 友子先生に講師として来ていただき、指導していただきました。安藤先生は、小学校の元校長をされていた国語の専門の先生です。 ことわざは、全部で64000もあるそうです。今日はまず、100種類のことわざが書かれたプリントが配られ、知っていたことわざや面白そうなことわざに印をつけていきました。今まで聞いたことがあったことわざは、子ども達にとって思いのほかあるもので、たくさんの印がつきました。 ことわざは、調べれば調べるほどたくさんのものが見つかります。大人でも知らないことわざや、意味が分からないことわざがたくさんあるものです。今日の授業では、みんながよく知っていることわざ(いろはカルタなどに出てくるもの)から珍しいものまで、様々なことわざを取り上げて説明していただきました。また、ことわざにちなんだ掛け軸や刀の鍔(つば)なども見せていただきました。(写真中) 4年生は、体育館での体育の種目として、ボッチャを行っています。ボッチャは、脳性麻痺などにより運動能力に障害がある競技者向けに考案された障害者スポーツの一つです。以前、オリンピック・パラリンピック教育の一環としてボッチャを取り上げたことがきっかけで、競技用の道具が学校にそろっています。4年生では、2学期に総合の学習として障害者理解教育を行ったこともあり、体育の授業に位置付けて毎年指導しています。 ルールは、小学生にも分かりやすいものになっています。赤または青の皮製ボールを投げ、「ジャックボール」と呼ばれる白い目標球にどれだけ近づけられるかを競う競技です。(写真下) 簡単なルールではあるものの、パラリンピックの正式競技となっているだけに、奥の深いところもあります。カーリングのように、相手のボールを弾いたりして、自分が優位に立てるように位置取りをしていくという作戦を立てることが可能です。また、的となるジャックボールも弾いて移動させることができるため、一投に大きな戦略が込められる場合もあります。 3月2日の給食もやしと春雨の和えもの わかめスープ 牛乳 一口メモ お隣の国、韓国の料理は、キムチやビビンバなどの辛い料理が多いというイメージがあるのではないでしょうか。それは、日本よりも寒い地域が多く、体を温めるためであると言われています。 キムチは、白菜などの野菜と、塩・唐辛子、魚介塩辛、ニンニクなどを主に使用した韓国の漬物です。韓国の日常の食事では、朝、昼、晩と必ずキムチが食べられています。日本では、そのまま食べる他に、キムチを利用した料理がたくさん紹介されています。 3月1日(火) その2ほとんどの子ども達は、今日初めてそろばんを手にしています。そろばんの珠をそろえる「ジャラッ」という音や、珠をはじく「パチパチ」という音が、子ども達にとても新鮮に響いていました。 3年生では、「そろばんによる数の表し方について理解し、簡単な加法と減法の計算ができるようにする」ことを目標としています。しかし、2時間程度ではなかなか身につかないでしょうし、継続して学習していく教材でないところが残念です。昔から使われてきたそろばんの仕組みを知る程度で終わってしまうのかもしれません。 若手の先生方は、そろばんを知らない(小学校での授業以来触ったことがない)先生が多いと思います。子どもの頃の習い事でそろばん教室に行っていなければ、それは仕方のないことです。私の世代は、子どもの習い事といったら、まず習字とそろばんでした。ということで、私も田舎育ちでありながら、どちらも習っていました。習字は高学年の頃まで続けましたが、そろばんは数か月でやめてしまいました。2年生の終わり頃のことだったと思います。かけ算とわり算まで教えてもらっていましたが、どうしても続かなくなりました。苦い思い出ではありますが、多少なりともそろばんの扱いを知っているのは、その時の経験のおかげです。 昔から、日本の教育の原点は「読み・書き・そろばん」と言われてきました。算数が算術であった頃、そろばんは今のタブレットのような存在だったはずです。(写真上) 全校朝会で漢字の書き順の話をしました。Zoomでの朝会の便利な点は、資料などを画面に映しながら話をすることができるところです。朝会で使った資料を2階の掲示板に貼ったところ、たくさんの子ども達が見に来ました。(写真中) 最初の「田」の書き順は、3画目が縦画になります。この字を間違えている人は、結構いろいろな漢字の書き順がまちまちである場合が多いです。 「左」と「右」の書き順も、大人で間違えている人を良く見かけます。「長」は、1画目が縦画で、次に横画が4回続く書き順です。「発」の「はつがしら」は、よくテストでも問われる書き順です。 こんなに書き順のことを細々と言うのは、自分自身が今までたくさんの失態をしてきたからです。小学校の教員になるまで、「飛」や「座」、あるいは「うしへん」の書き順を間違えていました。