個人面談にご協力いただき、ありがとうございました。19日(金)で1学期が終了いたします。

2月2日(木)

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 1年生は、国語の時間に「たぬきの糸車」という物語文の学習をしています。このお話の面白さは、いたずらもののたぬきが、おかみさんのために糸車を回して糸を紡ぐところにあります。また、「キークルクル」という糸車の回る音(擬音)と、「くるりくるり」という擬態語が使われていて、リズミカルな楽しさやユーモラスな情景が描き出されています。子ども達は、音読を重ねていく中で、言葉の持つ響きを実感するとともに、自然に物語の世界に入っていくことができます。
 2組では、教材屋さんから借りた糸車の模型を使って、たぬきの気持ちになって糸車を回してみました。糸車は、『千と千尋の神隠し』や『眠れる森の美女』にも出てきます。綿花やカイコの繭の繊維をよりあわせて、糸を作るときに使う道具です。実際に子ども達が糸車を回してみると、糸に見立てた紐がくるくると棒に巻き取られていく様子を見ることができました。物語の中のたぬきは、最初はやぶれ障子の穴から覗きながら、おかみさんの様子を見ていました。そして、自分も糸車を回してみたくなりました。1年生の子ども達も、同じ気持ちを味わうことができたようでした。(写真上)
 6年2組で、「ぼくの名前呼んで」という道徳の授業が行われていました。道徳の内容項目の「家族愛・家庭生活の充実」に関する授業でした。
 この資料では、主人公の太郎と、聴覚障害と言語障害のある両親が、共に家族として支え合い、懸命に生きていこうとする姿が描かれています。太郎が、学校で「自分は一度も両親から名前を呼ばれたことがない。」という事実をつきつけられ、その切ない思いを父親にぶつけます。しかし、父の涙ながらの愛にあふれた手話を通じて、両親の深い愛に改めて気づいていくという話です。長い資料でしたが、6年生なりに資料に出てくる父親の思いを感じ取ることができたはずです。6年生の保護者の方々にも、ぜひ読んでもらいたい資料です。(写真中)
 11月に、4年生が聴導犬の授業を受けています。聴覚障害のある松本さんと、聴導犬のチャンプくんによる授業でした。以前、松本さんは、「音が聞こえなくなって、一番残念に思うことは何ですか?」という子ども達からの質問に、次のように答えていました。「結婚する前は音が聞こえていたので、自分の主人の声は知っています。でも、自分の子どもの声は聞いたことがありません。どんな声をしているのか、一度でいいから聞いてみたいのです。それだけが残念です。」
 4年1組で、百人一首を行っていました。2人1組で向かい合っての対戦でした。(写真下)旭町小には、百人一首が何セットかあり、昨年も高学年で取り組んでいたクラスがありました。
 百人一首というと、「小倉百人一首」が有名ですが、学校にあるのは「五色百人一首」です。小倉百人一首を、その難しさに応じて20枚ずつ5色に色分けした札になっています。札の数が20枚と少ないため、短い時間で楽しむことができます。また、裏には上の句が書いてあって、試合中にも見ることができるので、早く歌を覚えることができるようになっています。
 子どもは覚えが早いので、何度か練習するうちにたくさんの句を暗記してしまいます。子ども達の国語の教科書を開いていただくと分かりますが、どの学年にも日本古来の文学や古典に関する学習がところどころに入ってきています。小学生の頃から、それらの言葉の響きや昔の仮名遣いなどに親しませていくことが重要です。

体育朝会(リズムなわとび)

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 今朝の体育朝会は、「リズムなわとび」をしました。
 来週からリズムなわとび週間が始まります。リズムなわとびでは、音楽に合わせ、リズムよく跳び続けることを目標にしています。
 今年度のリズムなわとび週間では、有名なアニメ映画で使われた「私は最強」という曲に合わせて、リズムなわとびに挑戦します。

 今日は気温が低い中でしたが、どの学年も音楽に合わせてなわとびをがんばっていました。運動委員の児童も、お手本として全校児童の前で跳び、大活躍でした。

 なわとびを跳び続けるということは、簡単なことではありません。1分間がとても長く感じられます。体力向上のきっかけになるように、来週から寒さに負けず、全校で体を動かしていきます。

2月2日の給食

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献立名           ルーローハン
              広東スープ
              いちごミルクゼリー
              牛乳


一口メモ

 「ルーローハン」というのは、聞きなれない料理かもしれませんが、台湾料理の一つです。
 まず、豚肉をしょう油と砂糖などで甘辛く味付けをします。それに、八角やシナモン、山椒などをミックスした五香粉(ウーシャンフェン)という中国を代表するスパイスで独特の香りをプラスして、ご飯と合わせて食べます。一緒に卵や青菜をのせたり、ご飯と別々に盛り付けたりと、地域によって様々な食べ方があります。台湾には、ルーローハンを出す店がたくさんあって、台湾の人々にはとてもなじみのある料理だそうです。
 今日は、食べやすいように少しアレンジして出していますが、きっと台湾の味を十分に楽しめることでしょう。

2月1日(水)

