2月17日(金)3種類のそれぞれの動物について、生まれた時の様子や移動の手段、食べ物を得る方法(母親から自立するまで)などが紹介されています。1組では、前回学習したライオンの赤ちゃんと比べながら、シマウマの赤ちゃんについて読み取りをしていました。(写真上) ワークシートに、「動き方」、「お乳を飲む期間」、「自分で食べ物をとり始める時」に分けてまとめていくと、動物による違いがはっきりとしてきます。ライオンの赤ちゃんは、生まれた時は自分で歩くことができず、お母さんの口でくわえて運んでもらいます。一方、シマウマの赤ちゃんは、生まれて30分も経たないうちに自分で歩きだします。(次の日には走り出すとも書かれています。)敵に襲われても、すぐに逃げることができるようになっています。お乳を飲む期間についても大きな違いがあり、そういう点からは、人間はライオンに近いということが分かります。 さらに、カンガルーや他の動物の赤ちゃんと比べていくと、子ども達は様々な違いに気づいていきます。光が丘図書館から借りている団体図書の中に、動物の赤ちゃんに関する本がたくさん用意されています。今後は、自分でいろいろな動物の赤ちゃんについて調べて、説明する文を作ったりもしていきます。 正門近くの梅の木に、ようやく花がつき始めました。紅白の梅の木が2本並んでいますが、紅い梅の方が早く咲き始めました。今週も北風が強く吹き、寒い日が続きましたが、ようやく春らしい暖かさが少しずつやって来ていることを感じます。 中休みに、一輪車で遊んでいた子がまず気がつきました。夏に梅の木の剪定があり、枝が切りそろえられているので、きれいに咲きそろいそうです。今度の日曜日は、4月並みの暖かさになるというので、これから一気に梅の花が開き始めることでしょう。(写真中) 3校時に、旭幼稚園のまつ組(年長組)と、1年生との交流会がありました。まつ組さんは、全員で100名近い人数(1年生の2倍)でした。体育館で向かい合って整列した時は、1年生は人数の多さにちょっと圧倒されていたようでした。 1年生からは、まず学校の紹介をしました。代表の子が前に出て、呼びかけ形式ではっきりと大きな声で発表しました。こういう姿も、幼稚園の子ども達には「お兄さん、お姉さんはすごいな」と思われていたはずです。(写真下) 続いて、旭町小の校歌を元気よく歌い、「子犬のマーチ」の合奏を鍵盤ハーモニカで合奏しました。幼稚園でも鍵盤ハーモニカを学習しているそうですが、2部合奏で披露した子犬のマーチは、またまた「すごい!」と思ってもらえたはずです。 最後に、プレゼントを渡しました。今月初めに作った「パッチンガエル」を渡しました。今頃、家に持ち帰って、パッチンと飛び跳ねるおもちゃで遊んでくれているでしょうか。さらにそのカエルには、1年生からのメッセージが添えられています。それを見て、4月からの小学校生活を楽しみにしてくれるといいなと思います。 体育館での交流会の後、校内を回って2年生から4年生の授業の様子を少し見せてあげました。目をキョロキョロさせて、教室内をのぞきながら歩いていました。さらに、校庭をぐるっと一周して、遊具やプールも紹介しました。どの子も、三角すべり台に興味津々の様子でした。 1か月後に卒園式があり、1か月半後には小学校に入学です。交流会を通じて、学校が楽しみという気持ちがもてたのではないかと思います。一方、1年生は2年生に向けた準備を本格化していきます。まずは、6年生を送る会に向けて、そして入学式の歓迎の出し物と、練習が続いていきます。 旭幼稚園との交流会(1年生)松組の3クラス、100名近い年長さんたちが来校してくれました。年長さんたちは、小学校ってどんなところなんだろう?と、ドキドキとわくわくが一緒になった気持ちだったようです。 1年生は、格好いいところを見せたい、お兄さんお姉さんとして頑張っているところを見てほしいという気持ちでした。 おみやげの「パッチンがえる」を作ったり、演奏や歌の練習をしたりして準備をすすめてきました。キラキラと目を輝かせた年長さん達の前で、大きな声で「校歌」を歌ったり、堂々と「子犬のマーチ」を演奏したりすることができました。 旭幼稚園の年長さんたちからも、貼り絵と折り紙で作った模造紙のお手紙をいただきました。 1年生の子どもたちがとても立派で、成長を感じたひとときでした。年長さんたちが、4月に入学してくるのを楽しみにしています。 2月17日の給食キャベツの塩昆布和え こしね汁 牛乳 一口メモ 今日は、群馬県の郷土料理の献立です。 カツ丼というと、卵とじが一般的ですが、群馬県では揚げたカツにソースのタレをかけた「ソースカツ丼」が親しまれています。そして、ソースの味はそれぞれの店で特徴があるそうです。