音楽会があります。子ども達の歌声と合奏をお楽しみください。29日(金)…児童鑑賞日 30日(土)…保護者鑑賞日

7月20日(水) その3

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 今日は、各教室において、学期末の様々な光景が見られました。学校だよりを始め、多くの配布物が配られていました。また、1学期に行ったテストやプリント、作品類などが返却されていました。
 また、夏休みの生活についてのプリントには、健康・安全にかかわるきまりが明記されています。それぞれの学年に合わせて、担任の先生が夏休みの過ごし方について説明を加えながら話をしていました。
 さらに、夏休みの宿題についても、各教室で指導がありました。漢字や計算の復習の他に、読書や自由研究などの長い休みならではの宿題が出されています。どの学年も、大きな封筒に宿題の一覧が明示され、まとめて入れて持ち帰るように指導しています。(写真上)
 1年生の宿題もたくさんありました。夏休み用のワークブックやアサガオの観察カード、絵日記、読書カード、鍵盤ハーモニカの練習、自由研究…と、盛りだくさんです。どの課題も、毎日少しずつ取り組むことに意義があります。まずは、決まった時間に学習に取り組む習慣がつくように、家庭で見守ってあげる必要があります。次第にだらだらと、いい加減になってくるのは誰もが経験することです。大人の目と言葉がけがなければ取り組めないという子がほとんどではないでしょうか。
 3〜5年生は、リコーダーの練習が夏休みの課題に含まれています。また、5,6年生は、家庭科の調理実践カードが課題に入っています。5年生はゆでる調理、6年生は炒める調理を1学期に習っています。ぜひ家庭で実践する場を与え、学校での学びを家庭で生かす機会として挑戦させてあげてください。
 4年生は、昨日と今日、算数の時間に「そろばん」の学習をしていました。(写真中)3年生の3学期に初めてそろばんの学習がありました。その時も2時間扱いの学習でしたが、4年生でも同様です。そろばんによる大きな数の表し方や、小数のたし算ひき算について学習するのが4年生の内容です。しかし、4か月前の3月に初めて触ったそろばんについて、復習をするだけで多くの時間が割かれてしまいます。指導時数が少ないだけに、そろばんが難しいものというイメージをもつのではないかと心配になります。
 聞いてみると、クラスには何人かずつそろばんを習っている子がいました。中には、3歳の頃から習っているという子もいました。きっと将来、そろばんを習っていたことが役立つことでしょう。(今も役立っているのでは?)私も2年生の頃、そろばんを習い始めました。2か月半ほどでやめてしまいましたが、教員になってそろばんの指導に役立てることができました。(昔はもっと指導時数がたくさんあったのです。)
 終業式の日に欠かせない光景として、通知表を担任の先生から受け取る場面があります。学年が上がるほど、名前を呼ばれて先生の前に立つ子どもの表情は神妙です。一方、1年生にとっては、小学校で初めてもらう通知表です。担任の先生から、「〜をがんばったね。」「毎日、あいさつが立派でした。」「元気に外遊びをしていましたね。」と声をかけられながら通知表を受け取っていました。中には、「ありがとうございます。」と、きちんと先生にあいさつをしていた子も見られました。(写真下)
 その他に校内では、お楽しみ会を行っていたクラスや、みんなで大掃除をがんばっていたクラスが見られました。5校時が終わり、たくさんの荷物を用意して、机の中が空っぽなのを確かめた時、「いよいよ明日から夏休みが始まるぞ」という思いがもてたようでした。さあ、どんな夏の思い出が待っていることでしょう。

7月20日の給食

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献立名           夏野菜カレー
              キャベツサラダ
              小玉スイカ
              牛乳


一口メモ

 今日で1学期の給食も終わりです。今学期の給食を振り返ってみて、給食の準備や片づけ、食べている時のマナーなど、ルールを守って楽しく給食を食べることができたでしょうか? また、好き嫌いなく、食べることができたでしょうか?
 引き続き、夏休み中も何でもよく食べ、1日3食をしっかり食べるように心がけてください。また、料理のお手伝いや、片付けなどもできるようにさせてあげてください。
 1学期は、69回の給食がありました。朝早くから給食を作り、食器の片付けなども全て行ってくれた調理員さんたちに感謝の気持ちをもって、今学期最後の給食が食べられるように指導しています。