(「座」の字の書き順を調べてみてください。へえ〜と思う方が多いのではないでしょうか。) 国語の時間に、漢字ドリルを使って新出漢字の書き順をみんなで確認する時があります。ドリルを見ながら、「わぁ〜、今まで間違えていた」と思いながらも、子ども達の前では涼しい顔で指導していたものです。 でも、子ども達が将来社会に出て、窓口業務で書類を書いたり、ホワイトボードに説明を書いたりした時に、書き順で恥ずかしい思いをしてもらいたくはありません。書き順は重要です。 先週金曜日に、2年1組の「すてきなところを伝えよう」という国語の学習について紹介しました。今日は、2組も友達への手紙を読み合い、交換する取り組みをしていました。 2人組で前に出て、向かい合います。それぞれが書き記した手紙の清書を、いよいよクラス全員の前で発表する時になりました。誰だって、自分のことをたくさん褒めてもらえるのは、とてもうれしいことです。どの子も少し顔を赤らめながら、相手からの手紙を静かに聞いていました。(写真下) 「〇〇さんのすてきなところは、明るいところだと思います。毎日元気でにこにこしている〇〇さんは、わたしが声をかけると、いつも話を聞いてくれます。そんなところがすてきだなと思いました。」・・・子どもが見つける子どもの良いところ、素敵なところは、大人が気づかない部分でもあります。これぞ「あったか言葉」、「ふわふわ言葉」と言えるでしょう。2年生は、いい勉強ができましたね。 3月1日(火) その1・・・今日から3月に入りました。いよいよ3学期のまとめ、さらには今年度の学年のまとめの時期になりました。それぞれの教室では、学習のまとめのテストに取り組む様子が見られるようになってきています。テストは、自分がどれだけ学習内容について理解ができたか、ということを調べるためのものです。ですから、テストを行っただけで終わりにしてはいけません。丸つけが終わったテストが戻ってきたら、「何ができるようになったか」、そして「何がまだ理解できていないか」を振り返ることが大切です。 様々な教室で、タブレットを活用して学習している様子をよく見かけます。どの学年でもすでに利用しているアプリに、ミライシードの「ドリルパーク」があります。課題が早く終わった子が、自分から進んで復習問題として利用している子が多いようです。漢字練習や計算練習の問題がたくさん入っていて、繰り返し使ったり前の学年の内容にもどって復習したりすることもできます。さらに漢字ドリルでは、漢字の書き順を確かめたり、書き順の採点をしたりする機能まであるのでとても便利です。漢字の学習は、まず書いて覚えることが欠かせませんが、送り仮名に気をつけたり様々な読み方を覚えたりすることも大切です。そして、さらに重要なのが、「正しい書き順を覚えること」です。 では、漢字の正しい書き順を覚えるということは、なぜ必要なのでしょうか? 書き順は、文字をきれいに書くためにあります。漢字には、「止め・はね・はらい」があり、きれいで正しい文字はそれらがきちんと目で見て分かるように書かれています。また、正しい書き順で書くと、素早くたくさんの文字を書くことができ、さらに手が疲れにくいとも言われています。 それでは、1年生で習う漢字からいくつか問題を出します。(「田」や「左」「右」の書き順について、Zoomの画面を使って出題する。)「田」は、この書き順を間違えると他の多くの漢字も間違えて覚えていることになります。「左」と「右」は、一画目が横画か左はらいになるかの違いがあります。間違えて覚えている人は、文字のバランスが違っているはずです。 次に、2年生で習う漢字から出題します。(「長」の書き順について、Zoomの画面を使って出題する。)一画目は縦画から書きます。 続いて、3年生で習う漢字から出題します。(「発」の書き順について、Zoomの画面を使って出題する。)「発」の字では、「はつがしら」という部首の書き順が重要です。 ここまで、1年生から3年生の漢字について出題してきました。きっと4年生以上のみなさんの中には、いくつか書き順を間違えて覚えていた子がいたのではないでしょうか。また、1年生から3年生のみなさんも、今年習ったばかりの漢字の書き順を、もうすでに間違えて覚えていたという子がいたかもしれません。間違えて覚えていた書き順は、今すぐ直せば、これから大人になるまでずっと正しい書き順で書くことができます。しかし、間違えて覚えたままにしていると、大人になってもそのままです。漢字の書き順を間違えて覚えたまま大人になると、きっといつか恥ずかしい思いをするでしょう。大人で、文字のバランスが悪い字を書く人がいます。よく見ると、明らかに書き順が違うことが分かります。また、銀行の窓口の人が書類を書く場面や、お店の人が領収書に文字を書く場面で、「ああ、この人、書き順が違っている…」と気がつく時があります。