給食では、ウスターソースとしょう油、だし汁、みりんで作りました。 「こしね汁」は、群馬県の名産品であるこんにゃくやしいたけ、ねぎを使った汁物です。それぞれの頭文字をとって名付けた味噌汁なので、「こしね汁」と呼ばれています。 群馬県は、こんにゃくの生産量が全国1位です。また、しいたけやねぎの生産量も、全国のトップクラスに入っています。 音楽朝会今回は、28日(火)に予定している「6年生を送る会」の全校合唱曲「輪になっておどろう」を歌いました。前回と同じように、最初に1年・2年・3年が体育館に集まって一緒に歌い、その後4年・5年・6年と交替して同じように行いました。 伴奏は、5.6年生の音楽委員12名による楽器の演奏です。委員会の時間を2回ほど使って練習してきました。 「輪になっておどろう」がヒットしたのはずいぶん昔のことですが、アフタービートのノリが心地よいようで、子供達にこの曲を聞かせると自然に身体が動き出します。1年生から6年生まで学年に関係なく喜んで歌っています。歌の魅力です。 現在、「6年生を送る会」に向けて、各学年がお礼の出し物の練習をしたり、体育館の飾りや教室の掲示物、6年生用の席札、色紙やペンダントのプレゼントなどを作成したり、当日の司会進行の準備を進めたりと全校で取り組みを進めています。卒業間近の6年生にとって、すてきな思い出が一つ増えることを願っています。 2月16日(木)今日、読み聞かせをしていただいたのは、「チョコレートができるまで」という絵本でした。先日、バレンタインデーがあったため、チョコレートの絵本が選ばれたようでした。 原料のカカオ豆からチョコレートになっていくまでを、子ども達に分かりやすく紹介した楽しい写真絵本です。最初は、外国で採れる緑色のごつごつした実から、カカオ豆を取り出す写真が紹介されます。チョコレートがこんな実からできるなんて…と、子ども達にとっては不思議がいっぱいです。 次に、日本にやって来たカカオ豆が、チョコレート工房で自家焙煎されていく様子が紹介されています。先週、5年生と明治製菓に社会科見学に行きましたが、作られ方は工場と同じです。最後に、チョコレートを使ったいろいろなお菓子が紹介されていました。ページをめくるたびにチョコレートの香りが出る本にしたら、人気間違いなしの絵本になりそうです。(写真上) ちなみに、作者の宮崎 祥子さんは、姿を変える食べ物絵本を他にもたくさん出しています。読んでみたくなりました。 3年生は、社会科の時間に「練馬区のうつりかわり」の学習として、「昔の道具調べ」をしています。2組では、図書資料やタブレットを使いながら調べていました。洗濯板やたらい、火鉢など、道具の使われ方を調べると、当時の人々の生活の様子が分かってきます。(写真中) 昔の筆箱を調べている子がいました。セルロイドでできた筆箱です。セルロイドは、明治時代にアメリカから入ってきたようです。プラスチックが主流になるまでは、おもちゃや文房具類に多く使われていました。プラスチックよりも柔らかい素材です。今では、レトロな文具として、高値で売られているようです。 牛乳箱を調べている子がいました。今も牛乳の配達は残っていますが、昔は牛乳配達が当たり前のように盛んに行われていました。「朝一番早いのは」の歌で、3番目に早いのが牛乳屋さんとして歌われています。ちなみに、1番早いのはパン屋さん、2番が豆腐屋さんです。牛乳箱は、昔は木製でした。これも、今では昭和レトロなものとして売買されているようです。 2週間ほど前に、昭和世代とZ世代を比較したテレビ番組がありました。懐かしさとともに、その時代なりに人々に愛された商品が開発されていたことがうかがえました。 1年2組では、2校時に教育アドバイザー訪問の授業がありました。初任〜3年次研修の先生方に向けて、授業力向上の研修に位置づけて実施しています。今回も、教育指導課から道山元校長先生にお越しいただき、若手の先生の指導をお願いしました。 算数の「なんじなんぷん」の授業でした。今まで、「何時」と「何時半」という学習を行ってきています。今度は、時計の長い針が6や12の数字以外のところにある場合の読み方を学習します。 すでに時計を読める子は多かったようですが、知らない子もたくさんいたようです。長い針が数字のところに来た時に「何分」になるのかを教科書に書き込んでいきました。長い針が「1」のところは「5分」、「2」のところは「10分」・・・「11」は「55分」となります。大人は知っているから当たり前と思うかもしれませんが、子ども目線になって考えると不思議なことです。「なんで1なのに5分なの?」と…。「文字盤の数字は、何時の短い針用の数字だから」と説明しても、1年生にはそういう理屈は難しいものです。この単元は2時間扱いです。