7月20日(水) その2

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 始業式では、最後に校歌斉唱を行いました。Zoomを使って校歌を歌うので、CDデッキから伴奏(歌入り)を流し、音楽専科の先生が画面に向かって指揮をしました。各教室では、十分な換気をしたうえで歌うように伝えてあります。当初は校庭で行う予定でした。全校の子ども達の歌声を聞くことができず、少し残念でした。(写真上)
 終業式の後、続いて生活指導主任の先生から、夏休みの生活についての話がありました。「交通事故」「命」「コロナ・マスク」の3枚のカードを手に持ちながら、夏休みの安全や健康についての話がありました。当初は、3枚目のカードを「タブレット」として用意していたようでしたが、ここ数日の感染拡大を考えて、「コロナ・マスク」に差し替えたようでした。(写真中)
 最後に、代表委員会の委員長から、ユニセフ募金の集計金額についての連絡がありました。今月、3日間にわたって行われた募金活動によって、50,650円もの金額が集まりました。代表委員会のユニセフ集会も含めて、全校児童への呼びかけが実を結んだと言えます。各家庭からもご協力をいただき、ありがとうございました。(写真下)

7月20日(水) その1

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 1学期の終業式がありました。熱中症への対応として、Zoomを使って行いました。水泳指導が昨日で終了したこともあり、プール納めと兼ねて話をしました。
・・・ちょうど1か月前から始まった水泳指導が、昨日の6年生の指導を最後に終わりになりました。残念ながら雨でプールに入ることができなかったり、逆に気温が高すぎて水泳が中止になったりすることもありました。しかしそのような中、1年生から3年生は、今年になって初めて学校のプールに入ることができました。学校の大きなプールで、初めて水の中でもぐったり、体を浮かせることができたりした子がたくさんいたようです。本来の年であれば、夏休み中にも水泳指導があり、さらに9月の初めまでプールに入っていました。また、どれだけ泳げるようになったかを測定する泳力検定も3年前までは行われていました。来年はコロナが完全に収まり、いつも通りに水泳指導ができると良いですね。ということで、今日をもって旭町小学校の今年度のプール納めとします。水の事故がなく、安全に水泳指導をすることができました。
 さて、4月6日からスタートした1学期の学校生活が、今日で終業式を迎えることになりました。今日は、各教室で担任の先生から1学期の通知表「あゆみ」をもらいます。この3か月半の学校生活での成果(できるようになったこと・がんばったこと)をしっかり確認するとともに、2学期に向けての課題(これからがんばらなければならないこと)をはっきりとさせておくことが大切です。
 明日から42日間の長い夏休みに入ります。9月になり、2学期の始業式を迎えた時に、「楽しく充実した夏休みだったなぁ」とか、「よし、2学期もがんばるぞ」という気持ちで会えるようにしたいですね。そのためには、規則正しい生活を心がけることや計画に沿って毎日少しずつ学習をすること、そして夏休みならではの宿題(自由研究や読書など)に進んで取り組むことが大切です。さらに、お手伝いをたくさんすることも欠かせません。
 こうして考えてみると、長い夏休みにたくさんやるべきことがありますね。でも、そんな夏休みも、まずは健康な体がなければ、全てが楽しい思い出として残ることはありません。今月に入り、猛烈な暑さや大雨の被害が日本の各地で起こっています。また、新型コロナウイルス感染症にかかる人が急激にまた増えてきました。熱中症への対策とともに、感染症対応についても引き続き十分に気をつけていかなければなりません。自分自身の健康と安全に留意して、夏休みが楽しい思い出となるようにしてください。そして、9月1日の始業式に、全員が健康で元気な姿でまた会えるようにしましょう。・・・
 続いて児童代表の言葉として、2年生の子が発表しました。1学期に漢字をきれいに書くことをがんばったそうです。とめ、はね、はらいに気をつけて練習し、先生からたくさん花丸がもらえてうれしかったことを話していました。また、2学期には、漢字テストや計算にもがんばっていきたいと発表していました。(写真)

セーフティ教室(低学年)

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 1校時に、1、2年生のセーフティ教室かありました。
 光が丘警察の生活安全課から2名のおまわりさんが来てくださいました。
 
 いかのおすし ついていかない
        のらない
        おおごえをだす
        すぐにげる
        おとなにしらせる についてのビデオを見ながら学習をしました。
 防犯ブザーを鳴らしてみましたが、ご家庭でもちゃんと音が出るかを確認をしてください。

 2年生の2名が、ロールプレイで連れ去り防止の学習をしましたが、ちゃんと大きな声を出して逃げることができました。実際に怖い場面に遭遇したとき、大声を出して逃げることができるように、このような練習をしておくことも大事なことだと思います。
 学習したことを生かして、安全な生活を送れるようにしてほしいです。警察からの配布物もお渡ししましたので、ご家庭でも話し合ってみてください。

7月19日(火)

