音楽会があります。子ども達の歌声と合奏をお楽しみください。29日(金)…児童鑑賞日 30日(土)…保護者鑑賞日

ユニセフ集会

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 毎年、旭町小学校では、代表委員会が中心になりユニセフ募金活動を7月に行っています。
 今年度は、8日(金)・9日(土)・11日(月)です。今日は、その初日でした。
 7日(木)の「ユニセフ集会」では、事前に代表委員が、ユニセフ活動について動画を作成し、それを全校児童が視聴するというかたちで行いました。写真を使用しながら「世界の子供たちの様子」や「こどもの権利条約」「募金の活用について」等を発表しました。
 その成果もあり、初日から多くの児童が募金に協力してくれました。募金活動を終え、代表委員会児童は、募金の重みに感謝し、この募金が世界の多くの子供たちに役立つことについて改めて考えました。また、動画を視聴した児童の中には、「世界には、いろいろな状況で生きている子どもがいることがわかりました。」「かわいそうだな。と感じました。」「ユニセフのことをお家でも話そうと思いました。」「水がきれいなのは、当たり前だと思っていたけれど、違う場所もあることがわかりました。」等の感想を伝えてくれました。
 今回の活動を通して、人に対する気持ち、世界に目を向けようとする気持ち、自分の生活を振り返ってみようという気持ちが育つことと思います。保護者の皆様のご理解とご協力、誠にありがとうございました。学校だよりに、総額について改めてお知らせします。

代表委員担当 藤間・伊東

7月8日(金)

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 毎朝、1年生が育てているアサガオに、たくさんの花が見られます。アサガオは、一日花です。その日に咲き終わっても、翌日にまた新たな花が咲いていくため、「明日もさわやかに」という前向きなイメージの花言葉がつけられています。また、つるが伸びて絡みついていくことから、「結束」や「愛情の絆」というすてきな花言葉もあります。
 一人一人の顔や性格が違うように、アサガオの花色も実に様々です。赤や青、紫色、薄いブルーや淡いピンクの花色もあります。また、花びらの縁が白い「覆輪(ふくりん)」の品種も見られます。(写真上)
 園芸店に行くと、他にも変わり咲きのアサガオをたくさん見ることができます。花色が斑模様になっているものやキキョウ咲きのアサガオ、中には花びらが糸のように垂れて咲く、変わり咲きのアサガオもあります。これらの多くは、江戸時代を中心に日本で品種改良されたものがほとんどです。
 アサガオの歴史は古く、奈良時代の頃に中国から持ち込まれたと言われています。最初は薬草として使われていました。そして、江戸時代に何度かアサガオのブームが訪れました。江戸時代の人々は、とても花好きでした。(そういう意味では、私は江戸時代向きの人間です。)競い合うように品種改良を重ねて、珍しい咲き方や変わった花色のアサガオを生み出していきました。江戸時代の人達は、他の植物にもいろいろなマニアが存在したようです。日本サクラ草や菊など、江戸時代の人達の栽培熱は相当なものでした。(園芸の古書に記録が残っています。)
 さて、1年生のアサガオは、来週火曜日から家庭への持ち帰り期間になります。夏休みの宿題として、アサガオの観察が課されることになります。昔から、小学校1年生の夏休みの風物詩とも言える宿題です。置き場所は、一日中陽の当たるところよりも、午前中あるいは数時間陽が当たる程度のところで大丈夫です。アサガオは、水切れしやすいので十分に注意してください。毎朝、底から流れ出るまでたっぷり水やりが必要です。また、できれば午後3時以降にもう一回水やりをするようにしてください。上手に育てれば、夏休みの終わりまでずっと咲き続けます。元肥は入れてありますが、液体肥料がある場合は、ごく薄くして時々与えると良いです。
 5年生の社会科「水産業のさかんな地域」の学習では、教科書や資料集の写真やグラフから、多くのことを学び取っています。教科書には、たくさんのサンマが水揚げされている北海道でのサンマ漁の写真が載っていました。
 2組では、水産業の変化と課題についての学習をしていました。この40年あまりの生産量のグラフが、サンマと養殖ブリを比較して教科書に載っていました。サンマは、年によって生産量に大きな上がり下がりがあります。そして、特にこの10年近くは、生産量が一気に落ち込んでいることが分かりました。子ども達は、様々な理由を考えて発表していました。捕獲しすぎることからの水産資源の減少、海水温の上昇による漁場の変化、外国の大型船による日本への影響など、様々な理由が教科書にも示されていました。(写真中)
 確かに、毎年サンマの不漁が続いています。秋の魚と書いて「サンマ」ですが、最近はそのイメージが薄れつつあります。また、安くておいしいというサンマが、高級魚として扱われつつあるのが現状です。
 一方、養殖のブリの生産量を表すグラフは、40年間ほぼ横ばいです。養殖ですから、安定した生産量が確保できるということを表しています。最近は、マグロやタイ、ヒラメなどの多くの魚が養殖可能になってきました。特別な餌を与えて、その地方の特産品として魚を出荷する動きもあります。肉より魚派の私にとっては、大いに関心のある話題でした。
 2年生は、算数の時間に「水のかさのたんい」の学習をしています。長さ比べをした時に、cmやmの単位があったことから、水の量を比べる時にも「単位量」が必要であることを考えさせます。そして、デシリットル(dl)と、リットル(l)の単位を習います。また、「1リットル=10デシリットル」であることも学びました。
 2組では、実際に1リットルや1デシリットルますの容器を使って、いろいろな入れ物に入る水のかさを量り取っていました。正確に量ろうと、こぼさないように水を何度も慎重に移し替えていました。(写真下)
 ところで、小学校の算数では、「かさ」という言葉をよく使います。「入れ物に入る水の量」のことを「かさ」という言い方で表現しています。高学年になると「体積」や「容積」という言葉が出てきますが、低学年では「かさ」を使います。「水のかさは、どちらの入れ物に入っている方が多いですか?」・・・「かさ」ではなく「量」と言った方が分かりやすいと思うのですが、不思議です。