日常生活の中で時計の読み方を少しずつ指導していくことが大切です。今、何時何分が読めない子も、いつか分かる時がきます。 ところで、若手の先生への指導は、学習指導面だけではありません。生活指導や子ども達へのかかわり方等、全てに渡ってアドバイザーの先生が指導・助言を行います。教員にとって大切な力は、「熱・愛・力」です。「力」は指導力ですが、これはすぐに身につくものではありません。しかし、どんなに若い先生でも、「熱」と「愛」で子ども達に向かえば、指導力をカバーすることができます。 今年度、道山先生には何度も本校に来ていただき、若手教員への指導をしていただきました。ご自身の子どもよりも若い先生方に、毎回熱心に指導していただきました。(写真下) 2月16日の給食サワラの西京焼き 野菜のじゃこ炒め のっぺい汁 牛乳 一口メモ 今日の「サワラの西京焼き」は、魚を西京味噌と砂糖、みりん、しょう油、酒に漬け込んで焼いています。西京味噌というのは、京都を中心に関西地方で食べられている白味噌です。普通の味噌は塩分が12パーセントくらいですが、西京味噌は5パーセントと塩分濃度が低く、甘味があるのが特徴です。京都では、お正月の雑煮には欠かせない調味料になっています。 魚を焼く時は、給食室に大きなオーブンがあるので、一度にたくさん焼くことができます。しかし、今日のように味がついている魚を焦がさないように焼くのは大変な作業です。しかも、しっかりと決められた温度まで火を通さなければなりません。 2月15日(水)そこで5年生は、「動物たちのウォールポケット」作りに取り組むことになりました。カラーキルトやボタン、フェルトなどがセットになった教材を注文し、フェルトを切り取るところから製作が始まりました。そして2組では、今週からいよいよ本格的にミシンを使った学習が始まっています。(写真上) ミシンは、上糸と下糸の2本を絡ませて縫い目を作っていきます。まず、それぞれの糸をセットするところから、多くの段階を覚えていかなければなりません。また、ミシンを使った縫い始めや縫い終わりの仕方など、練習布に試し縫いをしながら覚えていきます。 最近は、家にミシンがないという家庭が多いようです。ミシンを使う授業の時には、生活支援員の先生にも入っていただき、操作方法をていねいに見てあげられるようにしています。 6年生に、薬物乱用防止教室がありました。光が丘警察から、スクールサポーターの方に来ていただき、各クラスに授業をしていただきました。6年生の保健の時間には、「飲酒の害」、「喫煙の害」、「薬物の害」を学ぶことになっています。飲酒と喫煙は、20歳を過ぎれば何も問題がありませんが、薬物だけは子どもも大人も絶対にいけないことです。映像資料や、実際に取り調べであった話を交えながら、薬物の恐ろしさについて説明をしてもらいました。(写真中) 薬物の恐ろしさは、依存性が強いことや脳に作用して幻覚を起こすこと、さらには体を蝕むところにあります。DVDでは、中高生が友達から薬に誘われる場面が映っていました。薬物に手を染める原因の多くは、友達や先輩からの勧めがほとんどです。はっきりと断る勇気が必要です。 また、授業の後半には、インターネットやオンラインゲーム等による犯罪被害防止についても話をしていただきました。インターネットは、世界中の人とつながりがもてる反面、世界中の悪い人ともつながる恐ろしさがあります。SNSに個人情報を載せたり、ラインやメールでのいじめや誹謗中傷の書き込みをしてはいけないことを指導していただきました。最近では、飲食店での悪ふざけの動画から、大きな損害賠償につながった事件がありました。子どもがやったことでも、絶対に許されない重大な犯罪です。スマートフォンやインターネットを使える環境にある子ども達は、そういう危険性のある道具であるということを必ず知っていなければなりません。 月曜日に、情報リテラシーチェックシートの活用についてのプリントが配布されています。各ご家庭で実施されたでしょうか? 子どもだけでなく、保護者も一緒に行うことになっていました。 5年1組で、「最後のコンサート チェロ奏者・徳永兼一郎」という道徳の授業がありました。精一杯生きた徳永兼一郎さんの姿を通して、「生命尊重」について考える学習でした。 NHK交響楽団のチェロ奏者として活躍した徳永兼一郎さんは、がんで亡くなる直前まで演奏を続けました。YouTubeで、最後にホスピスで演奏会を開いた様子を見ることができます。(テレビのドキュメンタリー番組として、過去に放送されたことがあります。)車椅子に乗った徳永さんがチェロを手にし、弟の二男さんと二重奏をする様子が映し出されていました。(写真下) 演奏会に来ていた人たちは、誰もがこれが最後の演奏になると感じていたはずです。兼一郎さんも、とてもチェロを弾けるような体ではなかったにもかかわらず、最後の演奏に向かいました。コンサートの最後に弾いたのは、カタロニア民謡の「鳥の歌」でした。チェロの神様と言われたパブロ・カザルスが、かつて国連で世界平和を願って弾いた有名な曲です。その曲が、はからずも兼一郎さんの人生最後の「鳥の歌」となりました。 この動画には、兼一郎さんの楽器製作に携わってきた佐藤さんの涙ながらのインタビューも収められています。多くの人が兼一郎さんの生き方に感動を受けたことが分かります。 薬物乱用防止教室(6年生)