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 1校時から3校時にかけて、低・中・高学年の順でセーフティ教室がありました。夏休み前の安全指導を行う時期に、警察や外部講師の方々から指導をしていただくことで、子ども達の意識を高めることができました。
 低学年と中学年には、光が丘警察のスクールサポーターのお二人から指導をしていただきました。低学年は、主に連れ去り被害に遭わないための指導内容でした。ロールプレイでは、知らない人に声をかけられた場合の対処法について、2人の児童が行いました。声をかけて近づいてこられたところで、「助けて〜」と言いながらその場から逃げました。警察の方々から後で話を聞くと、子どもはとっさ場合に大声が出せなかったり、防犯ブザーを持っていても鳴らすことができない場合が多いそうです。大人でも動転している時は同じかもしれません。しかし、せめて普段から大きな声が出せるようには指導しておきたいものです。
 中学年では、最初に情報モラルに関する指導をしていただきました。個人情報をインターネット上に載せないこと、ネット上で会話しただけの人を信用しないこと、ラインやメール、チャットでのいじめや悪口の書き込みをしないこと、スマホやオンラインゲームの依存症にならないようにすることなど、高学年に指導する内容を3,4年生に話してもらいました。ここ数年で、SNSでのトラブルはどんどん低年齢化しています。多くの子ども達が、不特定多数のつながりがもてる環境下に入りつつあります。また、後半は、万引き犯罪の防止についての指導もありました。
 中休みの時間帯には、保護者向けの意見交換会がありました。光が丘警察のお二人と、駐在所のお巡りさんにも入っていただき、12名の保護者の皆様と情報交流を行いました。(写真上)
 万引きについては、日頃から子どもの持ち物に気をつけて見守る必要があるという話がありました。また、スマホを持たせる場合のルールづくりとフィルタリングをかけること、さらには使用状況が保護者に見えるようにしておくことの大切さについて話していただきました。
 3校時のセーフティ教室は、今年度練馬区で契約している会社から派遣された方を講師として、5,6年生に授業をしていただきました。最初に、「ネットは世界最大の町(国)」という話がありました。世界にいる人のうち、52憶人がインターネットを使っているそうです。それだけネット上にはたくさんのユーザーがいるということを理解して使用する必要があります。友達だけに送った写真なのに…というつもりが、いつの間にか世界中に拡散していて取り返しがつかないということにもなりかねません。(「デジタル・タトゥー」という言葉もあるそうです。)
 また、ラインでのメッセージの誤解例についても紹介してもらいました。「今日、遊びに行くね。」という書き込みに、「えっ、おまえ、なんで来るの」と返した場合に、どうとらえられるかを考えました。「なんで来るんだよ」と否定的な言葉とも取れますが、あるいは「何を使って来るの?」という交通手段を聞いている言葉とも受け取れます。そこに誤解が生ずるというわけです。
 情報モラルに関する内容は、学校で機会があるごとに指導しています。しかし、実際に機器を操作するのは家庭内です。保護者の方々の見守りが欠かせません。
 3年生の理科「ゴムや風の力」の学習における、ゴムの力を確かめる実験については、今月の初めに紹介しました。2組では、同じ実験セットを使い、今度は風の力でどのようなはたらきがあるのかを調べていました。ゴムの力を調べた時の発射台が、風の力を受けるための帆を取り付ける部分に利用されていました。また、一定の風を送るために、理科室にある送風機を使って実験をしていました。風の強さを切り替えることができるようになっています。風が弱い場合と強くした時とで、どのように車の動き方が変わるのかを調べました。(写真中)
 1年1組で、「東京マイ・タイムライン」という冊子を使った安全指導が行われていました。毎年、東京都から全ての小学1・4年生に送付されている冊子です。最近、日本の各地で突然の豪雨や線状降水帯に関するニュースが続いています。連休中の土曜日にも、都内で集中豪雨がありました。
 このマイ・タイムラインは、東京都防災ホームページからも同じものを見ることができます。風水害からの避難に必要な知識を習得するとともに、家族で話し合ってマイ・タイムラインシートを作成することによって、適切な避難行動を事前に整理できるようにしています。また、低学年用の冊子にはシールがついていて、1年生の子ども達にも楽しみながら学べるようになっていました。(写真下)
 学校で指導するのは、どんな風水害があるのかという程度です。後は各家庭に持ち帰りますので、家族で話し合ってマイ・タイムラインを作成していただくことになります。いざという場合の避難場所や、がけ崩れや河川の氾濫の危険性がある場所などをご確認ください。1年生は、2組も明日指導する予定です。4年生は、2学期以降の学習として使用してから持ち帰らせます。

セーフティ教室(中学年)

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 7月19日(火)の2校時に、体育館でセーフティ教室を行いました。
 中学年は、「インターネットの使い方」と「万引き防止」をテーマに、光が丘警察署のスクールサポーターの方々からお話を伺いました。

 「インターネットの使い方」では、普段何気なく使っているスマホやゲームを間違った方法で使うと恐ろしいことが起きることを学びました。スクールサポーターの方の「オンラインゲームやスマートフォンを使ったことがある人?」という質問に、多くの子ども達が手を挙げていました。(写真上)実際に起こった事例を紹介していただき、自分達と同じくらいの年齢の子ども達が被害にあったり、加害者になったりしていることを知り、驚いている様子でした。

