下田移動教室 1日目の様子 5第1部は、下田カップと名付けた班対抗のゲームでした。進化ゲームでは、じゃんけんで勝つたびにいろいろな動物に進化していき、ポイントを競い合いました。(写真上) 続いて、ピンポン玉リレーとジェスチャーゲームがありました。ジェスチャーゲームでは、お題に書かれた言葉を見ながら身振り手振りで仲間に伝えていきました。(写真中) 第2部のキャンドルファイヤーでは、一転して静かな雰囲気で始まりました。火の神と火の巫女が登場し、火の守たちに4つの火を分け与えました。「友情」「努力」「元気」「思いやり」の火が分け与えられ、さらに全員が手に持つろうそくにも火が分けられていきました。下田移動教室の大切な思い出として、このキャンドルファイヤーの火を心に灯し続けていってほしいと思います。(写真下) 下田移動教室 1日目の様子 4開校式では、2日間お世話になる宿舎の方々のお話を聞いてから、しっかりとあいさつを行いました。いよいよ宿泊学習のスタートです。(写真上) 2階と3階に、子ども達の宿泊用のベッドが並んでいます。今回は、旭町小が単独で泊まるため、3階を使用することにしました。それでも学年全体で48名と少ない人数なので、ベッドは余裕をもって使用することができました。 枕カバーとシーツが配られ、自分の布団の用意をしました。最初は2段ベッドに喜んでいたものの、いざシーツを敷くとなると悪戦苦闘のようでした。友達や先生に手伝ってもらいながら、やっと布団の用意ができた子もいました。バスの中では、長旅に疲れ気味の子もいたようですが、宿舎に入ってからはみんな元気そうです。(写真中) 入浴後、18時から夕食の時間になりました。今までの移動教室では、バイキング方式の食事でしたが、一人分の食事がそれぞれのトレーに乗せて配膳されるように変わりました。また、食堂のテーブルは、アクリル板で仕切られ、感染症対策が徹底されていました。カレーライスの他に、下田ならではのメニューとして、キンメコロッケが出ました。コロッケにキンメダイの身がごろっと入っていて、とてもおいしかったです。・・・が、黙食なので子ども達に感想を聞くことができませんでした。(写真下) 下田移動教室 1日目の様子 3大島の他に、利島や御蔵島、新島などの伊豆七島を水平線上に見渡すことができました。城ケ崎海岸は、テレビドラマなどの撮影場所としても有名なところです。サスペンスドラマで、城ケ崎海岸の岸壁でのシーンがよく見られます。(写真下) 今日は平日でしたが、多くの観光客が来ていました。この後、遊歩道をさらに歩き、駐車場に向かいました。伊豆半島をバスでさらに南下し、下田に向かいます。 下田移動教室 1日目の様子 2見晴らしの良い場所で、学年全体写真を撮りました。遠くにくっきりと、大島が見えました。卒業アルバムの1ページに、またすてきな思い出の写真が増えました。(写真上) 城ケ崎海岸は、有名な景勝地です。つり橋と灯台、そして溶岩でできた絶壁の素晴らしい景色を見るために、多くの観光客が訪れる場所でもあります。つり橋にさしかかると、恐る恐る歩を進めていました。(写真中) 今日は風が強く、その分波のしぶきもたくさん上がっていました。きれいな海が恐ろしく見えるほどの青さでした。(写真下) 11月24日の給食ペイザンヌスープ グラタン 牛乳 一口メモ ペイザンヌとはフランス語で田舎風という意味です。フランス料理の言葉では、ペイザンヌとは角切りや色紙切りの野菜のことを意味します。今日のスープの具は大根や小松菜など、冬の野菜を使いました。シンプルな野菜の味が優しいスープです。 下田移動教室 1日目の様子 1他の方面に比べて下田は遠いため、朝早くから集合することになりました。7時に校庭に集合し、出発式を行いました。(写真上)たくさんの保護者の皆様や先生方に見送られ、みんな元気よくバスに乗り込みました。 東名高速の工事期間ということもあり、関越道から圏央道を回るルートでバスは出発しました。しかし、予想外の事故渋滞があったため、最初の休憩場所(厚木PA)に30分遅れて着くことになりました。 バスの中では、CDを聞きながら楽しく過ごしていました。