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 今日から2月に入りました。今月は、4年生があいさつ運動を担当します。さっそく今朝、各クラスの第一グループの子ども達が門の近くに立ちました。
 南門には、2組の4人が張り切って立っていました。遠くから登校班の列がやって来る姿が見えると、「よし!」と気合を入れている様子が伝わってきました。一度にたくさんの登校班が入ってくる時もあり、一人一人にあいさつをするのは大変そうでしたが、最後まで気持ちの良いあいさつを行うことができました。(写真上)
 あいさつ運動を終えたところで、感想を聞いてみました。正門側の1組の5人にも同様に感想を聞きました。「全員にあいさつをするのが大変だった。」…普段は、登校して来る時に先生や主事さんにあいさつをするだけですが、100人以上にあいさつをしたので大変だったはずです。毎日それを行っている私の気持ちを感じてもらえたかなと思いました。「きちんとこちらを見てあいさつをする子は気持ちがいい。」…それを分かってもらうためのあいさつ運動でもあります。「明日からの自分のあいさつに生かしていこうね。」と伝えました。
 今後は、3日(金)、8日(水)、14日(火)、21日(火)と4年生のあいさつ運動が予定されています。4年生が1人1回ずつ、早めに登校してあいさつ運動を行います。
 来週金曜日に、1年生と旭幼稚園との交流会が予定されています。1組では、幼稚園の子ども達にあげるプレゼントを作っていました。カエルの絵が印刷された紙に色を塗り、切り取っていました。これを厚紙に貼って、「パッチンガエル」(別名「ぴょんぴょんガエル」)を作ってプレゼントにするようです。(写真中)
 パッチンガエルは、伸びた輪ゴムが縮むときの力で中折れの厚紙が机の面を押しつけて、空中にはね上がるおもちゃです。まるでカエルがジャンプするかのようなので、パッチンガエルと呼ばれています。出来上がった時のあまりの楽しさに、きっと自分用に欲しくなってしまうかもしれません。
 旭幼稚園の年長さんの方がはるかに人数が多いので、1年生全員でたくさん用意しておかなければなりません。いつも人から「してもらう」ことが多かった1年生が、今度は年下の子ども達のために「してあげる」番です。プレゼントを作りながら、そういう喜びが感じられるようになっていくことでしょう。(5校時に続きを行い、楽しい「パッチンガエル」が完成していました。)
 4年生は、社会科の時間に「染め物のさかんな新宿区」の学習をしています。東京都で昔から伝わる伝統工芸について学習する単元です。新宿区で染め物が盛んに行われているというのは、意外に思われるかもしれません。新宿区の神田川沿いや妙正寺川沿いには、300件を超える染め物の工房があるそうです。
 新宿区で江戸時代から作られてきた染め物は、「東京染小紋」と呼ばれています。遠くから見ると模様のないように見える布ですが、近くで見ると細かい模様がたくさん入っているのが特徴となっています。染め物を作るには、型紙づくりから染める工程など、多くの作業とそれぞれの専門の職人の手が必要です。教科書やICTなどを使って資料を集め、染め物の技術を守り、後世に伝えようと努力している職人さんについて調べていきます。(写真下)
 伝統工芸というと、東京都では「江戸切子」と呼ばれるガラス工芸が有名です。一方、練馬区にも伝統工芸がいくつかあり、毎年秋に伝統工芸展が開かれています。「東京手描友禅」という、布に模様を手描きで染めていく伝統工芸が区内に存在し、この近くでは土支田に工房があるようです。

2月1日の給食

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献立名           ご飯
              すき焼き風肉豆腐
              かぶの酢漬け
              牛乳


一口メモ

 2月に入りました。2月の給食目標は、「給食のルールを守ろう」です。
 給食をおいしく、楽しく、気持ちよく食べるために、守ってほしいルールがあります。
(1) 給食の前には、しっかり手洗いをしていますか?
(2) 食べ物や作ってくれた人に感謝の気持ちを込めて食事のあいさつをしていますか?
(3) 食器の置き方、箸の持ち方は正しく行えていますか?
(4) 姿勢よく、よく噛んで食べていますか?
(5) 協力して準備、片づけをしていますか?
 給食を楽しくおいしく食べることはとても大切ですが、給食を通じて食事のマナーもしっかり身につけていけるように指導していきます。

1月31日(火)