 「万引き防止」では、DVDを見ながらワークシートの設問について考えました。実際に盗む行為だけでなく、見張る行為や万引きされたものだと知りながらもらったり購入したりすることも犯罪だと分かりました。その後、犯罪行為に誘われて受け入れてしまうロールプレイを教員とスクールサポーターの方で行い、何がダメだったのかを考えました。(写真中)

 どの子ども達も真剣に話を聞いて、メモを取ったり質問に答えたりする姿が見られたセーフティ教室でした。(写真下)今日学んだことを忘れずに、安全な夏休みを過ごしてほしいと思います。

7月19日の給食

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献立名           あんかけ焼きそば
              中華風スープ
              おかしなおかしな目玉焼き
              牛乳


一口メモ

 1年生にとっては、初めての「おかしなおかしな目玉焼き」のメニューになります。献立表を見て、「どんな料理なんだろう?」と思った子がいたかもしれませんが、給食のリクエストのアンケートに挙がる常連の人気メニューの一つです。
 見た目は目玉焼きにそっくりですが、食べてみるとびっくり・・・デザートになっています。白身の部分は、ミルクゼリーでできています。そして黄身の部分は、黄桃の缶詰でできています。やさしい甘味のミルクゼリーと、甘くて少し酸味のある黄桃の組み合わせがとてもおいしく、子ども達に大人気です。見た目も味も楽しめるデザートです。

たてわり班遊び

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 7月15日、金曜日の中休みに、1学期最後のたてわり班遊びを行いました。
 あいにくの雨天で、全ての活動が屋内になりましたが、マスクを着用して感染症対策をしながら、ハンカチ落としや爆弾ゲーム、なんでもバスケットなどをして、楽しく過ごしました。

7月15日(金)

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 4年2組の教室で、「このままにしていたら」という資料を使った道徳の授業が行われていました。規則の尊重に関する内容です。(写真上)
 自然観察園に友達と3人でザリガニ釣りに行った時の話です。風が吹いてきて、ビニール袋が飛んで行ってしまいました。男の子は、「まあ、いいや。」とそのままにしていたところ、1人の友達がそのビニール袋で滑って転び、それをきっかけにもう一人の友達も川辺のごみ拾いをし始めました。2人の様子を見ていると、ますます「そのビニール袋は、ぼくのだ。」と言いにくくなってしまいました。男の子は、あわてて近くの空き缶を一緒に拾い始めました。・・・というお話です。
 これこそ、小学生の子ども達によくある話ではないでしょうか。遠足や社会科見学に行った際、お弁当を食べた後に必ず先生達が落ちていたごみを見せながら指導をします。サランラップや箸の袋など、「みんなが食べていたところに落ちていたよ。」と話しても、一向に落とし主は現れません。移動教室に行った時も、宿舎で配られる弁当のごみが、昼食後にたくさん落ちている場合があります。風が吹いてきてビニール袋が飛ばされた時に、すぐに走って取りに行く子は少なく、たいていは先生が声をかけなければ取りに行きません。ごみのポイ捨てはいけないとか、地球環境を…などという言葉は何度も口にしながら、実践が伴わないのが現実です。
 しかし、それは子どもだけではありません。夏休みに家族で出かける機会によく見てきてください。海や山の観光地には、たくさんのごみが落ちています。また、車に乗っていると、道路の中央分離帯に、なぜか数えきれないほどのごみがあることに気がつきます。私のような年代に対する、当時の不十分な道徳教育の結果と言えます。
 道徳が教科化され、全国でしっかりと指導されるようになりました。また、理科や社会科、総合の学習などで、環境問題を扱う単元が増えてきました。さらには、SDGsに関する指導も取り上げられるようになりました。現在の子ども達が大人になる頃には、今よりもきれいな日本であってほしいと思います。
 続いて、もう一つ道徳の話題です。2年2組では、「がんばれアヌーラ」という資料を使った生命尊重の授業が行われていました。教科書には、3頭の象が寄り添っている絵が載っています。(写真中)
 ある動物園で飼育されている象のアヌーラは、重い病気で今にも倒れそうになっていました。獣医さんや飼育員さんが一生懸命看病しますが、なかなかよくなりません。病気になった象は、一度倒れてしまうともう立ち上がれなくなり、命を落としてしまうそうです。みんなが心配していた時、同じ象の仲間であるガチャコとタカコが、アヌーラが倒れないように体を支えて寄り添ってあげていました。それも、アヌーラが元気になるまでの3週間もの間ずっとでした。また、アヌーラは、2頭のぞうに助けてもらっただけでなく、飼育員さんの看護や全国から届いた励ましの手紙など、様々な支えで元気を取り戻しました。
 道徳の授業の後半では、資料の内容から自分の生活に振り返って考えさせます。「命の大切さは、どういうところから分かりますか」という問いに対して、病気やけがをして手当てをしてもらった時のことや、火事や交通事故のニュースを見た時のことなどを発表していました。
 なお、このお話は、多摩動物公園で本当にあったお話です。「ともだちをたすけたゾウたち」という絵本としても紹介されています。
 1年2組の教室で、算数の学期末テストが行われていました。1学期に算数で習った内容はいくつかありましたが、10までのたし算とひき算が一番メインの学習となりました。
 今まで計算カードを使って、たし算とひき算を繰り返し練習してきました。まだすぐに答えが出てこない子が多く、両手を使って指を折りながら答えを出す子がほとんどです。(写真下)
 夏休み中に、時々計算カードを使って練習しておくことをお勧めします。2学期には、繰り上がりや繰り下がりのある計算に発展します。そのためにも、今のうちに一桁の計算が暗算で出てくるようにしておくことが大切です。