(写真中)途中、バスの中からきれいな富士山が見えたり、海が見えたりしてきました。子ども達の気持ちがますます高まってきました。 バスは、2回目の休憩場所、伊東マリンタウンに着きました。幸せの黄色いトイレに寄り、城ケ崎海岸を目指します。(写真下) 11月22日(月)今日は、1校時から4校時まで、6〜3年生の順に練習時程が組まれていました。すでに体育館にはひな壇が設置されていて、楽器類も全て移動してありました。時々、初日の各学年の練習風景を見に行ってみました。すでに楽器配置が決まり、練習を行っているところもあれば、部分的にオーデションをしている学年もありました。 子ども達は、全員マスクをつけたまま合奏をしたり、歌をうたったりします。曲によっては、合奏の楽器担当の子と歌をうたう子とに分かれて行うものもあります。マスクをつけたままうたうので、歌声が楽器に隠れてしまいがちです。学年全体の音のバランスについても、これから練習していくことになりそうです。 5年生は、「ルパン3世のテーマ」と「パプリカ」の合奏を行います。学年全員がそろって行う練習は、1か月前の体育発表会以来のことです。旭町ソーランで心を一つにがんばった力を、今度は素敵なハーモニーに代えて協力していきます。(写真上) 1年生は、国語の時間に「じどう車くらべ」という説明文の学習をしています。いろいろな車について書かれている文章から、それぞれの車がどんな仕事をし、そのためにどんなつくりになっているのかを読み取りました。 この単元の後半では、「興味をもったいろいろな車を調べて、それらを説明する文をカードに書き、みんなで自動車図鑑を作ろう」という学習を行います。まず、はたらく自動車の本などから、様々な車の写真を集めました。冷蔵車、ミキサー車、ポンプ車、ブルドーザー、ショベルカー、キッチンカーなど、どこかで見たことのある車ばかりです。 先生がプリントした写真が黒板に掲示され、子ども達はタブレットを使って写真データとして取り込んでいました。その後子ども達は、タブレットの画面を見ながら自分の席でカードを作成していました。これもタブレットの活用の仕方の一つです。(写真中) 5校時に、4年2組で研究授業がありました。外国語活動の「What do you want? ほしいものは何かな?」の授業でした。今日は、単元の最後として、「オリジナルピザコンテストで、自分のピザを紹介しよう。」というめあてで学習が行われました。 自分で考えたピザに使った食材を、英語で紹介します。ピザは、今月に入ってから各自がタブレットを使って作成した力作です。グーグル ジャムボードを使い、ピザの具材として用意されたものから自由に選んで作りました。いろいろな野菜やチーズ、きのこ、さらにはトマトソースなど、様々なものが使えるように学年の先生方が用意したようです。 授業では、3人ずつのグループでお互いのピザを紹介し合う活動場面がありました。どの子も「おいしそうでしょ!」と言わんばかりに英語で紹介をしていました。(写真下) 11月22日の給食油揚げのチーズ入り肉詰め焼き 根菜の味噌汁 牛乳 一口メモ 油揚げの中には、ひき肉と野菜とチーズが入っています。 チーズは、牛乳の栄養素が凝縮されています。カルシウムやタンパク質はもちろん、乳酸菌などの効果で、牛乳に含まれる脂肪分が小さく分解されていて、消化吸収されやすくなっています。 ビタミン類では、ビタミンAやビタミンB2がたくさん含まれています。ビタミンB2は、脂質がエネルギーとなるためや、爪や髪が伸びるのに必要な栄養素です。 部活動体験(6年生)部活動は、小学校と中学校の大きな違いの1つです。部活動では、スポーツや楽器の演奏等の技術面だけでなく、学年を越えた交流や礼儀を学んだり、精神面を鍛えたりすることもできます。 今日は全部で6つの部活動から、子ども達が選んだ第1希望の部活動で体験をさせていただきました。 ソフトテニス部では、ラケットの持ち方や振り方から教えてもらいました。未経験の子が多いので、なかなかうまくできない子もいましたが、中学生がたくさん声をかけてくれていました。 陸上部では、小学校ではなかなか取り組まないクラウチングスタートの仕方を教えてもらいました。