光が丘警察署の方が来てくださり、薬物乱用防止教室が行われました。
薬物の恐ろしさや、どのような勧誘の仕方をしてくるかなど、気をつけるポイントを分かりやすく説明してくださいました。 また、SNSの使い方についてのお話もありました。インターネットの恐ろしさだけでなく、使い過ぎの注意喚起もしてくださいました。タブレットやスマートフォンに使われてしまうのではなく、使いこなせるような人を目指してほしいという内容でした。 2月15日の給食四川風味噌豆腐 春雨サラダ 牛乳 一口メモ 今日の給食のご飯は、白米に大麦を混ぜた「麦ご飯」です。どれが大麦か分かるでしょうか? 茶色い線が入っている粒が大麦です。給食で使っている大麦は、見た目や形をお米そっくりに加工した「米粒麦」を使っています。ご飯に混ぜても違和感がなく、食べやすいのが特徴です。 ご飯に大麦を混ぜると、「食物繊維」をしっかりと摂ることができます。食物繊維は、お腹の中をきれいにしてくれるはたらきがあります。また、不足しがちな栄養素でもあるので、意識して食べたいものです。 さらに大麦を混ぜると、白米だけよりも歯ごたえがプラスされるので、よく噛んで食べることにもつながります。米粒麦は、スーパーでも売っているので、探してみてください。 2月14日(火)まず、各自でテーマを決めるところから始めました。自然災害と言っても、様々なものが考えられます。地震や津波、火山の噴火、大雨、竜巻など、日本でも多くの自然災害があり、その被害をニュースで知っている子も多いことでしょう。特に地震については、1週間前にトルコやシリアを中心とした大地震があったばかりです。1組の教室では、タブレットを使いながら、自分のテーマに合った自然災害の情報を集めていました。 インターネットを使って情報を集めることには慣れているようですが、必要な情報を絞っていくのには、さらに検索の仕方を工夫しなければなりません。防災の観点での情報収集が必要です。地震について調べている子ども達の中には、防災用品や家具の転倒防止、避難所の設置等、様々な情報を得ていたようでした。(写真上) しかし、これで終わってしまってはいけません。今後は、集めた情報の中から必要なものを整理して、文章の構成を組み立てていきます。そして、聞く人に伝わりやすい文章にしていくところが、国語の学習として最も重要な部分になります。 今日は、3年生の各クラスに2時間ずつ、そろばんの講師の先生に授業をしていただきました。旭町小では、毎年この時期に、珠算協会から講師の先生に来ていただいています。そろばんの歴史の話から始まり、そろばんでの数字の表し方、珠の入れ方、そして簡単なたし算・ひき算まで、分かりやすく教えていただきました。(写真中) そろばんの歴史の話では、ロシアで使われていたそろばん(縦置きのそろばん)や、日本の昔のそろばん(五珠が2つある)などを見せていただきました。日本では室町時代からそろばんが使われていたようですが、やはり元は外国から入ってきたものだったようです。 そろばんの学習は、3年生の3学期と4年生の1学期(それぞれ学期末に指導)に2時間ずつ行うようになっています。3年生では、「そろばんによる数の表し方について理解し、簡単な加法と減法の計算ができるようにする」ことが目標とされています。しかし、わずか2時間の指導でどれだけ子ども達は理解できたでしょうか。せめて、少しでもそろばんに興味・関心をもてたら良しとしなければなりません。逆に、「難しいもの」ととらえてしまっていないか心配です。 講師の先生は、珠算塾でも指導されているようでした。コロナ禍でそろばんを習いに来る子が減ってしまったと話されていました。そろばんは、暗算が得意になるだけでなく、様々な脳の機能を活性化させるとも言われています。小学生のうちに習うと、きっと将来の役に立つのではないでしょうか。 5年生は、理科の時間に「人のたんじょう」の学習をしています。5年生が年間を通じて学習する「生命のつながり」の学習の1つとして、3学期に配置されている単元です。1学期に、まず「植物の発芽と成長」について学習しました。続いて、「メダカのたんじょう」を学びました。