7月15日の給食

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献立名           マーボー大根丼
              ひじキャベサラダ
              春雨スープ
              牛乳


一口メモ

 マーボー豆腐は定番の料理ですが、今日は豆腐の代わりに角切りの大根をたっぷり入れた「マーボー大根」を作りました。大根は、味がよくしみ込むように、一度ゆでてから使っています。大根なので、さっぱりとした味わいになっています。
 大根は、昔から日本人に親しみのある野菜です。ところで、大根の名前の由来を知っていますか? いろいろな説がありますが、昔は大きい根ということから「大根(おおね)」と呼んでいたのが、音読みにして「だいこん」と呼ばれるようになったと言われています。

町たんけん(2年生)

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 生活科「まちが大すきたんけんたい」の学習で、旭町の様子を見て知るために、町探検に行きました。
 町の自転車屋、デイリーヤマザキ、ネジのデパート、妙安寺、北地区区民館を見に行きました。ご協力いただいた町の方々、どうもありがとうございました。
 事前に子ども達は、何のために行くのか、どんなきまりを守っていくのかを考えました。どの子も、学ぶために来ているということを念頭に入れて、きまりを守って行動することができました。
 感染症対策もあり、外から覗く形で見学をさせていただく場所が多かったのですが、「何となくは知っていたけど、よく見て知ったことがあった。」「こうなっていたんだと知って楽しかった。」と子ども達は振り返っていました。
 6名の保護者の方にも来ていただき、安全に学習をすることができました。ありがとうございました。今日の学びを、町のことを詳しく調べて伝え合う学習へとつなげていきます。

7月14日(木)