7月8日の給食

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献立名           ガーリックトースト
              トマトのミートボールシチュー
              バジドレサラダ
              牛乳


一口メモ

 ニンニクを使う料理の時は、学校中にニンニクの香りが広がるため、子ども達は給食の時間がますます楽しみになります。ニンニクの香りは、食欲をアップさせる効果があります。ですから、暑さで食欲が出ないような時におすすめの食材です。
 ニンニクは、一年中出回っている野菜ですが、5月から8月にかけて収穫されています。この時期のニンニクは、特にみずみずしいのが特徴となっています。
 ニンニクの強い香りの成分は「アリシン」で、疲労回復効果のあるビタミンB1の吸収を高める働きがあります。ニンニクパワーで、暑い日も元気に過ごしましょう。

7月7日(木)

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 今日は、7月7日の七夕です。給食も、それに合わせた行事食となっていました。1年2組では、先生が絵本の読み聞かせをしていました。題名は、「おこだてませんように」(くすのき しげのり 作)でした。(写真上)
 「おっ!」と思い、教室に入って最後まで聞き入りました。実はこの絵本は、私のお気に入りの一冊なのです。以前、国語を専門とする知り合いの先生からプレゼントしていただいたことのある絵本です。(昨年度、読書旬間に合わせて子ども達にも紹介したことがあります。)
 「ぼくは いつもおこられる。家でも 学校でも おこられる。」というところから始まります。妹を泣かせてお母さんに怒られたり、友達とけんかをして先生に怒られたりしますが、それぞれにその子しか知らない事情があったのです。お母さんも先生も、その過程を知らずに怒っていました。
 7月7日、七夕様のお願いを短冊に書くことになりました。男の子は、一番のお願いを一生懸命考えました。小学校に入学してから教えてもらった平仮名で、一番のお願いを心を込めて書きました。短冊には、『おこだでませんように』と書きました。(「ま」の字が鏡文字になっています。)
 先生のところに持っていったら、先生はじっと短冊を見ていました。そして、先生は泣き出したのです。「せんせい・・・。おこってばっかりやったんやね。・・・ごめんね。よう かけたねえ。ほんまに ええ おねがいやねえ。」と言いました。男の子は、先生に褒められたことを喜びます。さっそく願いごとがかなったと思いました。
 家に帰ると、先生からお母さんに電話がありました。お母さんも、怒ってばかりいたことを反省し、男の子をぎゅっと抱きしめてあげました。・・・
 この絵本は、大人(子どもを育てている全ての家の人や学校の先生)に読んでもらいたいお話です。この絵本を読んだら、きっと目の前の子どもにもっともっと優しくなれるような気がします。
 4年2組の子ども達が、理科の時間に校庭〜中庭に出てきました。「季節と生き物(夏)」の学習として、学校で見られる植物や生き物の様子を調べる観察が目的だったようです。4年生の理科では、季節による気温の変化と、動植物の様子の変化とを関連付けて観察させていきます。
 中庭から校庭に抜ける一帯(東側の道路沿いの辺り)は、雑草がうっそうと生え茂った自然観察園になっています。子ども達が、足で草むらをかき分けながら、虫を探して歩いていました。カメムシやダンゴムシを見かけましたが、まだバッタ類はいなかったようです。(写真中)
 中庭の池の周りにも子ども達が集まっていました。やはり、池の中の生き物が気になるようでした。最近、中庭によくトンボが飛んでくるので、まだヤゴが池の中にいるのかもしれません。また、クロアゲハも最近よく見かけます。
 午前中に自転車で練馬駅近くまで出張に行きましたが、光が丘公園では、セミが声高らかに鳴き始めていました。来週あたりには、旭町小の周りもセミの大合唱になるのではないでしょうか。
 5,6校時に、6年生が部活動体験のために豊渓中学校に行ってきました。毎年6年生の子ども達にとって、中学校への進学の楽しみの一つとなるのが部活動です。あらかじめやってみたい部活動を決めておき、たっぷりと1時間、体験を楽しみました。
 今日は、中1と中2の生徒達が中心になり、6年生を優しく受け入れてくれました。今の6年生が4年生の頃の高学年だった子ども達が、すっかり中学生として立派な姿でリードしてくれました。(写真下)
 どの部活動も、生徒が自主的に準備をしたり活動を進めていました。小学校のように、先生が全て指示を出して授業をするのとは違います。小学校との違いとして、自分で考え自分で行動する力が必要であるということが分かりました。夏が過ぎると、6年生は来年度に向けた進路について考える時期になります。

7月7日 給食室から

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 7月7日は七夕ということで、七夕にちなんだ献立でした。

 上の写真は、七夕汁に入れていた、かわいい星型のお麩です。
 下の写真は、さけと卵のちらし寿司の出来上がりです。調理員さんたちが、各クラスに炒り卵、鮭、さやいんげんを彩りよくきれいに散らして仕上げてくれました。

 どのクラスも残食が少なく、よく食べていました。季節を感じられる献立を楽しんでくれたようです。

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部活動体験(6年生)