2学期には、「生命のつながり」の3つ目として、「植物の実や種子のでき方」を学習してきました。植物と動物を交互に学習しながら、新たな命が誕生する仕組みを理解していくという流れになっています。 1組では、母親の体の中で受精卵が成長していく様子を学習していました。胎児の模型を順に見せながら、次第に大きく成長していくことを理解させていきました。また、保健室から赤ちゃんを連れてきて、実際の大きさや重さを子ども達に体感させていました。(もちろん、本物の赤ちゃんではありませんが、大きさや重さは似せてあります。)初めて赤ちゃんを抱っこした子が多かったようで、恐る恐る手にしていました。担任の先生は慣れたものです。ちゃんと赤ちゃんをあやしながら授業を行っていました。(写真下) そろばんの授業(3年生)まずは、そろばんの向き、はじき方から始まり、お金の数え方と同じようにそろばんの上下を確認しました。さらには、計算問題の仕方にも取り組むことができました。普段の算数では10進法で学習を進めているので、10になる友達(6と4、3と7、1と9など・・・)はすぐに出てくるものの、そろばんで使う基礎「5になる友達」(1と4、3と2など・・・)には少し苦戦する姿も見られました。出された数と「友達になる数」を瞬時に言っていき、覚えてきたらそろばんで実践するというのがとても面白く、子供達は2時間夢中になってそろばんに取り組む姿が見られました。 学習が終わった後も、「家にあるそろばんで、もっと練習したい!」「そろばん、とても楽しかった!もっとやりたい!」と話していました。やる気いっぱいの3年生の姿を見て、充実した一日だったんだな、と感じました。 2月14日の給食冬野菜のポトフ ココアムース 牛乳 一口メモ 今日は、バレンタインデーです。世界には、いろいろなバレンタインの習慣があります。 フィンランドでは、友達の日とされていて、友達同士でメッセージカードやチューリップなどを贈り合うそうです。また、アメリカでは、男性が女性にカードや花束を贈ります。 日本では、バレンタインと言えば、チョコレートを使うことが多いです。今では甘くておいしいチョコレートですが、元々はカカオ豆をすりつぶした飲み物で、神様の食べ物と言われるほど貴重なものでした。不老長寿の薬とされていた、それはそれは苦い味だったそうです。チョコレートが薬だったなんて、今では想像もできないことです。 2月13日(月) その21組では、中国について詳しく学んでいました。まず、国土の位置や面積、人口を日本と比較してみました。中国の地図に日本を重ねてみると、いかに中国が広いか、また南北・東西に広い国であるかが分かります。最近のデータでは、中国の人口は、約14億5千万人です。日本の約11倍にあたります。しかし、そんな中国も、もうすぐインドに人口世界一の座を奪われるだろうと言われています。 また、日本にとって中国は、歴史上最も関係の深い国であり、宗教や文化など多くの影響を受けた国であると言えます。現在では、日本の多くの企業が中国の市場に進出しています。授業では、グループでの話し合いを通して考えていきました。広大な国土と人口を生かし、多くの産業が盛んであることが予想できました。確かに、私たちが着ているものや使っている道具に、「made in China」と書かれたものが多く目につきます。また、スーパーなどにも、中国産の野菜類がたくさん見られます。(写真上) 2年生は、算数の時間に「図を使って考えよう」という学習をしています。たし算とひき算の学習ですが、逆思考の問題を解く手がかりとして、「テープ図」を使うことのよさを理解させる学習内容になっています。 算数の学習において、文章題は誰もが最も苦手とするところです。(教える側もそれだけ難しい…)様々な問題パターンから、テープ図をまず書かせます。求める数が、「部分の数」なのか「全体の数」なのかをはっきりさせてから始めます。 「みかんが15個あります。何個か買ってきたので、全部で32個になりました。買ってきたみかんは何個ですか。」・・・求めるのは「部分の数」で、それを□とすると、15+□=32となります。しかし、2年生の算数であることから、数式で考えさせるのではなく、テープ図で考えさせます。32−15というひき算で求まることが分かります。問題文を読むと、「何個か買ってきた」というたし算のお話のように感じられますが、ひき算の式で求めます。 「ジュースが何本かあります。26本配ったので、残りが8本になりました。ジュースは初めに何本ありましたか。」・・・テープ図から、求めるのは「全体の数」であることが分かり、26+8のたし算の式になります。問題文を読むと、「残りが…」というひき算のお話のように感じられますが、たし算の式で求めます。 