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 1年生は、国語の時間に「はをへ をつかおう」という学習をしています。1年生の国語における最初の壁とも言える「助詞の使い方」の学習です。1年生は、ひらがなの学習が終わり、プリントやノートに短い文章を書き始めるようになってきました。文章を書く上で、1年生が最も間違えやすいのが「〜は」「〜を」「〜へ」という助詞の使い方です。
 教科書には、緑色の大きなワニの絵が載っていて、リズムの良い唱え歌が書いてあります。「かわに、わにが すんで いた。わには、かわから かおを だし、どこへ いこうか、かんがえた。わには、きしべに ねころぶと、なにを しようか、かんがえた。」・・・「は」と書いて「WA」と読んだり、「へ」と書いて「E」と読んだりする場合があること、さらに「お」と「を」の違いをワニの例文から学んでいきます。(写真上)
 子どもからすると、なぜ「は」と書いてあるのに「WA」と読まなければならないのか、大きな疑問のはずです。しかし、言葉と言葉をつなぐ時の「は」は、「は」と書いて「WA」と読む…としか言いようがありません。日本語がそういうルールになっているため、理屈ではなく使えるように覚えていくしかありません。
 きっと、夏休み中の絵日記やアサガオの観察記録を書く時などに、助詞の使い方を間違えることがあると思います。一つ一つ教えてあげて、正しく使えるように見てあげることが重要です。そうしながら自然に身についていくものです。また、声に出して読書をさせるのも効果的です。多くの文章を読むことから、正しい文法を獲得することにつながります。1年生の読書の様子を見ていると、絵を見るだけでページをめくっている子がいます。時間がかかっても、文字を読むことに重点を置いて読書ができるようにさせていくことが大切です。
 夏休みまで、登校日数はあと3日・・・夏休みの計画を立てる時期になりました。各教室では、学年ごとに出される夏休みの課題についての指導が始まっています。
 全学年に共通の宿題として、「自由研究」があります。長い休みを利用して行う、夏休みの定番中の定番の宿題です。昔から、日本全国どこの小学校にも必ずあったのではないでしょうか。
 「自由」という言葉があるので、なんとなく楽しそうでワクワクします。あれもやりたい、これもやってみたい…と、夏休みに入る前は誰もが思うものです。ところが、いざ夏休みに入ると、なかなか取りかかることができなくなるというのが自由研究です。(私も大いに経験ありです。)そこで、ある程度何を自由研究として行いたいのか、あらかじめ計画をもたせておくことが重要です。
 4年2組では、自由研究のヒントカードを参考に、計画を立てさせていました。(写真中)3〜6年生の理科の教科書には、自由研究についてのコラムが載っていて、学年に応じた研究のまとめ方についてのヒントが書いてあります。
 学校で出している自由研究の課題は、理科の内容にかかわることだけではありません。工作や絵画などの図工に関するものや、社会科に関する調べ学習、裁縫や調理などの家庭科に関するものなど、あららゆる教科で自由研究を行うことができます。また、家族で出かけた旅行をまとめた旅行記なども、楽しく思い出深い自由研究になります。自由研究は、親子で取り組むことも可です。(なるべく子どもにやらせてあげましょう。)9月にクラスごとに発表し、展示することになります。
 3,4校時に、2年生が生活科の学習として町探検に出かけました。自分たちの住む地域を歩いて回り、どこにどんなお店や施設があるのかを調べてきました。学校を出て上練馬公園の坂を下ったところに、自転車屋さんがあります。自転車屋さんといっても、スポーツ用自転車の販売店で、モトクロス用の自転車を主に扱っているお店でした。かっこいい自転車がたくさん置いてあるので、子ども達もよく知っていたようです。お店で一番高い190万円の自転車を見せてもらいました。車が買える値段の自転車は、どんな乗り心地なのでしょうか。(写真下)
 その後、同じバス通り沿いにあるコンビニエンスストアとネジ屋さんに行きました。ネジの専門店があるというのは、ご存知だったでしょうか。外から店内を見せてもらっただけでしたが、たくさんの箱が棚に並べられていて、様々なタイプのネジを扱うお店のようでした。
 次に見学したのは、妙安寺です。日蓮宗の寺院で、木々に囲まれた石畳を歩いて本堂の方まで見学させていただきました。練馬の名木に指定されている大きなケヤキの木もありました。
 最後に向かったのが、北地区区民館です。子ども達の中には、様々なイベントを通じて何度か来たことがある子がいたようです。館長さんの話を聞いてから、クラスごとに中を案内していただきました。2階には、広い会議室や調理室、図書室などがありました。また、1階には和室がたくさんあり、主にお年寄りの方々の交流の場として使われています。今年から区民館だよりをホームぺーに掲載しているので、参考にしてみてください。夏休み中にも様々な催しがあるようです。
 旭町の学区には、まだまだ子ども達の知らない施設や場所がたくさんあります。実際に外に出て学ぶことができるのは、とても楽しいものです。私自身もいろいろな発見がありました。190万円の自転車を見たことは、しばらく自慢できそうです。

児童集会

 今回の児童集会では「何がとんだかな集会」を行いました。
 何をとばしたらよいのか、どのようにしたらみんなが楽しめるのか、たくさん意見を出し合いました。投げ方や問題の出し方など、アドバイスをし合い、自信をもって本番に臨むことができました。今回はなんと、問題の中に「忍者」も登場しました。「忍者」の登場に子供たちは大喜びでした。
 委員長を中心に自分たちで集会を作っていくという意識が高まってきたように感じました。委員会の子ども達一人一人から、全校児童を楽しませたいという気持ちが伝わってくる集会となりました。
 なお、集会ではいろいろなものをとばしましたが、教室や廊下などでは決してものを投げないように、きちんと指導をしています。次回も楽しい集会を作れるように頑張っていきます。

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7月14日の給食

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献立名           コーンピラフ
              夏野菜の豆乳シチュー
              プラム
              牛乳


一口メモ

 今日のデザートは、「プラム」です。プラムは、「すもも」とも呼ばれています。6月から7月が旬の果物です。
 今日のプラムは、山形県産の「大石早生(おおいしわせ)」という種類です。
 甘酸っぱさがおいしい果物ですが、桃と比べると酸っぱいので、「酸桃(すもも)」という名前になったそうです。「スモモも桃も桃のうち」という早口言葉がありますが、スモモは、実は桃とは違うバラ科の植物になります。皮が柔らかいので、そのまま食べることができます。

7月13日(水)