トレーニングも楽しそうにやっていました。 バトミントン部は、体育館の広さの都合で、旭町小学校の体育館で行いました。中学生とラリーを続けることができて嬉しかったそうです。 バスケットボール部では、パスやシュートの練習をしてから、試合もすることができました。中学生に負けじと、一生懸命にボールを追っていました。 美術部では、中学生の描いた上手な絵に感動したと聞かせてもらいました。一緒に絵を描き、中学生からお気に入りの絵をもらって帰ってきた子もいました。 吹奏楽部では、マーチングではできなかった金管楽器の経験をさせてもらいました。なかなか音が出ませんでしたが、ほとんどの子が最後には出せるようになりました。 どの部活動でも、中学生が積極的に子ども達に関わってくれていたので、安心して体験をすることができました。10月には授業体験をしましたが、これでまた、中学校生活への期待が高まったようです。 11月19日(金)子ども達は、家から箱を用意してきて、教科書の説明通りに馬のおもちゃを作ってみました。そうすることで、説明文のどういう言葉が伝わりやすかったのかが見えてきます。材料や道具について書かれている部分や、「まず、〜」「つぎに、〜」「それから、〜」「さいごに、〜」というような順序を伝える言葉が大切であることが分かってきました。 2年生の10月号の学年だよりで、箱の用意について連絡がありました。「レトルトカレーの箱がおすすめです。」と記載されていたため、急にカレーを食べたご家庭も多かったことでしょう。確かに、出来上がった馬のおもちゃの首や背中を見ると、「本格的なソースが楽しめる…」などの文字が見えていました。ちなみに、馬のおもちゃのしっぽを引っ張ると、馬が体を前後に揺らして動く仕組みになっています。(写真上) 2年生は、同時に生活科の時間に動くおもちゃ作りをしています。そのおもちゃの中から、国語の説明文を書く学習へと結び付けていきます。 3年生は、算数の時間に「重さのたんいとはかり方」の学習をしています。gやkgの単位を習ったところで、今日は実際にはかりを使って、目盛りの読み方についての学習をしていました。 学校には、1kg計や2kg計、4kg計と様々なはかりがあります。はかりによって目盛りの間隔が違うので、最小目盛りが何グラムなのかを慎重に確かめながら読むようにしなければなりません。 子ども達が重さを量ってみたいものとして、ランドセルを取り出してきました。我々の感覚では、「重すぎてそれはダメだよ…」と言ってしまいそうですが、十分にはかりで測定できる範囲内でした。それも、1.5kgもないのですから驚きです。昔と違い、ランドセルの素材が良くなって、軽量で使いやすくなってきているようです。色やデザインも様々で、今の子ども達がうらやましい限りです。(写真中) ところで、物の重さを量るためのはかりは、デジタル式が主流になっています。学校にあるようなアナログのはかりは、どこで見ることができるでしょうか。目盛りを読ませるところに算数としての大切な学習があるのですが、生活に根付いた算数の学習からは離れつつあるようです。 6年生は、社会科の時間に日本の歴史の学習をしています。いよいよ時代は明治に入り、日清・日露戦争の学習まで進みました。2組では、「日清戦争と日露戦争は、日本にとってどのようなものだったか」という学習テーマで授業が行われていました。明治時代に入ってから、日本はいろいろな国との戦争が続きます。社会科の学習では、それぞれの戦争の原因と結果、影響を中心にまとめていきます。 「日清・日露戦争は、日本にとってプラスになったか、マイナスになったか」という視点で班の意見をまとめさせたところ、いろいろな考え方が出てきました。「勝利した」「賠償金をもらった」「土地を手に入れた」などから、プラスだったという意見が多かったようです。果たしてそうだったのか…その後の日中戦争〜太平洋戦争まで学習すると分かってくるでしょう。 ところで、日清戦争のあった当時のアジアの様子を描いたビゴーの風刺画は、必ず教科書や資料集に載るほど有名です。朝鮮という魚を釣ろうとして、日本と中国(清)が釣り糸を垂れています。そして、橋の上からは、ロシアがその様子をうかがっています。