では、これはどうでしょう。「リボンが12mあります。何mか使って、まだ5m残っています。使ったリボンは何mですか。」・・・テープ図から、求めるのは部分の数で、12−5のひき算の式になります。「使った」というひき算のお話のように感じられ、実際にひき算の式になるという場合です。問題文だけで考えると、子ども達は混乱してくるでしょう。問題文をいかにテープ図に移せるか、まずそこが一番の山場になります。(写真中) 1年生は、国語の時間に「ことばを見つけよう」という学習をしています。1組では、まず教科書を使って、どのような言葉遊びになっているのかを確認しました。 「かばんの 中には、かばが いる。」・・・「かばん」という言葉の中から2文字を取り上げ、動物の「かば」を見つけます。「はちまきの 中には、( )が いる。」ではどうでしょうか? 正解は、「はちが いる。」となります。「はちまき」という言葉から、食べ物の「ちまき」もありかなと思われるかもしれませんが、「〜がいる。」という表現なので、生き物を答えなければなりません。 しかし、だんだん答えが2つでも良さそうなものが出てきました。「ぶたいの 中には、( )がいる。」・・・答えは、「たい(鯛)」でも「ぶた(豚)」でも良さそうです。 では、「すいとうの 中には( )がある。」ではどうでしょうか。「〜がある。」なので、物の名前でなければいけません。「いと(糸)」が正解ですが、「とう(塔)」と答えた子がいました。それも正解ですね。1年生ながら、いろいろな言葉をよく知っているなと思いました。(写真下) 2月13日の給食鶏肉とコーンの揚げ煮 わかめの味噌汁 みかん 牛乳 一口メモ 鶏肉とコーンの揚げ煮は、学校給食では定番のメニューの一つです。以前からあるメニューなので、各ご家庭の保護者の皆様も食べたことがあるかもしれません。 作り方は、しょう油や砂糖などで味をつけただし汁に、から揚げにした鶏肉と揚げたじゃがいも、にんじん、玉ねぎ、そしてたっぷりのコーンを入れて煮ます。 鶏肉やじゃがいも、コーンは、子ども達が大好きな食材の組み合わせなので、おいしいこと間違いなしです。ご飯にもよく合う味付けになっています。 2月13日(月) その1・・・学校の先生が、授業中に子ども達に対して、なるべく言わないようにしている言葉があります。どんな言葉だと思いますか? それは、「しずかにしなさい」という言葉です。 授業中に先生が前に立ったら、「これから先生の話が始まるな」と誰もが思い、話を聞く姿勢になるのが当然のことです。しかし、何人かがまだ聞く姿勢になっていないので、先生が合図を送って待っている時があります。どんな合図でしょう? それは、目で合図をしているかもしれませんし、表情で合図をしているかもしれません。そういう先生の目の合図や表情のサインをすばやくキャッチできる子は、すぐに聞く姿勢になります。みなさんの授業の様子を見に行くと、その反応の早い子が、すぐに目にとまります。やっていることを止めて、サッと先生の方に姿勢を正しているので、すぐに分かるのです。すばらしいアンテナをもっているなといつも思います。 アンテナというのは、目に見えない電波をキャッチするものですよね。今、ここで話をしているアンテナは、みなさんの「心にあるアンテナ」のことを言っています。「今、何をしたらいいのかな」と、周りの状況を察知するアンテナです。優秀な心のアンテナをもっている子は、黙って出す先生の合図を理解して、すぐに行動に移すことができます。 全校朝会での校長先生のお話でも、言わなくてよいことがあります。それは、「休め」や「気をつけ」、「礼」という号令です。いつも校長先生は皆さんに向かって一言もそのような号令をかけていません。「おはようございます」のあいさつが終わって、話し始める時に、「お話をします。」と言っています。それが「休めの姿勢をして話を聞く」という無言の約束になっています。また、「お話を終わります。」と言ったら、「気をつけの姿勢をして礼をする」ことは、言われなくてもやっていますよね。それは、前をしっかり見て、心のアンテナを張ってお話をしっかり聞いているからできるのです。 常に話をする人の方に全神経を集中させて、アンテナをしっかり張っておくことが大切です。全ての学習は、先生の話を聞くことから始まります。いくら計算が得意な子でも、先生の話を聞いていなくて、どの問題を解いてよいか分からなかったら、0点と同じ結果になります。 きっと先生方は、授業中にいろいろな合図を送っていると思います。その合図が、「お話をするよ」という合図なのか、「ここが大事だよ」という合図なのか、「姿勢をよくしなさい」という合図なのか、しっかり自分の心のアンテナでキャッチできるようにしていきましょう。