 7月7日(木)に、部活動体験が行われました。今年は、バスケットボール部、バドミントン部、ソフトテニス部、吹奏楽部、美術部の5つの部活動の体験ができました。
 中学生が優しく丁寧に教えてくれたので、安心して活動することができました。体験が終わり、感想を聞くと、「すごく楽しかった」「もっとやりたかった」などの声が挙がりました。
 充実した小中連携の活動となってよかったです。中学校への期待を胸に膨らませながら、残りの学校生活でも大きく成長してほしいと思います。

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7月7日の給食

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献立名           鮭と卵のちらし寿司
              七夕汁
              七夕サイダーゼリー
              牛乳


一口メモ

 今日の給食は、七夕にちなんだ献立になっています。
 七夕の行事食では、「そうめん」を食べることが多いです。これは、そうめんを七夕の伝説に出てくる織姫がつむぐ糸や、天の川に見立てているからです。今日の給食の七夕汁には、そうめんの他に、短冊の形に切ったにんじんや星形の麩を入れました。
 デザートは、サイダーのゼリーに缶詰のパインを入れて固めています。サイダーの炭酸の粒がきらきらと輝く星のようになっています。
 今夜は、晴れてきれいな夜空が見られるといいですね。

7月6日(水)

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 4年生の音楽では、「エーデルワイス」の歌とリコーダーの練習を中心に授業が行われています。また、それに合わせて、「サウンド・オブ・ミュージック」の映画の一部を鑑賞しています。(写真上)
 「サウンド・オブ・ミュージック」は、1965年に公開されたジュリー・アンドリュース主演のミュージカル映画です。もともとは1959年にブロードウェイで初演されたミュージカル作品で、「ドレミの歌」や「エーデルワイス」などの多くの名曲が歌われていることで知られています。そしてそれらは、現在の小学校の音楽の授業に欠かせない曲にもなっています。
 「エーデルワイス」のリコーダー練習は、夏休みの課題にもなるようです。すらすらときれいに演奏できるように練習していきます。ちなみに、エーデルワイスとは、ヨーロッパの山岳地帯に生育する山野草の一種です。白い小さな花が咲くようです。4年生の音楽の教科書に、『サウンド・オブ・ミュージック』の写真とともに載っていました。
 ところで、今日1組が観ていた「サウンド・オブ・ミュージック」の映画の場面は、マリアが「私のお気に入り」という名曲を歌う場面でした。トラップ家の7人の子どもたちの家庭教師となったマリアは、子どもたちからいたずらの洗礼を受けます。しかし、怒らずにあえて感謝を述べるマリアに対して、子ども達は反省します。その夜、外は雷雨となり、雷をこわがる子どもたちがマリアの部屋へと集まってきます。マリアは子ども達に、「こわい時は好きなことを思い出せばいい」と語り、「私のお気に入り(MY FAVORITE THINGS)」を子どもたちに歌って聞かせます。こうして、マリアは子どもたちの心をつかみ、慕われるようになっていきます。
 この曲は、日本でもかなり有名な曲です。それは、テレビCMとして、JR東海の京都観光キャンペーンで長年使われてきているからです。私(自分)のお気に入りのソプラノ歌手である、ヘイリーやサラ・オレインもこの曲を歌っています。
 2年2組の教室で、「ぐみの木と小鳥」という教材を使った道徳の授業が行われていました。この教材は、ほとんどの教科書会社に掲載されているほど、低学年の道徳の名作の一つです。ぐみの木の実を食べにきた小鳥が、最近姿を見せないリスのことを聞き、ぐみの木の代わりに嵐の中でもリスの見舞いに行くという、心温まるお話です。ぐみの木からは、嵐がやんでからと言われるものの、いつまでもやまない嵐の中でじっと考えた小鳥は、リスのもとへ飛び立っていく…というところに「葛藤」場面があります。(写真中)
 ところで、このお話に出てくる「ぐみの木」をご存知でしょうか? サクランボを楕円形にした赤い実がなる木です。園芸店であまり売られていない樹木のようなので、目にしたことがある人は少ないでしょう。私が子どもの頃、家のすぐ近くにぐみの木がありました。6〜7月頃に赤い実がどっさいりつき、見るからにおいしそうでした。しかし、口にした覚えはありません。ぐみの実を食べると下痢をするから食べてはいけないと、親からきつく言われていたからです。ところが、そういうことを言っていた私の父が、ぐみの実をとってきて「ぐみ酒」を作っていることを知りました。焼酎漬けになっているぐみがとてもおいしそうに見えたものです。その後、父がそのぐみ酒を飲んだかどうかは定かではありません。
 1年1組の図工の授業で、絵の具セットの使い方の指導がありました。真新しい絵の具セットを初めて使い、色の塗り方の勉強をしました。
 絵の具セットは、これから小学校6年間の図工の時間において、ほとんどの作品づくりに使われる道具です。基本的な使い方や片づけの仕方まで、一つ一つていねいに指導を受けていました。水入れに入った水を、流しからこぼさないように運んでくるのも勉強です。また、パレットにチューブから絵の具を出し、水をつけた筆で少し溶いてから塗ることも勉強です。
 今日は、まず画用紙にクレヨンで大きな風船を5つ描きました。次に、赤や青、緑、黄色など、5色の風船の枠に、絵の具を使って色を塗っていきました。「水の含み具合によって、色の濃さが変わる」ということにも、実際にやってみることで少しずつ分かってきたようです。(写真下)

7月6日の給食

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献立名           五目うま煮丼
              ポテトチーズ餅
              わかめスープ
              牛乳


