音楽会があります。子ども達の歌声と合奏をお楽しみください。29日(金)…児童鑑賞日 30日(土)…保護者鑑賞日

そろばんの授業(3年生)

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 3年生は、2月14日の1〜4校時に、それぞれの学級で2時間ずつ、そろばん教室を行いました。今回も樋口先生に講師として来ていただき、そろばんの基礎をわかりやすく楽しく教わりました。

 まずは、そろばんの向き、はじき方から始まり、お金の数え方と同じようにそろばんの上下を確認しました。さらには、計算問題の仕方にも取り組むことができました。普段の算数では10進法で学習を進めているので、10になる友達(6と4、3と7、1と9など・・・)はすぐに出てくるものの、そろばんで使う基礎「5になる友達」(1と4、3と2など・・・)には少し苦戦する姿も見られました。出された数と「友達になる数」を瞬時に言っていき、覚えてきたらそろばんで実践するというのがとても面白く、子供達は2時間夢中になってそろばんに取り組む姿が見られました。

 学習が終わった後も、「家にあるそろばんで、もっと練習したい!」「そろばん、とても楽しかった!もっとやりたい!」と話していました。やる気いっぱいの3年生の姿を見て、充実した一日だったんだな、と感じました。

2月14日の給食

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献立名           ピザトースト
              冬野菜のポトフ
              ココアムース
              牛乳


一口メモ

 今日は、バレンタインデーです。世界には、いろいろなバレンタインの習慣があります。
 フィンランドでは、友達の日とされていて、友達同士でメッセージカードやチューリップなどを贈り合うそうです。また、アメリカでは、男性が女性にカードや花束を贈ります。
 日本では、バレンタインと言えば、チョコレートを使うことが多いです。今では甘くておいしいチョコレートですが、元々はカカオ豆をすりつぶした飲み物で、神様の食べ物と言われるほど貴重なものでした。不老長寿の薬とされていた、それはそれは苦い味だったそうです。チョコレートが薬だったなんて、今では想像もできないことです。

2月13日(月) その2

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 6年生は、社会科の時間に「日本とつながりの深い国々」の学習をしています。教科書には、アメリカ合衆国と中国、ブラジル、サウジアラビアの4か国が紹介されています。アメリカは文化で深くつながっている国として、中国は経済でつながりの深い国として、ブラジルは日系人が多く住む国として、そしてサウジアラビアは豊かな石油資源をもつ国として紹介されています。
 1組では、中国について詳しく学んでいました。まず、国土の位置や面積、人口を日本と比較してみました。中国の地図に日本を重ねてみると、いかに中国が広いか、また南北・東西に広い国であるかが分かります。最近のデータでは、中国の人口は、約14億5千万人です。日本の約11倍にあたります。しかし、そんな中国も、もうすぐインドに人口世界一の座を奪われるだろうと言われています。
 また、日本にとって中国は、歴史上最も関係の深い国であり、宗教や文化など多くの影響を受けた国であると言えます。現在では、日本の多くの企業が中国の市場に進出しています。授業では、グループでの話し合いを通して考えていきました。広大な国土と人口を生かし、多くの産業が盛んであることが予想できました。確かに、私たちが着ているものや使っている道具に、「made in China」と書かれたものが多く目につきます。また、スーパーなどにも、中国産の野菜類がたくさん見られます。(写真上)
 2年生は、算数の時間に「図を使って考えよう」という学習をしています。たし算とひき算の学習ですが、逆思考の問題を解く手がかりとして、「テープ図」を使うことのよさを理解させる学習内容になっています。
 算数の学習において、文章題は誰もが最も苦手とするところです。(教える側もそれだけ難しい…)様々な問題パターンから、テープ図をまず書かせます。求める数が、「部分の数」なのか「全体の数」なのかをはっきりさせてから始めます。
 「みかんが15個あります。何個か買ってきたので、全部で32個になりました。買ってきたみかんは何個ですか。」・・・求めるのは「部分の数」で、それを□とすると、15+□=32となります。しかし、2年生の算数であることから、数式で考えさせるのではなく、テープ図で考えさせます。32−15というひき算で求まることが分かります。問題文を読むと、「何個か買ってきた」というたし算のお話のように感じられますが、ひき算の式で求めます。
 「ジュースが何本かあります。26本配ったので、残りが8本になりました。ジュースは初めに何本ありましたか。」・・・テープ図から、求めるのは「全体の数」であることが分かり、26+8のたし算の式になります。問題文を読むと、「残りが…」というひき算のお話のように感じられますが、たし算の式で求めます。
 では、これはどうでしょう。「リボンが12mあります。何mか使って、まだ5m残っています。使ったリボンは何mですか。」・・・テープ図から、求めるのは部分の数で、12−5のひき算の式になります。「使った」というひき算のお話のように感じられ、実際にひき算の式になるという場合です。問題文だけで考えると、子ども達は混乱してくるでしょう。問題文をいかにテープ図に移せるか、まずそこが一番の山場になります。(写真中)
 1年生は、国語の時間に「ことばを見つけよう」という学習をしています。1組では、まず教科書を使って、どのような言葉遊びになっているのかを確認しました。
 「かばんの 中には、かばが いる。」・・・「かばん」という言葉の中から2文字を取り上げ、動物の「かば」を見つけます。「はちまきの 中には、( )が いる。」ではどうでしょうか? 正解は、「はちが いる。」となります。「はちまき」という言葉から、食べ物の「ちまき」もありかなと思われるかもしれませんが、「〜がいる。」という表現なので、生き物を答えなければなりません。
 しかし、だんだん答えが2つでも良さそうなものが出てきました。「ぶたいの 中には、( )がいる。」・・・答えは、「たい(鯛)」でも「ぶた(豚)」でも良さそうです。
 では、「すいとうの 中には( )がある。」ではどうでしょうか。「〜がある。」なので、物の名前でなければいけません。「いと(糸)」が正解ですが、「とう(塔)」と答えた子がいました。それも正解ですね。1年生ながら、いろいろな言葉をよく知っているなと思いました。(写真下)