・・・ 続いて、練馬区連合書写展の表彰を行いました。各学年の代表に選ばれた児童が呼ばれ、朝礼台前に並びました。代表で、6年生の児童に出品証を渡しました。(写真) リズムなわとび週間リズムなわとび週間は、前回のなわとび旬間とは異なり、曲に合わせて短縄を跳びます。できるだけ長く跳び続け、体力をつけることが目的です。今回は、子どもたちにも大人気の「私は最強」という曲に合わせて行いました。 寒い日が続いていましたが、跳び終わった後には「身体がポカポカする。」と言って教室に戻っていく子どもの姿が見られました。また、日が経つごとに、跳び続ける時間が長くなっていくことを実感できた子どもも多かったようです。 ご家庭でも、ぜひ曲をかけて練習してみてください。 2月10日(金)今朝は、月1回の読み聞かせがある日でした。1年生から4年生の各クラスに、今回もいろいろな本を手に、読み聞かせボランティアの保護者の方々にご協力をいただきました。 今回は、3年生から4年生の教室を中心に様子を見て回りました。子ども達が本に吸い込まれるように、絵本の世界に入り込んでいる姿が印象的でした。3年2組では、「カレー地獄旅行」という絵本の読み聞かせをしていました。この絵本は、まず絵に強烈なインパクトがあり、興味をひかれます。作者は、「ひげラク商店 安楽 雅志」さんという、名前からして少々個性的な方です。飲食店の看板制作や似顔絵を描く仕事をされている方のようで、迫力のある絵はその経験が生かされているのだなと思いました。 さらに、絵本の内容がとても面白いのです。・・・みちひと君は、カレーが大好きですが、野菜は嫌いです。妹のカレーを横取りしたり、野菜を捨てたりしているうちに、カレーの中に吸い込まれてしまいます。そして、ついに怖い顔をしたエンマ様による地獄の裁きが待っていました。真っ赤な鉄鍋地獄に、くすぐりナスの刑、ルーの滝修行…。みちひと君の運命はいかに・・・(写真上) この絵本を読んだ後には、きっと自分の家のカレーを残さず食べたくなることでしょう。食育にも最適の本だと思いました。ちなみに、私の家では昨日の夜は2日目のカレーでした。初日の反省を生かし、辛口のルーがたっぷり追加してある激辛カレーでした。 この他にも、各クラスですてきな本がたくさん読まれていました。「うえきばちです」という絵本は、表紙に茶色い素焼き鉢だけが描かれています。しかし、ページをめくっていくと、低学年の子にはちょっと怖くなるような内容の絵本です。一方、「地球をほる」は、地面に穴を掘って旅行に行く話です。各ページの絵と文に角度がついていて、少しずつ回転させながら読んでいく絵本になっています。日本を出発した時には縦書きだった文章も、アメリカに着くころには横書きになり、英語になり…。どちらの本も、作者は川端 誠さんです。落語絵本のシリーズの作者でもあります。やはり絵本は「絵」が重要だと感じました。 3校時に、1年生が体育館に集まり、交流会の練習をしていました。当初は、今日、旭幼稚園の年長さんを迎えて交流会をする予定でした。雪が降ったため、一週間後の同じ時間に延期となりました。 ちょうど今、入学式の歓迎の演奏として、鍵盤ハーモニカで「子犬のマーチ」の練習をしているところです。入学式の日の本番では、打楽器類も入った合奏になり、新1年生の前に立ちます。今度の交流会では、その合奏に向けた前段階を見てもらおうということで、鍵盤ハーモニカによる2部合奏バージョンを披露することにしました。(写真中) また、交流会では、旭町小の校歌も紹介します。担任の先生のピアノ伴奏が始まると、元気な歌声が体育館に響き渡りました。私も引き込まれて一緒に歌いました。体育館で旭町小の校歌を歌うのは、何年振りのことでしょう。平成20年3月に卒業式を行った時、さらにその年の5月に離任式で旭町小を訪れた時が最後だったでしょうか。今年の卒業式では、久し振りに校歌斉唱を行う予定です。 5校時に、1年1組で昔遊びの学習をしていました。生活科の学習で、1月から様々な昔遊びに取り組んできました。こま回しは、もう何人もの子が回せるようになりました。3週間前に、突如現れたこま回し名人の指導のおかげかもしれません。その時は、紐の巻き方のコツを教えてもらってから、ウルトラC級の技の数々を見せてもらいました。そういうプロのお手本があると、子どもはがぜんやる気が出るものです。 一方、あやとりに挑戦する子ども達も見られました。私も触ってみましたが、毛糸のあやとり紐は手に心地よく、とても懐かしい気がしました。「ほうき」や「豆電球」など、今でも自然に手が動いて作ることができます。子どもの頃の遊びは、体にしっかり沁みこみ、一生残るものです。 あやとりの本を見ながら、いろいろな技に挑戦していました。