一口メモ

 ポテトチーズ餅は、じゃがいもをふかしてつぶし、青のりとチーズを混ぜてオーブンで焼いています。お餅のようにもちっとしていて、青のりの香りとチーズの塩味がおいしい一品です。
 クイズです。じゃがいもは土の中で大きくなりますが、じゃがいものどの部分を食べているでしょうか?
(1) 根っこ
(2) 実
(3) 茎


 答えは、(2)の茎です。「地下茎」という土の中にある茎に、でんぷんをたくさん蓄えたのがじゃがいもです。

5年生 保健(心の健康)

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 5年生の1学期の体育(保健)の学習では、「心の健康」についての授業をしました。ゲストティーチャーとして、養護教諭が1・2組の保健の学習に入り、指導してもらいました。

「心ってどこにあるでしょう。」
 子ども達は、すばやく胸の辺りをおさえたり、頭を指したり、・・・正解は、「脳」にあります。悲しくて涙が出たり、緊張で手がふるえたりするのは、脳からの命令があるからだと学びました。また、成長するにつれて感情が豊かになること。他の人の気持ちを考えられるようになること。考えて行動できるようになること。体だけでなく、心も成長していることを再確認できました。

 5年生の子ども達は、人間関係や習い事、学習や運動など、様々な場面の悩みや不安が複雑になってくる時期に差しかかっています。不安や悩みが長く続くと、体にも悪影響が出ます。「悩みってない方がよいのでしょうか。」と聞くと、子ども達は「それではつまらないと思う」「成長がないと思う」と答えていました。悩みや不安は必要、でも長くありすぎても自分のためにならない・・・子ども達は大切なことによく気付いていました。

 悩みや不安を解決するためにはどんな方法があるのか、グループで話し合いました。一人一人自分に合ったリラックス方法や気分転換の方法について、意見を発表していました。
「サッカーをする」「相談する」「勉強は少しずつ頑張ると決めて失敗は引きずらない」「読書をする」「友達と遊ぶ」・・・など、たくさんの方法が集まり、人によってその対処方法が違うことも学びました。

 今日の学習をいかして、自分の心の成長や変化と上手く付き合っていけるといいなと思いました。

7月5日(火)

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 5年生は、理科の時間に「天気と情報」の学習をしてます。4月にも「天気と情報」の単元がありましたが、その時は「天気の変化」についての学習内容でした。天気が西から東に移り変わっていくことなどを学習しました。今回は、「台風と防災」について学びます。台風が近づくとどのように天気が変化をするか、またどのような災害を引き起こすのかについて調べていきます。
 ちょうど現在、台風4号が日本列島に影響を及ぼしています。沖縄・奄美地方に大雨を降らせた台風4号は、今朝の段階では長崎県付近に上陸したようです。(温帯低気圧に変わりました。)九州〜四国地方は大雨になっているようです。
 2組では、タブレットを開いて台風情報を調べてみました。今後の進路予想や雲の動き、降水量の移り変わりなどの情報を得ることができました。ちなみに、関東地方は、今夜から明日の朝にかけて大雨のピークになりそうです。(写真上)
 インターネットで検索すると、過去の大きな台風の進路や降水量の変化を調べることができます。直近で大きな被害があった台風というと、今から3年前の2019年10月に関東地方を襲った台風19号です。長野県の千曲川や関東の多くの河川で氾濫が起きました。そういう私も、自宅近くの川が危険水域を越え、町役場の駐車場まで犬と一緒に車で非難するということを経験しました。
 今年の猛暑が、今後の台風の発生と関係するのではないか…とも言われています。5年生の子ども達には、台風がもたらす災害を理解し、様々な情報をもとに自分たちの地域の予測ができるように学習を進めていきます。
 3年生は、社会科の時間に「まちの人々の仕事」として、「商店の仕事」についての学習をしています。スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどの販売ににかかわる仕事に関心をもたせ、人々の生活と関連付けて理解させていきます。また、販売の仕事の工夫などについても調べていきます。
 今日、1組では、買い物をした時のレシートを用意させて授業をしていました。レシートを調べることで、家の人がどんなものをどこの店で買っているのかが分かります。また、食料品や衣類、日用品など、品物によって買う店を選んで買い物をしていることなども分かってきます。例えば、野菜や果物を個人のお店(青果店)で買う場合もあれば、スーパーで買う場合もあるでしょう。ペットボトルの飲料水はどうでしょうか。スーパーだったり、ドラッグストア、あるいはコンビニという家庭もあるのではないでしょうか。その理由も、値段であったり、家に近いという理由であったり、ポイントが付くという理由であったりと様々です。
 ところで、ヤオコーのレシートを家から持ってきた子がいました。(写真中)和光市のヤオコーのようでした。旭町小の学区は、和光市と隣接しているので納得です。ヤオコーは、東京にも何店舗かあるようですが、圧倒的に埼玉県に多く出店しているスーパーです。と言っている私の地元にもたくさんあり、御用達のスーパーです。さらに、どうでもいい情報ですが、ヤオコーのお総菜コーナーにある二層仕立てのメンチカツがお気に入りです。
 5年1組では、国語「夏の夜」の学習をしていました。先週、3年生の「夏のくらし」という国語の単元についてお伝えしました。我が国の伝統と文化に対する理解にも関連した国語の学習として、5年生では「夏の夜」が2時間扱いで取り上げられています。(写真下)
 5年生の教科書には、枕草子から引用した夏の風景の古文や、夏の俳句2句が掲載されています。枕草子は、清少納言が書いた随筆です。「春はあけぼの…」が有名ですが、夏はこう書かれています。「夏は夜。月のころはさらなり、闇もなほ、蛍の多く飛びちがひたる。また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くもをかし。雨など降るもをかし。」・・・「夏は夜」ときましたか。現代も、花火やお祭りなどを考えると「夏は夜」かもしれません。しかし、清少納言は平安時代の人です。当時の夜は真っ暗で、人々が恐れていた闇でした。それだけに月明かりが何とも言えなかったのでしょう。そして蛍の発光が闇夜に浮き上がって見えていたことでしょう。
 5年生の子ども達は、「夏は〇〇」の〇〇を何にしたでしょうか。私なら「そうめん」です。「夏はそうめん。氷をたくさん入れたそうめんはさらなり、つゆもなほ、大葉とミョウガを多く入れたる。また、すり胡麻にきゅうりとナスを刻み入れるもいとをかし。」私の住んでいる川島町には、「すったて」という郷土料理があります。冷たいうどんのつけ汁に味噌とすり胡麻と夏野菜を刻んで入れる料理で、「冷や汁」とも呼ばれています。おすすめです。