2月13日の給食

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献立名           ご飯
              鶏肉とコーンの揚げ煮
              わかめの味噌汁
              みかん
              牛乳


一口メモ

 鶏肉とコーンの揚げ煮は、学校給食では定番のメニューの一つです。以前からあるメニューなので、各ご家庭の保護者の皆様も食べたことがあるかもしれません。
 作り方は、しょう油や砂糖などで味をつけただし汁に、から揚げにした鶏肉と揚げたじゃがいも、にんじん、玉ねぎ、そしてたっぷりのコーンを入れて煮ます。
 鶏肉やじゃがいも、コーンは、子ども達が大好きな食材の組み合わせなので、おいしいこと間違いなしです。ご飯にもよく合う味付けになっています。

2月13日(月) その1

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 今朝は、今にも雨が降りそうな天気でしたが、いつも通りに校庭で全校朝会を行うことができました。今日は、「心のアンテナ」というテーマで話をしました。
・・・学校の先生が、授業中に子ども達に対して、なるべく言わないようにしている言葉があります。どんな言葉だと思いますか? それは、「しずかにしなさい」という言葉です。
 授業中に先生が前に立ったら、「これから先生の話が始まるな」と誰もが思い、話を聞く姿勢になるのが当然のことです。しかし、何人かがまだ聞く姿勢になっていないので、先生が合図を送って待っている時があります。どんな合図でしょう?
 それは、目で合図をしているかもしれませんし、表情で合図をしているかもしれません。そういう先生の目の合図や表情のサインをすばやくキャッチできる子は、すぐに聞く姿勢になります。みなさんの授業の様子を見に行くと、その反応の早い子が、すぐに目にとまります。やっていることを止めて、サッと先生の方に姿勢を正しているので、すぐに分かるのです。すばらしいアンテナをもっているなといつも思います。
 アンテナというのは、目に見えない電波をキャッチするものですよね。今、ここで話をしているアンテナは、みなさんの「心にあるアンテナ」のことを言っています。「今、何をしたらいいのかな」と、周りの状況を察知するアンテナです。優秀な心のアンテナをもっている子は、黙って出す先生の合図を理解して、すぐに行動に移すことができます。
 全校朝会での校長先生のお話でも、言わなくてよいことがあります。それは、「休め」や「気をつけ」、「礼」という号令です。いつも校長先生は皆さんに向かって一言もそのような号令をかけていません。「おはようございます」のあいさつが終わって、話し始める時に、「お話をします。」と言っています。それが「休めの姿勢をして話を聞く」という無言の約束になっています。また、「お話を終わります。」と言ったら、「気をつけの姿勢をして礼をする」ことは、言われなくてもやっていますよね。それは、前をしっかり見て、心のアンテナを張ってお話をしっかり聞いているからできるのです。
 常に話をする人の方に全神経を集中させて、アンテナをしっかり張っておくことが大切です。全ての学習は、先生の話を聞くことから始まります。いくら計算が得意な子でも、先生の話を聞いていなくて、どの問題を解いてよいか分からなかったら、0点と同じ結果になります。
 きっと先生方は、授業中にいろいろな合図を送っていると思います。その合図が、「お話をするよ」という合図なのか、「ここが大事だよ」という合図なのか、「姿勢をよくしなさい」という合図なのか、しっかり自分の心のアンテナでキャッチできるようにしていきましょう。・・・
 続いて、練馬区連合書写展の表彰を行いました。各学年の代表に選ばれた児童が呼ばれ、朝礼台前に並びました。代表で、6年生の児童に出品証を渡しました。(写真)

リズムなわとび週間

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 2月6日(月)〜10日(金)までの5日間、中休みにリズムなわとびを行いました。

 リズムなわとび週間は、前回のなわとび旬間とは異なり、曲に合わせて短縄を跳びます。できるだけ長く跳び続け、体力をつけることが目的です。今回は、子どもたちにも大人気の「私は最強」という曲に合わせて行いました。

 寒い日が続いていましたが、跳び終わった後には「身体がポカポカする。」と言って教室に戻っていく子どもの姿が見られました。また、日が経つごとに、跳び続ける時間が長くなっていくことを実感できた子どもも多かったようです。

 ご家庭でも、ぜひ曲をかけて練習してみてください。

2月10日(金)