本人は気がついていなくても、見ている人には分かってしまいます。書き順の違いだけで、その人の評価がマイナスにとらえられてしまうことにもなりかねません。 では、最後にひらがなの書き順について出題します。「えっ、ひらがなの書き順を間違える人がいるの?」と思うかもしれませんが、確認してみましょう。(「や」と「も」の書き順について、Zoomの画面を使って出題する。)・・・ 今朝も表彰を行いました。まず、区の連合図工展出品証の表彰です。昨年度に引き続き、各学校で開催することになり、先週まで2週間にわたり2階の渡り廊下に展示しました。代表で6年生の子に賞状を渡し、作品の説明もしてもらいました。(写真上) 次に、東京都の科学展に出品した自由研究の表彰をしました。5年生の子が旭町小学校の代表に選ばれ、優秀賞を受賞しています。(写真下) 3月1日の給食ポテトオムレツ ABCスープ 牛乳 一口メモ 3月に入り、いよいよ今年度の給食も残り16回となりました。 今月の給食目標は、「1年間の給食の反省をしよう」です。苦手な食べ物にチャレンジしていたでしょうか? しっかり手を洗うことや、黙食などのルールを守って食べることができたでしょうか? 各クラスで、自分自身の振り返りをきちんとさせていきます。 今月は、6年生のリクエスト給食をたくさん取り入れて献立を立てています。 2月28日(月)そこで1組では、まず調べる活動をして資料を作るために、タブレットを使ってアンケート調査を行うことにしました。フォームを使ったアンケートの作成のために、「Googleフォーム」を利用していました。いくつかクリックするだけで、自分専用のフォームを作ることができます。 Googleフォームで作成したアンケートには、実施する側はもちろんですが、回答する側にもメリットがあります。それは、回答は自動的に集計され、グラフとして表示することができます。そして、質問者が見ることはもちろんですが、集計結果を回答者に公開することも可能になっています。 子ども達は、Googleフォームの使い方をお互いに教え合いながら、アンケート調査を作成していきました。4年生は、今学期に入り、総合の学習の時間にスライドを使って発表会を行うことにも挑戦していました。タブレットの活用技能は、4月から5年生になってからも生かされていくことでしょう。(写真上) 今日は、2月28日です。そして、明日から3月に入ります。早くも、3学期の学習のまとめの時期であるとともに、今年度1年間の学習全体を復習する時期にもなりました。 1年1組では、今年度習った漢字のワークテストが行われていました。1年生は、2学期に入ってから漢字を習い始めました。3学期の学習も含めて、1年生では80個の漢字を学習してきたことになります。1年生で習う漢字は、画数が比較的少ないものがほとんどですが、新出漢字が増えてくるとその分忘れていく漢字も増してきます。何度か漢字テストを繰り返したり、復習して練習したりしてきました。しかし、漢字を正確に覚えるためのに様々な手立てや練習時間が必要であり、それは昔から日本の国語教育に必須のものとして残っています。 漢字の難しさは、まず1つの漢字に様々な読み方があるところです。1年生で間違えやすい漢字ランキングのトップに、「足」や「早」が挙げられます。「足」は、「あし」と読む分には良いのですが、「たす」と読む場合に正答率が下がります。同様に、「早」は「はやい」に比べて、早退の「そう」と読ませる時に間違いが多くなります。 もう一つ、漢字には「送り仮名」の難しさがあります。今回の1年生のテストでも、「生(まれる」」や「上(がる)」など、送り仮名をつけて書く問題の間違いが多かったようでした。(写真中) 2年生になると、倍の160個の漢字を習います。2学期に入り、最初に漢字を習った頃、そして漢字ドリルを初めて手にした時の喜びは、学年が上がるにつれて次第に別の感覚に変わっていくものです。 4年の各クラスで、「ブラッドレーのせい求書」という資料を使った道徳の授業がありました。「父母、祖父母を敬愛し、家族みんなで協力し合って楽しい家庭をつくること」を主な指導のねらいとした授業でした。このお話は、以前から様々な会社の道徳の教科書(以前は副読本)に掲載されてきています。 ある朝、ブラッドレーが母親の皿の横に、「お使い代1ドル、留守番代2ドル」などの請求書を置きました。昼食の時、ブラッドレーの皿の横には、請求したお金と一緒に母親からの請求書が置いてありました。そこには、全て「0ドル」と書かれていました。ブラッドレーの目は涙であふれ、母親に謝ってお金を返したというお話です。 子ども達にとっては、日常的によく家庭で経験することではないでしょうか。授業では、「お母さんの請求書を見て、ブラッドレーはどんなことを思ったのでしょう。」という発問を主に考えさせていきます。 