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 2年生は、算数の時間に「長い長さをはかってあらわそう」という学習をしています。2年生では、今まで「mm」や「cm」の単位を習ってきました。そして、30cmものさしを使っていろいろなものの長さを測ったり、cmとmmの単位の換算をしたりする学習をしてきました。
 今回は、30cmものさしでは足りない長い長さについての学習です。そこで先生が用意したのが、1mのものさしです。家庭にはなかなかない道具で、洋裁のお店などで生地を測る時に見かけるでしょうか。2人組になって1mのものさしを使い、今まで測ることができなかった長い長さを調べていきました。(写真上)
 ところで、「あた」、「つか」、「ひろ」という長さをご存知でしょうか? 日本で昔使われていた長さの呼び名です。2年生の算数の教科書(P66)に、それぞれが身体のどの部分を使った長さであるかが載っています。「あた」は、親指と中指を広げた長さです。そして、「つか」は握りこぶしの幅、「ひろ」は両腕を広げた長さを言います。しかし、当然のことながら一人一人それらの長さが異なるため、共通の長さの単位としてのものさしが必要になるというわけです。
 4年生は、理科の時間に「もののあたたまり方」の学習をしています。金属や水、空気の「あたたまり方」を調べることを通して、熱の伝導や対流について学習していきます。今日は、1組が理科室で水の温まり方を調べる実験を行っていました。
 水の温まり方は、熱源に近いところが最初に温まり、そこから上に移動します。(いわゆる、「対流」で温まるということです。)ビーカーに入れた水だけでは、水がどのように温まるのかが分かりにくいので、絵の具の塊を水の底に沈めて実験をしていました。色が付いていて、視覚化され、対流が分かりやすくなります。(写真中)
 しかし、それも点火した直後の時間に限られ、しばらく経つとビーカー内の水が攪拌して色が回り、よく分からなくなってきます。昔は、おがくずや味噌を使って対流を確認していました。あるいは、使い終わったコーヒーの粉を水に入れて調べる方法もあります。
 4校時に、4年2組の授業観察がありました。「みんなちがって、みんないい」という道徳の授業でした。道徳の内容項目の「個性の伸長」について考えを深めていく授業でした。
 表題の「みんなちがって、みんないい」は、聞いたことのあるフレーズです。そう、大正〜昭和にかけて活躍した童謡詩人、金子みすゞさんの「私と小鳥と鈴と」に書かれています。4年生の道徳の教科書には、この金子みすゞさんの詩とともに、詩に対する感想を書いた作文が掲載されています。それら2つの資料から考えさせる道徳の授業なので、いつもの物語を教材とした授業とは違う感じになります。各自の得意なところ、良いところを見つめ直し、それを今後どう生かしていくかを考えさせていきました。(写真下)
 改めて「私と小鳥と鈴と」を読んでみると、今の世の中にとって、とても大切な思想であるようにさえ思えてきます。人はそれぞれ別々に生きていても、決してお互いに優劣はないこと、さらにはそれぞれが素晴らしいのだということを伝えている気がします。また、「自分」という存在は、自分以外の誰かがいて成り立っているという人間社会の基本的な考え方も示しています。金子みすゞさんは、26歳の若さで亡くなりました。90年以上前に作られた詩の数々は、現代の私たちへの大きな財産となっています。

1月31日の給食

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献立名           ハヤシライス
              十品目サラダ
              いちご
              牛乳


一口メモ

 ハヤシライスの名前の由来は、「早矢仕(はやし)さんという人が考えた料理だから」という説もありますが、「ハッシュドビーフ・ウィズ・ライスが変わって、ハヤシライスになった」とも言われています。
 「ハッシュ」とは、細かく切ること、細かいものという意味があります。ハヤシライスには、うす切りの牛肉が入っています。普段の給食では豚肉を使うことが多いですが、今日は牛肉を使用しているので、本来のハヤシライスのおいしさが楽しめます。
 おいしく作るポイントは、玉ねぎをあめ色になるまでよく炒めることと、小麦粉と油が茶色になるまでじっくりと炒めて作るブラウンルーにあります。ブラウンルーは、焦げないように作るのがとても難しいので、調理員さんの腕が光る料理の一つです。

図工「カッターナイフタワー」(2年生)

 2年生は、2学期にカッターナイフの練習をして、安全に使えるようになりました。
 いよいよ本番!大きな色画用紙にドアや窓を切り抜いて、折りたたんで自分のタワーを白い厚紙上に建てました。しかし、これではまだ終わりません。このタワーの中や周りに階段を付け、橋を架け、花や木、動物などを紙で作り配置します。なかには、クレヨンで色を塗る子もいます。そうして自分の感性と発想から、素敵な楽しいタワーのある町が完成します。