7月5日の給食

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献立名           ご飯
              ピーマンふりかけ
              和風ヘルシーバーグ
              むらくも汁
              牛乳


一口メモ

 今日は、ピーマンを使ったふりかけの献立です。ピーマンは、「苦味や独特の香りがあって苦手」という子が多いかもしれません。しかし、今日はピーマンが苦手という子にも、おいしく食べてもらえるように工夫たっぷりに仕上げています。
 ピーマンの苦味を少なくするための調理のポイントは、(1)ゆでてから使う (2)繊維にそって切る (3)油で炒める (4)しっかりとした味付けにする ということです。今日のピーマンふりかけでは、その4つの全てのポイントをおさえて作ってあります。
 ピーマンは、栄養がたっぷり含まれているので、好き嫌いなく食べてほしい野菜です。苦手な子もチャレンジできる献立になっています。

7月4日(月) その2

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 七夕の日が近づいてきました。1年1組の廊下では、子ども達が作った七夕の飾りと、一人ずつ願いごとを書いた短冊を持ち寄り、みんなで笹に吊るしていました。(写真上)最初は、図工の時間に折り紙を使って七夕飾りを作るところから始まりました。工夫していろいろな飾りができたことから、ぜひ本物の笹に飾って七夕の日を迎えさせてあげたいと考え、笹を注文することにしました。先週、1,2年生各クラスに1本ずつ笹が届いています。
 七夕は、中国の「七夕伝説」をもとに語り継がれているお話です。遊んでばかりで働かなくなった織姫と彦星を戒めるために、働くことを条件にして、年に一度だけ再会することが許されたという内容です。また、願いごとを書く風習も、中国からのものであると言われています。「乞巧奠(きこうでん)」という中国の風習が関係しているそうです。乞巧とは、技巧を授かるように願う、あるいは上達を願うという意味です。つまり、織姫にあやかって、はた織りや裁縫の上達を願う儀式が始まりのようです。ひして、笹飾りに使われるあみ飾りやひし形つなぎは、もともとは布で作られた飾りでした。
 このような七夕の由来を踏まえると、何が欲しいとか、どこへ行きたいといった欲望を短冊に書くのではなく、習い事や勉強といった物事の上達や自分の努力で成し遂げられる目標を「願いごと」とすべきです。ただ、そこは低学年の子ども達です。「おけしょうセットがほしい」とか「ウエディングドレスがほしい」と書かれたものや、「いい子になれますように」という短冊がありました。また、家族の幸せや世界平和、コロナの終息をお願いしたものも見られました。今週土曜日の公開日にも見られるように、廊下に飾っておく予定です。
 先週末から7月に入りました。いよいよ1学期の学習のまとめの時期です。今日は、多くの教室でワークテストを行っている様子が見られました。国語の聞き取りテスト、外国語のテスト、算数のテスト、理科のテストなど、学年やクラスによって様々なテストがありました。先週と違い、気温が少し下がったこともあり、子ども達は集中してテスト用紙に向かっていました。
 ところで、学期末にはたいていどの学年にも、「漢字50問テスト」と呼ばれるワークテストがあります。1学期間に習った漢字が、どっさりと50問出題されます。国語のテストのほとんどは、教科書の一部が上の方に書かれ、それを見て問いに答えるものがほとんどです。しかし、学期末になると、一面四角い枠が並び、漢字を書きこむ問題ばかりのテスト用紙がやって来ます。
 いきなりテストをしても、4月や5月に習った漢字は忘れてしまうものです。多くのクラスでは、増し刷りしたプリントを使い、あらかじめ練習をさせてから取り組むことが多いです。その代わり、合格ラインに達するまでやり直しをさせたり、夏休み明けにもう一度テストをしたりして使います。
 今日は、3年生と4年生の各クラスで漢字50問に挑戦していました。土日に練習をがんばった子が多かったのではないでしょうか。結果はいかに…。(写真中)
 6年生は、理科の時間に「体のつくりとはたらき」の学習をしています。人間の体のつくりについて、呼吸や消化、血液の循環などについて学んでいます。先週は、だ液のはたらきについて理科室で実験をしていました。ご飯にだ液を混ぜたものを、体温と同じ温度でしばらく湯煎すると、でんぷん反応がなくなります。(でんぷんが、他の物質(糖)に変化した。)
 その他にも、気体検知管を使って、呼吸による空気中の成分の変化を調べたりもしています。しかし、この単元は、全て実験で確かめられる学習内容ではありません。資料等から調べることも必要になります。2組では、教室で人体模型を見て体内のつくりを調べたり、タブレットを使って消化・吸収のしくみを調べたりしていました。(写真下)