朝鮮半島を奪った国から、次はロシアが自分たちのものにしようとたくらむ「漁夫の利」を表現していると言われています。(写真下) 11月19日の給食いももち 石狩汁 牛乳 一口メモ 毎月19日は、「食育の日」です。今日は、北海道の郷土料理を給食の献立に取り入れました。 石狩汁には、北海道の特産品である鮭が入っています。味噌仕立てで、体が温まる汁ものです。 いももちの材料であるじゃがいもも、北海道の特産品です。まだ稲作の技術が発展していなかった時代に、北海道に移り住んだ人が考えた料理です。もちを作るために、もち米の代わりにじゃがいもを使ったことが始まりであると言われています。戦時中や戦後の食糧不足の時代にも食べられ、今では北海道の定番おやつとして親しまれているそうです。 調理実習(ご飯とみそ汁) 6年生その後、昨年度、実習はできなかったものの、教科書で学習していたご飯とみそ汁の調理手順をおさらいしました。ご飯の炊き方や、みそ汁の作り方ももちろんですが、2品を並行して作るためには、空いている時間でできることを考えて計画を立てることや、友達と作業を分担することが重要です。今回は、お米をとぎ、20分から30分給水させている間に、みそ汁のだしをとり、実を準備するということになります。 その後は、お米を火にかけながら、みそ汁も実を入れて煮ます。そうすると、2つのお鍋の火加減や、出来具合を気にかけなければなりません。4人のグループで、火の番をする人、片付けを始める人、盛り付けの準備をする人など友達と声をかけあいながら、手際よく調理ができるように考えて動くことも大切な勉強でした。前回、一通り流れを学習していたので、よく先のことを考えて活動することができました。 ご飯は、透明な鍋で炊いていたので、米粒の動きや様子の変化がよく見えていました。しかし、火加減はこれでいいのか、もう炊きあがったのか、判断するのはとても難しかったようでした。(担任も事前の練習のときには、2人で「まだかな。もういいかな。」とドキドキしながらの調理でした…)いざ、炊きあがってむらしたご飯は、少し柔らかかったり、おこげができていたり、班によって様々でしたが、美味しさに驚いている様子が見られました。みそ汁も、自分が切った大根を探しながら味わいました。 1組は、1・2校時、2組は5.6校時とそれぞれ時間を目一杯使って、なんとか片付けまでやりきりました。今回は、みそ汁の実が2種類だけだったので、是非お家でも家族や自分の好きなオリジナルみそ汁を作ってほしいと思います。 11月18日(木)単元の最初は、込み具合を比べる学習をしました。面積とうさぎの数が違う3つの小屋の込み具合の比べ方を考える問題から始まりました。こういう場合に、単位量あたりの数で比較する必要が出てきます。 次に、人口密度についての学習をしています。北海道と沖縄県では、それぞれの人口と面積が様々です。同じ面積(1平方キロメートル)あたりの人数を算出して比べるのが人口密度の考え方です。 そして今週からは、「速さ」についての学習をしています。速さは、同じ単位量(時間)に進んだ距離で表されます。「速さ」の求め方は、以前の教科書では6年生で学習していた内容です。教科書の改訂により、5年生で学習することになりました。 「速さ=道のり÷時間」の公式を使って時速や分速、秒速を求めればよいのですが、単位の換算を理解していなければつまずきが生じます。また、道のりを求めたり、時間を求めたりする問題もあり、別な公式を使う必要性も出てきます。今日は、「時速70kmで飛ぶツバメが、3時間に進むことができる道のり」を求める問題を考えていました。(写真上) 3校時に、3年1組の子ども達が中庭に出て、樹木の観察をしていました。旭町小には、果樹のなる木がたくさん植えられています。特にプール前の果樹園には、ザクロやヒメリンゴ、カリンなど、多くの実がなっています。また、中庭には、柿やミカンの木があります。中庭の柿は、日当たりが悪いためか、木が大きい割には一つも実ができていません。南門のすぐ脇にも柿の木があります。まだとても小さい木ですが、現在2個の実がぶら下がっています。 