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1月30日(月) その2

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 今朝も冷え込みが厳しかったようです。アメダスのデータを確認すると、練馬の最低気温はマイナス2.4度でした。幸い、先週のように外の水道管が凍ることはありませんでしたが、中庭の池には氷が張っていました。
 1校時に、さっそく1年1組の子ども達が中庭にやって来ました。生活科の学習です。生活科の学習は、大きく9つの内容に分かれています。「学校と生活」、「地域と生活」、「動植物の飼育・栽培」などの他に、「季節の変化と生活」があります。
 「季節の変化と生活」では、季節によって自然の様子や生活の様子が変わることを学びます。そのため、春夏秋冬のそれぞれの季節ごとに外に出て、草花や虫、自然の変化から発見・体感する活動をしていきます。旭町小の中庭は、1年生の生活科にとって、最も身近で多くの学びができる場所になっています。
 中庭にやって来た子ども達は、まず池の氷を見て歓声を上げました。やがて、恐る恐る手を出し、水面の氷を触り始めました。氷の冷たさは、実際に触ってみなければ感じ取れません。池の水も相当冷たいことが分かりました。先週は、数センチにもなる氷が張りましたが、今朝は1センチ前後の厚みでした。それでも、手にした子ども達は大喜びでした。(写真上)
 1年2組は、4階までの廊下をまわって、2年生以上の校内書き初め展を見に行きました。3階〜4階の3年生以上の教室前には、毛筆による書き初めが展示されています。筆で書かれた大きな書き初めを見上げながら、兄弟や知り合いの作品を探していました。(写真中)
 この土日、練馬区立美術館(中村橋駅前)で、区の連合書写展が開催されていました。私は昨日の午前中に行きましたが、たくさんの親子連れで賑わっていました。連合書写展は、区内の中学生の作品も一緒に展示されていました。中学校は、草書体による書き初めのため、さらに見ごたえがあります。一方、連合図工展は、先週火曜日に見に行きました。共に、3年振りの開催となりました。区内全校から作品が集まり一斉に展示されると、書写も図工も大変な迫力を感じます。
 校内書き初め展は、今週の金曜日まで展示しています。夕方、保護者の皆様にも公開していますので、ぜひ全校の作品をご覧ください。
 6年生の社会科は、3学期に入り、「戦争と人々のくらし」の学習をしています。その単元もいよいよ終わりに近づいてきました。1組では、「産業の発展と国民生活の変化」の学習を進めていました。戦後の日本経済の急速な成長に伴う生活の変化について、あるグラフから考えさせていきました。
 日本における「電化製品の三種の神器」は有名です。1950年代後半、「もはや戦後ではない」という言葉とともに、新しい電化製品が日本全国に普及していきました。「白黒テレビ」、「冷蔵庫」、「洗濯機」の3つを言います。
 私が生まれたのは60年代でしたが、確かに幼少期には家に三種の神器がそろっていました。白黒テレビは、チャンネルがダイヤル式で、NHKから民放(1局しかなかった)まで回すのが大変でした。白黒だったにもかかわらず、ウルトラマンのカラータイマーは「赤」に見えていたのは不思議です。冷蔵庫は1ドアで、冷凍庫が上の棚についていました。霜でびっしりおおわれていたように思います。最初の洗濯機は、2槽式になる前のタイプでした。横にハンドルが付いていて、ローラーに挟んで脱水する洗濯機でした。
 続いて高度成長期には、新三種の神器として「3C」が登場します。「カラーテレビ」、「自動車」、「クーラー」です。私の父は自動車を購入するのは早かったのですが、カラーテレビとクーラーは近所の家から出遅れました。カラーテレビになったのは、小学校の高学年の頃だったでしょうか。クーラーはさらに遅く、中高生の頃でした。
 さて、6年1組で扱っていたグラフは、横軸が年代(1959年〜1980年)で、縦軸が家庭への普及率(%)になっていました。三種の神器のグラフが示されていて、それに重ねて「3C」のグラフが3本(A〜C)書いてあります。A〜Cのグラフが3Cのどれにあたるのかを考えさせていました。(写真下)
 日本は太平洋戦争に敗れ、どん底から這い上がって経済を回復させてきました。そう考えると、日本という国は改めてすごい国家であることが分かります。

1月30日の給食

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献立名           茶飯
              おでん
              野菜のゆず味噌和え
              牛乳


一口メモ

 今日は、寒い季節にうれしいおでんの献立です。
 おでんは、煮物料理の一つで、かつおや昆布でとっただし汁にしょう油などの調味料で味をつけて、様々な具材を入れて煮込む料理です。具材は、代表的なものとして、大根、卵、こんにゃく、さつま揚げ、昆布などがあります。地域によっては、タコや貝などの魚介が入ったり、味付けも味噌味や生姜風味など、それぞれの地域で特徴のあるおでんとして親しまれています。
 おでんの由来は、昔、豆腐を焼いて味噌をつけて焼いた味噌田楽が、ある時からしょう油で煮込んで食べるようになったのが始まりと言われています。
 関東では、「おでん」という呼び名が一般的ですが、関西ではおでんのことを「関東煮(かんとだき)」とも呼ぶそうです。