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 予報通り、関東地方に雪が降りました。子ども達が登校する時間帯から、傘が必要なほどの降り方になりました。昔も今も、雪が降って喜ぶのは子どもだけで、大人はもっぱら交通機関の心配が頭をよぎります。最近は、犬も雪を喜ばなくなったように感じます。ということで、一日中窓の外が気になる日でした。
 今朝は、月1回の読み聞かせがある日でした。1年生から4年生の各クラスに、今回もいろいろな本を手に、読み聞かせボランティアの保護者の方々にご協力をいただきました。
 今回は、3年生から4年生の教室を中心に様子を見て回りました。子ども達が本に吸い込まれるように、絵本の世界に入り込んでいる姿が印象的でした。3年2組では、「カレー地獄旅行」という絵本の読み聞かせをしていました。この絵本は、まず絵に強烈なインパクトがあり、興味をひかれます。作者は、「ひげラク商店 安楽 雅志」さんという、名前からして少々個性的な方です。飲食店の看板制作や似顔絵を描く仕事をされている方のようで、迫力のある絵はその経験が生かされているのだなと思いました。
 さらに、絵本の内容がとても面白いのです。・・・みちひと君は、カレーが大好きですが、野菜は嫌いです。妹のカレーを横取りしたり、野菜を捨てたりしているうちに、カレーの中に吸い込まれてしまいます。そして、ついに怖い顔をしたエンマ様による地獄の裁きが待っていました。真っ赤な鉄鍋地獄に、くすぐりナスの刑、ルーの滝修行…。みちひと君の運命はいかに・・・(写真上)
 この絵本を読んだ後には、きっと自分の家のカレーを残さず食べたくなることでしょう。食育にも最適の本だと思いました。ちなみに、私の家では昨日の夜は2日目のカレーでした。初日の反省を生かし、辛口のルーがたっぷり追加してある激辛カレーでした。
 この他にも、各クラスですてきな本がたくさん読まれていました。「うえきばちです」という絵本は、表紙に茶色い素焼き鉢だけが描かれています。しかし、ページをめくっていくと、低学年の子にはちょっと怖くなるような内容の絵本です。一方、「地球をほる」は、地面に穴を掘って旅行に行く話です。各ページの絵と文に角度がついていて、少しずつ回転させながら読んでいく絵本になっています。日本を出発した時には縦書きだった文章も、アメリカに着くころには横書きになり、英語になり…。どちらの本も、作者は川端 誠さんです。落語絵本のシリーズの作者でもあります。やはり絵本は「絵」が重要だと感じました。
 3校時に、1年生が体育館に集まり、交流会の練習をしていました。当初は、今日、旭幼稚園の年長さんを迎えて交流会をする予定でした。雪が降ったため、一週間後の同じ時間に延期となりました。
 ちょうど今、入学式の歓迎の演奏として、鍵盤ハーモニカで「子犬のマーチ」の練習をしているところです。入学式の日の本番では、打楽器類も入った合奏になり、新1年生の前に立ちます。今度の交流会では、その合奏に向けた前段階を見てもらおうということで、鍵盤ハーモニカによる2部合奏バージョンを披露することにしました。(写真中)
 また、交流会では、旭町小の校歌も紹介します。担任の先生のピアノ伴奏が始まると、元気な歌声が体育館に響き渡りました。私も引き込まれて一緒に歌いました。体育館で旭町小の校歌を歌うのは、何年振りのことでしょう。平成20年3月に卒業式を行った時、さらにその年の5月に離任式で旭町小を訪れた時が最後だったでしょうか。今年の卒業式では、久し振りに校歌斉唱を行う予定です。
 5校時に、1年1組で昔遊びの学習をしていました。生活科の学習で、1月から様々な昔遊びに取り組んできました。こま回しは、もう何人もの子が回せるようになりました。3週間前に、突如現れたこま回し名人の指導のおかげかもしれません。その時は、紐の巻き方のコツを教えてもらってから、ウルトラC級の技の数々を見せてもらいました。そういうプロのお手本があると、子どもはがぜんやる気が出るものです。
 一方、あやとりに挑戦する子ども達も見られました。私も触ってみましたが、毛糸のあやとり紐は手に心地よく、とても懐かしい気がしました。「ほうき」や「豆電球」など、今でも自然に手が動いて作ることができます。子どもの頃の遊びは、体にしっかり沁みこみ、一生残るものです。
 あやとりの本を見ながら、いろいろな技に挑戦していました。折り紙もそうですが、本を見て試行錯誤するという活動は、子どものうちにたくさんさせておきたいものです。(写真下)

2月10日の給食

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献立名           ジャージャー麺
              野菜の中華和え
              フルーツポンチ
              牛乳


一口メモ

 今日のフルーツポンチは、缶詰のパイナップルと黄桃、みかん、寒天に、白ワインと砂糖で作ったシロップを合わせています。
 今日は缶詰の果物を使っていますが、缶詰は長期保存できるとともに、開けてすぐに食べられるので便利な食材です。では、缶詰が日本で最初に作られたのは、今から何年前のことだと思いますか?
(1) 約100年前
(2) 約150年前
(3) 約200年前