中庭のこぶしルームのすぐ外には、かなり大きなキンカンの木があります。(写真中)最近、急に黄色く色づき始めてきました。キンカンの収穫は、年明けから2月頃になるでしょうか。食用や薬用に利用される場合が多いです。また、はちみつ漬けや甘露煮にしたりされる場合があります。 昔は、よく4月のお花見の夜店で、キンカンが網袋に入って売られていました。皮ごと生で味わったものです。キンカンのおいしさは、むしろ皮の部分にあるような気がします。 4校時に、6年生が学年で体育館に集合し、下田移動教室の事前練習をしていました。校庭で行う出発式や帰校式、宿舎前で行う開校式や閉校式では、それぞれに代表の言葉を言う子が決まっています。見送りの保護者の方々への「行ってきます。」や、帰って来て出迎えてくれた先生方に対する「ただいま帰りました。」の練習まで行っていました。 続いて、夕食後のキャンドルファイヤーの練習もしました。下田の宿舎は、4階が集会室になっています。レクリエーション係が中心になり、楽しい夜の集いを計画しています。 キャンドルファイヤーの第1部は、「下田カップ」です。班対抗でいろいろなゲームをして得点を競い合います。そして第2部は、静かな雰囲気でキャンドルファイヤーの点火式を行います。火の神が登場して、子ども達に4つの大切な火を分け与えるセレモニーがあります。最後に、みんなでエアーマイムマイムを踊って下田の夜を楽しみます。(写真下) すでに移動教室が終わった他校からの情報を聞いてみると、「1泊2日はあっという間…すぐ学校に戻ってくる感じがする。」と言っていました。(校長情報)今までが2泊3日、あるいは6年生は3泊4日で移動教室をしていたのですから、誰もがそう感じてしまうのでしょう。しかし、今年の6年生にとっては初めての移動教室です。1泊でも、内容の濃い移動教室になるようにしたいと思います。 児童集会「なにがとんだかな集会」久しぶりの集会で、集会委員の子ども達は少し緊張しているようでしたが、練習したことを発揮して、集会を進めていました。声の大きさや発表の仕方などに気を付けながら、最後まで運営することができました。 どのクラスでも、楽しく集会に参加することができ、次回の集会も頑張りたいという集会委員の意気込みが感じられました。 11月18日の給食海藻サラダ 牛乳 一口メモ 今日のカレーには、刻んだごぼうとれんこんが入っています。コリコリとした食感が楽しいドライカレーに仕上がりました。 れんこんには、空気が通るための穴がたくさん開いています。その穴かられんこんの先が見えるため、「将来の見通しが良くなるように」という願いがこめられ、古くから縁起の良い食べ物とされてきました。そのため、縁起物としてお正月のおせち料理に欠かせない食材とされています。 ちなみに、この穴は、水面の上の空気を泥の中まで運ぶための通気口になっています。 11月17日(水)ご飯は、昨日の5年生と同様に、ガラス製の鍋を使って炊きました。どの班も、ちょうどよい火加減で上手に炊けていたようです。 一方の味噌汁は、鰹節でだしをとっていました。教科書では、煮干しを使った味噌汁の作り方が例として載っていますが、煮干しの他にも鰹節や昆布を使ってだしがとれることも書いてあります。 味噌汁の具材には、大根を使っていました。大根は、包丁を使って皮をむき、イチョウ切りにしました。大根は、料理によって様々な切り方があります。煮物やおでん、サラダなど、それぞれに適した包丁の入れ方があります。皆さんの家では、みそ汁に大根を入れる時はイチョウ切りでしょうか。我が家は、豚汁の時はイチョウ切りですが、みそ汁には短冊切りか細切りです。(私が切るわけではありませんが…) 大根に火が通ったら、味噌をといて入れ、最後にきざみネギを入れて完成です。(写真上)実習の最後には、自分たちで作ったご飯とみそ汁をおいしそうに試食していました。 その頃、6年2組では、下田移動教室の事前指導が行われていました。しおりを見ながら、持ち物についての説明をしたり、お風呂の準備や入り方についての指導が行われていました。(写真中) ベルデ下田のお風呂は、一度にたくさんの子ども達が入れる広さがあります。