1月30日(月) その1

 もうすぐ2月に入ります。寒い日は続いていますが、日差しが日に日に強く感じられるようになってきました。校庭で全校朝会を行いました。今日は、「摩擦熱の話」というテーマで話をしました。
・・・先週の全校朝会で、1月20日の「大寒」についての話をしました。2月4日の「立春」までの2週間が、一年で一番寒い時期とされていることを説明しました。確かに先週は、とても寒い日がありましたね。外の水道管が凍ってしまい、お昼過ぎまで水を出すことができない日がありました。水曜日は、晴れていても気温が上がらず、練馬区では最高気温が3度だったようです。さらに、一日中北風が強く吹いていました。そのような中でも、1年生の子ども達は、生活科の時間に作った凧を持って校庭に出て、元気よく凧揚げを楽しんでいました。翌日の木曜日は、最低気温がマイナス5度になりました。池に氷が張っていてびっくりしました。しかし、休み時間には、みんな校庭に出て元気よく遊ぶ姿が見られました。旭町小の子ども達は、寒さに負けない丈夫な子が多いなと思います。
 さて、寒い日の朝、指先が凍りそうなほど冷たくなります。そんな時、みなさんはどうしていますか? 簡単に手を温めるには、両手をゴシゴシとこすり合わせる方法があります。手と手をこすり合わせると、指先の血管が広がり、血液の流れが良くなって手が温かく感じられます。また、瞬間的に摩擦熱が発生するので温かさを感じます。
 「摩擦」というのは、物と物をこすり合わせることです。そして、こすって発生した熱が「摩擦熱」です。この摩擦熱は、いろいろなところで利用されています。大昔の人は、木と木をこすり合わせて、摩擦熱を利用して火を起こしていました。また、最近は、消しゴムで消すことのできるボールペンが売られています。このペンは、50度〜60度くらいの熱で消えるインクが使われています。ペンの後ろについているゴムの部分でこすると、摩擦熱が発生して紙に書いたインクが消えるという仕組みになっています。
 ここまで話してきた「摩擦」は、物と物とがこすれ合うことを指しています。実は、人と人とがぶつかり合うことでも「摩擦」が生じることがあります。満員電車や込み合ったエレベーターの中でのことです。誰もわざと人を押したり足を踏んづけたりしているわけではないのに、急に機嫌が悪くなって怒り始める人がいます。まさに摩擦熱みたいですね。そうかと思うと、「ごめんなさい」とか、「すみません」とすぐに相手に伝え、いくら混み合っていても穏やかに過ごせる人もいます。みなさんは、どちらのタイプですか? 朝会が終わって靴箱に行くと、大変混み合います。ちょっと隣の子と触れただけで怒ったり、相手をたたいたりする子はいないでしょうか。混雑している時はおたがい様です。「ごめんね」「すみません」と、お互いがすぐに言えたら摩擦熱は発生しないのです。
 最後に、ふれあい月間についての話をします。練馬区では、毎年6月と11月、そして2月をふれあい月間に位置付けています。いじめや暴力のない毎日が過ごせるように、重点的に取り組むことになっています。ふれあい月間のたびに伝えていますが、身近な友達へのからかいや仲間はずれがいじめの原因となります。また、大人による暴力で困っているという小学生も全国的に増えています。いじめや暴力で困った場合は、すぐに相談するようにしてください。
 先週まで、5年生のあいさつ運動がありました。あいさつ運動に取り組んだ5年生に聞いてみたら、「あいさつを返してくれた時は、うれしく感じた。」とか「相手を見てあいさつをする子は、とても気持ち良く感じられた。」という感想を話していました。2月は、4年生があいさつ運動を担当します。まずは、今週の水曜日と金曜日に予定されています。5年生のがんばりを生かして、また全校であいさつを高めていきましょう。・・・

1月27日(金) その2

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 3校時の後半は、6年1組の外国語の授業観察を行いました。「My Best Memory」という単元で、心に残った思い出について、詳しく聞き出したり伝えたりすることをねらいとした授業でした。ちょうど、卒業アルバムの文集を作成している時期です。今までの学校生活を振り返り、一番の思い出を他者に伝える授業内容になっていました。
 授業の後半を見に行きましたが、先生との会話や友達同士での会話など、きちんと英語でのやり取りが行えていました。(写真上)旭町小の外国語の授業では、担任とALTの他に、外国語の指導員として辻先生が勤務しています。3学期からは、東京都で行っている「社会の力特別非常勤講師」として授業にかかわっていただいています。ですから、辻先生が勤務されている日の外国語の時間は、さらに充実した授業ができます。
 授業の最後のリスニングテストは、英会話を聞きながらメモを取り、先生からの質問に答えるという形式で行われました。英会話は、ALTのダニア先生と辻先生が行いました。本格的な(というより、本物の)英語の発音を子ども達に聞かせることができました。
 4校時は、5年1組の音楽の授業観察に行きました。「響くいい声で歌おう」というめあてで行われた、歌唱を中心とした授業でした。「今日は、歌を中心に行います。」と先生が話したとたんに、子ども達から喜びの声が上がりました。普段から歌うことが大好きな子ども達であることが分かり、とてもうれしくなりました。
 3学期に入ってから、5年生は、卒業式の入場曲である「威風堂々」の合奏を練習していました。今日からは、いよいよ歌の練習のスタートです。5,6年生による呼びかけ(卒業式の「門出の言葉」)は、4年振りに実施する方向で考えています。呼びかけの中には歌が3曲入り、5,6年生が一緒に歌う曲もあります。全国的にも卒業式の歌として有名な「旅立ちの日に」です。今日は、その最初の練習日になりました。
 卒業式での歌はいいものです。聞く人に感動を与える力があります。歌自体のすばらしさと歌う子ども達の力によって、その感動は何倍にもなります。まだ初めて歌う「旅立ちの日に」でしたが、5年生の澄み切った高音を聞いていて、卒業式が楽しみになってきました。(写真下)