 答えは、(2)の約150年前です。明治時代に魚の油漬けの缶詰が伝えられたのが始まりと言われています。

児童集会

 今回は、「何の曲でしょう集会」を行いました。
 曲を途中から流し、それが何の曲だったのかを当てるというものです。集会委員会では、できるだけ1年生から6年生までみんなが知っている曲にしようと話し合いました。人気の曲を流すことができ、委員会の子ども達も、そして各教室の子ども達もみんな喜んでいました。
 次も楽しい児童集会にしたいと、意欲を高めていました。
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2月9日(木)

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 2年生は、国語の時間に「見たこと、かんじたこと」の学習をしています。この単元では、日常の中で自分が見たことや感じたことを基に、自由に詩をつくって楽しむことをめざしていきます。2年生にとっては、初めて詩をつくる学習ということになります。
 2年生で詩を作るの? と思うかもしれませんが、意外に高学年の子ども達よりも、極々自然に見たことや感じたことが素直な詩の言葉として表現されるものです。
 2組の教室内を見回ると、詩の題材としていろいろなものが取り上げられていました。「けん玉ができた・・・ひざをまげて リズムをとった 大ざらのった スカッとのった 小ざらものった スカッとのった・・・」「三じゅうとび とべた・・・地めんをけって 高くとんだ 手を早くまわしてとんだ 鳥みたいに 早くとんだ うれしいな きもちがいいな やったぜ」どれも、自分の経験を基にして、生き生きと表現した詩です。大人には書けないすばらしさがあります。
 サクラ草を題材にした詩もありました。「さくら草・・・花が七つさいた。 つぼみを見つけた。 水やりを毎日やったよ。 さくら草の花、たくさんさいてほしいな。」先生が一人一人の詩にアドバイスを与えながら、下書きから清書へと取り組み始めていました。清書する画用紙には、詩と絵が入るようです。(写真上)
 2校時に、1年1組の授業観察がありました。算数の「かたちづくり」の学習をしていました。先日の2組の研究授業では、三角形の色板を使って様々な形を作りました。今日は、数え棒を使っていろいろな形を作っていくところの学習でした。
 教科書には、数え棒を組み合わせて7種類の図形が載っています。(P123)魚や花、しゅりけん、ヨットなど、一つずつ何の形かを確認していきました。全員が同じように見えているのが不思議でした。ただ、魚の図はもう1つあり、そちらの方は「金魚!」と言った子もいれば、「ちがうよ、メダカだよ」と言った子もいました。(どちらでもいいのですが…)
 全員に袋に入った数え棒がいき渡り、いよいよ机の上に形を作っていく学習になりました。教科書の図形を見ながら、一生懸命数え棒を並べていきます。すぐに、「できた!」という声が教室のあちこちから聞こえてきました。(写真中)
 形作りを通して、色板も数え棒も、三角や四角でできていることに気づかせていきます。また、図形の面や辺を意識させる要素も含まれています。しかし、1年生のこの段階では、形に興味・関心をもたせることが一番のねらいです。
 6年2組の教室では、いよいよ卒業文集の清書が始まっていました。シンと静まり返った教室内に、ボールペンが清書用紙の上を動く音がかすかに聞こえていました。みんな真剣そのものでした。それもそのはず、いつも使っている鉛筆ではなく、消すことができないボールペンをつっかているからです。(写真下)
 6年生は、12月頃からタブレットを使って文集に載せる作文を考えてきました。先生が全員の内容を確認し、ちょうどよい長さになるように指導していました。一度家庭に持ち帰って、家の人にも確認してもらっていたようです。(もちろん、管理職も目を通しています。)その原稿を見ながらの清書でした。
 最近は、パソコンに打ち出した文字で卒業文集を作る学校もあるようです。しかし、一生の記念になる卒業文集(卒業アルバム)では、子どもの作文や寄せ書きは手書きであるべきと考えます。何年か経ち、大人になってアルバムを開いた時、「自分はこんな字を書いていたんだ」、「緊張した手でボールペンを持って書いたな」と思い出すことでしょう。
 1年前、自分が中学3年生の時に書いた文集が、実家に行った時に見つかりました。久し振りに、自分が書いたページを開きました。生意気なクセのある字・・・現在の自分の字と同じでした。

2月9日の給食

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献立名           こぎつねご飯
              ししゃものピリ辛焼き
              ほうれん草のごま和え
              打ち豆汁
              牛乳


一口メモ

 こぎつねご飯は、きつねの好物とされる油揚げをたくさん入れてつくる混ぜご飯です。今日は、子ぎつねの耳のように、油揚げをかわいい小さめの三角に切りました。油揚げにしっかり味が染みていて、とてもおいしく出来上がりました。
 油揚げは何からできているか知っていますか? 答えは、「大豆」です。大豆からできている豆腐を薄く切って、油で揚げたものが「油揚げ」です。薄く切らないで揚げると、「厚揚げ」になります。
 大豆はいろいろな食品に変わるので、変身上手な食材と言えます。他にどんなものがダイズからできているのかを考えてみましょう。たくさん見つかるはずです。

2月8日(水)