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 1年2組では、国語の時間に「おおきな かぶ」の学習をしていました。1年生で学習する物語教材として、昔から教科書によく掲載されてきているお話です。また、現在全国の学校で使われているほとんどの国語の教科書に採用されているのではないでしょうか。
 「おおきな かぶ」の絵本は、様々な出版社から何種類かが出ています。1年生が使っている教科書のさし絵は、一番よく目にする福音館書店の絵本で使われている絵です。まず、おじいさんやおばあさんが出てきますが、ちょっと異国風の顔つき・服装です。それもそのはず、このお話の原作は、ロシアの民話です。「うんとこしょ どっこいしょ」という、カブを引き抜くかけ声の繰り返しが楽しいお話で、日本語への訳し方も成功してロングヒットを続けているのではないかと思います。
 おじいさんがカブの種をまくと、いきなり大きなカブができるところにまず驚かされます。そして、おじいさんがおばあさんを呼び、おばあさんが孫を呼び、さらに犬、猫、ねずみと、だんだん小さな動物になっていくのも楽しいところです。さらに、最後のねずみが加わったところで、やっとカブが抜けてしまうのですから…。
 1年生では、グループで役割分担を決めて、音読発表会をしたり劇遊びをしたりして楽しみます。誰が何の役になりたいかを話し合っていましたが、なかなか決まらない様子でした。(写真上)
 2年生は、算数の時間に「時計を生活に生かそう」という「時刻と時間」の学習をしています。時計の学習では、1年生までに何時何分という時刻の読み方について習ってきました。時刻は、時の流れの中の各瞬間(1点)を指しています。一方の時間は、時刻のある点からある点までの経過の長さを示すものです。しかし、そんな理屈っぽいことを2年生の子ども達に説明しても分かりません。1分間、2分間、あるいは1時間…というように、時の長さを表すのが「時間」であるとして、身近な生活の中から考えさせていきます。(写真中)
 また、2年生のこの単元では、「1時間=60分」「1日=24時間」ということについても学習します。そして、3年生の1学期に「時刻と時間」の学習がもう一度あり、時間の求め方についてさらに詳しく学習をしていきます。
 ところで、日常的には「時刻」よりも「時間」という言葉を使うことの方が多く、さらに間違えて使われている場合があります。「朝会が始まる時間は、8時20分です。」…正しくは、「朝会が始まる『時刻』は…」と言わなければなりません。時刻を時間と置き換えても、なんとなく通じてしまうところがあるのが原因です。よくよく考えてみると、ほとんどの時刻を時間という言葉に置き換えて使っている気がします。
 5年2組の教室では、家庭科の裁縫の実習として、フェルトで作る小銭入れの製作をしていました。フェルト生地を折り、針と糸で縫い合わせていきます。その際、縫い始めや縫い終わりを布の裏側から行い、玉結びや玉止めが隠れるようにするという細かな技法も盛り込まれていました。また、ふたの部分は、先日習ったボタン付けを生かして取り付けていました。(写真下)
 5年生が初めて裁縫道具を使い始めて、まだ1か月ほどしか経っていません。しかし、子ども達の技能も意欲も確実に上がってきています。夏休みの自由研究として、家庭科作品に挑戦してみるのも良さそうです。

7月13日の給食

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献立名           鶏肉とコーンの揚げ煮丼
              沢煮椀
              牛乳


一口メモ

 鶏肉とコーンの揚げ煮は、学校給食では定番のメニューの一つです。以前からあるメニューなので、保護者の皆様も食べたことがあるのではないでしょうか。
 作り方は、しょう油や砂糖などで味をつけただし汁の中に、油で揚げた鶏肉とじゃがいも、にんじん、たっぷりのコーンなどを入れて、軽く煮込みます。
 子ども達の大好きな揚げた鶏肉やじゃがいも、コーンといった食材の組み合わせなので、おいしいこと間違いなしです。
 今日は、ご飯と一緒に盛り付けて、揚げ煮丼として出すことにしました。

トウモロコシの皮むき(2年生)

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 2年生の子ども達は、トウモロコシの皮むき体験をしました。
 練馬区の農家さんが作った採れたての新鮮なトウモロコシが、朝、大きなザルに入れられて教室に届きました。トウモロコシの皮は、何重にもなっていてひげもついているので、大変そうでしたが、子ども達は張りきって作業を進めました。そして、「とったひげからもトウモロコシのにおいがする。」と驚いていました。
 給食では、自分達で皮むきしたトウモロコシを「おいしい。」と味わいながら食べました。

マーチング練習(6年生)

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 旭町小学校では、運動会で6年生がマーチングの演奏をするという伝統をずっと引き継いできています。子供たちにとってはとても自然なことで、1年生の頃から毎年6年生のマーチングを見ながら、自分たちも6年生になったらという思いを膨らませてきました。
 楽器の編成としては、主指揮・副指揮・キーボード・グロッケン・トランペット・ユーフォニウム・大太鼓・中太鼓・小太鼓・トリオタム・シンバル・フラッグ・長胴太鼓・締太鼓・鍵盤ハーモニカを基本としてきました。
 それが、コロナ禍で金管楽器や鍵盤ハーモニカの使用ができなくなり、マーチングの発表自体が無理なのではと思われた時もあったのですが、太鼓やキーボードなどの数を増やすことでなんとか継続してきました。今年も金管楽器と鍵盤ハーモニカの使用はあきらめざるを得なかったのですが、それ以外の楽器で分担を決めて練習に取り掛かりました。
 曲の一番大事なメロディー部分はキーボードで音を重ね、グロッケンが彩りを添えます。主指揮・副指揮の合図に合わせて、大太鼓がリズムの要の拍を刻み、それ以外の打楽器が様々な動きを付けます。さらに、フラッグが音楽に合わせて、旗を上げたり下げたり、左右に弧を描いたり、回したりしながら演技をしていきます。全体の隊形変化も考えると、練習しなければならないことはたくさんあります。
 1学期の始めから取り組んできましたが、まだ曲を仕上げるのがやっとの状態です。2学期は動きながらの演奏に取り組んでいく予定です。
 今年度の演奏予定曲目は、「史上最大の作戦」「奇跡」(女子十二楽坊)「群青」(YOASOBI)の3曲です。
 本番での子供たちの演奏がとても楽しみです。