昔からよく言われてきました。親は、やたらと子どもにお金を与えてはいけないと…。お手伝いをしたからといっておこづかいを渡す、あるいはテストの結果によってお金を与える…それらは、全て子どもの心をダメにする行いです。私たち大人にとっても、この道徳の資料は心に響くものがあります。(写真下) 2月28日の給食根菜の味噌汁 牛乳 一口メモ 「うま煮」とは、その名の通り「おいしく煮たもの」というのが名前の由来となっています。 甘味を主体にし、濃い味に仕上げた煮ものです。砂糖やみりん、酒、しょう油などを加えて調理するのが一般的です。白米によく合う味付けで、和食好きな日本人に好まれやすい料理だと言われています。 2月25日(金)「大造じいさんとガン」の物語は、かなり昔から5年生の教科書に取り上げられてきました。題名だけを見て、「重い病にかかったお年寄りの話」ととらえる子がいますが、ガンとは鳥の「雁」のことです。ガンの頭領「残雪」と、狩人である「大造じいさん」との間に繰り広げられる生存のための厳しい闘争を通して、大造じいさんの心情が次第に変化していく様子が描かれています。そして、その心情の変化が、物語独特の巧みな情景描写と美しい表現で表されているのが特徴の物語です。 「あかつきの光が、小屋の中にすがすがしく流れこんできました。」や、「東の空が真っ赤に燃えて・・・」など、場面ごとの大造じいさんの心情がうまく情景描写に重なる部分があります。1組の教室では、残雪が仲間を助けようとハヤブサと戦って傷つき、それでも大造じいさんを正面からにらみつけるという、物語の最大の山場について考えさせていました。「ただの鳥に対しているような気がしませんでした。」という言葉は、大造じいさんのどんな心情を表しているのかという問いに対して、グループごとに意見を出し合って考えていました。(写真上) ところで、この物語の作者は 椋 鳩十(むく はとじゅう)さんです。日本における動物文学の代表とされる作家でした。「片耳の大シカ」や「月の輪グマ」など、動物の出てくる物語をたくさん残しました。私がぜひお薦めしたいのが、「マヤの一生」です。昔、クラスの子ども達に読み聞かせをしたことがありました。愛犬マヤのエピソードと、戦争への悲しみを感じさせる物語です。 一方、2年生は、国語の時間に「すてきなところをつたえよう」という学習をしています。「書くこと」を中心にした単元で、1年間を振り返り、友達のすてきなところを見付けて、そのことを手紙に書いて伝えるという学習です。 改めて「友達のすてきなところは?」と聞かれても、最初はなかなか見つけることができません。しかし、学校生活での様々な場面や何気ない行動・言葉に着目させると、いろいろな気づきが見えてきます。「姿勢がよい」、「サッカーやなわとびが上手」、「本をよく読んでいる」、「あいさつの声が大きい」、「やさしい」等、いろいろな良さを見付けることができました。 次に、それらのメモを基に、「始め・中・終わり」に分けて手紙を書きました。1組では、下書きをして先生に直しを見てもらってから、いよいよ清書に取りかかっていました。大人でもそうですが、人の良いところや素敵なところを手紙にするのは、心がとても穏やかになる瞬間です。優しい気持ちにあふれた子ども達だなと思いました。(写真中) 1年2組の教室で、タブレットを使って漢字の学習をしていました。自分の課題(漢字ドリルや計算ドリルなど)が終わった子から、タブレットを使って自主学習をする時間としていました。 タブレットに入っているミライシードのドリルパークを使うと、様々な教科の個別学習ドリルを行うことができます。一問一答式になっているので、回答してすぐに正解か誤りかが分かり、フィードバックしてやり直すことができます。朝学習や宿題、自主学習に適したドリル学習を、一人で進めていくことができます。 毎回取り組んだことが全て記録されていくため、誰がどこまで進んだかを先生が把握することもできます。また、先生が作成した問題を子ども達に送って回答させることもできます。 漢字の学習では、背景に沿って画面を手書き(あるいはタッチペン)でなぞっていきます。書き順を正しく覚えるために、一画ずつピンク色に変わってなぞる場所を示してくれます。同じ漢字を繰り返し練習した後、背景なしの枠に自分で書き、テストが行われます。合格するとポイントがたまり、次の問題に進めます。(写真下) 漢字では、「はね」や「とめ」、あるいは「突き出る」、「突き出さない」というところも重要です。このドリルパークでは、漢字の判定基準のレベルを設定することができるようになっています。低学年には少し甘い基準に設定し、高学年ではきちんと形が書けていないと不正解になる設定にするというように使うことが可能です。 家庭でも、たくさんの子ども達が自主的にドリルパークに取り組んでいます。お子さんのタブレットをぜひのぞいてみてください。 