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 5年生の社会科見学がありました。埼玉県の坂戸市にある明治製菓(明治なるほどファクトリー坂戸)の製造ラインを見学してきました。
 明治のロゴ(meiji)が現在のものに替わったのは、12年前のことです。明治製菓は、明治乳業との間で事業再編を行い、それに伴ってロゴを替えたのが2011年のことでした。同じアルファベットの綴りでも、字体が違うとずいぶん印象が変わるものです。実は、この工場は、私の家から車で10分ほどのところにあり、よく買い物や映画館に行く時に通る場所です。ロゴが変更になった時は、「おおぉぉ〜」と思ったものです。
 また、数年前までは、スナック菓子(商品名「カール」)の製造ラインがありました。カールの形状がなぜあの形になるのか、スローモーション映像で見せてもらったことがあります。また、見学の最後に一人1回ずつボタンを押し、その日の作り立てのカールを1袋ずつお土産にもらいました。現在はそのカールの製造ラインはなくなり、広い工場の敷地内には、グミとビスケットとチョコレートを作っています。カールはなくなっても、カールおじさんの人形だけは工場の外に残っていて、記念撮影場所になっていました。
 工場見学の前に、ホールで映像を見ながら説明を受けました。明治と言えば、お菓子だけでなく、牛乳やヨーグルトなどの乳製品も有名です。また、プロテインや様々な薬品類の販売も行われています。そこで、「体の健康を守る」ことをテーマとした研究開発の様子が紹介されました。会社独自の研究所で、乳酸菌などの研究が行われているそうです。また、「地球と産地の健康を守る」というテーマから、カカオの産地に出向き、自然環境を守る活動にも力を入れているそうです。
 チョコレートの原料は、カカオ豆です。アフリカのガーナからの輸入が8割を占めています。黄色いカカオの実から白い種を採り出し、バナナの葉を挟んで発酵させます。それを天日で乾燥させ、茶色い粒状のカカオ豆となって日本にやって来ます。工場では、まずカカオ豆をすりつぶして、ペースト状のカカオマスを作ります。見た目はチョコレートのようですが、とても苦い液体です。(95パーセントのチョコ「チョコレート効果95」を買うと、それに近いものが味わえるそうです。)カカオマスに砂糖とミルクを配合してチョコレート製品になります。
 製造ラインの見学では、板チョコとアポロチョコ、そしてツインクルチョコが作られていく様子を見ることができました。どのチョコレートも、最初は型に液状のチョコが流し込まれるところから始まります。チョコが流し込まれた型は、しばらく細かい振動(タッピング)を与えながら気泡を抜いていきます。そして、冷蔵して固めます。
 型から抜かれたチョコレートは、必ず人の目で不良品の確認をしていました。細かいひびや色つやを確認していたようですが、目の前を次々と流れていくチョコを目で確認するのは大変な作業だと思います。(そのため、30分で交代しているそうです。)チョコを銀紙で包んだり、X線で異物がないかの確認をしたりというラインでは、ほとんど人がいませんでした。全て機械による大量生産が行われている様子を見ることができました。
 アポロチョコになぜ「アポロ」という名前がついたのかということや、星形のアポロが入っている秘密など、製造ラインの途中で様々な説明を聞くことができました。工場内の見学は、写真撮影がNGでした。5年生の保護者の方は、ぜひお子さんから詳しく聞いてみてください。
 富士見中央公園でお弁当を食べてから学校に戻ってきました。教室で振り返りをした後、工場でいただいたお土産を全員に配りました。果汁グミとアポロチョコです。工場直送のグミとチョコは、スーパーで買うものよりも、一段とおいしく感じられたのではないでしょうか。

社会科見学(5年生)

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 今日は、「明治なるほどファクトリー坂戸工場」に見学に行ってきました。
 5年生では、2学期に自動車工場の学習をしました。今回は「自動車工場とお菓子工場を比べながら見学をしよう」と課題をもち、工場の歴史やお菓子の製造過程を学んできました。

 若葉駅から工場へ向かって歩くと、チョコレートの香りがしてきました。「チョコだ!」と子ども達もすぐに気づき、わくわくしながら工場へ向かいました。

 工場では、DVDを使って説明を受けた後、チョコレート工場の製造工程を見学しました。工場の建物の中は、チョコレートのあまい香りでいっぱいでした。チョコレート工場では、「アポロ」と板チョコの「明治ミルクチョコレート」を作っているところを見ました。チョコレートが流し込まれる瞬間や包装のスピード、そして製造ラインをすすむ沢山のチョコレートに、子ども達は釘付けでした。工場からお土産で「果汁グミ」と「アポロ」をいただきました。おうちに帰ってから食べる約束をしました。

 工場見学の後は、近くの公園で楽しく遊び、おうちから持ってきたお弁当をおいしくいただきました。寒さも気にならない気温で、楽しい時間を過ごせました。

 さて、今回は電車での移動でした。一人だとあまり気にならない行動も、団体行動となると周りの人にあまりよくない印象を与える場合があります。3月にも、もう一度電車移動の機会があるので、今回よりもよい態度で乗車できるように、毎日の生活から学年で練習を重ねていきます。

 明日は各クラスで、今日の見学の振り返りをします。一人一人感想を聞いてみようと思います。

2月8日の給食

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献立名       ご飯
          牛乳
          和風キャベツバーグ
          若草ポテト
          白菜のスープ