7月4日の給食

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献立名           タコライス
              イナムドゥチ
              サーターアンダギー
              牛乳


一口メモ

 今日は、沖縄県の郷土料理を使った献立です。
 タコライスは、メキシコ料理であるタコスの具材をご飯にのせた料理です。タコスの具材は、チリパウダーで辛味をつけたひき肉、角切りのトマト、レタス、チーズなどです。今日の給食では、それをアレンジをして、ご飯の上にキャベツを盛り、トマトとチリパウダーで味付けしたミートソースをご飯にかけるようにしました。ご飯と具材を軽く混ぜてから食べるようになっています。
 一方、サーターアンダギーは、黒糖が入った沖縄風のドーナッツです。サーターは砂糖、アンダギーは揚げ物やてんぷらという意味です。揚げていると、生地がふくらんでパカッと割れてきます。この割れたところが笑っているように見えることから、「福を呼ぶ揚げ菓子」とも言われています。

7月4日(月) その1

 今日の全校朝会は、Zoomを使って行いました。「SDGsについて考えよう」というテーマで、パワーポイントの資料を画面に映しながら話をしました。
・・・今日は、最近いろいろなところで聞かれるようになった言葉「SDGs」についての話をします。テレビ番組やCMなどで、SDGsという言葉をよく聞くようになりました。また、学校でも多くの学年の様々な教科書にSDGsのことが紹介されているので、17の項目を示したイラスト図を見たことがある子が多いのではないでしょうか。
 SDGsとは、「持続可能な開発目標」のことです。簡単に言うと、「世界中にある環境問題・差別・貧困・人権問題といった課題を、世界のみんなで2030年までに解決していこう」という計画・目標のことです。「持続可能な」というのは、「人間の活動が自然環境に悪影響を与えずに、その活動を続けていけることを意味しています。
 SDGsは17も目標があるので、分かりにくく感じてしまいます。しかし、実は17の目標は5つのカテゴリーに分けることができます。頭文字をとり、「5つのP」といいます。最初のPは、人間(People)のPです。1番から6番の目標がそれにあたります。1番は、「貧困をなくそう」です。貧困とは、食べ物や着るものなどが十分でなく、貧しい暮らしのことを言います。2番は、「飢餓をゼロに」…飢餓というのは、食べ物がなくて飢え死にしてしまうことです。3番は、「全ての人に健康と福祉を」…福祉というのは、幸せということです。4番は、「質の高い教育をみんなに」です。5番は、「ジェンダー平等を実現しよう」…ジェンダー平等というのは、男女平等ということです。6番は、「安全な水とトイレを世界に」となっています。
 この中で、みなさんにとって思い当たるものはありますか? 貧困や飢餓、そして安全な水とトイレについては、日本ではあまり困っていないのではないかと思うでしょう? しかし、SDGsが目指しているのは、「世界のみんなが」ということなのです。今も、世界中の多くの人たちが食べ物や着るものなどが十分でなかったり、食べ物がなくて困ったりしています。さらに、飲み水が十分に得られていない地域がたくさんあります。そういう人たちのことを考えることが重要なのです。では、私たちに何ができるでしょうか? 今週の木曜日に、ユニセフ集会があります。代表委員会の人達がユニセフ募金について詳しく話をしてくれます。ユニセフの活動について理解をしたり、募金活動に参加したりすることがSDGsへの第一歩になりそうです。
 また、地球についての12番から15番の項目は、小学校の学習内容と大いに関係があり、とても身近な問題です。12番の「つくる責任、つかう責任」は、4年生以上のみなさんがよく知っている「3R(リデュース、リユース、リサイクル)」の資源を大切にする活動のことです。13番の「気候変動に具体的な対策を」は、5,6年生が社会科や理科の時間に学習する地球温暖化や異常気象に関する問題です。そして、14番の「海の豊かさ」、15番の「陸の豊かさ」は、海洋プラスチック問題や砂漠化などの深刻な地球環境に関する問題です。
 これ以外にも、SDGsに関する内容はまだまだたくさんあります。興味をもった人は、ぜひ夏休みの自由研究の課題として取り上げて、自分で調べてみてください。そして大切なことは、「SDGsのために、自分は何ができるのだろうか、何をしなければならないのだろうか」と考えることです。・・・
 パワーポイントは、14枚のスライドを使いました。SDGsに関する資料やイラスト、写真などで構成しました。また、「エコとわざ」の募集案内についても最後に話をしました。関心のある子は、取り組んでみましょうと伝えてあります。(「エコとわざ」についての案内は、本日3年生以上に配布しています。)

外国語活動(1年生)

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 1組は28日(火)、2組は1日(金)に、それぞれ2回目の外国語活動がありました。

 約一か月ぶりの外国語活動でしたが、子どもたちもすぐに先月の授業を思い出したようで、挨拶から元気に行うことができました。
 今回の活動の目標は、積極的に挨拶をするとともに、自分の名前の言い方に慣れ親しむ、というものでした。そして、名刺交換ゲームを通してこれらの練習を行いました。
 英語であいさつをし、歌に合わせてじゃんけんをします。じゃんけんに勝った方が、負けた方に自分の名刺を一枚渡すというものです。名刺はあらかじめ好きな絵や好きなものを書いて、作成しておきました。

 その他の活動として、「1,2.3 to the zoo」というお話をALTの先生に読んでいただきました。どんなお話なのか理解しようとする聞く姿勢や、眼差しが素晴らしかったです。