しかし今回は、感染症対策として1回に入る人数を制限し、班ごとに分けて入浴するようにします。 また、移動教室では、しっかり体を拭いてから浴室を出るように指導しています。移動教室まであと1週間です。タオルを固く絞って自分の体を拭く練習を、家庭で毎日行っておくようにしてください。 3,4校時に、4年生が体育館で聴導犬についての学習を行いました。練馬区内にお住まいの松本さんと聴導犬のチャンプくんが来校し、障害者理解教育としての授業をしていただきました。 体育館に松本さんとチャンプくんが入ってくると、子ども達から「わぁ、かわいい!!」という声が上がりました。トイプードルは私も飼っていますが、誰が見てもかわいい犬種です。(自分的には…) ところが、チャンプくんの背中には、「聴導犬」と書かれた立派なハーネスがついています。厳しい訓練を行い、聴導犬になることができた犬しかこのハーネスをつけることができません。見た目はごく普通のかわいいトイプードルですが、耳の聞こえない松本さんのために日々働く聴導犬です。私たちは、普段全ての音が聞こえているので気がつきません。そして、音が聞こえないということが、どれだけ不安で大変な生活かを意識したことがありません。まず、音が聞こえない生活について、詳しく話をしていただきました。 そんな松本さんをサポートしている一つとして、聴導犬のチャンプくんがいます。そこで、チャンプくんの仕事の様子を実際に見せていただきました。タイマーが鳴ると、まずタイマーの場所を探しに行きます。次に、松本さんを探しに行き、飛びついて音が鳴っていることを伝えます。そして、タイマーがあるところまで松本さんを案内します。(写真下)・・・チャンプくんは、これらのことを仕事としてやっているのではなく、「ゲームとして楽しんでいる」と松本さんは話されていました。音がしたことを伝えることでご褒美がもらえるので、仕事中のチャンプくんのしっぽは確かにプルプルと震えていました。 しかし、場合によっては音を伝えて松本さんの命を守っているのですから、聴導犬の役割は重要です。全国で30万人もいる聴力障害の人に対して、たった63頭しか聴導犬がいないという話がありました。その原因は、聴導犬に対する理解不足であるとも言います。盲導犬や介助犬と同じく、多くの施設やお店で受け入れてもらえるように、松本さんは日々活動されています。 最後に、子ども達に松本さんから宿題が出されました。「今日の授業のことを、家に帰っていろいろな人に話す」という宿題です。4年生のお子さんのいるご家庭では、ぜひ聴導犬の授業やチャンプくんの様子を聞いてみてください。そして、さらにその情報が、様々な人に広まっていくことを松本さんは願っています。 聴導犬チャンプくん出前授業(4年生)松本さんは、中学生のころから徐々に聴覚を失ったため、話をすることができます。子供たちにたくさんのことをお話ししてくださいました。 また、一緒に来てくれた、聴導犬チャンプくんのデモンストレーションも見せてくれました。キッチンタイマーやドアのインターフォンが鳴っていることを、上手に知らせていました。 身体障害者補助犬は、盲導犬・介助犬・聴導犬の三種類に分けられること、全国に30万人以上の聴覚障害をもつ方がいながら、聴導犬は63匹しかいないことなど、聴導犬について詳しく知ることができました。 11月17日の給食チンゲン菜と卵のスープ オレンジゼリー 牛乳 一口メモ 今日は、練馬区でとれたキャベツを使った給食です。 ホイコーローは、トウバンジャンという辛い味噌と、砂糖やしょう油などで味付けしたご飯が進む料理です。 ホイコーローは、中国語で「回す・鍋・肉」という漢字3文字で表されます。シャキッとした食感に仕上げるために、別々に炒めた食材を一度鍋から出し、最後にまた1つの鍋に戻すという意味をもつ名前になっています。 11月16日(火) その2遊ぶ内容は、6年生が中心になって決めています。たてわり班についての校内掲示板があり、遊ぶ内容や準備についての連絡は、そこを見ると分かるようになっています。 今日は晴れていたので、校庭で遊ぶ班と体育館で遊ぶ班に分かれて、元気よく体を動かして交流する姿が見られました。