2月25日の給食糸寒天サラダ ポンカン 牛乳 一口メモ 今日のフルーツは、ミカンの仲間である「ポンカン」です。 インド原産の柑橘で、中国から台湾を経て、明治29年に鹿児島に伝来したと言われています。 みかんより甘みが強く、コクのある味わいがあります。また、「ポンカン」ならではの独特な甘い香りが魅力となっています。甘くてぷりぷりとした食感が特徴で、幅広い年齢層に愛されています。皮が薄くて食べやすいですが、一方で種が多いという特徴もあります。 わたしたちの東京都:青ヶ島について 出前授業(4年生)青ヶ島は、二重カルデラ構造をもつ火山島です。人口は167人、小学校は1校で児童数は現在8名です。練馬区の人口約74万人、小学校の数は65校と学んできた4年生にとって、同じ東京都として青ヶ島に関する学習は驚きの情報がつまっていたようです。生活、産業、自然について、八丈島の学習と関連するところも見つかりました。 学習は今後、「世界とつながる大田区」に続いていきます。東京都のまたちがった一面を学習していきます。 2月24日(木)そもそも、「キャリア教育」という言葉が登場し始めたのは、20年ほど前からのことでした。情報化やグローバル化、あるいは少子高齢化などを背景にして、社会における働き方や価値観も様々に変わってきました。その中で、将来社会人として自立した人を育てる観点から、「生きること」や「働くこと」を考えるキャリア教育が始まりました。 よく、『小学校の高学年における「将来の夢」や「将来就きたい職業」を考えさせることがキャリア教育である』ととらえられやすいのですが、そればかりではありません。キャリアが、「自己を見つめ、将来の自分の姿を描くこと」であるならば、各行事での振り返りカードや、学期ごとの目標カード(学期末に振り返りをする)なども含まれることになります。 来週火曜日から3月に入ります。3月は、今の学年の総まとめの時期でもあり、学習や生活面を振り返る時期でもあります。各教室で、今年度の振り返りをしっかり行い、キャリアパスポートを持ち帰らせますので、各ご家庭で内容をよく確認の上、励ましの言葉を記入していただけたらと思います。 6年生の社会科は、「地球規模の課題の解決と国際協力」という最後の単元に入りました。1組では、「地球規模の課題」の一つとして、世界各地の環境問題についての学習をしていました。 資料集に、世界各地の環境問題について示された世界地図が載っています。砂漠化が進んでいる地域や、酸性雨の被害がひどい地域、熱帯林が減っている地域、そして原油で汚染された地域が地図の中に色分けして示されていました。世界のほとんどの地域で環境問題が生じていることが分かりました。(写真中) また、資料集には、地球温暖化についての資料も掲載されています。地球規模の課題として、子ども達にとってなじみのある言葉です。さらに、世界が抱える課題については、自然環境の破壊だけではありません。国際紛争についても考えさせていきます。まさに今、ウクライナの周辺で大きな紛争が起き始めています。2つのオリンピックが終わったばかりでありながら、世界平和とはほど遠い状態が訪れています。 4年生は、社会科の時間に「海に囲まれた八丈島」の学習をしています。同じ東京都でも、島で暮らす人々がいて、自然環境を生かした産業が発達していることなどを学びました。 今日は、各クラスに1時間ずつ、特別ゲストを招いて青ヶ島についての学習がありました。特別ゲストとは、以前、3年間青ヶ島の小学校に勤務した経験のある先生のことです。たくさんの写真資料を見せながら、子ども達に島の様子を説明していました。 青ヶ島は、八丈島からさらに70kmほど南方に行ったところにあります。カルデラ式の火山島で、絶壁に囲まれた中央部分に島民が生活しています。8年前に、「死ぬまでに見るべき世界の絶景」という記事で有名になりました。しかし、青ヶ島に行くまでが大変なようです。八丈島までは、船(10時間)か飛行機の手段があり、さらにそこからは、ヘリコプターか船(3時間)…それぞれの便数は少なく、ヘリコプターに至っては、1日1往復で9人までとのことです。 授業の中で、島の自然や産業についての話がありました。絶壁で港が使えず、漁業よりも農業が中心の島のようです。その中で、「あしたば」の写真が出てきました。漢字で「明日葉」と書く植物です。せり科の植物で、摘んでも摘んでも明日になると葉が出てくることから名づけられました。伊豆諸島や伊豆半島に自生する植物です。(写真下) 私もずっと以前のことですが、伊豆半島の下田に3年間住んでいたことがあります。その頃から、あしたばはなじみのある植物です。ちょうど春を迎える今頃の若葉が一番おいしく、天ぷらやごま和えにして食べます。下田は陸続きの場所ではありましたが、区内の先生方からは「陸の孤島」と呼ばれていました。 