1月27日(金) その1

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 1校時に、6年2組の体育の授業観察がありました。体育館で「高跳び」の学習を行っていました。
 高跳びは、短い助走から強く踏み切り、高く跳ぶところに運動の楽しさがあります。3歩か5歩の短い助走から、踏み切り足を決めて上の方に高く跳ぶことや、膝を柔らかく曲げて足から着地することが身に付くように指導していきます。また、自分や友達と記録を競い合う楽しさもある運動です。自身の最高記録をめざして限界の高さに挑戦したり、友達と跳び比べをしたりして楽しみます。
 助走では、「イチ・ニ、イチ・ニ・サーン」(5歩の場合)のリズムで踏み切るようにさせます。準備運動を兼ねて、声に出しながら助走の練習をまず行いました。また、練習タイムでは、友達の跳び方をお互いに見合ってアドバイスをするなど、さらに学習が高まるように指導していました。
 技能を高めていくには、バーを跳び越すことができなかった時に、何が原因であったかをまず知ることです。踏み切ってから、振り上げ足が引っかかったのか、抜き足が引っかかったのか、あるいは踏み切る場所が近すぎなかったか、遠過ぎなかったか…原因をもとに修正し、練習を繰り返すことで記録を伸ばすことができます。(写真上)
 3校時に、2年2組の道徳の授業観察がありました。「日本のお米、世界のお米」という「国際理解」に関する資料を使った授業でした。おにぎりを食べていた主人公(わたし)は、「お米は、日本でできた食べ物」と思っていました。お母さんから、お米は大昔に他の国から伝わってきたものであること、さらにお父さんからは、お米がいろいろな国で食べられていることを聞き、驚きます。・・・次のページには、世界のお米を使った料理が写真入りで紹介されているという資料です。(写真下)
 世界のお米料理は、どれもおいしそうなものばかり載っていました。また、子ども達にとって、馴染みのある料理もいくつかありました。韓国の「ビビンバ」、スペインの「パエリア」、ベトナムの「フォー」、アメリカの「ロコモコ」・・・この4つは、日本でもいろいろな料理店やファミリーレストランで注文できそうな料理です。給食に出てくる場合もあります。
 その他に、日本ではあまり知られていない料理がありました。モザンビークの「ムカバッタ」とジャマイカの「ライスアンドピーズ」です。ジャマイカと言えば、ALTのダニア先生の母国です。ちょうど今日がダニア先生の勤務日だったので、「ライスアンドピーズ」がどんな料理なのか、聞いてみました。道徳の教科書に載っている写真は、実際にジャマイカで食べるものとは違いがあるようでした。「ライスアンドピーズ」は、お米と豆をココナッツミルクで炊き上げ、日本の赤飯のような色になる料理です。また、お皿に肉や野菜、炒めたバナナなどと一緒に盛り付けて、家族みんなで集まって食べる料理とのことでした。日本の粘り気のあるお米よりも、外国米の方が適しているそうです。
 グローバル化によって、日本にいながらにして世界の様々な情報を知ることができるようになりました。各国の生活や文化をさらに知り、国際理解・国際親善の心を広げていくことが大切です。

1月27日の給食

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献立名           コッペパン
              いちごジャム
              鶏肉のマリアナソース
              コーンポタージュ
              牛乳


一口メモ

 今日は、昔の給食の献立です。昭和25年頃に出されていた献立を再現しました。
 この頃の給食は、「パン、牛乳、おかず」といった献立で、当時は安価だった鯨肉やちくわがよく使われていたそうです。今日は、鯨肉を使った「鯨のマリアナソース」を作る予定でしたが、関西地方の大雪の影響で、鯨肉の輸送がストップしてしまいました。そこで、代わりに鶏肉を使って調理をすることにしました。
 「鯨って、おいしいの?」と思う人がいるかもしれません。しかし、リクエストメニューに選んでいる人もいるくらい、隠れた人気メニューの一つになっています。
 今回は残念でしたが、鯨肉が給食で登場する次の機会を楽しみにしていてください。

1月26日(木)