 今後も、外国語活動を楽しいと感じられるように指導を工夫していきます。

7月1日(金)

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 6年生の家庭科の学習として、「手洗いによる洗濯の実習」を行っていました。洗いおけに水を入れ、洗濯用石鹸を使って、一人ずつ衣類を手でもみ洗いしました。
 手もみ洗いをした後は、水を何回か取り換えながらすすぎ洗いをします。さらに水をよく絞って、干すところまでが実習です。どの子も自分がいつも身につけている衣類だけに、とてもていねいに扱っていました。洗濯ものを手洗いしていた昔の人の苦労が、少し分かったようです。(写真上)
 家庭科の教科書には、洗濯ものの干し方(しわを伸ばして形を整えて干す)や、洗濯ものを取り込んでたたみ、整理すること(必要があればアイロンをかけ、決まった場所にしまう)まで書かれています。今はもちろん洗濯機がきれいに洗ってくれますが、洗濯ものをきちんと干したり取り込んでしまうところは、子ども達の家庭での仕事として行わせていくことが大切です。
 ところで、洗濯実習でゆすいだ後の絞り方を見ていて気がつきました。正しい絞り方ができる子が少ないということです。(これは、昔から小学生で正しくできる子が少なかったことであり、今の子たちが…というわけではありません。)
 タオルやぞうきんを絞る時、どのように持ちますか? 大きく分けて、縦絞りと横絞り、握り絞りがあります。縦絞りは、両手で剣道の竹刀を握るように、ぞうきんを縦に持ちます。そして、左右の手をそれぞれの親指方向に、内側に絞ります。横絞りは、鉄棒にぶら下がるように両手でぞうきんを握り、左右の手をお互い逆方向に絞ります。握り絞りは、おにぎりを握るようにぞうきんを持ち、ぎゅっとつぶすように絞ります。
 多分、横絞りをする子が多いのではないでしょうか。正しくは、縦絞りです。今は清掃の仕方が変わり、ぞうきんを使うことが少なくなりました。自分が担任をしていた頃は、まず4月のスタート時、クラスの子がぞうきんを持ってきた時に、縦絞りの仕方を全員に指導したものでした。
 1年生は、算数の時間に「どちらがながい」という学習をしています。1年生の子ども達は、今までの生活の中で「長い」「短い」という感覚をもっていますが、まだ漠然とした大きさとしてとらえている段階です。そこで、1年生の算数では、長さの比較などを通して、長さの概念や測定についての理解の基礎となる経験を豊かにすることをめざして指導していきます。
 まず、2本の鉛筆の長さを比べるとしたら、それぞれをくっつけて調べることができます。この場合、端をそろえて比べることが大切になります。(直接比較)では、2つのものを合わせて比べることができない場合(動かすことができない場合など)はどうしたらよいでしょうか? そこで、ひもなどの媒介物を使い、長さを写し取ることができることを学びます。(間接比較)
 2組の教室では、紙テープを子ども達に渡し、教卓やロッカー、後ろの黒板の長さなどを測り取らせていました。グループの仲間で協力し合い、テープが真っすぐになるように気をつけながら調べていました。(写真中)
 1年生のこの単元では、直接比較と間接比較の他に、「任意単位での比較」についても学習します。机の縦と横の長さを鉛筆何本分かで比べたり、手のひらがいくつ分かで比べたりします。昨日、2組の教室では、算数ブロックを使って教科書の縦と横を比べていた子がいました。任意単位で比較する考えがすでに出てきていました。
 3年生は、理科の時間に「ゴムや風の力」の学習をしています。3年生から理科の学習が始まり、植物や虫を育てる内容がずっと続いていました。理科の学習が始まって、初めて「実験」する内容があるのがこの単元からです。
 3年生は、ゴムや風の力で動く車の実験セットを購入し、車の進み方を実験で調べてきました。車に取り付けたゴムを発射台に引っかけて手を放すと、伸びたゴムが縮む力で車が前に進みます。ゴムを伸ばす長さを変えて実験することで、ものを動かす力も変わることが分かりました。
 2組が今日理科室で実験していたのは、発展的な内容でした。2つの輪ゴムを二重にして使った場合と2本をつなげて使った場合とで、車の進み方はどう変わるかということについて実験を行いました。3年生の理科では、実験用具を何度も使い、遊びを通して発見を得ることが重要です。(写真下)

※今週は、とてつもなく暑い毎日が続きました。今朝、メール配信でもお伝えしたように、区からの通知を受けて屋外での活動を制限しています。今朝、1年生の子ども達が、「プールに入るのが楽しみだな…」と言いながら登校してきましたが、中止としています。熱中症警戒アラートが東京都に出されています。5校時に、6年生各クラスが、図書室と家庭科室に移動して授業を受けていました。南校舎の4階は、エアコンをつけてもかなりの暑さです。できる限りの対応をしていきますので、ご理解ください。

7月1日の給食

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献立名           ご飯
              白身魚のラビゴットソース
              切り干し大根のうま煮
              かしわ汁
              牛乳


一口メモ

 「白身魚のラビゴットソース」は、メルルーサという白身の魚にラビゴットソースをかけました。「ラビゴットソース」は、あまり聞きなれない名前かもしれません。ラビゴットとは、フランス語で「元気を出させる」「回復させる」といった意味があります。
 ラビゴットソースは、ドレッシングのような酸味がある味付けで、刻んだ野菜をたくさん入れて作ります。トマトやキュウリなど、色鮮やかな野菜を使うので見た目からも元気がもらえる感じがします。さっぱりとした味付けなので、これから暑くなる夏におすすめの料理です。