2月24日の給食ししゃものおろし煮 実だくさん味噌汁 牛乳 一口メモ 大根は、1本のうちの上の方が甘く、下の方ほど辛味が強くなっています。ですから、上の方はサラダなどにするとおいしく食べられ、真ん中は煮物、下の方は漬物などにするとよいそうです。 大根は、すりおろすと辛くなる「アリルイソチオシアネート」という成分が含まれています。「アリルイソチオシアネート」は、胃液の分泌を促し、腸の働きを助け、ガンや血栓を予防する働きがあります。 また、この辛味成分は、大根を切ったりすりおろしたりすると増えていきますが、加熱すると消えてしまいます。じっくりと火を通すことで、逆に甘味が増していきます。 金融出前授業(6年生)講師の方を2名お招きし、株式会社の仕組みや新商品を作るまでの過程を知ったり、実際に株式会社を友達と設立して新商品の開発をしたりする学習を行いました。 前半は、会社がどんなことをしているのか、どうやって資金を集めるのかについて、映像を見ながら講義を受けました。1つの商品を売るにも、設備費、人件費、材料費、広告費など様々なお金が必要なことが分かりました。また、「株式」「株主」など、今まで子ども達が聞いたことはあっても、詳しくは分からない言葉についても教えていただき、「そうだったんだ!」と声が上がりました。 後半は、4人1組で会社を設立し、お菓子の新商品をプレゼンする活動をしました。新商品の対象は、子どもなのか、大人なのか・・・、パッケージの形はどうするか・・・など、どの会社も社長役の子を中心に話し合いを進めていきました。 最後には、他の友達に株主になってもらうために、会社ごとに考えた新商品について、プレゼンテーションをしました。「小学生の男子対象のお菓子を作りました!」「おまけにシールを付けました!」「誰でも食べられるように、アレルギーが多い食品は使っていません。」「環境に優しい素材で包みました!」など、様々な工夫が各会社から上がり、とても盛り上がりました。また、今度はお客さんとして各会社のアピールを聞いて、どこの会社なら出資してもいいか、考えながら学習していました。 この機会が、子ども達の働く意欲や将来の生活につながっていってほしいと思います。 2月22日(火) その2父を死に追いやったクエを求めて、一人前の漁師になろうと与吉じいさに太一は弟子入りします。立派に成長した太一は、いつかついに海の中で瀬の主のクエに出会います。しかし太一は、もりを打つことをやめてしまいました。・・・物語の一番のクライマックスであるこの場面をどのように解釈したらよいかということは、6年生にとって、とても難しい問題です。 教科書には、このように描写されています。『これが自分の追い求めてきたまぼろしの魚、村一番のもぐり漁師だった父を破った瀬の主なのかもしれない。(中略)「おとう、ここにおられたのですか。また会いに来ますから。」こう思うことによって、太一は瀬の主を殺さないで済んだのだ。大魚はこの海の命だと思えた。』・・・読めば読むほど謎が深まりますが、深海における神がかった世界観が漂う物語です。 作者は、12年前に亡くなられた立松和平さんです。自然派思想と、人間らしさへの回帰を強く感じさせる立松和平さんらしい物語であると、改めて感じました。生前、立松和平さんは、夜のニュース番組にたびたび出演されていました。方言を丸出しにした独特なしゃべりに人気が集まりました。 3年生は、理科の時間に「ものの重さ」の学習をしています。物の形や体積に着目して、重さを比較しながら物の性質を調べる学習です。今日は、1組が理科室で実験をしていました。「形を変えると、ものの重さはどうなるのだろうか?」という実験です。 実験方法は、粘土やアルミホイルをいろいろな形に変えて、それぞれの重さを量って調べていきます。実験前の子ども達の予想では、「ものの形を変えても、重さは変わらない。」という子が多かったのですが、中には「少し重さが違うかも…」と考えた子もいたようです。 実験では、電子はかりを使いました。結果は、粘土を丸くしても平らにしても、細長くしても、細かくちぎっても、全て同じ重さになります。しかし、グループによっては、実験しているうちに、だんだん軽くなっていく場合がありました。子ども達が何度も粘土を手にしているうちに、机や手に少しずつ粘土の成分がくっついていってしまったからです。また、精密機械のはかりの扱い方もていねいにしなければなりません。(写真中) 綿を広げてはかりに置いた時と、ギュッと縮めた時とで、重さはどうなるでしょうか。また、体重計に乗る時に、両足で立つ場合と片足で立つ場合、しゃがんだ場合とでは、それぞれ体重はどう変わるでしょうか? 今回理科で実験をして確かめても、思い込みを崩すのは難しいものです。 6年生に、「チャレンジ! おかしの株式会社」という金融教育の出前授業がありました。