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 4年生は、国語の時間に「ウナギのなぞを追って」という説明文の学習をしています。2組では、ウナギの産卵の秘密に迫る、とても重要な段落の読み取りをしているところでした。
 大人にとってもこの説明文はとても興味深く、科学的な専門知識が必要な説明文の内容になっています。高級食材の一つであるウナギが、どのようにして日本近海にやって来るのかが詳しく説明されています。ウナギの養殖は、稚魚を捕まえて育てています。ウナギの値段が高いのは、卵からの養殖が難しい(今のところ不可能である)ところにあります。というよりも、ウナギの稚魚が沿岸部に来ることは分かっていましたが、どこで産卵されているかが長年の疑問であったのです。それを長期にわたる研究で解明した海洋生物学者の塚本勝巳さんが記したのが、「ウナギのなぞを追って」の説明文です。
 説明文には、日本中のウナギが二千キロメートルも離れたマリアナ諸島の海底で産卵をしているということが書いてあります。(この場所を突き止めるまでの苦労が、相当大変な状況であったことも書かれています。)なぜわざわざそんなに遠いところまで卵を産みにいかなければならないのかは、謎の謎ですが…。
 さらに、「ウナギは、新月の頃に合わせて、一斉にたまごを産んでいるようなのです。」というところでは、月の満ち欠けとの関係がグラフを使って説明されています。水深の深いところでありながら、月の引力を感じて産卵が促されている…というのも不思議なことです。(写真上)
 この説明文では、ウナギの幼生(プレレプトセファルス)を発見したところまでが書かれています。その後、さらにその近海で産卵された卵を採取したというニュースが出たことがあります。近いうちに、卵からウナギの養殖ができる時代、さらには完全養殖ができる時代が来るかもしれません。そうなれば、ウナギの値段が庶民の味方に近づくことでしょう。
 3年生は、理科の時間に「じしゃくのふしぎ」という学習をしています。磁石にくっつくものとつかないものがあることや、N極とS極との関係、さらには磁石と鉄との関係について調べていく単元です。
 磁石は子ども達にとって身近なものでありながら、目に見えない力がはたらいているため、よくよく考えると不思議な性質がたくさん秘められています。理科の授業では、実験を通じてそれらの性質を正確に調べていくことが大切になります。
 2組では、「磁石は、段ボールを挟んでもクリップをくっつけるだろうか」、「磁石の極同士を近づけるとどうなるだろうか」、「磁石に近づけた鉄は、磁石になるのだろうか」という実験をしていました。
 最初の実験では、段ボールを1枚挟んだ時と2枚の時とで、クリップがどのくらいつくかを調べました。磁石の力は、間に物があってもはたらくということが分かりました。(写真中)
 また、3つ目の「磁石に近づけた鉄は、磁石になるのだろうか」という実験も、子ども達にとっては不思議に感じるものです。磁石についたクリップをそっと離すと、クリップはしばらく何本かくっついたまま残ります。そのことから、鉄(クリップ)が磁石になったことが予想できます。さらに、磁石でこすったクリップを別のクリップに近づけたり、方位磁針や砂鉄に近づけたりすることで、磁石になったかどうかを確かめることができます。
 5校時に、3年1組の授業観察がありました。校庭での体育で、「折り返しベースボール」の授業でした。旭町小では、ベースボール型のゲームを2学期に5,6年生、3学期に3,4年生が行うことにしています。3年生は初めてなので、ルールを理解することや、ボールを捕ったり投げたりという基本動作に慣れることからスタートします。
 まだゲームを行うようになって間もない段階のようでしたが、子ども達は意欲的に取り組んでいました。バッティングティーに置いたボールをプラスチックバットで打ちます。バッターは、1塁と本塁の三角コーンを往復します。守備は、打ったボールを捕り、アウトゾーンに持っていきます。アウトゾーンに3人集まったところで「アウト」になります。(写真下)
 野球ボールを投げる(上投げ)ことや、両手でキャッチすること、さらにはバットを振って打つことは、初めて経験する子が多かったようです。これは、体の使いかをを見ればすぐに分かります。経験がなければ上達しません。これを機にベースボール型の運動に関心をもち、積極的に運動するようになってほしいと思いました。
 練馬区では、今朝はマイナス5度まで下がったようです。しかし、昨日のような冷たい北風はなく、日当たりの良い校庭はとても暖かく感じられました。

1月26日の給食

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献立名           キムチたくあんご飯
              ジャンボシューマイ
              野菜中華スープ
              牛乳


一口メモ

 今日は、練馬大根のたくあんを使った「キムチたくあんご飯」を作りました。たくあんのポリポリとした食感が楽しめるご飯です。
 練馬大根は、作るのに手間がかかることや、環境の変化、食生活の変化などにより、昭和30年頃から栽培が減りました。現在では、市場に出回ることがほとんどなくなり、「幻の大根」とさえ言われています。
 そこで、練馬区は地元のJAと生産者さんの協力により、伝統野菜である練馬大根を復活させる取り組みを行っています。毎年行われている「練馬大根の引っこ抜き大会」もその取り組みの一つです。
 今日は、練馬区の漬物業者さんが作ったたくあんを、学校まで届けていただきました。

児童集会「かぶっちゃダメよ集会」

 今回の児童集会は、meetを使って「かぶっちゃダメよ集会」を行いました。
 集会委員がやるポーズと同じポーズをしたら負け、というルールです。ポーズを考える時、集会委員会の子たちはとても楽しそうでした。できるだけわかりやすいように体を大きく使ったポーズを考えました。
 練習の時はポーズをするのを恥ずかしがっていた子たちも、本番はしっかりとポーズをとることができました。
 集会を終えて、問題を出す時に間を空けることなどの課題があがりました。次の集会に向けて、改善していきたいと思います。

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あいさつ運動(5年生)

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 17日(火)から5日間、5年生のあいさつ運動がありました。
 朝早くに集合し、高学年として手本になるように自分からしっかりとあいさつをすることができました。
 あいさつ後は、「みんなにあいさつを返してもらえて嬉しかった」「あいさつ運動が終わってもあいさつをがんばりたい」等の感想が聞かれました。保護者の皆様、朝早い時間でしたが、遅れずに登校できるように家から送り出していただき、ありがとうございました。