校庭では、鬼ごっこやドッジボール、だるまさんが転んだなどが行われていました。低学年のことを考えて加減をしてあげるなど、それぞれの班ごとに温かな思いやりが随所に見られるたてわり班遊びになりました。(写真上) 6年生の下田移動教室が、1週間後に近づいてきました。6年生の各クラスでは、すでにしおりを配ったり、行動班と部屋班を決めたりして、準備を進めているところです。 また、事前学習にも取り組んでいます。1日目の24日(水)は、城ケ崎海岸のピクニカルコースを歩きます。(雨天時は、下田海中水族館の見学)また、2日目の25日(木)は、伊豆シャボテン公園に行く予定です。1組では、行動班ごとに集まり、シャボテン公園での予定を考えていました。 シャボテン公園には、見学時間が2時間とってあります。しかし、昼食やお土産を買ったりする時間もあるため、広い園内を行動班で全て見学することはできません。あらかじめ、自分たちが行きたい場所を決めておく必要があります。 今まで、移動教室や家族で、何度か行ったことがあります。シャボテン公園は、カピバラがたくさんいることでも有名です。12月の下旬に行った時には、ゆず湯に入るカピバラを見ることができました。 子ども達は、タブレットを使ってホームページを調べたり、シャボテン公園の園内地図を見たりしながら、自分達の見学コースについて話し合っていました。(写真下) 11月16日(火) その1今日は、1,2校時に1組が実習を行いました。まずは、米を量って洗うところから行いました。今は無洗米を使う家庭も多いかと思いますが、米を洗うところも実習のうちです。米の洗い方(研ぎ方)も家庭によって様々でしょう。しかし、お湯は使わずに必ず水で洗うことと、30分程度吸水させることは、共通に大事なポイントとなります。 子ども達が米を洗った後の流しを見て回ると、お米がパラパラと落ちていることに気が付きました。水を切る時に流してしまったのでしょうか、ざるに上げる時にこぼしてしまったのでしょうか…こういうところも、今後家庭で実践していってほしいものです。 十分に吸水させてから、ガスコンロの火をつけました。おいしくご飯を炊くには、火加減も重要になります。まず、沸騰するまで中火〜強火で加熱します。沸騰してきたら、吹きこぼれないように火をやや弱めます。さらに中の水が引いてきたら、弱火にします。(ここで絶対にふたを開けてはいけない。)鍋の振動が収まり、少し焦げる匂いがしてきたら火を消し、10分程度蒸らします。(写真上) 昔は、「はじめちょろちょろ、中ぱっぱ、赤子泣いてもふた取るな」と習ったものでした。この言い伝えは、さらに大昔、かまどで羽釜を使い、薪を燃やしてご飯を炊いていた時の言葉からきています。正式には、「はじめちょろちょろ中ぱっぱ、じゅうじゅう吹いたら火をひいて、ひと握りのワラ燃やし、赤子泣いてもふた取るな」と言っていたようです。最後にワラを燃やして中の水分を飛ばしたのでしょう。とにかく、「赤ん坊が泣いたとしても、ふたは絶対に開けてはいけない」という言葉が強く印象に残っています。キャンプ等で、飯盒を使ってご飯を炊く時にも参考になります。 2校時の終わり頃には、北校舎の1階に、ご飯が炊けるいい匂いとおこげの香ばしい香りが漂っていました。班ごとに鍋のふたを開け、茶碗によそって食べてみました。若干塩を振りかける程度で、ご飯の美味しさをしっかりとかみしめていました。 2校時と3校時に、教育アドバイザー訪問がありました。今回は、2年次研修にあたっている2人の先生への指導訪問でした。 2校時は、4年2組で社会科「受け継がれる祭りと人々の願い」の授業がありました。浅草の三社祭を取り上げ、浅草の人々がどんな思いで祭りを受け継いでいるのかについて考える授業でした。(写真中) また、3校時は、5年2組で社会科「自動車生産に励む人々」の授業がありました。自動車の現地生産が増えてきていることに着目し、世界とのつながりについて考える授業でした。(写真下) どちらの授業も、子ども達の話し合い活動を取り入れ、意見交流をする場を大切に指導していました。授業後、それぞれの先生方に対して、アドバイザーの先生から直接指導を受けて研修を深めていました。 |
|