一口メモ

 今日は白菜をたっぷり使ったスープを作りました。白菜といえば冬の代表的な野菜のひとつです。クイズです。白菜1株は何枚ぐらいの葉でできているでしょうか?
(1)20〜30枚
(2)50〜60枚
(3)80〜100枚


 答えは(3)80〜100枚です。たくさんの葉でできているのがわかります。冬の寒さに負けないように外側の固い葉でしっかりと霜から身を守っています。寒さにたえた白菜の葉は甘み成分が増え、甘くておいしい白菜になります。白菜は漬けもの、お鍋、みそ汁などに入れることが多いですが、炒め物やクリーム煮、サラダなどの洋風の料理にしても美味しいです。今が旬の白菜を楽しんでください。

 写真2枚目は若草ポテトの出来上がりです。揚げたジャガイモに塩、こしょう、ガーリックパウダー、パセリを混ぜて作りました。子供たちに大人気のメニューです。

 写真3枚目は和風キャベツバーグの焼き上がりです。豚肉、キャベツの他に豆腐、マヨネーズも入れているのでふっくらとジューシーに仕上がっています。

2月7日(火)

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 6年生は、国語の時間に「大切な人と深くつながるために」という説明文の学習をしています。6年生にとって、小学校で最後の説明文の学習になります。
 作者は、鴻上 尚史(こうがみ しょうじ)さんです。劇作家・演出家でもあり、エッセイ本などの著書も多数書かれています。また、ラジオやテレビ番組にも昔からよく出演されています。最近、依頼されて書いた原稿が修正されたことで、ちょっとした話題になりました。鴻上さんらいしなと思いました。
 さて、この説明文は、6年生の国語の教科書用に書き下ろした作品です。とても読みやすく、伝わりやすい表現で書かれています。さらにその内容は、ちょうど6年生の子ども達の日常生活と接点がある話題が盛り込まれています。特に説明文として伝わりやすいのは、具体例を示したり問いかけたりしながら、筆者の考えを繰り返し説明しているところにあります。(写真上)
 作者は、最後の段落で、読み手となる6年生に「あなたの最近の状況」についてたずねています。「あなたはどうですか。人と会話する時間は増えていますか。減っていますか。」と聞き、「本当に自分の言いたいことを言い、本当にしたいことをしようと思ったら、あなたは人とぶつかります。」と書いています。何てことを言うんだと思いますが、鴻上さんは「それが、あなたがあなたの人生を生きるということです。」としめくくっています。コミュニケーションは、やればやるだけ上達し、大切な人と深くつながっていけるということを伝えています。友達との行き違いやトラブルは、たいていがコミュニケーションがうまく取れなかったことが原因で起こります。めげずに進んでコミュニケーションを取るべきなのは、6年生ならずとも、小学生全てに言えることです。
 4年生は、理科の時間に「もののあたたまり方」の学習をしています。先週は、絵の具を使った水の温まり方の実験についてお伝えしました。今日は、同じ1組が、理科室で空気の温まり方の実験を行っていました。金属は熱源からの伝導、水は対流、では空気はどのようにして温まっていくのでしょうか。
 もののあたたまり方の中でも、毎年この実験はとても難しい部類に入ります。「難しい」というのは、教員側にとっての難しさです。まず、500ccのビーカーにアルミホイルで蓋をして、線香の煙を充満させます。使い捨てカイロをビーカーの下に敷き、熱源とします。やがて温められた空気が上に行き・・・と、煙の動きが見えればよいのですが、なかなかそれを確認するのが難しいのです。何度か試し、後ろに黒い色画用紙を当てたり、横から光を当てたりすることで、なんとなくビーカー内の煙が対流していることが見えた班もありました。もう少し熱源となるカイロが熱ければ、対流する空気の流れがはっきり見えるような気がします。それでも子ども達は、一生懸命実験に取り組んでいました。(写真中)
 5校時に、1年2組で算数の研究授業がありました。「かたちづくり」の単元の2時間目、4枚の色板を使って、様々な形を作る学習でした。三角の色板が4枚ずつ配られ、組み合わせ方を工夫しながら教科書に出てきた図形を作っていきました。
 よく旅館やホテルに、タングラムと呼ばれる木製のパズルが置いてあります。正方形をいくつかに切り分けたもので、問題として出されたシルエットの形を作っていくパズルです。何回か挑戦したことがありますが、そう簡単にできずにあきらめた覚えがあります。シルエットに線が引いてある答えを見れば、「なんだ簡単だ」と思いますが、全くの黒いシルエットだと超難問です。
 1年生の教科書(P121)を見ると、今日の学習が三角形の色板4枚で作るタングラムのように感じられます。それだけに、形ができあがった時の子ども達の喜びは、とても大きなものでした。「かたちづくり」は、2年生以上の図形単元の基礎になる学習です。三角をいろいろな向きに変えたり裏返したりと、子ども達の様々な試行錯誤が大切なのだなと感じました。
 朝、1年2組の黒板に、先生が書いた言葉がありました。「先生は、1週間も前から今日が来ることにドキドキしていました。なぜなら、5時間目の算数をたくさんの先生が見に来るからです。でも、今日はもう来てしまいました。緊張している先生のことを、みなさん助けてくださいね。よろしくね。」
 研究講師としてお越しいただいた山口先生は、教育アドバイザーとして区内の初任者の指導もされています。今回も温かな眼差しで、本校の先生方にご指導をいただきました。(写真下)