1月25日(水)

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 昨日の夕方から季節風が強くなりました。そして、予報通りに厳しい冷え込みの朝を迎えました。
 先週から行われていた5年生のあいさつ運動は、今日が5日目の最終日となりました。北風にも負けず、次々と登校してくる子ども達に元気よくあいさつの声かけをしていました。
 昨日まで元気だったサクラ草が、今朝はへなへなとしおれたようになっていました。登校してきた子がジョーロに水を入れようとしたら、水道管が凍っていて出てきません。(外の水道の多くは、お昼過ぎまで凍っていて使えませんでした。)サクラ草は、水が足りなくなったのではなく、氷点下の寒さでしおれているだけです。暖かくなれば元に戻ることを教えてあげました。サクラ草は、なんと丈夫なことか…。
 1校時に、図工の授業観察に行きました。6年2組の「小さな行灯(あんどん)」の授業でした。行灯は、江戸時代に普及した照明器具です。4面の板にデザインを考え、電ノコでくり抜き、内側から白い紙を貼り付けます。組み立てて中に明かりを入れると、すてきな行灯が出来上がります。6年生にとって、小学校最後の図工作品として、今学期の初めから製作に取り組んでいます。
 図工の授業では、開始早々に製作の続きを取り組ませるわけではありません。授業の始めには、本時のめあてをしっかり提示するとともに、キリや電ノコを使う際の安全指導や作品完成までの時数を示すなど、事前指導をしてから行います。
 電子黒板には、昨年度の6年生が展覧会に出品した「小さな行灯」の写真が映し出されていました。ステージ上に展示されていた昨年の6年生の作品を見て、「自分たちもこんな作品を作ってみたい」とあこがれをもったのは、一年前のことです。今年は展覧会はありませんが、卒業前に6年生の作品を、ぜひ全校児童に見てもらいたいものです。
 図工室には、様々な掲示物があります。各学年の見本作品や図工展のポスター、のこぎりなどの道具の使い方が掲示してあります。さらに、世界の名画のポスターもところどころに貼ってあり、図工室の雰囲気を高めています。電子黒板の後ろの壁には、フランスの画家クロード・モネが描いた「印象・日の出」が貼ってあります。(写真上)
 昔から、このモネの作品には思い出があります。全体的にもやもやとした灰色の空と海に、オレンジ色の太陽がとても印象的に映ります。中学生の時に、美術の教科書に載っていたのを初めて見た記憶があります。(その時は、夕日を描いたのかと思っていました。)その後、レコードのジャケットにこの絵が使われていることに気がつきました。クラシックのレコードジャケットは、よく名画が使われていることがありました。「印象・日の出」は、チャイコフスキーの交響曲第1番(ティルソン・トーマス指揮)のジャケットになっていました。この曲の副題の「冬の日の幻想」によくマッチした絵だなと思い、レコードを買った覚えがあります。
 昨日のような強風は収まりましたが、今日も一日中冷たい風が吹き続けていました。その風の恩恵を一番受けることができたのは、1年生でした。
 生活科の時間に製作してきた凧を手に、2校時に校庭に出て飛ばしてみました。普段なら、校庭を勢いよく走らなければなかなか凧を飛ばすことができません。今日は、風が吹いてくる方向を背にして立ち、糸を緩めていくだけで凧がスイスイと揚がっていきました。
 風が時折強く吹くたびに、凧が勢いよく揚がったり回転しだしたりして、子ども達の歓声が校庭中に響き渡りました。先週、たこ糸を結ぶのに苦労した思いはどこへやら…寒さも忘れて凧揚げを楽しんでいました。(写真中)
 4校時に、4年1組の授業観察がありました。「ブラッドレーの請求書」という資料を使い、家族愛について考える道徳の授業でした。
 ブラッドレーは、お母さんに対して、自分がしているお手伝いのお駄賃としてお小遣いを請求します。お母さんは、その請求書を見て悲しく感じながらも、ブラッドレーの要求通りにお小遣いを渡しました。お金と同時に、ブラッドレーは、お母さんからの請求書を受け取りました。その紙片には、「病気の看病代0円」「食事代と部屋代0円」などと書かれていました。それを見てブラッドレーは自分のしたことを反省し、すぐにお金を返し、謝りました。
 4年生にとって、家庭でよくある光景ではないでしょうか。自分がやってあげたことに対しては見返りを要求し、家族が自分のためにやってくれていることは当たり前ととらえ、気づいていない場合が多いものです。また、逆に親が子どもに対して、「これができたらお小遣いをあげるよ」などと、何でもお金で釣るようなこともいけません。(写真下)

図工 彫り進み版画(5年生)

 5年生の図工では、現在「彫り進み版画」を制作中です。
 彫刻刀で線や図形の模様を彫り、たとえば最初に黄色で刷ります。次に、この作業を色を変えながら、3回繰り返して制作していきます。そうすると、不思議な模様と美しい色彩の重なりが表現されます。
 どんな作品になるか、完成が楽しみです。
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