日本証券業協会から来た2名の講師に、各クラス2時間ずつ授業をしていただきました。 会社経営を体験しながら、株式会社の仕組みやお金の流れを学習できるという内容の授業でした。会社がお金を集めて商品を開発していく過程を、小学生にも分かりやすく説明するとともに、グループワークを通じて楽しく学べるようになっていました。 グループワークでは、4人組の班で会社名を決めたり新商品のお菓子を考えたりしていきます。子ども達にとって、お菓子はとても身近で関心のある商品です。ネーミングを考えたり、味や形に特徴のあるお菓子を考えたり、アレルギー対応や健康志向のお菓子にしたりと、次々と楽しいアイデアいっぱいのお菓子が開発されていきました。(写真下) 実際にお菓子のパッケージモデルを作り、最後にはそれを持ってクラスの前でプレゼンをします。短い時間でしたが、企画力、表現力、、コミュニケーション力、そしてプレゼンテーション能力と、あらゆる力を磨くことにつながる体験ができました。日頃からこういう授業形態ができていくと、子ども達の「生きる力」につながるなと思いました。 2月22日の給食さつまいもサラダ ほうれん草の豆乳スープ 牛乳 一口メモ さつまいもには、食物繊維やビタミン類が多く含まれています。皮膚の健康維持に役立つビタミンCや、細胞の老化を防ぐビタミンEなど、肌の健康に欠かせない栄養を含んでいます。また、熱や力のもとになる炭水化物が多く含まれていて、お米と同じ「黄色の食品」に分類されます。 さつまいもは、栄養分の少ないやせた土地でもよく育つ、とても強い植物です。 2月22日(火) その1・・・今年の冬は、いつもの年よりも気温が低い日が多いようです。2月も残りあと1週間となりましたが、北風の冷たい日がまだ多い気がします。しかし、日なたに立っていると、日差しの強さが先月までとは違ってきたなと感じます。少しずつですが、春に近づいていることが感じられます。 暖かで過ごしやすい春は、急にはやってきません。どの季節もそうですが、特に冬から春に向かうこの時期は、寒い日があったり暖かい日があったりということを繰り返しながら、徐々に「春」を感じるようになるものです。そんな「少しずつ春に近づいていく」というこの時期の様子を表す言葉として、「三寒四温」があります。「3日寒い日が続くと4日暖かい日が続き、それを繰り返しながら、少しずつ少しずつ春に近づいていきますよ」という状況を表した言葉です。 この「三寒四温」は、私達の学校生活での様々な取り組みや、みなさんの日々の成長の様子にも当てはまる言葉であると思います。学校では様々な学習をしていますが、なんでもすぐに「分かるようになった」、「できるようになった」ということばかりではありません。むしろ逆に、「難しくてわからない」とか、「なかなかうまくできない」といったことの方が多いはずです。失敗を何度も繰り返しながら、次第に分かるようになったりできるようになったりしていくのです。 展覧会の作品を作るために、カッターやのこぎり、金づちや電動糸のこを使った時のことを思い出してみてください。あるいは、5,6年生は、家庭科作品としてミシンを使いました。それぞれの道具を初めて使った時は、すぐに上手に扱うことができなかったのではないでしょうか。真っすぐに切れなかったり、何度も曲がってしまったりして苦労したはずです。でも、何度か経験していくうちに、上手にそれらの道具が使えるようになってきました。5年生は、卒業式の入退場の音楽を担当するために、合奏の練習に取り組んでいます。合奏の練習では、1小節…2小節…と楽譜を見ながら練習を繰り返し、少しずつ上達していくものです。また、先週は、中休みにリズムなわとびがありました。体育の時間にも、なわとびのいろいろな技に挑戦している子がたくさんいます。なわとびも何度も失敗しながら少しずつできるようになっていきます。国語や算数の学習でも同じです。漢字練習や計算練習では、丸つけをした時に間違いが見つかり、それらを一つ一つ直しながらできるようになっていくものです。 「失敗は成功のもと」という言葉もあります。「三寒四温」は、そういうことも意味している言葉です。何事も、失敗を繰り返しながら徐々にできるようになっていくということを心得て、日々の学習に取り組むことが大切です。つまり、一度や二度の失敗でくじけたりあきらめたりしてはいけないということです。 早いもので、3学期の学校生活も残すところあと1か月余りとなりました。冬休みが終わり、3学期が始まってすぐに目標を立てました。その目標に向かい、どれだけがんばることができているでしょうか。各教室の後ろに、3学期の目標が掲示されています。「進んで意見を発表する」という目標や、「あいさつをしっかり行う」という目標が見られます。どの目標も、毎日努力しなければ身についていきません。