2月7日の給食

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献立名           ジャンバラヤ
              タンドリーチキン
              ABCスープ
              牛乳


一口メモ

 タンドリーチキンは、インド料理の一つです。塩、こしょう、にんにく、生姜、カレー粉などのスパイスと、おいしくするためにもう一つあるものを入れます。それは、次のうちのどれでしょう。
(1) 赤ワイン
(2) マヨネーズ
(3) ヨーグルト


 答えは、(3)のヨーグルトです。ヨーグルトに漬け込むと、鶏肉がやわらかく、ジューシーになります。
 本場のタンドリーチキンは、タンドールと呼ばれる土でできた釜で焼いて作ります。とても高温になるので、皮がパリッとジューシーに仕上がります。給食ではオーブンで焼いていますが、とてもおいしく仕上がりました。

2月6日(月) その2

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 3年生は、国語の時間に「これがわたしのお気に入り」という学習をしています。12時間扱いの大きな単元で、「書くこと」を主にした学習内容です。自分のお気に入りの作品を紹介する文章を書き、クラスの友達と読み合い、感想を伝え合うという学習活動をしていきます。
 今朝は、正門前で子ども達の登校の様子を見ていました。大きな紙袋に入った作品を持って登校してきた子がいたので、何に使うのかなと思っていました。3年1組の国語の授業を見て納得しました。今日の学習のために、自分のお気に入りの作品を用意してくることになっていたようです。まずは、何の作品について紹介する文章を書くかを決め、そこから作文の組み立てを考えさせていきます。
 各自様々な作品を用意してきていました。低学年の頃に作った工作や、小学校に入る前に作ったリースを持ってきた子もいました。何年も前の作品が、しっかりと残っていることに驚きました。それだけその作品への思いが深く、大切にしていることが伝わってきました。(写真上)
 6年生は、家庭科の時間に「冬を明るく暖かく」という学習をしています。寒い季節を快適に過ごすための衣類の着方や、冬の住まい方について学んでいきます。(写真中)
 教科書には、セーターのような衣類を選んだり、重ね着をすることが書かれています。衣類の間に空気の層をつくることで熱を保ち、暖かく過ごすことができるということです。寒い戸外ではそれで良いのですが、現在はコロナ禍対応ということで、教室内でも登下校で着用している上着を着て良いことになっています。これは、常に換気を行っている教室内の気温が下がることへの対策として始まりました。しかし実際は、教室内はそれほど寒くなく、こんなに上着を着こむほどかなと感じる時があります。むしろ、もかもかとした上着を着ていることで、学習しずらくなっている気さえします。通常の学校生活に戻った際は、今まで通り、校内では上着を脱ぐようにさせたいものです。(区のガイドラインのため、学校独自でできません。)
 また、教科書には、電気代の月別使用料のグラフが載っています。(P117)グラフを見ると、1〜3月の電気使用が一番多いことが分かります。こたつやファンヒーター、エアコン、床暖房と、どれをとっても確かに電気が必要です。電気代の値上がりが家計に大きく影響している今、まさに工夫した冬の生活が迫られているように感じます。
 3年生は、理科の時間に「じしゃくのふしぎ」という学習をしています。これまで1組では、磁石につくものとつかないものがあることや、N極とS極の性質について調べてきました。今日は、磁石と鉄との関係について調べる実験をしていました。
 棒磁石とくぎを数本使うだけで、子ども達は多くの発見をします。磁石にくぎがくっつくことはすでに学習済みです。しかし、磁石についているくぎの下に、さらにぶら下がるようにしてくぎがくっつくのは、よくよく考えてみると不思議な現象です。くぎ自体は鉄なのに、なんで他のくぎがまたくっついているのか…という不思議です。
 子どもは、言わなくてもいろいろ試す(自分で実験する)ものです。磁石についているくぎをそっと離すと、下にくぎがついたままの状態になります。鉄(くぎ)が磁石になったのではないだろうか…という仮説が生まれます。(写真下)
 それを調べるには、磁石にしばらくついていたくぎを他のくぎに近づけても良いし、砂鉄や方位磁針に近づけてみるという方法もあります。
 これは、くぎが磁場の中で、一時的に磁石と同じ性質を持つことから生じる「磁化」と呼ばれる現象です。くぎなどの鉄を永久磁石で強くこすりつけると、さらに磁化が強くなることも分かります。

2月6日の給食

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献立名           ご飯
              小松菜入りの卵焼き
              野菜のおかか和え
              石狩汁
              牛乳