7月12日(火)

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 1校時に、2年生がトウモロコシの皮むき体験を行いました。朝採れの新鮮なトウモロコシが、大きなかごにいっぱい入り、給食室から届きました。
 栄養士さんが2年生の教室を回り、まずはトウモロコシについての話をしてもらいました。今日のトウモロコシは、練馬区の立野の農家で収穫されたものです。子ども達に見せるために、畑に植わっていたトウモロコシの苗を、根こそぎ見本としていただきました。根元からてっぺんの花(雄花)まで、2m以上もあるトウモロコシの全体像を見て、子ども達はびっくりしていました。そして、そのトウモロコシの茎の真ん中には、丸々と太った大きな実がしっかりとついていました。畑でトウモロコシがどのようにしてなっているか、実際に見たことがある子は少ないでしょう。
 トウモロコシの皮むきは、家でもやったことがあると言っていた子がたくさんいました。外側の皮をむくだけでなく、たくさんついている「ひげ」も全部きれいに取らなければなりません。中学校の分も含めて、全校分のトウモロコシを2年生みんなででがんばってむき終わりました。今日の給食では、ゆでトウモロコシとして味わいました。とても甘くておいしかったです。(写真上)
 スーパーでも、トウモロコシは皮つきで売られています。今が旬のトウモロコシを、家庭でもぜひ味わってみてください。昔は鍋でトウモロコシをゆでたものですが、最近は電子レンジを使うのが主流です。薄皮を残してラップでくるみ、電子レンジで加熱します。栄養価が逃げずに、おいしく調理することができます。
 5年生は、国語の時間に「カレーライス」という物語を学習しています。しかし、今回は物語教材としてではなく、昨日の6年生の「森へ」と同じく、読書教材として扱われています。
 5年生では、「作家で広げるわたしたちの読書」として、自分の好きな作家の本に注目して読書を広げようという内容になっています。そこで扱われている作家の一人が重松 清で、その代表作として「カレーライス」の全文が掲載されています。(写真中)
 5年生の教科書には、かなり昔から扱われてきた物語です。「僕は悪くない――。」父親に絶対に謝らないことを宣言する男の子の言葉で物語が始まります。読み進めていくうちに、「あるある、よくある、こういうこと…」と誰もが思うことでしょう。親子げんかの原因は様々にありますが、たいていは「自分も悪いけれど、相手の方が悪いから謝りたくない」ということになるものです。
 長引く父親と男の子とのけんかでしたが、2人で作るカレーライスが仲直りのきっかけとなります。結局、謝ることはできなかったものの、カレー作りを通して気まずくなった関係を修復することができました。中辛のルウを取り出したのを見て、「おまえ、もう『中辛』なのか。」という父親の言葉が、とてもうれしそうに感じられます。誰しもが経験する、親に素直になれない子どもの頃の一時期をうまく描いた物語です。今、5年生の子ども達は、ちょうどこういう年頃でしょうか・・・まだでしょうか。素直になれない自分の子どもを見て、本当は親として喜ばしいことなのでしょうが、実際は親としてムカムカしてばかりですよね。私からしたら、そういう頃がとても懐かしく思え、そして今から考えれば、家族として一番楽しい時だった…という記憶しか残っていません。
 3年2組の子ども達が、校庭西側の畑の観察にやって来ました。理科の時間に育ててきたホウセンカの花を観察していました。赤やピンクの花が咲き始めています。また、子ども達の手前には、ヒマワリが大きくなってきました。ヒマワリは、中心につぼみらしきものが見え始めてきましたが、花が咲くのは夏休み中になりそうです。(写真下)
 5月に種をまきましたが、桜の木の陰になるところなので、日当たりが影響したのかもしれません。2学期には、たくさんの種がついている様子を観察することになりそうです。休み中に、学年の先生方から花が咲いているところの写真を撮っておいてもらうことにしましょう。
 昨日から、旭町小の周りでもセミの声が聞こえてくるようになりました。一学期も、残すところあと1週間です。

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