「3学期の学校生活は、まだ1か月ある」と思うのではなく、「もう1か月しかない」と思って、毎日をしっかり過ごしていくようにしましょう。・・・ 朝会後、表彰を行いました。児童生徒表彰として、練馬区より彰状をもらった子への表彰です。バイオリンのコンクールで優秀な成績を収め、表彰されました。(写真上下) 2月21日(月)今朝は、池全体ではなく、淵の方に薄く氷が張っていたようです。他にも、霜柱で浮き上がった地面を掘り返して、凍った土の中の様子を観察していた子もいました。池の中には、秋までたくさん泳いでいたメダカの姿が一切見られません。生き物たちはどこへ行ってしまったのだろうと、池の中をのぞき込んでいた子もいました。(写真上) 二十四節気では、先週の土曜日(19日)が「雨水」でした。「陽気がよくなり、雪や氷が溶けて水になってきて、雪が雨に変わる頃」が「雨水」です。北陸地方では、まだ大雪が続いていますし、東京でも氷が張る日があるくらいですから、今年はかなり寒い冬になりました。しかし、天気予報を見ると、今週末からようやく暖かな日が期待できそうです。来週土曜日の3月5日には、冬ごもりしていた虫が土の中から出てくるとされる「啓蟄」を迎えます。 2年生は、今月の図工の時間に「カッターナイフ名人」という学習をしています。図工でカッターナイフを扱うのは、2年生が初めての経験となります。そこでまず、カッターナイフの安全な使い方を知り、紙を切り抜いたり切り起こしたりしながら、基本的な技能に慣れるための学習をしました。 カッターナイフは、はさみで切るのとは違い、鋭角な切り口や滑らかな曲線を切り出すことができます。また、はさみが入らない部分でも、カッターナイフであれば容易に切り込みを入れることができて便利です。さらに何よりも、紙をきれいに切る快さが味わえることこそカッターナイフの持ち味と言えるでしょう。 先生から十分な安全指導がなされてから、全員に1本ずつカッターナイフが渡されました。(もちろん、カッターマットを敷いたうえで行います。)まず、カッターナイフの持ち方が大切です。小さな部分を切る時には鉛筆のように持ち、大きなものや長い部分を切る時には上から押さえるように持つことが基本となります。さらに、カッターナイフの刃が紙に接する角度が重要なポイントです。しかし、これは自分でやりながらコツをつかんでいかなければ身につきません。「どうしたらどうなる」ということは、何度も経験しながら上達していくものです。なかなか思うように切れなくて苦戦していた子も見られましたが、少しずつカッターナイフの切り口の美しさが分かってきたようでした。(写真中) 1年生は、算数の時間に「たしざんと ひきざん」の学習をしています。「5+3=8」・・・「あれれ、もうとっくに習ったはずでは?」と思われるかもしれませんが、ちょっと違いがあるのです。 今日学習していたのは、次のような問題文でした。「5人が一輪車に乗っています。一輪車は、あと3台あります。一輪車は、全部で何台ありますか。」(1年生の教科書では、もちろん全てひらがな表記です。)今までのたし算の問題であったら、「一輪車が5台あります。新しく3台買いました。全部で何台ありますか。」でした。つまり、たし算の時には、単位が同じもの同士を合わせるのが「たし算」であるとしてきました。 この単元では、「異種の数量を同種の数量に置き換えると、たし算・ひき算ができる」ということを学習します。「5人が一輪車に乗っています。」は、問題文には書いてないものの、「一輪車が5台あります。」ということと同じです。だから「5+3=8」というたし算になります。 先日、2年生の「図をつかって考えよう」という算数の学習についてお伝えしました。1年生も、この単元では図に表して考えさせていきます。(写真下)教科書には、あの手この手でいろいろな問題のパターンが出てくるから大変です。次の問題文は、「椅子が6個あります。9人で椅子取りゲームをします。椅子に座れない人は何人ですか。」です。6個と9人…たし算? ひき算? と、文章だけではなかなか理解が難しく、また図に表すのも難しそうです。そして、教える先生も大変そうです。 2月21日の給食カジキの煮つけ 野菜の甘味噌和え 七菜汁 牛乳 一口メモ 毎月19日は、「食育の日」です。 今日の魚のメカジキは、冬に旬を迎える魚の一つです。日本では、宮城県で多く水揚げされている魚です。カジキは回遊魚で、世界中の海を泳ぎ回っています。そのため、世界中の国で食べられている、大人気の魚です。 身が柔らかく、くせがないので、どんな料理にも合います。淡泊な味わいのメカジキは、焼く、煮る、炒める、揚げると、いろいろな調理法で味わえます。今日は、ご飯に合う味付けで、しっとりと煮魚にしました。 |
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