一口メモ

 石狩汁は、北海道の郷土料理の一つです。具材にサケと季節の野菜を使い、味噌で味をつけるのが特徴になっています。北海道の石狩地方では、江戸時代からサケ漁が盛んに行われていました。獲れたサケを使って、漁師さんたちが作っていたのが石狩汁の始まりと言われています。
 サケは、卵からかえると川から海に下り、そこで成長します。2〜5年すると、生まれた川で産卵をするために数千キロの旅をして戻ってきます。サケは、自分が生まれた川のにおいを覚えていて、そのにおいを頼りに生まれた川に戻って来ると言われています。
 サケは、一度に何千個もの卵を産みますが、無事に成長して戻ってこられる数は、とても少ないそうです。

2月6日(月) その1

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 全校朝会を校庭で行いました。「心の中の鬼」というテーマで、鬼のイラストを見せながら話をしました。(写真上)
・・・先週の金曜日の2月3日は、「節分」でした。節分のもともとの意味は、「季節を分ける」ということからきています。つまり、冬と春の季節の分かれ目を意味しています。土曜日の2月4日は「立春」といい、暦の上では春になりました。
 さて、節分の日には、みなさんの家でも豆まきをしたところが多かったのではないでしょうか。昔から、家の中に鬼を寄せつけないために、節分に豆をまく習慣がありました。では、この場合の鬼とは、どういうことを表しているのでしょうか。昔の人達は、悪いことが起きないように、そして健康でいられますようにと願って豆まきをしました。つまり、鬼というのは、病気や自然災害などをさしていたのです。現代ではさらに、自分自身の心の中の鬼を退治するために豆をまくように考えられています。では、自分の心の中にいる鬼とは、どんなことを言っているか分かりますか?
 人の心の中には、良い心もあれば、悪い心も時々出てきます。その悪い心が「心の中の鬼」なのです。たとえば、「今週はリズムなわとび週間だからがんばろう」と思ったら、それは良い心です。「寒いから外に出るのはいやだな」と思ったら、それは悪い心です。あるいは、「廊下をきちんと歩こう」と思ったら良い心ですが、「だれも見てないから走っちゃえ」と思ったら悪い心です。だれにも心の中に良い心と悪い心があり、時々悪い心(心の中の鬼)が勝ってしまう場合があるのではないでしょうか。
 校長先生は、子どもの時に日曜日の夕方が近づいてくるのが、嫌で嫌で仕方がありませんでした。それは、宿題をまだ終わらせていなかったからです。土曜日(当時は土曜日の午前中まで授業がありました。)に学校で出された宿題を月曜日までにやらなければならないのは、自分ではちゃんと分かっていました。でも、土曜日に家に帰ってから、すぐに宿題をやっておかなかったのです。「夕方にやればだいじょうぶ…」と、悪い心の中の鬼がささやいていたからです。夕方になると、今度は「日曜日にやればいいさ…」と、また心の中の鬼がささやきました。そして日曜日になると、「お昼を食べたら宿題をしよう」、「遊びが終わったらやろう」、「夕方やろう」・・・と、どんどん時間が経つばかりで宿題が進みませんでした。結局、いつも日曜日の夜寝る前になって、やっと宿題が終わりました。
 さらに心の中の鬼は、とてもしつこく居座りました。毎週毎週、土曜日に出された宿題が、いつもすぐにできずに日曜日の夜寝る前にやることになってしまったのです。宿題の量が多くて、涙を流しながらやっと終わらせた時もありました。来週はもうこんな気持ちにならないようにしようと、何度思ったことでしょう。それでもなかなか鬼を退治することができませんでした。
 いつの頃からか忘れましたが、学年が進むにつれて、宿題はその日のうちにすぐにやるようになりました。その方が、気持ちよく日曜日を過ごすことができると、やっと分かってきたのです。心の中の鬼を退治するには、豆をまくだけでなく、自分で自分の心にしっかり勝たなければならないのだと、その時に感じました。・・・
 続いて、練馬区連合図工展に出品した児童の表彰を行いました。代表として、6年生に出品証を渡しました。(写真下)
 連合図工展で飾られた作品が戻ってきたので、児童玄関内に、しばらく展示する予定です。

青ヶ島の授業(4年生)

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 4年生は、社会科「自然を生かした八丈島」の学習で、東京都の島の一つである八丈島について学んでいます。
 今日は、八丈島に関連して、青ヶ島についてのお話を藤間先生にしていただきました。

 藤間先生は、10年ほど前に青ヶ島の小学校に勤務されていました。その当時の島の写真を見せていただきながら、青ヶ島の様子についての話をうかがいました。

 島には小学校がたった1校しかないこと、お店が1つしかないことなど、自分たちと比べて生活の様子が違うことに気がつきました。また、島には信号機が1つしかなく、設置されているのは、島の子ども達が青ヶ島から他の土地に行った際に、安全に道路を歩けるようにするためと聞き、子ども達はとても驚いていました。

 青ヶ島は豊かな自然にあふれ、固有の植物や生き物がたくさんいることを学びました。気候や地形に合わせて、人と生き物が共生している青ヶ島にの良さをたくさん知ることができ、「行ってみたい!」と子ども達は感想を話していました。

 社会科の学習では、新宿区・大田区と学習を進めていきます。自分たちが住んでいる東京都の魅力をたくさん感じられるように進めていきます。

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学校行事
2/22 クラブ
アカオアルミ見学(3年)
2/23 天皇誕生日
2/24 登校班会議・集団下校2
2/27
2/28 6年生を送る会

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