折り紙もそうですが、本を見て試行錯誤するという活動は、子どものうちにたくさんさせておきたいものです。(写真下) 2月10日の給食野菜の中華和え フルーツポンチ 牛乳 一口メモ 今日のフルーツポンチは、缶詰のパイナップルと黄桃、みかん、寒天に、白ワインと砂糖で作ったシロップを合わせています。 今日は缶詰の果物を使っていますが、缶詰は長期保存できるとともに、開けてすぐに食べられるので便利な食材です。では、缶詰が日本で最初に作られたのは、今から何年前のことだと思いますか? (1) 約100年前 (2) 約150年前 (3) 約200年前 答えは、(2)の約150年前です。明治時代に魚の油漬けの缶詰が伝えられたのが始まりと言われています。 児童集会
今回は、「何の曲でしょう集会」を行いました。
曲を途中から流し、それが何の曲だったのかを当てるというものです。集会委員会では、できるだけ1年生から6年生までみんなが知っている曲にしようと話し合いました。人気の曲を流すことができ、委員会の子ども達も、そして各教室の子ども達もみんな喜んでいました。 次も楽しい児童集会にしたいと、意欲を高めていました。 2月9日(木)2年生で詩を作るの? と思うかもしれませんが、意外に高学年の子ども達よりも、極々自然に見たことや感じたことが素直な詩の言葉として表現されるものです。 2組の教室内を見回ると、詩の題材としていろいろなものが取り上げられていました。「けん玉ができた・・・ひざをまげて リズムをとった 大ざらのった スカッとのった 小ざらものった スカッとのった・・・」「三じゅうとび とべた・・・地めんをけって 高くとんだ 手を早くまわしてとんだ 鳥みたいに 早くとんだ うれしいな きもちがいいな やったぜ」どれも、自分の経験を基にして、生き生きと表現した詩です。大人には書けないすばらしさがあります。 サクラ草を題材にした詩もありました。「さくら草・・・花が七つさいた。 つぼみを見つけた。 水やりを毎日やったよ。 さくら草の花、たくさんさいてほしいな。」先生が一人一人の詩にアドバイスを与えながら、下書きから清書へと取り組み始めていました。清書する画用紙には、詩と絵が入るようです。(写真上) 2校時に、1年1組の授業観察がありました。算数の「かたちづくり」の学習をしていました。先日の2組の研究授業では、三角形の色板を使って様々な形を作りました。今日は、数え棒を使っていろいろな形を作っていくところの学習でした。 教科書には、数え棒を組み合わせて7種類の図形が載っています。(P123)魚や花、しゅりけん、ヨットなど、一つずつ何の形かを確認していきました。全員が同じように見えているのが不思議でした。ただ、魚の図はもう1つあり、そちらの方は「金魚!」と言った子もいれば、「ちがうよ、メダカだよ」と言った子もいました。(どちらでもいいのですが…) 全員に袋に入った数え棒がいき渡り、いよいよ机の上に形を作っていく学習になりました。教科書の図形を見ながら、一生懸命数え棒を並べていきます。すぐに、「できた!」という声が教室のあちこちから聞こえてきました。(写真中) 形作りを通して、色板も数え棒も、三角や四角でできていることに気づかせていきます。また、図形の面や辺を意識させる要素も含まれています。しかし、1年生のこの段階では、形に興味・関心をもたせることが一番のねらいです。 6年2組の教室では、いよいよ卒業文集の清書が始まっていました。シンと静まり返った教室内に、ボールペンが清書用紙の上を動く音がかすかに聞こえていました。みんな真剣そのものでした。それもそのはず、いつも使っている鉛筆ではなく、消すことができないボールペンをつっかているからです。(写真下) 6年生は、12月頃からタブレットを使って文集に載せる作文を考えてきました。先生が全員の内容を確認し、ちょうどよい長さになるように指導していました。一度家庭に持ち帰って、家の人にも確認してもらっていたようです。(もちろん、管理職も目を通しています。)その原稿を見ながらの清書でした。 最近は、パソコンに打ち出した文字で卒業文集を作る学校もあるようです。しかし、一生の記念になる卒業文集(卒業アルバム)では、子どもの作文や寄せ書きは手書きであるべきと考えます。何年か経ち、大人になってアルバムを開いた時、「自分はこんな字を書いていたんだ」、「緊張した手でボールペンを持って書いたな」と思い出すことでしょう。 1年前、自分が中学3年生の時に書いた文集が、実家に行った時に見つかりました。久し振りに、自分が書いたページを開きました。生意気なクセのある字・・・現在の自分の字と同じでした。 |
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