6月30日(木)

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 3年2組の教室で、「夏のくらし」という国語の学習を行っていました。夏を感じたことについて文章に書き表す学習です。春夏秋冬に合わせて、年間4回設定されている単元です。我が国の伝統と文化に対する理解として、道徳教育にも通じるところがあります。
 教科書に載っている夏を感じさせる語句をヒントに、今日は俳句作りを行っていました。教科書には、「蚊取り線香、すだれ、うちわ、打ち上げ花火」の絵が描かれていました。蚊取り線香の絵は、ブタさんの入れ物に渦巻き状の蚊取り線香が煙を上げているイラストです。現在は、電子式の蚊取り器がほとんどでしょうか? 私もしばらく火をつけるタイプの蚊取り線香は購入していません。
 続いて教科書には、「暑い夏をのりきるための工夫です。」と書かれ、「風鈴、網戸、扇風機」の絵が載っていました。風鈴を知らない子が多いのではないでしょうか? 音で涼しさを得ていた昔の人の風情は、窓を閉め切ってエアコンをつけている現代人とは真逆の発想です。
 さらに、「夏には、冷たくてのどごしのよいものが喜ばれます。」と書いてあり、「ところてん、そうめん、白玉、みつまめ、水ようかん」が描かれています。子ども達に聞けば、アイスクリームやかき氷など、次々と思い浮かぶものが出てきそうです。大人は、泡の出る飲み物でしょうか…。
 ところで、子ども達は五・七・五の俳句を作らなければなりません。思いついた子から画用紙に下書きをして、先生のところに見せに行っていました。指を折りながら音数を数えて、俳句作りに取り組む様子が見られました。(写真上)
 2組の俳句からいくつかを紹介しましょう。「ひまわりが 日がいるほうに 向いている」…ひまわりが一斉に同じ方向を向いて咲いている様子ですね。「夏の夜 花火大会 きれいだな」…今年は3年ぶりに花火大会があるでしょうか。「夏休み かとり線香 外におく」…外におくという言葉がいいですね。家族で花火や夕涼みでもするのでしょうか。「ひまわりが キラッとかがやく 夏の空」…暑い中でも元気なひまわりの様子がよく表現されています。季重なりの句が多く見られましたが、今日の夜の番組に出せそうな俳句が出来上がりました。
 2年生が、生活科で育てている野菜の畑の手入れをしていました。ミニトマトや中庭の観察をさせながら、何人かずつ交代で畑の作業を行っていました。
 最初のグループの子は、まず草取りからです。しっかり根を張った雑草は、抜くのが大変そうでした。次のグループはスコップで土を耕し、さらに次のグループはたい肥を入れてかき混ぜ…と、次第に畑の土の改良が進んでいきました。(写真中)
 今回、畑の土に牛糞たい肥をまいて混ぜ込んだのは、先日「野菜名人」として来ていただいた農家やJAの方のアドバイスを受けてのことです。本来なら、最初に畑の土づくりをしてから苗を植え付けるべきでした。この段階で、一度生育している苗を移植してしまって大丈夫なのかどうかは心配ですが、今後うまく育ってほしいものです。
 牛糞たい肥は、有機質の肥料成分からできているため、土をふかふかにするはたらきがあります。粒の細かい畑の土をそのまま使っていると、硬く締まってきます。そのために植物の根が十分に張ることができず、生育が悪くなります。根をしっかりと張らせることが、野菜のみならず植物全般に言える重要ポイントです。
 5校時に、1年2組で「きんのおの」という道徳の授業がありました。木こりが池に斧を落としてしまうと、池の中から神様が金の斧を持って現れ、「おまえの落とした斧は、これであろう。」と聞きます。木こりが正直に「違います。」と伝える…という、有名なイソップ寓話のお話です。正直でいることの大切さについて考えさせ、うそをついたりごまかしたりしないで、誠実に生きようとする心情を育てることをねらいとした授業でした。(写真下)
 このお話では、正直な木こりが自分の斧だけでなく、金と銀の斧まで手に入れます。一方、欲が出た友達の木こりは、金銀だけでなく、自分の斧まで失ってしまいます。日常生活の中で、大なり小なりうそをついてしまうことは誰にでもあることです。このお話の登場人物で例えれば、子ども達はみんながみんな「正直に言う!」と答えるでしょう。そこをどう一般化して、「正直に言えなくて、いやな気持ちになった経験」を引き出すことができるかが大切になります。
 大人向けにこの授業をやってみたいものです。きっと誰もが、「うそをついて、後味の悪いことを経験した」とか、「正直に言えないことだってあるよ…」と本音が出たりする展開になるのではないでしょうか。

児童集会

 今年度2回目の児童集会は、「誰の声でしょう集会」でした。1年生が楽しめることを念頭において、どんな言葉をどの先生にお願いしたらよいのかを話し合いました。話し合いの結果、7人の先生に「赤パジャマ、青パジャマ、黄パジャマ」と言ってもらうことになりました。
 本番は放送で行いました。先生たちの声を録音したCDを流し、答えを発表するという形です。正解発表をすると、1,2年生の教室から「イェーイ!」「当たったー!」など楽しんでいる声が放送室まで届き、集会委員会の子供たちは声を出さないように気をつけながら喜んでいました。
 集会が終わり、委員会の子供たちに感想を聞くと「やってよかったです」「成功したと思います」と、みんな笑顔で返答していました。達成感の得られた活動になったようです。

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学校行事
2/3 書き初め展終
2/6
リズムなわとび週間
2/8 5年社会科見学
2/9 児童集会

お知らせ

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